JP3136226U - スピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】 周縁と振動膜を正確に位置決めし、緊密かつ同心的に粘着されて歩留及び振動膜の強度を高めるスピーカを提供する。
【解決手段】 スピーカは、底部に設けられる磁気ループ11にボイスコイル15が設置されているサポート1と、ボイスコイル15に取り付け覆い被さり、その縁に段差21が形成されている振動膜2と、振動膜2の段差21とサポート1の間に粘着される周縁3とを備える。周縁3と振動膜2は緊密かつ同心的に粘着される。これにより、段差21の誘導補助により、ピストン運動の過程に於いて、周縁3は振動膜2と合わして良好な直線往復吊り運動を生じ、出力音質を向上することができる。
【選択図】 図2

Description

本考案は、スピーカに関するもので、詳細には、スピーカアッセンブリの構造に関する。
音楽は、人々の性質を薫育し、体や心をリラックスさせて文化素質を育成するので、現在の忙しい工業又は商業社会に於いて、有効にストレスを解消する最も簡単な方法である。
ところが、消費者は映像や音声の質感についてますます高度な要求をするようになってきているので、音響自体が高価なものになりつつあるほか、終端出力設備であるスピーカの音質の良し悪しに厳しく、スピーカが音響設備としての選択を決定する重要な要素の一つになっている。
スピーカユニットの構造の組み合わせ方式はスピーカの全体的効率、音色のとり方等すべてに対して重大な影響があるので、その関連製品については時代の進歩に伴って絶えなく創造され、多くの特許が見られる。
例えば、台湾特許公示第462574号の高安定度スピーカ構造がある。
その主要部は予め複数の通気孔が設けられた円鉄が備えられ、それはスピーカ外殻の底部との結合に用いられ、円鉄内には磁石が設置され、磁石の上にはワッシャーが設置され、ワッシャーの外側にはボイスコイルが設けられ、ボイスコイルの適当個所には磁気ループが設けられ、前記円鉄の周縁には結合部が設けられ、結合部は周縁との結合に用いられ、周縁はボイスコイルの底部に連接され、ボイスコイルは垂直に円鉄の周縁と磁石の間に設けられ、かつボイスコイルの頂上部は別の周縁に連結されている。これにより、両端が制限されたボイスコイルが振動した場合、偏移の幅が縮小して有効にワッシャーと円鉄間の隙間を縮減することができ、スピーカの敏感度の向上とスピーカのひずみの減少に対して大きなな助力が得られる。
スピーカユニットはコーン(cone)、磁気ループ、コイル、周縁、振動波等の複数個の部品から構成される。その各部品の材質及び構造を選択して組み立てるとき、その各部品の位置が正確に決められて組立てられているかはユニットの特性曲線及び品質の良し悪しに対して重要な影響がある。
従来のスピーカユニットによると、図1に示すように、スピーカユニットの周縁53と振動膜52の取り付け個所によい位置あわせの設計がないので、製造上依然次のような欠点が存在する。
1.周縁と振動膜の間には良好な位置あわせの設計がないので、周縁が振動膜の上側または下側に取り付けられるに関わらず、周縁に粘着剤を塗布した後、周縁に対し振動膜を上側または下側に置き、冶具によって押し付け粘着すると周縁の内縁は内側へ押し付けやすくなり、同心度の不足、または周縁の変形に導いてしまう。
2.周縁を振動膜の上側に取り付ける場合、粘着剤が漏れて外観がみにくくなることを防ぐため、やや少量の粘着剤を使用するので粘着不十分になりやすく、スピーカの音質は厳重に影響される。
3.ハイファイ(hi−fi)音質を再現するため、スピーカから音楽が発生した場合、その理想的状態は振動膜と周縁は完全な直線運動を維持するが、従来の振動膜は構造上強度が不足であるので、振動膜がピストン運動を行う過程に於いて、周縁が引っ張られて変形しやすく、音声が濁ってしまい、最良の音質を発生することができない。
本考案の考案者は従来のスピーカに上記欠点があることに鑑み、研究に尽力し、まず周縁と振動膜の組み立て時の同心度不足の問題を克服し、並びに方法を講じて周縁が直線でない往復吊り運動と、振動膜の物理性に対する直線往復運動の影響を中止し、スピーカにハイファイ音質を再現させる効果を高める創造の動機となった。
前記目的を達成するため、本考案の請求項1に係るスピーカは、次のものを含む。底部に磁気ループが設けられ、磁気ループにはボイスコイルが設置されているサポートと、ボイスコイルに取り付け覆い被さり、それの縁には段差が形成されている振動膜と、振動膜の段差と前記サポートの間に粘着される周縁とが備えられる。これによって周縁と振動膜は緊密かつ同心的に粘着され、並びに段差の誘導補助により、ピストン運動の過程に於いて、周縁は振動膜と合わせて良好な直線往復吊り運動を生じることができ、出力音質を明らかに向上することができる。
この振動膜の縁には径外方向に反周縁側向きの段差が形成され、この段差の凹部に前記周縁が粘着されてもよいし、振動膜の縁には径外方向に周縁側向きの段差が形成され、この段差の凹部に前記周縁が粘着されていてもよい。
特に振動膜の縁に段差が設けられ、それによって周縁と振動膜は正確に位置決めすることができ、緊密かつ同心に粘着されて歩留及び振動膜の強度を高めることができる。 このスピーカアセンブリによると、段差の誘導補助により、ピストン運動の過程に於いて、周縁は振動膜と合わして良好な直線往復吊り運動を生じることができ、出力音質を明らかに向上することができる。
