JP6861371B2 - 農業用ハウス、農業用ハウスのカーテンシステム - Google Patents

農業用ハウス、農業用ハウスのカーテンシステム Download PDF

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Description

本発明は、一般に、農業用ハウス、農業用ハウスのカーテンシステムに関し、さらに詳しくは、可動式のカーテンを備える農業用ハウス、および農業用ハウスのカーテンシステムに関する。
従来、ビニールハウス(農業用ハウス)のカーテン開閉装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。カーテンは、日中の保温、遮光、遮熱などを目的として設けられる。特許文献1には、ビニールハウスの片面ずつを、それぞれ1枚のカーテンで覆い、カーテンの下縁に沿って固着した巻き取り軸を回転させてカーテンを巻き上げるように構成したカーテン開閉装置が記載されている。すなわち、ビニールハウスには、片面ずつを覆う2枚のカーテンが設けられている。
特開平11−299365号公報
ところで、巻き取り軸を回転させてカーテンをビニールハウスの頂部まで巻き上げた状態では、巻き取り軸に巻き取られたカーテンが占める幅寸法は比較的大きい。また、カーテンをビニールハウスの頂部まで巻き上げた状態であっても、一般的には、カーテンの一部を巻き取り軸に巻き取らずに残していることが多い。すなわち、カーテンを巻き取り軸に巻き取った状態でも、ビニールハウスの頂部の比較的広い面積がカーテンで覆われる。
特許文献1に記載の構成では、2枚のカーテンが横に並び、ビニールハウスの頂部から片面ずつを、それぞれ1枚のカーテンが覆う。したがって、ビニールハウスに太陽光を取り込むためにカーテンを巻き取り軸に巻き取った状態(収束状態)において、1枚のカーテンを巻き取った状態の2倍の面積がカーテンで覆われる。そのため、ビニールハウスでの太陽光の利用率が十分とは言えない。
本発明は、カーテンを開けた収束状態において太陽光を遮る面積の低減を可能にした農業用ハウス、および農業用ハウスのカーテンシステムを提供することを目的とする。
本発明に係る農業用ハウスは、外殻とカーテンシステムとを備える。前記外殻は、圃場を囲むように配置される。前記カーテンシステムは、前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテンを有する。前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置されている。前記農業用ハウスは、第1ビームと、第2ビームとをさらに備えている。前記第1ビームは、前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の一方の側壁に向かって下り傾斜するように前記外殻を構成するフレームの2箇所間に架設されている。前記第2ビームは、前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の他方の側壁に向かって下り傾斜するように前記第1ビームと前記フレームとの間に架設されている。前記第1カーテンの前記第1可動端部は前記第1ビームに沿って移動可能である。前記第2カーテンの前記第2可動端部は前記第2ビームに沿って移動可能である。前記外殻の長手方向に交差する断面において、前記第1固定端部は、前記第1ビームの上端と前記外殻の中央との間に位置する。
本発明に係る農業用ハウスは、外殻と、カーテンシステムと、レールと、を備える。前記外殻は、圃場を囲むように配置される。前記カーテンシステムは、前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテンを有する。前記レールは、前記外殻に架設されている。前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置されている。前記外殻は、前記外殻の長手方向に沿って配置されたガイドフレームを備える。前記レールの一方の端部は、前記ガイドフレームに対して前記長手方向に移動可能となるように、前記ガイドフレームに取り付けられるスライダを備える。
本発明に係る農業用ハウスは、圃場を囲むように配置される外殻と、前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテンを有したカーテンシステムとを備えている。前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置されされる。前記農業用ハウスは、第1ビームと、第2ビームと、第1可動バーと、第2可動バーと、第1駆動装置と、第2駆動装置とをさらに備えている。前記第1ビームは、前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の一方の側壁に向かって下り傾斜するように前記外殻を構成するフレームの2箇所間に架設されている。前記第2ビームは、前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の他方の側壁に向かって下り傾斜するように前記第1ビームと前記フレームとの間に架設されている。前記第1可動バーは、前記第1カーテンの前記第1可動端部に取り付けられ、前記第2可動バーは、前記第2カーテンの前記第2可動端部に取り付けられている。前記第1駆動装置は、前記第1可動バーを前記第1ビームに沿って移動させるように前記第1可動バーと結合され、前記第2駆動装置は、前記第2可動バーを前記第2ビームに沿って移動させるように前記第2可動バーと結合されている。前記第1カーテンの前記第1可動端部は前記第1ビームに沿って移動可能であり、前記第2カーテンの前記第2可動端部は前記第2ビームに沿って移動可能である。前記第1可動バーおよび前記第2可動バーのそれぞれは回転可能である。前記第1可動バーは、前記第1カーテンを巻き取る向きに回転することにより前記第1固定端部に近づく向きに移動する状態と、前記第1カーテンを巻き解く向きに回転することにより前記第1固定端部から離れる向きに移動する状態とが選択される。前記第2可動バーは、前記第2カーテンを巻き取る向きに回転することにより前記第2固定端部に近づく向きに移動する状態と、前記第2カーテンを巻き解く向きに回転することにより前記第2固定端部から離れる向きに移動する状態とが選択される。前記第1駆動装置および前記第2駆動装置のそれぞれは、前記外殻に架設されたレールと、前記レールに沿って走行するローラと、動力源であるモータとを備えている。前記第1駆動装置は、前記モータの回転力を伝達するように前記第1可動バーに結合され、かつ下向き成分を含む荷重が前記第1可動バーから前記第1カーテンに作用するように前記レールが配置されている。前記第2駆動装置は、前記モータの回転力を伝達するように前記第2可動バーに結合され、かつ下向き成分を含む荷重が前記第2可動バーから前記第2カーテンに作用するように前記レールが配置されている。前記外殻は、前記長手方向に沿って配置されたガイドフレームを備え、前記レールの一方の端部は、前記ガイドフレームに対して前記長手方向に移動可能となるように、前記ガイドフレームに取り付けられるスライダを備える。
本発明に係る農業用ハウスのカーテンシステムは、圃場を囲むように配置される農業用ハウスの外殻に取り付けられる。前記カーテンシステムは、前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテンを有する。前記カーテンシステムは、第1ビームと、第2ビームとをさらに備えている。前記第1ビームは、前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の一方の側壁に向かって下り傾斜するように前記外殻を構成するフレームの2箇所間に架設されている。前記第2ビームは、前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の他方の側壁に向かって下り傾斜するように前記第1ビームと前記フレームとの間に架設されている。前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置されている。前記第1カーテンの前記第1可動端部は前記第1ビームに沿って移動可能であり、前記第2カーテンの前記第2可動端部は前記第2ビームに沿って移動可能である。前記外殻の長手方向に交差する断面において、前記第1固定端部は、前記第1ビームの上端と前記外殻の中央との間に位置する。
