JP3117388U - スペーサブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】 現場にて鉄筋を支持する作業を手間取ることなくスムーズに行えて、かつ、支持した鉄筋を安定した配筋状態に保持することができるスペーサブロックを提供することを目的とする。
【解決手段】 低い頂部10Aと高い頂部10Bの2つの頂部10,10を前後方向に有する。かつ、2つの頂部10,10の中間に鉄筋支持用の第1谷部11を形成した2山型の支持ブロック1,1を、左右一対に有する。かつ、一対の支持ブロック1,1の高い頂部10B,10Bを、相互間で連結部2にて連結する。かつ、連結部2の上縁3に、鉄筋支持用の第2谷部12を形成した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、鉄筋コンクリート工事において、ベース上で鉄筋を支持するためのスペーサブロックに関するものである。
従来のスペーサブロックは、図6に示したように、下側ブロック部30と上側ブロック部31を、夫々の後部30a,31aの左右一方の隅部同士で、上下方向連結部32をもって連結して成り、最大4本の鉄筋を支持可能なものが知られている。
このスペーサブロックについて具体的に説明すると、下側ブロック部30の上面34には、連結部32から前方へ突条隆起状に形成された鉄筋支持用隆起部35を、有する。そして、下側ブロック部30の上面34から隆起部35の側面にかけて、弯曲保持辺部37が形成され、第1の鉄筋41が、弯曲保持辺部37に沿って当接して、前後方向に配筋された状態に保持される。かつ、連結部32の前面には、弯曲保持部36が形成され、第2の鉄筋42が、弯曲保持部36に当接して、左右方向に配筋された状態に保持される。
また、上側ブロック部31の上面38には、第3の鉄筋43が、左右方向に配筋された状態に支持される。また、上側ブロック部31の上面38には、鉄筋支持用の左右方向突条部39が突設され、突条部39上に、第4の鉄筋44が、前後方向に配筋された状態で支持される。
即ち、1つのスペーサブロックには、下方から上方に、第1・第2・第3・第4の順で、4本の鉄筋が支持され、かつ、第1の鉄筋41、及び、第4の鉄筋44は前後方向に配筋され、第2の鉄筋42、及び、第3の鉄筋43は左右方向に配筋される。
この従来のスペーサブロックに、夫々の鉄筋を差し込むのに手間取り作業をスムーズに行えない。結果として配筋作業全体の時間が掛かり、工事の進捗が妨げられる。また、鉄筋を一定の配筋状態で保つのが非常に困難であるという欠点がある。具体的には、第1の鉄筋41は、左右方向のうち隆起部35の反対側へは自由状態であり、スライドし易く不安定である。また、第2の鉄筋42は、前方向へは自由状態である。また、第3の鉄筋43、第4の鉄筋44は、夫々、上面38,突条部39上に自由状態で載置されているだけである。
そこで、本考案は、現場にて鉄筋を支持する作業を手間取ることなくスムーズに行えて、かつ、支持した鉄筋を安定した配筋状態に保持することができるスペーサブロックを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案に係るスペーサブロックは、低い頂部と高い頂部の2つの頂部を前後方向に有すると共に該2つの頂部の中間に鉄筋支持用の第1谷部を形成した2山型の支持ブロックを、左右一対に有し、かつ、該一対の支持ブロックの高い頂部を、相互間で連結部にて連結し、かつ、該連結部の上縁に、鉄筋支持用の第2谷部を形成したものである。
また、低い頂部と高い頂部の2つの頂部を前後方向に有すると共に該2つの頂部の中間に鉄筋支持用の第1谷部を形成した2山型の支持ブロックを、左右一対に有し、かつ、該一対の支持ブロックの高い頂部を、相互間で連結部にて連結し、かつ、該連結部の上縁に、鉄筋支持用の第2谷部を形成し、かつ、各上記支持ブロックは、上記2山型の垂直内壁と、該垂直内壁の周端縁に沿って側外方へ立設された所定左右幅寸法を有する周囲壁と、をもって側外方へ開口状の直立浅皿状に形成され、かつ、直立浅皿状の各上記支持ブロックは、内部に、補強リブを上下左右方向に有している。
また、低い頂部と高い頂部の2つの頂部を前後方向に有すると共に該2つの頂部の中間に鉄筋支持用の第1谷部を形成した2山型の支持ブロックを、左右一対に有し、かつ、該一対の支持ブロックの高い頂部を、相互間で連結部にて連結し、かつ、該連結部の上縁に、鉄筋支持用の第2谷部を形成し、かつ、各上記支持ブロックは、所定左右幅寸法を有し前後方向に2山型の頂部とその中間に上記第1谷部とを成すと共に下辺を省略するように折曲げて形成した弯曲帯壁部を、有し、かつ、上下方向の複数の帯板状支持片が、上記弯曲帯壁部の下面から下方へ垂設されている。
また、低い頂部と高い頂部の2つの頂部を前後方向に有すると共に該2つの頂部の中間に鉄筋支持用の第1谷部を形成した2山型の支持ブロックを、左右一対に有し、かつ、該一対の支持ブロックの高い頂部を、相互間で連結部にて連結し、かつ、該連結部の上縁に、鉄筋支持用の第2谷部を形成し、かつ、各上記支持ブロックは、所定左右幅寸法を有し前後方向に2山型の頂部とその中間に上記第1谷部とを成すと共に下辺を省略するように折曲げて形成した弯曲帯壁部を、有し、かつ、上下方向の複数の帯板状支持片が、上記弯曲帯壁部の下面から下方へ垂設され、かつ、該帯板状支持片が、上下方向のリブ突条を、前方向又は後方向へ突設したものである。
本考案は、次のような著大な効果を奏する。
本考案に係るスペーサブロックは、低い頂部と高い頂部を前後方向に有すると共に2つの頂部の中間に鉄筋支持用の第1谷部を形成した2山型の支持ブロックを、左右一対に有し、高い頂部同士を、相互間で連結部にて連結し、連結部の上縁に、鉄筋支持用の第2谷部を形成したので、スペーサブロックの構造がシンプルであり、軽量に形成できるので、ベース上に配置する作業をスムーズに行い得る。そして、各支持ブロックは、所定左右幅寸法の周囲壁を有しているので、スペーサブロックはベース上で安定良く載置され、配置した後で不意に倒れるのを防ぐことができる。
そして、スペーサブロックの第1・第2谷部に鉄筋を嵌めて支持させるだけで配筋できるので、配筋作業が非常に容易である。
また、各スペーサブロックに支持された2本の鉄筋は、平面視クロス状態で、かつ、上下に一定の高さに離間した状態のまま、確実に保持される。よって、鉄筋が不意にずれるのを防止でき、整然とした配筋状態を保つことができる。
また、2本の鉄筋をクロス状としない場所、即ち、1個のスペーサブロックに対し1本の鉄筋のみ配筋する場合でも、鉄筋を、一定の高さに安定して支持できる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本考案を詳説する。
図1に示したように、本考案に係るスペーサブロックは、低い頂部10Aと高い頂部10Bの2つの頂部10,10を前後方向に有すると共に2つの頂部10,10の中間に鉄筋支持用の第1谷部11を形成した2山型の支持ブロック1,1を、左右一対に有する。なお、高い頂部10Bを後側、低い頂部10Aを前側として、これらの方向を前後方向とする。
各支持ブロック1は、前後方向に立設した2山型の平坦状垂直内壁4と、垂直内壁4の周端縁4aに沿って側外方へ立設された所定左右幅寸法Eを有する周囲壁5と、をもって側外方へ開口状の直立浅皿状に形成されている。
周囲壁5について説明すると、2つの頂部10A,10Bを有する弯曲面部15と、弯曲面部15の両端を連結状とする底面部16とから成る。弯曲面部15は、側面視に於て、高い頂部10Bと低い頂部10Aを有する略M型形に折曲形成され、即ち、高い頂部10Bから後方へ下傾状に延設された後脚部15bと、低い頂部10Aから前方へ下傾状に延設された前脚部15aと、高い頂部10Bから前方へ下傾状に延設されると共に第1谷部11を成すように緩やかに折返されつつ前方へ上傾状に延設され低い頂部10Aに接続される中間受け部15cと、から成る。低い頂部10Aは、高い頂部10Bの略1/2の高さに設定される。また、後脚部15bの下部は、後方へ緩やかな半円弧状を有し、底面部16の後端に連結する。
また、直立浅皿状の各支持ブロック1は、内部に、複数の上下左右方向の補強リブ6…を有している。具体的には、3枚の補強リブ6…が、底面部16の上面に立設されると共に、夫々、周囲壁5の弯曲面部15のうち両頂部10A,10B及び第1谷部11の内側の面(下面)に当接して支持するように、配設される。かつ、水平状の補強リブ6が、周囲壁5の内側において第1谷部11の内面に接すると共に上記垂直状の3枚の補強リブ6…と交差するように、配設される。この補強リブ6の後端部は、周囲壁5から後方に突設される。また、この水平状補強リブ6の上方と、高い頂部10Bの中間位置に、周囲壁5の内側の面を連結する水平状短補強リブ6が、配設される。各補強リブ6は、周囲壁5と同じ左右幅寸法Eを有すると共に、左右側辺のうちの一辺は、垂直内壁4に当接している。
そして、一対の支持ブロック1,1の高い頂部10B,10Bを、相互間で短帯板状の連結部2にて連結する。具体的には、連結部2は、一対の支持ブロック1,1の垂直内壁4,4の対向面の上部同士を連結する。この連結部2の上縁3は、緩やかな弯曲凹み状に形成された鉄筋支持用第2谷部12を、有している。この弯曲凹み状に形成された第2谷部12は、支持する第2の鉄筋22が上記第1の鉄筋21に対し平面視直交状に配設されるように、形成される。また、ベース9から第2谷部12の凹み面の支持部までの支持高さH2 は、ベース9から第1谷部11までの支持高さH1 の、略1/3に設定される。
各支持ブロック1と補強リブ6…はプラスチックから一体に形成される。また、一対の支持ブロック1,1と連結部2とは接着剤や固着剤等により固着されたり、あるいは一体に形成される。
このスペーサブロックの各支持ブロック1は、内部に補強リブ6…を上下左右に有しているので、強度が大きく、第1の鉄筋21・第2の鉄筋22から受ける下方向への力に対し十分耐え得る。
次に、図2,図3,図4は本考案に係るスペーサブロックの他の実施の形態を示し、図1に示したスペーサブロックとは、以下の点で相違する。即ち、各支持ブロック1において、周囲壁5のうち弯曲面部15の後脚部15bの下部も平坦面状に形成されている。また、上下一対の水平状短補強リブ6,6を、有する。このスペーサブロックの各部材も、図1と同様に、樹脂材(例えば、プラスチック)から成る。
次に、図5は本考案に係るスペーサブロックの別の実施の形態を示し、このスペーサブロックの各支持ブロック1は、所定左右幅寸法Eを有し前後方向に2山型の頂部10A,10Bとその中間に第1谷部11とを成すと共に下辺を省略するように折曲げて形成した弯曲帯壁部7を、有する。図1と同様に、高い頂部10Bを後側、低い頂部10Aを前側として、前後方向に配設されるとすると、弯曲帯壁部7は、高い頂部10Bと低い頂部10Aを有する略M型形状を有する。具体的には、弯曲帯壁部7は、高い頂部10Bから後方へ下傾状に延設された後脚部7bと、低い頂部10Aから前方へ下傾状に延設された前脚部7aと、高い頂部10Bから前方へ下傾状に延設されると共に第1谷部11を成すように緩やかに折返されつつ前方へ上傾状に延設され低い頂部10Aに接続される中間受け部7cと、から成る。
そして、一対の支持ブロック1,1の高い頂部10B,10Bが、相互間で短帯板状の連結部2にて連結され、かつ、連結部2の上縁3は、鉄筋支持用第2谷部12が、弯曲凹状に形成されている。連結部2の上縁3、第1谷部11及び第2谷部12のベース9からの支持高さの関係、両頂部10A,10Bの高さの関係は、図1のものと同様に設定される。
また、上下方向の複数の帯板状支持片(支持脚)8が、弯曲帯壁部7の下面から下方へ垂設されている。具体的には、弯曲帯壁部7のうち、両頂部10A,10B及び第1谷部11に対応する下面から、3枚の帯板状支持片8…が、下方へ垂設される。各支持片8は、弯曲帯壁部7と同じ所定左右幅寸法Eを有する。
かつ、各帯板状支持片8は、その前面又は後面に、上下方向のリブ突条18が突設されている。図例では、前面及び後面の両面にリブ突条18,18が突設されているが、リブ突条18は、前面又は後面のどちらか一面のみに突設されるもよい(図示省略)。また、連結部2の中間部の前面・後面にも、上下方向のリブ突条19が突設されている。リブ突条18,19により、支持片8・連結部2は、鉄筋から受ける力に十分耐え得る強度を有する。
また、このスペーサブロックの各部材は、図1、及び図2〜図4のものと同様に、樹脂(例えば、プラスチック)から成る。
次に、本考案に係るスペーサブロックの使用方法について説明する。
そして、建築現場のベース上に、スペーサブロックを所定間隔をもって配設する。
先ず、図1に示したスペーサブロックに於ては、第1谷部11,11に第1の鉄筋21を支持させて、次いで、第2谷部12上に第2の鉄筋22を(第1の鉄筋21とクロス状に)支持させる。第1の鉄筋21は、前後方向にずれることなく、安定した姿勢で保持され、かつ、第2の鉄筋22は、左右方向にずれることなく、安定した姿勢で保持される。このように、第1の鉄筋21と第2の鉄筋22とは、互いにクロス状とされ、かつ、夫々、ベース9からの支持高さH1 ,H2 が正確に得られ一定の上下間隔を有する状態で、安定して支持される。
図2〜図4のスペーサブロック、及び、図5のスペーサブロックについても同様の手順にて、ベース9上に配設されると共に、鉄筋21,22が支持される。
以上のように、本考案に係るスペーサブロックは、低い頂部10Aと高い頂部10Bの2つの頂部10,10を前後方向に有すると共に2つの頂部10,10の中間に鉄筋支持用の第1谷部11を形成した2山型の支持ブロック1,1を、左右一対に有し、かつ、一対の支持ブロック1,1の高い頂部10B,10Bを、相互間で連結部2にて連結し、かつ、連結部2の上縁3に、鉄筋支持用の第2谷部12を形成したことから、スペーサブロックの構造がシンプルであり、軽量に形成できるので、ベース9上に配置する作業をスムーズに行い得る。そして、各支持ブロック1は、所定左右幅寸法Eの周囲壁5を有しているので、スペーサブロックはベース9上で安定良く載置され、配置した後で不意に倒れるのを防ぐことができる。
そして、スペーサブロックの第1・第2谷部11,12に鉄筋を嵌めて支持させるだけで配筋できるので、配筋作業が非常に容易である。
また、各スペーサブロックに支持された2本の鉄筋は、平面視クロス状態で、かつ、上下に一定の高さに離間した状態のまま、確実に保持される。よって、鉄筋が不意にずれるのを防止でき、整然とした配筋状態を保つことができる。
また、2本の鉄筋をクロス状としない場所、即ち、1個のスペーサブロックに対し1本の鉄筋のみ配筋する場合でも、鉄筋を、一定の高さに安定して支持できる。
また、スペーサブロックは、低い頂部10Aと高い頂部10Bの2つの頂部10,10を前後方向に有すると共に2つの頂部10,10の中間に鉄筋支持用の第1谷部11を形成した2山型の支持ブロック1,1を、左右一対に有し、かつ、一対の支持ブロック1,1の高い頂部10B,10Bを、相互間で連結部2にて連結し、かつ、連結部2の上縁3に、鉄筋支持用の第2谷部12を形成し、かつ、各支持ブロック1は、2山型の垂直内壁4と、垂直内壁4の周端縁4aに沿って側外方へ立設された所定左右幅寸法Eを有する周囲壁5と、をもって側外方へ開口状の直立浅皿状に形成され、かつ、直立浅皿状の各支持ブロック1は、内部に、補強リブ6を上下左右方向に有していることから、スペーサブロックの構造がシンプルであり、軽量に形成できるので、ベース9上に配置する作業をスムーズに行い得る。そして、各支持ブロック1は、所定左右幅寸法Eの周囲壁5を有しているので、スペーサブロックはベース9上で安定良く載置され、配置した後で不意に倒れない。
そして、スペーサブロックの第1・第2谷部11,12に鉄筋を嵌めて支持させるだけで配筋できるので、配筋作業が非常に容易である。
また、各スペーサブロックに支持された2本の鉄筋は、平面視クロス状態で、かつ、上下に一定の高さに離間した状態のまま、確実に保持される。よって、鉄筋が不意にずれるのを防止でき、整然とした配筋状態を保つことができる。
また、2本の鉄筋をクロス状としない場所、即ち、1個のスペーサブロックに対し1本の鉄筋のみ配筋する場合でも、鉄筋を、一定の高さに安定して支持できる。
また、各支持ブロック1は、内部に補強リブ6…を上下左右に有しているので、第1谷部11,11の鉄筋支持部と、第2谷部12の鉄筋支持部の強度を一層大きくすることができ、鉄筋の上を作業員が歩いたり、コンクリートを注入する作業を行う際も、破損・破壊等することがなく、鉄筋を所定高さ・同じ配筋状態に、確実に保持できる。
また、スペーサブロックは、低い頂部10Aと高い頂部10Bの2つの頂部10,10を前後方向に有すると共に2つの頂部10,10の中間に鉄筋支持用の第1谷部11を形成した2山型の支持ブロック1,1を、左右一対に有し、かつ、一対の支持ブロック1,1の高い頂部10B,10Bを、相互間で連結部2にて連結し、かつ、連結部2の上縁3に、鉄筋支持用の第2谷部12を形成し、かつ、各支持ブロック1は、所定左右幅寸法Eを有し前後方向に2山型の頂部10A,10Bとその中間に第1谷部11とを成すと共に下辺を省略するように折曲げて形成した弯曲帯壁部7を、有し、かつ、上下方向の複数の帯板状支持片8が、弯曲帯壁部7の下面から下方へ垂設されていることから、スペーサブロックの構造がシンプルであり、軽量に形成できるので、ベース9上に配置する作業をスムーズに行い得る。しかも、各支持ブロック1は、所定左右幅寸法Eの周囲壁5を有しているので、スペーサブロックはベース9上で安定良く載置され、配置した後で不意に倒れるのを防ぐことができる。
そして、スペーサブロックの第1・第2谷部11,12に鉄筋を嵌めて支持させるだけで配筋できるので、配筋作業が非常に容易である。
また、各スペーサブロックに支持された2本の鉄筋は、平面視クロス状態で、かつ、上下に一定の高さに離間した状態のまま、確実に保持される。よって、鉄筋が不意にずれるのを防止でき、整然とした配筋状態を保つことができる。
また、2本の鉄筋をクロス状としない場所、即ち、1個のスペーサブロックに対し1本の鉄筋のみ配筋する場合でも、鉄筋を、一定の高さに安定して支持できる。
また、各支持ブロック1は、所定左右幅寸法Eを有する弯曲帯壁部7を有し、かつ、上下方向の複数の帯板状支持片8が、弯曲帯壁部7の下面から下方へ垂設されているので、第1谷部11,11の鉄筋支持部と、第2谷部12の鉄筋支持部の強度を一層大きくすることができ、鉄筋の上を作業員が歩いたり、コンクリートを注入する作業を行う際も、破損・破壊等することがなく、鉄筋を所定高さ・同じ配筋状態に、確実に保持できる。
また、スペーサブロックは、低い頂部10Aと高い頂部10Bの2つの頂部10,10を前後方向に有すると共に2つの頂部10,10の中間に鉄筋支持用の第1谷部11を形成した2山型の支持ブロック1,1を、左右一対に有し、かつ、一対の支持ブロック1,1の高い頂部10B,10Bを、相互間で連結部2にて連結し、かつ、連結部2の上縁3に、鉄筋支持用の第2谷部12を形成し、かつ、各支持ブロック1は、所定左右幅寸法Eを有し前後方向に2山型の頂部10A,10Bとその中間に第1谷部11とを成すと共に下辺を省略するように折曲げて形成した弯曲帯壁部7を、有し、かつ、上下方向の複数の帯板状支持片8が、弯曲帯壁部7の下面から下方へ垂設され、かつ、帯板状支持片8が、上下方向のリブ突条18を、前方向又は後方向へ突設したことから、スペーサブロックの構造がシンプルであり、軽量に形成できるので、ベース9上に配置する作業をスムーズに行い得る。しかも、各支持ブロック1は、所定左右幅寸法Eの周囲壁5を有しているので、スペーサブロックはベース9上で安定良く載置され、配置した後で不意に倒れるのを防ぐことができる。
そして、スペーサブロックの第1・第2谷部11,12に鉄筋を嵌めて支持させるだけで配筋できるので、配筋作業が非常に容易である。
また、各スペーサブロックに支持された2本の鉄筋は、平面視クロス状態で、かつ、上下に一定の高さに離間した状態のまま、確実に保持される。よって、鉄筋が不意にずれるのを防止でき、整然とした配筋状態を保つことができる。
また、2本の鉄筋をクロス状としない場所、即ち、1個のスペーサブロックに対し1本の鉄筋のみ配筋する場合でも、鉄筋を、一定の高さに安定して支持できる。
また、各支持ブロック1は、所定左右幅寸法Eを有する弯曲帯壁部7を有し、かつ、上下方向の複数の帯板状支持片8が、弯曲帯壁部7の下面から下方へ垂設されているので、第1谷部11,11の鉄筋支持部と、第2谷部12の鉄筋支持部の強度を一層大きくすることができ、鉄筋の上を作業員が歩いたり、コンクリートを注入する作業を行う際も、破損・破壊等することがなく、鉄筋を所定高さ・同じ配筋状態に、確実に保持できる。
しかも、各支持片8は、リブ突条18が突設されているので、一層強度が大きくなり、破損を確実に防止できる。
本考案に係るスペーサブロックの実施の一形態を示す斜視図である。 本考案に係るスペーサブロックの他の実施の形態を示す側面図である。 正面図である。 平面図である。 本考案に係るスペーサブロックの別の実施の形態を示す斜視図である。 従来のスペーサブロックを示す斜視図である。
符号の説明
1 支持ブロック
2 連結部
3 上縁
4 垂直内壁
4a 周端縁
5 周囲壁
6 補強リブ
7 弯曲帯壁部
8 支持片
10,10A,10B 頂部
11 第1谷部
12 第2谷部
18 リブ突条
E 左右幅寸法

Claims (4)

  1. 低い頂部(10A)と高い頂部(10B)の2つの頂部(10)(10)を前後方向に有すると共に該2つの頂部(10)(10)の中間に鉄筋支持用の第1谷部(11)を形成した2山型の支持ブロック(1)(1)を、左右一対に有し、かつ、該一対の支持ブロック(1)(1)の高い頂部(10B)(10B)を、相互間で連結部(2)にて連結し、かつ、該連結部(2)の上縁(3)に、鉄筋支持用の第2谷部(12)を形成したことを特徴とするスペーサブロック。
  2. 低い頂部(10A)と高い頂部(10B)の2つの頂部(10)(10)を前後方向に有すると共に該2つの頂部(10)(10)の中間に鉄筋支持用の第1谷部(11)を形成した2山型の支持ブロック(1)(1)を、左右一対に有し、かつ、該一対の支持ブロック(1)(1)の高い頂部(10B)(10B)を、相互間で連結部(2)にて連結し、かつ、該連結部(2)の上縁(3)に、鉄筋支持用の第2谷部(12)を形成し、
    かつ、各上記支持ブロック(1)は、上記2山型の垂直内壁(4)と、該垂直内壁(4)の周端縁(4a)に沿って側外方へ立設された所定左右幅寸法(E)を有する周囲壁(5)と、をもって側外方へ開口状の直立浅皿状に形成され、かつ、直立浅皿状の各上記支持ブロック(1)は、内部に、補強リブ(6)を上下左右方向に有していることを特徴とするスペーサブロック。
  3. 低い頂部(10A)と高い頂部(10B)の2つの頂部(10)(10)を前後方向に有すると共に該2つの頂部(10)(10)の中間に鉄筋支持用の第1谷部(11)を形成した2山型の支持ブロック(1)(1)を、左右一対に有し、かつ、該一対の支持ブロック(1)(1)の高い頂部(10B)(10B)を、相互間で連結部(2)にて連結し、かつ、該連結部(2)の上縁(3)に、鉄筋支持用の第2谷部(12)を形成し、
    かつ、各上記支持ブロック(1)は、所定左右幅寸法(E)を有し前後方向に2山型の頂部(10A)(10B)とその中間に上記第1谷部(11)とを成すと共に下辺を省略するように折曲げて形成した弯曲帯壁部(7)を、有し、かつ、上下方向の複数の帯板状支持片(8)が、上記弯曲帯壁部(7)の下面から下方へ垂設されていることを特徴とするスペーサブロック。
  4. 低い頂部(10A)と高い頂部(10B)の2つの頂部(10)(10)を前後方向に有すると共に該2つの頂部(10)(10)の中間に鉄筋支持用の第1谷部(11)を形成した2山型の支持ブロック(1)(1)を、左右一対に有し、かつ、該一対の支持ブロック(1)(1)の高い頂部(10B)(10B)を、相互間で連結部(2)にて連結し、かつ、該連結部(2)の上縁(3)に、鉄筋支持用の第2谷部(12)を形成し、
    かつ、各上記支持ブロック(1)は、所定左右幅寸法(E)を有し前後方向に2山型の頂部(10A)(10B)とその中間に上記第1谷部(11)とを成すと共に下辺を省略するように折曲げて形成した弯曲帯壁部(7)を、有し、かつ、上下方向の複数の帯板状支持片(8)が、上記弯曲帯壁部(7)の下面から下方へ垂設され、かつ、該帯板状支持片(8)が、上下方向のリブ突条(18)を、前方向又は後方向へ突設したことを特徴とするスペーサブロック。
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