JPH07213662A - 模造木製複合ボールバット - Google Patents
模造木製複合ボールバットInfo
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- JPH07213662A JPH07213662A JP6162283A JP16228394A JPH07213662A JP H07213662 A JPH07213662 A JP H07213662A JP 6162283 A JP6162283 A JP 6162283A JP 16228394 A JP16228394 A JP 16228394A JP H07213662 A JPH07213662 A JP H07213662A
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 木材あるいは金属を使用せずに木製バットの
ような外観、感触、性能を与える耐久性があって、コス
トの点で競合できるバットを提供する。 【構成】 なんら木材部品を持たない合成木製複合ボー
ルバットであり、膨張性ウレタンフォームを充填した繊
維補強複合材料の剛性外殻を有し、ウレタンフォームと
外殻の間に圧縮応力を生じさせている。フォームは中間
の織成繊維チューブを使用して製造過程中外殻に錠止さ
れ、複合外殻の硬化中、この繊維チューブに複合外殻か
らの樹脂が流入し、また、ウレタンフォーム・フィラー
の膨張中、この繊維チューブにウレタンフォームが流入
する。
ような外観、感触、性能を与える耐久性があって、コス
トの点で競合できるバットを提供する。 【構成】 なんら木材部品を持たない合成木製複合ボー
ルバットであり、膨張性ウレタンフォームを充填した繊
維補強複合材料の剛性外殻を有し、ウレタンフォームと
外殻の間に圧縮応力を生じさせている。フォームは中間
の織成繊維チューブを使用して製造過程中外殻に錠止さ
れ、複合外殻の硬化中、この繊維チューブに複合外殻か
らの樹脂が流入し、また、ウレタンフォーム・フィラー
の膨張中、この繊維チューブにウレタンフォームが流入
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的にはボールバッ
トに関し、一層詳しくは、金属あるいは木材以外の複合
材料で作ってあり、ボールとの衝突時に木製バットのよ
うな外見、感触および音響を与える特性を高めたバット
に関する。本明細書では特にベースボール用バットある
いはソフトボール用バットについて言及するが、ここに
開示する教示はクリケット用バットのような他のタイプ
のボール衝突物品にも応用できる。
トに関し、一層詳しくは、金属あるいは木材以外の複合
材料で作ってあり、ボールとの衝突時に木製バットのよ
うな外見、感触および音響を与える特性を高めたバット
に関する。本明細書では特にベースボール用バットある
いはソフトボール用バットについて言及するが、ここに
開示する教示はクリケット用バットのような他のタイプ
のボール衝突物品にも応用できる。
【0002】
【従来の技術】ソフトボール、ベースボール用の木製ボ
ールバットは、折れたり欠けたりしない最近になって開
発された耐久性のある金属バットと同様に周知である。
たいていの金属バットは、原則的にはアルミニウムで作
られており、これにコーティングを施して木製のような
外見を与えることができるが、木製バットとは異なった
性能を有し、木製バットがボールと衝突したときに聞こ
える伝統的な「バットの急激なガシッというような音」
とは異なる、金属的な鋭い音を発することは知られてい
る。金属バットは、木製バットの衝突で生じる典型的な
外観、性能、音響により伝統的な志向を持つ或る種の人
間にとっては、人工的なあるいは審美的な観点から不快
感を持つと考えられる。
ールバットは、折れたり欠けたりしない最近になって開
発された耐久性のある金属バットと同様に周知である。
たいていの金属バットは、原則的にはアルミニウムで作
られており、これにコーティングを施して木製のような
