JP3424768B2 - 左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御装置 - Google Patents

左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御装置

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JP3424768B2
JP3424768B2 JP13542394A JP13542394A JP3424768B2 JP 3424768 B2 JP3424768 B2 JP 3424768B2 JP 13542394 A JP13542394 A JP 13542394A JP 13542394 A JP13542394 A JP 13542394A JP 3424768 B2 JP3424768 B2 JP 3424768B2
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博樹 佐々木
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右輪駆動力配分制御
システムと前後輪駆動力配分制御システムが搭載された
車両に適用される左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、低摩擦係数路での発進時や中間加
速時においてハンチング防止する四輪駆動車の駆動力配
分制御装置としては、例えば、特開平2−290728
号公報や特開平2−290729号公報に記載されてい
る装置が知られている。
【0003】この従来出典には、クラッチを介してエン
ジン駆動力が伝達されるクラッチ締結駆動輪のホイール
スピンを検出する締結駆動輪ホイールスピン検出手段か
らのホイールスピン検出時、通常の前後輪回転速度差対
応の駆動力配分制御に代え前後加速度対応の駆動力配分
制御を行なう技術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置にあっては、締結駆動輪ホイールスピン検出手段
が、平均値によるクラッチ締結駆動輪速と車体速との差
により締結駆動輪ホイールスピンを検出するものであっ
たため、不要なホイールスピン対応制御を防止するため
にホイールスピン判断しきい値を大きく設定した場合、
片輪が高μ路で片輪が低μ路であるスプリットμ路発進
時等では、低μ路側の車輪速は高くなっても高μ路側の
車輪速が低いことで、平均値によるクラッチ締結駆動輪
速が左右低μ路での発進時のように高くならず、ホイー
ルスピンであると検出されなかったりホイールスピン検
出が遅れ、前後輪回転速度差対応の駆動力配分制御が続
行されることで制御ハンチングを起こしてしまうという
問題が残る。
【0005】ここで、スプリットμ路発進時における制
御ハンチングの発生メカニズムについて説明する。
【0006】後輪駆動ベースの四輪駆動車の場合、エン
ジン直結駆動輪である後輪に対しクラッチ締結駆動輪で
ある前輪は駆動系イナーシャ(慣性)が小さい。よっ
て、スプリットμ路発進後にすぐに後輪がホイールスピ
ンすることにより前後輪回転速度差が発生すると、クラ
ッチ締結力が増し、駆動力が前輪へ伝達される。そうす
ると、駆動系イナーシャの小さい低μ路側の前輪は急速
に回転を増して過回転し、見かけ上の前後輪回転速度差
が減少し、クラッチ締結力が減じられる。そうすると、
駆動系イナーシャの小さい低μ路側の前輪は急にグリッ
プし、再び前後輪回転速度差が発生し、クラッチ締結力
を増すというように、低μ路側の前輪はクラッチ締結力
の増減に伴ってホイールスピンとグリップとを繰り返
し、図5に示すように、ETSトルク(クラッチ締結
力)が制御ハンチングを起こす。
【0007】本発明は、上記問題点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、左右輪駆動力配分制
御システムと前後輪駆動力配分制御システムが搭載され
た車両に適用される左右輪と前後輪の駆動力配分総合制
御装置において、スプリットμ路の早期判断に基づき応
答良く制御ハンチングの防止を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の第1の発明の左右輪と前後輪の駆動力配
分総合制御装置では、図1のクレーム対応図に示すよう
に、所定の入力情報に基づいて左右輪への駆動力配分を
