JP3115161U - 折畳傘 - Google Patents

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勝奎 郭
建至 美河
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Abstract

【課題】拡開時の負荷を低減することができると共に引張材の耐久性低下を抑制する折畳傘の提供。
【解決手段】引張材26の中途部に、骨組み5の拡開動作に伴う該中途部の中骨22からの離間を拘束する拘束具27を配備し、該拘束具27は、引張材26に軸方向に略移動不能に係止すると共に中骨22に軸方向移動自在に遊嵌する。
【選択図】図1

Description

本考案は、折畳傘に関する。
従来、折畳傘の各骨組みにおいては、基端が上ろくろに枢支された内骨と、該内骨の先端に中途部が枢支された中骨と、該中骨の先端に中途部が枢支された外骨と、基端が下ろくろに枢支されると共に先端が内骨の中途部に枢支された支骨と、基端が支骨の中途部に枢支されると共に先端が中骨の基端に枢支されたリンク部材と、基端が内骨の中途部に枢支されると共に先端が外骨の基端に枢支された引張材とを備えている。
この種の折畳傘においては、中骨がU字型断面に形成されると共に中骨の中途部にリング状部材が移動不能に配備され、該中骨の溝内に、ワイヤ状の引張材が該リング状部材等に挿通された状態で位置決め収納されているものが公知である(例えば特許文献1参照)。
実公昭63−185621号公報
しかしながら、上記折畳傘においては、骨組みの拡開に伴って引張材がリング状部材に擦れ、該擦れが拡開動作時の大きな負荷となる問題があった。また、拡開操作を繰返すことにより該擦れが蓄積され、これによって引張材の耐久性が低下する問題があった。
そこで、本考案は、拡開時の負荷を低減することができると共に引張材の耐久性低下を抑制することができるを折畳傘を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案においては以下の技術的手段を講じた。
即ち、本考案における課題解決のための技術的手段は、中棒2に遊嵌された下ろくろ4に支骨24の基端が枢支され、該支骨24の先端が内骨21の中途部に枢支され、該内骨21は、基端が前記中棒2の先端に配備された上ろくろ3に枢支されると共に先端が中骨22の基端に枢支され、該中骨22の先端に外骨23の中途部が枢支されており、前記中骨22の基端と支骨24の中途部とに連結されて該支骨24の拡開動作に伴って中骨22の基端を支骨24に向けて引張するリンク部材25と、前記外骨23の基端と内骨21の中途部とに連結されて該内骨21の拡開動作に伴って外骨23の基端を内骨21に向けて引張する引張材26とを備えている折畳傘であって、
該引張材26の中途部には、前記拡開動作に伴う該中途部の中骨22からの離間を拘束する拘束具27が配備され、該拘束具27は、引張材26に軸方向に略移動不能に係止されると共に中骨22に軸方向移動自在に遊嵌されていることを特徴とする。
これによれば、引張材26の相対移動に伴って拘束具27が中骨22の軸方向に移動するため、拡開動作時に引張材26を中骨22から離間する方向に移動させる力が拘束具27に作用するものの、該力は拘束具27の移動によって受け流されることとなる。これにより、該力に起因する拡開動作時の負荷は低減される。
また、拘束具27は引張材26に係止されているため、拡開動作時に引張材26と拘束具27が互いに擦れ合うことはなく、拘束具27との擦れによって引張材26の耐久性が低下する虞もない。
また、前記拘束具27は、引張材26及び中骨22を挿通する筒状又は環状に形成され、前記引張材26の中途部には、拘束具27を嵌め込むことにより該拘束具27を係止する突状係止部64が形成されていることが好ましい。
これにより、拘束具27に引張材26の突状係止部64と中骨22とを挿通させる容易な組立作業により、該拘束具27を引張材26に係止させ、且つ、中骨22に移動自在に遊嵌させた状態に設定することができる。
また、前記突状係止部64は、拘束具27に挿通される平坦部65と、該平坦部65の両端から屈曲して拘束具27の端部と当接する一対の折脚部66とを有することが好ましい。
これによれば、一対の折脚部66によって拘束具27の抜け止めが施されることとなり、拡開動作を繰り返した場合にも、該拘束具27が引張材26の突状係止部64から容易に抜け出すことはない。
また、前記引張材26の基端にはフック部62が設けられ、前記内骨21の中途部には、前記フック部62を枢支する枢支具35が配備されており、該枢支具35は、内骨21に形成された開口34から突出して前記フック部62を枢支する有端環状部36と、該有端環状部36の両端から延設されて該有端環状部36の突出側とは反対側となる前記開口34の縁部に当接する一対の抜止脚37とを備えていることが好ましい。
これにより、枢支具35の有端環状部36を内骨21の開口34から突出させ、該有端環状部36に引張材26のフック部62を引掛ける容易な組立作業によって、引張材26が内骨21に枢支されることとなる。
さらに、前記中骨22は、丸棒状の棒材51と、該棒材51の基端に配備されて前記中骨22の先端に連結枢支される連結具52とを備えていることが好ましい。
これによれば、中骨22の構成が簡易なものとなり、折畳傘の低コスト化が図られる。
また、中骨22が従来のようにU字型断面を有することはないので、中骨22の溝内に引張材26が入り込むことはなく、組立時の引張材26の他部材への取付を容易に行うことができる。また、中骨22の中途部が丸棒状となるため、前記拡開動作に伴う枢支具27の移動をスムーズなものとすることができる。
本考案の折畳傘によれば、拡開時の負荷を低減することができると共に引張材の耐久性低下を抑制することができる。
以下、本考案に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本考案に係る折畳傘1は、図1に示す如く、中棒2と、該中棒2に配備された上ろくろ3及び下ろくろ4と、該下ろくろ4と上ろくろ3とに枢支された多数組(本実施の形態においては6組)の骨組み5と、該多数組の骨組み5と一体に開閉する布地6とを備えている。
中棒2は、複数の円筒部材を入れ子状に嵌合したものであって、その軸方向に伸縮自在に構成されており、最上円筒部材の先端に石突き7が配備されると共に最下円筒部材の基端に図2に示す柄8が配備されている。該柄8には、下ろくろ4と対向する位置に、閉じ状態の骨組み5の先端を収容する収容部9が形成されている。
また、上ろくろ3は、石突き7の下方となる位置に取り付けられており、下ろくろ4は、中棒2に外嵌されて上ろくろ3に近接離間自在とされている。
また、図1に示す如く、中棒2の上ろくろ3の近傍には、骨組み5の拡開を完了した状態で下ろくろ4を係止するハジキ10が設けられている。
骨組み5は、下ろくろ4の移動動作に伴って該中棒2を中心として放射状に開閉するものであって、各骨組み5は、複数本の長軸状の骨を組み合わせて構成されている。
なお、以下の説明においては、各骨の一対の端部の内、図1に示す如く骨組み5の拡開を完了させた状態(拡開完了状態)で中棒側に位置する端部を基端と称し、該基端よりも中棒2に対して外方に位置する端部を先端と称することとする。
各骨組み5は、基端が上ろくろ3に枢支されている内骨21と、該内骨21の先端に中途部が枢支されている中骨22と、該中骨22の先端に中途部が枢支されている外骨23と、基端が下ろくろ4に枢支されると共に先端が内骨21の中途部に枢支されている支骨24と、基端が支骨24の中途部に枢支されると共に先端が中骨22の基端に枢支されているリンク部材25と、基端が内骨21の中途部に枢支されると共に先端が外骨23の基端に枢支されている引張材26とを備えている。また、中骨22及び引張材26は、筒状の拘束具27に挿通されている。
内骨21は、金属板にプレス成型を施すことによって断面U字状に形成されており、基端に上ろくろ3を枢支する内枢支部31を備えると共に先端に外枢支部32を備えている。また、内枢支部31と外枢支部32の略中間となる位置には、支骨24の先端を枢支する中枢支部33が形成されている。
また、内骨21の中枢支部33と外枢支部32の間の中途部やや外枢支部側となる位置には、図7に示す如く開口34が形成され、該開口34には、引張材26を枢支するための枢支具35が配備されている。該枢支具35は、金属製の線材を屈曲形成してなり、内骨21のU字状の溝内から外方に向けて開口34から突出する有端環状部36と、該有端環状部36の両端から互いに離間する方向に延設されて開口34の溝内側縁部に当接する一対の抜止脚37とから構成されている。
図1に示す如く、支骨24は、金属板にプレス成型を施すことによって断面U字状に形成されており、基端に下ろくろ4を枢支する内枢支部41を備えると共に先端に内骨21の中枢支部33を枢支する外枢支部42を備え、さらに、中途部やや外枢支部側となる位置にリンク部材25を枢支する中枢支部43を備えている。
リンク部材25は、金属製の丸棒の両端を鉤状に折り曲げて形成されており、基端が支骨24の中枢支部43に枢支されると共に、先端が中骨22の基端に枢支されている。
中骨22は、図4に示す如く、丸棒状の棒材51と、該棒材51の基端側に配備された連結具52とから構成されている。該棒材51は、両端が扁平状に形成されると共に基端側が屈曲形成されており、先端に外骨23の中途部を枢支する外枢支部53が形成されている。
連結具52は、金属板にプレス成型を施すことによって断面U字状に形成されている。また、連結具52は、図7に示す如く、中央部に棒材51の基端を枢支する棒材枢支部54を有すると共に、該棒材枢支部54よりも外方となる位置にリンク部材25の先端を枢支するリンク枢支部55を備え、該棒材枢支部54よりも内方となる位置に内骨21の外枢支部32を枢支する内骨枢支部56を有している。
また、図7及び図8に示す如く、該内骨枢支部56と内骨21の外枢支部32に挿通されるピン部材57は、棒材51の屈曲している部位に当接しており、これにより、連結具52の棒材51に対する揺動が規制されている。
図5及び図6に示す如く、拘束具27は、樹脂製の円筒体によって形成されており、中骨22及び引張材26を挿通している。また、該拘束具27は、所定の強度を確保するものであれば、樹脂及び金属線を環状(リング状)に形成したものであってもよく、金属線を円筒状に巻回してなるものを採用することも可能である。
引張材26は、図1に示す如く、金属製のワイヤ状の線材によって形成されている。ここで、該ワイヤ状の線材とは、上記中骨22を構成する棒材51及びリンク部材25よりも小さな直径を有するものであって、しかも、屈曲形成可能な塑性変形能を有すると共に軸外方向への撓みを許容する弾性変形能を有しているものであって、鋼線やピアノ線等が望ましいが、その他の材料を採用することも可能である。
また、図3(a)及び(b)に示す如く、引張材26は、軸部61と該軸部61の基端と先端に形成されたフック部62、63とを備え、基端側のフック部62は、線材基端に至る手前側を屈曲させると共に線材基端部をU字状に略180°湾曲させて形成されており、これにより、線材基端部の湾曲中心が軸部61の軸芯X上に位置することとなる。また、該基端側のフック部62は水平方向に向けて形成されており、該フック部62を内骨21に配備された枢支具35の有端環状部36に引掛けることにより、引張材26が内骨21に枢支されることとなる。
また、先端側のフック部63は、線材先端部をU字状に略180°湾曲させて下向きに形成されており、該フック部63が外骨32の基端に枢支される。
また、引張材26の軸方向中途部には、軸部61の軸芯から離間する方向に突出する突状係止部64が折り曲げ形成されている。該突状係止部64は、拘束具27の軸方向の長さに等しい又は僅かに大きい長さを有して該拘束具27に挿通される平坦部65と、該平坦部65を突出させるべく屈曲する一対の折脚部66とを有して凹状に形成されており、該突状係止部64に拘束具27が嵌め込まれることにより、拘束具27の両端部が折脚部66にそれぞれ当接することとなり、これにより、該拘束具27は、引張材26に軸部61の軸芯方向への移動が略規制された状態に係止されるのである。また、該一対の折脚部66の長さは、拘束具27の内径と同一若しくは僅かに小さいものとされ、これにより、拘束具27が突状係止部64に嵌め込まれた状態から容易に抜け出すことはない。
また、外骨23は、図1及び図2に示す如く、丸棒状の棒材71と、該棒材71の基端側に配備された関節具72とから構成されている。該棒材71は、樹脂によって形成されており、基端に関節具72が取り付けられると共に先端に布地6を係止する係止部材73が取り付けられている。
また、関節具72は、金属板にプレス成型を施すことによって形成されており、中央部に中骨22の外枢支部53を枢支する中骨枢支部74を備え、該棒材枢支部54よりも外方となる位置に引張材26の先端側のフック部63を枢支するフック支持部75を有している。
また、図1に示す布地6は、平面視多角形状(本実施の形態においては六角形状)に切り出されており、該布地6の中心が中棒2の軸芯と一致しており、該中心及びその近傍は上ろくろ3と石突き7によって挟持されている。また、該布地6は、各頂点が骨組み5の外骨23の係止部材73に連結されると共に、各頂点と中心とを結ぶ直線上にて複数箇所が骨組み5に連結されている。
本実施の形態は以上の構成からなるものであって、次に骨組み5を拡開する過程について説明する。ここでは、1の骨組み5の拡開動作について説明するが、他の骨組み5も同様の動作で拡開される。
図2に示す如く、傘入れ(図示省略)から取り出した折畳傘1は、中棒2が収縮状態に設定されると共に骨組み5が閉じ状態に設定されている。このとき、骨組み5の外骨23の係止部材73の先端は柄8の収容部9に収容され、これによって骨組み5の拡開が防止されている。
該折畳傘1を拡開する場合には、先ず、中棒2を伸長させて外骨23の係止部材73を柄8の収納部9に収納した状態から開放すると共に、布地6及び骨組み5を中棒2に巻き付けた状態で係止している捲装具(図示省略)を解除して骨組み5を拡開可能状態に設定する。
次に、下ろくろ4を上ろくろ3に近接移動させていく。これによって、図1に示す如く、骨組み5が閉じ状態から拡開完了状態に向けて拡開していく。
下ろくろ4を上ろくろ3に向けて移動させると、支骨24によって内骨21が押し上げられると共にリンク部材25が支骨24に向けて引張られる。このとき、中骨22の連結具52の先端がリンク部材25によって支骨24に向けて引張られ、これによって中骨22は、内骨枢支部56を回転中心として拡開する。また、外骨23の関節具72の先端が引張材26によって内骨21の中途部に向けて引張られることとなり、これによって外骨23は、中骨枢支部74を回転中心として拡開する。
これにより、引張材26は中骨22に対して中棒2に向かう方向に相対移動し、中骨22は引張材26に対して中棒2の径外方向に向けて相対移動することとなる。
ここで、拘束具27は、突状係止部64によって引張材26に係止される共に中骨22を遊嵌しているので、中骨22及び引張材26の拡開動作に伴って該中骨22の中途部から基端側に向けて移動する。このとき、引張材26の中途部は中骨22から離間する方向にも移動しようとするが、該移動は拘束具27によって拘束される。また、引張材26をかかる方向に移動させる力は、引張材26及び中骨22に当接する拘束具27に作用することとなるが、該拘束具27は拡開動作に伴って中骨22に沿って移動するため、該力は拘束具27の移動によって受け流されることとなる。
そして、さらに下ろくろ4を上ろくろ3に向けて移動させると、外骨23は引張材26の引張力によってさらに拡開することとなり、最終的には、内骨21、中骨22及び外骨23が略直線状となる。このとき、下ろくろ4を前記ハジキ10によって係止することにより、骨組み5を拡開完了状態に設定されることとなる。
上記本実施の形態の折畳傘1によれば、拡開動作に伴って拘束具27が中骨22に沿って移動するため、拡開動作時に拘束具27に作用する力は受け流されることとなり、該力に起因する拡開動作時の負荷の発生は抑制され、これによって使用者は、折畳傘1の一連の拡開動作を一定の力で行うことが可能となる。
また、拘束具27は引張材26の突状係止部64に係止されているため、引張材26と拘束具27の間で擦れが発生する虞はない。一方、拘束具27は中骨22に沿って移動するため、中骨22との間で擦れが生じることとなるが、上述の如く拘束具27の移動に伴って該力は受け流されるため、中骨22と拘束具27の擦れ面に大きな力が作用することはなく、これにより、前記擦れによる中骨22又は拘束具27の耐久力が他の部材に先行して低下することはない。
しかも、中骨22と拘束具27の擦れ面は互いに曲面であると共に、拘束具27は樹脂によって形成されてるため、拘束具27は、中棒2に沿ってスムーズに移動する共に疲労等によって耐久力が低下する虞もない。
以上、本考案の実施の形態を詳述したが、本考案は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、外骨23を金属板にプレス成型を施すことによって形成することも可能である。同様に、内骨21、中骨22を樹脂によって形成することももちろん可能である。さらに、内骨21、中骨22、外骨23及び支骨24は、カーボンファイバー等の弾性素材によって軸部61を形成し、他の骨を枢支するための枢支部を軸部61の所定位置にインサート成形によって配備した構成とすることも可能である。
また、骨組み5の上下を逆転させ、上ろくろ3に支骨24を枢支すると共に下ろくろ4に内骨21を枢支する構成とすることも可能である。
また、骨組み5を構成する部材の長さや他の部材との枢支位置は、傘の大きさに応じて適宜変更可能であり、例えば、外骨23の長さを中骨22の長さよりも大きくすることも小さくすることも可能であり、何れによっても、本実施の形態と同様の効果を発揮する。
本実施の形態の折畳傘の骨組みを拡開する過程を示す側面図である。 骨組みを閉じた状態を示す側面図である。 引張材の正面図及び側面図である。 中骨の側面図である。 枢支具及びその周辺を示す側面図である。 図5中のA−A線に沿う断面図である。 連結具及びその周辺を示す側面図である。 図7中のB−B線に沿う断面図である。
符号の説明
1 折畳傘
2 中棒
3 上ろくろ
4 下ろくろ
5 骨組み
6 布地
21 内骨
22 中骨
23 外骨
24 支骨
25 リンク部材
26 引張材
27 拘束具
64 突状係止部
65 平坦部
66 折脚部

Claims (5)

  1. 中棒(2)に遊嵌された下ろくろ(4)に支骨(24)の基端が枢支され、該支骨(24)の先端が内骨(21)の中途部に枢支され、該内骨(21)は、基端が前記中棒(2)の先端に配備された上ろくろ(3)に枢支されると共に先端が中骨(22)の基端に枢支され、該中骨(22)の先端に外骨(23)の中途部が枢支されており、前記中骨(22)の基端と支骨(24)の中途部とに連結されて該支骨(24)の拡開動作に伴って中骨(22)の基端を支骨(24)に向けて引張するリンク部材(25)と、前記外骨(23)の基端と内骨(21)の中途部とに連結されて該内骨(21)の拡開動作に伴って外骨(23)の基端を内骨(21)に向けて引張する引張材(26)とを備えている折畳傘であって、
    該引張材(26)の中途部には、前記拡開動作に伴う該中途部の中骨(22)からの離間を拘束する拘束具(27)が配備され、該拘束具(27)は、引張材(26)に軸方向に略移動不能に係止されると共に中骨(22)に軸方向移動自在に遊嵌されていることを特徴とする折畳傘。
  2. 前記拘束具(27)は、引張材(26)及び中骨(22)を挿通する筒状又は環状に形成され、前記引張材(26)の中途部には、拘束具(27)を嵌め込むことにより該拘束具(27)を係止する突状係止部(64)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の折畳傘。
  3. 前記突状係止部(64)は、拘束具(27)に挿通される平坦部(65)と、該平坦部(65)の両端から屈曲して拘束具(27)の端部と当接する一対の折脚部(66)とを有することを特徴とする請求項2に記載の折畳傘。
  4. 前記引張材(26)の基端にはフック部(62)が設けられ、前記内骨(21)の中途部には、前記フック部(62)を枢支する枢支具(35)が配備されており、該枢支具(35)は、内骨(21)に形成された開口(34)から突出して前記フック部(62)を枢支する有端環状部(36)と、該有端環状部(36)の両端から延設されて該有端環状部(36)の突出側とは反対側となる前記開口(34)の縁部に当接する一対の抜止脚(37)とを備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の折畳傘。
  5. 前記中骨(22)は、丸棒状の棒材(51)と、該棒材(51)の基端に配備されて前記中骨(22)の先端に連結枢支される連結具(52)とを備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の折畳傘。
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