JP7365917B2 - 電動日除け - Google Patents

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本開示は、電動日除けに関するものである。
従来から、建物の外壁に面して設けられたテラスやサンルーム等には、日陰を作るための日除けが設けられることがある。例えば、下記の特許文献1には、テラスの天窓の下部に沿って帯状の日除け(カーテン布地)が開閉可能に設けられた日除けが開示されている。
特開2009-201803号公報
特許文献1では、日除けを開閉する際には、閉方向の先頭に設けられた先頭バーにフック棒等を引っかけて、先頭バーを開閉方向に移動させなければならず、操作がスムーズにできなかったり、見上げた状態での操作のため身体に負担がかかったりするという問題点がある。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、容易に開閉可能な電動日除けを提供する。
本開示の一態様に係る日除けは、幅方向に離間して配置された一対の梁材で形成される開閉空間に設置される電動日除けであって、前記一対の梁材に沿って走行可能な複数の走行部と、前記幅方向の端部が前記複数の走行部に支持され、前記開閉空間に開閉可能に設けられる日除け材と、前記一対の梁材に設けられた前記複数の走行部のうち閉方向の先頭の走行部どうしを連結する連結部と、該連結部を電動で走行可能とする駆動部と、前記連結部と連結された支持部と、該支持部に支持されるとともに、両端部が前記梁材に沿って移動可能なシャフトと、を備え、前記駆動部は、前記支持部に支持されている
第一実施形態に係る電動日除けを示す斜視図である。 第一実施形態に係る電動日除けの一部を破断した斜視図である。 第一実施形態に係る電動日除けの要部を示す斜視図である。 第一実施形態に係る電動日除けの走行部を示す斜視図である。 第一実施形態に係る電動日除けの走行部の断面図である。 第二実施形態に係る電動日除けを示す模式的な平面図である。 第一実施形態の変形例に係る電動日除けを示す斜視図である。
(第一実施形態)
以下、第一実施形態に係る電動日除けについて、図面に基づいて説明する。図1に示すように、電動日除け100は、建物の外壁102から外側に張り出すように設けられたテラスやガーデンルーム等の空間拡張建物103に設置されている。
本実施形態では、空間拡張建物103は、建物のサッシ104に隣接して設置されている。空間拡張建物103は、支持体10と、一対の支柱16と、天窓18と、を有している。本実施形態では、支持体10及び支柱16は、金属材料の押出成形品である。空間拡張建物103は、サッシ104に隣接して設置されておらず、外壁102に隣接して設置されていてもよい。
支持体10は、四方枠状に形成されている。支持体10は、一対のレール材(梁材)11と、後桁材12と、前桁材13と、を有している。
一対のレール材11は、建物の外壁102から外側に延びている。一対のレール材11は、互いに離れて配置されている。
図2に示すように、レール材11の延びる方向をX方向と称する。X方向と直交する方向のうち水平面に沿う方向(一対のレール材11が互いに離れる方向)をY方向(幅方向)と称する。
X方向のうち、電動日除け100が閉じるときに進む方向を閉方向(図2に示す+X方向)と称する。X方向のうち、電動日除け100が開くときに進む方向を開方向(図2に示す-X方向)と称する。
図1に示すように、後桁材12は、外壁102に沿って配置されている。後桁材12は、Y方向に延びている。後桁材12は、一対のレール材11の-X方向の端部どうしを連結している。
前桁材13は、Y方向に延びている。前桁材13は、一対のレール材11の+X方向の端部どうしを連結している。
一対の支柱16は、Y方向に離間して配置されている。支柱16は、鉛直方向に延びている。支柱16の上端部は、前桁材13のY方向の端部に連結されている。支柱16は、支持体10を支持している。支柱16は、地面やデッキ等から立設されている。
天窓18は、支持体10の内部に設けられている。天窓18は、板状に形成されている。天窓18は、例えばガラス等で構成されている。図2では、天窓18の図示を省略している。
