JP3123435B2 - 圧電型電気音響変換器 - Google Patents

圧電型電気音響変換器

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JP3123435B2
JP3123435B2 JP08199244A JP19924496A JP3123435B2 JP 3123435 B2 JP3123435 B2 JP 3123435B2 JP 08199244 A JP08199244 A JP 08199244A JP 19924496 A JP19924496 A JP 19924496A JP 3123435 B2 JP3123435 B2 JP 3123435B2
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K9/00Devices in which sound is produced by vibrating a diaphragm or analogous element, e.g. fog horns, vehicle hooters or buzzers
    • G10K9/12Devices in which sound is produced by vibrating a diaphragm or analogous element, e.g. fog horns, vehicle hooters or buzzers electrically operated
    • G10K9/122Devices in which sound is produced by vibrating a diaphragm or analogous element, e.g. fog horns, vehicle hooters or buzzers electrically operated using piezoelectric driving means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば圧電ブザー
などに用いられる圧電型電気音響変換器に関し、より詳
細には、圧電振動板の構造を改良することにより共振周
波数を低めることが可能とされている圧電型電気音響変
換器に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電型電気音響変換器の一例が特公昭5
2−24399号公報に開示されている。ここでは、相
対的に径の大きな第1の筒状ケースと、相対的に径の小
さな第2の筒状ケースとにより圧電振動板を支持してな
る圧電型電気音響変換器が開示されている。すなわち、
第1の筒状ケースの内周面に中間段差部を設け、該中間
段差部と、第1の筒状ケースに挿入された第2の筒状ケ
ースの端面との間に圧電振動板の周縁部を挟持すること
により、圧電振動板が支持されている。
【0003】しかしながら、この種の圧電型電気音響変
換器では、圧電振動板の周縁部の全周にわたる部分で圧
電振動板を支持しているため、音圧ピークすなわち共振
周波数をより低い周波数にシフトさせたい場合には、圧
電振動板の径を大きくしたり、あるいは圧電振動板の厚
みを薄くしなければならなかった。
【0004】圧電振動板の径を大きくした場合には、当
然のことながら、圧電型電気音響変換器全体のサイズが
大きくならざるを得ない。また、圧電振動板の厚みを薄
くした場合には、圧電振動板を構成している圧電セラミ
ック板や圧電セラミック板が貼り付けられている金属板
を薄くしなければならず、製造が困難となることにより
コストが増大したり、特性が不安定になったりする。
【0005】そこで、圧電振動板の径や厚みを変更する
ことなく、より低い周波数側で音圧レベルのピークを得
ることを可能とする圧電型電気音響変換器が実開平5−
90594号公報に開示されている。
【0006】実開平5−90594号公報に開示されて
いる圧電型電気音響変換器では、円板型の圧電振動板
が、第1の筒状ケースと、第1の筒状ケース内に挿入さ
れる第2の筒状ケースとにより支持されている。すなわ
ち、第1の筒状ケースの内周面に設けられた中間段差部
と、第2の筒状ケースの開口端面とにより、円板型の圧
