JP2009055492A - スピーカー振動板およびこれを用いたスピーカー - Google Patents

スピーカー振動板およびこれを用いたスピーカー Download PDF

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Abstract

【課題】 スピーカー振動板の全高寸法が小さく、かつ、ドーム部の剛性が十分高くてスピーカーとしての安定な動作が可能であり、音圧周波数特性が広く平坦で、異音を生じる等の不良が生じにくく、好ましい音声再生が可能なスピーカー振動板を提供する。
【解決手段】 本発明のスピーカー振動板は、ドーム部が、中央に形成される凹状ドーム部と、凹状ドーム部の外周囲に形成される凸状ドーム部と、凹状ドーム部および凸状ドーム部を径方向に跨って形成される複数の径方向凹状リブと、凸状ドーム部の外周囲に形成されるボイスコイル取付部と、凸状ドーム部およびボイスコイル取付部を径方向に跨って形成される複数の径方向凸状リブと、を備え、1つの径方向凸状リブが、周方向に配置された2つの隣接する径方向凹状リブの間に離隔して配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機、もしくは、携帯ゲーム機等の携帯電子機器において、音声を再生するスピーカーに用いるスピーカー振動板、及びこれを用いたスピーカーに関する。
小型スピーカーにおいては、例えば、PEI(ポリエーテルイミド)等の樹脂を材料とするフィルム状部材を成形して、ドーム部と、このドーム部の外周囲に延設されるエッジ部と、を一体に構成したスピーカー振動板が用いられる場合がある。このスピーカーが動電型スピーカーである場合には、背面側から音声信号電流が供給されるボイスコイルがスピーカー振動板のドーム部とエッジ部との結合部に取り付けられることがある。スピーカー振動板のエッジ部の外周端側は、小型軽量な磁気回路と連結するフレームに固定され、ボイスコイルは、磁気回路の磁気空隙に配置される。スピーカー振動板の形状は、小型スピーカーが再生する音声の品質並びに特性と、小型スピーカーの全体の形状寸法とに影響を与える。
また、従来には、携帯ゲーム機等に用いられる小型スピーカーにおいて、磁気回路のみならず、スピーカー振動板の全高を薄型化し、さらなる小型化、薄型化、軽量化を図ろうとするものがある。例えば、ボイスコイルの内周側の断面形状が略ドーム形状を有し、この略ドーム形状の一部には窪みを形成して、不要共振の低減化と、スピーカー振動板の全高寸法の薄型化を実現するものがある(特許文献1)。また、メインドーム部の周囲にサブドーム部を連設した形の振動板において、4〜8kHzでの相対感度を平坦化するために、サブドーム部が多数の放射状の細溝を具備し、細溝の内端がメインドーム部とサブドーム部との境界部に達するようにしているものがある(特許文献2)。
また、従来には、振動板のドーム部とエッジ部との境界位置に接合懸架されるボイスコイルの固有共振による振動板の異常振動を抑制して音響周波数特性を改善するために、ドーム部とエッジ部との境界位置に平坦部を設け、境界位置におけるドーム部とエッジ部との立ち上がり部分に、補強用リブをそれぞれ形成し、ボイスコイルが接合される接合位置での径方向の剛性を高めるようにしているものがある(特許文献3)。また、高調波歪みによる高域の周波数特性の乱れを低減でき、また、エッジダンパにおけるコンプライアンスの調整自由度を高くし、しかも、振動板の周囲の全域に渡ってばらつきのない所望のコンプライアンスを確保するために、ドーム型の振動板の外周に一体化されるエッジダンパ本体の外周部に凹凸構造による補強用を形成することで、振動板周囲のコンプライアンスの均一化と調整自由度の向上を図り、ドーム型の振動板には、ドーム中心部付近からドーム外周側に延びる溝又は隆起による補強用リブをドーム中心に対して放射状に形成することで、剛性を向上させるようにしているものがある(特許文献4)。
