JPH0428349Y2 - - Google Patents

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JPH0428349Y2
JPH0428349Y2 JP1986142019U JP14201986U JPH0428349Y2 JP H0428349 Y2 JPH0428349 Y2 JP H0428349Y2 JP 1986142019 U JP1986142019 U JP 1986142019U JP 14201986 U JP14201986 U JP 14201986U JP H0428349 Y2 JPH0428349 Y2 JP H0428349Y2
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JP
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screen
awning
front frame
sheet
movable
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JP1986142019U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はオーニング(日除け)に係り、詳し
くは日除けシートを張り出したときに形成される
日除けシートの側面側を目隠しする可動式オーニ
ングの側面スクリーンに関するものである。
〔従来の技術〕
一般にオーニングは、間口開口部の軒先に位置
させ、日除けシートの張り出しにより日差しを遮
つている。周知のように日差しは、季節や時間等
により太陽の高さ位置が異なり、また変化するの
で、オーニングの側面側からの日差しに対しては
遮ることができなかつた。
このため、一定長の支持杆に日除けシートを懸
吊したオーニング本体とは別体の側面用日除けシ
ートを形成して、オーニングを最長に張り出した
状態でオーニングの側面に前記支持杆を横架して
オーニング側面からの日差しを遮るようにしたも
のがあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来技術には、次のような問題点があつ
た。
イ 従来の側面用日除けシートは、オーニングを
最長に張り出した状態にして横架しなければな
らないとう固定式であるので、適当なオーニン
グ張り出し位置に応じた側面からの日差しの遮
りには、使用できないという問題があつた。
ロ 側面用日除けシートは、オーニング本体とは
別体であるので、必要に応じてオーニングに取
付けたり、取外したりする作業が煩わしく、ま
た側面用日除けシートが不必要の場合には、そ
れらの保管場所を確保しなければならないとい
う問題点もあつた。
ハ オーニングに側面用日除けシートを取付けて
いない場合には、連結アームや巻取シヤフトの
可動部が見えてしまい、オーニングの美観上好
ましくないという問題点があつた。
この考案は上記問題点を解消し、オーニングの
張り出し、巻取りに連動して伸縮する可動式オー
ニングの側面スクリーンを提供することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は前記問題点を解決するために、日除
けシートを巻取り自在にする巻取シヤフトと、前
記日除けシートの先端側に取付けた前枠と、該前
枠を支持する連結アームとからなり、前記巻取シ
ヤフトの回動に連動して前記前枠が前後進する可
動式オーニングにおいて、前記前枠側に一側を接
続し他側を躯体側に接続した別体の側面スクリー
ンを前記日除けシートの側面に位置させ、この側
面スクリーンを常時収納方向に付勢する付勢機構
を設けた可動式オーニングの側面スクリーンを構
成した。
〔作用〕
この考案は上記のように構成したので、オーニ
ングの巻取シヤフトの回転で前枠を前進移動させ
れば、この前枠の作動に伴う日除けシートの張り
出しに連動して、前枠に接続した側面スクリーン
の一側が引き出され伸張するものである。
また張り出した日除けシートを収納するために
巻取シヤフトを他方に回転させ、前枠を後退移動
させれば、この前枠の作動に連動して側面スクリ
ーンが引き戻される。
したがつて、側面スクリーンは日除けシートの
張り出し長さに比例した長さだけ、大きく撓むこ
となく整然とした状態で張り出され、その収納状
態も良好となる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図面の第1図は側面スクリーンを具備する可
動式オーニングの斜視図、第2図は側面スクリー
ンを伸張した状態を示す可動式オーニングの側面
図、第3図は側面スクリーンを収縮した状態を示
す可動式オーニングの側面図、第4図は巻取り具
の正面図である。
オーニングAは、建物出入口等の間口開口部B
の上部となる躯体Cに固設している。具体的に
は、固定具として躯体Cにブラケツト1を2個所
固定し、このブラケツト1に略間口開口部Bの全
幅に相当する長さのベースパイプ2を固定状態に
横架している。上記ベースパイプ2の両端部に
は、巻取シヤフト3を回動自在に軸支するシヤフ
トホルダ4を前方に突設している。上記巻取シヤ
フト3の片側には、電動開閉機5を装備するとと
もに、巻取シヤフト3の全長において日除けシー
ト6の基端側を取着している。この日除けシート
6の先端側は中空四角柱形状の前枠7に取着して
いる。そしてこの前枠7には、前記ベースパイプ
2に2個所固定したアームホルダ8に取付けた伸
縮自在の連結アーム9の先端部を夫々接続してい
る。この連結アーム9には、常時伸長方向に付勢
するスプリングを内蔵している。そして前記ベー
スパイプ2の上方には、ケース10を躯体Cに取
付け、日除けシート6の収納時に、先端側となる
前枠7が収納し得る長さまで庇を突設している。
なお符号7aは前枠の前面側に取付けたフリルで
ある。
前記可動式オーニングAには、日除けシート6
の側面側にこの考案に係る側面スクリーンDを取
付けている。この側面スクリーンDは、日除けシ
ート6と同材質のビニール製シートからなるスク
リーン11と、このスクリーン11に取付けた環
状の懸吊具12と、スクリーン11を懸吊するワ
イヤーロープ13と、このワイヤーロープ13を
巻取り自在にする巻取り具14とで構成してい
る。
前記スクリーン11は、略直角三角形に形成
し、その最長辺部を上側に向けて、最短辺部を躯
体Cに固定し、かつ鋭角部を前記前枠7の端部に
固定して取付けている。このスクリーン11に
は、その最長辺部から直角方向に折目個所を複数
個形成し、スクリーン11を互い違いに折畳み可
能にしている。上記折目個所には、折畳み易いよ
うに芯材となる金属棒15を内装している。そし
て上記スクリーン11の最長辺部には、前記折目
個所を除く適宜の位置毎に前記環状懸吊具12を
取付け、前記ワイヤロープ13に挿通している。
上記スクリーン11の取付位置上方の躯体Cに
は、前記巻取り具14を固定している。この巻取
り具14は第4図に示すように、枠体のフランジ
部16を止めネジ17で躯体Cに止着し、カバー
部18にワイヤドラム19を回転自在に取付けて
いる。上記ワイヤドラム19は、前記カバー部1
8に形成した図示しない軸孔に挿通する支軸20
を介して回転自在に軸支してあり、上記支軸20
の螺刻部にナツト21を締着して取付けている。
更にこのワイヤドラム19内には、一端部をワイ
ヤドラム19の内部に、他端部を支軸20に夫々
係止したスプリング22を係合させている。一方
のワイヤドラム19は、その周面に一条の螺旋状
のワイヤーロープ溝を形成してあり、一端部をワ
イヤドラム19に、他端部を前記前枠7に夫々固
着したワイヤロープ13を上記溝に沿つて螺旋状
に巻取り可能にしている。上記によりワイヤロー
プ13を引き出せば、スプリング22が縮退し、
常にワイヤーロープ13を引張り勝手に付勢する
ようにしている。
以上のように構成した側面スクリーンDは、可
動式オーニングAとの関連で、次のように作動す
る。まず、電動開閉機5を作動して、日除けシー
ト6を開動作すると、第3図の状態から第2図の
状態へと変化する。すなわち、巻取シヤフト3の
一方向への回転で連結アーム9が伸長作動し、前
枠7を前進移動させる。上記前枠7の前進移動に
連動して、側面スクリーンDの巻取り具14から
ワイヤーロープ13がスプリング22の付勢力に
抗して引き出されるとともに、スクリーン11の
一端側も引き出され、第3図の折畳み状態にある
スクリーン11が、第2図に示すように伸長した
状態となる。
次に上記状態にある日除けシート6を巻取れ
ば、その前枠7の後退移動に連動して、ワイヤー
ロープ13がスプリング22の付勢力でワイヤド
ラム19に巻取られると同時に、スクリーン11
の一端側から順次スクリーン11が折畳まれ、第
3図に示すように前枠7がケース10内に収納さ
れる位置で、スクリーン11も完全に折畳まれた
状態で収納されるものである。
なお、スクリーンの形状は、直角三角形の実施
例に限定されるものではなく、丈を長くして可動
式オーニングの側面側からの長い日差しを遮るこ
とができるようにしてもよい。
次に側面スクリーンの他の実施例を、第5図及
び第6図に基づいて説明する。
この側面スクリーンEは、スクリーン23を巻
取り具24で巻取る態様に構成している。すなわ
ち、スクリーン23は略直角三角形に形成し、そ
の最長辺部23aを上側に向けて位置させ、先端
側となる鋭角部を前記前枠7の長手方向端部に固
定し、基端側となる図示しない最短辺部を前記巻
取り具24に固定して取付けている。上記巻取り
具24は、固定軸25、スプリング26及びドラ
ム27から構成してあり、前記スクリーン23の
基端側は、既に説明したようにドラム27にビス
止めして固定している。上記ドラム27には、そ
の軸方向に固定軸25を挿通してあり、さらに一
端部をこの固定軸25に他端部をドラム27内側
面に係止したスプリング26を内装している。上
記固定軸25の両端部は夫々L字形に対向折曲
し、その先端部には雄螺部を形成している。そし
て、上記巻取り具24は、躯体Cに固定した取付
具28を介して取付けてあり、その取付状態は次
のようにしている。上記取付具28の取付面は、
前記連結アーム9の伸長方向と直角となるように
形成し、その上下2個所に形成した孔部に前記固
定軸25の雄螺部を挿通してナツトで螺着し、巻
取り具24を前傾斜状に取付けている。
以上のように構成した側面スクリーンEは、次
のように作動する。日除けシート6を張り出すた
めに巻取シヤフト3を開動作して連結アーム9の
伸長作動で前枠7を前進移動させると、前枠7の
作動に連動してスクリーン23が巻取り具24の
スプリング26の付勢力に抗して次第に引き出さ
れる。また逆に日除けシート6を巻取れば、その
前枠7の後退移動に連動してスクリーン23が巻
取り具24のスプリング26の付勢力で基端側か
らドラム27に巻取られることになる。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成したので、次のよ
うな効果がある。
イ 日除けシートの張り出し長さに連動して、側
面スクリーンが伸張するので、従来のように可
動式オーニングとは別体の側面用日除けシート
を逐次取付けたり、取外したりする煩わしさが
なく、その操作にも手間がかからないものであ
る。
ロ 側面スクリーンのスクリーンが常に前枠と連
動するので、可動式オーニングの可動部が側面
からは見えず、可動式オーニングの美観を損な
うことがない。
ハ 側面スクリーンと可動式オーニングとは、前
枠だけの接続であるので、既設の可動式オーニ
ングに後付けが可能であるとともに、前枠にお
ける接続を解けば、側面スクリーンの不要時に
は可動式オーニングの可動とは無関係に収縮状
態で収縮できるものである。
ニ 側面スクリーンは日除けシートの張り出し長
さに比例した長さだけ、大きく撓むことなく整
然とした状態で張り出されて風をはらんでの煽
りが少なく、その収納状態も良好となるので、
可動式オーニングの張り出しがどの位置にあつ
ても、外観上の見苦しさがない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に係り、第1図は側面
スクリーンを具備する可動式オーニングの斜視
図、第2図は側面スクリーンを伸張した状態を示
す可動式オーニングの側面図、第3図は側面スク
リーンを収縮した状態を示す可動式オーニングの
側面図、第4図は巻取り具の正面図、第5図は側
面スクリーンの他の実施例を示す側面図、第6図
は第5図側面スクリーンの斜視図である。 A……可動式オーニング、D,E……側面スク
リーン、3……巻取シヤフト、6……日除けシー
ト、7……前枠、9……連結アーム、11,23
……スクリーン、13……ワイヤロープ、14,
24……巻取り具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 日除けシートを巻取り自在にする巻取シヤフト
    と、前記日除けシートの先端側に取付けた前枠
    と、該前枠を支持する連結アームとからなり、前
    記巻取シヤフトの回動に連動して前記前枠が前後
    進する可動式オーニングにおいて、前記前枠側に
    一側を接続し他側を躯体側に接続した別体の側面
    スクリーンを前記日除けシートの側面に位置さ
    せ、この側面スクリーンを常時収納方向に付勢す
    る付勢機構を設けたことを特徴とする可動式オー
    ニングの側面スクリーン。
JP1986142019U 1986-09-17 1986-09-17 Expired JPH0428349Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986142019U JPH0428349Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986142019U JPH0428349Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6348821U JPS6348821U (ja) 1988-04-02
JPH0428349Y2 true JPH0428349Y2 (ja) 1992-07-09

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ID=31050349

Family Applications (1)

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JP1986142019U Expired JPH0428349Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2016169487A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 旭化成ホームズ株式会社 建物

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JPS4819326B1 (ja) * 1969-04-07 1973-06-13

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JPS4819326U (ja) * 1971-07-13 1973-03-05

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JPS4819326B1 (ja) * 1969-04-07 1973-06-13

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JPS6348821U (ja) 1988-04-02

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