外見を与えることができるが、木製バットとは異なった
性能を有し、木製バットがボールと衝突したときに聞こ
える伝統的な「バットの急激なガシッというような音」
とは異なる、金属的な鋭い音を発することは知られてい
る。金属バットは、木製バットの衝突で生じる典型的な
外観、性能、音響により伝統的な志向を持つ或る種の人
間にとっては、人工的なあるいは審美的な観点から不快
感を持つと考えられる。
【0003】金属ボールバットは、製作費用はかかって
も折れることがなく、繰り返し使用できるので、最終的
にはコストの節減となるという点で非常に有利である。
金属バットは「スウィートスポット」が大きく、一般的
には木製よりも性能が良いし、リトルリーグからカレッ
ジベースボールまでのレベルで受け入れられていること
がわかっているが、メジャーリーグあるいはマイナーリ
ーグではまだ受け入れられていない。これは、一部、金
属バットから跳ね返るボールの速度が速いためであり、
また、金属バットに通常伴う鋭い音が望ましくないとい
う理由からである。
も折れることがなく、繰り返し使用できるので、最終的
にはコストの節減となるという点で非常に有利である。
金属バットは「スウィートスポット」が大きく、一般的
には木製よりも性能が良いし、リトルリーグからカレッ
ジベースボールまでのレベルで受け入れられていること
がわかっているが、メジャーリーグあるいはマイナーリ
ーグではまだ受け入れられていない。これは、一部、金
属バットから跳ね返るボールの速度が速いためであり、
また、金属バットに通常伴う鋭い音が望ましくないとい
う理由からである。
【0004】金属バットには種々のタイプがあり、補強
なしの金属外殻のものから、樹脂含浸カーボン繊維のよ
うな複合繊維補強層で外面あるいは内面を補強した金属
外殻のものまである。
なしの金属外殻のものから、樹脂含浸カーボン繊維のよ
うな複合繊維補強層で外面あるいは内面を補強した金属
外殻のものまである。
【0005】従来のアルミニウム製バットの一例が1985
年 3月19日にRoger B. Soudersに発行された米国特許第
4,505,479 号に開示されている。この米国特許はグラフ
ァイト、Kevlar、ガラス、硼素のような織った複合タイ
プ材料で包んだ重り付きのアルミニウム製バットを開示
している。
年 3月19日にRoger B. Soudersに発行された米国特許第
4,505,479 号に開示されている。この米国特許はグラフ
ァイト、Kevlar、ガラス、硼素のような織った複合タイ
プ材料で包んだ重り付きのアルミニウム製バットを開示
している。
【0006】アルミニウム芯のバットを木製バットのよ
うに見せ、振る舞わせる試みが少なくとも1つあった。
1992年 5月19日にBaumに発行された米国特許第5,114,14
4 号がアルミニウム芯を有する木製複合ベースボールバ
ットを開示しており、このアルミニウム芯は複合補強層
で包まれ、樹脂コートした木製ベニヤの外層で覆ってあ
る。このバットは製作が複雑かつ高価であり、木製バッ
トの性能、外観を得るために実際に木製外層を用いてい
る。
うに見せ、振る舞わせる試みが少なくとも1つあった。
1992年 5月19日にBaumに発行された米国特許第5,114,14
4 号がアルミニウム芯を有する木製複合ベースボールバ
ットを開示しており、このアルミニウム芯は複合補強層
で包まれ、樹脂コートした木製ベニヤの外層で覆ってあ
る。このバットは製作が複雑かつ高価であり、木製バッ
トの性能、外観を得るために実際に木製外層を用いてい
る。
【0007】
【発明の目的】本発明の主目的は、木材あるいは金属を
使用することなく木製バットのような外観、感触、性能
を与える耐久性があり、コストの点で競合できるバット
を提供することにある。本発明の別の目的は、製造工程
を簡単に変更することによって種々の寸法、性能、たと
えば、種々の重量およびバランスのバットを容易に製造
できる模造木製バットを製造する方法を提供することに
ある。
