JP3116632B2 - 差動制限トルク制御装置 - Google Patents
差動制限トルク制御装置Info
- Publication number
- JP3116632B2 JP3116632B2 JP2882493A JP2882493A JP3116632B2 JP 3116632 B2 JP3116632 B2 JP 3116632B2 JP 2882493 A JP2882493 A JP 2882493A JP 2882493 A JP2882493 A JP 2882493A JP 3116632 B2 JP3116632 B2 JP 3116632B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer wheel
- slip state
- turning
- limiting torque
- differential limiting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右駆動輪間に付与す
る差動制限トルクにより旋回外輪のスリップ状態を電子
制御する差動制限トルク制御装置に関する。
る差動制限トルクにより旋回外輪のスリップ状態を電子
制御する差動制限トルク制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、左右駆動輪間に付与する差動制限
トルクにより旋回外輪のスリップ状態を電子制御する差
動制限トルク制御装置としては、例えば、特開平2−1
55842号公報に記載のものが知られている。
トルクにより旋回外輪のスリップ状態を電子制御する差
動制限トルク制御装置としては、例えば、特開平2−1
55842号公報に記載のものが知られている。
【0003】上記従来出典には、旋回時、実外輪スリッ
プ量を、路面への駆動伝達力と旋回に必要な横力とを保
つ範囲でアクセル増加量に応じて値が増加する目標外輪
スリップ量に一致する方向に差動制限トルクを制御する
ことにより、旋回加速時にアクセルの踏み加減によりテ
ールスライド量のコントロールを可能とする技術が示さ
れている。
プ量を、路面への駆動伝達力と旋回に必要な横力とを保
つ範囲でアクセル増加量に応じて値が増加する目標外輪
スリップ量に一致する方向に差動制限トルクを制御する
ことにより、旋回加速時にアクセルの踏み加減によりテ
ールスライド量のコントロールを可能とする技術が示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の差動制限トルク制御装置にあっては、外輪スリップ
量がアクセル操作量により決まってくるため、アクセル
操作量を一定にしての旋回時にはコーナ途中での外輪ス
リップ量とコーナ出口での外輪スリップ量が同じにな
り、コーナ途中でのアクセルコントロール性とコーナ出
口でのトラクション性能(加速性)との両立が難しい。
来の差動制限トルク制御装置にあっては、外輪スリップ
量がアクセル操作量により決まってくるため、アクセル
操作量を一定にしての旋回時にはコーナ途中での外輪ス
リップ量とコーナ出口での外輪スリップ量が同じにな
り、コーナ途中でのアクセルコントロール性とコーナ出
口でのトラクション性能(加速性)との両立が難しい。
【0005】例えば、コーナ途中でのアクセルコントロ
ール性を良くしようと差動制限トルクを弱めにすると、
コーナ出口でのトラクション性能が低くなり、コーナ出
口からの加速性に劣る。逆に、コーナ出口でのトラクシ
ョン性能を良くしようと差動制限トルクを強めにする
と、コーナ途中でのアクセルコントロール性に劣る。
ール性を良くしようと差動制限トルクを弱めにすると、
コーナ出口でのトラクション性能が低くなり、コーナ出
口からの加速性に劣る。逆に、コーナ出口でのトラクシ
ョン性能を良くしようと差動制限トルクを強めにする
と、コーナ途中でのアクセルコントロール性に劣る。
【0006】本発明は、上記のような問題に着目してな
されたもので、左右駆動輪間に付与する差動制限トルク
により旋回外輪のスリップ状態を電子制御する差動制限
トルク制御装置において、コーナ途中でのアクセルコン
トロール性とコーナ出口でのトラクション性能との両立
を図ることを課題とする。
されたもので、左右駆動輪間に付与する差動制限トルク
により旋回外輪のスリップ状態を電子制御する差動制限
トルク制御装置において、コーナ途中でのアクセルコン
トロール性とコーナ出口でのトラクション性能との両立
を図ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の差動制限トルク制御装置では、旋回外輪側で許
容するスリップ状態の増加ゲインを横加速度が大きいほ
ど小さな値に設定するゲイン設定手段を設け、アクセル
操作量に対応して設定される目標外輪スリップ状態を高
横加速度である程小さく低横加速度である程大きくして
差動制限トルク制御を行なう手段とした。
本発明の差動制限トルク制御装置では、旋回外輪側で許
容するスリップ状態の増加ゲインを横加速度が大きいほ
ど小さな値に設定するゲイン設定手段を設け、アクセル
操作量に対応して設定される目標外輪スリップ状態を高
