JP2001079132A - 抑制された挙動を示す硬質殻を備えるバット - Google Patents

抑制された挙動を示す硬質殻を備えるバット

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Abstract

(57)【要約】 【課題】抑制された挙動を示す硬質殻を備えるバット 【解決手段】このバットは、そのボール反発特性が、長
手方向の可撓性と断面の剛性を同様な大きさと形状の木
製バットに匹敵させることによって、木製バットの反発
特性とほぼ等しく、それによって、打球の速度が、同様
な重量、形状および大きさの木製バットにおいて経験さ
れる速度とほぼ同じである。薄いアルミニューム等の金
属製殻の打撃エリア内に、10‐30ポンド/立法フィ
ートの断面密度を備える穿孔された発泡体の充填材が注
型される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属または合成
材料製の外殻を備える筒状のバット、特に、現在カレッ
ジ以下のレベルで用いられるアルミニューム製の野球用
バットに関する。そのようなバットは、典型的には、合
成樹脂、アルミニュームまたはチタニューム合金または
その他の金属で形成される金属製の殻を含み、そのよう
なバットは、ベースボールに限らず、ソフトボールのよ
うなノンプロのほぼ全体の競技レベルにおいて使用され
る。ここにいう用語「アルミニューム」と「チタニュー
ム」は、バットの外殻に形成するための金属と合金およ
びこれらの混合材料を包含させることを意図する。
【0002】近年、ナショナルカレッジ運動協会(Nati
onal Collegiate Athletic Association)(NCAA)
は、プレーヤーの安全性を理由に、非木製バットを離れ
る打球の速度が、メジャーリーグ野球用の品質である3
4インチの硬質木製バット使用時の平均最大打球速度を
越えるべきではないことを指示している。この仕様に合
致するバットは、ボールプレーヤーに有害な事故が減少
し、ゲームにおける守備を適正化することが期待され
る。典型的な34インチ木製バットは、約10,500
‐12,000オンス/平方インチの範囲に亘る慣性モ
ーメントを有するので、筒状硬質殻を備えるバットは、
10,500オンス/平方インチ以下またはその近辺の
慣性モーメントを持つべきことが予定される。慣性モー
メントの検査は、バットの重量をオンス単位で決定する
とともに、平衡点の位置をインチで決定し、振り子とし
てスイングさせるために、握りの末端部から6インチの
点をバットの軸線方向に沿って支持し、10回を越えな
い平均スイング周期にタイミングを合わせることによっ
て行われる。
【0003】
【従来の技術】硬質の外殻と硬化発泡体を備えるととも
に、その内部にある補強用すなわち衝撃緩和用の内層と
で形成する筒状のバットは知られている。例えば、シミ
ュレートされた木質材料製のボールバットについて、1
995年3月7日、Souders等に付与されたUS特許第
5,395,108号は、中間の圧縮歪みを拡大するた
めの膨張性ウレタン発泡体で充填されたファイバーを補
強した合成材料を備える。1994年11月15日、Ea
ston等に付与されたUS特許第5,364,095号
は、ファイバー材料で内部を補強した筒状金属製ボール
用バットを開示する。
【0004】1992年5月19日Baumに付与されたU
S特許第5,114,144号は、発泡体プラスチック
(発泡体密度5‐15ポンド/立方フィート)または樹
脂を含浸したファイバー編織布の層で被覆した押し出し
アルミニュームの中心コアと長手方向に延出する樹脂を
被覆した木質ベニヤのプランクまたはストリップの表面
層とを使用することによって木製バットに見せかけた合
成素材性のベースボール用バットを開示する。1995
年10月17日Baumに付与されたUS特許第5,45
