JP3118861U - 簡易ハウス - Google Patents

簡易ハウス Download PDF

Info

Publication number
JP3118861U
JP3118861U JP2005009942U JP2005009942U JP3118861U JP 3118861 U JP3118861 U JP 3118861U JP 2005009942 U JP2005009942 U JP 2005009942U JP 2005009942 U JP2005009942 U JP 2005009942U JP 3118861 U JP3118861 U JP 3118861U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
entrance
sheet
closing shaft
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005009942U
Other languages
English (en)
Inventor
庄四郎 堀合
Original Assignee
有限会社 堀合物産
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社 堀合物産 filed Critical 有限会社 堀合物産
Priority to JP2005009942U priority Critical patent/JP3118861U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3118861U publication Critical patent/JP3118861U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)

Abstract

【課題】 出入口開口を妻面に対してできるだけ大きく形成できるようにし、しかも、開閉装置を簡易な構造で安価になるようにこの大きな出入口開口に対応できるようにする。
【解決手段】 骨組2に樹脂シート3を被覆して内部空間を形成するハウス本体1を有し、ハウス本体1の妻面6に出入口開口7を形成し、出入口開口7を開閉する開閉装置10を備え、開閉装置10を、出入口開口7を覆う大きさの樹脂シートからなり出入口開口7を開閉する被覆シート11と、出入口開口7の両側縁外側に夫々立設される一対の支柱13と、出入口開口7の上縁上側であって一対の支柱13間に回転可能に架設され回転により被覆シート11を巻き取り巻き戻しして出入口開口7の開閉を行なわせる被覆開閉シャフト14と、被覆開閉シャフト14を回転駆動する被覆開閉シャフト駆動機構20とを備えて構成した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、農業において各種作物などを栽培するため等に用いられ樹脂シートを被覆して内部空間を形成するハウス本体を備えた簡易ハウスに係り、特に、ハウス本体の妻面に設けられた出入口開口を開閉する開閉装置を備えた簡易ハウスに関する。
従来、この種の簡易ハウスとしては、例えば、特許文献1(特開平11−243790号公報)に記載されたものが知られている。
図7に示すように、この簡易ハウスHaは、骨組101に樹脂シート102を被覆して内部空間を形成するハウス本体100を有し、ハウス本体100の妻面103に出入口開口104を形成し、この出入口開口104を開閉する開閉装置110を備えている。
開閉装置110は、出入口開口104を開閉する左右一対の引戸111a,111bと、出入口開口104の下縁に沿って付設され引戸111a,111bを移動可能にガイドする下レール112と、出入口開口104の上縁に沿って付設され引戸111a,111bを移動可能にガイドする上レール113とを備えて構成されている。引戸111a,111bの下部には下レール112を転動する戸車(図示せず)が取付けられ、引戸111a,111bの上部には上レール113を摺動するスライダ(図示せず)が取付けられている。
特開平11−243790号公報
ところで、このような簡易ハウスHaの出入口開口104の従来の開閉装置110にあっては、引戸111a,111bを開閉するので、引戸111a,111bの開時に引戸111a,111bを妻面103に保持しなければならないことから、それだけ、妻面103に設ける出入口開口104の大きさが制限されてしまうという問題があった。即ち、少なくとも引戸111a,111bと同じ大きさ(出入口開口104の左右方向略半分の大きさ)の矩形部分103a,103bを出入口開口104の両側に確保しなければならないことになり、その分、出入口開口104の上下方向の高さ及び左右方向の幅が制限されてしまう。そのため、例えば、トラクタや耕運機などの車両をハウス本体100内に入れて作業をしたいような場合に、これに対応できないという問題があった。