使用することなく木製バットのような外観、感触、性能
を与える耐久性があり、コストの点で競合できるバット
を提供することにある。本発明の別の目的は、製造工程
を簡単に変更することによって種々の寸法、性能、たと
えば、種々の重量およびバランスのバットを容易に製造
できる模造木製バットを製造する方法を提供することに
ある。
【0008】
【発明の概要】したがって、本発明は、長手方向軸線、
握り端および軸端を有する模造木製複合ボールバットで
あって、 a)繊維補強樹脂材料からなる複数の硬化層を包含する
管状バット外殻と、 b)この外殻の内側にあり、この外殻から少なくとも外
側部分に浸透した硬化樹脂材料を有する繊維チューブ
と、 c)15〜40ポンド/立方フィートの膨張密度を有
し、前記外殻をほぼ満たしており、前記繊維チューブの
内側部分に浸透している剛性硬化膨張性ウレタンフォー
ムであり、前記外殻との間にかなりの圧力をかけている
ウレタンフォームと、 d)前記外殻の両端にそれぞれ取り付けたバット握りノ
ブ、軸端キャップと、を包含する模造木製複合ボールバ
ットを提供する。
握り端および軸端を有する模造木製複合ボールバットで
あって、 a)繊維補強樹脂材料からなる複数の硬化層を包含する
管状バット外殻と、 b)この外殻の内側にあり、この外殻から少なくとも外
側部分に浸透した硬化樹脂材料を有する繊維チューブ
と、 c)15〜40ポンド/立方フィートの膨張密度を有
し、前記外殻をほぼ満たしており、前記繊維チューブの
内側部分に浸透している剛性硬化膨張性ウレタンフォー
ムであり、前記外殻との間にかなりの圧力をかけている
ウレタンフォームと、 d)前記外殻の両端にそれぞれ取り付けたバット握りノ
ブ、軸端キャップと、を包含する模造木製複合ボールバ
ットを提供する。
【0009】本発明は、さらに、長手方向軸線を有し、
握り端および軸端を有する外殻を包含する模造木製複合
ボールバットを製造する方法であって、 a)最終バット外殻の形状、内径、輪郭を有するマンド
レル上に繊維チューブを置く段階と、 b)前記繊維チューブおよびマンドレル上に樹脂コート
補強繊維からなる複数の層を置いて前記バット外殻を形
成する段階と、 c)前記外殻を圧縮すると同時に熱硬化させて前記樹脂
を流動させ、前記繊維チューブの少なくとも外側部分に
浸透させる段階と、 d)前記硬化した外殻の端をシールする段階と、 e)前記外殻を15〜40ポンド/立方フィートの膨張
密度を有する膨張性ウレタンフォームの測定量の液体成
分で部分的に満たす段階と、 f)前記ウレタンフォームを前記外殻内で膨張させて未
硬化フォームを前記繊維チューブの内側部分へ浸透さ
せ、前記外殻をほぼ完全に満たし、前記外殻と前記フォ
ームとの間にかなりの圧力を生じさせる段階と、 g)前記外殻の両端にそれぞれバット握りノブと軸端キ
ャップを組み付ける段階とを包含することを特徴とする
方法を提供する。
握り端および軸端を有する外殻を包含する模造木製複合
ボールバットを製造する方法であって、 a)最終バット外殻の形状、内径、輪郭を有するマンド
レル上に繊維チューブを置く段階と、 b)前記繊維チューブおよびマンドレル上に樹脂コート
補強繊維からなる複数の層を置いて前記バット外殻を形
成する段階と、 c)前記外殻を圧縮すると同時に熱硬化させて前記樹脂
を流動させ、前記繊維チューブの少なくとも外側部分に
浸透させる段階と、 d)前記硬化した外殻の端をシールする段階と、 e)前記外殻を15〜40ポンド/立方フィートの膨張
密度を有する膨張性ウレタンフォームの測定量の液体成
分で部分的に満たす段階と、 f)前記ウレタンフォームを前記外殻内で膨張させて未
硬化フォームを前記繊維チューブの内側部分へ浸透さ
せ、前記外殻をほぼ完全に満たし、前記外殻と前記フォ
ームとの間にかなりの圧力を生じさせる段階と、 g)前記外殻の両端にそれぞれバット握りノブと軸端キ
ャップを組み付ける段階とを包含することを特徴とする
方法を提供する。
【0010】
【実施例】図1でわかるように、本発明の模造木製複合
ベースボールバット10は外側管状バット外殻12から