8,330号は、木質ベニヤ表面と、内部に充填された
発泡体コアを備える複合素材製バットを開示しており、
1995年10月24日、Baumに付与されたUS特許第
5,460,369号は、複合素材製の筒状コアに接着
された木質ベニヤ表面を有する複合素材製のバットを開
示する。同様にまた、1996年7月9日、Baumに付与
されたUS特許第5,533,723号は、木質ベニヤ
表面と、複合素材またはアルミニュームの筒状コアに接
着された中間層を備える複合素材製のバットを開示す
る。コアは、弾性ウレタン発泡体と、打撃エリア中に残
存するキャビティとを備えることができ、前記キャビテ
ィは低密度材料で充填される。コアはバットの長手方向
に亘って密度が変化して差し支えなく、バットの太い側
の端部ほど高密度であることが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の主たる目的
は、耐久性に富む硬質殻を備えるベースボール用バット
を提供することであり、このバットは、そのボール反発
特性が、長手方向の可撓性と断面の剛性を同様な大きさ
と形状の木製バットに匹敵させることによって、木製バ
ットの反発特性とほぼ等しく、それによって、打球の速
度が、同様な重量、形状および大きさの木製バットにお
いて経験される速度とほぼ同じである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、次の(a)
(b)を備える抑制された挙動を示すボール用バットを
提供する。
【0007】(a)ボール打撃エリアが最大の外径とな
る筒状外殻を備え、打撃エリアにおける外殻の壁厚に対
する前記最大の外径の比が、40:1から90:1の範
囲内にある。
【0008】(b)打撃エリア内において、外殻の環状
内側表面と接触してこれを内部で支持する充填材を有
し、前記充填材は、10‐30ポンド/立方フィートの
範囲内の断面密度と、ショア試験装置において25‐6
5の範囲のD硬度を備える。
【0009】この発明は更に、次の(a)(b)を備え
る抑制された挙動を示すアルミニューム製の殻を有する
ボール用バットを提供する。
【0010】(a)アルミニューム合金製の殻は、ボー
ル打撃エリアにおける殻の壁厚に対する最大外径の比が
45:1‐75:1である。
【0011】(b)打撃エリアにおいて、バットの殻と
接触してこれを内部で支持する発泡性材料を有し、前記
発泡性材料は、10‐30ポンド/立方フィートの範囲
内の断面密度と、ショア試験装置において40‐65の
範囲のD硬度を備え、前記バットは、その長手方向の可
撓特性が、同じ幾何学的構造の木製バットとほぼ同じで
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】図1、2からわかるように、ベー
スボール用バットは、金属または金属合金、好ましくは
アルミニュームの複合構造の硬質の外殻10を備え、こ
の外殻10は、握り部12、太い部分14および握り部
12と太い部分14を相互に接続するテーパ部16を有
する。ノブ20は、バットの握り部の末端を閉じてお
り、プラグ22は、よく知られているように、典型的に
バットの太い部分の末端に取り付けられる。バットのヒ
ットすなわち打撃エリアは、大体において、一部がバッ
トのテーパ部16に達する太い部分14の全長に亘って
延出する。
【0013】この発明のバットの挙動は、その長手方向
の可撓性と断面の剛性を木製バットに匹敵させることに
よって、同様な重量と幾何学的構造を備える典型的な木
製バットの挙動と等しいか、ほぼ合致するように意図し
て設計される。木材は、曲げにおいて融通性があるので
打者によって創り出される有効な梃子の作用を減少させ
る。それと同時にまた、硬質の木製バットの断面の大き
な剛性は、いわゆる「トランポリン効果」をあったとし
てもほんの僅かしか生じることがなく、典型的なアルミ