横加速度である程小さく低横加速度である程大きくして
差動制限トルク制御を行なう手段とした。
【0008】すなわち、図1のクレーム対応図に示すよ
うに、左右駆動輪間に設けられ、外部からの制御指令に
応じた差動制限トルクを付与する差動制限トルク付与手
段aと、車体に作用する横加速度を検出する横加速度検
出手段bと、アクセル操作量を検出するアクセル操作量
検出手段cと、旋回外輪側で許容するスリップ状態の増
加ゲインを横加速度が大きいほど小さな値に設定するゲ
イン設定手段dと、設定ゲインによりアクセル操作量の
増加に応じて外輪側で許容するスリップ状態を設定する
目標外輪スリップ状態設定手段eと、左右駆動輪のそれ
ぞれのスリップ状態を検出する左駆動輪スリップ状態検
出手段f及び右駆動輪スリップ状態検出手段gと、旋回
時に旋回内輪と旋回外輪を識別する旋回時内外輪識別手
段hと、旋回時内外輪識別により左駆動輪スリップ状態
と右駆動輪スリップ状態の一方を実外輪スリップ状態と
して選択する実外輪スリップ状態選択手段iと、実外輪
スリップ状態を目標外輪スリップ状態に一致させる差動
制限トルクを得る制御指令を前記差動制限トルク付与手
段aに出力する差動制限トルク制御手段jとを備えてい
る。
うに、左右駆動輪間に設けられ、外部からの制御指令に
応じた差動制限トルクを付与する差動制限トルク付与手
段aと、車体に作用する横加速度を検出する横加速度検
出手段bと、アクセル操作量を検出するアクセル操作量
検出手段cと、旋回外輪側で許容するスリップ状態の増
加ゲインを横加速度が大きいほど小さな値に設定するゲ
イン設定手段dと、設定ゲインによりアクセル操作量の
増加に応じて外輪側で許容するスリップ状態を設定する
目標外輪スリップ状態設定手段eと、左右駆動輪のそれ
ぞれのスリップ状態を検出する左駆動輪スリップ状態検
出手段f及び右駆動輪スリップ状態検出手段gと、旋回
時に旋回内輪と旋回外輪を識別する旋回時内外輪識別手
段hと、旋回時内外輪識別により左駆動輪スリップ状態
と右駆動輪スリップ状態の一方を実外輪スリップ状態と
して選択する実外輪スリップ状態選択手段iと、実外輪
スリップ状態を目標外輪スリップ状態に一致させる差動
制限トルクを得る制御指令を前記差動制限トルク付与手
段aに出力する差動制限トルク制御手段jとを備えてい
る。
【0009】
【作用】加速旋回時、ゲイン設定手段dにおいて、旋回
外輪側で許容するスリップ状態の増加ゲインを横加速度
検出手段bからの横加速度が大きいほど小さな値に設定
され、目標外輪スリップ状態設定手段eにおいて、設定
ゲインによりアクセル操作量検出手段cからのアクセル
操作量の増加に応じて外輪側で許容する目標外輪スリッ
プ状態が設定される。
外輪側で許容するスリップ状態の増加ゲインを横加速度
検出手段bからの横加速度が大きいほど小さな値に設定
され、目標外輪スリップ状態設定手段eにおいて、設定
ゲインによりアクセル操作量検出手段cからのアクセル
操作量の増加に応じて外輪側で許容する目標外輪スリッ
プ状態が設定される。
【0010】一方、左駆動輪スリップ状態検出手段f及
び右駆動輪スリップ状態検出手段gにおいて、左右駆動
輪のそれぞれのスリップ状態が検出され、旋回時内外輪
識別手段hにおいて、旋回時に旋回内輪と旋回外輪が識
別され、実外輪スリップ状態選択手段iにおいて、旋回
時内外輪識別により左駆動輪スリップ状態と右駆動輪ス
リップ状態の一方が実外輪スリップ状態として選択され
る。
び右駆動輪スリップ状態検出手段gにおいて、左右駆動
輪のそれぞれのスリップ状態が検出され、旋回時内外輪
識別手段hにおいて、旋回時に旋回内輪と旋回外輪が識
別され、実外輪スリップ状態選択手段iにおいて、旋回
時内外輪識別により左駆動輪スリップ状態と右駆動輪ス
リップ状態の一方が実外輪スリップ状態として選択され
る。
【0011】そして、差動制限トルク制御手段jにおい
て、実外輪スリップ状態を目標外輪スリップ状態に一致
させる差動制限トルクを得る制御指令が、左右駆動輪間
に設けられ、外部からの制御指令に応じた差動制限トル
クを付与する差動制限トルク付与手段aに出力される。
て、実外輪スリップ状態を目標外輪スリップ状態に一致
させる差動制限トルクを得る制御指令が、左右駆動輪間
に設けられ、外部からの制御指令に応じた差動制限トル
クを付与する差動制限トルク付与手段aに出力される。
【0012】したがって、加速旋回のうち横加速度が高
い旋回中期においては、旋回外輪側で許容するスリップ
状態の増加ゲインが小さく設定されることで、外輪側で
許容するアクセル操作量に応じた目標外輪スリップ状態
が小さく設定され、旋回外輪側で高いコーナリングフォ
ースが保たれることで、旋回安定性並びにアクセルコン
トロール性が確保される。
い旋回中期においては、旋回外輪側で許容するスリップ
状態の増加ゲインが小さく設定されることで、外輪側で
許容するアクセル操作量に応じた目標外輪スリップ状態
が小さく設定され、旋回外輪側で高いコーナリングフォ
ースが保たれることで、旋回安定性並びにアクセルコン
トロール性が確保される。
【0013】また、加速旋回のうち横加速度が低い旋回
後期においては、旋回外輪側で許容するスリップ状態の
