JP3119196U - 複合材料からなるバット - Google Patents

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Abstract

【課題】 均一の強度を有する複合材料からなるバットを提供する。
【解決手段】 シリコン本体によって成形される複合材料からなる中空本体10を有し、該中空本体は、グリップ11を有し、該グリップの一端にグリップエンド12が設けられると共に、他端に外径がよリ大きい打撃部13が一体形成され、該打撃部の端末にプラスチックカバー20が設けられ、該中空本体の壁は、複合繊維層135と、該複合繊維層の内側と外側における樹脂層136とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、特に均一の強度を有する複合材料からなるバットに関するものである。
従来のバットは、木製やアルミナ合金から成るものであり、現在では、カーボン繊維やガラス繊維などの複合材料からなるバットが開発されている。
前記複合材料からバットを製造する際は、先ずカーボン又はガラス繊維を樹脂溶液に加えて、積層材を製造し、該積層材を中空のナイロンパイプに巻きまわし、該積層材を有するナイロンパイプをモールド内に取り付け、該ナイロンパイプに空気を注入し、更に、積層材を加圧し、加熱により、積層材を固化させることによって、バットを成形していた。
しかしながら、前記複合材料からなるバットは、ナイロンパイプに空気を注入する際、均一の肉厚の積層材を有するバットを成形しにくいため、打撃時に、強度の不均一の問題でバットが折れるという問題があった。
そこで、案出されたのが本考案であって、均一の強度を有する複合材料からなるバットを提供することを目的としている。
本願の請求項1の考案は、シリコン本体によって成形される複合材料からなる中空本体を有し、該中空本体は、グリップを有し、該グリップの一端にグリップエンドが設けられると共に、他端に外径がよリ大きい打撃部が一体形成され、該打撃部の端末にプラスチックカバーが設けられ、該中空本体の壁は、複合繊維層と、該複合繊維層の内側と外側における樹脂層とを備えることを特徴とする複合材料からなるバット、を提供する。
本願の請求項2の考案は、前記中空本体の打撃部の表面にリング状の凹部が形成され、該凹部に複合繊維層が設けられると共に、該複合繊維層の外側に樹脂層が設けられることを特徴とする請求項1に記載の複合材料からなるバット、を提供する。
本考案は上記の課題を解決するものであり、シリコン本体によって成形される複合材料からなる中空本体を有し、該中空本体は、グリップを有し、該グリップの一端にグリップエンドが設けられると共に、他端に外径がよリ大きい打撃部が一体形成され、該打撃部の端末にプラスチックカバーが設けられる。該中空本体の壁は、複合繊維層と、該複合繊維層の内側と外側における樹脂層とを備えることにより、均一の強度を有するバットを提供することができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1は本考案に係る複合材料からなるバットを示す断面図であり、図2は本考案に係る複合材料からなるバットの製造フローチャートであり、図3は本考案に係る複合材料からなるバットの製造状態を示す分解斜視図であり、図4は本考案に係る複合材料からなるバットの他の実施例を示す部分断面図である。
図1に示すように、本考案に係る複合材料からなるバットは、複合材料からなる中空本体(10)を有し、該中空本体(10)は、グリップ(11)を有し、該グリップ(11)の一端にグリップエンド(12)が設けられると共に、他端に外径がよリ大きい打撃部(13)が一体形成され、該打撃部(13)の端末にプラスチックカバー(20)が設けられる。該中空本体(10)の壁は、複合繊維層(100)と、該複合繊維層(100)の内側と外側における樹脂層(101)とを備える。
図2及び図3に示すように、本考案に係る複合材料からなるバットにおける中空本体(10)の製造工程について、先ず中空本体(10)の内部形状と等しいと共に、中空本体(10)より長いシリコン本体(50)が製造される工程と、
該シリコン本体(50)を複合繊維材の溶液に浸漬することにより、シリコン本体(50)の外側に複合繊維層(51)が形成される工程と、
外側に複合繊維層(51)を有するシリコン本体をモールド(60)の成形部(61)に取り付ける工程と、
該モールド(60)に加熱や加圧することにより、シリコンを膨張させながら、複合繊維層(51)を固化する工程と、
シリコン本体(50)を成形した複合繊維層(51)から取出すことにより、バットの中空本体(10)を完成する工程と、を有する。
前記成形した複合繊維層(51)から取出したシリコン本体(50)を冷却した後、体積が元に戻るので、再利用することができる。
本考案の中空本体(10)は、シリコン本体(50)の膨張によって成形され、中空本体(10)に均一の圧力を与えることができるので、中空本体(10)の強度を均一にすることができる。
図4に示すように、本考案に係る複合材料からなるバットの他の実施例は、中空本体(10)の打撃部(13A)の表面にリング状の凹部(131)が形成され、該凹部(131)に複合繊維層(135)が設けられると共に、該複合繊維層(135)の外側に樹脂層(136)が設けられることにより、バットの強度を更に向上する。
本考案は上記の構成を有するので、シリコン本体によって成形される複合材料からなる中空本体を有し、該中空本体は、グリップを有し、該グリップの一端にグリップエンドが設けられると共に、他端に外径がよリ大きい打撃部が一体形成され、該打撃部の端末にプラスチックカバーが設けられ、該中空本体の壁は、複合繊維層と、該複合繊維層の内側と外側における樹脂層とを備えることにより、均一の強度を有するバットを提供することができる。
本考案に係る複合材料からなるバットを示す断面図である。 本考案に係る複合材料からなるバットの製造フローチャートである。 本考案に係る複合材料からなるバットの製造状態を示す分解斜視図である。 本考案に係る複合材料からなるバットの他の実施例を示す部分断面図である。
符号の説明
10 中空本体
100 複合繊維層
101 樹脂層
11 グリップ
12 グリップエンド
13 打撃部
13A 打撃部
131 凹部
135 複合繊維層
136 樹脂層
20 プラスチックカバー
50 シリコン本体
60 モールド
61 成形部

Claims (2)

  1. シリコン本体によって成形される複合材料からなる中空本体を有し、該中空本体は、グリップを有し、該グリップの一端にグリップエンドが設けられると共に、他端に外径がよリ大きい打撃部が一体形成され、該打撃部の端末にプラスチックカバーが設けられ、該中空本体の壁は、複合繊維層と、該複合繊維層の内側と外側における樹脂層とを備えることを特徴とする、複合材料からなるバット。
  2. 前記中空本体の打撃部の表面にリング状の凹部が形成され、該凹部に複合繊維層が設けられると共に、該複合繊維層の外側に樹脂層が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の複合材料からなるバット。
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