ニューム製のバットによって発生する大きな打球の速度
をもたらすことはない。
【0014】アルミニュームやチタニューム合金は、木
材よりもはるかに大きな弾性係数を有するので、もしも
金属製の殻が、対応する形状の木製バットの外形と幾何
学的構造とほぼ同一に製造されるならば、この金属殻バ
ットは、アルミニューム合金の場合、木製バットに比較
して、大体2.5倍から3.0倍の大きな長手方向の硬
さを有するであろう。金属製殻を備えるバットの長手方
向の可撓性を木製バットのそれと大体同じ程度に増大す
るためには、殻の壁厚を大きく減少させなければならな
い。所望の長手方向の可撓性を達成するための壁厚の減
少は、アルミニューム殻のバットについては、壁の厚さ
に対するバットの直径の割合が約67:1であることが
実験によって見出されている。このことは、壁が今や、
バットに凹みを生じることによって永久的な歪みを招く
ことなくゲームの厳正さを維持するために必要な厚さよ
りも薄いので、別の問題を創り出す。そしてまた、金属
製殻を備えるバットの壁が薄くなることは一般に、バッ
ト壁のより単純な可撓性が原因となって、普通「トラン
ポリン効果」と称される望ましからざる打球の大きな反
撥速度を生じる結果となる。これに較べれば、木製のバ
ットはボールの衝撃に充分抵抗することができる高度の
断面の硬さ(低トランポリン効果)を具備する。
【0015】公知の先行技術による複合素材製のバット
および弾性壁を有する金属殻を備えるバットは、外側の
バット殻の壁の可撓性を局所化して、衝撃に引き続き打
球が付加的な速度で推進される反撥すなわちトランポリ
ン効果を発生させるように意図して設計されてきた。こ
の発明の目的の1つは、木製のバットで経験される打球
速度以下に、これを抑制すなわち減少させることである
から、打撃エリアにおいて衝撃に抵抗する充填材30と
して機能する準剛性低密度素材と組み合わされて長手方
向の可撓性を増大するために、厚さを減らしたバットの
殻壁を有し、トランポリン効果を最小化し、実質的には
排除するバットが開発された。好ましい具体例において
は、充填材30を形成する準剛性低密度材料が、気泡
体、もっと特定すれば、軽量のシンタクチックフォーム
(syntactic foam)すなわち中空の微小球またはこれ
と均等な細片を備える気泡体である。しかし、当業者
は、均等な結果を達成するために、多くの他の材料を採
用できるであろう。充填材30は、限定されることはな
いが、プラスチック材料中に装填された軽量材の球(例
えば、ガラスまたはプラスチック製の微小球或いはそれ
らの混合物)、プラスチックのビード(例えば、プロピ
レン、ポリエチレン、およびナイロン)、粉、コーンス
ターチ、砂およびこれらの混合物のような軽量な粒状
物、および、ブロー成形によって熱硬化される発泡体
(例えば、ポリウレタン、ナイロン、ポリスチレン)を
有することができる。充填材30は、殻の内部の決まっ
た位置に注型することができ、また、予め形成しておい
て前記の場所に付随的に挿入してもよい。バットには、
太い部分の末端プラグ22から約1インチだけ延出する
太い部分14の末端部の空間が残存しても差し支えな
い。
【0016】殻は好ましくは、殻を備えるバットが、対
応する造形をなす木製バットと大体一致する幾何学的構
造と一方の端部から他方の端部までの可撓性を備えるよ
うに設計されたK749のようなアルミニューム合金か
ら製造される。前記アルミニューム合金製の太い部分1
4の外径は、従来のアルミニューム製のバットよりも打
撃エリア(一般に、太い部分14とテーパ部の一部)に
おいてずっと小さい。典型的な先行技術にかかるアルミ
ニューム殻を備えるバットは、握りの外径が約0.88
0インチから0.890インチ、殻壁の厚さが約0.0
80インチから0.100インチを越える範囲にある。
殻の材料にアルミニューム合金を用いた場合、この発明
においては、殻壁の厚さが約0.039インチから0.