電振動板が支持されている。もっとも、音圧ピークを低
周波数側にシフトさせるために、ここでは、第1,第2
の筒状ケースの少なくとも一方において、圧電振動板を
支持する部分に部分的に切欠部が形成されており、それ
によって圧電振動板の周縁部において、周方向の一部に
おいてのみ圧電振動板が支持されている。
【0007】実開平5−90594号公報の記載によれ
ば、上記のようにケース構造を改良することにより圧電
振動板の周縁部で部分的に支持することにより音圧ピー
クの低周波化が図られるとされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、円板型
の圧電振動板の周縁部を第1,第2の筒状ケースで機械
的に支持するに際し、ケース構造を改良して支持部分を
部分的なものとしたとしても、共振周波数の低域側への
シフトには限界があった。すなわち、共振周波数を低め
るにも限界があり、より一層低い共振周波数が求められ
る場合には適用することができなかった。
【0009】また、実開平5−90594号公報に記載
の方法では、部分的な支持を果たすために特殊な形状の
ケース材が必要であり、従ってコストが高くつくだけで
なく、目的とする共振周波数に応じて多種多様なケース
材を用意しなければならなかった。
【0010】本発明の目的は、圧電振動板の径や厚みを
変更せずとも共振周波数をより一層低めることができ、
しかも、特殊なケース材を必要としない圧電型電気音響
変換器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために成されたものであり、本発明の広い局面に
よれば、金属板の片面に圧電素子を貼り合わせてなる圧
電振動板を該圧電振動板の周縁部で支持してなる圧電型
電気音響変換器において、駆動時に、周縁部における応
力の周方向への伝達を抑制するように、圧電振動板の
周縁近傍複数の窓部を設けたことを特徴とする、圧電
型電気音響変換器が提供される。
【0012】すなわち、本願発明者は、金属板の片面に
圧電素子を貼り合わせてなる圧電振動板を該圧電振動板
の周縁部で支持した構造を有する圧電型電気音響変換器
において共振周波数を低めるには、周縁部における応力
の周方向への伝達を抑制すればよいことを見い出し、本
発明を成すに至った。本発明では、圧電振動板に応力伝
達抑制のために複数の窓部が設けられており、それによ
って周縁部における応力の周方向への伝達が確実に抑制
される。従って、圧電型電気音響変換器における共振周
波数を効果的に低めることが可能とされる。
【0013】
【0014】
【0015】本発明のより限定的な局面では、閉環状支
持面を有する第1,第2のケース材がさらに備えられて
おり、この場合、圧電振動板の周縁近傍が上記複数の
窓部を設けたことにより部分的に支持されるように、第
1,第2のケース材の閉環状支持面間に圧電振動板が挟
持される。
【0016】本発明のさらに限定的な局面では、上記第
1のケース材は、内周面に段差部を有する第1の筒状ケ
ースであり、該段差部により閉環状支持面が構成され、
第2のケース材が第1のケース材に挿入される第2の筒
状ケースであり、第2の筒状ケースの一方端面が閉環状
支持面を構成する。
【0017】なお、第1,第2の筒状ケースは、必ずし
も円筒状のものである必要はなく、圧電振動板の平面形
状に応じて角筒状などの適宜の形状とすることができ
る。また、本発明における圧電振動板の形状について
は、円板のものに限定されず、四角形板などの他の形状
のものであってもよい。従って、圧電振動板の周縁部な
る表現において、「周縁部」は必ずしも円周状の周縁部
のみを示すものではなく、四角形の周縁部等も含むもの
とする。
【0018】また、第1,第2のケース材の閉環状支持
面の閉環状なる用語についても、円環に限らず角環をも
含むものとする。なお、上記閉環状支持面とは、必ずし
も閉環に沿って幅を有するものに限らず、ほとんど幅を
有しない線接触的に圧電振動板を構成するものをも含む
ものとする。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の参考例としての
圧電型電気音響変換器を示す縦断面図である。
【0020】圧電型電気音響変換器1は、相対的に径の
大きな有底円筒状の第1の筒状ケース2と、相対的に径
の小さな有底円筒状の第2の筒状ケース3とを備える。
第1,第2の筒状ケース2,3は、合成樹脂、金属また
はセラミックス等の適宜の材料により構成することがで
き、その材質については特に限定されるものではない。
【0021】筒状ケース2は、上面中央に音波を放射す
るための開口2aを有する。また、上面の周縁部から下
方に向かって延びる筒状部2bを有する。筒状部2bの
内周面の中間高さ位置には、段差部が設けられており、
該段差部の下方に向かう面が閉環状支持面としての円環
状支持面2cを構成している。円環状支持面2cの下方
には、周方向に延びる係合凹部2dが形成されている。
【0022】他方、筒状ケース3は、底部中央に開口3
aを有する。開口3aは、後述の電極引き出し手段とし
てのリード線7,8を引き出すために設けられている。
筒状ケース3の底面の周縁部から上方に立ち上がるよう
に筒状部3bが設けられている。筒状部3bの上端が、
閉環状支持面としての円環状支持面3cを構成してい
る。また、筒状部3bの中間高さ位置においては、外側
に突出するように係合突起3dが形成されている。係合
突起3dは、第1の筒状ケース2に設けられた係合凹部
2dに嵌合させるために設けられている。
【0023】圧電振動板4は、黄銅、42Ni−Fe合
金またはステンレスなどからなる金属板5の下面に圧電
セラミックス6を貼り合わせた構造を有する。圧電セラ
ミックス6の下面には、図示しない電極が形成されてい
る。圧電振動板6の下面の電極には、リード線7が接合
されており、金属板5の下面には、リード線8が接続さ
れている。リード線7,8は電極引き出し手段を構成し
ており、リード線7,8から電圧を印加することにより
圧電セラミックス6が励振され、金属板5とともに振動
する。
【0024】ところで、圧電振動板4は、第1の筒状ケ
ース2の円環状支持面2cと、第2の筒状ケース3の円
環状支持面3cとの間に挟持されることにより支持され
ている。
【0025】本参考例の特徴は、上記圧電振動板4に、
図2に底面図で示すように、応力伝達抑制手段が設けら
れていることにある。図2に示すように、圧電振動板4
の金属板5の外周縁には、複数の突起5aが形成されて
いる。従って、金属板5の外周縁では、周方向に、複数
の突起5aが分散形成されているため、隣り合う突起5
a,5a間に空間が設けられることになる。
【0026】本参考例では、圧電振動板4は、上記複数
の突起5aが設けられている部分において、図1に示し
た円環状支持面2c,3c間に挟持されている。従っ
て、圧電振動板4は、その外周縁において、部分的にの
み支持されることになるため、実開平5−90594号
公報に記載の圧電型電気音響変換器の場合と同様に共振
周波数を低めることができる。
【0027】のみならず、本参考例では、圧電振動板自
体に上記応力伝達抑制手段として複数の突起5a,5a
間の空間が設けられているため、駆動時に圧電振動板4
に発生した応力が外周縁部において周方向に伝搬しよう
としても、突起5a,5a間で遮断される。従って、上
記圧電振動板自体における周方向への応力の伝達が抑制
されるため、より一層共振周波数が低められる。従っ
て、実開平5−90594号公報に記載の圧電型電気音
響変換器に比べて、より一層低い共振周波数の圧電型電
気音響変換器を提供することができる。なお、図2にお
いて、6aは電極を示し、圧電セラミックス6の下面に
おいて周縁にギャップを残すように形成されている。
【0028】本参考例により共振周波数を効果的に低め
得ることを、具体的な実験結果を参照して説明する。図
2に示した圧電振動板として、複数の突起5aの高さH
=0.5mm、図2に示す径D(すなわち複数の突起の
上端を含む金属板5の径)=15mm、金属板5の厚み
=0.1mm、圧電セラミックス板6の径=9mm、圧
電セラミックス板6の厚み=0.08mmのものを用意
した。なお、複数の突出部5aの数は、図2に示されて
いるように、周方向に8個形成した。
【0029】上記圧電振動板4を、図1に示した筒状ケ
ース2,3で挟持し、その共振周波数を測定したとこ
ろ、図に示す結果が得られ、共振周波数は3.76k
Hzであった。
【0030】これに対して、複数の突出部5aを設け
ず、径が15mmの金属板を用いたことを除いては、上
参考例と同様にして作製した圧電型電気音響変換器に
ついて、同様に共振特性を測定したところ、図に示す
結果が得られ、中心周波数は4.69kHzであった。
【0031】従って、本参考例によれば、共振周波数を
20%も低下させ得ることがわかる。なお、本参考例に
おいて、上記複数の突起5aの大きさ、すなわち図2に
示す突起5aの幅W及び高さHや突起5aの数について
は特に限定されるものではない。もっとも、幅W、高さ
H及び数を適宜調整することにより、共振周波数をより
効果的に低め得ることが確かめられている。
【0032】すなわち、図に示す共振特性が得られた
圧電型電気音響変換器において、圧電振動板に設けた上
記突出部5aの数を変化させて、共振周波数を測定した
ところ、図に示す結果が得られた。図から明らかな
ように、突出部の数を8個から4個まで少なくしていく
ことにより、共振周波数をより一層低め得ることがわか
る。もっとも、本願発明者の実験によれば、突出部の数
nは2以上とすべきことが確かめられている。すなわ
ち、突出部の数nが2未満の場合には、支持が困難とな
り、効果を確認することが難しい。
【0033】また、上記幅W及び高さH並びに図2に示
した金属板5の径Dについては、下記の式(1)及び
(2)を満たす設定することが好ましいことが確かめら
れている。
【0034】
【数1】
【0035】
【数2】
【0036】なお、突出部5aを複数設ける場合、その
間隔については、均等であることが好ましいが、不均等
であってもよいことも確かめられている。さらに、図3
に底面図で示すように、複数の突出部5aを設けるにあ
たり、大きさが異なる突出部5b,5cを設けてもよ
い。
【0037】また、上記参考例では、圧電振動板に設け
られる応力伝達抑制手段は複数の突出部5aであった
が、本発明の実施例では、図に示すように、金属板の
外周縁近傍において、複数の窓部12を設け、該窓部1
2によって応力伝達抑制手段構成されている
【0038】
【0039】また、上述した参考例では、圧電振動板4
は、平面形状が円形であったが、圧電振動板について
は、図及び図に示すように、略正方形の平面形状を
有するものであってもよい。図に示す圧電振動板13
では、平面形状が略正方形の金属板14が用いられお
り、該金属板14の周縁に、等しい大きさの複数の突出
部14aが応力伝達抑制手段を構成するために設けられ
ている。また、図に示す圧電振動板では、大きさの異
なる複数の突出部15a,15bなどが、略正方形の平
面形状を有する金属板15に設けられている。
【0040】なお、金属板14,15においても、上記
複数の突出部に代えて、切り込みや窓部を形成して応力
伝達抑制手段を構成してもよい。さらに、圧電振動板の
平面形状は、円や正方形に限らず、長方形や六角形等の
他の形状であってもよい。
【0041】同様に、圧電振動板を支持する第1,第2
のケース材についても、圧電振動板の形状に応じて、適
宜の形状を有するように構成することができ、例えば図
に示した圧電振動板13を支持する場合には、円環状
支持面2c,3c(図1参照)に代えて、角環状の支持
面を有する角筒状ケース材を用いればよい。
【0042】さらに、図1に示した圧電電気音響変換器
では、圧電振動板4は、周縁部において、第1,第2の
ケース材としての筒状ケース2,3の閉環状支持面2
c,3c間に挟持されて支持されていたが、圧電振動板
を周縁部で支持する構造である限り、適宜の支持構造を
用いることができる。例えば、図1に示すように、筒
状ケース21の中間高さ位置に閉環状支持面21aを構
成するための段差部を設け、該閉環状支持面21aに接
着剤22を用いて圧電振動板4を貼り合わせた構造であ
ってもよい。この場合においても、圧電振動板4は、上
述した複数の突出部5aにおいてのみ接着剤22によっ
て接着され固定されている。従って、図1に示した圧電
型電気音響変換器1の場合と同様に共振周波数を効果的
に低め得る。
【0043】また、図1に示した参考例では、電極引き
出し手段としてリード線7,8を用いたが、図1に示
すように、ばね性を有するリード端子23,24を用い
て圧電振動板4の電極を引き出してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る圧電型電気
