JP3122658U - Ihクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバー - Google Patents
Ihクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP3122658U JP3122658U JP2006002749U JP2006002749U JP3122658U JP 3122658 U JP3122658 U JP 3122658U JP 2006002749 U JP2006002749 U JP 2006002749U JP 2006002749 U JP2006002749 U JP 2006002749U JP 3122658 U JP3122658 U JP 3122658U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- exhaust port
- stand
- cooking heater
- cover part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Abstract
【課題】耐久性を有して長期間使用することができ、設置や取り外しが容易に行えることにより汚れ防止カバー自体の汚れの拭き取りも容易に行うことができる、IHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバーを得る。
【解決手段】排気口の横幅以上の長さを有すると共に側面形状が略円弧状を成した金属板製のカバー部において、該カバー部の両端底部にスタンド部を設け、前記カバー部が自立して前記排気口の上面部を覆うことができるように形成する。または、排気口の横幅以上の長さを有すると共に側面形状が略円弧状を成した金属板製のカバー部において、該カバー部の横幅が伸縮自在となるスライド機構を有すると共に当該カバー部の両端底部にスタンド部を設け、前記カバー部が自立して前記排気口の上面部を覆うことができるように形成する。
【選択図】図1
【解決手段】排気口の横幅以上の長さを有すると共に側面形状が略円弧状を成した金属板製のカバー部において、該カバー部の両端底部にスタンド部を設け、前記カバー部が自立して前記排気口の上面部を覆うことができるように形成する。または、排気口の横幅以上の長さを有すると共に側面形状が略円弧状を成した金属板製のカバー部において、該カバー部の横幅が伸縮自在となるスライド機構を有すると共に当該カバー部の両端底部にスタンド部を設け、前記カバー部が自立して前記排気口の上面部を覆うことができるように形成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、IHクッキングヒーターで揚げ物や炒め物及び煮物等の調理を行う際に、該IHクッキングヒーターの後部にある排気口が飛び跳ねた油や吹きこぼれた煮汁等で汚れるのを防止するための、IHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバーに関するものである。
近年、システムキッチンの電化に伴い、揚げ物や炒め物及び煮物等の調理を行う調理器具はガスコンロよりIHクッキングヒーターに変わりつつある。該IHクッキングヒーターは、金属製(主に鉄製やステンレス製)の鍋底に磁力線を当て、該鍋底の金属板に発生したうず電流により当該鍋底を発熱させることにより調理を行うものであり、ガスコンロのような火が不要な調理器具である。
このため、IHクッキングヒーターのトッププレートには耐熱性のある平板状の結晶化ガラスが使用され、煮物等の調理の際に吹きこぼれた煮汁等は台布巾により簡単に拭き取ることができるものである。しかし、グリルを使用した際において当該グリル内の空気を排出するための排気口は、平坦構造ではないと共にメッシュ状のカバーを被せた形状となっているため、揚げ物や炒め物及び煮物等の調理を行った際に飛び跳ねた油や吹きこぼれた煮汁等が前記排気口内に入って汚した場合、簡単に拭き取ることができなかった。
上記のような調理器具の排気口の汚れを防止すべく、特開平09−89273号公報の『排気口カバー』では、システムキッチンのビルトインコンロの排気口において、立上り胴部と傾斜胴部及び左右の壁部を有する金属箔形成体を前記排気口に設置することにより汚れを防止し、更に前記金属箔形成体にトッププレートと磁力により固定する吸着機構を有することを特徴とした排気口カバーについて記載されている。また、特開2005−337525号公報の『コンロ用天板及びコンロ』では、排気口の汚れ防止以外に、前記排気口カバーが排気熱による変色や変形により外観を損ねたり耐久性が悪くなることを防止するためのコンロ用天板について記載されている。
しかしながら、上記特開平09−89273号公報においては、排気口カバーが金属箔で形成されているために剛性がなく、調理器具が当ったり汚れを拭き取る際に容易に変形してしまうという欠点があった。このため、耐久性がなく即ち使い捨てタイプとなり、長期間使用することができないという問題点があった。
また、上記特開2005−337525号公報においては、排気熱による変色や変形を防止し、従来の排気口に代る排気フードとすることが主目的であり、排気フードの下面側に空気層を形成するための排気フード保護板を設けるなど機構が複雑であると共に当該排気フードがトッププレートに固定されているため、排気フード自体の汚れを拭き取る際に容易に取り外すことができず、面倒であるという欠点があった。
本考案は、上記のような欠点を解決するために成されたものであり、耐久性を有して長期間使用することができ、設置や取り外しが容易に行えることにより汚れ防止カバー自体の汚れの拭き取りも容易に行うことができる、IHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案のIHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバーにおいては、排気口の横幅以上の長さを有すると共に側面形状が略円弧状を成した金属板製のカバー部において、該カバー部の両端底部にスタンド部を設け、前記カバー部が自立して前記排気口の上面部を覆うことができるように形成する。