制御する左右輪駆動力配分制御システムaと、前後輪回
転速度差検出手段cにより検出される前後輪回転速度差
が大きいほど直結駆動輪への駆動力配分を少なくしクラ
ッチ締結駆動輪への駆動力配分を多くする前後輪への駆
動力配分を制御を行なう前後輪駆動力配分制御システム
bと、を備えた車両において、左右駆動輪回転速度差検
出手段dにより検出される左右駆動輪回転速度差の発生
に基づき左右輪駆動輪の差動を制限する制御が実行され
かどうかを判断する差動制限制御実行判断手段eと、
左右輪駆動力配分制御システムaで左右駆動輪回転速度
差の発生に基づき差動制限制御が実行されると判断され
た時、左右の路面摩擦係数が異なるスプリットμ路であ
ると判断するスプリットμ路判断手段fと、スプリット
μ路判断時に前後輪駆動力配分制御システムbにより出
力される駆動力配分指令値の変化量を制限して前後輪駆
動力配分制御を行なうスプリットμ路対応前後輪駆動力
配分制御手段gと、を備えていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の第2の発明の左右輪と前後
輪の駆動力配分総合制御装置では、請求項1記載の左右
輪と前後輪の駆動力配分総合制御装置において、前記ス
プリットμ路判断手段fは、車体速検出手段hからの車
体速が設定車体速以下で、左右輪駆動力配分制御システ
ムで左右駆動輪回転速度差の発生に基づき差動制限制御
が実行されると判断された時、左右の路面摩擦係数が異
なるスプリットμ路発進時であると判断する手段である
ことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の第3の発明の左右輪と前後
輪の駆動力配分総合制御装置では、請求項1または請求
項2記載の左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御装置に
おいて、前記スプリットμ路対応前後輪駆動力配分制御
手段gは、指令値変化の上限値と下限値以内に抑えるフ
ィルタ処理により駆動力配分指令値の変化量を制限する
手段であることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の第4の発明の左右輪と前後
輪の駆動力配分総合制御装置では、請求項1〜請求項3
記載の左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御装置におい
て、前記左右輪駆動力配分制御システムaは、少なくと
も左右駆動輪速差対応差動制限トルクとアクセル開度対
応差動制限トルクのセレクトハイにより差動制限トルク
を付与するシステムであり、前記差動制限制御実行判断
手段eは、セレクトハイにより左右駆動輪速差対応差動
制限トルクが選択された時、左右駆動輪回転速度差の発
生に基づき左右輪駆動輪の差動を制限する制御が実行さ
れると判断する手段であることを特徴とする。
【0012】
【作用】第1の発明の作用を説明する。
【0013】発進時や走行時等で、差動制限制御実行判
断手段eにおいて、左右駆動輪回転速度差検出手段dに
より検出される左右駆動輪回転速度差の発生に基づき左
右輪駆動輪の差動を制限する制御が実行されるかどうか
が判断され、スプリットμ路判断手段fにおいて、左右
輪駆動力配分制御システムaで左右駆動輪回転速度差の
発生に基づき差動制限制御が実行されると判断された
、左右の路面摩擦係数が異なるスプリットμ路である
と判断され、スプリットμ路対応前後輪駆動力配分制御
手段gにおいて、スプリットμ路判断時に前後輪駆動力
配分制御システムbにより出力される駆動力配分指令値
の変化量を制限して前後輪駆動力配分制御が行なわれ
る。
【0014】このように、左右輪駆動力配分制御システ
ムaが搭載されている車両では、左右駆動輪回転速度差
の発生に基づき左右輪駆動輪の差動を制限する制御が
行されることが、スプリットμ路の推定情報となり得る
ことに着目し、この情報を用いることで、車輪速と車体
速との比較によりスプリットμ路を判断する場合に比
べ、早期にスプリットμ路の判断が行なわれる。
【0015】そして、スプリットμ路であると推定判断
されると、前後輪駆動力配分制御システムbにより出力
される駆動力配分指令値の変化量を制限して前後輪駆動
力配分制御を行なうことで、応答良く制御ハンチングが
防止される。
【0016】尚、スプリットμ路判断条件が、左右駆動
輪回転速度差の発生に基づいて差動制限制御が実行され
