JP3123221B2 - スピーカフレームの製造方法 - Google Patents

スピーカフレームの製造方法

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秀穂 有吉
一也 山崎
享一 長谷川
輝 河原
宗弘 田端
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種スピーカに取付け
られるスピーカフレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のスピーカフレームの成形方
法のフローチャートである。連続した平板を8個程度の
プレス金型に順送し、次第に付加絞り加工していき、窓
穴抜き加工を行なっていた。
【0003】図4aは従来のスピーカの要部断面図であ
り、1はセンターポール2を有するプレート、3はリン
グ状のマグネット、4は同じくリング状のトッププレー
トである。そしてプレート1,マグネット3およびプレ
ート4によって界磁部5を形成している。6は界磁部接
合面、7は界磁部接合面6とコーン接合面8とを結合す
るブリッジ部であり、界磁部接合面6,ブリッジ部7お
よびコーン接合面8によってフレーム9を形成してい
る。また界磁部接合面6の上面には、4箇所に溶接ダボ
10が形成されている。そして溶接ダボ10とトッププ
レート4が溶接によりフレーム9に固定される。
【0004】図4bはフレーム9の斜視図である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のスピー
カフレームは、ほとんどプレスによる、塑性変形加工、
さらに音質調整のための窓穴抜き加工で作成されてお
り、1個のフレームを作るのに、材料となる平板に大き
な絞り代が必要で、窓抜き加工のため材料利用率も悪か
った。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を解決
し、絞り代が少なく、材料利用率がよいスピーカフレー
ム成形法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は界磁部接合部を放射状に、又振動板貼付け部
も切り離すことにより、平板の切断、円すい状にする曲
げ加工の後、振動板貼付け部を溶接により接合し、プレ
ス加工により曲げ加工・塑性変形加工を施して、スピー
カフレームとする。
【0008】また、フレーム単体では不足するブリッジ
部の剛性は界磁部接合面6で上部プレートと接合するこ
とにより強度をもたせるフレーム構造とする。
【0009】
【作用】前記構成とすることで、深絞り加工を行なわ
ず、切断,曲げ加工と溶接を用いて、加工代を少なくで
きる。
【0010】さらに界磁部接合部に代わって補強効果を
有する上部プレートにより、スピーカ全体の補強を図る
ことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例におけるスピーカの製
造方法について、平板の切断,丸め,溶接,曲げ(塑性
変形加工)の順に要点を図面を用いて説明する。そのフ
ロートチャートを図1に示す。
【0012】図2は本発明の一実施例における加工を行
なった後の完成品の形状となるフレーム18の断面図で
ある。
【0013】本実施例においては以下の工程によりスピ
ーカフレームを製造する。 (1)図5に示すように連続した平板20に界磁部接合
面21,ブリッジ部22,振動板貼付け部23を材料利
用率を考慮し、上下切断部24,25を交互になるよう
にレーザ、または水噴流等で切断加工していく。
【0014】(2)図6に示すようにスピーカフレーム
のブリッジ部を引っかける補助巻取りローラ26を持
つ、巻取り金型27,28に24、または25を巻き付
け、円すい形にした後、切断する。
【0015】(3)図7に円すい形にした後、金型上で
29の部位で余分な部分をプレスにて打ち抜いたフレー
ムを示す。この状態で、振動板貼付け部23の斜線部で
示された接合予定部29にて、レーザ溶接,TIG溶接
などを用いて突合せ溶接を行なう。
【0016】(4)図8に示すように、接合後、巻取り
金型から抜き取った後、プレス金型により、塑性変形加
工を行ない、振動板貼付け部23に平面部を設け、界磁
部接合面21となるように予備面30を曲げる。
【0017】(5)図2に示すように界磁部接合面19
にフレーム18単体で不足する強度を上部プレート14
を結合することにより補強する。
【0018】上記工程によりスピーカフレームが得られ
ることになる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以下のような効果を有する。
【0020】(1)剛性を保つことができるので、音質
を維持したままで加工に必要な平板の材料利用率を向上
させることができる。
【0021】(2)プレス加工において、界磁部接合面
が不連続なためにブリッジ部が単なる曲げ加工となり、
塑性変形量を少なくすることから元の板に必要な絞り代
が少なく済む(従来比10%)。
【0022】(3)交互切断加工のため、窓穴打ち抜き
がなくなり材料費(従来比60%)が少なく済み、コス
トも少なくなる。
【0023】(4)プレス金型の種類が少なくなり、金
型コスト,金型交換工数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピーカフレームの作成方法を示すフ
ローチャート
【図2】本発明の一実施例におけるスピーカの要部断面
【図3】従来のスピーカフレームの作成方法を示すフロ
ーチャート
【図4】(a)従来のスピーカの要部断面図 (b)フレームの斜視図
【図5】連続したフレーム交互切断図
【図6】フレームの巻取り型による丸め,曲げ加工図
【図7】フレームつなぎ部溶接図
【図8】プレス金型による塑性変形後のフレーム形状の
【符号の説明】
11 プレート 12 センターポール 13 マグネット 14 トッププレート 15 界磁部 16 ブリッジ部 17 コーン接合面 18 フレーム 19 溶接ダボ 20 フレーム平板 21 界磁部接合予定部 22 ブリッジ予定部 23 振動板取付予定部 24 上部切断部 25 下部切断部 26 補助巻取りローラ 27 上部または下部切断部を曲げ加工する巻取り金
型 28 上部または下部切断部を曲げ加工する巻取り金
型の上蓋 29 切断と溶接を行なう接合予定部 30 界磁部接合面となる予備面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有吉 秀穂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山崎 一也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 長谷川 享一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 河原 輝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 田端 宗弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−278494(JP,A) 実開 昭55−13477(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 9/02 101 H04R 31/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の平板にその長手方向に延出する
    ブリッジ部とその先端が扇形形状をなすように形成され
    た界磁部接合部とから構成されるスピーカフレーム構成
    部材を長手方向に千鳥状に形成する工程と、前記スピー
    カフレーム構成部のブリッジ部を引掛けることができる
    巻取りローラを有する巻取り手段に前記スピーカフレー
    ム構成部を巻き付け、所定の長さに切断し、前記スピー
    カフレーム構成部の両端部を接合し、円板状とする工程
    と、前記円板状に形成されたスピーカフレームを前記巻
    取り手段から取り出して、プレス金型により円錐の一部
    を形成するように界磁部接合部を上方に突出させる工程
    とを順次行なってなるスピーカフレームの製造方法。
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CN104028639B (zh) * 2014-06-24 2016-04-27 梧州恒声电子科技有限公司 一种采用超薄卷料制造的扬声器盆架的加工工艺
CN104043953A (zh) * 2014-06-25 2014-09-17 梧州恒声电子科技有限公司 盆架的冲压翻边成型工艺

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