JP3122790B2 - コンクリート成形品への埋入用インサート保持装置 - Google Patents

コンクリート成形品への埋入用インサート保持装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート成形
品への埋入用インサート保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート成形品にボルト取付け用雌
ねじ付きインサートを、その成形時に埋入するために、
インサートを型枠に保持させるインサートの保持装置は
従来より知られているが、なかでも脱型時に保持具をコ
ンクリート成形品に埋入せられたインサートからいちい
ち取り外す作業を不要にしたものとして、つぎのような
インサートの保持装置が提案されている。すなわち、こ
の保持装置はインサートの雌ねじに合致する雄ねじを有
する棒状保持部と、棒状保持部に延長状に形成せられか
つ雄ねじを有する棒状取付け部とよりなるインサート保
持具と、所定箇所にあけられかつ棒状取付け部の雄ねじ
がねじ込まれる型枠のねじ孔とを備えており、インサー
ト保持具の保持部と取付け部の境には、脱型時に加わる
力によって破断するように設けられた薄肉部が形成せら
れており、取付け部から保持部にまたがってねじ回し係
合孔があけられているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記インサート
保持装置では、成形品に埋入されるインサートの数が多
くなると、脱型しようとしてもインサート保持具の薄肉
部で破断せず、脱型が不可能となるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、脱型時に加わる力によっ
てインサート保持具が破断可能な場合は破断により脱型
し、さらに破断し得ない場合にも型枠に一部を残したま
ま型枠からインサート保持具を抜き取ることにより脱型
を可能とするコンクリート成形品への埋入用インサート
保持装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によるコ
ンクリート成形品への埋入用インサート保持装置は、イ
ンサート側部材および型枠側部材の2部材よりなるイン
サート保持具と、型枠の所定箇所にあけられた貫通孔の
外側周縁部に固着せられたナットとを備えており、イン
サート保持具のインサート側部材は、インサートのボル
ト取付け用雌ねじにねじ込まれる雄ねじおよび少なくと
も一対のねじ回し用係合部を有する筒状保持部と、筒状
保持部の基端に設けられているフランジと、フランジを
介して筒状保持部の反対側に突出しかつ外周面長さ方向
にのびた係合凹条を有する筒状突出部とよりなり、筒状
突出部の基端は脱型時に加わる力により破断するよう
に、筒状突出部の他の部分より薄肉となされており、イ
ンサート保持具の型枠側部材は、型枠のナットにねじ込
まれる雄ねじおよび内周面長さ方向にのびた係合凸条を
有しかつインサート側部材の筒状突出部の外周面と内周
面が合致する筒状取付け部よりなり、脱型のさいに加わ
る力によって、インサート側部材の筒状突出部の基端の
薄肉部が破断し得ない場合には、型枠をコンクリートか
ら筒状突出部の軸方向に引き離すことにより、筒状突出
部が型枠側部材から抜けるようになされているものであ
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明による
コンクリート成形品への埋入用インサート保持装置にお
いて、型枠側部材の筒状取付け部の基端面内周側に、少
なくとも一対の切込みが設けられるとともに、筒状取付
け部の先端面に、少なくとも一対の嵌入突起が前記切込
みと対応するように設けられているものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の発明による
コンクリート成形品への埋入用インサート保持装置にお
いて、型枠のナットが、型枠の貫通孔の長さの一部には
め入れられた雌ねじ延長部を有するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下図面