なる。このバット外殻は、軸部14と、テーパ部15
と、握り部16と、この握り部の端に成形したノブ18
と、バットの軸部14の端に成形した端キャップ20と
を有する。外殻12の内部は、ノブ18と端キャップ2
0との間で、剛性膨張性ウレタンフォーム22がほぼ完
全に満たしてある。
ベースボールバット10は外側管状バット外殻12から
なる。このバット外殻は、軸部14と、テーパ部15
と、握り部16と、この握り部の端に成形したノブ18
と、バットの軸部14の端に成形した端キャップ20と
を有する。外殻12の内部は、ノブ18と端キャップ2
0との間で、剛性膨張性ウレタンフォーム22がほぼ完
全に満たしてある。
【0011】本発明の模造木製複合バットは、まず乾燥
した繊維チューブ又はソックス30を中実マンドレル
(図示せず)上に置くことによって製作される。このマ
ンドレルは最終バット外殻の形状、内径、輪郭を有す
る。実際には、1.5インチ径の乾燥織成グラファイト・
チューブ30を用いたとき、外殻12を膨張性ウレタン
フォーム22に効率よく接合できた。ガラス繊維あるい
はKevlarのような他の繊維チューブも、もちろん、所望
に応じて、この構造で使用できる。
した繊維チューブ又はソックス30を中実マンドレル
(図示せず)上に置くことによって製作される。このマ
ンドレルは最終バット外殻の形状、内径、輪郭を有す
る。実際には、1.5インチ径の乾燥織成グラファイト・
チューブ30を用いたとき、外殻12を膨張性ウレタン
フォーム22に効率よく接合できた。ガラス繊維あるい
はKevlarのような他の繊維チューブも、もちろん、所望
に応じて、この構造で使用できる。
【0012】繊維チューブ30を中実マンドレル上に置
いた後、樹脂コート補強繊維またはフィラメントからな
る複数の層あるいはパイル12a,12b,12c,1
2d(図3)を繊維チューブおよびマンドレルの頂部に
巻き付けるか、プレプレグ材料のシートを置いて未硬化
バット外殻を形成する。
いた後、樹脂コート補強繊維またはフィラメントからな
る複数の層あるいはパイル12a,12b,12c,1
2d(図3)を繊維チューブおよびマンドレルの頂部に
巻き付けるか、プレプレグ材料のシートを置いて未硬化
バット外殻を形成する。
【0013】好ましくは、熱硬化性得エポキシ樹脂プレ
プレグが用いられるが、本発明の教示は熱可塑性樹脂に
も同等に応用できる。プレプレグ材料を用いる場合、各
プレプレグ材料層は、普通は、2つの単方向繊維層から
なり、単方向繊維が図2で見てバットの長手方向軸線L
に対してほぼ等しいプラス、マイナスの角をなすような
向きとなっている。
プレグが用いられるが、本発明の教示は熱可塑性樹脂に
も同等に応用できる。プレプレグ材料を用いる場合、各
プレプレグ材料層は、普通は、2つの単方向繊維層から
なり、単方向繊維が図2で見てバットの長手方向軸線L
に対してほぼ等しいプラス、マイナスの角をなすような
向きとなっている。
【0014】たとえば、第1層すなわち最内方層はバッ
トの長手方向軸線に対してプラスマイナス30°の向き
の繊維を持ち得る。次に、第2層はプラスマイナス45
°に向いた繊維を有する。第3層はプラスマイナス30
°に向いた繊維を持ち得るというような向きとなってい
る。
トの長手方向軸線に対してプラスマイナス30°の向き
の繊維を持ち得る。次に、第2層はプラスマイナス45
°に向いた繊維を有する。第3層はプラスマイナス30
°に向いた繊維を持ち得るというような向きとなってい
る。
【0015】好ましくは、単方向補強繊維がバットの長
手方向軸線となす角度の平均絶対値は25〜50°の範
囲にある。実際には、8層くらいの多層が用いられてお
り、これに限定するわけではないが、これら8つの層を
交互に配置し、第1層すなわち最内層がプラスマイナス
30°の向きの繊維を有し、第2層がプラスマイナス4
5°の向きの繊維を有し、引き続く層が30°と45°
に交互に向いた繊維を持つようにすることができる。
手方向軸線となす角度の平均絶対値は25〜50°の範