特開2005−184588号公報 (第1図) 特開平8−140183号公報 (第1図〜第3図) 特開平9−135491号公報 (第1図〜第3図) 特開2006−287418号公報 (第1図〜第6図)
しかしながら、従来技術のスピーカー振動板およびこれを用いたスピーカーでは、携帯電子機器に適するスピーカーに求められるさらなる薄型化への対応と、高音域での周波数特性上のピークディップへの対応とを、両立させるには不十分な場合がある。つまり、スピーカー振動板の全高寸法を小さくするために、略ドーム形状の一部に凹ドーム形状の窪みを形成しても、凹ドーム形状の窪みと凸ドーム形状部分との境界部が振動モードの節になって安定な動作ができず、音圧周波数特性の高音域にディップが生じて良好な音声再生ができない、という問題がある。
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、樹脂を材料とするフィルム状部材を成形して、ドーム部と、このドーム部の外周囲に延設されるエッジ部と、を一体に構成したスピーカー振動板、および、これを用いたスピーカーに関し、スピーカー振動板の全高寸法が小さく、かつ、ドーム部の剛性が十分高くてスピーカーとしての安定な動作が可能であり、音圧周波数特性が広く平坦で、異音を生じる等の不良が生じにくく、好ましい音声再生が可能なスピーカー振動板を提供することにある。
本発明のスピーカー振動板は、フィルム状部材を成形して、ドーム部と、ドーム部の外周囲に延設されるエッジ部と、を一体に構成したスピーカー振動板であって、ドーム部が、中央に形成される凹状ドーム部と、凹状ドーム部の外周囲に形成される凸状ドーム部と、凹状ドーム部および凸状ドーム部を径方向に跨って形成される複数の径方向凹状リブと、凸状ドーム部の外周囲に形成されるボイスコイル取付部と、凸状ドーム部およびボイスコイル取付部を径方向に跨って形成される複数の径方向凸状リブと、を備え、1つの径方向凸状リブが、周方向に配置された2つの隣接する径方向凹状リブの間に離隔して配置されている。
好ましくは、本発明のスピーカー振動板は、ドーム部の凸状ドーム部において、径方向凹状リブと、径方向凸状リブとが、周方向に交互に出現するように配置されている。
さらに好ましくは、本発明のスピーカー振動板は、ドーム部の凸状ドーム部において、径方向凹状リブの径方向の外周側端を規定する第1半径値が、径方向凸状リブの径方向の内周側端を規定する第2半径値よりも大きい。
また、本発明のスピーカー振動板は、ボイスコイル取付部に取り付けられるボイスコイルをさらに備える。
また、本発明のスピーカーは、本発明のスピーカー振動板を備える。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明のスピーカー振動板は、PEI(ポリエーテルイミド)等の樹脂を材料とするフィルム状部材を成形して、携帯電話機、もしくは、携帯ゲーム機等に用いられる小型で薄型のスピーカーに適するようにしたスピーカー振動板であり、中央部のドーム部と、ドーム部の外周囲に延設されるエッジ部と、を一体に構成している。ドーム部は、概略形状が前面側に凸状であり、背面側から取り付けられるボイスコイルから見る場合に、径方向の内側を構成する。ドーム部は、スピーカー振動板の表面積のなかで、ボイスコイルからの駆動力が良好に伝達される部分であるので、音波を放射する振動板として主要な役割を果たす。一方、エッジ部は、ボイスコイルより径方向の外側を構成し、凹凸を有するコルゲーションを形成して、その外周端はフレームに固定される。エッジ部は、ドーム部を振動可能に支持するとともに、音波を放射する振動板としても機能する。