音響変換器では、圧電振動板を周縁部で支持した構造に
おいて、圧電振動板自体に上記応力伝達抑制手段として
の複数の窓部が設けられているので、駆動時に周縁部に
おける応力の周方向への伝達が効果的に抑制される。従
って、圧電振動板が周縁部において部分的に支持されて
いること、並びに上記窓部の作用が相まって、従来の圧
電型電気音響変換器に比べて共振周波数をより一層低周
波数側にシフトさせることができる。しかも、圧電振動
板自体に窓部を設けた構造を有するに過ぎないため、圧
電振動板を支持するための支持構造側の部材、例えばケ
ース材に特殊な構造を設ける必要がない。よって、従来
から用いられているケース材などを用いて、より一層共
振周波数の低い圧電型電気音響変換器を提供することが
できるため、圧電型電気音響変換器のコストの増大を招
くこともない。
【0045】
【0046】
【0047】さらに、圧電振動板を構成するための金属
板を打ち抜く際に、窓部も合わせて打ち抜き得るため、
工程が増加することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例に係る圧電型電気音響変換器を示す断面
図。
【図2】1の参考例の圧電型電気音響変換器に用いら
れる圧電振動板の底面図。
【図3】複数の突出部の形状が異なる圧電振動板を示す
底面図。
【図4】複数の窓部を設けることにより応力伝達抑制手
段を設けた圧電振動板の底面図。
【図5】等しい形状の複数の突出部が外周縁に設けられ
た角板状の圧電振動板の底面図。
【図6】異なる形状の突出部が外周縁部に設けられた角
板状の圧電振動板の底面図。
【図7】1の参考例の圧電型音響変換器の共振特性を
示す図。
【図8】比較のために用意した圧電型電気音響変換器の
共振特性を示す図。
【図9】複数の突出部の数と共振周波数との関係を示す
図。
【図10】本発明が適用される圧電型電気音響変換器の
他の例を示す断面図であり、圧電振動板が接着剤により
支持されている例を示す図。
【図11】電極引き出し構造が変形された1の参考
の圧電型電気音響変換器の変形例を示す断面図。
【符号の説明】
1…圧電型電気音響変換器 2…第1の筒状ケース 3…第2の筒状ケース 4…圧電振動板 5…金属板 5a,5b,5c…突出部 6…圧電セラミックス 11…切り込み 12…窓部 13…圧電振動板 14…金属板 14a…突出部 14b,14c…突出部 15…金属板 15a,15b…突出部 21…筒状ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−9393(JP,A) 実開 昭58−105597(JP,U) 実開 平5−90594(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 17/10 G10K 9/122

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板の片面に圧電素子を貼り合わせて
    なる圧電振動板を該圧電振動板の周縁部で支持してなる
    圧電型電気音響変換器において、駆動時に、周縁部にお
    ける応力の周方向への伝達を抑制するように、圧電振動
    板の周縁近傍複数の窓部を設けたことを特徴とす
    る、圧電型電気音響変換器。
  2. 【請求項2】 閉環状支持面を有する第1,第2のケー
    ス材をさらに備え、前記圧電振動板の周縁部が前記窓部
    を設けたことにより部分的に支持されるように、前記第
    1,第2のケース材の閉環状支持面間に前記圧電振動板
    が挟持されている、請求項1に記載の圧電型電気音響変
    換器。
  3. 【請求項3】 前記第1のケース材が、内周面に段差部
    を有する第1の筒状ケースであり、該段差部により閉環
    状支持面が構成されており、前記第2のケース材が第1
    のケース材に挿入される第2の筒状ケースであり、第2
    の筒状ケースの一方端面が閉環状支持面を構成してい
    る、請求項に記載の圧電型電気音響変換器。
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