JP3120118B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP3120118B2
JP3120118B2 JP03085380A JP8538091A JP3120118B2 JP 3120118 B2 JP3120118 B2 JP 3120118B2 JP 03085380 A JP03085380 A JP 03085380A JP 8538091 A JP8538091 A JP 8538091A JP 3120118 B2 JP3120118 B2 JP 3120118B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CRT(陰極線管)やL
CD(液晶表示装置)等に適用される画像表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、CRTやLCDなどの表示装置に
文字やパターンを表示させるグラフィックディスプレイ
装置において、表示画面の任意の部分(領域)を選択し、
その略域に対して特別の処理、例えば、表示データの消
去,他の表示データへの置き換え等を施す場合の方法と
して、以下の方法が例示できる。
【0003】(1)フレーム同期信号を起点として、画面
の垂直方向に対しては、表示ライン数の計数値n1,n
2に基づく分割信号を用い、水平方向に対しては、表示
データ(文字)の計数値n3,n4に基づく分割信号を用
いて図6に示すような方形の領域を指定する(特開平2
−176695号公報)。
【0004】(2)フレーム同期信号を起点として、画面
の垂直方向および水平方向の各々に対してタイマの計数
値t1,t2,t3,t4に基づいた分割信号を用いて
上記の(1)と同様に図6に示すような方形の領域を指定
する(特開平2−176695号公報)。
【0005】(3)各水平ラインのウィンドウスタート
(指定領域開始)位置とウィンドウ幅を設定するメモリを
設け、そのデータを基に図7に示すような任意形状の領
域を指定する(実開昭63−27954号公報)。
【0006】(4)1画素アドレスにつき画像データと、
そのマスク情報あるいは優先表示情報の記憶領域を有す
るフレームメモリが複数あり、それらの優先表示情報と
マスク情報に従って複数のグラフィック画像を合成表示
する(特開平2−146092号公報)。
【0007】(5)画像データの記憶領域(フレームメモ
リ)の他に水平方向の画素数による幅データの記憶領域
を設けて、図8に示されるような影付処理を行う(特開
平2−226297号公報)。
【0008】(6)キャラクタジェネレータを用いたキャ
ラクタ表示方式で、キャラクタ単位の属性としてマスク
情報や優先表示情報等を持たせる。
【0009】(7)表示データを導出する手段を複数設
け、予め定められた優先順位に従って、唯一の表示デー
タを表示するように他の表示データの導出を禁止するこ
とによって、指定された領域を他の表示データに置き換
える(特開平2−293792号公報)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の方法にお
いて、各々下記のような問題を有している。
【0011】すなわち、(1),(2)の方法では方形の領域
しか指定できないので、曲線を含んだ図形によって領域
を指定できない。(3)の方法では、各水平ラインに対し
て指定領域の開始位置と幅を設定するメモリを設ける必
要があり、水平ライン数及び指定領域の数が増えると、
そのメモリ容量も増大し、ハードウェアの規模が大きく
なってしまう。(4)の方法では、領域指定が1画素単位
で行えるので領域指定の方法としては最も自由度が大き
くなるが、マスク情報や優先表示情報を1画素毎に持た
せるのでメモリ容量が膨大になり、(3)の方法以上にハ
ードウェアの規模が大きくなってしまう。(5)の方法で
は、水平方向の幅の指定が1種類だけなので、領域指定
としては自由度がなく、影付処理のような用途にしか応
用できない。(6)の方法では、領域指定がキャラクタ単
位なので、(1),(2)の方法と同様、曲線を含んだ図形に
よって領域を指定できない。(7)の方法は、カラー表示
の場合に有効な方法で、モノクロ表示だと単に複数の表
示データを論理和合成した表示と同じになってしまう。
つまり指定領域内と指定領域外を示す表示データの組み
合わせが、それぞれ1通りしかないと(モノクロ表示だ
と)、単に領域内の消去やデータの置き換えの効果しか
なく、塗りつぶし合成のような表示は行えない。つまり
単にシルエットとしてしか表現できない。