を参照して説明する。図7に鎖線で示すコンクリート成
形品への埋入用インサート保持具(H) は、合成樹脂製で
あって、インサート側部材(1) および型枠側部材(2) の
2部材よりなる。
【0009】図8〜図14に示す型枠(3) の所定箇所に
あけられた貫通孔(4) の外側周縁部に溶接せられたナッ
ト(5) は、型枠(3) の貫通孔(4) の長さの一部にはめ入
れられた雌ねじ延長部(5a)を有する。
【0010】インサート側部材(1) は、図1〜図3に示
されているように、インサート(6)のボルト取付け用雌
ねじ(7) (図7参照)にねじ込まれる雄ねじ(8) および
横断面V形凸条で内周面長さ方向にのびた一対のねじ回
し用係合部(9) を有する筒状保持部(10)と、筒状保持部
(10)の基端に設けられているフランジ(11)と、フランジ
(11)を介して筒状保持部(10)の反対側に突出しかつ外周
面長さ方向にのびた横断面V形の一対の係合凹条(12)を
有する筒状突出部(13)とよりなる。筒状突出部(13)の係
合凹条(12)は、筒状保持部(10)におけるねじ回し用係合
部(9) の延長線上に存在する。筒状突出部(13)の外径
は、筒状保持部(12)の内径にほぼ等しく、筒状突出部(1
3)の肉厚は、筒状保持部(10)の肉厚よりも薄い。そし
て、筒状保持部(10)と筒状突出部(13)の境界を介して前
者の一端内周面から後者の一端内周面にむけて先細とな
ったテーパ部(14)が形成せられている。筒状突出部(13)
の基端(13a) は、脱型時に加わる力により破断するよう
に、テーパ部(14)の存在で筒状突出部(13)の他の部分よ
り薄肉となされている(図1参照)。筒状突出部(13)の
先端には、外周面が横断面円弧状の抜止め膨出部(15)が
設けられている。また、フランジ(11)は、コンクリート
ののろがコンクリート打設時に雄ねじ(8) と雌ねじ(7)
のねじ合わせ部分に入り込むのを防ぎ、かつスプリング
・ワッシャと同様の作用をさせるために、雄ねじ(8) に
向かって浅い椀形に形成せられている。
【0011】インサート保持具(H) の型枠側部材(2)
は、図4〜図6に示されているように、型枠(3) のナッ
ト(5) にねじ込まれる雄ねじ(16)および内周面長さ方向
にのびた横断面V形の一対の係合凸条(17)を有しかつイ
ンサート側部材(1) の筒状突出部(13)と内周面が合致す
る筒状取付け部(18)よりなる。なお、型枠側部材(2)
は、型枠(3) に取り付けられた状態で、図示のようにナ
ット(5) 内に収まる大きさとすることが望ましい。型枠
(3) から型枠側部材(2) が突出する大きさであると、何
かがこれに当たって破損するおそれがあるからである。
筒状取付け部(18)の係合凸条(17)は、筒状突出部(13)の
係合凹条(12)に合致する。筒状取付け部(18)の先端内周
面には、インサート側部材(1) における筒状突出部(13)
の抜止め膨出部(15)が引掛かる段部(19)が形成せられて
いる。抜止め膨出部(15)の外径は、インサート保持具
(H) が若干弾性を有する合成樹脂製であることにより、
筒状取付け部(18)を通過して段部(19)に達しうるように
筒状取付け部(18)の内径より僅かに大きい程度となされ
ている。そして、脱型のさいに加わる力によって、イン
サート側部材(1) の筒状突出部(13)の基端(13a) の薄肉
部が破断し得ない場合には、型枠(3) をコンクリート
(C) から筒状突出部(13)の軸方向に引き離すことによ
り、筒状突出部(13)は型枠側部材(2) から抜けるように
なされている。
【0012】た、筒状取付け部(18)の基端面内周側
に、一対の切込み(20)が設けられるとともに、筒状取付
け部(18)の先端面に、一対の嵌入突起(21)が前記切込み
(20)と対応するように設けられている。
【0013】型枠(3) が垂直の場合におけるインサート
保持具(H) の使用の仕方を説明する。まず、インサート
側部材(1) の筒状突出部(13)を型枠側部材(2) の筒状取
付け部(18)にはめ入れることにより、両部材(1)(2)を合
体させる(図7参照)。つぎに、型枠側部材(2) を手で
持ってインサート側部材(1) の雄ねじ(8) をインサート
(6) の雌ねじ(7) にねじ込んでから、インサート(6) を
持って型枠側部材(2)の雄ねじ(16)を型枠(3) の内側か
らその貫通孔(4) を通して雌ねじ延長部(5a)を有するナ
ット(5) にねじ込むことにより、インサート(6) を型枠
(3) に保持する(図8参照)。
【0014】この場合、ナット(5) が雌ねじ延長部(5a)
のない通常のものであると、型枠(3) の厚さ分型枠側部
材(2) の雄ねじ(16)が遊ぶことになるため、インサート
(6)自体の重量により、型枠(3) におけるインサート(6)
の保持が不安定となるが、上記にように、型枠(3) の
ナット(5) が、型枠(5) の貫通孔(4) の長さの一部には
め入れられた雌ねじ延長部(5a)を有するから、不安定に
なることがない。他方、雌ねじ延長部が貫通孔(4) の全
長にわたるものであるとすると、コンクリートの落下な
どによる衝撃を受けた場合、インサート側部材(1) にお
ける筒状突出部(13)の基端(13a) 薄肉部での不慮の破断
のおそれがあるが、貫通孔(4) の長さの残りの一部には
雌ねじ延長部(5a)が存在せず、この部分には空間がある
ため、このような心配もない。通常、鉄板製型枠(3) の
厚さは4.5mm程度、雌ねじ延長部(5a)の長さは2〜
2.5mm程度である。
【0015】インサート(6) を型枠(3) に保持してから
コンクリート(C) を打設して硬化後に脱型するのである
が、脱型時に加わる力によって、筒状突出部(13)の基端
(13a) の薄肉部が破断する場合は、この破断により脱型
が可能となる(図9参照)。破断によりインサート(6)
に残った筒状保持部(10)は、コンクリート成形品にボル
トが取付けられるまで、インサート(6) の雌ねじ(7) の
保護用としてそのままおいておかれる。そして、ボルト
取付け時、+または−のねじ回しの先を筒状保持部(10)
にはめ入れ、これを一対のねじ回し用係合部(9) に係合
させ、雄ねじ(8) をねじ戻すことにより、筒状保持部(1
0)をインサート(6) から取り除く。型枠(3) のナット
(5) 内に残った型枠側部材(2) とインサート側部材(1)
の筒状突出部(13)は、つぎのようにして型枠(3) から取
り除かれる。すなわち、別の型枠側部材(2A)の一対の嵌
入突起(21)を残存型枠側部材(2) の一対の切込み(20)に
はめ入れ、残存型枠側部材(2) が型枠(3) の外側に抜け
るようにねじ回していく。すると、筒状突出部(13)は、
係合凹部(12)と係合凸部(17)との係合により、残存型枠
側部材(2) もろとも型枠(3) より取り除かれる。
【0016】脱型のさいに加わる力によって、インサー
ト側部材(1) の筒状突出部(13)の基端(13a) の薄肉部が
破断し得ない場合には、型枠(3) をコンクリート(C) か
ら筒状突出部(13)の軸方向に引き離すことにより、筒状
突出部(13)は型枠側部材(2)から抜けるようになされて
いるので、難なく脱型することができる(図10参
照)。インサート側部材(1) はこれを手で持って雄ねじ
(8) をねじ戻すことによりインサート(6) から取り除
く。型枠側部材(2) は、筒状取付け部(18)に+または−
のねじ回しの先を入れて一対の係合凸部(17)に係合さ
せ、雄ねじ(16)をさらにねじ回すことにより型枠(3) か
らその外側へ取り除いてもよいし、別の型枠側部材(2)
を用いて上記と同じ要領で取り除いてもよい。
【0017】さらに、型枠(3) が水平の場合におけるイ
ンサート保持具(H) の使用の仕方を説明する。まず、型
枠側部材(2) の雄ねじ(16)を型枠(3) のナット(5) にね
じ込んで型枠側部材(2) を型枠(3) に垂直に取付ける
(図11参照)。つぎに、インサート(6) のボルト取付
け用雌ねじ(7) にインサート側部材(1) の雄ねじ(8) を
ねじ込むことにより、インサート(6) とインサート側部