また、排気口の横幅以上の長さを有すると共に側面形状が略円弧状を成した金属板製のカバー部において、該カバー部の横幅が伸縮自在となるスライド機構を有すると共に当該カバー部の両端底部にスタンド部を設け、前記カバー部が自立して前記排気口の上面部を覆うことができるように形成する。
本考案のIHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバーを、IHクッキングヒーターの後部にある排気口の上面部を覆うように設置して揚げ物や炒め物及び煮物等の調理を行うようにすれば、調理の際に飛び跳ねた油や吹きこぼれた煮汁等が排気口内に入ることがなく汚れを防止することができるという効果を奏する。また、汚れ防止カバーがスタンドを具備した自立型金属板で形成されるため、安定して設置できると共に、耐久性を有して長期間使用することができるという効果を奏する。更には設置や取り外しが容易に行えることにより汚れ防止カバー自体の汚れの拭き取りも容易に行うことができるという効果を奏する。
本考案を実施するための最良の形態を図を用いて説明する。
図1は本考案のIHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバーをIHクッキングヒーターの排気口に設置した状態を示す図であり、図2は本考案のIHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバーの第一実施例の斜視図である。該図に示すように、汚れ防止カバー7は、IHクッキングヒーター1の後部にある排気口6の横幅以上の長さを有する側面形状が略円弧状を成した金属板製のカバー部8において、該カバー部8の両端底部にスタンド部9,9を設け、前記カバー部8が自立して前記排気口6の上面部を覆うことができるように形成する。なお、図1において、符号2はIHヒーター部,符号3はラジエントヒーター部,符号4はモニター,符号5は操作スイッチを示す。
上記カバー部8及びスタンド部9,9を形成する金属板は、厚さ約0.5〜1mm程度のステンレス板が好適であり、スタンド部9からカバー部8までの高さは約10cm程度とし、長さは排気口6の横幅に対応させ、標準タイプ用として約60cm程度とし、ワイドタイプ用として約75cm程度とするのが好適である。前記排気口6の横幅は、メーカーが異なった場合に多少の違いはあるものの略同一であり、上記2種類の寸法で対応可能となる。また、側面部において略円弧状の形状幅は、排気口6の縦幅より広く取り約8cm程度とするのが好適である。なお、前記金属板の材質や寸法は好適と判断されるものを示しただけであり、これに限定するものではない。
図3は本考案のIHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバーの第二実施例の構造図であり、(a)は正面図,(b)は(a)におけるA部拡大側面図である。該図に示すように、汚れ防止カバー7を複数のメーカー又は同一メーカーであっても大きさの異なるIHクッキングヒーター1に最適に対応させる場合には、IHクッキングヒーター1の後部にある排気口6の横幅以上の長さを有する側面形状が略円弧状を成した金属板のカバー部8a,8bにおいて、該カバー部8a,8bの横幅が伸縮自在となるスライド機構10を有すると共に当該カバー部8a,8bの両端底部にスタンド部9,9を設け、前記カバー部8a,8bが自立して前記排気口6の上面部を覆うことができるように形成する。
上記スライド機構10は、一方のカバー部8aの上下部において適度な長さと幅を有した保持片11を内側に折り曲げることによりスライド用の溝12が形成される構造とする。そして、前記カバー部8aの縦幅より僅かに狭い縦幅を有した他方のカバー部8bを、前記カバー部8aのスライド機構10の溝12に摺動可能に挿入することにより、カバー部8a,8bの横幅が図中矢印で示すように伸縮自在となる。この時、カバー部8a,8bを縮めた状態の長さを約60cm程度とし、伸ばした状態の長さを約75cm程度とするのが好適である。なお、図3において横幅の短いカバー部8aにスライド機構10を設けたが、横幅の長いカバー部8bにスライド機構10を設け、横幅の短いカバー部8aを前記スライド機構10に摺動可能に挿入するようにしても構わない。
また、図4は本考案のIHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバーのスタンド部の構造図であり、(a)は着脱自在構造のスタンド部,(b)は蝶番による折り畳み自在構造のスタンド部を示している。
上記(a)は、スタンド部9の先端部にカバー部8を挟むための挟持部13a,13bを設けたものである。該方式によれば、カバー部8とスタンド部9が着脱自在であるため、汚れ防止カバー7を商品として販売する時に包装容器が小型になる。また、カバー部8の汚れを拭き取る時にいっそう拭き取りやすくなる。更にはスタンド部9の取り付け位置が自在となる。
上記(b)は、スタンド部9の先端部に蝶番14を設けてカバー部8に固着したものである。該方式によれば、スタンド部9を図中矢印のように回転して折り畳み自在であるたるため、(a)と同様に汚れ防止カバー7を商品として販売する時に包装容器が小型になる。また、カバー部8の汚れを拭き取る時にいっそう拭き取りやすくなる。
上記説明においては、IHクッキングヒーターの排気口の汚れ防止カバーについて説明したが、ガスコンロによるシステムキッチンの排気口の汚れ防止カバーとして使用しても構わないものである。
1 IHクッキングヒーター
2 IHヒーター部
3 ラジエントヒーター部
4 モニター
5 操作スイッチ
6 排気口
7 汚れ防止カバー
8 カバー部
9 スタンド部
10 スライド機構
11 保持片
12 溝
13a,13b 挟持部
14 蝶番
2 IHヒーター部
3 ラジエントヒーター部
4 モニター
5 操作スイッチ
6 排気口
7 汚れ防止カバー
8 カバー部
9 スタンド部
10 スライド機構
11 保持片
12 溝
13a,13b 挟持部
14 蝶番
Claims (4)
- 排気口の横幅以上の長さを有すると共に側面形状が略円弧状を成した金属板製のカバー部において、該カバー部の両端底部にスタンド部を設け、前記カバー部が自立して前記排気口の上面部を覆うことができるように形成したことを特徴とする、IHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバー。