055インチの範囲、好ましくは0.045インチから
0.050インチの範囲にある。殻の材料にチタニウム
が使用される場合には、壁の厚さは、所望の長手方向の
可撓性を獲得するために更に、約0.030インチに減
少されなければならない。
【0017】打撃エリアにおける殻の厚さに対する太い
部分14の外経の比率は、用いる殻の材料に応じて、4
0:1‐90:1の範囲にあり、チタニュームの場合は
これよりやや大きい。カーボンまたはファイバーグラス
のストランドで補強した複合材料製のバットの殻は、こ
の発明の教示の範囲内にあると考えられるが、まだ実際
に作ったことはなく試験も行われていない。この出願の
発明のバットを先行技術にかかるアルミニューム製のバ
ットと比較すると、20:1から25:1の直径の対壁
厚比を示す。(衝撃を緩和するために用いられる先行技
術の充填材料と較べて)準剛性の充填材料30と組み合
わせて、比較的薄い厚さの殻10が用いられ、この殻
は、模範具体例においては、打撃エリアにおいてバット
の殻体10の内部を実質的に充填するとともに、結果と
して、同様に造形された木製バットの挙動特性と合致す
る挙動特性を、長手方向のより大きい硬質の殻を備える
バットにおいて示すシンタクチックフォームを有する。
シンタクチックフォームは、発泡素材のキュアリング過
程において泡を形成することによるのでなく、中空球体
を樹脂素材に混ぜることによって得られる気泡を備える
非ブロー成形法によるプラスチック樹脂である。
【0018】前に説明したように、バット用の薄い壁の
殻10の内部支持体を提供するための比較的軽量の非圧
縮性の充填材に他の材料を使用することができる。例え
ば、気体または他のブロー媒体が、微細な泡を熱可塑性
または熱硬化性樹脂のマトリックス体内に吹き込むブロ
ー発泡体を使用することができ、また、粉末、コーンス
ターチ、砂、ガラスまたはプラスチックの微小球体のよ
うな装填された粒状物を使用して充填材30を形成する
ことができる。説明した薄い壁のアルミニューム殻10
の内部支持物を適切に調製するには、10‐35ポンド
/立法フィーとの範囲の密度と、ショア試験装置で測定
したとき25‐65の範囲のD硬度が必要であることが
見出されている。現在では、出願人は、混合された微小
球体を有する熱硬化性樹脂であるジサイクロペンタジエ
ン(DCPD)を参照する。金属の発泡構造体も考慮す
ることができる。
【0019】この発明の諸目的を達成するためには、発
泡充填材30の強度と密度の間の注意深く制御された関
係および打撃エリアにおける金属製の殻10の壁の厚さ
が維持されなければならない。一般的に、充填材の低密
度は、バットの重量に材料の面から影響を与えることな
く、より厚い殻壁に用いることができる。隔壁の厚さが
減少するとともに、適切な重量とバランスとを維持する
ためにより高密度な充填材を必要とする。充填材30は
また、ボールに衝撃を付与する間の殻10の変位を最小
限にするためにより硬質でなければならない。バットの
大きさが増すに連れて、バットが重過ぎないようにより
軽い充填材が要求される。
【0020】図3は、それぞれ、充填材の密度と殻壁の
厚さに関する2つの曲線群を示しており、その一方は2
と5/8インチの外経を持つバットについてのものであ
り、他方は2と1/2インチの外経を持つバットについ
てのものである。密度の曲線が実線で、硬度の曲線が点
線で示される。インチ表示の壁の厚さが縦軸に示され、
ポンド/立方フィートで表示された密度とショア単位D
で表示されたD硬度がそれぞれ横軸に示される。典型的
には、2と5/8インチの金属製殻壁を備えるバット
は、殻が過度に重くなることなく適切に可撓性を備える
ためには、0.030インチから約0.55インチの範
囲の殻壁の厚さを持つべきである。AlまたはTiの強
度における開発が進めば、招来は、ここに説明されてい
るものよりももっと薄い金属製の殻壁を用いることがで
きるであろう。現在入手が可能な素材を用いるアルミニ
ューム殻については、最小限の壁の厚さは0.039イ
ンチ以下ではない。チタニュームのようなもっと強い金
属が使用される場合、木製バット様の可撓性を達成する
ための機能的に受け入れ可能な最小限の壁の厚さは、
0.032インチであるように思われる。最終の壁厚
は、使用する充填材に応じて木製バットに匹敵する精妙
に調整された撓みを伴う剛性と圧縮に対する力学的応答
を達成するために、必要に応じて調整することができ
る。
【0021】殻壁の厚いバットには、断面密度が10ポ
ンド/立方フィート程度に小さい軽い発泡体を使用すべ
きであり、その反面、殻壁の厚さが受け入れ可能な範囲
の最小限である場合は、断面密度が35ポンド/立方フ
ィート程度に大きい重い発泡体が要求される。アルミニ
ューム製の殻を備えるバットについての約0.050イ
ンチの殻壁の厚さは比較的重いので、約20ポンド/立
方フィートの密度に過ぎない充填材が必要であり、凹み
の形成に抗する限界的な組み合わせであることが見出さ
れている。ショアD試験装置における役40という数値