囲にある。実際には、8層くらいの多層が用いられてお
り、これに限定するわけではないが、これら8つの層を
交互に配置し、第1層すなわち最内層がプラスマイナス
30°の向きの繊維を有し、第2層がプラスマイナス4
5°の向きの繊維を有し、引き続く層が30°と45°
に交互に向いた繊維を持つようにすることができる。
【0016】エポキシ樹脂プレプレグ材料の重ねた層
(または巻き付けたフィラメントストランド)を次に中
実マンドレルに向かって圧縮すると共に熱硬化させ、プ
レプレグの樹脂を繊維チューブ30の少なくとも外側部
分に圧搾し、浸透させる。好ましくは、加熱および圧縮
操作は、繊維チューブ30の壁厚の50%まで樹脂が浸
透するが、それを超えない程度の回数および圧力で行
う。
(または巻き付けたフィラメントストランド)を次に中
実マンドレルに向かって圧縮すると共に熱硬化させ、プ
レプレグの樹脂を繊維チューブ30の少なくとも外側部
分に圧搾し、浸透させる。好ましくは、加熱および圧縮
操作は、繊維チューブ30の壁厚の50%まで樹脂が浸
透するが、それを超えない程度の回数および圧力で行
う。
【0017】次に、中実マンドレルをしかっりと接合し
た乾燥グラファイトチューブ30を有する圧縮して硬化
させた外殻12から取外す。次いで、外殻12に部分的
に膨張性ウレタンフォーム22の2つの液体成分を測定
量充填する。これらの液体成分は、混ぜ合わせるとバッ
ト外殻の内部でウレタンを発泡,膨張させ、約100PS
I のオーダーのかなり高い内圧を外殻12内に生じさせ
る。
た乾燥グラファイトチューブ30を有する圧縮して硬化
させた外殻12から取外す。次いで、外殻12に部分的
に膨張性ウレタンフォーム22の2つの液体成分を測定
量充填する。これらの液体成分は、混ぜ合わせるとバッ
ト外殻の内部でウレタンを発泡,膨張させ、約100PS
I のオーダーのかなり高い内圧を外殻12内に生じさせ
る。
【0018】ウレタンフォームは、15〜40ポンド/
立方フィートの膨張密度を持つように選ぶ。ウレタンの
膨張中、フォームは繊維チューブ30の内側部分に浸透
し、外殻12をほぼ完全に満たし、乾燥グラファイト繊
維チューブ30が膨張性ウレタンフォーム22を硬化し
た外殻12へしっかりと固定、接合する。
立方フィートの膨張密度を持つように選ぶ。ウレタンの
膨張中、フォームは繊維チューブ30の内側部分に浸透
し、外殻12をほぼ完全に満たし、乾燥グラファイト繊
維チューブ30が膨張性ウレタンフォーム22を硬化し
た外殻12へしっかりと固定、接合する。
【0019】バット握り端ノブ18と軸端キャップ20
を外殻12の両端にそれぞれ組付ける。好ましくは、ノ
ブは、ショア硬度90で、図1に示すように握り部16
の外端に成形した剛性ウレタン成形部品である。最後
に、好ましくは、模造木製物品の製造分野では周知であ
るハイドログラフィック・デカール法によってバットの
外面に模造木目仕上げ材を塗布する。
を外殻12の両端にそれぞれ組付ける。好ましくは、ノ
ブは、ショア硬度90で、図1に示すように握り部16
の外端に成形した剛性ウレタン成形部品である。最後
に、好ましくは、模造木製物品の製造分野では周知であ
るハイドログラフィック・デカール法によってバットの
外面に模造木目仕上げ材を塗布する。
【0020】これに制限するつもりはないが、ほぼ一定
の外殻壁厚を有するバットを以下の特殊な実施例に従っ
て製作した。一定の壁厚が常に必要であるとは限らず、
設計者が壁厚を変えたい場合もあるが、これらの好まし
い実施例では、0.80インチから0.175インチまでの
範囲の一定の壁厚を外殻12に用いている。
の外殻壁厚を有するバットを以下の特殊な実施例に従っ
て製作した。一定の壁厚が常に必要であるとは限らず、
設計者が壁厚を変えたい場合もあるが、これらの好まし
い実施例では、0.80インチから0.175インチまでの
範囲の一定の壁厚を外殻12に用いている。
【0021】特別の実施例 上述の方法に従って、45°織成フラファイト繊維の1.
5インチ径チューブの上面に約34%樹脂含有量の低モ
ジュラス・グラファイト繊維プレプレグを8層以下の段
階を追って積層することによって31オンス重量の34
インチ複合バットを製造した。
5インチ径チューブの上面に約34%樹脂含有量の低モ
ジュラス・グラファイト繊維プレプレグを8層以下の段
階を追って積層することによって31オンス重量の34
インチ複合バットを製造した。
【0022】1)乾燥織成グラファイト・チューブを長
さ45.5インチに切断し、バット・マンドレル上に滑ら
せ、マンドレルの形状に一致するように加工した。細い
糸を螺旋状に織成チューブの上面に巻き付けて固定し
た。 2)グラファイトの単方向プレプレグ・シートを切断
し、2つの層を形成した。この層で、繊維はそれぞれ3
0°または45°のプラスまたはマイナスの角度に向い
ていた。4つの層を30°プラス、マイナスの角度を持
つように作り、4つの層を45°のプラス、マイナスの
角度を持つように作った。 3)織成グラファイト・チューブの上にエポキシ・プレ
プレグのこれら8つの層を次の順序、30/45/30
/45/30/45/30/45の順序で、一度に一層
ずつ置いて複合外殻を形成した。 4)この複合外殻を、次に、その外面に20ポンドの張
力で5/8インチ幅のナイロンフィルムを円形に巻き付
けることによって圧縮した。 5)巻き付けたマンドレルおよび外殻を次に硬化オーブ
ン内に置く。このオーブンでは、硬化温度を260°に
120分間保ち、エポキシ樹脂を完全に硬化させた。 6)次に、ナイロンのラッピングを外し、複合外殻をマ
ンドレルから外し、所望長さに切断した。 7)次いで、バットの握り端を加工し、成形したウレタ
ン製握りノブをバットの握り端に保持する溝を形成し
た。 8)次に、ウレタンノブをバットの握り端に成形した。 9)次いで、外殻内へ膨張性ウレタンフォーム成分を約
300グラム注入して、軸端開口部をシールし、すべて
のフォームを外殻内に閉じ込めた。このフォームを発泡
させて約100PSI の内圧を発生させた。 10)膨張したフォームを次にバットの軸端から約1イ
ンチの深さまで削り取った。 11)次に、端から約0.5インチ外殻内壁面に、外殻に
成形ウレタン端キャップを錠止するための0.050イン
チ深さの錠止溝を加工した。 12)軸端キャップを約74グラムのウレタンプラスチ
ックから成形し、それに続いて、バットをペーパー仕上
げし、着色し、適当なデカール、ロゴ、ウレタン保護コ
ーティングを施して仕上げた。
さ45.5インチに切断し、バット・マンドレル上に滑ら
せ、マンドレルの形状に一致するように加工した。細い
糸を螺旋状に織成チューブの上面に巻き付けて固定し
た。 2)グラファイトの単方向プレプレグ・シートを切断
し、2つの層を形成した。この層で、繊維はそれぞれ3
0°または45°のプラスまたはマイナスの角度に向い
ていた。4つの層を30°プラス、マイナスの角度を持
つように作り、4つの層を45°のプラス、マイナスの
角度を持つように作った。 3)織成グラファイト・チューブの上にエポキシ・プレ
プレグのこれら8つの層を次の順序、30/45/30
/45/30/45/30/45の順序で、一度に一層
ずつ置いて複合外殻を形成した。 4)この複合外殻を、次に、その外面に20ポンドの張
力で5/8インチ幅のナイロンフィルムを円形に巻き付
けることによって圧縮した。 5)巻き付けたマンドレルおよび外殻を次に硬化オーブ
ン内に置く。このオーブンでは、硬化温度を260°に
120分間保ち、エポキシ樹脂を完全に硬化させた。 6)次に、ナイロンのラッピングを外し、複合外殻をマ
ンドレルから外し、所望長さに切断した。 7)次いで、バットの握り端を加工し、成形したウレタ
ン製握りノブをバットの握り端に保持する溝を形成し
た。 8)次に、ウレタンノブをバットの握り端に成形した。 9)次いで、外殻内へ膨張性ウレタンフォーム成分を約
300グラム注入して、軸端開口部をシールし、すべて
のフォームを外殻内に閉じ込めた。このフォームを発泡
させて約100PSI の内圧を発生させた。 10)膨張したフォームを次にバットの軸端から約1イ
ンチの深さまで削り取った。 11)次に、端から約0.5インチ外殻内壁面に、外殻に
成形ウレタン端キャップを錠止するための0.050イン
チ深さの錠止溝を加工した。 12)軸端キャップを約74グラムのウレタンプラスチ
ックから成形し、それに続いて、バットをペーパー仕上
げし、着色し、適当なデカール、ロゴ、ウレタン保護コ
ーティングを施して仕上げた。
【0023】好ましい実施例から種々の変更をなし得る
ことは当業者には明らかであろう。したがって、保護範
囲は添付のクレームの限定によってのみ定められるもの
と考える。
ことは当業者には明らかであろう。したがって、保護範
囲は添付のクレームの限定によってのみ定められるもの
と考える。
【図1】内部構造を示すバットの縦断面図である。
【図2】図1に示すバットの横断面図である。
【図3】図2の一部を示す拡大図である。
10 模造木製複合ベースボールバット 12 外側管状バット外殻 14 軸部 15 テーパ部材 16 握り部 18 ノブ 20 端キャップ 30 繊維チューブ
フロントページの続き (72)発明者 クレッグ ダブリュ. スーダーズ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92119 サンディエゴ バリンジャー ア ベニュー 7455
Claims (17)
- 【請求項1】 長手方向軸線、握り端および軸端を有す
る模造木製複合ボールバットであって、 a)繊維補強樹脂材料からなる複数の硬化層を包含する
管状バット外殻と、 b)この外殻の内側にあり、この外殻から少なくとも外
側部分に浸透した硬化樹脂材料を有する繊維チューブ
と、 c)15〜40ポンド/立方フィートの膨張密度を有
し、前記外殻をほぼ満たしており、前記繊維チューブの
内側部分に浸透している剛性硬化膨張性ウレタンフォー
ムであり、前記外殻との間にかなりの圧力をかけている
ウレタンフォームと、 d)前記外殻の両端にそれぞれ取り付けたバット握りノ
ブ、軸端キャップと、を包含することを特徴とする模造
木製複合ボールバット。 - 【請求項2】 請求項1記載の模造木製複合ボールバッ
トにおいて、前記層が単方向繊維を有するプレプレグ材
料の層から形成してあり、これら単方向繊維がバットの
長手方向軸線に対して25〜50度の範囲にある平均絶
対角度をなすことを特徴とする模造木製複合ボールバッ
ト。 - 【請求項3】 請求項2記載の模造木製複合ボールバッ
トにおいて、各層が、それぞれ前記バットの長手方向軸
線に対してほぼ等しいプラス、マイナスの角度に向いた
繊維からなる2つの層からなることを特徴とする模造木
製複合ボールバット。 - 【請求項4】 請求項2記載の模造木製複合ボールバッ
トにおいて、前記樹脂が前記チューブの厚さの約50%
まで浸透することを特徴とする模造木製複合ボールバッ
ト。 - 【請求項5】 請求項4記載の模造木製複合ボールバッ
トにおいて、前記膨張性ウレタンが前記チューブの厚さ
の約50%まで浸透することを特徴とする模造木製複合
ボールバット。 - 【請求項6】 請求項5記載の模造木製複合ボールバッ
トにおいて、前記繊維チューブが織成グラファイト繊維
の乾燥チューブであり、前記樹脂がエポキシであること
を特徴とする模造木製複合ボールバット。 - 【請求項7】 請求項3記載の模造木製複合ボールバッ
トにおいて、前記単方向補強繊維がグラファイトである
ことを特徴とする模造木製複合ボールバット。 - 【請求項8】 請求項3記載の模造木製複合ボールバッ