空間拡張建物103の内部の空間を、拡張空間S1と称する。サッシ104を開けることで、建物の内部の空間と拡張空間S1とが連続した空間となる。支持体10の内部の空間を、開閉空間S2と称する。
電動日除け100は、天窓18の下方に沿って配置されている。電動日除け100は、開閉空間S2に設置されている。
図2に示すように、電動日除け100は、複数のランナー(走行部)2と、日除け本体(日除け材)3と、先頭バー(連結部)4と、駆動ユニット5と、を備えている。
各レール材11は、天板部111と、底板部112と、側板部113,114と、を有している。天板部111は、レール材11の上面を形成している。底板部112は、天板部111の下方に配置されている。側板部113は、天板部111における対向するレール材11側を向く端部と底板部112における対向するレール材11側を向く端部とを連結している。側板部114は、天板部111における対向するレール材11と反対側を向く端部と底板部112における対向するレール材11と反対側を向く端部とを連結している。
側板部113には、内方に凹むレール溝115が形成されている。レール溝115は、上下方向に離間して配置された上壁部(上板部)116及び下壁部(下板部)117と上壁部116と下壁部117とを連結する底壁部118とにより、断面C字状に形成されている。
レール溝115は、レール材11の延在方向(X方向)の略全長にわたって形成されている。
複数のランナー2は、レール材11のレール溝115の内部に配置されている。ランナー2は、レール溝115に沿って、X方向に走行可能とされている。
日除け本体3は、布状に形成されている。日除け本体3におけるX方向の略等間隔の部分には、Y方向の両端部に、固定部3aが設けられている。固定部3aは、接続部材(不図示。以下同じ。)を介してランナー2に接続されている。
日除け本体3の閉状態で、日除け本体3は支持体10の開閉空間S2の全体を覆っている。日除け本体3の開状態で、日除け本体3は折り畳まれ後桁材12(図1参照。以下同じ。)側に寄せられ、支持体10の開閉空間S2が開放されている。
図3に示すように、複数のランナー2のうち閉方向(+X方向)の先頭のランナー2Aは、ランナー本体2fと、支持プレート43と、を有している。ランナー本体2fどうしはシャフト21で連結されている。シャフト21には、一対のベースプレート(支持部)22が設けられている。
一対のベースプレート22は、Y方向に離間して配置されている。各ベースプレート22には、上方に立設するシャフト支持部23が設けられている。シャフト支持部23に形成されたシャフト支持孔(不図示。以下同じ。)に、シャフト21が挿通されている。
シャフト21の延在方向の中間における外周面には、シャフト側回転部25が設けられている。シャフト側回転部25は、Y方向を軸線方向とする環状に形成されている。シャフト側回転部25は、シャフト21と一体に形成されている。
先頭バー4は、バー本体部41と、バー軸部42と、を有している。バー本体部41は、Y方向に延びる円柱状部材である。図2に示すように、バー本体部41には、日除け本体3の先端部側(+X方向の端部側)が取り付けられている。
図3に示すように、バー軸部42は、バー本体部41の両端部に設けられている。各バー軸部42は、支持プレート43に固定されている。支持プレート43のY方向の端部は、レール材11のレール溝115(図2参照。以下同じ。)に配置されている。
支持プレート43のY方向の端部には、支持ローラ44が上下に設けられている。支持ローラ44は、上下方向を軸線方向として、軸線回りに回転可能とされている。支持ローラ44は、レール溝115の底壁部118(図2参照。以下同じ。)に沿って走行可能とされている。支持プレート43とベースプレート22とは、連結部材26で連結されている。
駆動ユニット5は、ベースプレート22に固定されている。駆動ユニット5及びシャフト21は、ベースプレート22上に固定されている。シャフト21及び駆動ユニット5は、ともにX方向に移動可能とされている。
駆動ユニット5は、駆動部51と、出力軸部52と、駆動側回転部53と、駆動カバー54(図2参照。以下同じ。)と、を有している。
駆動部51は、シャフト21を、Y方向を軸線とする軸線回りに電動で駆動させるように構成されている。駆動部51は、正逆回転可能に構成されている。駆動部51として例えばモータ等が採用される。駆動部51を操作するスイッチ(不図示。以下同じ。)は、建物の内部等に設けられている。