の充填材の硬度は、殻壁の厚さが範囲の最大限度(例え
ばアルミニュームについては0.050インチ)に近い
場合には、適切であることが見出されているが、打撃エ
リアにおける殻壁の厚さが減少する場合には、もっと硬
質の充填材が必要である。硬質の充填材は一般に重いの
で、充填材30の環状壁面には穿孔群32が設けられ
て、以下に説明するように、必要な強度を犠牲にするこ
となく重量を軽減する。グラフ面にはまた、2と1/2
インチの外径を持つアルミニュームの殻壁を備えるバッ
トについての同様な曲線が示されており、このバット
は、一方に対応する薄い殻壁と発泡体密度および充填材
硬度を有する。
【0022】充填材30は、様々な方法で、例えば、発
泡体がまだ柔らかい間、またはキュアリングが完了した
後に、予備成形された発泡体のコアをなしてバットの打
撃エリア内の殻10内に導入されるか、トランスファー
成形法、射出成形法、または、Infusion成形法によって
導入されるか、キュアリングが完了していない樹脂と硬
化剤および微小球を一緒にして殻内に注型することによ
って導入し、現場において発泡樹脂のキュアリングを完
了させる。発泡性充填材が使用される場合は、好ましく
は、前記発泡体が、充填工程において、または、バット
を普通に使用したとき、殻10の内面と発泡体30の間
或いは発泡体自体の内部に空間が形成されることを防止
するために、キュアリング中の収縮率が1%以下になる
ようにすべきである。もしも、発泡体の収縮が、空間の
発生を最小限にするか、これを排除する望ましい限界を
越えてしまう場合は、バットの最大の耐久性を得るため
に、バットの組み立ての各ステップ、例えば、充填材の
正確な場所への押し込みなどに万全の注意を払うことが
特に要求される。このように組み立てられたバットは、
34インチの長さについて、提案された慣性モーメント
の基準値10,500オンス/平方インチに実質的に一
致するかこれを越える慣性モーメントを備える。
【0023】接着剤は使用してもよいが、金属製の殻1
0とシンタクチック気泡体のような発泡性充填材30と
の間には、接着剤の媒体が絶対に介在してはならず、ま
た望ましくもない点に留意すべきである。特に、発泡体
が殻内に射出または注型され、その場でキュアリングさ
れる場合にはそうである。その理由は、接着剤が、発泡
体コアの外側部分を劣化させることがあること、およ
び、樹脂状発泡体は、典型的にはキュアリング工程にお
いて膨張するものであり、余分な接着剤を使用せずとも
充填材30と殻10の間に有意の圧縮性の劣化を生じる
からである。同様に、アルミニューム製の金属殻10
は、製造工程における加熱中に名目直径の値を越えて膨
張するので、発泡体のキュアリングが進行するに連れ
て、殻は次の段階で冷却され、意図した直径に収縮する
ので、接着剤を使用しなくとも、殻10と充填材30と
の間に有意な圧縮性歪みを生じて、充填材30を定位置
に維持する。キュアリングされた発泡体は、充填材30
の内部および充填材の環状表面とバットの殻10との間
に全く空間またはキャビティーが存在しないことによっ
て特徴付けられる。
【0024】発泡体充填材30が重くなり、殻壁が厚く
なれば、それだけバットが重くなること、および、バッ
トの壁が薄くなれば、バットの重量と、バランスと殻壁
支持機能を維持するために、発泡体にはそれだけ密度の
大きさが要求される点は理解されるであろう。密度の低
下とともに、発泡体の圧縮およびせん断強度が低下すれ
ば、非常に薄い金属製の殻は、より高密度で剛性の充填
材30を必要とする。発泡体は同時にまた、殻の長手方
向の設計されたフレックスを有意に妨げてはならない。
アルミニュームやチタニュームのような殻の材料は、木
材の硬度や密度よりも遥かに大きいので設計通りに維持
されなければならない。
【0025】バットの長手方向の可撓特性は、握り、テ
ーパ遷移エリア、および、太い部分の可撓性を別々に決
定することによって、対応する重量と幾何学構造を持つ
木製バットの前記各要素と一貫して合致される。各試験
は、バットを約15インチだけ離れた2つの別々の位置
に支持することによって行われる。したがって、握り1
2を試験する場合は、一方の支持点がノブ20と隣接
し、太い部分を試験する場合は、一方の支持点がバット
の太い部分の端部である。垂直方向の荷重、好ましくは
約80ポンドが、木製のバットに付与された同じ荷重に
よって引き起こされる所望の曲げと同じ曲げを起こすこ
とを確認するために、スパンの中央部の点つまり両支持
点から7.5インチの点に付与される。試験の結果は、
握り12の所望の曲がりは約0.046‐0.055イ
ンチの範囲にあるべきことを教示する。
【0026】バットの太い部分14を約15インチ離れ
た2つの点において支持することで、同様に、長手方向
の太い部分の可撓性を試験する。好ましくは約80ポン
ドの垂直方向の荷重が、次いで、木製のバットに付与さ
れた同じ荷重によって引き起こされる所望の曲げと同じ
曲げを起こすことを確認するために、両支持点から7.