本発明に係る農業用ハウスのカーテンシステムは、圃場を囲むように配置される農業用ハウスの外殻に取り付けられる。前記カーテンシステムは、前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテン、並びに前記外殻に架設されたレールを有する。前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置される。前記外殻は、前記外殻の長手方向に沿って配置されたガイドフレームを備える。前記レールの一方の端部は、前記ガイドフレームに対して前記長手方向に移動可能となるように、前記ガイドフレームに取り付けられるスライダを備える。
本発明に係る農業用ハウスのカーテンシステムは、圃場を囲むように配置される農業用ハウスの外殻に取り付けられる。前記カーテンシステムは、前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテンを有する。前記カーテンシステムは、第1ビームと、第2ビームとをさらに備えている。前記第1ビームは、前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の一方の側壁に向かって下り傾斜するように前記外殻を構成するフレームの2箇所間に架設されている。前記第2ビームは、前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の他方の側壁に向かって下り傾斜するように前記第1ビームと前記フレームとの間に架設されている。前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能である。前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置されている。前記第1カーテンの前記第1可動端部は前記第1ビームに沿って移動可能であり、前記第2カーテンの前記第2可動端部は前記第2ビームに沿って移動可能である。前記カーテンシステムは、第1可動バーと、第2可動バーと、第1駆動装置と、第2駆動装置とをさらに備える。前記第1可動バーは、前記第1カーテンの前記第1可動端部に取り付けられている。前記第2可動バーは、前記第2カーテンの前記第2可動端部に取り付けられている。前記第1駆動装置は、前記第1可動バーを前記第1ビームに沿って移動させるように前記第1可動バーと結合されている。前記第2駆動装置は、前記第2可動バーを前記第2ビームに沿って移動させるように前記第2可動バーと結合されている。前記第1可動バーおよび前記第2可動バーのそれぞれは回転可能である。前記第1可動バーは、前記第1カーテンを巻き取る向きに回転することにより前記第1固定端部に近づく向きに移動する状態と、前記第1カーテンを巻き解く向きに回転することにより前記第1固定端部から離れる向きに移動する状態とが選択される。前記第2可動バーは、前記第2カーテンを巻き取る向きに回転することにより前記第2固定端部に近づく向きに移動する状態と、前記第2カーテンを巻き解く向きに回転することにより前記第2固定端部から離れる向きに移動する状態とが選択される。前記第1駆動装置および前記第2駆動装置のそれぞれは、前記外殻に架設されたレールと、前記レールに沿って走行するローラと、動力源であるモータとを備えている。前記第1駆動装置は、前記モータの回転力を伝達するように前記第1可動バーに結合され、かつ下向き成分を含む荷重が前記第1可動バーから前記第1カーテンに作用するように前記レールが配置されている。前記第2駆動装置は、前記モータの回転力を伝達するように前記第2可動バーに結合され、かつ下向き成分を含む荷重が前記第2可動バーから前記第2カーテンに作用するように前記レールが配置されている。前記外殻は、前記長手方向に沿って配置されたガイドフレームを備え、前記レールの一方の端部は、前記ガイドフレームに対して前記長手方向に移動可能となるように、前記ガイドフレームに取り付けられるスライダを備える。
本発明の構成によれば、カーテンを開けた収束状態において太陽光を遮る面積の低減が可能になるという利点を有する。
図1は実施形態に係る農業用ハウスの外観を示す斜視図である。 図2は実施形態に係る農業用ハウスの概略断面図である。 図3は実施形態に係る農業用ハウスで用いるジョイントを示す斜視図である。 図4は実施形態に係る農業用ハウスで用いる第1駆動装置を示す斜視図である。 図5は実施形態に係る農業用ハウスで用いるガイドフレームとスライダとを示す斜視図である。 図6は実施形態に係る農業用ハウスで用いる操作装置とモータとの関係を示すブロック図である。 図7は実施形態に係る農業用ハウスで用いる保温シートを重ねた第1カーテンおよび第2カーテンを示す断面図である。 図8は実施形態に係る農業用ハウスで設備機器を配置した例を示す概略断面図である。
図1に示すように、以下に説明する農業用ハウス30は、植物を栽培する圃場31を囲むように配置される外殻20と、外殻20に取り付けられたカーテンシステム10とを備えている。圃場31で栽培する植物は、葉菜類、果菜類、豆類、果物、花卉などから選択可能である。葉菜類は、ホウレンソウ、コマツナ、レタス、キャベツ、ハクサイなどである。また、果菜類は、トマト、キュウリ、ナスなどである。
以下に説明する例では、栽培する植物としてホウレンソウを想定している。ホウレンソウは、露地では秋季と春季とに栽培されているが、農業用ハウス30で栽培環境を調節することにより通年での栽培が可能である。通年で栽培する場合、日射を調節するためにカーテンシステム10が必要である。
外殻20は、地面に立てられる複数のフレーム21と、フレーム21が支持する被覆体22とを備える。複数のフレーム21それぞれは、図1に示す構成例では、地面に立てられる直線状の一対のサポート211と、一対のサポート211の上端同士を一体に連結する弧状のブリッジ212とによりアーチ状に形成されている。
フレーム21は、金属製パイプで形成されている。金属は、表面処理が施されたアルミニウム、亜鉛被覆を有するスチールなどが選択される。複数のフレーム21は、フレーム21が囲む面にほぼ直交する方向に一列に並べて配置される。また、被覆体22は、透明な合成樹脂フィルムであり、一列に並ぶ複数のフレーム21を覆う。被覆体22の一部には、窓に用いる開口、出入口に用いる開口などが設けられている。
上述した外殻20は、サポート211に対応する一対の側壁23と、ブリッジ212に対応する屋根24と、一列に並ぶフレーム21の両端に対応する一対の妻壁25とを有している。窓に用いる開口は側壁23に設けられ、出入口に用いる開口は妻壁に設けられている。外殻20は、全体として複数のフレーム21が一列に並ぶ方向に交差する断面において上に凸となる形状に形成される。なお、複数のフレーム21は一列に並ぶ方向において互いに連結される。
外殻20は、通常は、複数のフレーム21が一列に並ぶ方向の寸法が、1つのフレーム21を構成する一対のサポート211が並ぶ方向の寸法よりも大きい。したがって、以下では、複数のフレーム21が並ぶ方向を外殻20の長手方向と言う。すなわち、外殻20は長手方向に直交する断面において上に凸となる形状に形成される。ブリッジ212は弧状に限らず、たとえば逆V字状に形成されていてもよい。また、被覆体22は、透明であればガラスであってもよい。
カーテンシステム10は、図2に示すように、外殻20の内部空間に配置される。カーテンシステム10は、第1カーテン11と第2カーテン12とを備える。第1カーテン11と第2カーテン12とは、外殻20の長手方向に交差する断面において、屋根24のほぼ半分ずつの領域を覆うように配置される。また、第1カーテン11および第2カーテン12は、合成樹脂のフィルムあるいは網であって、太陽光を減衰させる機能を有する。第1カーテン11および第2カーテン12の透光率は、たとえば65%以上75%以下に設定される。なお、透光率は、さらに小さく設定されていてもよい。第1カーテン11および第2カーテン12を形成する材料は、たとえばポリオレフィンが選択される。
外殻20の長手方向に交差する断面において、第1カーテン11の一方の端部である第1固定端部111は外殻20の中央部の定位置に固定され、他方の端部である第1可動端部112は外殻20の中央部と第1の周部との間で移動可能に配置される。また、外殻20の長手方向に交差する断面において、第2カーテン12の一方の端部である第2固定端部121は外殻20の中央部の定位置に固定され、他方の端部である第2可動端部122は外殻20の中央部と第2の周部との間で移動可能に配置される。