また、引戸111a,111bは剛体にしなければならないし、これを移動させる戸車やスライドも設けなければならないことから、それだけ、製造も煩雑でコスト高になっているという問題もあった。
本考案は上記の問題点に鑑みて為されたもので、出入口開口を妻面に対してできるだけ大きく形成できるようにし、しかも、開閉装置を簡易な構造で安価になるようにこの大きな出入口開口に対応できるようにした簡易ハウスを提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本考案の簡易ハウスは、骨組に樹脂シートを被覆して内部空間を形成するハウス本体を有し、該ハウス本体の妻面に出入口開口を形成し、該出入口開口を開閉する開閉装置を備えた簡易ハウスにおいて、
上記開閉装置を、上記出入口開口を覆う大きさの樹脂シートからなり該出入口開口を開閉する被覆シートと、上記出入口開口の両側縁外側に夫々立設される一対の支柱と、上記出入口開口の上縁上側であって上記一対の支柱間に回転可能に架設され回転により上記被覆シートを巻き取り巻き戻しして該被覆シートによる上記出入口開口の開閉を行なわせる被覆開閉シャフトと、該被覆開閉シャフトを回転駆動する被覆開閉シャフト駆動機構とを備えて構成している。
これにより、出入口開口を開く場合は、開閉装置において、被覆開閉シャフト駆動機構を駆動して、被覆開閉シャフトを回転させ、被覆シートを被覆開閉シャフトに巻き取る。これにより、出入口開口が開放される。
一方、出入口開口を閉じておく場合は、開閉装置において、被覆開閉シャフト駆動機構を駆動して、被覆開閉シャフトを回転させ、被覆シートを被覆開閉シャフトから巻き戻す。これにより、出入口開口が被覆シートによって遮断される。
このように、出入口開口を、出入口開口の上側に設けた被覆開閉シャフトに巻き取り巻き戻しされる被覆シートにより開閉するので、従来の引戸のように、出入口開口の左右方向略半分の大きさの矩形部分を出入口開口の両側に確保しなくても良いことになり、それだけ、出入口開口を妻面に対してできるだけ大きく形成できる。その結果、トラクタや耕運機などの車両をハウス本体内に入れて作業をしたいような場合に、これに容易に対応できる。また、資材や作物の搬入,搬出を容易に行なうことができるようになる。
更に、被覆開閉シャフトを回転させて、被覆シートを被覆開閉シャフトに巻き取り巻き戻しする構造なので、構造が簡易であり、安価にすることができる。
そして、必要に応じ、上記被覆シートの下側縁に該下側縁に沿うロッドを付設し、上記支柱に上記被覆シートの巻き取り巻き戻し時に上記ロッドの端部をガイドするガイドレール部を設けた構成としている。被覆シートの巻き取り巻き戻しの際に、被覆シートが下側縁のロッドに引っ張られるのでよく展張し、また、ロッドはガイドレール部にガイドされるので、被覆シートの下側縁の上下動が円滑に行なわれ、開閉が確実に行なわれる。
また、必要に応じ、上記被覆開閉シャフト駆動機構を、上記被覆開閉シャフトの端部に設けられチェーンが巻き掛けられるスプロケットと、該スプロケットに巻き掛けられ上記支柱に沿って吊下されるエンドレスのチェーンとを備えて構成している。構造を簡単にして安価に製造することができ、汎用性を向上させることができる。
そしてまた、必要に応じ、上記開閉装置を、上記出入口開口を覆う大きさのシートであって通気性の網状部を有し該出入口開口を開閉する通気シートと、上記出入口開口の上縁上側であって上記一対の支柱間に回転可能に架設され回転により上記通気シートを巻き取り巻き戻しして該通気シートによる上記出入口開口の開閉を行なわせる通気開閉シャフトと、該通気開閉シャフトを回転駆動する通気開閉シャフト駆動機構とを備えて構成している。
これにより、被覆シートの開時において、通気開閉シャフト駆動機構を駆動して、通気開閉シャフトを回転させ、通気シートを被覆開閉シャフトから巻き戻すと、出入口開口を通気シートによって遮断できる。このため、網状部を通して通気を行なうことができる。この場合、出入口開口を全開した場合に比較して、通気がやわらかいものになり、作物に適度な通気環境を提供できるようになる。また、網状部として、昆虫の侵入を防止できるメッシュのものを用いれば、害虫の侵入を防止することができる。