5インチのスパンの中央部の点に付与される。試験の結
果は、太い部分の長手方向の所望の曲がりが約0.00
46インチであるべきことを教示する。
【0027】バットをテーパ部16から約15インチ離
れた2つの点において支持することで、同様にテーパ部
の長手方向の可撓性を試験する。好ましくは約80ポン
ドの垂直方向の荷重が、次いで、木製のバットに付与さ
れた同じ荷重によって引き起こされる所望の曲げと同じ
曲げを起こすことを確認するために、両支持点から7.
5インチのスパンの中央部の点に付与される。試験の結
果は、テーパ部16の長手方向の所望の曲がりが約0.
029インチであるべきことを教示する。
【0028】断面硬度の試験が、太い部分14、すなわ
ち、横断方向に付与される荷重の下における殻壁の径方
向の変位総量を決定するために同様にして行われる。こ
れらの試験は、V状のブロックをなす太い部分を水平に
支持し、1平方インチ当り550ポンドの垂直方向荷重
を太い部分14に抗して上から下に向かってブロックプ
レスを加える。木製のバットは、典型的には0.020
インチの断面変位量を示す。先行技術にかかる典型的な
アルミニューム製のバットは、0.032インチの断面
変位を示す。この発明の薄い壁のバットは、充填材30
によって内側を支持しなければ0.104インチという
比較的大きい変位量を示す。そして、(好ましいシンタ
クチック気泡体で)内部を充填した後は、0.018イ
ンチという‐対応する幾何学構造を備える木製のバット
と大体同じ‐断面変位量を示す。かくて、内部を充填し
た薄い殻壁を備えるバットが、ほぼ対応する幾何学構造
の木製のバットと実質的に同じ挙動を示すものとして開
示された。
【0029】図4は、環状表面に穿孔群32を有する事
前に成形された発泡体のバット充填材30を示し、(穿
孔を有しない発泡体の均等な容積の重量と対置される)
穿孔発泡体容積の重量は、穿孔を備える充填材30が、
10‐30ポンド/立法フィートの密度範囲にある断面
密度を有する。図4の具体例の充填材30は、容易に注
入可能な発泡体を用いて好都合に形成されるが、好まし
い密度範囲よりも有意な程度に重い。好ましい密度範囲
内にある密度を備える発泡体は、柔らかく、辛うじて注
入が可能であるから、更にずっと作業しづらい。したが
って、充填材30は、発泡体の環状表面に穿孔を施すこ
とによって必要な支持強度を犠牲にすることなく軽量化
され、これによって、充填材30の密度が好ましい範囲
に減少する。図4の穿孔を有する発泡充填材30は、事
前に成形または鋳造された充填材の穴あけを施したり、
成形用金型内に取り外し可能なピンを用いるなどして色
々な方法で形成される。
【0030】過酷な試験に満足する挙動を充填材30
は、環状表面に15/64インチの適当数の穿孔を備え
る、約41ポンド/立法フィートの密度を有する注型可
能なDCPD樹脂から製造される。この充填材30は、
充分に10‐30ポンド/立法フィートの範囲内にある
最終の断面密度22.5を得ている。断面密度を好まし
い範囲内まで減少させるための13/64インチの穿孔
を備える密度33ポンド/立法フィートもまた満足でき
るように試験される。バットの太い部分の同じスポット
を対象として、時速136マイルの野球用ボール200
個を投球する複雑な試験は、バットに永久的な凹みを生
じることなく満足すべき結果を得た。バットのテーパ部
を対象とする同様な試験もまた、100個のボールを時
速100マイルで投球することによって行われ、凹みは
生じなかった。
【0031】穿孔または穴32は、厳密に言えば必須で
はないが充填材30の環状面において径方向内面に向か
って形成またはドリル加工を行うことが好ましい。穿孔
32は、深さ約1インチの盲孔を備えてもよく、また
は、充填材30を貫通する孔であってもよい。もしも貫
通孔が採用される場合は、バットから僅かに大きなボー
ルの反発速度が期待される。充填材30の環状表面の穿
孔32のパターンと間隔は臨界的ではないが、円周方向
に等間隔に離間した長手方向列または長手方向に等間隔
に離間した円周をなすように環状表面において、規則的