第1の周部と第2の周部とは、外殻20の長手方向に交差する断面において、外殻20の中央部に対して互いに反対側の周部を意味する。言い換えると、外殻20の長手方向に交差する断面における外殻20の中央部は外殻20における屋根24の頂部付近であり、周部は外殻20において側壁23と屋根24との境界付近である。なお、屋根24の頂部は、外殻20において高さがほぼ最大になる部位を意味している。以下では、右と左との用語を、図2における右と左とに対応させる。また、図2における右側の側壁23を右側壁231と呼び、左側の側壁23を左側壁232と呼ぶ。
カーテンシステム10は、フレーム21の2箇所間に架設された第1ビーム13と、第1ビーム13とフレーム21との間に架設された第2ビーム14とを備えている。すなわち、第1ビーム13は、1本のフレーム21において、右側壁231の上端付近と屋根24の頂部より左側の部位との間に架設される。また、第2ビーム14は、同じフレーム21における左側壁232の上端付近と第1ビーム13の中間部との間に架設される。第1ビーム13と第2ビーム14とは、フレーム21と同様に金属製パイプで形成されており、複数のフレーム21それぞれに対応するように設けられている。ただし、第1ビーム13および第2ビーム14がフレーム21と一対一に対応していることは必須ではない。
第1ビーム13をフレーム21に取り付ける部分には、たとえば図3に示すように、ジョイント19が用いられる。ジョイント19は、フレーム21に巻き付く第1グリップ191と、第1ビーム13の一端部が差し込まれる第2グリップ192とを備える。第1グリップ191と第2グリップ192とは、ボルトおよびナットを用いた連結具193により首振り可能に結合される。また、連結具193は、第1グリップ191がフレーム21を締め付ける力を調節する。第2グリップ192は、ボルトおよびナットを用いた締め具194によって、第2グリップ192が第1ビーム13を締め付ける程度を調節する。
上述した構成のジョイント19を用いることにより、第1ビーム13がフレーム21に取り付けられる。第1ビーム13に第2ビーム14を取り付ける部分にも、第1ビーム13をフレーム21に取り付ける部分と同様に、ジョイント19が用いられる。
外殻20の長手方向に交差する断面において、第1ビーム13は屋根24の頂部付近から右側壁231に向かって下り傾斜するように配置され、第2ビーム14は屋根24の頂部付近から左側壁232に向かって下り傾斜するように配置される。第1ビーム13と第2ビーム14とは、水平面に対する角度がほぼ等しくなるように配置される。また、第1ビーム13の下端と第2ビーム14の下端とは、ほぼ同じ高さ位置でフレーム21に取り付けられる。さらに、第2ビーム14が第1ビーム13に取り付けられる部位は、屋根24の頂部の直下付近(ないし直下より右寄り)であることが望ましい。
上述した位置関係は必須ではないが、上述した位置関係を制約条件とすれば、農業用ハウス30を現場で組み立てる作業が容易になる。すなわち、第1ビーム13と第2ビーム14との下端を同じ高さとして、フレーム21に取り付ける位置を定めておき、第1ビーム13および第2ビーム14それぞれの長さ寸法を一定寸法に定めておけば、第1ビーム13および第2ビーム14の上端の位置が自動的に決まる。また、第1ビーム13と第2ビーム14との水平面に対する傾斜角度はほぼ等しくなる。
第1ビーム13および第2ビーム14の水平面に対する傾斜角度は、第1ビーム13および第2ビーム14の下端の位置と、第1ビーム13および第2ビーム14の長さ寸法とによって定まる。農業用ハウス30を組み立てた状態で第2ビーム14が第1ビーム13に取り付けられた部位の左側には、第1カーテン11の第1固定端部111と、第2カーテン12の第2固定端部121が設けられる。すなわち、第2ビーム14が屋根24の頂部の直下付近で第1ビーム13に取り付けられている場合に、外殻20の長手方向に交差する断面において、第1固定端部111および第2固定端部121は、屋根24の頂部の直下より左側に位置する。
第1カーテン11の第1固定端部111は複数の第1ビーム13に跨がって固定される第1取付バー15に取り付けられ、第2カーテン12の第2固定端部121は複数の第2ビーム14に跨がって固定される第2取付バー16に取り付けられる。第1取付バー15は第2取付バー16よりも左側に位置する。そのため、第2取付バー16は、外殻20の長手方向に交差する断面において、第1取付バー15よりも屋根24の頂部の直下に近い部位に配置される。なお、第2取付バー16は、第1ビーム13に固定することが可能であり、第1ビーム13と第2ビーム14とに跨がるように固定することも可能である。
第1カーテン11の第1可動端部112には第1可動バー17が結合され、第2カーテン12の第2可動端部122には第2可動バー18が結合される。第1可動バー17は、第1ビーム13の上で移動し、第2可動バー18は第2ビーム14の上で移動する。したがって、第1可動バー17が移動すると、第1可動端部112と第1固定端部111との距離が変化し、第2可動バー18が移動すると、第2可動端部122と第2固定端部121との距離が変化する。
図2に示す構成例では、第1可動バー17は、回転可能であり、第1カーテン11を巻き取る向きの回転と、第1カーテン11を巻き解く向きの回転とが選択される。同様に、第2可動バー18は、回転可能であり、第2カーテン12を巻き取る向きの回転と、第2カーテン12を巻き解く向きの回転とが選択される。ここに、「巻き解く」は、「繰り出す」と言い換えてもよい。
第1可動バー17が第1カーテン11を巻き取る向きに回転すると、第1可動バー17が第1カーテン11を巻き取るに従って第1可動バー17が第1取付バー15に近づく向きに移動する。すなわち、第1カーテン11の第1可動端部112が、第1取付バー15に近い部位に第1カーテン11をまとめた収束状態に向かって移動する。また、第2可動バー18が第2カーテンを巻き取る向きに回転すると、第2可動バー18が第2カーテン12を巻き取るに従って第2可動バー18が第2取付バー16に近づく向きに移動する。すなわち、第2カーテン12の第2可動端部122が、第2取付バー16に近い部位に第2カーテン12をまとめた収束状態に向かって移動する。
一方、第1可動バー17が第1カーテン11を巻き解く向きに回転すると、第1可動バー17が第1カーテン11を巻き解くに従って第1可動バー17が第1取付バー15から離れる向きに移動する。すなわち、第1カーテン11の第1可動端部112が、外殻20の長手方向に交差する断面における中央部と第1の周部との間で第1カーテン11を広げた展開状態に向かって移動する。同様に、第2可動バー18が第2カーテンを巻き解く向きに回転すると、第2可動バー18が第2カーテン12を巻き解くに従って第2可動バー18が第2取付バー16から離れる向きに移動する。すなわち、第2カーテン12の第2可動端部122が、外殻20の長手方向に交差する断面における中央部と第2の周部との間に第2カーテン12を広げた展開状態に向かって移動する。図2において実線で示す第1カーテン11および第2カーテン12は収束状態を表しており、破線で示す第1カーテン11および第2カーテン12は、収束状態と展開状態との中間の状態を表す。
第1カーテン11は複数の第1ビーム13に跨がって配置されているから、複数の第1ビーム13の上に支えられた状態で第1可動バー17が移動する。また、第2カーテン12は複数の第2ビーム14に跨がって配置されているから、複数の第2ビーム14に支えられた状態で第2可動バー18が移動する。第1カーテン11および第2カーテン12のそれぞれは、外殻20の長手方向に交差する断面における中央部と周部との間を覆う面積を変化させる。第1カーテン11と第2カーテン12とのそれぞれについて、覆う面積が最大である状態が展開状態であり、覆う面積が最小である状態が収束状態である。すなわち、第1カーテン11および第2カーテン12は、展開状態と収束状態との間で開閉可能である。
ところで、上述したように、外殻20の長手方向に交差する断面において、第1取付バー15は第2取付バー16の左側に位置しており、第2取付バー16は屋根24の頂部の直下付近に位置している。そのため、第1カーテン11における第1固定端部111の近傍と、第2カーテン12における第2固定端部121の近傍とは、外殻20の長手方向に交差する断面において上下に重なる。
カーテンシステム10は以下の関係を満足するように構成されている。すなわち、カーテンシステム10は、第1カーテン11が収束状態で屋根24の頂部の直下と第1取付バー15との範囲に収まり、かつ第2カーテン12が収束状態で第1取付バー15の直下と屋根24の頂部の直下との範囲に収まるように構成されている。