ドーム部は、中央に形成される凹状ドーム部と、凹状ドーム部の外周囲に形成される凸状ドーム部と、凸状ドーム部の外周囲に形成されるボイスコイル取付部と、を有している。すなわち、ドーム部は、スピーカー振動板として剛性を有するように成形される凸状ドーム部と、凸状ドーム部の外周端側にボイスコイルを取り付ける平坦部としてのボイスコイル取付部と、を有していて、スピーカー振動板の全高として最も高くなる凸状ドーム部の径方向の中央である頂点付近が、凹状ドーム部として凹んでいる形状を有している。したがって、ドーム部の剛性を高める一方で、スピーカー振動板の全高を低く抑えることができる。
本発明のスピーカー振動板のドーム部は、凹状ドーム部および凸状ドーム部を径方向に跨って形成される複数の径方向凹状リブと、凸状ドーム部およびボイスコイル取付部を径方向に跨って形成される複数の径方向凸状リブと、を備えている。ここで、径方向凹状リブとは、スピーカー振動板を表側から見た場合に、裏面側に窪んで形成された径方向に延びた溝状の構造である。一方、径方向凸状リブとは、径方向凹状リブと反対に表面側に突出するように形成された径方向に延びた梁状の構造であり、裏面側から見た場合には、径方向凹状リブと同様に、表面側に窪んで形成された径方向に延びた溝状の構造である。径方向凹状リブおよび径方向凸状リブは、ともにスピーカー振動板の中心から径方向に放射状に形成され、リブが形成された部分では、ドーム部の剛性を高めるように機能する。
すなわち、複数の径方向凹状リブは、凹状ドーム部および凸状ドーム部を径方向に跨って形成されるので、凹状ドーム部と凸状ドーム部との境界部分を強化する。一方、複数の径方向凸状リブは、凸状ドーム部およびボイスコイル取付部を径方向に跨って形成されるので、凸状ドーム部とボイスコイル取付部との境界部分を強化する。ここで、1つの径方向凸状リブは、周方向に配置された2つの隣接する径方向凹状リブの間に離隔して配置されている。好ましくは、ドーム部の凸状ドーム部において、径方向凹状リブと、径方向凸状リブとが、周方向に交互に出現するように配置されている。したがって、凸状ドーム部の剛性が全体的に強化されるだけでなく、凸状ドーム部の内側である凹状ドーム部との境界部分と、凸状ドーム部の外側であるボイスコイル取付部との境界部分とが、それぞれ強化され、スピーカー振動板の全高寸法を小さくする凹状ドーム部を有していても、スピーカー振動板のドーム部の分割振動を抑制することができ、音圧周波数特性の高音域にディップが生じなくなる。
本発明のスピーカー振動板では、径方向凹状リブの径方向の外周側端を規定する第1半径値が、径方向凸状リブの径方向の内周側端を規定する第2半径値よりも大きくなるように設計する場合には、凸状ドーム部において中心から所定の半径で周方向に、径方向凸状リブと径方向凹状リブとが交互に出現するようになる。すなわち、スピーカー振動板として主要な凸状ドーム部の径方向の中間付近において、径方向凸状リブと径方向凹状リブとをラップさせた補強構造を施すことができるので、スピーカー振動板では、ドーム部の剛性をバランスよく高めることができる。その結果、動作が安定して良好に音声再生が可能なスピーカー振動板ならびにこれを用いたスピーカーを実現することができる。
なお、エッジ部を形成するコルゲーションの形状は、スピーカー振動板のドーム部、ならびに、ボイスコイルを適切に振動可能にする形状であればよく、コルゲーション形状、ロール形状、もしくは、コーン形状であってもよい。本発明のスピーカー振動板を用いたスピーカーは、ドーム部の剛性が境界部分に設けられた複数のリブにより高められているので、再生周波数範囲が広く、振幅の大きい入力信号がボイスコイルに印加された場合であっても、異音を生じる等の不良が生じにくく、好ましい音声再生が可能になる。
本発明のスピーカー振動板を用いたスピーカーは、スピーカー振動板の全高寸法が小さく、かつ、ドーム部およびエッジ部の剛性が十分高くてスピーカーとしての安定な動作が可能であり、音圧周波数特性が広く平坦で、異音を生じる等の不良が生じにくく、好ましい音声再生が可能なスピーカーを実現できる。