なパターンを形成することが好ましい。穿孔32の数と
間隔は、もちろん、充填材30が、依然として、薄い金
属壁または金属合金壁を安全に支持するための注入され
た発泡材料を含み、バットを極端に用いても、正常に用
いても凹みや潰れが生じないことを保証しなければなら
ない。もしも、円形の孔が用いられた場合は、これらの
孔同士の中心の間隔は、孔の直径の約2倍以上であるこ
とが好ましい。円形以外の孔および/またはサイズや形
状の異なる孔を混合して用いることはこの発明の教示の
範囲内のものである。小径の孔を多数個用いる方が、大
径の孔を少数個用いるよりも充填材の耐久性が増加する
と信じられる。
【0032】当業者は、前記の具体例からこの発明の様
々な改変がなされること、および、発明の保護範囲がク
レーム中の限定のみによって規定されることを理解する
であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のバットの長手方向断面。
【図2】図1のバットの打撃エリアの2‐2横断方向断
面図。
【図3】打撃エリアの外径、殻の壁厚と密度、および発
泡性充填材のショアD硬度を含む様々なパラメータの間
の関係を描くグラフ。
【図4】穿孔を施した発泡性のバット充填体の斜視図。
【符号の説明】
10…殻,12…握り,14…太い部分,16…テーパ
部,20…ノブ,22…プラグ,30…充填材,32…
穿孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー・ダブリュ・フィリス アメリカ合衆国、カリフォルニア州 91406、バン・ヌイス、ハスケル・アベニ ュー 7855 (72)発明者 デウェイ・ショバン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 91406、バン・ヌイス、ハスケル・アベニ ュー 7855

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(a)(b)からなる抑制された
    挙動を示すボール用バット。 (a)ボール打撃エリアが最大の外径となる筒状外殻を
    備え、打撃エリアにおける外殻の壁厚に対する前記最大
    の外径の比が、40:1から90:1の範囲内にある、 (b)打撃エリア内において、外殻の環状内側表面と接
    触してこれを内部で支持する充填材を有し、前記充填材
    は、10‐30ポンド/立方フィートの範囲内の断面密
    度と、ショア試験装置において25‐65の範囲のD硬
    度を備える、
  2. 【請求項2】 前記充填材は発泡材料である請求項1記
    載の抑制された挙動を示すバット。
  3. 【請求項3】 前記発泡材料は、キュアリング工程中に
    1.0%よりも大きくない収縮率を有する請求項2記載
    の抑制された挙動を示すバット。
  4. 【請求項4】 前記発泡材料は、混合した微小な気泡を
    有する熱硬化性樹脂であり、40‐65の範囲のショア
    D硬度を示す請求項3記載の抑制された挙動を示すバッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記発泡体は、ジサイクロペンタジエン
    (DCPD)樹脂である請求項4記載の抑制された挙動
    を示すバット。
  6. 【請求項6】 前記殻はアルミニューム製であり、打撃
    エリアにおける殻の壁厚に対する最大直径の比が45:
    1‐75:1であり、打撃エリアにおける前記殻壁は、
    0.039‐0.055インチである請求項1記載の抑
    制された挙動を示すバット。
  7. 【請求項7】 前記発泡体は、殻内において収縮した発
    泡体であり、前記殻と発泡材料との間には接着剤が存在
    しない点に特徴を有する請求項6記載の抑制された挙動
    を示すバット。
  8. 【請求項8】 打撃エリアの外径が約2と5/8インチ
    であり、前記発泡体の断面密度が約25ポンド/立法フ
    ィート、ショアD硬度が約55である請求項7記載の抑
    制された挙動を示すバット。