カーテンシステム10が上述のように構成されているから、第1カーテン11と第2カーテン12とは、ともに収束状態であると、外殻20の長手方向に交差する断面において上下方向に並ぶ。第1カーテン11と第2カーテン12とがともに収束状態であると、第1カーテン11を上下方向に投影した投影面内に第2カーテン12が含まれる場合と、第2カーテン12を上下方向に投影した投影面内に第1カーテン11が含まれる場合とがある。なお、収束状態である第1カーテン11と収束状態である第2カーテン12とのそれぞれを上下方向に投影した範囲が一致することが望ましい。
第1カーテン11と第2カーテン12とがともに収束状態のときに第1カーテン11と第2カーテン12とが占める左右方向の寸法は、第1カーテン11と第2カーテン12とが左右に並ぶ場合より、図2に示す構成例のように上下に並ぶ場合のほうが小さい。そのため、第1カーテン11および第2カーテン12が太陽光を遮ることにより形成される影の面積は、第1カーテン11および第2カーテン12が横に並ぶ構成よりも、図2に示す構成例のほうが小さい。言い換えると、第1カーテン11および第2カーテン12が収束状態であるときには、第1カーテン11および第2カーテン12が横に並ぶ構成よりも、図2に示す構成例のように縦方向に並ぶほうが、圃場31での太陽光の利用率が高まる。
ところで、第1可動バー17および第2可動バー18は数十メートルに及ぶことがあるから、第1可動バー17および第2可動バー18への回転力は、人力ではなく動力源から与えることが望ましい。そのため、カーテンシステム10は、第1可動バー17に回転力を与える第1駆動装置401と、第2可動バー18に回転力を与える第2駆動装置402とを備える。第1駆動装置401と第2駆動装置402とは同様の構成であるから、以下では図4を参照し、第1駆動装置401についてのみ説明する。
第1駆動装置401は、動力源であるモータ41と、モータ41よりトルクを高める減速機42とを備え、第1可動バー17が減速機42の出力軸421に結合されている。モータ41および減速機42は、ハウジング43に収納されている。また、第1駆動装置401は、ハウジング43に結合されたホルダ44を備えている。減速機42の出力軸421には、第1可動バー17が結合されている。
ホルダ44は、減速機42の出力軸421の両側に並ぶ2個のローラ45と、2個のローラ45それぞれに向かい合うように配置された2個のローラ46とを保持している。2個のローラ45は出力軸421に対して互いに反対側に配置され、2個のローラ45の回転中心は、出力軸421の回転中心とがほぼ一直線上に並んでいる。また、2個のローラ45の回転中心と2個のローラ46の回転中心とは、台形の各頂点に相当する位置に配置されている。この台形は、2個のローラ45の回転中心を結ぶ直線を下底とし、2個のローラ46の回転中心を結ぶ直線を上底とする等脚台形とみなすことができる。
第1駆動装置401は、外殻20に架設されたレール47を備え、レール47は、2個のローラ45と2個のローラ46との間に挟まれている。この構成により、ローラ45、46は、レール47に沿って走行可能になる。レール47は、金属製のパイプであり、第1ビーム13とほぼ平行に配置されている。つまり、左右方向において、レール47は、屋根24の頂部付近から右側壁231に向かって下り傾斜するように配置されている。また、2個のローラ45のそれぞれはレール47の一部が嵌まる溝451を周面に備え、2個のローラ46のそれぞれはレール47の一部が嵌まる溝461を周面に備えており、レール47からの脱落が防止されている。
図5に示すように、第1駆動装置401のレール47は、一端部がフレーム21に連結され、他端部が外殻20に設けられたガイドフレーム48に取り付けられる。また、第2駆動装置402のレール47は、一端部が第1駆動装置401のレール47に連結され、他端部が外殻20に設けられたガイドフレーム48に取り付けられる。レール47を、フレーム21あるいは第2駆動装置402のレール47に結合する部分には、上述したジョイント19が設けられる。
上述した構成によって、第1カーテン11を第1可動バー17に巻き取る向きにモータ41が回転すると、第1可動バー17が第1カーテン11を巻き取るにつれて、第1可動バー17が第1取付バー15に近づく向きに移動し、第1カーテン11が収束状態に近づく。すなわち、モータ41が回転すると、ローラ45、46は、レール47に沿って屋根24の頂部付近に向かって移動する。
一方、第1カーテン11を第1可動バー17から巻き解く向きにモータ41が回転すると、第1可動バー17が第1カーテン11を巻き解くにつれて、第1可動バー17が第1取付バー15から離れる向きに移動し、第1カーテン11が展開状態に近づく。すなわち、モータ41が回転すると、ローラ45、46は、レール47に沿って屋根24の頂部から離れるように移動する。第1カーテン11が収束状態に向かうか、第1カーテン11が展開状態に向かうかにかかわらず、第1可動バー17、モータ41、減速機42などの荷重によって第1カーテン11に張力が作用する。したがって、第1カーテン11は張った状態に保たれる。
ところで、第1駆動装置401は、第1可動バー17の一端側にのみ設けられており、第1可動バー17のこの一端は、ローラ45、46およびレール47によって移動方向が制限されている。一方、第1可動バー17の他端側には、第1可動バー17の移動方向を制限する構成は設けられていない。したがって、第1可動バー17が第1カーテン11を巻き取るときに、第1可動バー17において第1駆動装置401を設けている一端部に対して他端部が振れる可能性がある。
また、第1可動バー17の一端部には第1駆動装置401から比較的大きい荷重が作用するのに対して、第1可動バー17の他端部には自重しか作用しないから、第1カーテン11に作用する張力が第1可動バー17の一端部と他端部とでは異なる。そのため、第1カーテン11を第1可動バー17に巻き取る際に、第1可動バー17の一端部と他端部とでは、巻密度に差が生じる可能性がある。巻密度は、第1カーテン11の体積当たりの質量であって、第1可動バー17に巻き付いた第1カーテン11の層間の密着の程度が大きいほど(つまり、弛みが少ないほど)巻密度が大きくなる。
上述したような原因によって、第1可動バー17において、第1駆動装置401を設けた一端部と、第1駆動装置401を設けていない他端部とで、第1カーテン11を巻き取る量に差が生じる可能性がある。その結果、第1カーテン11が第1可動バー17に対して偏って巻き付けられる可能性が生じる。
第1可動バー17に第1カーテン11を偏らずに巻き付けるには、第1可動バー17の振れの抑制、および第1カーテン11に作用する張力の偏りの抑制が必要である。そのため、第1可動バー17において第1駆動装置401が設けられている一端部とは反対側の他端部に、質量が比較的大きい錘を付加することが考えられる。錘は、第1可動バー17の中に充填すればよい。また、錘のほかにも、ばね、紐状部材などを用いると、第1可動バー17の振れを抑制し、第1カーテン11の巻密度の偏りを抑制することが可能と考えられる。しかしながら、これらの技術を用いたとしても、第1可動バー17の振れを完全に防止し、第1カーテン11の巻密度を完全に均一化できるわけではない。
第1カーテン11が第1可動バー17に対して偏って巻き付けられると、減速機42の出力軸421に作用する負荷が増加し、最終的には第1可動バー17に第1カーテン11を巻き取ることができなくなり、モータ41が過負荷状態に陥る可能性がある。つまり、第1カーテン11を収束状態に移行させることができない上に、モータ41が過負荷によって故障に至る可能性がある。
このような事象が生じないように、第1駆動装置401のレール47の一端部および第2駆動装置402のレール47の一端部は、それぞれ外殻20の長手方向に沿って配置されたガイドフレーム48に取り付けられる。図5に示すように、レール47の一端部は、ガイドフレーム48に対して移動可能となるようにスライダ471を備える。すなわち、レール47の下端部に筒状のスライダ471が設けられ、スライダ471にガイドフレーム48が通される。なお、スライダ471は、レール47とは別部材で構成され、レール47の下端部に差し込まれた状態で、レール47に結合されている。
スライダ471はガイドフレーム48に沿って移動可能となるように、スライダ471の内寸とガイドフレーム48の外寸とが定められている。また、レール47の上端部は、外殻20を構成するフレーム21に対して、レール47の下端部がガイドフレーム48の延長方向に移動できる状態で連結されている。すなわち、レール47の上端部は、たとえば上述したジョイント19を用いて、フレーム21に対して角度変化を許容するように連結されている。