という条件のみにしていることに伴い、誤判断される
ことがあり得るが、その場合でも前後輪駆動力配分制御
システムbにより出力される駆動力配分指令値は基本的
に前後輪回転速度差に応じた可変値であるため、制御ハ
ンチング防止を固定値により行なう場合に比べ、発進時
等での前後輪駆動力配分による駆動性能向上を確保でき
る。
【0017】第2の発明の作用を説明する。
【0018】スプリットμ路を判断するにあたって、ス
プリットμ路判断手段fにおいて、車体速検出手段hか
らの車体速が設定車体速以下で、左右輪駆動力配分制御
システムaで左右駆動輪回転速度差の発生に基づき差動
制限制御が実行されると判断された時、左右の路面摩擦
係数が異なるスプリットμ路発進時であると判断され
る。
【0019】すなわち、第1の発明でのスプリットμ路
判断条件に、車体速が設定車体速以下であるという発進
条件が加えられていることで、スプリットμ路発進時で
あることを検出でき、スプリットμ路発進時においてガ
クガク振動の原因となる制御ハンチングが防止される。
【0020】第3の発明の作用を説明する。
【0021】スプリットμ路対応の前後輪駆動力配分制
御は、スプリットμ路対応前後輪駆動力配分制御手段g
において、指令値変化の上限値と下限値以内に抑えるフ
ィルタ処理により駆動力配分指令値の変化量を制限して
行なわれる。
【0022】したがって、上限値と下限値の幅を狭くす
ればするほど指令値に強いフィルタがかかってより確実
に制御ハンチングが防止されるというように、適用する
車両や要求に応じて容易にフィルタ効果の最適化を図る
ことができる。
【0023】第4の発明の作用を説明する。
【0024】走行時、左右輪駆動力配分制御システムa
において、少なくとも左右駆動輪速差対応差動制限トル
クとアクセル開度対応差動制限トルクのセレクトハイに
より差動制限トルクが付与される。そして、左右駆動輪
速差の発生に基づく差動制限制御の実行を判断するにあ
たって、差動制限制御実行判断手段eにおいて、セレク
トハイにより左右駆動輪速差対応差動制限トルクが選択
された時、左右駆動輪回転速度差の発生に基づき左右輪
駆動輪の差動を制限する制御が実行されると判断でき
。したがって、左右輪駆動力配分制御システムaで算
出された2つの差動制限トルクの大小を判別するだけの
簡単な判断処理により、左右駆動輪速差の発生に基づく
差動制限制御が実行されることが判断できる
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0026】まず、構成を説明する。
【0027】図2は本発明実施例の左右輪と前後輪の駆
動力配分総合制御装置が適用された後輪駆動ベースの四
輪駆動車の全体システム図である。
【0028】図2において、エンジン1及びトランスミ
ッション2からの駆動力は、リヤプロペラシャフト3か
ら電制LSD4を介して左右の後輪5,6に伝達され、
リヤプロペラシャフト3からETSトランスファ7,フ
ロントプロペラシャフト8及びフロントディファレンシ
ャル9を介して左右の前輪10,11に伝達される。
【0029】前記電制LSD4には、油圧ユニット12
から付与されるクラッチ制御圧に応じて左右後輪5,6
間の差動制限トルクを発生する差動制限クラッチ13が
内蔵されている。
【0030】前記ETSトランスファ7には、油圧ユニ
ット12から付与されるクラッチ制御圧に応じて前輪1
0,11への伝達駆動トルクを発生するトランスファク
ラッチ14が内蔵されている。
【0031】前記油圧ユニット12は、油圧源15とE
TS制御バルブ16とLSD制御バルブ17とを有して
構成されている。
【0032】前記ETS制御バルブ16は、コントロー
ラ18のETS制御部18aからの指令により制御作動
をし、トランスファクラッチ14へのクラッチ制御圧を
作り出す(前後輪駆動力配分制御システムbに相当)。
【0033】前記LSD制御バルブ17は、コントロー
ラ18のLSD制御部18bからの指令により制御作動
をし、差動制限クラッチ13へのクラッチ制御圧を作り
出す(左右輪駆動力配分制御システムaに相当)。
【0034】前記コントローラ18には、左前輪回転セ
ンサ19からの左前輪回転数NFLと、右前輪回転センサ
20からの右前輪回転数NFRと、左後輪回転センサ21
からの左後輪回転数NRLと、右後輪回転センサ22から
の右後輪回転数NRRと、横加速度センサ23からの横加
速度YG と、アクセル開度センサ24からのアクセル開
度θと、ブレーキスイッチ25からのスイッチ信号と、