  9. 【請求項9】 前記充填材は、前記の密度範囲より大き
    い密度を有する注型可能な材料から製造され、その環状
    表面に穿孔を備え、前記充填材は、打撃エリアにおいて
    前記の殻と接触する請求項1記載の抑制された挙動を示
    すバット。
  10. 【請求項10】 前記穿孔が径方向を向く請求項9記載
    の抑制された挙動を示すバット。
  11. 【請求項11】 前記充填材は、混合した微小な気泡を
    有する熱硬化性樹脂の発泡体であり、40‐65の範囲
    のショアD硬度を示す請求項9記載の抑制された挙動を
    示すバット。
  12. 【請求項12】 前記発泡体はジサイクロペンタジエン
    (DCPD)樹脂である請求項11記載の抑制された挙
    動を示すバット。
  13. 【請求項13】 前記殻はアルミニューム製であり、打
    撃エリアにおける殻の壁厚に対する最大外径の比が4
    5:1‐75:1であり、前記の殻は、0.039‐
    0.055インチの範囲にある請求項9記載の抑制され
    た挙動を示すバット。
  14. 【請求項14】 打撃エリアの外径が約2と5/8イン
    チであり、前記発泡体の断面密度が約25ポンド/立法
    フィート、ショアD硬度が約55である請求項13記載
    の抑制された挙動を示すバット。
  15. 【請求項15】 下記の(a)(b)からなる抑制され
    た挙動を示すアルミニューム殻製ボール用バット。 (a)アルミニューム合金製の殻は、ボール打撃エリア
    における殻壁の厚さに対する最大外径の比が45:1‐
    75:1の範囲にある、 (b)発泡体材料が、打撃エリア内において、バットの
    殻と接して、これを内側から支持しており、 前記発泡体は、10‐30ポンド/立法フィートの範囲
    の断面密度およびショア試験装置における40‐65の
    D硬度を備え、 前記バットは、その長手方向の可撓特性が、同一の幾何
    学構造を有する木製バットと大体同じである、
  16. 【請求項16】 前記充填材は、注型可能な材料から製
    造され、その環状表面に穿孔を備え、打撃エリアにおい
    て前記の殻と接触する請求項15記載の抑制された挙動
    を示すバット。
  17. 【請求項17】 前記の穿孔は径方向を向いており、前
    記注型可能な材料は、前記の断面密度の範囲を越える密
    度を有する請求項16記載の抑制された挙動を示すバッ
    ト。
  18. 【請求項18】 前記材料はシンタクチック発泡体であ
    る請求項16記載の抑制された挙動を示すバット。
  19. 【請求項19】 前記の殻は打壁エリアにおける壁厚が
    0.039‐0.050インチの範囲にある請求項16
    記載の抑制された挙動を示すバット。
  20. 【請求項20】 打撃エリアにおける外径が2と5/8
    インチであり、前記発泡体の密度が約25ポンド/立法
    フィートであり、前記発泡体のショアD硬度が約55で
    ある請求項19記載の抑制された挙動を示すバット。
  21. 【請求項21】 前記発泡体は、混合した微小な気泡を
    有する熱硬化性樹脂である請求項20記載の抑制された
    挙動を示すバット。
  22. 【請求項22】 前記発泡体はジサイクロペンタジエン
    (DCPD)樹脂である請求項21記載の抑制された挙
    動を示すバット。
  23. 【請求項23】 前記発泡体は殻内において圧縮され収
    縮する請求項15記載の抑制された挙動を示すバット。
  24. 【請求項24】 前記発泡体はキュアリング工程中にお
    いて、1.0%より大きくない収縮率を有する請求項2
    3記載の抑制された挙動を示すバット。
  25. 【請求項25】 前記の金属製の殻と前記発泡充填材の
    間に接着剤が存在しない点に特徴を有する請求項23記
    載の抑制された挙動を示すバット。
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