上述した構成によって、第1可動バー17に第1カーテン11が偏って巻き付けられたとしても、レール47がガイドフレーム48に沿って移動することにより、レール47と第1可動バー17との角度をほぼ一定に保つことができる。すなわち、減速機42の出力軸421に作用する負荷の増加が抑制され、モータ41が過負荷状態に陥る可能性が低減される。言い換えると、第1可動バー17に第1カーテン11が巻き取られる過程で、モータ41が停止する可能性が低減され、第1カーテン11の第1可動端部112を、ユーザが望む位置まで移動させることが可能になる。
ここまでは第1駆動装置401について説明したが、第2駆動装置402も同様に構成されている。したがって、第2駆動装置402については、第1駆動装置401に関する記載を、以下のように読み替える。すなわち、第1カーテン11は第2カーテン12、第1ビーム13は第2ビーム14、第1可動バー17は第2可動バー18、第1可動端部112は第2可動端部122とそれぞれ読み替えればよい。
以上説明したように、第1カーテン11と第2カーテン12との両方が収納状態であるときに、外殻20の長手方向に交差する断面において第1カーテン11と第2カーテン12とが上下に並ぶから、太陽光の利用率を高めることが可能である。なお、第1駆動装置401のモータ41と第2駆動装置402のモータ41とは個別に動作させることが可能であり、第1カーテン11と第2カーテン12とは連動させる必要はない。
また、第1駆動装置401は、第1カーテン11の収束状態では、第1取付バー15と第1可動バー17とが所定の距離だけ離れている状態でモータ41を停止させることが望ましい。同様に、第2駆動装置402は、第2カーテン12の収束状態では、第2取付バー16と第2可動バー18とが所定の距離だけ離れている状態でモータ41を停止させることが望ましい。
ここでの所定の距離は、たとえば20cm以上50cm以下である。つまり、第1カーテン11の収束状態で、第1カーテン11が第1ビーム13とフレーム21との間に挟まらず、また第2カーテン12の収束状態で、第2カーテン12が第1ビーム13と第2ビーム14との間に挟まらない程度の余裕が付与されている。そして、第1カーテン11および第2カーテン12がともに収束状態であるときに、第1カーテン11と第2カーテン12とが、上下に並び、かつ外殻20の長手方向に交差する方向(つまり、左右方向)において同程度の範囲を占有するようにモータ41が制御される。
図6に示すように、第1駆動装置401および第2駆動装置402は、モータ41の運転および停止と、モータ41の回転方向とを指示する操作装置49に接続される。操作装置49は、モータ41に対する指示を行うスイッチを備える。ユーザは、スイッチを操作することにより、第1カーテン11および第2カーテン12を広げる量を調節し、圃場31に照射する日射を調節することができる。なお、第1カーテン11の収束状態および第2カーテン12の収束状態において第1可動バー17および第2可動バー18の移動を自動的に停止させることが望ましい。そのため、減速機42から第1可動バー17および第2可動バー18への回転力の伝達を機械的に停止させるクラッチ、あるいは位置検出を行って電気的にモータ41を停止させる開閉器などが付加されていてもよい。クラッチを用いる場合は、停止させる位置でクラッチレバーが操作されるように構成し、開閉器を用いる場合はリミットスイッチなどで位置検出を行えばよい。
ところで、第1カーテン11と第2カーテン12との少なくとも一方には、図7に示すように、保温シート26が重ねられていてもよい。たとえば、第1カーテン11および第2カーテン12のそれぞれに保温シート26が一体に重ねられる。保温シート26は、第1カーテン11の展開状態において第1カーテン11の上面に重ねられ、第2カーテン12の展開状態において第2カーテン12の上面に重ねられる。言い換えると、保温シート26は、第1カーテン11の展開状態において第1カーテン11と被覆体22との間に位置し、第2カーテン12の展開状態において第2カーテン12と被覆体22との間に位置する。保温シート26は、圃場31側の空間から外側への熱流を抑制する機能を有していることが望ましい。
また、保温シート26は、第1カーテン11および第2カーテン12とは独立した部材であってもよい。この構成では、第1カーテン11および第2カーテン12と同様に、外殻20の長手方向に交差する断面における中央部と周部との間を覆う面積を変化させることが可能である。したがって、冬季の夜間などに外殻20の内部温度が低下する可能性がある場合には、保温シート26で覆う面積を大きくし、植物の周囲温度の低下を抑制することが可能である。また、日射が得られる日中に保温が不要であれば、保温シート26で覆う面積を小さくすればよい。
上述のように構成したカーテンシステム10は、外殻20の内部に配置された第1ビーム13および第2ビーム14を備えており、第1カーテン11は第1ビーム13の上を移動し、第2カーテン12は第2ビーム14の上を移動する。したがって、第1ビーム13および第2ビーム14の下側はとくに利用されていない。そのため、第1ビーム13と第2ビーム14との少なくとも一方が、農業用ハウス30の付属設備を取り付けるために用いられてもよい。
たとえば、図8に示すように、圃場31で栽培する植物にミストを噴霧するためのノズル51に水を供給するための配管52が、第1ビーム13と第2ビーム14との少なくとも一方に取り付けられていてもよい。配管52が、主管521と、複数本の分岐管522とで構成される場合、たとえば、主管521がフレーム21に取り付けられ、複数本の分岐管522それぞれが第1ビーム13と第2ビーム14との少なくとも一方に取り付けられる。主管521は、隣り合うフレーム21の間を渡るように配置されていてもよい。この構成では、分岐管522は、主管521から分岐し、ノズル51に水を供給する。ミストは、気化熱を奪うことにより、植物および植物の周囲温度を下げるために用いられる。また、ミストは、薬剤の噴霧に用いる場合もある。
付属設備はミストを噴霧する装置に限らない。付属設備は、たとえば、散水装置、送風ファンなどであってもよい。散水装置は、ミストを噴霧する装置と同様の構成であるが、ノズルは省略可能である。また、送風ファンのような付属設備は、第1ビーム13と第2ビーム14との少なくとも一方から吊り下げられるように構成されていればよい。この種の付属設備に設けられる電源ケーブルは、第1ビーム13と第2ビーム14との少なくとも一方に沿うように敷設される。
上述したカーテンシステム10は、屋根24を通る太陽光の入射量を調節する機能を有している。太陽光は外殻20の側壁23からも入射するから、側壁23を通る太陽光の入射量を調節するために、外殻20にはシート状の側カーテン27が配置される。側カーテン27は、右側壁231と左側壁232とにそれぞれ対応して外殻20の内側に配置される。側カーテン27は、第1カーテン11または第2カーテン12と同様の材料で形成される。
側カーテン27は、上端部となる一端部が外殻20に取り付けられ、他端部が側壁23に沿って上下方向に移動するように構成される。側カーテン27の一端部は、第1ビーム13または第2ビーム14に取り付けられることが望ましい。また、側カーテン27の一端部は、フレーム21にも取り付けられていることが望ましい。側カーテン27の他端部は、巻軸271に巻き付けられており、巻軸271が側カーテン27を巻き取ると側カーテン27の他端部が上向きに移動し、巻軸271が側カーテン27を巻き解くと側カーテン27の他端部が下向きに移動する。巻軸271は、手動で回転させることが可能であるが、第1カーテン11の第1可動バー17および第2カーテン12の第2可動バー18と同様に、モータを備える駆動装置を用いて回転させることが望ましい。
右側壁231に対応した側カーテン27の上端部は、第1ビーム13の下側で第1ビーム13の下端部に沿うように配置されることが望ましい。また、左側壁232に対応した側カーテン27の上端部は、第2ビーム14の下側で第2ビーム14の下端部に沿うように配置されることが望ましい。すなわち、右側壁231に対応して配置された側カーテン27の上端部は、第1カーテン11が展開状態であるときの第1可動端部112と上下に重なるように配置されることが望ましい。また、左側壁232に対応して配置された側カーテン27の上端部は、第2カーテン12が展開状態であるときの第2可動端部122と上下に重なるように配置されることが望ましい。
上述した構成を採用すると、第1カーテン11と第2カーテン12とのそれぞれの展開状態において、側カーテン27との間に太陽光が入射する間隙が形成されず、太陽光の入射量を抑制する効果が高まる。要するに、第1カーテン11の展開状態では第1カーテン11と側カーテン27との間から太陽光が漏れて入射することが抑制され、第2カーテン12の展開状態では第2カーテン12と側カーテン27との間から太陽光が漏れて入射することが抑制される。
