JP3119194U - 二世帯カロートを備えた墓石 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな墓とすることなく、夫妻がそれぞれの実家を供養でき、しかも、供養をする夫妻の心情にやさしく、第三者にも違和感がなく、供養のし易い墓を提供する。
【解決手段】仕切61を設けて左右二室の納骨室に区画することにより二世帯カロートを備えさせた四ツ石20の上に配置される中台70の正面には、納骨口71が設けられる。この納骨口71は、二室の納骨室のそれぞれに納骨が可能な幅広の開口として形成する。また、納骨口71の上部に、中心部72を残して左右の部分を奧に向かって3分しずめた平面部73,74を形成する。この平面部73,74は、当該墓を建立した夫妻のそれぞれの氏を彫刻するための部分である。四ツ石60の正面の石の上には、香炉台83、香炉84が設置される。また、香炉台83の左右には花立84,85が設置される。そして、四ツ石60の上に、中台70、上台81及び竿石82を設置して完成する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、二世帯カロートを備えた墓石に関するものである。
近年、少子化、核家族化等により、妻の実家に後継者がなくなるなど、墓の管理・供養が困難になるという問題がある。
こうした問題に対し、例えば、納骨室を2面背合わせとした形状でそれぞれ開閉口を設け、墓碑は1つとし、背合わせで2面それぞれ正面とする墓が提案されている(特許文献1)。
また、通常の墓より納骨室を広く取り、この納骨室の中に補強兼用の仕切り板を差込み、仕切り板にて隔離された各部屋の前面あるいは後面には開口部を設けて骨壺を収納する地上納骨室とし、この地上納骨室の下部には、古い遺骨を土に返して弔うための地下納骨室を配設し、地下納骨室の上面には開閉脱着自在の蓋板を配設すると共に、開放状態の地下納骨室の底部には玉砂利、砂等を敷き詰めた構造の家族墓も提案されている(特許文献2)。
特開2001−65204(特許請求の範囲、図1〜図3) 実用新案登録第3057172号公報(要約、図1〜図5)
特許文献1の墓は、背合わせに正面を持った墓であるため、墓地における設置・管理・供養がやりにくく、また、二世帯によそよそしさがあることから、供養者の心情にも馴染みにくいという問題がある。
特許文献2の墓は、長く続いた家の先祖代々の遺骨を納めるための大きな墓である。このため、図4にある様に、先祖代々の墓碑の両脇に家族墓としての墓碑を建立するなどしており、夫妻が、それぞれの実家を供養する墓としては採用し難いという問題がある。
そこで、本考案は、大きな墓とすることなく、夫妻がそれぞれの実家を供養でき、しかも、供養をする夫妻の心情にやさしく、第三者にも違和感がなく、供養のし易い墓を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するためになされた本考案の二世帯カロートを備えた墓石は、以下の構成を有する。
(1−1) 内部をカロートとする四ツ石を設置すると共に、この四ツ石の上に、中台、上台及び竿石を設置し、前記中台の正面に納骨口を形成すると共に、この納骨口を塞ぐ様に香炉台を設置したこと。
(1−2) 前記カロートの内部に仕切を設けて左右二室に区画したこと。
(1−3) 前記納骨口は、前記区画されたカロート内の二室のそれぞれに納骨が可能な幅広の開口として形成したこと。
(1−4) 前記納骨口の上部に、中心を残して左右の部分を奧に向かって所定深さ彫り込んだ平面部を形成したこと。
この墓石によれば、カロート内を左右二室に区画し、そのいずれにも納骨できる様な幅広の納骨口を備え、しかも納骨口の上部に中心を残して左右の部分を奧に向かって所定深さ彫り込んだ平面部を形成したので、夫妻は、それぞれの世帯名をこの平面部に彫刻することができ、しかも、普段はこの納骨口の部分は香炉台で覆われているので、第三者が見たときに違和感もなく、夫妻それぞれが、お互いの実家をやさしく供養することができる。
本考案によれば、大きな墓とすることなく、夫妻がそれぞれの実家を供養でき、しかも、供養をする夫妻の心情にやさしく、第三者にも違和感がなく、供養のし易い墓を提供することができる。
以下、本考案を具体化した実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。実施形態の二世帯カロートを備えた墓石2は、図1に示す様に、四ツ石60を設置すると共に、この四ツ石60の上に、中台70、上台81及び竿石82を設置し、中台70の正面に香炉台83を設置したものである。
ここで、図2に示す様に、四ツ石60の内部は、仕切61を設けて左右二室の納骨室に区画することにより二世帯カロートを備えさせる。仕切61には、貫通孔63が形成されている。
内部を二世帯カロートとする四ツ石20の上に配置される中台70の正面には、図2に示す様に、納骨口71が設けられる。この納骨口71は、二室の納骨室のそれぞれに納骨が可能な幅広の開口として形成する。また、納骨口71の上部に、中心部72を残して左右の部分を奧に向かって3分しずめた平面部73,74を形成する。この平面部73,74は、当該墓を建立した夫妻のそれぞれの氏を彫刻するための部分である。
四ツ石60の正面の石の上には、香炉台83、香炉84が設置される。また、香炉台83の左右には花立84,85が設置される。
そして、本実施形態の墓石2は、四ツ石60の上に、中台70、上台81及び竿石82を設置して完成する。
実施形態の墓石2によれば、左右二室の納骨室を備えるカロートを備え、そのいずれに対しても納骨することができる幅広の納骨口71を備え、納骨口71の上部に左右に分かれた平面部73,74を彫り込んであるので、夫妻は、それぞれの氏をこの平面部73,74に彫刻することができ、しかも、普段はこの納骨口71の前には香炉台83が置かれているので、第三者が見たときに違和感もなく、夫妻それぞれが、お互いの実家をやさしく供養することができる。
また、仕切61によって区画された納骨室の間が貫通孔63によって連通しているので、仮に、将来、妻が夫側の納骨室に埋葬されたとしても、その反対側の納骨室に埋葬されている妻の両親ともつながりを絶たれることがなく、将来に対する安心感が得られる。よって、墓を建立した夫妻にとって、安心で気持ちのよいものとなる。
以上、考案を実施するための最良の形態としての一実施形態を説明したが、本考案は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内における種々の変更が可能である。
実施形態のカロートと墓石の斜視図である。 実施形態の二世帯カロートを備えた墓石の分解斜視図である。
符号の説明
2・・・二世帯カロートを備えた墓石
60・・・四ツ石
61・・・仕切
63・・・貫通孔
70・・・中台
71・・・納骨口
72・・・中心部
73,74・・・平面部
81・・・上台
82・・・竿石
83・・・香炉台
84・・・香炉
85,86・・・花立

Claims (1)

  1. (1−1) 内部をカロートとする四ツ石を設置すると共に、この四ツ石の上に、中台、上台及び竿石を設置し、前記中台の正面に納骨口を形成すると共に、この納骨口を塞ぐ様に香炉台を設置し、さらに、以下の構成をも採用したことを特徴とする二世帯カロートを備えた墓石。
    (1−2) 前記カロートの内部に仕切を設けて左右二室に区画したこと。
    (1−3) 前記納骨口は、前記区画されたカロート内の二室のそれぞれに納骨が可能な幅広の開口として形成したこと。
    (1−4) 前記納骨口の上部に、中心を残して左右の部分を奧に向かって所定深さ彫り込んだ平面部を形成したこと。
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