また、必要に応じ、上記通気シートの下側縁に該下側縁に沿うロッドを付設し、上記支柱に上記通気シートの巻き取り巻き戻し時に上記ロッドの端部をガイドするガイドレール部を設けた構成としている。通気シートの巻き取り巻き戻しの際に、通気シートが下側縁のロッドに引っ張られるのでよく展張し、また、ロッドはガイドレール部にガイドされるので、通気シートの下側縁の上下動が円滑に行なわれ、開閉が確実に行なわれる。
更に、必要に応じ、上記通気開閉シャフト駆動機構を、上記通気開閉シャフトの端部に設けられチェーンが巻き掛けられるスプロケットと、該スプロケットに巻き掛けられ上記支柱に沿って吊下されるエンドレスのチェーンとを備えて構成している。構造を簡単にして安価に製造することができ、汎用性を向上させることができる。
本考案の簡易ハウスによれば、出入口開口を、出入口開口の上側に設けた被覆開閉シャフトに巻き取り巻き戻しされる被覆シートにより開閉するので、従来の引戸のように、出入口開口の左右方向略半分の大きさの矩形部分を出入口開口の両側に確保しなくても良くなり、それだけ、出入口開口を妻面に対してできるだけ大きく形成できる。その結果、トラクタや耕運機などの車両をハウス本体内に入れて作業をしたいような場合に、これに容易に対応できる。また、資材や作物の搬入,搬出を容易に行なうことができるようになる。更に、被覆開閉シャフトを回転させて、被覆シートを被覆開閉シャフトに巻き取り巻き戻しする構造なので、構造が簡易であり、安価にすることができる等の効果を奏する。
以下、添付図面に基づいて、本考案の実施の形態に係る簡易ハウスについて詳細に説明する。
図1乃至図6に示すように、本考案の実施の形態に係る簡易ハウスHは、骨組2に樹脂シート3を被覆して内部空間を形成するハウス本体1を有している。ハウス本体1は、ドーム状の屋根4と、屋根4の長手方向の両側を支持する一対の外側壁面5と、屋根4の長手方向両端部を支持する一対の妻面6とを備えて構成されている。
一方の妻面6には、矩形状の出入口開口7が形成されている。出入口開口7は、出入口開口7の左右側の妻面部分6a,6b及び上側の妻面部分6cができるだけ小さくなるように、妻面6を矩形状に切り抜いて形成されている。即ち、出入口開口7は、従来のように、出入口開口7の左右方向略半分の大きさの矩形部分を出入口開口7の両側に確保することなく、できるだけ大きくなるように形成されている。
そして、出入口開口7が設けられる妻面6側には、出入口開口7を開閉する開閉装置10が備えられている。
開閉装置10は、出入口開口7を覆う大きさの樹脂シートからなり出入口開口7を開閉する被覆シート11を備えている。被覆シート11は、ハウス本体1を構成する樹脂シートと同様の材質のもので、半透明の矩形状の樹脂シートである。被覆シート11の下側縁には、下側縁に沿うロッド12が付設されている。
また、開閉装置10において、出入口開口7の両側縁外側には一対の支柱13が夫々立設されている。各支柱13は、図2及び図3に示すように、鋼管からなる柱体13a,13bをハウス本体1の長手方向に沿って2本並設して構成されており、下端が地面に埋設固定されている。
更に、被覆シート11が巻回可能な被覆開閉シャフト14が備えられている。被覆開閉シャフト14は、出入口開口7の上縁上側であって一対の支柱13間に回転可能に架設され回転により被覆シート11を巻き取り巻き戻しして被覆シート11による出入口開口7の開閉を行なわせる。被覆開閉シャフト14の直径はロッド12の直径と同じに設定されている。上記の各支柱13において、一対の柱体13a,13bの間隔は、被覆開閉シャフト14の直径の2倍より僅かに大きい間隔に設定されており、被覆開閉シャフト14の両端部は、この柱体13a,13b間に臨み、支柱13を構成する柱体13a,13bの間に架設された軸受体15に回転可能に支承されている。
更にまた、上記の各支柱13において、ロッド12の両端部は、軸受体15の下側で上下動可能に柱体13a,13b間に臨んで設けられている。そして、一対の柱体13a,13bが、支柱13に設けられ被覆シート11の巻き取り巻き戻し時にロッド12の端部をガイドするガイドレール部16として構成されている。
また、開閉装置10は、被覆開閉シャフト14を回転駆動する被覆開閉シャフト駆動機構20を備えている。
被覆開閉シャフト駆動機構20は、被覆開閉シャフト14の端部に設けられチェーンが巻き掛けられるスプロケット22と、スプロケット22に巻き掛けられ支柱13に沿って吊下されるエンドレスのチェーン21とを備えて構成されている。