以下、本考案の実施の形態について複数の実施例を図に基づいて説明する。
(第1の実施例)
本考案の実施例によるスピーカアセンブリを図2−7に示す。
サポート1の底部に磁気ループ11が設けられ、この磁気ループ11にボイスコイル15が設置されている。
振動膜2はボイスコイル15に取り付け覆い被さり、振動膜2の縁に段差21が形成されている。
周縁3は振動膜2の段差21とサポート1の間に粘着されている。
スピーカの製造時、図3−5に示すように、振動膜2に段差21が設けられているので、よい隙間を提供し、周縁3及び振動膜2の縁に便利に粘着剤を塗布することができる。段差21は周縁3の取り付け粘着時の位置決めするのに便利になる。
図4に示すように、周縁3が上型41と下型42の型内に入れられて振動膜2に取り付け粘着される場合、段差21により周縁3と振動膜2の位置合わせができ、周縁3と振動膜2との同心軸出しを正確に維持することが確保され、かつ周縁3と振動膜2の両方から粘着剤をつける方法によって、周縁3と振動膜2をより緊密に貼り合せることができる。
周縁3と振動膜2とが安易に脱落しなく、外観上の不良にもならないので、製品の歩留を大幅に向上し、振動膜の強度を増やすことができる。
図2に示すように、本実施例によると、振動膜2は構造的に段差21を有する構成であるので、作動時はよい誘導作用を提供することができ、周縁3の非直線的往復吊り運動を有効に中止し、ピストン運動の過程に於いて、周縁3と振動膜2の物理的直線往復運動を協調一致させる。したがって、スピーカは良好なハイファイ音質を再現することができる。
図5に示すように、実施時、振動膜2の縁は、周縁3の反対側の向きに即ち下向きの段差21を形成し、この段差21に周縁3の径内側が接合される。
(第2の実施例)
次に、本考案による振動膜と周縁との各種の多様な形態の結合例を示す第2の実施例で、振動膜の段差を下向きにした例を図6に示す。
複数の多様な形態をもつ振動膜2の下向き段差21と、各種違う造形の周縁3との接合の組み合わせを示している。
図6(A),(B),(C)は振動膜下向き段差の例を示し、図6(A)は振動膜が周縁側に凸状のもの、図6(B)は振動膜が周縁側に凹状のもの、図6(C)は振動膜が周縁側に平面状のものを示している。
(第3の実施例)
次に、本考案による振動膜と周縁との各種の多様な形態の結合例を示す第3の実施例で、振動膜の段差を上向きにした例を図7に示す。
図7に示すように、振動膜2の縁は上向きの段差21を形成する。多くの違った振動膜2の上向き段差21と各種違った造形の周縁3とが互いに接合されている。
図7(A),(B),(C)は振動膜上向き段差の例を示し、図7(A)は振動膜が周縁側に凹状のもの、図7(B)は振動膜が周縁側に凸状のもの、図7(C)は振動膜が周縁側に平面状のものを示している。
上記の第2の実施例および第3の実施例では、段差は上向きまたは下向きであるにも拘らず、各種組み合わせはともによい結合効果を得ることができる。
以上をまとめると、本考案は構造が簡単実用的で製造しやすく、製品の歩留を向上するだけでなく、音声質感を高めることができる。その機能は従来のものを遥かに勝り、進歩性及び産業の利用価値がある。
上記具体的実施例は、本考案の目的、特徴及び効能を詳細に説明するもので、この種の技術を熟知する者は、以上の説明によって前記具体的実施例に対して一部変更または改修を行うことができるが、それの本質が本考案の精神範疇を離脱しないものは、すべて本考案の実用新案登録請求の範囲に含まれるものである。
従来例の構造の断面図である。 本考案の第1の実施例によるスピーカの断面図である。 本考案の第1の実施例について振動膜と周縁との両方から粘着剤を塗布する工程を示す説明図である。 本考案の第1の実施例について型内に入れた工程を示す説明図である。 本考案の第1の実施例による振動膜と周縁が結合した断面図である。 本考案の第2の実施例による各種違う振動膜の段差を下向きにした組み合わせを示す説明図である。 本考案の第3の実施例による各種違う振動膜の段差を下向きにした組み合わせを示す説明図である。
符号の説明
1:サポート、2:振動膜、3:周縁、11:磁気ループ、15:ボイスコイル、21:段差

Claims (3)

  1. 底部に設けられる磁気ループにボイスコイルが設置されているサポートと、
    前記ボイスコイルに取り付け覆い被さり、その縁に段差が形成されている振動膜と、
    前記振動膜の段差と前記サポートの間に粘着される周縁とを備え、
    前記周縁と前記振動膜は緊密かつ同心に粘着され、
    前記段差の誘導補助により、ピストン運動の過程に於いて、前記周縁は前記振動膜と接合して良好な直線往復吊り運動を生じ、出力音質を向上することを特徴とするスピーカ。
  2. 前記振動膜の縁には径外方向に反周縁側向きの段差が形成され、この段差の凹部に前記周縁が粘着されていることを特徴とする請求項1記載のスピーカ。
  3. 前記振動膜の縁には径外方向に周縁側向きの段差が形成され、この段差の凹部に前記周縁が粘着されていることを特徴とする請求項1記載のスピーカ。
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