前後加速度センサ26からの前後加速度XG 等の必要情
報が入力される。
【0035】そして、コントローラ18内には、前後輪
の駆動力配分制御を行なうETS制御部18aと、差動
制限制御を行なうLSD制御部18bとを有し、ETS
制御部18aとLSD制御部18bとの間では制御情報
を互いに交換している。
【0036】次に、作用を説明する。
【0037】[差動制限トルク制御作動]図3はコント
ローラ18のLSD制御部18bで行なわれる差動制限
トルク制御処理作動の流れを示すフローチャートで、以
下、各ステップについて説明する。
【0038】ステップ30では、左前輪回転数NFLと右
前輪回転数NFRと左後輪回転数NRLと右後輪回転数NRR
と横加速度YG とアクセル開度θが読み込まれる。
【0039】ステップ31では、左前輪回転数NFLと右
前輪回転数NFRと左後輪回転数NRLと右後輪回転数NRR
からそれぞれ左前輪速VFLと右前輪速VFRと左後輪速V
RLと右後輪速VRRが演算される。
【0040】ステップ32では、各種基本情報の演算処
理が下記のように行なわれる。
【0041】1)車体速VF が、左前輪速VFLと右前輪速
VFRのうち小さい方を選択することで求められる(車体
速検出手段hに相当)。
【0042】2)左右前輪速差ΔVF が、左前輪速VFLと
右前輪速VFRの差の絶対値により演算される。
【0043】3)左右後輪速差ΔVR が、左後輪速VRLと
右後輪速VRRの差の絶対値により演算される。
【0044】4)前輪速平均値VFAが、左前輪速VFLと右
前輪速VFRの平均値により演算される。
【0045】ステップ33では、旋回時の内外輪の旋回
軌跡差により生じる旋回軌跡左右後輪速差ΔVR'が下記
の式により演算される。
【0046】ΔVR'=K2・VF /R ただし、
K2は定数、Rは旋回半径 ステップ34では、検出による左右後輪速差ΔVR から
旋回軌跡左右後輪速差ΔVR'を差し引く下記の式で、制
御用左右後輪速差ΔVRRが演算される(左右駆動輪回転
速度差検出手段dに相当)。
【0047】ΔVRR=ΔVR −ΔVR' ステップ35では、左右後輪速差比例の差動制限トルク
TΔnが下記の式により演算される。
【0048】TΔn=C・ΔVRR ただし、Cは定数で、固定値により与えたり、あるい
は、低車体速域で大きな値とし高車体速域で小さな値と
するような可変値で与える。
【0049】ステップ36では、アクセル開度比例の差
動制限トルクTAが下記の式により演算される。
【0050】TA=K・(θ−θ0 ) ただし、Kは定数で、固定値により与えたり、あるい
は、低横加速度域で小さな値とし高横加速度域で大きな
値とするような可変値で与える。θ0 はアクセル開度オ
フセット値で、この値θ0 を超えるアクセル開度領域に
て差動制限トルクが付与されるようにしている。
【0051】ステップ37では、車体速VF が設定車体
速x未満かどうかが判断される。
【0052】ステップ38では、ステップ37にてVF
≧xであると判断された時、差動制限トルクToLSDがア
クセル開度比例の差動制限トルクTAに設定される。
【0053】ステップ39では、ステップ37にてVF
<xであると判断された時、アクセル開度比例の差動制
限トルクTAが左右後輪速差比例の差動制限トルクTΔ
nよりも大きいかどうかが判断される(ステップ39に
おいてNOと判断され、ステップ42,ステップ43へと
進み、差動制限トルクToLSDとして左右後輪速差比例の
差動制限トルクTΔnが選択された時、請求項4に記載
差動制限制御実行判断手段eに相当)。
【0054】ステップ40では、ステップ39にてTA
>TΔnであると判断された時、スプリットμ路フラグ
FMSが、FMS=0に設定される。
【0055】ステップ41では、差動制限トルクToLSD
がアクセル開度比例の差動制限トルクTAに設定され
る。
【0056】ステップ42では、ステップ39でNOと
判断された時、スプリットμ路フラグFMSが、FMS
=1に設定される(スプリットμ路判断手段fに相
当)
【0057】ステップ43では、差動制限トルクToLSD
が左右後輪速差比例の差動制限トルクTΔnに設定され
る。
【0058】ステップ46では、ステップ38,41,
43のいずれかで設定された差動制限トルクToLSDを得
る制御指令がLSD制御バルブ17に対して出力され
る。
【0059】[前後輪駆動力配分制御作動]図4はコン
トローラ18のETS制御部18aで行なわれる前後輪