外殻20の外側には、側壁23に沿って側窓28が設けられている。側窓28は、シート状であって通気性を有しておらず、外殻20の側壁23に形成された開口に対応するように配置されている。側窓28は、側カーテン27と同様の構成であり、側窓28の上端部となる一端部はフレーム21に固定され、側窓28の他端部は巻軸281に巻き付けられる。したがって、側窓28が巻軸281に巻き取られると側壁23の開口が開放され、側窓28が巻軸281から巻き解かれると側壁23の開口が閉塞される。図8に示す構成例では、1つの側壁23に対して上下に2つの側窓28が配置されているが、1つの側壁23に1つの側窓28を対応させた構成であってもよい。
上述した構成例では、第1カーテン11を第1可動バー17が巻き取り、第2カーテン12を第2可動バー18が巻き取る構成を採用している。そのため、第1駆動装置401のハウジング43の位置は第1カーテン11が繰り出された量で定まり、第2駆動装置402のハウジング43の位置は第2カーテン12が繰り出された量で定まる。なお、第1カーテン11および第2カーテン12は、山折りと谷折りとが繰り返す蛇腹状であってもよい。第1カーテン11および第2カーテン12が蛇腹状である場合、ローマンシェード型のカーテンと同様にワイヤを用いて展開状態と収縮状態とを実現可能である。
以上説明した農業用ハウス30は、外殻20とカーテンシステム10を備える。外殻20は、圃場31を囲むように配置される。カーテンシステム10は、圃場31の上方に配置される第1カーテン11および第2カーテン12を有する。第1カーテン11は、一方の端部である第1固定端部111に対して他方の端部である第1可動端部112が距離を変化させるように移動可能である。第2カーテン12は、一方の端部である第2固定端部121に対して他方の端部である第2可動端部122が距離を変化させるように移動可能である。第1カーテン11と第2カーテン12とは、ともに展開状態であるときに、外殻20の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、外殻20の長手方向に交差する断面で上下に並ぶように配置される。
また、農業用ハウス30のカーテンシステム10は、圃場31を囲むように配置される農業用ハウス30の外殻20に取り付けられる。カーテンシステム10は、第1カーテン11および第2カーテン12を有する。第1カーテン11は、一方の端部である第1固定端部111に対して他方の端部である第1可動端部112が距離を変化させるように移動可能である。第2カーテン12は、一方の端部である第2固定端部121に対して他方の端部である第2可動端部122が距離を変化させるように移動可能である。第1カーテン11と第2カーテン12とは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で上下に並ぶように配置される。
この構成によれば、第1カーテン11と第2カーテン12とをともに開けた収束状態において、第1カーテン11と第2カーテン12とが上下に並ぶから、収束状態において太陽光を遮る面積の低減が可能になるという利点を有する。すなわち、収束状態であるときに第1カーテン11と第2カーテン12とが横に並ぶ構成よりも、太陽光を遮る面積を低減させることが可能であり、結果的に、太陽光の利用率が高まる。
農業用ハウス30は、第1ビーム13と第2ビーム14とを備えることが望ましい。第1ビーム13は、外殻20の長手方向に交差する断面において外殻20の一方の側壁に向かって下り傾斜するように外殻20を構成するフレーム21の2箇所間に架設されている。第2ビーム14は、外殻20の長手方向に交差する断面において外殻20の他方の側壁に向かって下り傾斜するように第1ビーム13とフレーム21との間に架設されている。第1カーテン11における第1可動端部112は第1ビーム13に沿って移動可能である。第2カーテン12における第2可動端部122は第2ビーム14に沿って移動可能である。
この構成によれば、第1カーテン11の第1可動端部112が第1ビーム13に沿って移動することにより第1カーテン11が開閉され、第2カーテン12の第2可動端部122が第2ビーム14に沿って移動することにより第2カーテン12が開閉される。また、第1ビーム13がフレーム21に架設され、第2ビーム14がフレーム21と第1ビーム13との間に架設されるから、第1カーテン11と第2カーテン12とを収束状態において上下に並べることが可能である。
農業用ハウス30は、第1可動バー17と第2可動バー18と第1駆動装置401と第2駆動装置402とを備えることが望ましい。第1可動バー17は、第1カーテン11の第1可動端部112に取り付けられている。第2可動バー18は、第2カーテン12の第2可動端部122に取り付けられている。第1駆動装置401は、第1可動バー17を第1ビーム13に沿って移動させるように第1可動バー17と結合されている。第2駆動装置402は、第2可動バー18を第2ビーム14に沿って移動させるように第2可動バー18と結合されている。
この構成によれば、第1カーテン11に取り付けた第1可動バー17を第1駆動装置401で移動させることにより第1カーテン11が開閉する。また、第2カーテン12に取り付けた第2可動バー18を第2駆動装置402で移動させることにより第2カーテン12が開閉する。すなわち、第1カーテン11と第2カーテン12とを独立して開閉させることができる。
この農業用ハウス30において、第1可動バー17および第2可動バー18のそれぞれは回転可能である。第1可動バー17は、第1カーテン11を巻き取る向きに回転することにより第1固定端部111に近づく向きに移動する状態と、第1カーテン11を巻き解く向きに回転することにより第1固定端部111から離れる向きに移動する状態とが選択される。第2可動バー18は、第2カーテン12を巻き取る向きに回転することにより第2固定端部121に近づく向きに移動する状態と、第2カーテン12を巻き解く向きに回転することにより第2固定端部121から離れる向きに移動する状態とが選択される。
この構成によれば、第1可動バー17による第1カーテン11の巻取量が変化することにより、第1カーテン11が太陽光を遮る面積が変化する。また、第2可動バー18による第2カーテン12の巻取量が変化することにより、第2カーテン12が太陽光を遮る面積が変化する。
第1駆動装置401および第2駆動装置402のそれぞれは、レール47とローラ45およびローラ46とモータ41とを備えることが望ましい。レール47は、外殻20に架設されている。ローラ45およびローラ46は、レール47に沿って走行する。モータ41は動力源である。第1駆動装置401が備えるモータ41は第1カーテン11を展開状態と収束状態との間で開閉させ、第2駆動装置402が備えるモータ41は第2カーテン12を展開状態と収束状態との間で開閉させる。
この構成によれば、モータ41を動力源に用いて人力によらずに第1カーテン11および第2カーテン12の開閉が可能である。
第1駆動装置401および第2駆動装置402のそれぞれは、レール47とローラ45およびローラ46とモータ41とを備えることが望ましい。レール47は、外殻20に架設されている。ローラ45およびローラ46は、レール47に沿って走行する。モータ41は動力源である。第1駆動装置401は、モータ41の回転力を伝達するように第1可動バー17に結合され、かつ下向き成分を含む荷重が第1可動バー17から第1カーテン11に作用するようにレール47が配置されている。第2駆動装置402は、モータ41の回転力を伝達するように第2可動バー18に結合され、かつ下向き成分を含む荷重が第2可動バー18から第2カーテン12に作用するようにレール47が配置されている。
この構成によれば、第1駆動装置401のモータ41が回転することにより第1可動バー17への第1カーテン11の巻取量が変化し、第2駆動装置402のモータ41が回転することにより第2可動バー18への第2カーテン12の巻取量が変化する。加えて、第1駆動装置401のレール47は第1可動バー17から第1カーテン11に荷重が作用するように配置されているから、第1カーテン11に張力が作用し、かつモータ41の回転に伴って第1可動バー17が移動する。また、第2駆動装置402のレール47が第2可動バー18から第2カーテン12に荷重が作用するように配置されているから、第2カーテン12に張力が作用し、かつモータ41の回転に伴って第2可動バー18が移動する。
この農業用ハウス30において、外殻20は、長手方向に沿って配置されたガイドフレーム48を備える。レール47の一方の端部は、ガイドフレーム48に対して長手方向に移動可能となるように、ガイドフレーム48に取り付けられるスライダ471を備える。
この構成によれば、第1カーテン11が第1可動バー17に偏って巻き取られたとしても、スライダ471がガイドフレーム48に沿って移動することにより、第1可動バー17の長手方向の力を逃がすことができる。その結果、第1駆動装置401のモータ41を停止させることなく、第1カーテン11を第1可動バー17に巻き取ることができる。同様にして、第2カーテン12が第2可動バー18に偏って巻き取られたとしても、スライダ471がガイドフレーム48に沿って移動することにより、第2可動バー18の長手方向の力を逃がすことができる。その結果、第1駆動装置401のモータ41を停止させることなく、第2カーテン12を第2可動バー18に巻き取ることができる。
農業用ハウス30は、外殻20における第1の周部および第2の周部にそれぞれ配置された側カーテン27を備えることが望ましい。側カーテン27は、上端部である固定端部が外殻20の定位置に留まり、下端部である可動端部が上下に移動可能である。
この構成によれば、側カーテン27により外殻20の側面からの太陽光の入射量を調節することができる。
なお、上述した実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんのことである。
10 カーテンシステム
20 外殻
30 農業用ハウス
31 圃場
11 第1カーテン
12 第2カーテン
13 第1ビーム
14 第2ビーム
17 第1可動バー
18 第2可動バー
21 フレーム
27 側カーテン
41 モータ
45 ローラ
46 ローラ
47 レール
48 ガイドフレーム
111 第1固定端部
112 第1可動端部
121 第2固定端部
122 第2可動端部
401 第1駆動装置
402 第2駆動装置
471 スライダ

Claims (12)

  1. 圃場を囲むように配置される外殻と、
    前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテンを有したカーテンシステムとを備えており、
    前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能であり、
    前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能であって、
    前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置され
    前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の一方の側壁に向かって下り傾斜するように前記外殻を構成するフレームの2箇所間に架設されている第1ビームと、
    前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の他方の側壁に向かって下り傾斜するように前記第1ビームと前記フレームとの間に架設されている第2ビームとをさらに備えており、
    前記第1カーテンの前記第1可動端部は前記第1ビームに沿って移動可能であり、
    前記第2カーテンの前記第2可動端部は前記第2ビームに沿って移動可能であり、
    前記外殻の長手方向に交差する断面において、前記第1固定端部は、前記第1ビームの上端と前記外殻の中央との間に位置する
    ことを特徴とする農業用ハウス。
  2. 前記第1カーテンの前記第1可動端部に取り付けられた第1可動バーと、
    前記第2カーテンの前記第2可動端部に取り付けられた第2可動バーと、
    前記第1可動バーを前記第1ビームに沿って移動させるように前記第1可動バーと結合されている第1駆動装置と、
    前記第2可動バーを前記第2ビームに沿って移動させるように前記第2可動バーと結合されている第2駆動装置とをさらに備えている
    請求項1記載の農業用ハウス。
  3. 前記第1可動バーおよび前記第2可動バーのそれぞれは回転可能であって、
    前記第1可動バーは、前記第1カーテンを巻き取る向きに回転することにより前記第1固定端部に近づく向きに移動する状態と、前記第1カーテンを巻き解く向きに回転することにより前記第1固定端部から離れる向きに移動する状態とが選択され、
    前記第2可動バーは、前記第2カーテンを巻き取る向きに回転することにより前記第2固定端部に近づく向きに移動する状態と、前記第2カーテンを巻き解く向きに回転することにより前記第2固定端部から離れる向きに移動する状態とが選択される
    請求項2記載の農業用ハウス。
  4. 前記第1駆動装置および前記第2駆動装置のそれぞれは、
    前記外殻に架設されたレールと、
    前記レールに沿って走行するローラと、
    動力源であるモータとを備えており、
    前記第1駆動装置が備える前記モータは前記第1カーテンを前記展開状態と前記収束状態との間で開閉させ、
    前記第2駆動装置が備える前記モータは前記第2カーテンを前記展開状態と前記収束状態との間で開閉させる
    請求項2記載の農業用ハウス。
  5. 前記第1駆動装置および前記第2駆動装置のそれぞれは、
    前記外殻に架設されたレールと、
    前記レールに沿って走行するローラと、
    動力源であるモータとを備えており、
    前記第1駆動装置は、前記モータの回転力を伝達するように前記第1可動バーに結合され、かつ下向き成分を含む荷重が前記第1可動バーから前記第1カーテンに作用するように前記レールが配置されており、
    前記第2駆動装置は、前記モータの回転力を伝達するように前記第2可動バーに結合され、かつ下向き成分を含む荷重が前記第2可動バーから前記第2カーテンに作用するように前記レールが配置されている
    請求項3記載の農業用ハウス。
  6. 前記外殻は、前記長手方向に沿って配置されたガイドフレームを備え、
    前記レールの一方の端部は、前記ガイドフレームに対して前記長手方向に移動可能となるように、前記ガイドフレームに取り付けられるスライダを備える
    請求項5記載の農業用ハウス。
  7. 前記外殻における前記第1の周部および前記第2の周部にそれぞれ配置された側カーテンをさらに備え、
    前記側カーテンは、上端部である固定端部が前記外殻の定位置に留まり、下端部である可動端部が上下に移動可能である
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の農業用ハウス。
  8. 圃場を囲むように配置される外殻と、
    前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテンを有したカーテンシステムと、
    前記外殻に架設されたレールと、を備えており、
    前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能であり、
    前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能であって、
    前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置され
    前記外殻は、前記外殻の長手方向に沿って配置されたガイドフレームを備え、
    前記レールの一方の端部は、前記ガイドフレームに対して前記長手方向に移動可能となるように、前記ガイドフレームに取り付けられるスライダを備える
    ことを特徴とする農業用ハウス。
  9. 圃場を囲むように配置される外殻と、
    前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテンを有したカーテンシステムとを備えており、
    前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能であり、
    前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能であって、
    前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置され
    前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の一方の側壁に向かって下り傾斜するように前記外殻を構成するフレームの2箇所間に架設されている第1ビームと、
    前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の他方の側壁に向かって下り傾斜するように前記第1ビームと前記フレームとの間に架設されている第2ビームと、
    前記第1カーテンの前記第1可動端部に取り付けられた第1可動バーと、
    前記第2カーテンの前記第2可動端部に取り付けられた第2可動バーと、
    前記第1可動バーを前記第1ビームに沿って移動させるように前記第1可動バーと結合されている第1駆動装置と、
    前記第2可動バーを前記第2ビームに沿って移動させるように前記第2可動バーと結合されている第2駆動装置とをさらに備えており、
    前記第1カーテンの前記第1可動端部は前記第1ビームに沿って移動可能であり、
    前記第2カーテンの前記第2可動端部は前記第2ビームに沿って移動可能であり、
    前記第1可動バーおよび前記第2可動バーのそれぞれは回転可能であって、
    前記第1可動バーは、前記第1カーテンを巻き取る向きに回転することにより前記第1固定端部に近づく向きに移動する状態と、前記第1カーテンを巻き解く向きに回転することにより前記第1固定端部から離れる向きに移動する状態とが選択され、
    前記第2可動バーは、前記第2カーテンを巻き取る向きに回転することにより前記第2固定端部に近づく向きに移動する状態と、前記第2カーテンを巻き解く向きに回転することにより前記第2固定端部から離れる向きに移動する状態とが選択され、
    前記第1駆動装置および前記第2駆動装置のそれぞれは、
    前記外殻に架設されたレールと、
    前記レールに沿って走行するローラと、
    動力源であるモータとを備えており、
    前記第1駆動装置は、前記モータの回転力を伝達するように前記第1可動バーに結合され、かつ下向き成分を含む荷重が前記第1可動バーから前記第1カーテンに作用するように前記レールが配置されており、
    前記第2駆動装置は、前記モータの回転力を伝達するように前記第2可動バーに結合され、かつ下向き成分を含む荷重が前記第2可動バーから前記第2カーテンに作用するように前記レールが配置されており、
    前記外殻は、前記長手方向に沿って配置されたガイドフレームを備え、
    前記レールの一方の端部は、前記ガイドフレームに対して前記長手方向に移動可能となるように、前記ガイドフレームに取り付けられるスライダを備える
    ことを特徴とする農業用ハウス。
  10. 圃場を囲むように配置される農業用ハウスの外殻に取り付けられ、前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテンを有したカーテンシステムであって、
    前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の一方の側壁に向かって下り傾斜するように前記外殻を構成するフレームの2箇所間に架設されている第1ビームと、
    前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の他方の側壁に向かって下り傾斜するように前記第1ビームと前記フレームとの間に架設されている第2ビームとを備え、
    前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能であり、
    前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能であって、
    前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置され
    前記第1カーテンの前記第1可動端部は前記第1ビームに沿って移動可能であり、
    前記第2カーテンの前記第2可動端部は前記第2ビームに沿って移動可能であり、
    前記外殻の長手方向に交差する断面において、前記第1固定端部は、前記第1ビームの上端と前記外殻の中央との間に位置する
    ことを特徴とする農業用ハウスのカーテンシステム。
  11. 圃場を囲むように配置される農業用ハウスの外殻に取り付けられ、前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテン、並びに前記外殻に架設されたレールを有したカーテンシステムであって、
    前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能であり、
    前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能であって、
    前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置され
    前記外殻は、前記外殻の長手方向に沿って配置されたガイドフレームを備え、
    前記レールの一方の端部は、前記ガイドフレームに対して前記長手方向に移動可能となるように、前記ガイドフレームに取り付けられるスライダを備える
    ことを特徴とする農業用ハウスのカーテンシステム。
  12. 圃場を囲むように配置される農業用ハウスの外殻に取り付けられ、前記圃場の上方に配置される第1カーテンおよび第2カーテンを有したカーテンシステムであって、
    前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の一方の側壁に向かって下り傾斜するように前記外殻を構成するフレームの2箇所間に架設されている第1ビームと、
    前記外殻の長手方向に交差する断面において前記外殻の他方の側壁に向かって下り傾斜するように前記第1ビームと前記フレームとの間に架設されている第2ビームとを備え、
    前記第1カーテンは、一方の端部である第1固定端部に対して他方の端部である第1可動端部が距離を変化させるように移動可能であり、
    前記第2カーテンは、一方の端部である第2固定端部に対して他方の端部である第2可動端部が距離を変化させるように移動可能であって、
    前記第1カーテンと前記第2カーテンとは、ともに展開状態であるときに、前記外殻の
    長手方向に交差する断面で異なる部位を覆い、ともに収束状態であるときに、前記外殻の長手方向に交差する断面で、前記収束状態の前記第1カーテンと前記第2固定端部とが上下に並ぶように配置され、前記収束状態の前記第2カーテンと前記第1固定端部とが上下に並ぶように配置され
    前記第1カーテンの前記第1可動端部は前記第1ビームに沿って移動可能であり、
    前記第2カーテンの前記第2可動端部は前記第2ビームに沿って移動可能であり、
    前記第1カーテンの前記第1可動端部に取り付けられた第1可動バーと、
    前記第2カーテンの前記第2可動端部に取り付けられた第2可動バーと、
    前記第1可動バーを前記第1ビームに沿って移動させるように前記第1可動バーと結合されている第1駆動装置と、
    前記第2可動バーを前記第2ビームに沿って移動させるように前記第2可動バーと結合されている第2駆動装置とをさらに備え、
    前記第1可動バーおよび前記第2可動バーのそれぞれは回転可能であって、
    前記第1可動バーは、前記第1カーテンを巻き取る向きに回転することにより前記第1固定端部に近づく向きに移動する状態と、前記第1カーテンを巻き解く向きに回転することにより前記第1固定端部から離れる向きに移動する状態とが選択され、
    前記第2可動バーは、前記第2カーテンを巻き取る向きに回転することにより前記第2固定端部に近づく向きに移動する状態と、前記第2カーテンを巻き解く向きに回転することにより前記第2固定端部から離れる向きに移動する状態とが選択され、
    前記第1駆動装置および前記第2駆動装置のそれぞれは、
    前記外殻に架設されたレールと、
    前記レールに沿って走行するローラと、
    動力源であるモータとを備えており、
    前記第1駆動装置は、前記モータの回転力を伝達するように前記第1可動バーに結合され、かつ下向き成分を含む荷重が前記第1可動バーから前記第1カーテンに作用するように前記レールが配置されており、
    前記第2駆動装置は、前記モータの回転力を伝達するように前記第2可動バーに結合され、かつ下向き成分を含む荷重が前記第2可動バーから前記第2カーテンに作用するように前記レールが配置されており、
    前記外殻は、前記長手方向に沿って配置されたガイドフレームを備え、
    前記レールの一方の端部は、前記ガイドフレームに対して前記長手方向に移動可能となるように、前記ガイドフレームに取り付けられるスライダを備える
    ことを特徴とする農業用ハウスのカーテンシステム。
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