【0012】本発明の目的は、領域指定を伴う各種表示
が良好に行える画像表示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、並列データ入出力方式のフレームメモリ
から、画像データを並列データとして読み込み、表示装
置に順次転送する画像表示装置において、表示タイミン
グに同期して表示データをシフト処理することにより連
続的に表示データを所定のドット数だけ水平方向に移動
させる手段と、水平方向の移動量がそれぞれ異なる複数
の表示データを合成表示する手段と、キャラクタ毎に設
定されるアトリビュートデータの中に、そのキャラクタ
が、ある領域に関係していることを示す組み合わせと、
その領域の終了を示す組み合わせとを持ち、その二つの
アトリビュートを解読する手段によって得られる信号に
よって、表示サイクルに同期して表示画面の任意の領域
を選択し、さらにその領域に対して所望の処理を施す動
作を連続的に行う手段とを備え、水平方向のシフト量が
異なる複数の表示データを合成表示する場合でも領域指
定が行えるように構成したことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記の手段によれば、表示タイミングに同期し
て表示データをシフト処理することにより、連続的に表
示データを所定のドット数だけ水平方向に移動させる表
示動作と、表示サイクルに同期して表示画面の任意の部
分(領域)を選択し、さらに、その領域に対して消去や塗
りつぶし(置き換え)などの特別の処理を施す動作を、表
示サイクルに同期させて連続的に行え、水平方向のシフ
ト量が異なる複数の表示データを合成表示する場合に
も、領域指定機能を用いた表示動作を正確に実現するこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図1は本発明の一実施例の要部を構成を示
すブロック図であり、表示部は図示していない。
【0017】同図において、CPU1は、表示部のみな
らず装置全体の制御を行う中央処理装置であり、ROM
(リード・オンリ・メモリ)2に格納されたプログラムを
実行する。ROM2内には、前記プログラムのほかにグ
ラフィック表示のためのグラフィックコード(パターン
データ)が納められている。GC.RAM(グラフィック
コード用ランダム・アクセス・メモリ)3とCC.RA
M(キャラクタコード用ランダム・アクセス・メモリ)4
は、それぞれCPUデータバス5の上位byte(D8
〜D15)と下位byte(D0〜D7)に接続されたフレ
ームバッファ(ビデオRAM)で、CPU1は、この二つ
のRAM3,4をワークエリアおよびスタックエリアと
しても使用している。
【0018】表示制御回路6は、タイミングジェネレー
タ7が発生するタイミング信号に従って、CPU1とは
非同期に規則正しい表示動作を繰り返す働きを持ってい
る。従って、前記RAM3,4とアクセスは、表示制御
回路6に優先権があり、CPU1が表示データの書き換
えや、ワークエリアあるいはスタックエリアのアクセス
を行う際は、表示制御回路6が非アクセス状態のタイミ
ングに行うように、タイミングジェネレータ7が制御し
ている(サイクルスティール・アクセス制御)。
【0019】また、図中の8はCG.ROM(キャラク
タ・ジェネレータ用リード・オンリ・メモリ)、11は後
で詳述する合成回路、12はグラフィック用表示アドレス
バス、13はキャラクタ用表示アドレスバス、14,15はラ
ッチ、18,19はマルチプレクサ、20はバスドライバであ
る。
【0020】本実施例では、グラフィック表示とキャラ
クタ表示の重ね合わせ表示を行っており、それぞれ次の
ような表示動作を行う。
【0021】(I)グラフィック表示 前記表示制御回路6は、主に表示アドレスジェネレータ
から成っている。CPU1は、表示制御回路6に対し
て、表示開始アドレス,水平方向文字数,垂直方向文字
数等を設定する。それらの設定値は、タイミングジェネ
レータ7にも送られ、それらの設定値に従ってタイミン
グジェネレータ7が表示のための各種同期信号を発生す
る。CPU1は、プログラムに従ってグラフィックコー
ドをROM2からGC.RAM3内のフレームバッファ
の所定のアドレスに転送する。グラフィック表示の場
合、GC.RAM3に書き込まれたデータが、そのまま
表示データとなる。表示制御回路6は、タイミングジェ
ネレータ7が発生するフレーム同期信号に従って、グラ
フィック用表示アドレスバス12上にグラフィック表示ア
ドレス(GA0〜GA14)を出力する。そのアドレスに従
ったデータ(グラフィックコード)がGC.RAM3から
出力され合成回路11にロードされる。
【0022】(II)キャラクタ表示 CPU1は、表示制御回路6に対して、表示開始アドレ
ス,水平方向文字数,垂直方向文字数等を設定する。そ
れらの設定値は、タイミングジェネレータ7にも送ら
れ、それらの設定値に従ってタイミングジェネレータ7
が表示のための各種同期信号を発生する。CPU1は、
プログラムに従ってキャラクタコードをCC.RAM4
内のフレームバッファの所定のアドレスに転送する。表
示制御回路6は、タイミングジェネレータ7が発生する
フレーム同期信号に従って、キャラクタ用表示アドレス
バス13上にキャラクタ表示アドレス(CA0〜CA14)を
出力し、同期にラスタアドレス(RA0〜RA2)を出力
する。本実施例では16bit幅のキャラクタコードを使用
しているが、CC.RAM4は8bit幅のデータ入出力
を有しているので、表示制御回路6は、1文字分のキャ
ラクタコードを読む際に、下位8bitと上位8bitを連続
して読み出すようにアドレスをインクリメントし、それ
ぞれ下位用のラッチ14と上位用のラッチ15にラッチして
いる。キャラクタコード16bitの内、キャラクタの属性
を指定するアトリビュートデータとして3bitが設けら
れており、残りの13bitがCG.ROM8に設定され
る。同時に前記ラスタアドレス(RA0〜RA2)が設定
され、それらのコードおよびラスタアドレスに従ったデ
ータ(表示データ)がCC.RAM4から出力され、合成
回路11にロードされる。
【0023】上記のようにして合成回路11にロードされ
た二種類のデータは、それぞれCPU1が予め設定した
bit数だけシフトされ、後述する塗りつぶし処理が行わ
れた後、論理和合成される。このようにして得られた表
示データは、図示しない表示部に転送される。CRTを
用いる表示装置の場合は、パラレル→シリアル変換が必
要であり、ラインスキャン方式のドットマトリックスL
CDを用いる場合は、上記4bitと下位4bitに分けて出
力しなければならない場合があるが、本件とは無関係な
ので説明を省略した。
【0024】図2は図1の合成回路の具体的な構成を示
す回路であり、PS.SR(パラレル in シリアル out
シフトレジスタ)25,26と、SP.SR(シリアル in パ
ラレル out シフトレジスタ)23,24,35,40と、データ
ラッチ42,43,44と、グラフィックデータ消去回路45
と、論理和合成回路46と、複数のフリップフロップ回路
及び論理回路から構成されている。尚、図中の他の21〜
41の符号は、後述する図3(a),(b)のタイミングチャー
トで説明される信号等を示す。
【0025】図3(a),(b)は本実施例の基本的な表示動
作に係るタイミングチャートであり、CLK1,CLK
2,CLK3の3種のクロックパルスがあって、CLK
1は基本クロックであり、CLK3の1周期(水平方向)
が1表示データ(1byte)分の表示タイミングであ
り、CLK2の1周期が1ドットの表示タイミングであ
る。FLM(ファースト・ライン・マーカ)は画面の一区
切りを示すタイミングパルスで、タイミングジェネレー
タ7からFLMが出力されると、表示制御回路6は、表
示開始アドレスを出力して最初の表示データを取り込
み、順次表示動作を繰り返す。
【0026】本実施例では上述したようにサイクルステ
ィールによるメモリアクセスを行っており、CLK3が
lowの間はCPU1がアクセスでき、highの間は
表示制御回路6が表示データを読み込む期間に割り当て
られる。それぞれのアドレスの切り替えはマルチプレク
サ18,19で行われる。CLK3の立ち上がりで表示アド
レスがGC.RAM3およびCC.RAM4に設定さ
れ、グラフィックコードとキャラクタコードがそれぞれ
出力される。グラフィックコードの場合は、そのデータ
がそのまま合成回路11に設定されるが、キャラクタコー
ドは上述のように2byte1組としてCG.ROM8
に設定され、その時に設定されているラスタアドレス
(RA0〜2)に従った表示データが合成回路11に送出さ
れる。
【0027】CG.ROM8あるいはGC.RAM3か
ら出力された表示データは、CLK3の立ち下がりでP
S.SR25,26にロードされる。CLK1に同期したシ
フトクロック27,28がPS.SR25,26とSP.SR2
3,24に出力されるので、シフトクロック27,28に従っ
て8ドット分ずつ表示データがシフトし、SP.SR2
3,24にシフトする。これらの表示データを、それぞれ
のシフト量に従ったタイミングでデータラッチ42,43に
ラッチし、論理和合成回路46で合成されたデータが映像
出力となる。以上の動作は、単にグラッフィック表示と
キャラクタ表示の論理和合成表示である。
【0028】ここで、領域指定の塗りつぶし表示の例を
図4(a)〜(d)により説明する。この例はモノクロ表示の
合成であって、図4(a)の正方形の図形と、図4(b)の円
形の図形とを合成する時、従来の論理和合成による表示
では、図4(d)のように両図形の黒の部分を表示するも
のになり、図4(c)のように正方形の図形を円形の図形
で囲まれた領域で塗りつぶすようなことはできない。
【0029】次に上記の図4(c)のような表示を行う本
実施例の動作を具体的に説明する。すなわち、キャラク
タ表示の任意のパターン形状による塗りつぶし合成表示
で、塗りつぶす側の表示データと塗りつぶされる側の表
示データとの水平方向のシフト量が異なる場合の動作を
説明する。キャラクタコードにある3bitのアトリビュ
ートデータには、塗りつぶし合成表示領域を指定するた
めのデータであるペーストON29とペーストEND30が
ある。図4(b)に示された円形の図形を図4(a)の図形に
貼りつけたような感じの合成表示(図4(c))を行う場
合、ハード的な手法としては、貼りつけられる側の指定
領域の表示データを消去(本実施例では「0」)し、その
表示データと円形の図形を論理和合成表示すればよい。
本実施例では、表示タイミングに同期して逐次上記の動
作を行っている。通常(CRTでもLCDでも)、表示デ
ータの送り順は画面の左から右へ水平に1ライン分転送
され、その表示ラインを上から下へ順次表示することに
よって、全画面を表示している。従って、塗りつぶしの
動作(開始と終了)は1ライン毎に繰り返し行われ、2次
元的な領域指定に従った塗りつぶし合成表示を実現して
いる。塗りつぶし合成表示を用いて図5(a)に示された
菱形の図形をグラフィック表示の上にペースト(貼りつ
ける)する場合の動作を説明する。
【0030】最初に、表示ラインL1に注目して動作を
説明する。菱形の図形は、図5(b)に示されるように19
個のキャラクタで構成されている。今注目しているライ
ンL1で塗りつぶし合成表示領域に関係しているキャラ
クタは、,,,である。各キャラクタの属性
(アトリビュートデータ)は次のように設定される。
【0031】
【表1】
【0032】表示ラインL1でキャラクタより左側の
キャラクタはペーストON29,ペーストEND30ともに
OFFなので、グラフィックデータの消去信号31はhi
ghの状態を維持し、グラフィックデータは消去されず
に論理和合成表示される。
【0033】キャラクタで塗りつぶしが始まる様子を
図3(a)に示した。アトリビュートデータはキャラクタ
コードラッチデータの上位byteに含まれているの
で、図のようなタイミングでペーストON29がhigh
になる。それを受けて、ペーストON−1D2 33が、
CLK3の立ち下がりでhighになる。一方、シリア
ルキャラクタデータ34は、lowが5ドット続いた後、
highが3ドットある(図5(a)のL1)ので、図のよ
うなタイミングでhighになる。ペーストON−1D
2 33と、シリアルキャラクタデータ34のANDの立ち
上がりで、消去信号31がlowになり、それを入力する
とSP.SR35の出力はキャラクタのシフトデータラッ
チA21の立ち上がりの時点でF8h(11111000)
になる。従って、SP.SR23の出力(シフト後のパラ
レルキャラクタデータ)が、データラッチ42にラッチさ
れるのと同時に、SP.SR35の出力データがデータラ
ッチ44にラッチされ、消去データ41になる。一方、グラ
フィックデータはシフトクロックB28とシフトデータラ
ッチB22のタイミングに従って、シフト後のデータがデ
ータラッチ43にラッチされる。シフト後のグラフィック
データは、消去データ41の内容に従ってグラフィックデ
ータ消去回路45で消去されるので、3ドットが消去され
る。従って、論理和合成表示データは、菱形の図形がペ
ーストされたデータになる。
【0034】前記キャラクタではでlowになった
消去信号31が引き続きlowを維持するので、シフト後
のパラレルグラフィックデータは全て消去される。
【0035】キャラクタではペーストON29がhig
hを維持したままペーストEND30がhighになる
(図3(b))。シリアルキャラクタデータ34は、lowが
2ドット続いた後、highが3ドットあり、そのあと
lowが3ドットある(図5(a)のL1)ので、図3(b)の
ようなタイミングで一旦highになってから、またl
owになる。ペーストON−1D2 33およびペースト
END−1D36とシリアルキャラクタデータ34のNAN
Dの立ち上がり(ANDの立ち下がり)で消去信号31がh
ighになるので、シフト後のパラレルグラフィックデ
ータの左(画面上)から5ドットが消去される。従って、
論理和合成表示データは、菱形の図形のみがペーストさ
れたデータになる。
【0036】次に、表示ラインL2に注目して動作を説
明する。今注目しているラインL2で塗りつぶし合成表
示領域に関係しているキャラクタは、L1と同様に,
,,であり、各キャラクタの属性(アトリビュー
トデータ)は、ライン毎に別の設定はできないので上記
と同様に設定されている。
【0037】表示ラインL2でキャラクタにおける動
作は、前記表示ラインL1の場合と同様である。
【0038】キャラクタで、シリアルキャラクタデー
タ34は、(00011110)のパターン(図5(b)のL
2)なので、一旦highになってから、またlowに
なる。しかし、ペーストEND30はlowなので消去信
号31が引き続きlowを維持する。従って、シリアルグ
ラフィックデータ35は全て消去される。
【0039】キャラクタにおける動作は、前記表示ラ
インL1の場合と同様である。
【0040】ラインL2の動作で分かるように、指定領
域内において、ペーストON29がhighでペーストE
ND30がlowのキャラクタでは、如何なる表示データ
でも塗りつぶし動作を終了しない。
【0041】また、逆にペーストEND30がlowであ
っても、ペーストON29がlowならば、その文字から
塗りつぶしを中止する。
【0042】以上の動作説明では、指定領域に対してグ
ラフィックデータを消去することにより、塗りつぶし表
示(ペースト表示)を行う例を示したが、消去の代わりに
別の表示データに置き換える処理も、回路構成の変更に
より可能である。
【0043】また、本実施例では、グラフィック表示と
キャラクタ表示の合成を行っているが、キャラクタ表示
とキャラクタ表示の合成であっても、全く同様な効果が
得られる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
水平方向のシフト量が異なる複数の表示データの合成表
示も正確に実現できるので、表示品質の高い画像表示装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像表示装置の一実施例の要部の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の合成回路の具体的な構成を示す回路図で
ある。
【図3】本実施例の動作に係るタイミングチャートであ
る。
【図4】塗りつぶし表示の説明図である。
【図5】本実施例の塗りつぶし表示の動作に係る説明図
である。
【図6】従来の領域指定表示の説明図である。
【図7】従来の領域指定表示の説明図である。
【図8】従来の領域指定表示の説明図である。
【符号の説明】
1…CPU、 2…ROM、 3…GC.RAM、 4
…CC.RAM、 6…表示制御回路、 7…タイミン
グジェネレータ、 8…CG.ROM、 11…合成回
路、 14,15…ラッチ、 18,19…マルチプレクサ、
20…バスドライバ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列データ入出力方式のフレームメモリ
    から、画像データを並列データとして読み込み、表示装
    置に順次転送する画像表示装置において、表示タイミン
    グに同期して表示データをシフト処理することにより連
    続的に表示データを所定のドット数だけ水平方向に移動
    させる手段と、水平方向の移動量がそれぞれ異なる複数
    の表示データを合成表示する手段と、キャラクタ毎に設
    定されるアトリビュートデータの中に、そのキャラクタ
    が、ある領域に関係していることを示す組み合わせと、
    その領域の終了を示す組み合わせとを持ち、その二つの
    アトリビュートを解読する手段によって得られる信号に
    よって、表示サイクルに同期して表示画面の任意の領域
    を選択し、さらにその領域に対して所望の処理を施す動
    作を連続的に行う手段とを備え、水平方向のシフト量が
    異なる複数の表示データを合成表示する場合でも領域指
    定が行えるように構成したことを特徴とする画像表示装
    置。
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