- 排気口の横幅以上の長さを有すると共に側面形状が略円弧状を成した金属板製のカバー部において、該カバー部の横幅が伸縮自在となるスライド機構を有すると共に当該カバー部の両端底部にスタンド部を設け、前記カバー部が自立して前記排気口の上面部を覆うことができるように形成したことを特徴とする、IHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバー。
- スタンド部の先端部にカバー部を挟むための挟持部を設け、カバー部とスタンド部が着脱自在に形成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバー。
- スタンド部の先端部に蝶番を設けてカバー部に固着し、スタンド部を回転して折り畳み自在に形成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIHクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002749U JP3122658U (ja) | 2006-03-15 | 2006-03-15 | Ihクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002749U JP3122658U (ja) | 2006-03-15 | 2006-03-15 | Ihクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3122658U true JP3122658U (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=43472710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006002749U Expired - Fee Related JP3122658U (ja) | 2006-03-15 | 2006-03-15 | Ihクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3122658U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011137580A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Toyo Aluminum Ekco Products Kk | 排気口カバー |
JP2011172888A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-08 | Toyo Aluminum Ekco Products Kk | パネル構造体及びその製造方法 |
-
2006
- 2006-03-15 JP JP2006002749U patent/JP3122658U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011137580A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Toyo Aluminum Ekco Products Kk | 排気口カバー |
JP2011172888A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-08 | Toyo Aluminum Ekco Products Kk | パネル構造体及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6124524B2 (ja) | ガスコンロ用の五徳及びガスコンロ | |
JP2009172041A (ja) | 加熱調理機器 | |
JP3122658U (ja) | Ihクッキングヒーター用排気口汚れ防止カバー | |
JP6021849B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP4986949B2 (ja) | グリル | |
JP5877298B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5786131B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5855044B2 (ja) | 加熱調理容器 | |
JP5895124B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP4285498B2 (ja) | 誘導加熱式調理器 | |
JP2006313045A (ja) | コンロの天板カバー | |
JP6241707B2 (ja) | 厨房装置 | |
JP5117544B2 (ja) | グリル | |
JP6751847B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5436834B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP3132124U (ja) | 取り付け簡単で洗浄できるレンジガード | |
JP3117021U (ja) | Ihクッキングヒーター用油汚れ防止紙 | |
JP4350067B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP6899280B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP6057941B2 (ja) | グリルプレート、及び加熱調理器 | |
JP2005337651A (ja) | 加熱調理器 | |
JP2014224678A (ja) | 簡易小型コンロカバー | |
JP2002221325A (ja) | ガスコンロ | |
JP2006223415A (ja) | 汁受皿 | |
JP3745110B2 (ja) | ドロップインコンロ及びこれに用いる庇状ガード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |