JP3121235B2 - 排煙用ルーフファン - Google Patents

排煙用ルーフファン

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JP3121235B2
JP3121235B2 JP07153119A JP15311995A JP3121235B2 JP 3121235 B2 JP3121235 B2 JP 3121235B2 JP 07153119 A JP07153119 A JP 07153119A JP 15311995 A JP15311995 A JP 15311995A JP 3121235 B2 JP3121235 B2 JP 3121235B2
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JP
Japan
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casing
fan
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shaft
main body
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JP07153119A
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JPH094894A (ja
Inventor
旭 富田
Original Assignee
旭電業株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排煙用ルーフファンに
関するもので、詳しくは、屋上などの屋外に設置してそ
の屋内の小火などで発生した熱気や煙などを吸引して屋
外へ排出する排煙装置として使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の排煙装置は、換気装置とは異な
り、屋内に防火室を設けてこれにファンを設置し、各室
から吸引ダクトで吸引し、屋外へ排出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、従来の排煙装置としては、屋内に防火室を設
けてファンルームとしているので、貴重な屋内スペース
を浪費していることになり、全体としてコスト高になる
という問題点があった。本発明は、このような問題点を
解決しようとするものである。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするものである。すなわち、本発明は、排煙装置の
主体を屋外に設置することができて、屋内スペースの本
来の有効利用ができ、全体としてコスト高にならないよ
うにした排煙用ルーフファンを提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ファン本体と、このファン本体の上方に
間隔をおいて設けられたルーフと、前記ファン本体を上
載しているベースとからなり、かつ、該ファン本体が上
下開放のケーシングと、このケーシングの内部下位に設
けられたインペラと、このインペラを回転させる縦型の
シャフトと、該ケーシングの外に設けられたモータと、
このモータの回転軸と前記シャフトの間に渡架されたチ
ェーンとを備えているものとした。
【0006】
【作用】本発明によれば、ファン本体と、このファン本
体の上方に間隔をおいて設けられたルーフと、前記ファ
ン本体を上載しているベースとからなり、かつ、該ファ
ン本体が上下開放のケーシングと、このケーシングの内
部下位に設けられたインペラと、このインペラを回転さ
せる縦型のシャフトと、該ケーシングの外に設けられた
モータと、このモータの回転軸と前記シャフトの間に渡
架されたチェーンとを備えているので、ルーフを有する
ことで、屋外に設置することができ、チェーン駆動であ
るため、熱気に耐えられる。また上下開放のケーシング
の内部下位にインペラを有していることで、熱気や煙を
下から吸いあげて上に送り、ルーフの下面に当接されて
外部に吐出させる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の後述するケーシ
ングと軸受保護管を縦断して示した一部断面正面図であ
る。図1において、1はファン本体、2は該ファン本体
1の上方に間隔をおいて設けられたルーフである。
【0008】前記ファン本体1は、上下開放のケーシン
グ3と、このケーシング3の下位に設けられたインペラ
4と、このインペラ4を回転させる縦軸のシャフト5
と、該ケーシング3の外に設けられたモータ6と、この
モータ6の回転軸と前記シャフト5の間に渡架されたチ
ェーン7とからなっている。そして、8は前記ケーシン
グ3の内部に位置して該シャフト5の軸受9を覆ってい
る上下閉塞の軸受保護管、10は前記ケーシング3の外
部と該軸受保護管8の内部を連通している排熱パイプ、
11は該シャフト5の上端に取付けられた冷却用ファ
ン、12は最下部に設けられたベース、13は前記イン
ペラ4の直下に位置しているベルマウス、14は軸受
台、15は該シャフト5に取付けられて該チェーン7と
係合するスプロケット、16は前記チェーン7を覆って
該ケーシング3と軸受保護管8を貫通して設けられたチ
ェーンカバーである。
【0009】図1に示すように構成された排煙用ルーフ
ファンにおいては、たとえば、各部屋に通じている屋上
の吸気ダクトまたは通気縦穴(エアシャフト)などの直
上にベース12を利用して設置する。そしてもし、屋内
に小火などが発生したときはそれを感知してモータ6に
自動的に通電される。すると、チェーン7を介してシャ
フト5とインペラ4が回転し、その小火による煙や熱気
が、矢印17で示すように吸引され、ベルマウス13か
らケーシング3の中を通ってルーフ2の下面に当接し、
矢印18で示すように屋外に吐出される。
【0010】このとき、シャフト5の回転によって冷却
用ファン11も回転し、これによってケーシング3の外
部の空気が排熱パイプ10を介して軸受保護管8の内部
に吸引され、軸受9を冷却してチェーンカバー16の隙
間を通って屋外に吐出される。
【0011】図2は本発明の第2実施例を示した正面図
であり、図3は図2の側面図である。図2および図3に
おいて19は前記モータ6に熱気が直接当接しないよう
に保護している防熱板であり、また図3における20は
ルーフ2に設けられたかさ部である。すなわち、このか
さ部20は屋外に設置したとき、吐出側に風雨の侵入を
防止するためのものである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファン本体と、このファン本体の上方に間隔をおいて設
けられたルーフと、前記ファン本体を上載しているベー
スとからなり、かつ、該ファン本体が上下開放のケーシ
ングと、このケーシングの内部下位に設けられたインペ
ラと、このインペラを回転させる縦型のシャフトと、該
ケーシングの外に設けられたモータと、このモータの回
転軸と前記シャフトの間に渡架されたチェーンとを備え
ていので、ルーフを有することで、主体を屋外に設置す
ることができて、屋内スペースの本来の有効利用がで
き、全体としてコスト高にはならない。またチェーン駆
動であるため、熱気に耐えられ、長寿命となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の一部を縦断して示した正
面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示した正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【符号の説明】
1 ファン本体 2 ルーフ 3 ケーシング 4 インペラ 5 シャフト 6 モータ 7 チェーン 8 軸受保護管 9 軸受 10 排熱パイプ 11 冷却用ファン 12 ベース

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファン本体と、このファン本体の上方に
    間隔をおいて設けられたルーフと、前記ファン本体を上
    載しているベースとからなり、かつ、該ファン本体が上
    下開放のケーシングと、このケーシングの内部下位に設
    けられたインペラと、このインペラを回転させる縦型の
    シャフトと、該ケーシングの外に設けられたモータと、
    このモータの回転軸と前記シャフトの間に渡架されたチ
    ェーンとを備えていることを特徴とする、排煙用ルーフ
    ファン。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングの内部に位置して前記シ
    ャフトの軸受を覆っている上下閉塞の軸受保護管と、該
    シャフトの上端に取付けられた冷却用ファンと、該ケー
    シングの外部と該軸受保護管の内部を連通している排熱
    パイプとを備えている請求項1記載の排煙用ルーフファ
    ン。
JP07153119A 1995-06-20 1995-06-20 排煙用ルーフファン Expired - Lifetime JP3121235B2 (ja)

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JPH094894A JPH094894A (ja) 1997-01-10
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102525192B1 (ko) * 2019-07-16 2023-04-25 주식회사 오토스윙 용접용 보호 장치

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KR102525192B1 (ko) * 2019-07-16 2023-04-25 주식회사 오토스윙 용접용 보호 장치

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JPH094894A (ja) 1997-01-10

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