JP3117945B2 - 米飯の定量分離方法および装置 - Google Patents

米飯の定量分離方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、にぎり飯、おはぎ
等の製造に当たり、米飯を定量分離して連続供給する方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に類似する従来例としては、本発
明者の出願に係る特公昭39−12276号において、
数本の同型の円錐形ローラーを、大径部を下にして、軸
線の方向を垂直に輪形に配置し、ローラーの内側の漏斗
状の囲みを素材の加工通路とし、これら円錐形ローラー
を同方向に回転させて、素材を漏斗状囲みの上方開口部
より供給する練成物の連続小出し装置が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、米飯の定量
分離供給に当たり、米飯の表面を適度な連結状態に成形
して供給すると共に、米飯を押し潰すことなく定量分離
して供給できる方法および装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成したものであり、次のとおりの米飯の定量分離方法
および装置である。 (1)縦方向に配置された回転ローラーにより回転して
下方向に連続的に排出される棒状の米飯に、円周方向か
ら窪みをつけて区切りとし、この区切り部を境として上
下の回転数が異なるようにして区切りの位置で分離する
ことを特徴とする米飯の定量分離方法。
【0005】(2)上側の囲繞領域が広く下側の囲繞領
域が狭くなるように配置した複数のローラーによって囲
繞された収容領域内に米飯を収容し、上記複数のローラ
ーによって前記米飯を回転すると共に、前記収容領域の
下方向への出口付近に配置した分離装置に備えた複数の
分離部材を、互いに接近するように移動せしめて前記出
口から吐出した棒状の米飯に径が小径となるように区切
り部を形成し、この区切り部に捩りを与えて米飯の分離
を行うことを特徴とする米飯の定量分離方法。
【0006】(3)上側の囲繞領域が広く下側の囲繞領
域が狭くなるように配置した複数のローラーを回転自在
に設け、上記複数のローラーによって囲繞された米飯の
収容領域の下部に米飯の出口を設け、この出口から吐出
された棒状の米飯に区切り部を与えるための複数の分離
部材を互いに接近離反自在に備えた分離装置を、前記出
口に近接した位置に配置してなることを特徴とする米飯
の定量分離装置。
【0007】(4)上記(3)に記載の装置において、
複数のローラーにおける上端部または下端部の少なくと
も一方を、複数のローラーの配置方向である円周方向へ
変位可能に構成してなることを特徴とする米飯の定量分
離装置。
【0008】(5)上記(3)または(4)に記載の装
置において、前記ローラーの周面に長手方向に沿った複
数の溝を形成してなることを特徴とする米飯の定量分離
装置。
【0009】(6)上記(3)ないし(5)のいずれか
に記載の装置において、分離装置に備えた複数の分離部
材は板状をなし、かつ同一平面内に配置してあって、同
期して互いに接近離反する方向へ移動可能に構成してな
ることを特徴とする米飯の定量分離装置。
【0010】(7)上記(3)ないし(6)のいずれか
に記載の装置において、分離装置に備えた複数の分離部
材は3つ以上の角形片よりなり、各角形片の摺動面を互
いに摺接して各角形片に囲繞された通路を形成し、上記
通路を拡大縮小可能に構成してなることを特徴とする米
飯の定量分離装置。
【0011】米飯の吐出作用については、上側の囲繞領
域が広く下側の囲繞領域が狭くなるように配置された複
数のローラーの囲繞領域に供給された米飯は、ローラー
の外周速度によって回転せしめられるが、囲繞領域は漏
斗状の形状をしているので、米飯は逆円錐形状に成形さ
れながら、徐々に米飯の径が縮小するように絞られて連
続の棒状に成形される。この際に、ローラーの回転速度
を加減して米飯を下方に誘導して移送し、下方出口から
排出するようにして、ローラーの回転で米飯の表面の連
結を高めることができる。
【0012】米飯の定量分離の作用については、この囲
繞領域の下方出口に設けた分離装置に備えた分離部材
で、囲繞領域の米飯の通路が拡大縮小するようになって
いるので、棒状に成形吐出された米飯をその外周から径
が小さくなるように括れ部をつくり、さらに、この括れ
部の上下において棒状米飯の周速度とは異なる回転を与
えて、捩りを発生させるものである。このように棒状米
飯に括れ部をつくり、捩りを与えてここに応力を集中さ
せることにより、飯粒を押し潰すことなく分離落下させ
ることができる。この分離部材による囲繞領域の拡大縮
小の大きさは、分離しようとする米飯の性状に応じて任
意に選択することができる。
【0013】米飯の吐出は、米飯を収容領域のローラー
の軸の傾きや回転速度を加減して、米飯の下方吐出速度
を調節することができる。
【0014】さらに、ローラーで構成される円環状の内
側の囲繞領域は、上方を広く下方を狭くして形成される
漏斗状の形状が好ましい。
【0015】また、ローラーの形状は、小径部を上方に
位置する円錐形状のローラーとすることができる。
【0016】また、ローラーの形状は、小径部を下方に
位置する円錐形状のローラーとすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示す実施例に基づ
いて説明すると、図1において、円錐状のローラー11を
回転駆動軸を平行にし、複数対向して等間隔に立設して
いる。この円錐状のローラー11の下方には、それぞれ分
離部材12を複数対向して同一平面内に配置して分離装置
を設けている。ローラー11および分離部材12の回転は、
それぞれ駆動モーター(図示せず)によって行う。分離
部材12の下部には、分割される米飯3の受け皿4を設け
ている。
【0018】ローラー11によって形成される囲繞領域51
は、漏斗状の形状をしており、この囲繞領域51の上方
入口から、ここに米飯3が投入される。ローラー11はモ
ーターによって連続的に回転し、分離部材12はモーター
の駆動によって独立して回転する。図1では米飯3がロ
ーラー11の漏斗状の囲繞領域51に投入されて、ローラー
11の連続的回転で囲繞領域の下方向へ排出される状態を
示している。 ローラー11のように円錐の小径部が上方
に位置する場合は、その外周速度は下方に行くほど速く
なるため、米飯3には下方への排出を高める作用が働
く。
【0019】円錐のローラー11によって下方に送られる
際、図4に示すように、ローラーで囲まれる囲繞領域51
で、米飯3は横断面円の棒状体に成形された後、図5の
如く分離部材の移動で開口部54の縮小によって、棒状体
の外周から所定の深さだけ押圧を受け括れが発生するも
のである。回転する米飯3は括れ部において、上下の米
飯の回転速度差の捩じれによって分離するようになるも
のである。この分離部材は、複数の非円形の板をそれぞ
れ垂直の回転軸に対向して設け、それらの半径が徐々に
変化するような形状として、それぞれの同一半径位置が
対向するように同調回転するように配置するものであ
る。本実施例においては、最大半径部が対向する内側に
あるときに、その中央部に間隔を残すようにしている
(図5参照)が、特にこれに限定されるものではなく、
開口部54が閉鎖するものも含まれる。
【0020】図2は第2実施例を示すものであり、太さ
の一定な円筒状のローラー21を複数本その回転軸を傾け
て設けている。ローラー21の下方に隣接して、分離部材
22を平行に同一平面内に複数対向して配置し、ローラー
21と分離部材22は、それぞれ独立して回転するようにし
ている。このローラー21で形成される囲繞領域52も、第
1実施例と同様に上側が広く下側が狭い漏斗状の形状を
している。その他、第1実施例と同様の部分は同じ符号
を付して説明を省略する。
【0021】図2の場合は、ローラー21を囲繞領域の中
心垂直線に向かって前後に傾けて漏斗状とすることに加
えて、さらに、ローラー21の下端あるいは上端を左右
(円周方向)に傾倒調節可能としている。
【0022】図3に示す第3実施例は、ローラーの形状
が第1実施例、第2実施例とは異なり、上部が太く、下
部が細い。ローラー31を下端を中心に円周方向に変位さ
せるためには、ベースリング61を円周方向に所定量角度
を回転するようにして、ローラー31の下端と係合してい
るピン62の位置を変位させ、ローラーの下端を円周方向
へ変位可能にし、固定されたローラーの上端との傾きを
調整できるようにしている。(図7、図8参照)。この
ようにすると、ローラー31の回転方向を米飯の排出方向
に対して調節することができるので、米飯の排出力を調
節することができる。
【0023】図3においては、フレーム6に円錐状のロ
ーラー31を等間隔に複数立設している。ローラー31の下
方には、前実施例と同様にそれぞれ分離部材32を複数平
行に設けている。また、ローラー31をモーター(図示せ
ず)によって駆動伝達させ、分離部材32をモーター7に
よって駆動伝達させるスプロケット8を軸着して設けて
いる。
【0024】ローラー31の形状を、小径部を下方に位置
するように構成した実施例を示すものであり、ローラー
の周面に長手方向に沿って複数の溝33を形成している。
ローラー31の回転駆動は省略するが、例えば、ローラー
内に駆動モーターが内蔵されたもので、ローラーを回転
させると小型化が計れる。
【0025】図3においても、ローラー31で構成される
囲繞領域53は、漏斗状の形状をするようにしている。
【0026】米飯3を受け取るコンベア9を上下動する
構成とし、吐出される棒状の米飯3に分離部材32によっ
て括れが作られる時、コンベア9が上昇して米飯を受け
止めているので、回転して吐出される米飯と括れ部下部
との米飯の回転周速度差が効果的にはたらき、括れに捩
れが集中して分離切断できるものである。
【0027】ローラー31の場合は、ローラーが回転した
場合に、その周速度は下方が上方より遅くなっているの
で、図1の実施例に比べ、下方への排出力を弱くして、
米飯の排出位置での密度を高めることができる。
【0028】また、ローラー31の軸の下端をローラー31
の配置方向である円周方向(囲繞領域の円周方向)へ変
位可能とし、米飯の下方への排出力を加減し、吐出速度
を調節することができる。
