JP2001258713A

JP2001258713A - ストローキャップ

Info

Publication number: JP2001258713A
Application number: JP2000117144A
Authority: JP
Inventors: Kouichi Fukiya; 孝一吹谷
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2000-03-15
Filing date: 2000-03-15
Publication date: 2001-09-25

Abstract

(57)【要約】【課題】ストローにおいて、ペットボトル以外でも使え
て、スプリング効果が継続する用具を提供することにあ
る。【解決するための手段】一部に突起３を擁するボタン状
で円形平坦な上部蓋２と、その下部に差込部５を下にし
た円柱部４を、断面でＴ字状に一体成型し、また、中央
に穴部７を擁する輪状保持部６を設け、上部蓋２の一端
と輪状保持部６との間を、曲伸自在の帯状部８で繋ぎ、
一体化する事で本体１を構成したストローキャップ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】ストローの飲み口部分に蓋をし、
ペットボトルなどに差し込むとストローが浮き上がり、
飲みやすくなる機能に係る技術分野に属する。

【０００２】

【従来の技術】従来飲料用のストローにキャップはな
く、ストローに付属する用具としては、樹脂を使用しペ
ットボトルの口部に装着するスプリングキャツプがあ
り、渦巻き状にすることでスプリング効果を作り、スト
ローを差込むとストローがバネ効果により上下するもの
があった。

【０００３】

【発明が解決する課題】ところが、このスプリングキャ
ップは、樹脂によるバネ効果のため長くストローをつけ
たままにすると樹脂の復元性が減少し上下しなくなると
いう欠点があった。さらにペットボトルの口部に装着す
るため、それ以外には装着できず、また口部に装着し、
その上からボトルのキャップを締めるため、装着する厚
みの分、キャツプが浮き上がり、締めたかどうか不安に
なる。さらにボトルの口部に装着するためデザイン的に
制約があり、機能だけでなく楽しさを強調するには、物
足りない面があった。そこで、本発明の目的は、ペット
ボトル以外でも使えて、スプリング効果が継続するスト
ローキャップを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】一部に突起３を擁するボ
タン状で円形平坦な上部蓋２と、その下部に差込部５を
下にした円柱部４を、断面でＴ字状に一体成型し、また
中央に穴部７を擁する輪状保持部６を設け、上部蓋２の
一端と輪状保持部６との間を、曲伸自在の帯状部８で繋
ぎ、一体化する事で本体１を構成したストローキャッ
プ。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、この発明の実施案について
述べる。イ、本体１の上部蓋２の一部に突起３をつけ、着脱の操
作を容易にする。ロ、その蓋２の下に、ストローに差込やすくするため、
ストローの内径より小さめの差込部５を擁し、ストロー
にしっかり密着するために、ストローの内径より少し大
きめのサイズを持つ円柱部４を設け、蓋２と円柱部４を
断面でみるとＴ字状になるように一体成型する。ハ、また、ストローから蓋部Ａがはずれないようにスト
ローを保持する穴部７を擁する、輪状保持部６を設け
る。ニ、そして、上部蓋部２と輪状保持部６は、曲伸自在の
帯状部８で繋ぐ。本発明は、以上の要素で構成されてい
る。こうして構成された、本発明品を使用するときは、ホ、まずストローを、輪状保持部６の穴部７に差し込
む。ヘ、次にストロー口部内に蓋部Ａの差込部５を入れ、円
柱部４の端まで押し込む。ト、これで、ストローの口部が密封され、そこから空気
が漏れることがなくなる。チ、こうして装着したストローを、例えばペットボトル
で使用するときは、まずボトルのキャップをはずし液体
内に差し込む。リ、そうすると、装着したストローは、内部の空気が液
体により圧縮され、その空気のスプリング効果により水
中に浮かび、ストローを上から押すと上下に揺れる。ヌ、飲料を飲む時は、本発明品の蓋部Ａをはずす。はず
した蓋部Ａは、輪状保持部６と繋がった帯状部８によ
り、ストローに保持されることで、ストローがボトルの
口部の外で係留される。ル、装着ストローは、そのままボトル内に収納し、ボト
ルのキャップを締める。オ、ボトルキャップを開けると、また装着ストローが飛
び出す。次に、第２実施例について述べる。イ、図２で示すように、図１の上部蓋に開口部９を設け
る。ロ、さらに、図１の円柱部を開口部９につながる筒状を
なす筒上部１１にし、その下部の差込部５の外径を開口
部９の内径と同サイズにする。ハ、そして、図６のように本発明品を連続で差し込める
ようにする。ニ、また、図７のように開口部９にキャラクター等も差
し込めるようにする。このように構成することもでき
る。そして、本発明品を使用すると、ストローがいつでもボ
トルから飛び出すので、ボトルを持ち上げて飲むことも
なく、飲料を上品に飲むことができる。また、ボトル以
外でも液体なら何でも使えるので、飲む時にストローで
遊ぶ楽しさを加味できるし、飛び出しの高さを競う遊び
もできる。さらに、図５．図６で示すように、文具のパ
ンチ穴がストローの内径とほぼ同サイズであることを発
見し、パンチ穴用クリップとしても利用できることを考
え、単にストローのキャップとしてだけでなく文具品と
して、穴あき用クリップとして使うことができる。その
他本発明品をいくつも繋くことでアクセサリーとして使
ったり様々に利用できる。そして、蓋の上にキャラクタ
ーを設置すると子供から大人まで楽しく利用できる。