更に、支柱13の中間部には、チェーン21を係止してチェーン21の移動を停止し、スプロケット22の回動を停止して、被覆シート11を所望の開閉位置に位置決めする位置決め用のフック部材23が設けられている。
また、開閉装置10においては、出入口開口7を覆う大きさのシートであって通気性の網状部31(図6)を有し出入口開口7を開閉する通気シート30を、上記の被覆シート11の内側に備えている。通気シート30は、ハウス本体1を構成する樹脂シートと同様の材質のもので半透明の矩形状の下側部30aを備えている。上記の網状部31は、樹脂製の紐を編んで形成され、例えば、昆虫の侵入を防止できるメッシュのものが用いられ、下側部30aに連設されて上側部を構成する。被覆シート11の下側部30aの下側縁には、下側縁に沿う上記ロッド12と同径のロッド32が付設されている。
更に、通気シート30が巻回可能な通気開閉シャフト34が備えられている。通気開閉シャフト34は、出入口開口7の上縁上側であって一対の支柱13間に回転可能に架設され回転により通気シート30を巻き取り巻き戻しして通気シート30による出入口開口7の開閉を行なわせる。通気開閉シャフト34の直径はロッド32の直径と同じに設定されている。通気開閉シャフト34の両端部は、支柱13の柱体13a,13b間に臨み、上記の軸受体15の下側であって、柱体13a,13bの間に架設された軸受体35に回転可能に支承されている。
更にまた、各支柱13において、ロッド32の両端部は、軸受体35の下側で上下動可能に柱体13a,13b間に臨んで設けられている。そして、一対の柱体13a,13bが、支柱13に設けられ通気シート11の巻き取り巻き戻し時にロッド32の端部をガイドするガイドレール部36として構成されている。即ち、上記ガイドレール部16は、被覆シート11のロッド32のガイドレール部36としても構成されている。これにより、ガイドレール部16,36はロッド12とロッド32とを互に上下位置関係を可変にガイドしている。
また、開閉装置10は、通気開閉シャフト34を回転駆動する通気開閉シャフト駆動機構40を備えている。
通気開閉シャフト駆動機構40は、通気開閉シャフト34の端部に設けられチェーンが巻き掛けられるスプロケット42と、スプロケット42に巻き掛けられ支柱13に沿って吊下されるエンドレスのチェーン41とを備えて構成されている。
更に、支柱13の中間部には、チェーン41を係止してチェーン41の移動を停止し、スプロケット42の回動を停止して、通気シート30を所望の開閉位置に位置決めする位置決め用のフック部材43が設けられている。
従って、本考案の実施の形態に係る簡易ハウスHにおいて、開閉装置10を用いて、出入口開口7の開閉を行なうときは、以下のようにして行なう。
(1)出入口開口7を開く場合
出入口開口7を開く場合は、図1及び図4に示すように、被覆シート11と通気シート30との両者を開にする。この場合、通気開閉シャフト駆動機構40のチェーン41によりスプロケット42を介して通気開閉シャフト34を回転させて、通気シート30を通気開閉シャフト34に巻き取る。また、被覆開閉シャフト駆動機構20のチェーン21によりスプロケット22を介して被覆開閉シャフト14を回転させて、被覆シート11を被覆開閉シャフト14に巻き取る。
この場合、出入口開口7は、出入口開口7の左右側の妻面部分6a,6b及び上側の妻面部分6cをできるだけ小さくして、この出入口開口7の開口面積ができるだけ大きくなるように形成されているので、例えば、ハウス本体1の大きさにもよるが、トラクタや耕運機などの車両をハウス本体1内に入れて作業をしたいような場合に、これに容易に対応できる。また、資材や作物の搬入,搬出を容易に行なうことができるようになる。
(2)出入口開口7を閉じておく場合
出入口開口7を閉じておく場合は、図5に示すように、被覆シート11と通気シート30との両者を閉にする。この場合、通気開閉シャフト駆動機構40のチェーン41によりスプロケット42を介して通気開閉シャフト34を回転させて、通気シート30を通気開閉シャフト34から巻き戻し、ロッド32を地面に接地させる。また、被覆開閉シャフト駆動機構20のチェーン21によりスプロケット22を介して被覆開閉シャフト14を回転させて、被覆シート11を被覆開閉シャフト14から巻き戻し、ロッド12を地面に接地させる。尚、この場合、通気シート30を開にした状態で、被覆シート11のみを閉にしても良い。
これにより、ハウス本体1内が、被覆シート11によって遮断される。
(3)通気シート30のみを機能させる場合