【0029】図1のような円錐状ローラーを使用する
か、あるいは図3のような円錐状ローラーとするか、さ
らには円錐ではなく同径の円筒状のローラーを使用する
かは、その都度、米飯の性状によって選択することがで
き、米飯の吐出効果や飯粒の締まりや連結状態を調整で
きるものである。
【0030】米飯の分離タイミングは、分離部材12、2
2、32の駆動タイミングによって、分離される米飯の長
さを任意に決定することができる。さらに、ローラー1
1、21、31の回転は、分離部材12、22、32が回転して米
飯を押圧するときにローラーの回転速度を加減すること
によって、米飯の捩り量を変化させ、米飯の最適な分離
独立状態を選択することもできる。このようにローラー
の回転駆動を変速可能な駆動源を使用すれば、回転速度
を自由に設定することができる。
【0031】本実施例における板材による分離部材以外
の分離装置としては、隣合う二つの辺を摺動面とする角
形片を組み合わせて枠体を構成し、その中央にできる囲
みを米飯の通路とし、この角形片をスライドさせて前記
囲みを拡大縮小させるスライド式のシャッターよって行
うことができるが、この場合には、このシャッター機構
の閉鎖状態を米飯の性状に応じて調節できる。
【0032】この具体的構成を図6に基づいて説明する
と、本出願人の出願に係る特開平4−121138号公
報に示す食品材料切断装置とほぼ同様の構成で実施する
ことができる。すなわち、分離装置50として互いに摺接
して組み立てられた3つ以上の角形片56と、3つ以上の
角形片56の中央に形成された囲繞通路55とを備え、この
囲みを拡縮させることにより、吐出される米飯を分離す
ることができる。本実施例においての角形片56は、単一
素材の米飯を切断する機能だけを持たせるものであるか
ら、内包材を外皮材で包むような所謂包あん機能を持た
せるための所定の厚みを必要とせず、薄い板材の角形片
でその切断目的は果たすことができる。
【0033】ローラー41は駆動モーター42がローラー筒
内に内蔵されており、これらのモーター内蔵ローラーを
複数用意したものであり、ローラー外部駆動装置を省略
することができる。分離装置50の下方には、上下動自在
な受け皿機能を有するコンベア43が配置されており、分
離装置50によって分離された米飯を受取、下流に搬送す
るようにするものである。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、回転し
て連続的に排出される棒状の米飯に、円周方向から窪み
をつけて区切りとし、この区切り部を境として上下の回
転数が異なるようにして、区切りの位置で分離するもの
であるから、成形された棒状の米飯に括れ部を成形し
て、適度の捩れを与えることにより、米飯をつぶすこと
なく、最適な状態で定量分離して、下流工程に連続供給
することができる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、上側の囲
繞領域が広く下側の囲繞領域が狭くなるように配置した
複数のローラーによって囲繞された収容領域内に米飯を
収容し、上記複数のローラーによって前記米飯を回転す
ると共に、前記収容領域の下方向への出口付近に配置し
た分離装置に備えた複数の分離部材を、互いに接近する
ように移動せしめて、前記出口から吐出した棒状の米飯
に径が小径となるように区切り部を形成し、この区切り
部に捩りを与えて米飯の分離を行うものであるから、米
飯の表面を適度な連結状態に成形して供給することがで
きると共に、成形された棒状の米飯に括れ部を成形し
て、適度を捩れを与えることにより、米飯をつぶすこと
なく、最適な状態での定量分離して、下流工程に連続供
給することができる。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、上側の囲
繞領域が広く下側の囲繞領域が狭くなるように配置した
複数のローラーを回転自在に設け、上記複数のローラー
によって囲繞された米飯の収容領域の下部に米飯の出口
を設け、この出口から吐出された棒状の米飯に区切り部
を与えるための複数の分離部材を互いに接近離反自在に
備えた分離装置を、前記出口に近接した位置に配置して
なるものであるから、漏斗状に設けた囲繞領域の中で、
投入された米飯の飯粒が回転するローラーの絞り効果に
よって下方に移送され、米飯を適度に圧縮することがで
きると共に、分離装置によって分離された後の米飯の表
面は強くしまり、崩れにくくすることができる。
【0037】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の装置において、複数のローラーにおける上端部
または下端部の少なくとも一方を、複数のローラーの配
置方向である円周方向へ変位可能に構成してなるもので
あるから、米飯の下方への移送力を調整することがで
き、所望の圧縮状態を得ることができる。
【0038】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
または4に記載の装置において、前記ローラーの周面に
長手方向に沿った複数の溝を形成してなるものであるか
ら、米飯を確実に回転させて、下方に吐出ことができ
る。
【0039】請求項6記載の発明によれば、請求項3〜
5のいずれかに記載の装置において、分離装置に備えた
複数の分離部材は板状をなし、かつ、同一平面内に配置
したものであって、同期して互いに接近離反する方向へ
移動可能に構成してあるから、米飯を潰さずに分離する
ことができる。
【0040】請求項7に記載の発明によれば、請求項3
〜6のいずれかに記載の装置において、分離装置に備え
た複数の分離部材は3つ以上の角形片よりなり、各角形
片の摺動面を互いに摺接して各角形片に囲繞された通路
を形成し、上記通路を拡大縮小可能に構成してなるもの
であるから、簡便な構成によって、米飯を定量分離する
ことが可能である。さらに、米飯の表面を適度な連結状
態に成形して供給すると共に、成形された棒状の米飯に
括れ部を成形して適度な捩れを与えることにより、米飯
をつぶすことなく、最適な状態で定量分離して、下流工
程に連続供給することができる。
【0041】本発明によれば、漏斗状に設けた囲みの中
で、投入された米飯の飯粒が回転するローラーの絞り効
果によって下方に移送し、米飯を適度に圧縮することが
でき、分割された後の米飯の表面は強くしまり、崩れに
くくすることができる。
【0042】この圧縮調整は円錐ローラーの形状を変更
することで、米飯の下方への移送力を調整することがで
き、所望の状態を得ることができる。
【0043】また、ローラーの形状の変更や回転速度の
変更は、ローラーによる米飯表面の圧着を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一態様を示す側面図。
【図2】本発明の実施の一態様を示す側面図。
【図3】本発明の実施の一態様を示す側面図。
【図4】本発明の実施の一態様を示す説明図。
【図5】本発明の実施における分離部材の説明図。
【図6】本発明の実施の一態様を示す側面図。
【図7】本発明の実施例の一部側面図。
【図8】本発明の実施例の一部平面図。
【符号の説明】
11、21、31、41 ローラー 12、22、32 分離部材 3 食品生地 4 受け皿 50 分離装置 51、52、53 囲繞領域 6 フレーム 7 モーター 8 スプロケット 9 コンベア

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向に配置された回転ローラーにより
    回転して下方向に連続的に排出される棒状の米飯に、円
    周方向から窪みをつけて区切りとし、この区切り部を境
    として上下の回転数が異なるようにして区切りの位置で
    分離することを特徴とする米飯の定量分離方法。
  2. 【請求項2】 上側の囲繞領域が広く下側の囲繞領域が
    狭くなるように配置した複数のローラーによって囲繞さ
    れた収容領域内に米飯を収容し、上記複数のローラーに
    よって前記米飯を回転すると共に、前記収容領域の下方
    向への出口付近に配置した分離装置に備えた複数の分離
    部材を、互いに接近するように移動せしめて前記出口か
    ら吐出した棒状の米飯に径が小径となるように区切り部
    を形成し、この区切り部に捩りを与えて米飯の分離を行
    うことを特徴とする米飯の定量分離方法。
  3. 【請求項3】 上側の囲繞領域が広く下側の囲繞領域が
    狭くなるように配置した複数のローラーを回転自在に設
    け、上記複数のローラーによって囲繞された米飯の収容
    領域の下部に米飯の出口を設け、この出口から吐出され
    棒状の米飯に区切り部を与えるための複数の分離部材
    を互いに接近離反自在に備えた分離装置を、前記出口に
    近接した位置に配置してなることを特徴とする米飯の
    量分離装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、複数の
    ローラーにおける上端部または下端部の少なくとも一方
    を、複数のローラーの配置方向である円周方向へ変位可
    能に構成してなることを特徴とする米飯の定量分離装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の装置におい
    て、前記ローラーの周面に長手方向に沿った複数の溝を
    形成してなることを特徴とする米飯の定量分離装置。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のいずれかに記載の
    において、分離装置に備えた複数の分離部材は板状を
    なし、かつ同一平面内に配置してあって、同期して互い
    に接近離反する方向へ移動可能に構成してなることを特
    徴とする米飯の定量分離装置。
  7. 【請求項7】 請求項3ないし6のいずれかに記載の
    において、分離装置に備えた複数の分離部材は3つ以
    上の角形片よりなり、各角形片の摺動面を互いに摺接し
    て各角形片に囲繞された通路を形成し、上記通路を拡大
    縮小可能に構成してなることを特徴とする米飯の定量分
    離装置。
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