【０００６】

【発明の効果】上述ように構成した、本発明によれば、
次のような効果が得られる。ストローが必要なときいつ
でも飲料容器から飛び出すので飲みやすくなるだけでな
く、装着ストローの空気圧によりスプリング効果が得ら
れ、ストローが楽しい玩具になる。図７で示すように、
蓋の上にキャラクターＤ等を設置すると、それが上下に
動き楽しさを演出できる。また飲料時に使用するだけで
なく、本発明は、文具としての効用もある。一つ穴、二
つ穴のパンチを使った穴は、ストローの内径にほぼ同じ
で、この穴に本発明を差し込むことで図５のようにクリ
ップできる。さらに、図２の本発明を図６のように重ね
ると別々の書類を分類したまま一つのブロックとするこ
とができ書類の整理が楽になる利点がある。さらに、数
本のストローに差し込んだり組み合わせで楽しい玩具と
しても利用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の一例を示す透視図である。

【図２】本発明の別の実施例を示す透視図である。

【図３】本発明の使用例を示す斜視図である。

【図４】本発明の使用時の断面図である。

【図５】本発明の別の使用例を示す透視図である。

【図６】本発明の別の使用例を示す斜視図である。

【図７】本発明の別の使用例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１本体２上部蓋３突起４円柱部５差込部６輪状保持部７穴部８帯状部９開口部１０テーパー１１筒状部Ａ蓋部ＢボトルＣ穴ＤキャラクターＳストローＰ紙

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】一部に突起を擁するボタン状で円形平坦な
上部蓋と、その下部に差込部を下にした円柱部を、断面
でＴ字状に一体成型した蓋部、また、中央に穴部を擁す
る輪状保持部を設け、上部蓋の一端と輪状保持部との間
を、曲伸自在の帯状部で繋ぎ一体化することで本体を構
成した、ストローキャップ。
【請求項２】一部に突起を擁するボタン状で円形平坦な
上部蓋の中央部に開口部を設け、その下部に開口部内径
と同じサイズの外径を擁する差込部を下にした筒状部
を、断面でＴ字状に一体成型した蓋部、また中央に穴部
を擁する輪状保持部を設け、上部蓋の一端と輪状保持部
との間を、曲伸自在の帯状部で繋ぎ一体化することで本
体を構成した、ストローキャップ。