本発明のスピーカー振動板は、スピーカー振動板の全高寸法が小さく、かつ、ドーム部およびエッジ部の剛性が十分高くてスピーカーとしての安定な動作が可能であり、音圧周波数特性が広く平坦で、異音を生じる等の不良が生じにくく、好ましい音声再生が可能なスピーカーを提供するという目的を、フィルム状部材を成形して、ドーム部と、ドーム部の外周囲に延設されるエッジ部と、を一体に構成したスピーカー振動板であって、ドーム部が、中央に形成される凹状ドーム部と、凹状ドーム部の外周囲に形成される凸状ドーム部と、凹状ドーム部および凸状ドーム部を径方向に跨って形成される複数の径方向凹状リブと、凸状ドーム部の外周囲に形成されるボイスコイル取付部と、凸状ドーム部およびボイスコイル取付部を径方向に跨って形成される複数の径方向凸状リブと、を備え、1つの径方向凸状リブが、周方向に配置された2つの隣接する径方向凹状リブの間に離隔して配置されているようにすることにより、実現した。
以下、本発明の好ましい実施形態によるスピーカー振動板およびこれを用いたスピーカーについて説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるスピーカー振動板10を用いたスピーカー1について説明する図である。図1(a)は、スピーカー1の正面図であり、図1(b)は、A−A’断面による側方断面図である。本実施例のスピーカー1は、口径20mmの小型・薄型の動電型スピーカーであり、軽量な内磁型の磁気回路2と、スピーカー振動板10とを備える。スピーカー振動板10は、PEI(ポリエーテルイミド)樹脂を材料とするフィルム状部材を成形して得られ、後述するように、ドーム部11およびエッジ部12が一体に構成されている。
スピーカー1は、ポール、マグネットおよびヨークから構成されて磁気空隙3を有する磁気回路2の他に、磁気回路2に取り付けられてスピーカー振動板10を振動可能に支持するフレーム4と、スピーカー振動板10の背面側に取付られて磁気空隙3に配置されるボイスコイル5と、を備える。なお、フレーム4には、ボイスコイル5へ音声信号電流を供給するターミナル6が設けられており、ボイスコイル5およびターミナル6を接続する錦糸線は、図1では省略している。
スピーカー1では、スピーカー振動板10が露出する側を前面とし、磁気回路が露出する側を背面側とする。スピーカー1の全高は、磁気回路2の高さと、スピーカー振動板10の高さに影響される。フレーム4は、外周端にスピーカー振動板10を保護するために最も前面側に突出した縁部を有し、このフレーム4の縁部と磁気回路2の背面側に最も突出した部分とが、スピーカー1の全高寸法Hを規定する。ただし、本実施例の場合には、スピーカー振動板10の全高h(約0.65mm)を小さくすることにより薄型化が図られており、スピーカー1の全高寸法Hは、わずかに2.8mmである。また、ボイスコイル5は、スピーカー振動板10の背面側に、接着剤により接着固定されている。
スピーカー1では、強い直流磁界が発生する磁気空隙2中にボイスコイル5が配置され、このボイスコイル5に音声信号電流が供給されると、スピーカー振動板10の前後方向に駆動力が発生し、ボイスコイル5ならびにスピーカー振動板10から構成されるスピーカー振動系が前後方向に振動する。つまり、スピーカー振動系は、スピーカー振動板10のエッジ12のみによって振動可能に支持されており、その結果、スピーカー振動板10の前後に存在する空気に圧力変化を生じ、音声信号電流を音波(音声)に変換する。
図2は、スピーカー振動板10を説明する図であり、図2(a)は正面図、図2(b)はO−A断面による側方断面図である。スピーカー振動板10は、PEI(ポリエーテルイミド)樹脂を材料とする厚み30μmのフィルム状部材を、プレス成形する工程を経て形成されたドーム/エッジ一体型振動板である。つまり、スピーカー振動板10は、低いながらも略ドーム形状のドーム部11と、このドーム部11の外周囲に延設されるエッジ部12と、を一体に構成したスピーカー振動板であり、その外径直径は、約φ22mmである。
ドーム部11は、スピーカー振動板10において、背面側から取り付けられるボイスコイル5が規定する円形領域の径方向の内側を構成し、その概略形状が前面側に凸状の部分である。ドーム部11は、中央に形成される凹状ドーム部13と、凹状ドーム部の外周囲に形成される凸状ドーム部14と、凸状ドーム部14の外周囲に形成されるボイスコイル取付部15と、を有している。凹状ドーム部13は、ボイスコイル取付部15から前面側に凸状に成形される凸状ドーム部14の径方向の中央である頂点付近を、スピーカー振動板として十分な剛性を有するように、凹状に凹ませることにより補強する部分である。したがって、スピーカー振動板10の全高hを規定する最も前面側へ突出する部分は、凹状ドーム部13と凸状ドーム部14との境界部分である。すなわち、凹状ドーム部13と凸状ドーム部14との境界部分は、全体に見て前方に凸状の部分であり、境界を表す稜線16を含む。凹状ドーム部13の外径直径はφ5.0であり、凸状ドーム部14の外径直径はφ11.6である。
また、ボイスコイル取付部15は、凸状ドーム部14の外周端側にボイスコイル5を取り付ける幅の狭い平坦部であって、その径方向の幅は約0.4mm程度である。凸状ドーム部14とボイスコイル取付部15との境界部分は、平坦なボイスコイル取付部15から凸状ドーム部14が立ち上がる部分であり、境界を表す谷線17を含む。
エッジ部12は、ボイスコイル5が規定する円形領域の径方向の外側を構成し、凹凸を有するコルゲーション18を形成して音波を放射する振動板としても機能する一方で、ドーム部11を振動可能に支持する。コルゲーション18は、内周側でボイスコイル取付部15に連結する凸状ロール18aと、凸状ロール18aに連結する凹状ロール18bと、凹状ロール18bに連結する凸状ロール18cと、から構成されており、内径がφ12.4mmであり、外径がφ21mmである。また、エッジ部12の外周端は、フレーム4に固定される平坦部19であり、スピーカー振動板10の全高hを規定する基準となる。したがって、本実施例の場合のスピーカー振動板10の全高hは、約0.65mmである。
スピーカー振動板10のドーム部11には、ドーム部11の剛性を高めるようにリブ20が形成される。ドーム部11は、面の構成が異なる凹状ドーム部13、凸状ドーム部14、および、ボイスコイル取付部15が連なって形成されているので、断面形状における変曲点は、これらの境界部分を表し、平面視した場合に上述の稜線16および谷線17を形成している。稜線16および谷線17を含む境界部分の剛性が不足する場合には、凹状ドーム13、凸状ドーム14、ならびに、ボイスコイル取付部15の形状が変化する境界部分が振動モードの節になって分割振動が顕著になり、音圧周波数特性の高音域にディップが生じて良好な音声再生ができない場合があるので、リブ20は、ドーム部11の境界部分の剛性を高めるように形成される。本実施例のスピーカー振動板1の場合には、ドーム部11の凹状ドーム部13および凸状ドーム部14の稜線16を含む境界部分に、放射状の16本の径方向凹状リブ21が径方向に跨るように形成される。また、ドーム部11の凸状ドーム部14およびボイスコイル取付部15の谷線17を含む境界部分に、放射状の16本の径方向凸状リブ22が径方向に跨るように形成される。
径方向凹状リブ21は、スピーカー振動板10を表側から見た場合に、裏面側に窪んで形成された径方向に延びた幅約0.4mmの溝状の構造であり、凹状ドーム部13の中間部分から始まって凸状ドーム部14の中間部分まで径方向に跨って形成される。径方向凹状リブ21の径方向の内周側端点を規定する半径r1は、約1.0mmであり、径方向の外周側端点を規定する第1半径R1は、約4.1mmである。径方向凹状リブ21の深さは、凹状ドーム部13および凸状ドーム部14の形状によって変化するが、最大深さは約0.2mmである。16本の径方向凹状リブ21は、中心点Oを基準にして放射状に等間隔で配置される。したがって、径方向凹状リブ21は、全体に凸状の稜線16の一部を複数箇所で窪ませるように成形されているので、凹状ドーム部13および凸状ドーム部14の境界部分の剛性を高める。
また、径方向凸状リブ22は、径方向凹状リブ21とは反対に、スピーカー振動板10を表側から見た場合に、表面側に突出するように形成された径方向に延びた幅約0.45mmの梁状の構造であり、凸状ドーム部14から始まってボイスコイル取付部15まで径方向に跨って形成される。ただし、径方向凸状リブ22は、径方向凹状リブ21と同様に、スピーカー振動板10を裏面側から見た場合には溝状の構造であり、梁の高さ(溝の深さは)、凸状ドーム部14およびボイスコイル取付部15の形状によって変化するものの、最大深さは約0.2mmである。径方向凸状リブ22の径方向の内周側端点を規定する第2半径R2は、約2.8mmであり、径方向の外周側端点を規定する半径r2は、ボイスコイル取付部15の外径である約5.8mmに等しい。16本の径方向凸状リブ22も、中心点Oを基準にして放射状に等間隔で配置される。したがって、径方向凸状リブ22は、凸状ドーム部14の立ち上がり部分である谷線17の一部を複数箇所で梁状に突出させるように成形されているので、凸状ドーム部14およびボイスコイル取付部15の境界部分の剛性を高める。
ただし、図1および図2に示すように、スピーカー振動板1の径方向凹状リブ21と径方向凸状リブ22とは、中心点Oから角度11.25°だけ周方向にずらされているので、重複することがない相対的な配置関係を有する。つまり、ドーム部11の凸状ドーム部14において、1つの径方向凸状リブ22は、周方向に配置された2つの隣接する径方向凹状リブ21の間に離隔して配置されていて、径方向凹状リブ21と、径方向凸状リブ22とは、周方向に交互に出現する。本実施例の場合には、径方向凹状リブ21の外周側端点を規定する第1半径R1(約4.1mm)は、径方向凸状リブ22の径方向の内周側端点を規定する第2半径R2(約2.8mm)よりも大きく設定されているからである。
したがって、本実施例のスピーカー振動板10では、スピーカー振動板1のドーム部11において、径方向凹状リブ21と径方向凸状リブ22とを、周方向にラップさせた補強構造を施すことができるので、ドーム部11の剛性をバランスよく高めることができる。凸状ドーム部14の剛性が全体的に強化されるだけでなく、凸状ドーム部14の内側である凹状ドーム部13との境界部分と、凸状ドーム部14の外側であるボイスコイル取付部15との境界部分とが、それぞれ強化される。すなわち、スピーカー振動板1が、ドーム部11の全高寸法を小さくする凹状ドーム部13を有していても、スピーカー振動板1の分割振動を抑制することができ、音圧周波数特性の高音域にディップが生じなくなる。
図3は、本実施例のスピーカー振動板10を備えるスピーカー1の音圧周波数特性(1W入力時/1m軸上に換算)を表すグラフである。横軸は音声信号の周波数(Frequency:Hz)であり、縦軸は音圧レベル(SPL:dB)である。最低共振周波数f0は約850Hzであり、最低共振周波数f0から約5kHzまで広い再生周波数範囲を確保している。また、ドーム部11の剛性をバランスよく高めているので、約4.8kHz付近にピークと、5.2kHz付近にディップとを有するものの、顕著なディップは低減されており、エッジ部の分割振動による6.3kHz付近のピークに連なって、比較的に平坦な特性が得られている。また、定格入力の0.1W入力時には、本実施例のスピーカー1からは異音等は生じず、良好な音声再生が可能である。
図4は、従来の(図示しない)スピーカー振動板を用いた比較例の(図示しない)スピーカーの音圧周波数特性(1W入力時/1m軸上に換算)を表すグラフである。この比較例のスピーカーは、実施例1のスピーカー1と同じ口径のスピーカー振動板を備える小型の動電型スピーカーであり、ドーム部およびエッジ部の基本的な形状は、先の実施例1のスピーカー1のドーム部11およびエッジ部12と共通する。すなわち、比較例のスピーカー振動板では、ドーム部の剛性を高める中央に形成される凹状ドーム部を有するが、ドーム部の境界部分の剛性を高める実施例1のようなリブ20(径方向凹状リブ21および径方向凸状リブ22)は、径方向に跨るように形成されていない。
比較例のスピーカーの場合には、実施例と同様の傾向の周波数特性がみられるものの、スピーカー振動板のドーム部の剛性が不足しているので、約2kHz〜5kHzに顕著なピークディップが出現し、周波数特性が乱れている。つまり、約2.5kHz付近にピークと、3.1kHz付近にディップとを有し、エッジ部の分割振動による6.3kHz付近のピークとの間に顕著なディップを生じている。これは、比較例のスピーカー振動板の全高寸法を小さくするために、略ドーム形状の一部に凹状ドーム部を形成しても、凹状ドーム部と凸状ドーム部との稜線を含む境界部分の剛性が不十分であるため、この境界部分が振動モードの節になって、凹状ドーム部と凸状ドーム部とが逆相の関係で振動するからである。凸状ドーム部とボイスコイル取付部との谷線を含む境界部分においても、同様の問題が発生する。したがって、比較例のスピーカー振動板では、スピーカーは安定な動作ができず、音圧周波数特性の高音域にディップが生じて良好な音声再生ができない。定格入力の0.1W入力時には、比較例のスピーカーは動作が安定せず異音が生じやすくなり、先の実施例のスピーカー1の方が、より良好な音声再生に適する。
また、本発明のスピーカー振動板1は、上記の実施例に限られず、他の口径の大きな大型のスピーカーであって、別にダンパーを有するような動電型スピーカーであっても、スピーカー振動板1が、フィルム状部材を成形して、ドーム部11と、ドーム部11の外周囲に延設されるエッジ部12と、を一体に構成したスピーカー振動板であれば、適用可能である。スピーカー振動板1のドーム部11が、中央に形成される凹状ドーム部13を有していれば、ドーム部11の境界部分の補強のために、複数の径方向凹状リブ21および径方向凸状リブ22を配置すればよい。複数のうちの1つの径方向凸状リブ22が、周方向に配置された2つの隣接する径方向凹状リブ21の間に離隔して配置されているようにする、あるいは、径方向凹状リブ21と径方向凸状リブ22とが、周方向に交互に出現するように配置すればよい。スピーカー振動板1のドーム部11の凸状ドーム部14の剛性を強化して、ピークディップの少ない良好な音声再生が可能なスピーカーが実現される。
もちろん、本発明のスピーカー振動板1は、上記の実施例に限られず、他の配置形状、もしくは、他の断面形状を備えるリブ20(すなわち、径方向凹状リブ21および径方向凸状リブ22)を有するものであってもよい。具体的には、径方向凹状リブ21および径方向凸状リブ22は、直線の溝状(もしくは梁状)に限らず、例えば、周方向に螺旋を描くように湾曲していてもよい。そのように湾曲したリブであっても、径方向に設けられたそれぞれ1つの径方向凸状リブ22が、2つの隣接する径方向凹状リブ22の間に離隔して配置されていればよい。
なお、エッジ部12を形成するコルゲーション18の形状は、先の実施例1の場合には、最も前面側に突出する部分の高さがドーム部11の全高よりも低く、かつ、断面形状が曲折する波形であるが、これに限定されるものではない。エッジ部12を形成するコルゲーション18は、最も前面側に突出する部分の高さが、ドーム部11の全高と同じであるか、それ以上の高さであってもよい。先の実施例1の場合以外であっても、複数の小さな半径のロールが連続する波形であってもよく、また、ひとつの大きなロール形状によるものであってもよい。本発明のスピーカー振動板10を用いたスピーカー1は、再生周波数範囲が広く、振幅の大きい入力信号がボイスコイル5に印加された場合であっても、異音を生じる等の不良が生じにくく、好ましい音声再生が可能になる。
また、本発明のスピーカー振動板10を構成する樹脂材料は、上記実施例のPEIのフィルム状部材に限定されない。スピーカー振動板10を形成する材料は、例えば、他のPET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PC(ポリカーボネート)、PI(ポリイミド)、PAR(ポリアリレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、等の軽量な樹脂材料のフィルム、もしくは、シートを熱プレスして形成したものであってもよく、また、エラストマーのシートをプレス成形したものであってもよい。
また、本発明のスピーカー振動板並びにスピーカーは、上記実施例に限定されない。磁気回路は、本実施例の説明で図示された内磁型の磁気回路に限定されるものではなく、外磁型磁気回路でもよく、反発型磁気回路でもよい。また、スピーカー振動板は、円形に限られず、楕円形やトラック形のコーン型振動板でもよい。
本発明のスピーカー振動板は、携帯電話や携帯用ゲーム機器といった携帯電子機器に用いられるスピーカーに限られず、家庭用のステレオ再生、もしくはマルチチャンネルサラウンド再生に用いられるスピーカー、車載用のオーディオ機器に使用されるスピーカーにも適用が可能である。
本発明の好ましい実施形態によるスピーカー振動板10を用いたスピーカー1について説明する図である。(実施例1) 本発明の好ましい実施形態によるスピーカー振動板10を説明する図である。(実施例1) 本発明の好ましい実施形態によるスピーカーの音圧周波数特性を表すグラフである。(実施例1) 比較例のスピーカー振動板を用いたスピーカーの音圧周波数特性を表すグラフである。(比較例)
符号の説明
1 スピーカー
2 磁気回路
3 磁気空隙
4 フレーム
5 ボイスコイル
6 ターミナル
10 スピーカー振動板
11 ドーム部
12 エッジ部
13 凹状ドーム部
14 凸状ドーム部
15 ボイスコイル取付部
16 稜線
17 谷線
18 コルゲーション
19 平坦部

Claims (5)

  1. フィルム状部材を成形して、ドーム部と、該ドーム部の外周囲に延設されるエッジ部と、を一体に構成したスピーカー振動板であって、
    該ドーム部が、中央に形成される凹状ドーム部と、該凹状ドーム部の外周囲に形成される凸状ドーム部と、該凹状ドーム部および該凸状ドーム部を径方向に跨って形成される複数の径方向凹状リブと、該凸状ドーム部の外周囲に形成されるボイスコイル取付部と、該凸状ドーム部および該ボイスコイル取付部を径方向に跨って形成される複数の径方向凸状リブと、を備え、
    1つの該径方向凸状リブが、周方向に配置された2つの隣接する該径方向凹状リブの間に離隔して配置されている、
    スピーカー振動板。
  2. 前記ドーム部の前記凸状ドーム部において、前記径方向凹状リブと、前記径方向凸状リブとが、周方向に交互に出現するように配置されている、
    請求項1に記載のスピーカー振動板。
  3. 前記ドーム部の前記凸状ドーム部において、前記径方向凹状リブの径方向の外周側端を規定する第1半径値が、前記径方向凸状リブの径方向の内周側端を規定する第2半径値よりも大きい、
    請求項1または2に記載のスピーカー振動板。
  4. 前記ボイスコイル取付部に取り付けられるボイスコイルをさらに備える、請求項1から3のいずれかに記載の前記スピーカー振動板。
  5. 請求項4に記載の前記スピーカー振動板、を備える、スピーカー。
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