JPH11350688A - 家屋の物干し場の雨除けユニット - Google Patents

家屋の物干し場の雨除けユニット

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JPH11350688A
JPH11350688A JP15651898A JP15651898A JPH11350688A JP H11350688 A JPH11350688 A JP H11350688A JP 15651898 A JP15651898 A JP 15651898A JP 15651898 A JP15651898 A JP 15651898A JP H11350688 A JPH11350688 A JP H11350688A
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JP
Japan
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sheet
rain
attached
rainproof
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP15651898A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiminori Terasaki
公師 寺崎
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Iwaki Co Ltd
Original Assignee
Iwaki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物干し場の雨除けユニットとして、雨の斜め
前方からの吹き込みを防止するとともに日当たりや風通
しを阻害しないものを提供する。 【解決手段】 外壁32に取り付けるシート収納ケース
19内に、電動機16によって、先端の各側縁隣接部に
スライダ13を取り付けた防雨シート11の巻取り、繰
出しを行うシート巻取軸15を設ける。シート収納ケー
ス19の各端部からフロア33まで、スライダ13が係
合するガイドレール21を延在させ、下端部に、ワイヤ
巻取りドラム28をスライダ13からのびる引張ワイヤ
26の巻取方向に付勢する渦巻きばね機構29を含むシ
ート緊張装置27を設置する。ガイドレール21に雨セ
ンサ30を取り付け、雨の検出と無検出信号による電動
機16の防雨シート11の繰出し方向と巻取方向の回転
により、防雨シート11のガイドレール21に沿う引出
しとシート収納ケース19への収納を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バルコニー、テ
ラス、ベランダなどの家屋の外壁隣接部に設ける物干し
場の雨除け(防雨ユニット)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の雨除けユニットは、家屋の外壁に
取り付けるひさし(屋根)の両側枠の前端部を、フロア
に立設する支柱によって支持する構造からなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の雨除
けユニットは、特にその前面部が開放された形態になっ
ているため、斜め前方から吹き込む雨には、雨除けとし
て機能しないという問題がある。
【0004】上記のような問題を解消するためには、そ
の前面部をカバーして閉鎖することが考えられるが、こ
のような閉鎖構造にすると、物干し場の日当たりや風通
しが悪くなり、物干し場の機能が発揮されないため、好
ましくない。
【0005】この発明は、上記のような事情に鑑み、斜
め前方からの雨の吹き込みを防止可能であるとともに、
日当たりや風通しを阻害しない雨除けユニットを提供す
ることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る雨除けユ
ニットは、先端(外端)と中間部に間隔をおいて全幅を
のびる複数の補強リブを取り付けるとともに先端の補強
リブの各端にスライダを取り付けた、家屋の物干し場の
実質部を被覆可能な防雨シートと、防雨シートの基端
(内端)を固定するとともに可逆電動機に伝動連結した
シート巻取軸と、シート巻取軸を内包するとともにシー
ト巻取軸と平行にのびるシート出入口を有する、物干し
場の上方部の外壁部に固定可能なシート収納ケースと、
上端をシート巻取ケースの各端部にシート出入口と連通
するように取り付けるとともにシート巻取ケースから水
平方向に張り出す水平部と下端部を物干し場のフロアに
固定可能な垂直部を有しかつ防雨シートの先端の補強リ
ブに取り付けたスライダが係合するスライドガイド溝を
有する一対の溝形のガイドレールと、一端(上端)を防
雨シートの先端の補強リブに取り付けた各スライダに連
結するとともに各シートガイドのスライドガイド溝内を
のびる一対の引張ワイヤと、各ガイドレールの下端部に
設置した、各引張ワイヤの他端(下端)を連結したワイ
ヤ巻取ドラム及びワイヤ巻取ドラムを常に引張ワイヤを
巻き取る方向に回転付勢し、これによりスライダを取り
付けた補強リブを介して防雨シートを常に緊張させる渦
巻きばね機構を備えた一対のシート緊張装置と、ガイド
レール、シート収納ケース、物干し場またはこれらのい
ずれかの隣接部に設置した雨センサとからなり、シート
巻取軸に伝動連結した電動機の駆動回路を、雨センサに
よる雨の検出信号及び無検出信号によって、電動機が、
それぞれシート巻取軸からシートを繰出す方向及びシー
ト巻取軸にシートを巻取る方向に回転するように構成す
る。
【0007】ここでシート緊張装置の渦巻きばね機構と
しては、一般に、適宜の緊張力の付与の点から、定荷重
渦巻きばね機構を用いることができ、また雨センサとし
ては、雨量計類を用いることができる。
【0008】この発明の雨除けユニットは、一般には、
シート巻取軸を内包するシート収納ケース及び一対のガ
イドレールが、それぞれ物干し場の上方部と両側方部に
位置するとともに、雨センサが雨を検出可能な位置を占
めるように、家屋の外壁部とその隣接部を含む部分に取
り付け、雨センサから雨の検出信号がない時(非降雨
時)には、電動機の駆動回路から出力される電動機のシ
ート巻取り方向の回転操作信号によって、防雨シートの
先端部以外の実質部をシート収納ケース内に収納して、
物干し場の上方部と正面部の実質部が開放された状態に
する。
【0009】他方雨センサにより降雨が検出された時に
は、この検出信号に基づいて電動機の駆動回路から出力
される電動機のシート繰出し方向の回転操作信号によっ
て、シート巻取軸がシート繰出し方向に所定量回転さ
れ、これに伴って防雨シートは張力が減少する状態にな
る。この際防雨シートには、シート緊張装置の渦巻きば
ね機構によって常に緊張力が作用しているため、その張
力の緩みは、直ちにシート緊張装置の渦巻きばね機構に
よるワイヤ巻取ドラムの回転を介した引張ワイヤの巻き
取り、これによるスライダのガイドレールにおける水平
部と垂直部のスライドガイド溝に沿うスライドを介した
防雨シートのガイドレールの水平部と垂直部に沿う引き
出しにより、吸収されていく。そして最終的には防雨シ
ートの先端はガイドレールの垂直部の所定位置に対応す
る部位まで引き出され、これにより物干し場の実質部は
防雨シートで被覆された閉鎖状態になり、雨の吹き込み
が防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて、バルコニー
の物干し場に設置したこの発明の雨除けユニットの実施
形態について説明する。
【0011】図示した雨除けユニットでは、合成樹脂製
の防雨シート11の裏面に、防雨シート11の幅を超え
る長さの金属管からなる補強リブ12が取り付けてあ
り、防雨シート11の先端の補強リブ12の各端、すな
わち防雨シート11の先端の各側縁隣接部に取り付けた
スライダ13には、そのスライド性を高めるためのフリ
ーローラー14が付設してある。
【0012】防雨シート11の基端を固定したシート巻
取軸15は、駆動回路17の出力信号(シート巻取り方
向の正転の操作信号及びシート繰出し方向の逆転の操作
信号)に基づいて出力軸を正逆回転する可逆電動機16
とともに、シート出入口20付きで方形断面のシート収
納ケース19内に設置してある。このシート収納ケース
19は、シート出入り口20側と反対の側部を介して、
バルコニー31の物干し具34上方の外壁32に固定さ
れている(詳細は図示せず)。
【0013】各ガイドレール21は、開口隣接部に補強
リブ12の端部と防雨シート11の側縁部の案内部を、
内奥部に防雨シート11の先端の側縁隣接部に取り付け
たスライダ13がスライド係合するスライドガイド溝2
2を有する2段の溝形の断面形状で、シート収納ケース
19の各端部に隣接するシート出入口20の各端部に連
結した上端部から、下り勾配でのびる水平部23及び屈
曲部24を介して垂直部25へと下方に向かってのびて
おり、下端部はバルコニー31のフロア33に固定され
ている(詳細は図示せず)。
【0014】各引張ワイヤ26は、防雨シート11の先
端の側縁隣接部の各スライダ13から、ガイドレール2
0の水平部23、屈曲部24及び垂直部25のスライド
ガイド溝22内を通って、ガイドレール21の下端部ま
でのびて、各シート緊張装置27のワイヤ巻取ドラム2
8に連結されている。
【0015】各ワイヤ巻取ドラム28は、隣接して設置
した定荷重渦巻きばね機構29によって、常に引張ワイ
ヤ26を巻き取る方向に回転付勢されて、下方に引張ら
れており、これにより防雨シート11には、スライダ1
3を介して引出し方向に緊張力が作用している。
【0016】雨センサ30は、一方のガイドレール21
の水平部23の近傍部に設置してあり、これによる雨の
検出信号及び無検出信号によって、シート巻取軸15の
電動機16の駆動回路17からは、それぞれ電動機16
の逆転と正転の操作信号が出力されるようにしてある。
シート巻取軸15からの所定の長さの防雨シート11の
繰り出しとシート巻取軸15に対する巻取りが行われる
ようになっている。
【0017】この雨除けユニットは、雨センサ30によ
る雨の検出がない非降雨時には、駆動回路17からの電
動機16の正転操作信号の出力によって、シート巻取軸
15がシート巻取方向に回転して、防雨シート11の実
質部がシート収納ケース19内に収納されて、物干し場
が開放状態になる一方、雨センサ30により雨が検出さ
れる降雨時には、駆動回路17から出力される電動機1
6の逆転操作信号により、シート巻取軸15からの所定
長さの防雨シート11の繰り出し、シート緊張装置27
の渦巻きばね機構29を介したワイヤ巻取ドラム28の
回転による引張ワイヤ26の巻き取り、これによるスラ
イダ13のガイドレール21のスライドガイド溝22に
沿うスライドを介した防雨シート11のガイドレール2
1に沿う引き出しによって、バルコニー31の物干し場
の実質部が自動的に防雨シート11による被覆閉鎖状態
になる。
【0018】この発明の雨除けユニットは、このほか、
種々の形態で実施することができるもので、図示の形態
に限定されるものではない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、この発明に係る雨除けユニットによれば、降雨時に
は、防雨シートにより物干し場の実質部を被覆して閉鎖
するので、雨の吹き込みを防止することができる。
【0020】またこの雨除けユニットによれば、雨が降
らないときには、防雨シートをシート収納ケース内に収
納して、物干し場の実質部を開放することができるの
で、日当たりや風通しがきわめて良く、干し物の乾きが
早いという実用上有用な効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る雨除けユニットの実施形態の正
面図である。
【図2】図1に示す実施形態の側面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う部分拡大断面図である。
【図4】図3のB矢視図である。
【図5】図1の実施形態のシート緊張装置を示す部分拡
大断面図である。
【符号の説明】
11 防雨シート 12 補強リブ 13 スライダ 15 シート巻取軸 16 可逆電動機 17 駆動回路 19 シート収納ケース 20 シート出入口 21 ガイドレール 22 スライドガイド溝 23 水平部 24 屈曲部 25 垂直部 26 引張ワイヤ 27 シート緊張装置 28 ワイヤ巻取ドラム 29 渦巻きばね機構 30 雨センサ 31 バルコニー 32 外壁 33 フロア 34 物干し具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端と中間部に間隔をおいて全幅をのび
    る複数の補強リブを取り付けるとともに先端の補強リブ
    の各端にスライダを取り付けた、家屋の物干し場の実質
    部を被覆可能な防雨シートと、防雨シートの基端を固定
    するとともに可逆電動機に伝動連結したシート巻取軸
    と、シート巻取軸を内包するとともにシート巻取軸と平
    行にのびるシート出入口を有する、物干し場の上方部の
    外壁部に固定可能なシート収納ケースと、上端をシート
    巻取ケースの各端部にシート出入口と連通するように取
    り付けるとともにシート巻取ケースから水平方向に張り
    出す水平部と下端部を物干し場のフロアに固定可能な垂
    直部を有しかつ防雨シートの先端の補強リブに取り付け
    たスライダが係合するスライドガイド溝を有する一対の
    溝形のガイドレールと、一端を防雨シートの先端の補強
    リブに取り付けた各スライダに連結するとともに各シー
    トガイドのスライドガイド溝内をのびる一対の引張ワイ
    ヤと、各ガイドレールの下端部に設置した、各引張ワイ
    ヤの他端を連結したワイヤ巻取ドラム及びワイヤ巻取ド
    ラムを常に引張ワイヤを巻き取る方向に回転付勢し、こ
    れによりスライダを取り付けた補強リブを介して防雨シ
    ートを常に緊張させる渦巻きばね機構を備えた一対のシ
    ート緊張装置と、ガイドレール、シート収納ケース、物
    干し場またはこれらのいずれかの隣接部に設置した雨セ
    ンサとからなり、シート巻取軸に伝動連結した電動機の
    駆動回路を、雨センサによる雨の検出信号及び無検出信
    号によって、電動機が、それぞれシート巻取軸からシー
    トを繰出す方向及びシート巻取軸にシートを巻取る方向
    に回転するように構成してなる、家屋の物干し場の雨除
    けユニット。
  2. 【請求項2】 シート緊張装置の渦巻きばね機構が、定
    荷重渦巻きばね機構である、請求項1記載の雨除けユニ
    ット。
JP15651898A 1998-06-05 1998-06-05 家屋の物干し場の雨除けユニット Pending JPH11350688A (ja)

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JP15651898A JPH11350688A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 家屋の物干し場の雨除けユニット

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JP15651898A JPH11350688A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 家屋の物干し場の雨除けユニット

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JPH11350688A true JPH11350688A (ja) 1999-12-21

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ID=15629545

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JP15651898A Pending JPH11350688A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 家屋の物干し場の雨除けユニット

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