出力軸部52は、駆動部51の出力にともなって、Y方向を軸線方向として軸線回りに回転可能とされている。
駆動側回転部53は、出力軸部52の外周面に設けられている。駆動側回転部53は、出力軸部52とともに、Y方向を軸線方向として軸線回りに回転可能とされている。駆動側回転部53の外周面は、シャフト側回転部25の外周面と接触している。
図2に示すように、駆動カバー54は、図3に示す駆動部51、出力軸部52及び駆動側回転部53を覆っている。駆動カバー54は、ベースプレート22に取り付けられている。
駆動ユニット5には、制御部(不図示。以下同じ。)が設けられている。制御部は、駆動部51を制御するように構成されている。制御部には、スイッチの受信部(不図示。以下同じ。)が内蔵されている。
次に、先頭のランナー2Aのランナー本体2fの詳細な構成について説明する。
図4に示すように、先頭のランナー2Aのランナー本体2fは、上ケース61と、下ケース62と、上ローラ63と、下ローラ64と、ローラ付勢部65と、を有している。
上ケース61は、下方に向かって開口する箱状に形成されている。上ケース61は、一対の上部側壁部611と、上壁部612と、一対の前後壁部613と、を有している。
一対の上部側壁部611は、Y方向に離間して配置されている。各上部側壁部611には、Y方向に貫通する支持孔615が形成されている。支持孔615は、X方向に離間して2箇所に形成されている。
上壁部612は、一対の上部側壁部611の上端部どうしを連結している。上壁部612には、下方に向かって突出する上部バネ支持部616が設けられている。上部バネ支持部616は、X方向に離間して2箇所に設けられている(図4では1箇所のみ示している)。
前後壁部613は、一対の上部側壁部611の前後端部からそれぞれ下方に延びている。各前後壁部613のY方向の端部は、一対の上部側壁部611の前後端部に連結されている。
上壁部612の前後端部から前後壁部613にまたがって、上ケース61の内方に向かって凹む上ローラ用凹部617が形成されている。
下ケース62は、上方に向かって開口する形状をなしている。下ケース62は、一対の下部側壁部621と、下壁部622と、を有している。
一対の下部側壁部621は、Y方向に離間して配置されている。各下部側壁部621には、Y方向に貫通するシャフト挿通孔623が形成されている。
下ケース62の一対の下部側壁部621の内側に、上ケース61の一対の上部側壁部611の下端部が配置されている。
下ケース62の下部側壁部621には、Y方向に貫通するスリット624が形成されている。スリット624は、X方向に離間して2箇所に形成されている。スリット624は、上下方向に長い形状をなしている。上ケース61の上部側壁部611には、外側に向かって突出する爪部618が設けられている。爪部618は、下ケース62のスリット624の内部に配置され、スリット624の内部で上下方向に移動可能とされている。上ケース61と下ケース62とは、上下方向に相対移動可能とされている。
下壁部622は、一対の下部側壁部621の下端部どうしを連結している。下壁部622には、上方に向かって突出する下部バネ支持部625が設けられている。下部バネ支持部625は、X方向に離間して2箇所に設けられている(図4では1箇所のみ示している)。下部バネ支持部625は、上ケース61の上部バネ支持部616の直下に、上部バネ支持部616と上下方向に間隔を有して配置されている。
下壁部622には、上下方向に貫通する下ローラ用取付孔(不図示)が形成されている。
上ローラ63は、上ケース61の上ローラ用凹部617に配置されている。上ローラ63の上部は、上ローラ用凹部617から上方に突出している。
上ローラ63の中心には、Y方向に延びる回動軸部631が設けられている。回動軸部631は、上ケース61の支持孔615に回動可能に支持されている。
シャフト21(図3参照。以下同じ。)の両端部は、下ケース62のシャフト挿通孔623に挿通されている。下ローラ64は、シャフト21の両端部に設けられている。下ローラ64は、下ケース62の一対の下部側壁部621の間に配置されている。下ローラ64の下部は、下ケース62の下ローラ用取付孔から下方に突出している。
図5(ランナー2の上下方向及びY方向に沿う断面図)に示すように、ローラ付勢部65は、上ケース61の上部バネ支持部616から下ケース62の下部バネ支持部625にまたがって巻回されている。ローラ付勢部65は、上ケース61を上方に且つ下ケース62を下方に付勢している。例えば、ローラ付勢部65として、コイルばね等を採用することができる。
上ローラ63は、レール材11のレール溝115の上壁部116の下面116dに接触している。ローラ付勢部65が上ケース61を上方に付勢することで、上ローラ63はレール溝115の上壁部116の下面116dに押圧されつつ上壁部116の下面116dに沿って走行可能である。
下ローラ64は、レール材11のレール溝115の下壁部117の上面117uに接触している。ローラ付勢部65が下ケース62を下方に付勢することで、下ローラ64はレール溝115の下壁部117の上面117uに押圧されつつ下壁部117の上面117uに沿って走行可能である。
次に、上記の電動日除け100の動作について説明する。
人がスイッチの開ボタンを押すと、スイッチは開信号を制御部に送信する。制御部は、開信号に基づいて駆動部51に正逆いずれか一方の駆動信号を送信する。駆動部51は、当該駆動信号に基づいて駆動する。
駆動部51の駆動にともない、出力軸部52及び駆動側回転部53が回転可能となる。駆動側回転部53の回転に伴い、駆動側回転部53と接触しているシャフト側回転部25及びシャフト側回転部25と一体に形成されたシャフト21も回転可能となる。シャフト21の回転にともない、シャフト21の両端部に設けられた下ローラ64も回転する。この際の回転方向は、ランナー2が開方向(-X方向)に移動する方向である。
下ローラ64はレール溝115の下壁部117の上面117uに押圧されているため、空転することなく回転して、レール溝115の下壁部117に沿って開方向(-X方向)(外壁102に近づく方向)に移動する。
下ローラ64の回転に伴い、レール溝115の上壁部116の下面116dに押圧されている上ローラ63も、回転する。ランナー本体2fが隣のランナー2に当たると、隣のランナー2は外壁102側に押されていき、日除け本体3は折り畳まれていき、日除け本体3は開いていく。
人がスイッチの閉ボタンを押すと、スイッチは閉信号を制御部に送信する。制御部は、閉信号に基づいて駆動部51に正逆いずれか他方の駆動信号を送信する。駆動部51は、当該駆動信号に基づいて駆動する。
駆動部51の駆動にともない、出力軸部52及び駆動側回転部53が回転可能となる。駆動側回転部53の回転に伴い、駆動側回転部53と接触しているシャフト側回転部25及びシャフト側回転部25と一体に形成されたシャフト21も回転可能となる。シャフト21の回転にともない、シャフト21の両端部に設けられた下ローラ64も回転する。この際の回転方向は、ランナー2が閉方向(+X方向)に移動する方向である。
下ローラ64はレール溝115の下壁部117の上面117uに押圧されているため、空転することなく回転して、レール溝115の下壁部117に沿って閉方向(+X方向)(外壁102から離れる方向)に移動する。
下ローラ64の回転に伴い、レール溝115の上壁部116の下面116dに押圧されている上ローラ63も、回転する。ランナー本体2fと隣のランナー2との間の日除け本体3が伸びると、日除け本体3の張力によって、隣のランナー2も外壁102から離れる方向に移動していき、日除け本体3は順次閉じていく。
このように構成された電動日除け100によれば、先頭のランナー2Aどうしを連結するシャフト21は駆動部51によって電動で回転し、これにともない先頭のランナー2Aの支持プレート43どうしを連結する先頭バー4に支持された日除け本体3も開閉方向に移動する。よって、日除け本体3を容易に開閉することができる。
駆動部51はベースプレート22に支持されるとともに、ベースプレート22に取り付けられたシャフト21はレール材11のレール溝11に支持されている。よって、駆動部51の荷重をレール材11で負担することができるため、駆動部51が落下したりすることが抑制される。
駆動ユニット5及びシャフト21は、ベースプレート22上に固定されている。よって、シャフト21に駆動ユニット5の駆動部51を接続すればよいため、装置がコンパクトでありつつ電動化することができる。
ランナー2の上ローラ63及び下ローラ64は、それぞれレール材11のレール溝115の上壁部116の下面116d及び下壁部117の上面117uに押し付けられつつ回転する。よって、上ローラ63及び下ローラ64をレール溝115の上壁部116及び下壁部117に沿って確実に走行させることができる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態に係る電動日除けについて、主に図6を用いて説明する。下記に示す実施形態の説明において、前述した部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
上記に示す実施形態に係る電動日除け100Aでは、駆動部51Aは、先頭バー4とは別体に設けられている。電動日除け100Aには、シャフト21が設けられていない。本実施形態では、駆動部51Aは、外壁102に取り付けられている。駆動部51Aの取付箇所は、外壁102に限られらず、後桁材12等であってもよい。
駆動部51Aには、リール(巻き取り部)7が接続されている。リール7は、Y方向を軸線方向として、軸線回りに回転可能とされている。リール7には、糸状体8の端部8a側が巻回されている。
糸状体8の他端部8bは、先頭バー4に固定されている。例えば、糸状体8として、金属製のワイヤーや繊維で糸状に形成された部材等を採用することができる。
駆動部51Aは、リール7に糸状体8を巻き取る方向(開方向)及びリール7から糸状体8を繰り出す方向(閉方向)に、リール7を回転可能としている。
支持体10の前桁材13と先頭バー4との間には、閉方向付勢部9が設けられている。閉方向付勢部9は、前桁材13のX方向の両端部に設けられている。閉方向付勢部9は、先頭バー4を閉方向(+X方向)に付勢している。例えば、閉方向付勢部9として、ゼンマイばね、コンストンばね等を採用することができる。
リール7には、リール7から糸状体8を繰り出す方向(閉方向)に回転することを規制する規制部7aが設けられている。規制部7aは、例えば、糸状体8に引っかかる突起等で構成されている。
上記の電動日除け100Aでは、日除け本体3が開く際には、駆動部51Aが駆動し、リール7は糸状体8を巻き取る方向に回転する。糸状体8はリール7に巻き取られ、糸状体8の端部8bに固定された先頭バー4が開方向(-X方向)に移動することで、日除け本体3が開いていく。
この状態で、規制部7aがリール7の閉方向への回転を規制(ロック)しているため、リール7が閉方向に回転することがない。
日除け本体3が閉じる際には、規制部7aのロックを外し、駆動部51Aが駆動し、リール7は糸状体8が繰り出される方向に回転する。糸状体8はリール7から繰り出され、糸状体8の端部8bに固定された先頭バー4が閉方向(+X方向)に移動することで、日除け本体3が閉じていく。
このように構成された電動日除け100Aによれば、先頭のランナー2Aの支持プレート43どうしを連結する先頭バー4は駆動部51Aによって電動で移動し、これにともない先頭のランナー2Aどうしを連結する先頭バー4に支持された日除け本体3も開閉方向に移動する。よって、日除け本体3を容易に開閉することができる。
駆動部51Aを先頭バー4とは別体に設ければよいため、駆動部51Aの設置を容易に行うことができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本開示の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
(変形例)
次に、第一実施形態の変形例に係る電動日除けについて、主に図7を用いて説明する。
本変形例では、外部屋根体103Aは、建物とは離間して屋外に配置されている。電動日除け100は、外部屋根体103Aに設けられている。本変形例に電動日除け100の構成は、上記の第一実施形態で示した電動日除け100の構成と同一である。
外部屋根体103Aは、支持体10と、4本の支柱16と、天窓18と、を有している。
支持体10は、四方枠状に形成されている。支持体10は、一対のレール材(梁材)11と、後桁材12と、前桁材13と、を有している。一対のレール材11は、日除け本体3の開閉方向に沿って配置されている。4本の支柱16は、支持体10の四隅にそれぞれ設けられている。