駆動力配分制御処理作動の流れを示すフローチャート
で、以下、各ステップについて説明する。
【0060】ステップ50では、左前輪回転数NFL,右
前輪回転数NFR,左後輪回転数NRL,右後輪回転数NR
R,横加速度YG ,アクセル開度θ,スプリットμ路フ
ラグFMSが読み込まれる。
【0061】ステップ51では、左前輪回転数NFLと右
前輪回転数NFRと左後輪回転数NRLと右後輪回転数NRR
からそれぞれ左前輪速VFLと右前輪速VFRと左後輪速V
RLと右後輪速VRRが演算される。
【0062】ステップ52では、後輪速平均値VRAと前
輪速平均値VFAとの差により前後輪回転速度差ΔVFRが
算出される(前後輪回転速度差検出手段cに相当)
【0063】ステップ53では、ゲインKh と前後輪回
転速度差ΔVFRによりETSクラッチトルクTΔVが算
出される。
【0064】ここで、ゲインKh は、枠53’に示すよ
うに、低横加速度領域では高い固定値に設定され、それ
以上の高横加速度領域では横加速度YG の大きさに反比
例して低下する値に設定される。また、ETSクラッチ
トルクTΔVは、ゲインKh を増減傾きとして前後輪回
転速度差ΔVFRの大きさに比例する値で与えられる。
【0065】ステップ54では、スプリットμ路フラグ
FMSがFMS=1かどうかが判断され、FMS=1で
ある時には、ステップ55〜ステップ62へと進む流れ
となり(スプリットμ路対応前後輪駆動力配分制御手段
gに相当)、FMS=0である時には、ステップ63へ
進む流れとなる。
【0066】ステップ55では、今回のETSクラッチ
トルク指令値TΔV(n) と前回のETSクラッチトルク
指令値TΔV(n-1) との差分値DTが計算される。
【0067】ステップ56では、差分値DTがDT>0
かどうかが判断される。
【0068】ステップ57では、DT≦0である時、差
分値DTが設定値−Bx未満かどうかが判断される。
【0069】ステップ58では、DT<−Bxである
時、ETSクラッチトルク指令値TΔV(n) が、TΔV
(n) =TΔV(n-1) −Bxにより計算される。
【0070】ステップ59では、DT≧−Bxである
時、ETSクラッチトルク指令値TΔV(n) が、TΔV
(n) =TΔVに設定される。
【0071】ステップ60では、DT>0である時、差
分値DTが設定値Cxを超えているかどうかが判断され
る。
【0072】ステップ61では、DT>Cxである時、
ETSクラッチトルク指令値TΔV(n) が、TΔV(n)
=TΔV(n-1) +Cxにより計算される。
【0073】ステップ62では、DT≦Cxである時、
ETSクラッチトルク指令値TΔV(n) が、TΔV(n)
=TΔVに設定される。
【0074】ステップ63では、FMS=0である時、
ETSクラッチトルク指令値TΔV(n) が、TΔV(n)
=TΔVに設定される。
【0075】ステップ64では、ステップ58,59,
61,62,63のいずれかで設定されたETSクラッ
チトルク指令値TΔV(n) がETS制御バルブ16に対
して出力される。なお、ステップ54〜ステップ62
は、スプリットμ路対応前後輪駆動力配分制御手段gに
相当する。
【0076】[差動制限トルク制御]差動制限トルク制
御は、図3に示すフローチャートにしたがって行なわれ
る。高μ路での急発進時等においては、ステップ40に
より差動制限トルクToLSDがアクセル開度比例の差動制
限トルクTAに設定され、この制御により左右後輪5,
6へのエンジン駆動力伝達が確保され、高い発進性能が
発揮される。
【0077】加速走行時や加速旋回時等においては、ス
テップ38により差動制限トルクToLSDがアクセル開度
比例の差動制限トルクTAに設定され、加速走行時に
は、左右後輪5,6へのエンジン駆動力伝達が確保さ
れ、高い加速性能が発揮されるし、加速旋回時には、旋
回内輪が空転気味となっても差動制限クラッチ13の締
結により左右後輪5,6へのエンジン駆動力伝達が確保
されることで、アクセルコントロールのレスポンスが向
上する。
【0078】スプリットμ路発進時においては、ステッ
プ43により差動制限トルクToLSDが左右後輪速差比例
の差動制限トルクTΔnに設定され、左右後輪5,6の
うち低μ路側の空転が差動制限トルクTΔnの付与によ
り抑えられる。
【0079】[通常の前後輪駆動力配分制御]通常の前
後輪駆動力配分制御は、図4に示すフローチャートにし
たがって行なわれ、スプリットμ路発進時以外の走行時
には、ステップ50→ステップ51→ステップ52→ス
テップ53→ステップ54→ステップ63→ステップ6
4へと進む流れとなり、横加速度YG に応じたゲインK
h と前後輪回転速度差ΔVFRにより算出されたETSク
ラッチトルクTΔVを得る制御が行なわれる。
【0080】この制御により、例えば、横加速度YG の
発生が小さい低μ路での旋回時にはゲインKh が大きく
前後輪回転速度差ΔVFRの発生に対して前輪側への駆動
力配分が大となってオーバステアが抑えられ、また、横
加速度YG の発生が大きい高μ路での旋回時にはゲイン
Kh が小さく前後輪回転速度差ΔVFRの発生に対して前
輪側への駆動力配分が小となってタイトコーナブレーキ
やアンダーステアが抑えられるというように、旋回時の
ステア特性がニュートラルあるいは弱アンダーの一定特
性を保つように駆動力配分制御がなされることで操安性
が向上する。
【0081】[スプリットμ路発進判断]スプリットμ
路発進判断は、LSD制御部18bでの差動制限トルク
制御処理作動の中で行なわれる。
【0082】すなわち、図3のフローチャートに示すよ
うに、ステップ37でのVF <xという発進条件と、ス
テップ39でのTA≦TΔnという左右後輪速差対応制
御条件を満足した場合、ステップ42にてスプリットμ
路フラグFMSがFMS=1と設定され、これをスプリ
ットμ路情報としてETS制御部18aに送出する。
【0083】すなわち、差動制限トルク制御で、VF <
xという発進条件を満足する時は、アクセル開度比例差
動制限トルクTAと左右後輪速差比例差動制限トルクT
Δnのうちセレクトハイにより差動制限トルクを付与す
る制御が行なわれる。よって、スプリットμ路発進時で
左右後輪速差ΔVR が大きく発生する時にはセレクトハ
イにより左右後輪速差比例差動制限トルクTΔnが選択
されることになる。逆にいえば、左右後輪速差比例差動
制限トルクTΔnが選択されている時、スプリットμ路
発進時であると推定することができる。
【0084】このスプリットμ路発進推定は、低μ路側
の前輪が過回転しているという判断条件を付加すること
がないため、現に低μ路側の前輪に過回転が発生するよ
うな状況に先行した時期、つまり、早期のスプリットμ
路発進推定となる。
【0085】[スプリットμ路発進時対応の前後輪駆動
力配分制御]ETS制御部18aにおいてLSD制御部
18bからスプリットμ路フラグFMS=1の情報が入
力されると、図4のフローチャートに示すように、ステ
ップ54〜ステップ62へと進む流れとなり、今回のE
TSクラッチトルク指令値TΔV(n) が、前回のETS
クラッチトルク指令値TΔV(n-1) +Cxを上限値と
し、TΔV(n-1) −Bxを下限値とする値の範囲内とな
るように指令値の変化量を制限するフィルタ処理が施さ
れて前後輪駆動力配分制御が行なわれる。
【0086】このように、指令値の変化量を制限するこ
とによって、前後輪回転速度差対応の前後輪駆動力配分
制御システムを搭載した車両で、スプリットμ路を発進
する時の制御ハンチングが防止される。
【0087】尚、Cxの値とBxの値を小さな値に設定
するれするほど、指令値の変化が小さくなり、制御ハン
チング防止効果が高くなる。
【0088】次に、効果を説明する。
【0089】(1)差動制限トルク制御システムと前後
輪駆動力配分制御システムが搭載された車両に適用され
る左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御装置において、
左右輪駆動力配分制御システムで左右後輪速差比例差動
制限トルクTΔnを付与する差動制限制御時、左右の路
面摩擦係数が異なるスプリットμ路であると判断してス
プリットμ路フラグFMSをFMS=1とし、前後輪駆
動力配分制御システム側ではFMS=1の入力時に出力
するETSクラッチトルク指令値TΔV(n) の変化量に
制限を加えたスプリットμ路対応前後輪駆動力配分制御
を行なう装置としたため、スプリットμ路の早期判断に
基づき応答良く制御ハンチングの防止を図ることことが
できる。
【0090】(2)スプリットμ路判断条件に、VF <
xという発進条件を加えたため、スプリットμ路発進時
においてガクガク振動の原因となる制御ハンチングを防
止することができる。
【0091】(3)スプリットμ路対応の前後輪駆動力
配分制御では、今回のETSクラッチトルク指令値TΔ
V(n) が、前回のETSクラッチトルク指令値TΔV(n
-1) +Cxを上限値とし、TΔV(n-1) −Bxを下限値
とする値の範囲内となるように指令値の変化量を制限す
るフィルタ処理を施すようにしたため、CxやBxの値
の設定により適用する車両や要求に応じて容易にフィル
タ効果の最適化を図ることができる。
【0092】(4)左右輪駆動力配分制御システムを、
VF <xという発進条件を満足する時は、アクセル開度
比例差動制限トルクTAと左右後輪速差比例差動制限ト
ルクTΔnのうちセレクトハイにより差動制限トルクを
付与する制御を行なうシステムとしたため、TA≦TΔ
nという簡単な判断処理により、左右駆動輪速差の発生
基づき差動制限制御が実行されると判断することがで
きる。
【0093】以上、実施例を図面に基づいて説明してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
い。
【0094】例えば、実施例では左右駆動力配分制御シ
ステムとして、差動制限トルク制御システムの例を示し
たが、左右駆動力を2つのクラッチにより独立に制御す
るシステムや左右の制動力(負の駆動力)を独立に制御
するシステムの場合にも適用することができる。
【0095】実施例では、前後輪駆動力配分制御システ
ムとして、後輪駆動ベースの四輪駆動車への適用例を示
したが、前輪駆動ベースの四輪駆動車へも適用すること
ができる。
【0096】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明にあっては、
左右輪駆動力配分制御システムと前後輪駆動力配分制御
システムが搭載された車両に適用される左右輪と前後輪
の駆動力配分総合制御装置において、左右輪駆動力配分
制御システムで左右駆動輪回転速度差の発生に基づき差
動制限制御が実行されると判断された時、左右の路面摩
擦係数が異なるスプリットμ路であると判断するスプリ
ットμ路判断手段と、スプリットμ路判断時に前後輪駆
動力配分制御システムにより出力される駆動力配分指令
値の変化量を制限して前後輪駆動力配分制御を行なうス
プリットμ路対応前後輪駆動力配分制御手段を設けた装
置としたため、スプリットμ路の早期判断に基づき応答
良く制御ハンチングの防止を図ることができるという効
果が得られる。
【0097】請求項2記載の第2の発明にあっては、請
求項1記載の左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御装置
において、スプリットμ路判断手段は、車体速検出手段
からの車体速が設定車体速以下で、左右輪駆動力配分制
御システムで左右駆動輪回転速度差の発生に基づき差動
制限制御が実行されると判断された時、左右の路面摩擦
係数が異なるスプリットμ路発進時であると判断する手
段としたため、上記効果に加え、スプリットμ路発進時
においてガクガク振動の原因となる制御ハンチングを防
止することができるという効果が得られる。
【0098】請求項3記載の第3の発明にあっては、請
求項1または請求項2記載の左右輪と前後輪の駆動力配
分総合制御装置において、スプリットμ路対応前後輪駆
動力配分制御手段は、指令値変化の上限値と下限値以内
に抑えるフィルタ処理により駆動力配分指令値の変化量
を制限する手段としたため、上記効果に加え、上限値と
下限値の設定により、適用する車両や要求に応じて容易
にフィルタ効果の最適化を図ることができるという効果
が得られる。
【0099】請求項4記載の第4の発明にあっては、請
求項1〜請求項3記載の左右輪と前後輪の駆動力配分総
合制御装置において、左右輪駆動力配分制御システム
は、少なくとも左右駆動輪速差対応差動制限トルクとア
クセル開度対応差動制限トルクのセレクトハイにより差
動制限トルクを付与するシステムであり、差動制限制御
実行判断手段は、セレクトハイにより左右駆動輪速差対
応差動制限トルクが選択された時、左右駆動輪回転速度
差の発生に基づき左右輪駆動輪の差動を制限する制御が
実行されると判断する手段としたため、上記効果に加
え、簡単な判断処理により、左右駆動輪速差の発生に基
づく差動制限制御が実行されることを判断することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御
装置を示すクレーム対応図である。
【図2】実施例の左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御
装置が適用された後輪駆動ベースの四輪駆動車を示す全
