JP3121469B2 - 一体基礎用の樹脂製ベース枠 - Google Patents

一体基礎用の樹脂製ベース枠

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JP3121469B2
JP3121469B2 JP05073623A JP7362393A JP3121469B2 JP 3121469 B2 JP3121469 B2 JP 3121469B2 JP 05073623 A JP05073623 A JP 05073623A JP 7362393 A JP7362393 A JP 7362393A JP 3121469 B2 JP3121469 B2 JP 3121469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は住宅の建設において、基
礎部分を凸型の一体成型基礎に構成する場合に、下方の
ベース部分の側方を抑えるベース枠の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、凸型の一体基礎に関する技術
は出願されているのである。例えば実願平4−6987
7号の技術の如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
開示したベース枠は、樹脂のプレス型成型により構成し
たものであり、表面に強度を増加する為の溝が成型され
ている。故に継ぎ目部分があったとしても、ベース枠が
変形する可能性が低いので、図11の従来技術の不具合
を示す図面の如く、ベース枠2Lと2Rの間の継ぎ目に
間隙が発生し、ここから外側の埋め戻し土砂が内側には
み出すという不具合は発生しないのである。これに対し
て本発明のベース枠は、樹脂を吐出口から押し出すこと
により、連続的に成型するものであり、途中部分に強度
補強の溝を成型することが不可能なのである。故に、非
連続部分で継ぎ目が出来ると、左右のベース枠が正確に
合致せずに、該部分に隙間が発生し、この部分から土壌
が内部に入りこんでコンクリートの表面が所望の形に成
型され無いという不具合があったのである。本発明は、
このような押し出し成型で構成されたベース枠の継ぎ目
部を補強し、間隙を無くす為の継ぎ目ベース枠を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、一体成型して構成する住宅基
礎のメタルフォーム1のベース部分を被覆するベース枠
2において、非連続したベース枠2を接合する部分にお
いて、該接合部の間隙を閉塞し、強度を補強すべく、ベ
ース枠2の内外に重複する継ぎ目ベース枠3を介装した
ものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。即ち、ベース枠2同士の
継ぎ目部分に重複した継ぎ目ベース枠を介装することに
より、継ぎ目部分の強度を向上することが出来るのであ
る。また一体基礎を施工する場合において、従来ベース
枠2同士の接合部分に間隙が発生しないように気を遣っ
ていたのであるが、本発明の如く、継ぎ目ベース枠を介
装することにより、簡単に間隙を無くすことが出来るの
で、施工性を向上することが出来た。
【0006】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明のベー
ス枠2と継ぎ目ベース枠3の部分を示す斜視図、図2は
ベース枠2に継ぎ目ベース枠3を固定して、重複する部
分の斜視図、図3は重複組立を終了した状態の斜視図、
図4は他の継ぎ目ベース枠8を示す斜視図、図5は他の
継ぎ目ベース枠11・12を示す図面、図6は他の継ぎ
目ベース枠13・14を示す図面、図7は他の継ぎ目ベ
ース枠15・16を示す図面、図8は他の継ぎ目ベース
枠17・18を示す図面、図9は他の継ぎ目ベース枠1
8・19を示す図面、図10は継ぎ目ベース枠3を示す
図面、図11は従来の継ぎ目ベース枠が無い状態のベー
ス枠2の継ぎ目を示す図面である。
【0007】従来は図11に示す如く、ベース枠2と2
を直接に突き合わせただけで継ぎ目としていたのであ
る。故に、押し出し成型により構成したベース枠2はそ
の形状が反り返ることにより一定せずに、間隙が発生
し、メタルフォーム1の側方にベース枠2をセットした
状態で、覆土をすると、この間隙から覆土の部分が内部
に浸入し、コンクリートをメタルフォーム1の上方から
流し込み打設すると、一体基礎のベースの部分にコンク
リートの無い、孔の部分が構成されていた。
【0008】図1はメタルフォーム1とベース枠2を継
ぎ目ベース枠3の部分を図示している。メタルフォーム
1と1 'を上部連結具10で連結し、メタルフォーム1
はフォーム連結金具9により連続的に連結されている。
本発明はこのような一体基礎成型構造において、従来の
不具合を解消する為に、ベース枠2と2の継ぎ目の部分
に、別にプレス型成型により構成した継ぎ目ベース枠を
介装すべく構成したのである。該継ぎ目ベース枠は、プ
レス型成型するので中途部分に溝やリブを構成すること
が可能であり、強度的にも強く、継ぎ目ベース枠を介装
してベース枠2と2を重複した状態で継ぎ目部分を足で
押しても、変形することは無いのである。
【0009】図2の状態で、ベース枠2Lの端部の外側
に継ぎ目ベース枠5を当てて、ステイプラー針4により
固定している。そしてベース枠2Lと継ぎ目ベース枠5