増加ゲインが大きく設定されることで、外輪側で許容す
るアクセル操作量に応じた目標外輪スリップ状態が大き
く設定され、運転者の意志に反映した高い加速性を発揮
するトラクション性能が確保される。
後期においては、旋回外輪側で許容するスリップ状態の
増加ゲインが大きく設定されることで、外輪側で許容す
るアクセル操作量に応じた目標外輪スリップ状態が大き
く設定され、運転者の意志に反映した高い加速性を発揮
するトラクション性能が確保される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0015】まず、構成を説明する。
【0016】図2は本発明実施例の差動制限トルク制御
装置が適用された後輪駆動車の全体システム図である。
装置が適用された後輪駆動車の全体システム図である。
【0017】図2において、1はエンジン、2はトラン
スミッション、3はプロペラシャフト、4は電制リミテ
ッドスリップディファレンシャル(以下、電制LSDと
略称する)、5,6は後輪、7,8は前輪である。
スミッション、3はプロペラシャフト、4は電制リミテ
ッドスリップディファレンシャル(以下、電制LSDと
略称する)、5,6は後輪、7,8は前輪である。
【0018】前記電制LSD4には、油圧ユニット9か
ら付与されるクラッチ制御圧に応じて左右後輪5,6間
に差動制限トルクを発生させる差動制限クラッチ10が
内蔵されている。
ら付与されるクラッチ制御圧に応じて左右後輪5,6間
に差動制限トルクを発生させる差動制限クラッチ10が
内蔵されている。
【0019】前記油圧ユニット9は、油圧源11とLS
D制御バルブ12とを有して構成されている。尚、油圧
ユニット9及び差動制限クラッチ10は、差動制限トル
ク付与手段aに相当する。
D制御バルブ12とを有して構成されている。尚、油圧
ユニット9及び差動制限クラッチ10は、差動制限トル
ク付与手段aに相当する。
【0020】前記LSD制御バルブ12は、LSDコン
トローラ13からの制御電流ILSDにより制御作動を
し、差動制限クラッチ10へのクラッチ制御圧を作り出
す。
トローラ13からの制御電流ILSDにより制御作動を
し、差動制限クラッチ10へのクラッチ制御圧を作り出
す。
【0021】前記LSDコントローラ13には、左前輪
回転センサ14からの左前輪回転数NFLと、右前輪回転
センサ15からの右前輪回転数NFRと、左後輪回転セン
サ16からの左後輪回転数NRLと、右後輪回転センサ1
7からの右後輪回転数NRRと、横加速度センサ18(横
加速度検出手段bに相当)からの横加速度YG と、前後
加速度センサ19からの前後加速度XG と、アクセル開
度センサ20(アクセル操作量検出手段cに相当)から
のアクセル開度ACCと、ブレーキスイッチ21からのス
イッチ信号BSと、ABSコントローラ22からのABS
作動信号ASなどが入力される。
回転センサ14からの左前輪回転数NFLと、右前輪回転
センサ15からの右前輪回転数NFRと、左後輪回転セン
サ16からの左後輪回転数NRLと、右後輪回転センサ1
7からの右後輪回転数NRRと、横加速度センサ18(横
加速度検出手段bに相当)からの横加速度YG と、前後
加速度センサ19からの前後加速度XG と、アクセル開
度センサ20(アクセル操作量検出手段cに相当)から
のアクセル開度ACCと、ブレーキスイッチ21からのス
イッチ信号BSと、ABSコントローラ22からのABS
作動信号ASなどが入力される。
【0022】次に、作用を説明する。
【0023】[差動制限トルク制御作動処理] 図3はLSDコントローラ13で10msecの制御周期で行
なわれる差動制限トルク制御作動処理の流れを示すフロ
ーチャートであり、以下、各ステップについて説明す
る。
なわれる差動制限トルク制御作動処理の流れを示すフロ
ーチャートであり、以下、各ステップについて説明す
る。
【0024】ステップ30では、左前輪回転数NFLと、
右前輪回転数NFRと、左後輪回転数NRLと、右後輪回転
数NRRと、横加速度YG と、アクセル開度ACCとが読み
込まれる。
右前輪回転数NFRと、左後輪回転数NRLと、右後輪回転
数NRRと、横加速度YG と、アクセル開度ACCとが読み
込まれる。
【0025】ステップ31では、各車輪回転数NFL,N
FR,NRL,NRRからそれぞれ左前輪速VFLと、右前輪速
VFRと、左後輪速VRLと、右後輪速VRRが演算される。
FR,NRL,NRRからそれぞれ左前輪速VFLと、右前輪速
VFRと、左後輪速VRLと、右後輪速VRRが演算される。
【0026】ステップ32では、左前輪速VFLと右前輪
速VFRとの平均値により車体速VFが演算される。
速VFRとの平均値により車体速VFが演算される。
【0027】ステップ33では、横加速度YG によりゲ
インKを求め(ゲイン設定手段dに相当)、このゲイン
Kとアクセル開度ACCにより目標外輪スリップ比SA が
演算される(目標外輪スリップ状態設定手段eに相
当)。
インKを求め(ゲイン設定手段dに相当)、このゲイン
Kとアクセル開度ACCにより目標外輪スリップ比SA が
演算される(目標外輪スリップ状態設定手段eに相
当)。
【0028】ここで、ゲインKは、図4に示すように、
横加速度YG が0≦YG ≦YGOの低横加速度領域ではK
=K2 (最大値)で与えられ、YGO<YG <1.0Gの領域
では、横加速度YG の増加に伴ってゲインKは小さな値
で与えられ、YG ≧1.0Gの高横加速度域ではK=K1
(最小値)で与えられる。
横加速度YG が0≦YG ≦YGOの低横加速度領域ではK
=K2 (最大値)で与えられ、YGO<YG <1.0Gの領域
では、横加速度YG の増加に伴ってゲインKは小さな値
で与えられ、YG ≧1.0Gの高横加速度域ではK=K1
(最小値)で与えられる。
【0029】目標外輪スリップ比SA は、横加速度YG
に応じて決められたゲインKとアクセル開度ACCによ
り、SA =K・ACCの式により演算されるもので、図5
に示すように、アクセル開度ACCが100%の時、K=
K1 であれば約10%の外輪スリップ比が目標となり、
K=K2 であれば約20%の外輪スリップ比が目標とな
る。
に応じて決められたゲインKとアクセル開度ACCによ
り、SA =K・ACCの式により演算されるもので、図5
に示すように、アクセル開度ACCが100%の時、K=
K1 であれば約10%の外輪スリップ比が目標となり、
K=K2 であれば約20%の外輪スリップ比が目標とな
る。
【0030】ステップ34では、左右後輪のスリップ比
SL ,SR がそれぞれ下記の式により演算される(左駆
動輪スリップ状態検出手段f及び右駆動輪スリップ状態
検出手段gに相当)。
SL ,SR がそれぞれ下記の式により演算される(左駆
動輪スリップ状態検出手段f及び右駆動輪スリップ状態
検出手段gに相当)。
【0031】 SL ={(VRL−VF )/VRL}×100(%) SR ={(VRR−VF )/VRR}×100(%) ステップ35では、センサ信号による横加速度YG の出
方により右旋回時か左旋回時かの判別と同時に左右後輪
のうちいずれが旋回外輪側となるかの判別が行なわれる
(旋回時内外輪識別手段hに相当)。
方により右旋回時か左旋回時かの判別と同時に左右後輪
のうちいずれが旋回外輪側となるかの判別が行なわれる
(旋回時内外輪識別手段hに相当)。
【0032】ステップ36では、旋回外輪速である左後
輪速VRLが旋回内輪速である右後輪速VRR未満かどうか
が判断される。
輪速VRLが旋回内輪速である右後輪速VRR未満かどうか
が判断される。
【0033】ステップ37では、ステップ36において
旋回初期等であって旋回半径差によりVRL≧VRRの関係
にある時、左右後輪の差動を許容するべく差動制限トル
クをゼロにする制御信号が出力される。
旋回初期等であって旋回半径差によりVRL≧VRRの関係
にある時、左右後輪の差動を許容するべく差動制限トル
クをゼロにする制御信号が出力される。
【0034】ステップ38では、左後輪スリップ比SL
が目標外輪スリップ比SA を越えているかどうかが判断
される。
が目標外輪スリップ比SA を越えているかどうかが判断
される。
【0035】ステップ39では、左後輪スリップ比SL
と目標外輪スリップ比SA が同じかどうかが判断され
る。
と目標外輪スリップ比SA が同じかどうかが判断され
る。
【0036】ステップ40では、ステップ38での判断
によりSL >SA の時、旋回外輪である左後輪への駆動
力伝達を減少させるべく差動制限トルクを減少させる制
御信号が出力される。
によりSL >SA の時、旋回外輪である左後輪への駆動
力伝達を減少させるべく差動制限トルクを減少させる制
御信号が出力される。
【0037】ステップ41では、ステップ38とステッ
プ39での判断によりSL <SA の時、旋回外輪である
左後輪への駆動力伝達を増大させるべく差動制限トルク
を増大させる制御信号が出力される。
プ39での判断によりSL <SA の時、旋回外輪である
左後輪への駆動力伝達を増大させるべく差動制限トルク
を増大させる制御信号が出力される。
【0038】なお、SL =SA の時にはその状態を保持
するべく現在出力されている制御信号がそのまま保持さ
れ、この増大・減少・保持を繰り返すことにより右旋回
時において旋回外輪の左後輪スリップ比SL を目標外輪
スリップ比SA に一致させる差動制限トルク制御が行な
われる。
するべく現在出力されている制御信号がそのまま保持さ
れ、この増大・減少・保持を繰り返すことにより右旋回
時において旋回外輪の左後輪スリップ比SL を目標外輪
スリップ比SA に一致させる差動制限トルク制御が行な
われる。
【0039】ステップ42では、旋回外輪速である右後
輪速VRRが旋回内輪速である左後輪速VRL未満かどうか
が判断される。
輪速VRRが旋回内輪速である左後輪速VRL未満かどうか
が判断される。
【0040】ステップ43では、ステップ42において
旋回初期等であって旋回半径差によりVRR≧VRLの関係
にある時、左右後輪の差動を許容するべく差動制限トル
クをゼロにする制御信号が出力される。
旋回初期等であって旋回半径差によりVRR≧VRLの関係
にある時、左右後輪の差動を許容するべく差動制限トル
クをゼロにする制御信号が出力される。
【0041】ステップ44では、右後輪スリップ比SR
が目標外輪スリップ比SA を越えているかどうかが判断
される。
が目標外輪スリップ比SA を越えているかどうかが判断
される。
【0042】ステップ45では、右後輪スリップ比SR
と目標外輪スリップ比SA が同じかどうかが判断され
る。
と目標外輪スリップ比SA が同じかどうかが判断され
る。
【0043】ステップ46では、ステップ44での判断
によりSR >SA の時、旋回外輪である右後輪への駆動
力伝達を減少させるべく差動制限トルクを減少させる制
御信号が出力される。
によりSR >SA の時、旋回外輪である右後輪への駆動
力伝達を減少させるべく差動制限トルクを減少させる制
御信号が出力される。
【0044】ステップ47では、ステップ44とステッ
プ45での判断によりSR <SA の時、旋回外輪である
右後輪への駆動力伝達を増大させるべく差動制限トルク
を増大させる制御信号が出力される。
プ45での判断によりSR <SA の時、旋回外輪である
右後輪への駆動力伝達を増大させるべく差動制限トルク
を増大させる制御信号が出力される。
【0045】なお、SR =SA の時にはその状態を保持
するべく現在出力されている制御信号がそのまま保持さ
れ、この増大・減少・保持を繰り返すことにより左旋回
時において旋回外輪の右後輪スリップ比SR を目標外輪
スリップ比SA に一致させる差動制限トルク制御が行な
われる。
するべく現在出力されている制御信号がそのまま保持さ
れ、この増大・減少・保持を繰り返すことにより左旋回
時において旋回外輪の右後輪スリップ比SR を目標外輪
スリップ比SA に一致させる差動制限トルク制御が行な
われる。
【0046】以上のステップ36〜ステップ47は、実
外輪スリップ状態選択手段i及び差動制限トルク制御手
段jに相当する。
外輪スリップ状態選択手段i及び差動制限トルク制御手
段jに相当する。
【0047】[加速旋回時]旋回途中からアクセル踏み
込み量を増して加速旋回を行なう時の作用について説明
する。
込み量を増して加速旋回を行なう時の作用について説明
する。
【0048】*旋回初期 例えば、右旋回初期であってVRL≧VRRの時には、図3
のフローチャートで、ステップ30→ステップ31→ス
テップ32→ステップ33→ステップ34→ステップ3
5→ステップ36→ステップ37へと進む流れとなり、
ステップ37では、差動制限トルクがゼロとされる。
のフローチャートで、ステップ30→ステップ31→ス
テップ32→ステップ33→ステップ34→ステップ3
5→ステップ36→ステップ37へと進む流れとなり、
ステップ37では、差動制限トルクがゼロとされる。
【0049】また、右旋回初期であってVRL<VRRの時
には、横加速度YG が小さく、ゲインKは最大値K2 に
設定されることになるが、アクセル開度ACCがアクセル
踏み込み前で小さいことから目標外輪スリップ比SA は
小さな値となり、外輪スリップ量の許容幅が狭く、差動
制限トルクが低めの制御となる。
には、横加速度YG が小さく、ゲインKは最大値K2 に
設定されることになるが、アクセル開度ACCがアクセル
踏み込み前で小さいことから目標外輪スリップ比SA は
小さな値となり、外輪スリップ量の許容幅が狭く、差動
制限トルクが低めの制御となる。
【0050】したがって、旋回初期には、いずれの場合
であっても旋回外輪のスリップ比は小さく抑えられるこ
とになり、図6のコーナリングフォースCFの特性に示
すように、高いコーナリングフォースCFが得られ、旋
回安定性が確保される。
であっても旋回外輪のスリップ比は小さく抑えられるこ
とになり、図6のコーナリングフォースCFの特性に示
すように、高いコーナリングフォースCFが得られ、旋
回安定性が確保される。
【0051】*旋回中期 上記旋回初期からアクセル踏み込み量を増してゆく旋回
中期においては、アクセル開度ACCの増大に対して少し
遅れて横加速度YG の増大するし、加速旋回において最
大の横加速度が発生する。
中期においては、アクセル開度ACCの増大に対して少し
遅れて横加速度YG の増大するし、加速旋回において最
大の横加速度が発生する。
【0052】したがって、アクセル開度ACCの増大によ
り、図5からも明らかなように、目標外輪スリップ比S
A が大きくなるが、遅れて発生する横加速度YG の増大
によりゲインKが最大値K2 から最小値K1 へと小さく
なる。
り、図5からも明らかなように、目標外輪スリップ比S
A が大きくなるが、遅れて発生する横加速度YG の増大
によりゲインKが最大値K2 から最小値K1 へと小さく
なる。
【0053】結果として、高い開度域でアクセル開度A
CCを一定にした場合、目標外輪スリップ比SA が横加速
度YG が大きくなるほどゲインKが低下することにより
小さくなってゆく。
CCを一定にした場合、目標外輪スリップ比SA が横加速
度YG が大きくなるほどゲインKが低下することにより
小さくなってゆく。
【0054】例えば、アクセル開度ACCが100%で、
横加速度YG の増大によりゲインKがK2 からK1 へと
変化し、目標外輪スリップ比SA が20%から10%へ
低下した場合、図6に示すように、タイヤ−路面摩擦係
数μの減少傾向とコーナリングフォースCFの増加傾向
とが同時進行で発生し、加速性が低下するものの旋回に
必要なコーナリングフォースCFの増加により旋回安定
性が確保される。
横加速度YG の増大によりゲインKがK2 からK1 へと
変化し、目標外輪スリップ比SA が20%から10%へ
低下した場合、図6に示すように、タイヤ−路面摩擦係
数μの減少傾向とコーナリングフォースCFの増加傾向
とが同時進行で発生し、加速性が低下するものの旋回に
必要なコーナリングフォースCFの増加により旋回安定
性が確保される。
【0055】そして、高い横加速度域で横加速度YG が
ほぼ一定とされる場合、ゲインKが最小値K1 あるいは
最小値に近い値に維持され、この高横加速度域でアクセ
ル開度ACCを変化させても目標外輪スリップ比SA の変
化勾配が小さく抑えられるし、最大値もほぼ10%と小
さく抑えられる。
ほぼ一定とされる場合、ゲインKが最小値K1 あるいは
最小値に近い値に維持され、この高横加速度域でアクセ
ル開度ACCを変化させても目標外輪スリップ比SA の変
化勾配が小さく抑えられるし、最大値もほぼ10%と小
さく抑えられる。
【0056】例えば、高μ路での高横加速度加速旋回中
であってゲインKが最小値K1 の限界旋回時、横加速度
を一定に保つようにアクセルを微妙に操作しても外輪ス
リップ比が10%以下の領域が維持され、差動制限トル
クも低めの制御が維持されることで、図6に示すよう
に、高いコーナリングフォースCFが発生し、これによ
り旋回途中での高いアクセルコントロール性が確保され
る。
であってゲインKが最小値K1 の限界旋回時、横加速度
を一定に保つようにアクセルを微妙に操作しても外輪ス
リップ比が10%以下の領域が維持され、差動制限トル
クも低めの制御が維持されることで、図6に示すよう
に、高いコーナリングフォースCFが発生し、これによ
り旋回途中での高いアクセルコントロール性が確保され
る。
【0057】*旋回後期 コーナ出口での加速旋回後期では、アクセルを踏み込ん
だままであるが、横加速度が急に低下してゆく。
だままであるが、横加速度が急に低下してゆく。
【0058】したがって、高アクセル開度域で横加速度
YG の低下に伴ってゲインKがK1 からK2 へと高くな
ることで、目標外輪スリップ比SA が高まり、差動制限
トルクが高めの制御となる。
YG の低下に伴ってゲインKがK1 からK2 へと高くな
ることで、目標外輪スリップ比SA が高まり、差動制限
トルクが高めの制御となる。
【0059】例えば、アクセル開度ACCが100%で、
横加速度YG の減少によりゲインKがK1 からK2 へと
変化し、目標外輪スリップ比SA が10%から20%へ
増大した場合、図6に示すように、タイヤ−路面摩擦係
数μの増加傾向とコーナリングフォースCFの減少傾向
とが同時進行で発生し、旋回安定性が低下するもののタ
イヤ−路面摩擦係数μの増加により加速性が高まり、ト
ラクション性能が向上する。
横加速度YG の減少によりゲインKがK1 からK2 へと
変化し、目標外輪スリップ比SA が10%から20%へ
増大した場合、図6に示すように、タイヤ−路面摩擦係
数μの増加傾向とコーナリングフォースCFの減少傾向
とが同時進行で発生し、旋回安定性が低下するもののタ
イヤ−路面摩擦係数μの増加により加速性が高まり、ト
ラクション性能が向上する。
【0060】なお、低横加速度域では、コーナリングフ
ォースCFの影響が小さいため、トラクション性能を優
先するのが好ましいもので、図4の横加速度YG が0≦
YG ≦YGOの低横加速度領域ではK=K2 (最大値)で
与えているのは、このことを反映している。
ォースCFの影響が小さいため、トラクション性能を優
先するのが好ましいもので、図4の横加速度YG が0≦
YG ≦YGOの低横加速度領域ではK=K2 (最大値)で
与えているのは、このことを反映している。
【0061】次に、効果を説明する。
【0062】(1)左右後輪5,6間に付与する差動制
限トルクにより外輪スリップ比を電子制御する差動制限
トルク制御装置において、旋回外輪側で許容する目標外
輪スリップ比SA の増加ゲインKを横加速度YG が大き
いほど小さな値に設定し、アクセル開度ACCに対応して
設定される目標外輪スリップ比SA を高横加速度である
程小さく低横加速度である程大きくして差動制限トルク
制御を行なう装置としたため、コーナ途中でのアクセル
コントロール性とコーナ出口でのトラクション性能との
両立を図ることができる。
限トルクにより外輪スリップ比を電子制御する差動制限
トルク制御装置において、旋回外輪側で許容する目標外
輪スリップ比SA の増加ゲインKを横加速度YG が大き
いほど小さな値に設定し、アクセル開度ACCに対応して
設定される目標外輪スリップ比SA を高横加速度である
程小さく低横加速度である程大きくして差動制限トルク
制御を行なう装置としたため、コーナ途中でのアクセル
コントロール性とコーナ出口でのトラクション性能との
両立を図ることができる。
【0063】(2)横加速度YG に対するゲインKを、
横加速度YG が0≦YG ≦YGOの低横加速度領域ではK
=K2 (最大値)で与えるようにしたため、加速旋回時
の旋回後期のみならず、横加速度の小さい追い越し時や
車線変更時にトラクション性能が優先され、高い加速性
を発揮させることができる。
横加速度YG が0≦YG ≦YGOの低横加速度領域ではK
=K2 (最大値)で与えるようにしたため、加速旋回時
の旋回後期のみならず、横加速度の小さい追い越し時や
車線変更時にトラクション性能が優先され、高い加速性
を発揮させることができる。
【0064】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0065】例えば、実施例では、油圧式の多板クラッ
チにより差動制限トルクを付与する例を示したが、外部
からの制御指令により可変に差動制限トルクを制御でき
るものであれば電磁クラッチなどであっても良い。
チにより差動制限トルクを付与する例を示したが、外部
からの制御指令により可変に差動制限トルクを制御でき
るものであれば電磁クラッチなどであっても良い。
【0066】実施例では、後輪駆動車への適用例を示し
たが、前輪駆動車にも適用することができる。
たが、前輪駆動車にも適用することができる。
【0067】実施例では、横加速度YG に対するゲイン
Kの特性として図4に示す特性を示したが、この特性に
限られず、直線勾配により低下させる特性としたり緩や
かな曲線勾配により低下させる特性としてもよい。
Kの特性として図4に示す特性を示したが、この特性に
限られず、直線勾配により低下させる特性としたり緩や
かな曲線勾配により低下させる特性としてもよい。
【0068】実施例では、スリップ状態としてスリップ
比を用いる例を示したが、スリップ率やスリップ量とし
てもよい。
比を用いる例を示したが、スリップ率やスリップ量とし
てもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明にあって
は、左右駆動輪間に付与する差動制限トルクにより旋回
外輪のスリップ状態を電子制御する差動制限トルク制御
装置において、旋回外輪側で許容するスリップ状態の増
加ゲインを横加速度が大きいほど小さな値に設定するゲ
イン設定手段を設け、アクセル操作量に対応して設定さ
れる目標外輪スリップ状態を高横加速度である程小さく
低横加速度である程大きくして差動制限トルク制御を行
なう装置としたため、コーナ途中でのアクセルコントロ
ール性とコーナ出口でのトラクション性能との両立を図
ることができるという効果が得られる。
は、左右駆動輪間に付与する差動制限トルクにより旋回
外輪のスリップ状態を電子制御する差動制限トルク制御
装置において、旋回外輪側で許容するスリップ状態の増
加ゲインを横加速度が大きいほど小さな値に設定するゲ
イン設定手段を設け、アクセル操作量に対応して設定さ
れる目標外輪スリップ状態を高横加速度である程小さく
低横加速度である程大きくして差動制限トルク制御を行
なう装置としたため、コーナ途中でのアクセルコントロ
ール性とコーナ出口でのトラクション性能との両立を図
ることができるという効果が得られる。
【図1】本発明の差動制限トルク制御装置を示すクレー
ム対応図である。
ム対応図である。
【図2】実施例の差動制限トルク制御装置が適用された
後輪駆動車の全体システム図である。
後輪駆動車の全体システム図である。
【図3】実施例装置のLSDコントローラで行なわれる
差動制限トルク制御作動処理の流れを示すフローチャー
トである。
差動制限トルク制御作動処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図4】実施例装置での横加速度YG に対するゲインK
の特性図である。
の特性図である。
【図5】実施例装置でのアクセル開度ACCに対する目標
外輪スリップ比SA の特性図である。
外輪スリップ比SA の特性図である。
【図6】スリップ比に対するコーナリングフォースCF
及びタイヤ−路面間摩擦係数μの特性図である。
及びタイヤ−路面間摩擦係数μの特性図である。
a 差動制限トルク付与手段 b 横加速度検出手段 c アクセル操作量検出手段 d ゲイン設定手段 e 目標外輪スリップ状態設定手段 f 左駆動輪スリップ状態検出手段 g 右駆動輪スリップ状態検出手段 h 旋回時内外輪識別手段 i 実外輪スリップ状態選択手段 j 差動制限トルク制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 左右駆動輪間に設けられ、外部からの制
御指令に応じた差動制限トルクを付与する差動制限トル
ク付与手段と、 車体に作用する横加速度を検出する横加速度検出手段
と、 アクセル操作量を検出するアクセル操作量検出手段と、 旋回外輪側で許容するスリップ状態の増加ゲインを横加
速度が大きいほど小さな値に設定するゲイン設定手段
と、 設定ゲインによりアクセル操作量の増加に応じて外輪側
で許容するスリップ状態を設定する目標外輪スリップ状
態設定手段と、 左右駆動輪のそれぞれのスリップ状態を検出する左駆動
輪スリップ状態検出手段及び右駆動輪スリップ状態検出
手段と、 旋回時に旋回内輪と旋回外輪を識別する旋回時内外輪識
別手段と、 旋回時内外輪識別により左駆動輪スリップ状態と右駆動
輪スリップ状態の一方を実外輪スリップ状態として選択
する実外輪スリップ状態選択手段と、 実外輪スリップ状態を目標外輪スリップ状態に一致させ
る差動制限トルクを得る制御指令を前記差動制限トルク
付与手段に出力する差動制限トルク制御手段と、 を備えていることを特徴とする差動制限トルク制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2882493A JP3116632B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 差動制限トルク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2882493A JP3116632B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 差動制限トルク制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06239163A JPH06239163A (ja) | 1994-08-30 |
JP3116632B2 true JP3116632B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=12259148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2882493A Expired - Lifetime JP3116632B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 差動制限トルク制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3116632B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7063258B2 (ja) * | 2018-12-17 | 2022-05-09 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の駆動力制御装置 |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP2882493A patent/JP3116632B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06239163A (ja) | 1994-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2760865B2 (ja) | 四輪駆動車のトラクション制御装置 | |
JP3214169B2 (ja) | 差動制限トルク制御装置 | |
JP3214172B2 (ja) | 差動制限トルク制御装置 | |
GB2277610A (en) | Variable gain traction control | |
JP3116632B2 (ja) | 差動制限トルク制御装置 | |
JP3214176B2 (ja) | 差動制限トルク制御装置 | |
JP3027894B2 (ja) | 差動制限トルク制御装置 | |
JP2837897B2 (ja) | 車両用加速スリップ制御装置 | |
JP3412232B2 (ja) | 差動制限トルク制御装置 | |
JP2770670B2 (ja) | 前後輪と左右輪の駆動力配分総合制御装置 | |
JP3355767B2 (ja) | 差動制限トルク制御装置 | |
JP3186879B2 (ja) | 差動制限トルク制御装置 | |
JPH04243652A (ja) | 車両のアンチスキッド制御装置 | |
JP3409418B2 (ja) | 差動制限トルク制御装置 | |
JP3325345B2 (ja) | 4輪駆動車の駆動力制御装置 | |
JP3301220B2 (ja) | 左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御装置 | |
JP3424768B2 (ja) | 左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御装置 | |
JP3295974B2 (ja) | アンチスキッド制御装置 | |
JP3116670B2 (ja) | 差動制限トルク制御装置 | |
JP2864903B2 (ja) | 差動制限トルク制御装置 | |
JP2002096652A (ja) | カウンタステア判定装置 | |
JP2002205570A (ja) | 車両用差動制限装置 | |
JPH0624349A (ja) | 四輪操舵とトラクションとの総合制御装置 | |
JP3472988B2 (ja) | 車両の差動制限装置 | |
JP2002096651A (ja) | 車両用差動制限装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081006 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 12 |