体システム図である。
【図3】実施例装置のコントローラのLSD制御部で行
なわれる差動制限トルク制御作動の流れを示すフローチ
ャートである。
【図4】実施例装置のコントローラのETS制御部で行
なわれる前後輪駆動力配分制御作動の流れを示すフロー
チャートである。
【図5】従来装置でのスプリットμ路発進時における前
輪速,後輪速,ETSトルク,の各特性を示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
a 左右輪駆動力配分制御システム b 前後輪駆動力配分制御システム c 前後輪回転速度差検出手段 d 左右駆動輪回転速度差検出手段 e 差動制限制御実行判断手段 f スプリットμ路判断手段 g スプリットμ路対応前後輪駆動力配分制御手段 h 車体速検出手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−43152(JP,A) 特開 平5−338458(JP,A) 特開 平6−99762(JP,A) 特開 平6−144054(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 17/348 B60K 23/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の入力情報に基づいて左右輪への駆
    動力配分を制御する左右輪駆動力配分制御システムと、 前後輪回転速度差検出手段により検出される前後輪回転
    速度差が大きいほどエンジン直結駆動輪への配分を少な
    くクラッチ締結駆動輪への配分を多くする前後輪への駆
    動力配分を制御を行なう前後輪駆動力配分制御システム
    と、 を備えた車両において、 左右駆動輪回転速度差検出手段により検出される左右駆
    動輪回転速度差の発生に基づき左右輪駆動輪の差動を制
    限する制御が実行されるかどうかを判断する差動制限制
    御実行判断手段と、 左右輪駆動力配分制御システムで左右駆動輪回転速度差
    の発生に基づき差動制限制御が実行されると判断された
    、左右の路面摩擦係数が異なるスプリットμ路である
    と判断するスプリットμ路判断手段と、 スプリットμ路判断時に前後輪駆動力配分制御システム
    により出力される駆動力配分指令値の変化量を制限して
    前後輪駆動力配分制御を行なうスプリットμ路対応前後
    輪駆動力配分制御手段と、 を備えていることを特徴とする左右輪と前後輪の駆動力
    配分総合制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の左右輪と前後輪の駆動力
    配分総合制御装置において、 前記スプリットμ路判断手段は、車体速検出手段からの
    車体速が設定車体速以下で、左右輪駆動力配分制御シス
    テムで左右駆動輪回転速度差の発生に基づき差動制限制
    御が実行されると判断された時、左右の路面摩擦係数が
    異なるスプリットμ路発進時であると判断する手段であ
    ることを特徴とする左右輪と前後輪の駆動力配分総合制
    御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の左右輪と
    前後輪の駆動力配分総合制御装置において、 前記スプリットμ路対応前後輪駆動力配分制御手段は、
    指令値変化の上限値と下限値以内に抑えるフィルタ処理
    により駆動力配分指令値の変化量を制限する手段である
    ことを特徴とする左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3記載の左右輪と前後
    輪の駆動力配分総合制御装置において、 前記左右輪駆動力配分制御システムは、少なくとも左右
    駆動輪速差対応差動制限トルクとアクセル開度対応差動
    制限トルクのセレクトハイにより差動制限トルクを付与
    するシステムであり、 前記差動制限制御実行判断手段は、セレクトハイにより
    左右駆動輪速差対応差動制限トルクが選択された時、
    右駆動輪回転速度差の発生に基づき左右輪駆動輪の差動
    を制限する制御が実行されると判断する手段であること
    を特徴とする左右輪と前後輪の駆動力配分総合制御装
    置。
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