を一体化した状態で、ベース枠2Rを上から当てて、図
3の如く、継ぎ目部分を構成するのである。該継ぎ目ベ
ース枠5の構成は、図5において詳細が図示されてい
る。即ち、ベース枠2に沿った円弧状に構成した継ぎ目
ベース枠5は、左側の円弧がベース枠2よりも大径であ
り、右半分がベース枠2よりも小径に構成しており、ベ
ース枠2Lは継ぎ目ベース枠5の内径に、ベース枠2R
は継ぎ目ベース枠5の外径に接当配置すべく構成してい
る。
【0010】図4に示す実施例の継ぎ目ベース枠8にお
いては、継ぎ目ベース枠10の左右が同じ径の円弧に構
成されており、該継ぎ目ベース枠10の外側面にベース
枠2Lとベース枠2Rが接当されるように構成されてい
る。図5に示す継ぎ目ベース枠12においては、ベース
枠2Lが内側に接当される大径の部分に、補強リブ12
aを構成している。また図6に示す継ぎ目ベース枠13
においては、ベース枠2Lが接当する大径の部分に補強
リブ13aを構成し、ベース枠2Rが接当する小径部分
にも、補強リブ13bを両者が連続した状態で構成して
いる。図6の継ぎ目ベース枠14においては、内外の補
強リブ14a,14bを不連続状態に構成している。
【0011】図7に示す継ぎ目ベース枠15において
は、小径側にのみ内方向に突出した補強リブ15aを構
成している。継ぎ目ベース枠16においては、大径側に
のみ外方向に突出した補強リブ16aを構成している。
図8においては、継ぎ目ベース枠17の外から内に入れ
代わる部分に補強リブ17aを設けている。継ぎ目ベー
ス枠18においては、小径側の円弧方向に、ベース枠2
の長さ方向に向けて平行した補強リブ18aを設けてい
る。
【0012】図9において、継ぎ目ベース枠18は、左
右からの挿入間隙18a,18bを構成している。継ぎ
目ベース枠19の実施例においては、左右の一方のみに
挿入間隙19aを構成している。図10においては、継
ぎ目ベース枠3を図示しており、該継ぎ目ベース枠3
は、ベース枠2Lと2Rともに、継ぎ目ベース枠3の外
周部分に接当すべく構成し、中央部分の外側に補強リブ
3aを設けている。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、ベース枠2同士の
継ぎ目部分に重複した継ぎ目ベース枠を介装することに
より、継ぎ目部分の強度を向上することが出来るのであ
る。また一体基礎を施工する場合において、従来ベース
枠2同士の接合部分に間隙が発生しないように気を遣っ
ていたのであるが、本発明の如く、継ぎ目ベース枠を介
装することにより、簡単に間隙を無くすことが出来るの
で、施工性を向上することが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベース枠2と継ぎ目ベース枠3の部分
を示す斜視図。
【図2】ベース枠2に継ぎ目ベース枠3を固定して、重
複する部分の斜視図。
【図3】重複組立を終了した状態の斜視図。
【図4】他の継ぎ目ベース枠10を示す斜視図。
【図5】他の継ぎ目ベース枠11・12を示す図面。
【図6】他の継ぎ目ベース枠13・14を示す図面。
【図7】他の継ぎ目ベース枠15・16を示す図面。
【図8】他の継ぎ目ベース枠17・18を示す図面。
【図9】他の継ぎ目ベース枠18・19を示す図面。
【図10】継ぎ目ベース枠3を示す図面。
【図11】従来の継ぎ目ベース枠が無い状態のベース枠
2の継ぎ目を示す図面。
【符号の説明】
1 メタルフォーム 2 ベース枠 3 継ぎ目ベース枠 4 ステイプラー針
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−108920(JP,A) 特開 昭62−17232(JP,A) 特開 平3−199527(JP,A) 特開 昭61−196065(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 27/00 - 27/52

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一体成型して構成する住宅基礎のメタル
    フォームのベース部分を被覆するベース枠において、非
    連続したベース枠を接合する部分において、該接合部の
    間隙を閉塞し、強度を補強すべく、ベース枠の内外に重
    複する継ぎ目ベース枠を介装したことを特徴とする一体
    基礎用の樹脂製ベース枠。
JP05073623A 1993-03-31 1993-03-31 一体基礎用の樹脂製ベース枠 Expired - Fee Related JP3121469B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2630458A1 (fr) * 1988-04-20 1989-10-27 Pechiney Electrometallurgie Procede de protection superficielle contre la corrosion et l'abrasion d'objets metalliques ou en composite a matrice metallique par depot de carbure de silicium

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