このように構成された電動日除け100によれば、先頭のランナー2Aどうしを連結するシャフト21は駆動部51によって電動で回転し、これにともない先頭のランナー2Aの支持プレート43どうしを連結する先頭バー4に支持された日除け本体3も開閉方向に移動する。よって、日除け本体3を容易に開閉することができる。
例えば、上記の電動日除け100,100Aは、新設する場合にも駆動ユニット5を後付けする場合にも適用可能である。電動式ではない既存の日除けは、ランナー本体2f及びシャフト21等を備えていない。駆動ユニット5を後付けする場合には、支持体10に設けられたキャップ(不図示)を取り外し等して、レール材11から先頭バー4を取り外す。電動日除け100では、ベースプレート22のシャフト支持孔にシャフト21を通し、ベースプレート22に駆動ユニット5を固定して、シャフト21の先端部にランナー本体2fを取り付けておく。ベースプレート22と支持プレート43とを連結部材26で連結し、支持プレート43に先頭バー4を固定する。シャフト21と先頭バー4とを一体とした状態で、レール材11にランナー本体2f及び支持プレート43を挿入して、先頭バー4に日除け本体3の先端部を固定する。電動日除け100Aでは、外壁102に駆動部51Aを取り付け、駆動部51Aにリール7を接続する。糸状体8の端部8bを先頭バー4に固定するとともに、端部8a側をリール7に巻回する。先頭バー4と前桁材13との間には、閉方向付勢部9を設ける。既存の日除けからシャフト21等を取り外す必要がないため、簡単に施工することができる。
上記に示す実施形態では、電動日除け100はスイッチを備えている。これに限られず、スイッチを備えずに、人の動きを検知可能な人感センサを備え、人感センサの信号に伴って駆動部51が駆動する構成であってもよい。スマートフォン及びリモコンの少なくともいずれか一方で、駆動部51を操作可能な構成であってもよい。
上記の電動日除け100では、駆動ユニット5はシャフト21に取り付けられたベースプレート22に固定されているが、これに限られない。駆動ユニット5が先頭バー4に直接設けられていてもよい。駆動ユニット5を後付けする際には、レール材11から先頭バー4を取り外して、駆動ユニット5が取り付けられた先頭バー4をレール材11に取り付けるようにしてもよい。
2…ランナー(走行部)、2A…先頭のランナー、2f…ランナー本体、3…日除け本体(日除け材)、4…先頭バー(連結部)、5…駆動ユニット、10…支持体、11…レール材(梁材)、12…後桁材、13…前桁材、16…支柱、18…天窓、21…シャフト、22…ベースプレート(支持部)、51…駆動部、61…上ケース、62…下ケース、63…上ローラ、64…下ローラ、65…ローラ付勢部、100…電動日除け、102…外壁、103…空間拡張建物、104…サッシ、111…天板部、112…底板部、113,114…側板部、115…レール溝、116…上壁部(上板部)、117…下壁部(下板部)、118…底壁部、S1…拡張空間、S2…開閉空間

Claims (3)

  1. 幅方向に離間して配置された一対の梁材で形成される開閉空間に設置される電動日除けであって、
    前記一対の梁材に沿って走行可能な複数の走行部と、
    前記幅方向の端部が前記複数の走行部に支持され、前記開閉空間に開閉可能に設けられる日除け材と、
    前記一対の梁材に設けられた前記複数の走行部のうち閉方向の先頭の走行部どうしを連結する連結部と、
    該連結部を電動で走行可能とする駆動部と、
    前記連結部と連結された支持部と、
    該支持部に支持されるとともに、両端部が前記梁材に沿って移動可能なシャフトと、を備え、
    前記駆動部は、前記支持部に支持されている電動日除け。
  2. 前記駆動部及び前記連結部は、ともに移動可能とされている請求項に記載の電動日除け。
  3. 前記梁材は、上下に離間して配置された上板部及び下板部を有し、
    前記走行部は、
    前記上板部の下面に沿って走行可能な上ローラと、
    前記下板部の上面に沿って走行可能な下ローラと、
    前記上ローラを前記上板部の下面に押し付けるとともに、前記下ローラを前記下板部の上面に押し付けるローラ付勢部と、を有する請求項1または2に記載の電動日除け。
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