トにおいて、前記外殻が0.080インチから0.175イ
ンチ までの範囲の均一な壁厚を有することを特徴とす
る模造木製複合ボールバット。 - 【請求項9】 請求項8記載の模造木製複合ボールバッ
トにおいて、前記握りノブおよび前記端キャップが前記
外殻の両端に成形してあることを特徴とする模造木製複
合ボールバット。 - 【請求項10】 請求項8記載の模造木製複合ボールバ
ッにおいて、前記握りノブおよび前記端キャップが剛性
ウレタンであることを特徴とする模造木製複合ボールバ
ット。 - 【請求項11】 長手方向軸線を有し、握り端および軸
端を有する外殻を包含する模造木製複合ボールバットを
製造する方法であって、 a)最終バット外殻の形状、内径、輪郭を有するマンド
レル上に繊維チューブを置く段階と、 b)前記繊維チューブおよびマンドレル上に樹脂コート
補強繊維からなる複数の層を置いて前記バット外殻を形
成する段階と、 c)前記外殻を圧縮すると同時に熱硬化させて前記樹脂
を流動させ、前記繊維チューブの少なくとも外側部分に
浸透させる段階と、 d)前記硬化した外殻の端をシールする段階と、 e)前記外殻を15〜40ポンド/立方フィートの膨張
密度を有する膨張性ウレタンフォームの測定量の液体成
分で部分的に満たす段階と、 f)前記ウレタンフォームを前記外殻内で膨張させて未
硬化フォームを前記繊維チューブの内側部分へ浸透さ
せ、前記外殻をほぼ完全に満たし、前記外殻と前記フォ
ームとの間にかなりの圧力を生じさせる段階と、 g)前記外殻の両端にそれぞれバット握りノブと軸端キ
ャップを組み付ける段階とを包含することを特徴とする
方法。 - 【請求項12】 請求項11記載の方法において、各補
強繊維層が、前記バットの長手方向軸線に対してほぼ等
しいプラス、マイナスの角度に向いた2つの繊維層から
なるプレプレグ層で作ってあり、さらに、単方向補強繊
維がバットの長手方向軸線となす平均絶対角度が25〜
50度の範囲にあるように前記マンドレル上に前記単方
向繊維材料層を置く段階を包含することを特徴とする方
法。 - 【請求項13】 請求項11記載の方法において、各補
強繊維層が巻き付けたフィラメントであり、フィラメン
トがバットの長手方向軸線となす平均絶対角度が25〜
50度の範囲にあるように前記マンドレル上に前記フィ
ラメントを巻き付ける段階を包含することを特徴とする
方法。 - 【請求項14】 請求項11記載の方法において、前記
樹脂を前記チューブの厚さの約50%まで浸透させる段
階を包含することを特徴とする方法。 - 【請求項15】 請求項14記載の方法において、前記
膨張性ウレタンを前記チューブの厚さの約50%まで浸
透させる段階を包含することを特徴とする方法。 - 【請求項16】 請求項11記載の方法において、前記
握りノブおよび前記端キャップを前記外殻の前記握り
端、軸端に成形する段階を包含することを特徴とする方
法。 - 【請求項17】 請求項16記載の方法において、ハイ
ドログラフィック・デカール法によって前記バットの外
面に木目仕上げを施す段階を包含することを特徴とする
方法。
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JP4519292B2 (ja) * | 1999-08-16 | 2010-08-04 | イーストン・スポーツ・インコーポレイテッド | 抑制された挙動を示す硬質殻を備えるバット |
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JP2760489B2 (ja) | 1998-05-28 |
US5395108A (en) | 1995-03-07 |
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