出入口開口7を通気シート30で覆い、一部通気を行なう場合には、図6に示すように、被覆シート11を開にし、通気シート30を閉にする。この場合、通気開閉シャフト駆動機構40のチェーン41によりスプロケット42を介して通気開閉シャフト34を回転させて、通気シート30を通気開閉シャフト34から巻き戻し、ロッド32を地面に接地させる。また、被覆開閉シャフト駆動機構20のチェーン21によりスプロケット22を介して被覆開閉シャフト14を回転させて、被覆シート11を被覆開閉シャフト14に巻き取る。
これにより、通気シート30は網状部31を備えているので、出入口開口7を全開した場合に比較して、通気がやわらかいものになり、作物に適度な通気環境を提供できるようになる。この場合、網状部31として、昆虫の侵入を防止できるメッシュのものを用いれば、害虫の侵入を防止することができる。
このように、チェーン21,41の操作により容易に被覆シート11及び通気シート30の開閉を行なうことができる。この場合、ロッド12,32はガイドレール部16,36でガイドさせられるので確実に開閉動作が行なわれる。更に、被覆シート11及び通気シート30を、被覆開閉シャフト14,通気開閉シャフト34を回転させてこれらに巻き取り巻き戻しする構造なので、構造が簡易であり、安価にすることができる。
尚、上記実施の形態において、妻面6と被覆開閉シャフト14及び通気開閉シャフト34との間に隙間が開くが、屋根シートを延設してこの被覆開閉シャフト14及び通気開閉シャフト34の上側を覆うようにすれば、この隙間からの雨水の侵入を防止することができ、より望ましい。また、妻面6と支柱13との間もシートで塞ぐようにすれば、雨水の侵入を防止することができ、より望ましい。
本考案の実施の形態に係る簡易ハウスをその被覆シートが開閉過程にある状態で示す正面図である。 本考案の実施の形態に係る簡易ハウスの開閉装置を示す斜視図である。 本考案の実施の形態に係る簡易ハウスの開閉装置を示し、(a)は側面図、(b)は正面一部断面図である。 本考案の実施の形態に係る簡易ハウスをその被覆シート及び通気シートを開にした状態で示す正面図である。 本考案の実施の形態に係る簡易ハウスをその被覆シート及び通気シートを閉にした状態で示す正面図である。 本考案の実施の形態に係る簡易ハウスをその被覆シートを開にし通気シートを閉にした状態で示す正面図である。 従来の簡易ハウスの開閉装置の一例を示す図である。
符号の説明
H 簡易ハウス
1 ハウス本体
2 骨組
3 樹脂シート
4 屋根
5 外側壁面
6 妻面
7 出入口開口
10 開閉装置
11 被覆シート
12 ロッド
13 支柱
13a,13b 柱体
14 被覆開閉シャフト
15 軸受体
16 ガイドレール部
20 被覆開閉シャフト駆動機構
21 チェーン
22 スプロケット
23 フック部材
30 通気シート
31 網状部
32 ロッド
34 通気開閉シャフト
35 軸受体
36 ガイドレール部
40 通気開閉シャフト駆動機構
41 チェーン
42 スプロケット
43 フック部材

Claims (6)

  1. 骨組に樹脂シートを被覆して内部空間を形成するハウス本体を有し、該ハウス本体の妻面に出入口開口を形成し、該出入口開口を開閉する開閉装置を備えた簡易ハウスにおいて、
    上記開閉装置を、上記出入口開口を覆う大きさの樹脂シートからなり該出入口開口を開閉する被覆シートと、上記出入口開口の両側縁外側に夫々立設される一対の支柱と、上記出入口開口の上縁上側であって上記一対の支柱間に回転可能に架設され回転により上記被覆シートを巻き取り巻き戻しして該被覆シートによる上記出入口開口の開閉を行なわせる被覆開閉シャフトと、該被覆開閉シャフトを回転駆動する被覆開閉シャフト駆動機構とを備えて構成したことを特徴とする簡易ハウス。
  2. 上記被覆シートの下側縁に該下側縁に沿うロッドを付設し、上記支柱に上記被覆シートの巻き取り巻き戻し時に上記ロッドの端部をガイドするガイドレール部を設けたことを特徴とする請求項1記載の簡易ハウス。
  3. 上記被覆開閉シャフト駆動機構を、上記被覆開閉シャフトの端部に設けられチェーンが巻き掛けられるスプロケットと、該スプロケットに巻き掛けられ上記支柱に沿って吊下されるエンドレスのチェーンとを備えて構成したことを特徴とする請求項1または2記載の簡易ハウス。