材(1) を合体させる。最後に、インサート側部材(1) の
筒状突出部(13)を型枠(3) に取付けられた型枠側部材
(2) にはめ入れることにより、インサート(6) を型枠
(3) に保持し、コンクリート(C) を打設する(図12お
よび図13参照)。
【0018】脱型にさいし、脱型時に加わる力によっ
て、筒状突出部(13)の基端(13a) が破断し得る場合は、
この破断により脱型が可能であるし、そうでない場合
は、コンクリート成形品を真上に吊上げることによりこ
れを型枠(3) から引き離し、換言すれば、相対的に、型
枠(3) をコンクリート(C) から筒状突出部(13)の軸方向
に引き離すことにより、インサート側部材(1) の筒状突
出部(13)を型枠側部材(2)から抜いて脱型してもよい。
その他については、型枠(3) が垂直の場合と同様であ
る。
【0019】上記において、一対のねじ回し用係合部
(9) は、凸条形態であるが、−のねじ回しを用いるよう
な場合は、これの先端部両側がはまり込む凹条形態にし
てもよい。その数も一対に限らず3ないし4でもよく、
要するにねじ回しといずれかの部分で係合可能になって
おればよい。また、凹条係合部(12)および凸条係合部(1
7)の場合も、ともにその横断面形状はV形に限らない
し、その数も一対でなく、1つまたは3つ以上でもよ
い。要するに、凹条係合部(12)と凸条係合部(17)の係合
により、インサート側部材(1) の筒状保持部(10)と型枠
側部材(2) とが一緒に回るようになっておればよい。切
込み(20)および嵌入突起(21)の数も一対に限らず、3以
上でもよく、要するに、ナット(5) 内の残存型枠側部材
(2) を別の型枠側部材(2A)により回せればよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明のコンクリート成形品へ
の埋入用インサート保持装置によれば、脱型時に加わる
力によって、インサート保持具が破断可能な場合は破断
により、脱型することができるし、成形品に埋入される
インサートの数が多くて保持具が破断し得ない場合にも
型枠に一部を残したまま型枠からインサート保持具を抜
き取ることにより、簡単に脱型することができるので便
利である。
【0021】請求項2の発明のコンクリート成形品への
埋入用インサート保持装置によれば、型枠側部材の筒状
取付け部の基端面内周側に、少なくとも一対の切込みが
設けられるとともに、筒状取付け部の先端面に、少なく
とも一対の嵌入突起が前記切込みと対応するように設け
られているから、ナット内の残存型枠側部材の切込みに
別の型枠側部材の嵌入突起をはめ入れて回すことによ
り、残存型枠側部材を型枠から容易に取り除くことがで
きる。
【0022】請求項3の発明のコンクリート成形品への
埋入用インサート保持装置によれば、型枠のナットが、
型枠の貫通孔の長さの一部にはめ入れられた雌ねじ延長
部を有するから、雌ねじ延長部の存在しない場合に較べ
てインサートの型枠における保持がインサート自体の重
量により不安定になることがなく、他方貫通孔の長さの
残りの一部には雌ねじ延長部が存在せず、この部分には
空間があるため、コンクリート落下などによる衝撃によ
り、インサート側部材の筒状突出部の基端薄肉部での不
慮の破断の生ずるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切り欠いたインサート保持具におけるイ
ンサート側部材の側面図である。
【図2】同インサート側部材の正面図である。
【図3】同インサート側部材の背面図である。
【図4】一部を切り欠いたインサート保持具における型
枠側部材の側面図である。
【図5】同型枠側部材の正面図である。
【図6】同型枠側部材の背面図である。
【図7】インサートとその保持具を合体した状態を示す
側面図である。
【図8】インサートを垂直の型枠に保持した状態を示す
一部を切り欠いた側面図である。
【図9】脱型のさいに加わる力でインサート側部材の筒
状突出部の基端が破断することにより、脱型する状態を
示す一部を切り欠いた側面図である。
【図10】型枠をコンクリートよりインサート側部材の
筒状突出部の軸方向に引き離し、筒状突出部を型枠側部
材から抜くことにより、脱型する状態を示す一部を切り
欠いた側面図である。
【図11】インサート保持具における型枠側部材をその
雄ねじにより水平の型枠のナットに取付ける直前の状態
を示す断面図である。
【図12】インサートを水平の型枠に保持する直前の状
態を示す一部を切り欠いた側面図である。
【図13】インサートを水平の型枠に保持してコンクリ
トーを打設した状態を示す一部を切り欠いた側面図であ
る。
【図14】水平の型枠のナット内に残存した型枠側部材
を別の型枠側部材を用いて型枠から取り除く途上の状態
を示す垂直断面図である。
【符号の説明】
(1) :インサート側部材 (2) :型枠側部材 (3) :型枠 (4) :貫通孔 (5) :ナット (5a):雌ねじ延長部 (6) :インサート (7) :インサートのボルト取付け用雌ねじ (8) :インサート側部材の雄ねじ (9) :ねじ回し用係合部 (10):筒状保持部 (11):フランジ (12):係合凹条 (13):筒状突出部 (13a) :筒状突出部の基端 (16):型枠側部材の雄ねじ (17):係合凸条 (18):筒状取付け部 (20):切込み (21):嵌入突起 (H) :インサート保持具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−232314(JP,A) 特開 平10−29210(JP,A) 特開 昭61−169543(JP,A) 特開 昭61−177208(JP,A) 実開 昭51−136712(JP,U) 実開 昭51−55868(JP,U) 実開 昭60−51014(JP,U) 実公 昭50−38183(JP,Y2) 実公 昭50−43161(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 7/00 B28B 23/02 E04B 1/41 502

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インサート側部材および型枠側部材の2
    部材よりなるインサート保持具と、型枠の所定箇所にあ
    けられた貫通孔の外側周縁部に固着せられたナットとを
    備えており、インサート保持具のインサート側部材は、
    インサートのボルト取付け用雌ねじにねじ込まれる雄ね
    じおよび少なくとも一対のねじ回し用係合部を有する筒
    状保持部と、筒状保持部の基端に設けられているフラン
    ジと、フランジを介して筒状保持部の反対側に突出しか
    つ外周面長さ方向にのびた係合凹条を有する筒状突出部
    とよりなり、筒状突出部の基端は脱型時に加わる力によ
    り破断するように、筒状突出部の他の部分より薄肉とな
    されており、インサート保持具の型枠側部材は、型枠の
    ナットにねじ込まれる雄ねじおよび内周面長さ方向にの
    びた係合凸条を有しかつインサート側部材の筒状突出部
    の外周面と内周面が合致する筒状取付け部よりなり、脱
    型のさいに加わる力によって、インサート側部材の筒状
    突出部の基端の薄肉部が破断し得ない場合には、型枠を
    コンクリートから筒状突出部の軸方向に引き離すことに
    より、筒状突出部が型枠側部材から抜けるようになされ
    ているコンクリート成形品への埋入用インサート保持装
    置。
  2. 【請求項2】 型枠側部材の筒状取付け部の基端面内周
    側に、少なくとも一対の切込みが設けられるとともに、
    筒状取付け部の先端面に、少なくとも一対の嵌入突起が
    前記切込みと対応するように設けられている請求項1記
    載のコンクリート成形品への埋入用インサート保持装
    置。
  3. 【請求項3】 型枠のナットが、型枠の貫通孔の長さの
    一部にはめ入れられた雌ねじ延長部を有する請求項1記
    載のコンクリート成形品への埋入用インサート保持装
    置。
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