  4. 上記開閉装置を、上記出入口開口を覆う大きさのシートであって通気性の網状部を有し該出入口開口を開閉する通気シートと、上記出入口開口の上縁上側であって上記一対の支柱間に回転可能に架設され回転により上記通気シートを巻き取り巻き戻しして該通気シートによる上記出入口開口の開閉を行なわせる通気開閉シャフトと、該通気開閉シャフトを回転駆動する通気開閉シャフト駆動機構とを備えて構成したことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の簡易ハウス。
  5. 上記通気シートの下側縁に該下側縁に沿うロッドを付設し、上記支柱に上記通気シートの巻き取り巻き戻し時に上記ロッドの端部をガイドするガイドレール部を設けたことを特徴とする請求項4記載の簡易ハウス。
  6. 上記通気開閉シャフト駆動機構を、上記通気開閉シャフトの端部に設けられチェーンが巻き掛けられるスプロケットと、該スプロケットに巻き掛けられ上記支柱に沿って吊下されるエンドレスのチェーンとを備えて構成したことを特徴とする請求項4または5記載の簡易ハウス。
JP2005009942U 2005-11-25 2005-11-25 簡易ハウス Expired - Fee Related JP3118861U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005009942U JP3118861U (ja) 2005-11-25 2005-11-25 簡易ハウス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005009942U JP3118861U (ja) 2005-11-25 2005-11-25 簡易ハウス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3118861U true JP3118861U (ja) 2006-02-09

Family

ID=43469124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005009942U Expired - Fee Related JP3118861U (ja) 2005-11-25 2005-11-25 簡易ハウス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3118861U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69637425T2 (de) Abdichtbare Abdeckung
MX2014005269A (es) Mosquitero movil, particularmente para ventanas, puertas y similares.
KR102191247B1 (ko) 세차장 차광막 개폐장치
JP3268297B2 (ja) シートの開閉装置
JP2006254778A (ja) 温室の換気装置
JP2007002607A (ja) ヒンジ装置、及び該ヒンジ装置を備えた折り畳み式の自動昇降ゲート
JP3118861U (ja) 簡易ハウス
KR101090150B1 (ko) 창호
JP6861371B2 (ja) 農業用ハウス、農業用ハウスのカーテンシステム
KR101895689B1 (ko) 자동 개폐 가능한 루프가 구비된 가든하우스
JP6343193B2 (ja) カーテン装置
US9126471B2 (en) Rolling tarpaulin system for selectively covering and uncovering trailers for trucks
JP4044853B2 (ja) 温室及び換気用フィルムのばたつき抑制機構
JP3168674U (ja) 農業、園芸用ハウス
JP2558236Y2 (ja) 温室における換気窓の構造
JP5417260B2 (ja) ビニールハウス用換気装置
JP2005318823A (ja) プラスチックフィルムハウスの天窓開閉装置
JP4332992B2 (ja) シャッターケースの構造
JP2005213911A (ja) 横引き網戸
JP7365917B2 (ja) 電動日除け
JPH0520864Y2 (ja)
JP2005318824A (ja) プラスチックフィルムハウスの側窓開閉装置
JP3165062U (ja) 温室シートの自動巻き取り装置
JP4064035B2 (ja) 栽培ハウスの開閉装置
JPH028488A (ja) シートシャッター

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees