JP3106536U - 堅固な多段折畳自動式傘の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】堅固な折畳自動式傘の構造を提供する。
【解決手段】傘は傘地2、中棒22、上ろくろ23、下ろくろ24、トップ骨25、受骨26、他の相互に組み合う折畳傘骨、或いは更に中ろくろと圧縮バネ23及び多数の引張骨261を具え、該上ろくろ周縁に傘地を支持する複数個のトップ骨を枢設し、下ろくろ周縁にトップ骨を支持する複数個の受骨を枢設し、中棒は伸縮可能な多段嵌挿構造とし、中棒内には圧縮バネを設置し、トップ骨を枢設した上ろくろの下に固定管27を設置し、該固定管の上端と上ろくろを固接し、下ろくろを合わせて固定管の外に通して設置し、上ろくろの下に固定管を設けることで下ろくろが安定して固定管に沿って上下に摺動できるようにし、傘を堅固に支持して開いておけるようにし、傘を閉じるときは多段中棒全部を上ろくろ下方の固定管内に収容できるようにして、傘の体積と長さを最小にした。
【選択図】図3

Description

本考案は、堅固な多段折畳自動式傘の改良構造に関し、特に自動式傘を折り畳んだときには体積が最小に縮小され、中棒が堅固に伸張して使用できる多段折畳自動式傘の改良構造に関する。
従来より、携帯に便利な折畳傘の使用者が多いが、より一層使用の便を図るため、例えば、特許文献1に開示され、図1に示すようなジャンプ式の折畳傘が提供されている。
これは自動開傘機能を具えた折畳ジャンプ傘で、該傘1は傘地11、多段中棒12、上ろくろ13、中ろくろ10、下ろくろ14、トップ骨15、受骨16から構成し、該上ろくろ13の周縁に若干のトップ骨15を枢設して具える。中ろくろ10の上周縁に若干の受骨16を枢設して、トップ骨15を支持する。下ろくろ14の周縁に若干の引張骨18を枢設して受骨16を支持する。該中棒12は多段形式とし、その上端を上ろくろ13に固定し、中棒12の多段管内部、及び中ろくろ10と下ろくろ14の間に圧縮バネ32、31をそれぞれ設置し、傘1を閉じた状態では中棒12が一つに圧縮され、手元19内のロック装置によってこれを縮小状態に保持し、同時に中ろくろ10と下ろくろ14の間の圧縮バネ31は圧縮状態になり、手元19上の作動ボタンを触発すると、ロック装置がはずれ、多段中棒12がその管状体内の圧縮バネ32の弾力作用により即座に開くと同時に、中ろくろ10、下ろくろ14は圧縮バネ31が釈放されて、中ろくろ10、下ろくろ14が開き、更に引張骨18の連動作用で中ろくろ10、下ろくろ14は瞬時に撥ね上がり上ろくろ13下方に接近して傘が開く。閉じるときは下ろくろを下向きに引っ張って、圧縮バネ31、32の弾力を克服して傘をしまう。
図2に示すように、自動開閉機能を具えた別の折畳傘は、該傘1Aは傘地11、多段中棒12、上ろくろ13、下ろくろ14、トップ骨15、受骨16により構成する。該上ろくろ13の周縁に若干のトップ骨15を枢設し、下ろくろ14の上周縁に若干の受骨16を枢設してトップ骨15を支持する。該中棒12は多段形式とし、その上端を上ろくろ14上に固定し、該中棒12内に圧縮バネ3を設ける。下ろくろ14と上ろくろ13の間を牽引ケーブル4で接続し、牽引ケーブル4の外端は下ろくろ14に接続し、上ろくろ13上の滑車131、132及び下ろくろ14上の滑車133を通って別の一端を中棒12内に挿入し、中棒12に沿って下向きに延伸し、手元19のロック装置に接続する。傘を開くとき、手元14の作動ボタンを触発するとロック装置がはずれ、多段中棒12はその管状体内の圧縮バネ3の弾力作用で即座に開き、このとき内部に設置した牽引ケーブル4の下端はロック装置にロックされて動かず、中棒12外の下ろくろ14と滑車131の間の牽引ケーブル部分が短くなっていくことによって、下ろくろ14が上昇して上ろくろ14下方に接近する作用を達成して、開傘させる。傘を閉じるときは、手元19上のボタンを作動させると、牽引ケーブル4下端のロック装置が解除されて中棒12内の牽引ケーブル4が緩み、閉傘バネ161が受骨16を引っ張り下ろくろ14を下へ押し動かし、自動閉傘の目的を達成する。
以上のように、傘1と傘1Aは自動開傘或いは自動閉傘の機能が得られたが、該中棒12は、二段或いは多段の設計であるため、傘を縮小したいとき中棒12はより多段設計として対応せねばならないが、この時中棒12の外管の管径と内管管径の差が拡大され、更に下ろくろ14と中ろくろ10が中棒12上で上下摺動するときに、がたついたり偏ったりしないようにするため、中棒の最小外径部を下方に位置させて手元19と固接している。すると、中棒12の最小外径部は直径が小さいため強度も低く、折れ曲がったり、折れて切断してしまったりし易く、堅固に開傘して使用できない。そこで現在、自動開閉折畳傘の体積と長さを最も短小化でき、且つ開傘時には中棒が傘を堅固に開いて支持できる使用状態の達成が急がれている。
特開2001−61523号公報
本考案は、上ろくろの下に固定管を配置して、下ろくろが安定してこの固定管に沿って上下摺動できるようにし、傘を堅固に開いて使用する効果を達成すると同時に、傘を閉じたときは多段の中棒を全部上ろくろ下方の固定管内に収めて、傘の体積と長さを最短最小にすることを主要な目的とする。
また、本考案は、中棒の最小外径部の上端と上ろくろを固接するか、或いは中棒の最小外径部の上端に結合スライドパッキングを固設して、該結合スライドパッキングは固定館内に設置して、前述の構造を採用し、上ろくろと固定管の組み合わせによって下ろくろが安定して固定管に沿って上下摺動できるようにし、傘を堅固に開いて使用する効果を達成すると同時に、傘を閉じたときは多段の中棒を全部上ろくろ下方の固定館内に収めて、傘の体積と長さを最短最小にすることをもう一つの目的とする。
前記課題を解決するために、本考案の傘は、傘地、中棒、上ろくろ、下ろくろ、トップ骨、受骨、他の相互に結合する折畳傘骨、或いは更に中ろくろと中・下ろくろの間に設置する圧縮バネ及び多数個の引張骨を具える。該上ろくろ周縁に傘地を支持する複数個のトップ骨を枢設し、下ろくろ周縁にトップ骨を支持する多数個の受骨を枢設する。中骨は伸縮可能な多段嵌挿構造とし、且つ中棒内に圧縮バネを設置し、トップ骨を枢設した上ろくろの下に固定管を設置し、更に該固定管の上端と上ろくろを固接し、下ろくろを固定管の外に通して配置したものである。
すなわち、請求項1の考案は、堅固な多段折畳自動式傘において、傘は、傘地、中棒、上ろくろ、下ろくろ、トップ骨、受骨及び他の相互に組み合う多段の傘骨を具え、或いは更に中ろくろ及び中・下ろくろの間に設置する圧縮バネ及び複数個の引線を具え、その内で該上ろくろ周縁に傘地を支持するトップ骨を複数個枢設し、下ろくろ周縁にトップ骨を支持する受骨を複数個枢設し、中棒は伸縮可能な多段嵌挿構造とし、且つ中棒内に圧縮バネを設置し、トップ骨を枢設する上ろくろの下に固定管を設け、該固定管の上端と上ろくろを接続固定し、更に下ろくろを固定管の外側に通して設けて成ることを特徴とする堅固な多段折畳自動式傘の構造である。
請求項2の考案は、前記固定管と上ろくろを、二つの部材を接続して構成してよく、一体成型としてもよいようにして成ることを特徴とする請求項1記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造である。
請求項3の考案は、前記固定管の横断面は円形、矩形、楕円形或いは多角形の中の任意の一種の形状とするようにして成ることを特徴とする請求項1記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造である。
請求項4の考案は、前記固定管の下端周縁に弧面リブを設けて成ることを特徴とする請求項1記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造である。
請求項5の考案は、前記中棒の最小外径部の上端と上ろくろを固接して成ることを特徴とする請求項1記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造である。
請求項6の考案は、前記中棒の最小外径部の上端に結合スライドパッキングを固設し、且つ該結合スライドパッキングを固定管内に設置するようにして成ることを特徴とする請求項1記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造である。
請求項7の考案は、前記結合スライドパッキング上に玉バネ孔と係止凹部を設け、該玉バネ孔内にバネと係止玉を収容し、該固定管には結合スライドパッキング係止凹部と係合する係止ブロック或いは係止当接部、及び係止玉と係合する係止孔をそれぞれ設け、係止ブロック或いは係止当接部は中棒を引き伸ばした状態で結合スライドパッキングの係止凹部と相互に係合して位置決めし、且つ該係止玉は固定管の係止孔に弾力で飛び出し圧接するようにして成ることを特徴とする請求項6記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造である。
請求項8の考案は、前記結合スライドパッキングの上部を固定管の管孔断面に対応した多角形体とし、下部は上部多角形体に適合した柱状体とし、その上部に玉バネ孔をあけ、該玉バネ孔内にバネと係止玉を収容し、また該固定管に係止玉と係合する係止孔を設け、固定管の下端に結合スライドパッキング下部の柱状体を覆う収束管を形成して成ることを特徴とする請求項6記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造である。
請求項9の考案は、前記収束管の下端周縁に弧面リブを形成して成ることを特徴とする請求項6記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造である。
本考案の構造によれば、多段折畳自動式傘の下ろくろと中ろくろは、固定管上を安定して摺動でき、がたつきが起こらず、中棒が堅固に傘を開いて使用できるようになったと同時に、本考案は中棒の最大外径部の管状体を下方に位置させて手元で固接したため、強度が高く、中棒が折れにくくなり、傘の使用寿命が延びた。また傘を閉じるとき、多段の中棒を全部上ろくろ下方の固定管内に収めることができるため、傘の体積と長さが最小になり、現有の傘と比較して、より実用価値と経済価値を具えている。
本考案の好適な実施例ついて図を参照して説明する。
図3は本考案を一般の折畳自動開傘に用いた実施例1の場合であるが、実施例1の傘2は、傘地21、多段中棒22、上ろくろ23、中ろくろ20、下ろくろ24、トップ骨25、受骨26から構成し、該上ろくろ23周縁に若干のトップ骨25を枢設し、中ろくろ20の上周縁に若干の受骨26を枢設してトップ骨25を支持し、下ろくろ24周縁に若干の引張骨261を枢設して受骨26を引っ張り動かす。該中棒22は多段形式とし、その上端を上ろくろ23に固定し、多段中棒22の内部、及び中ろくろ20と下ろくろ24の間に、圧縮バネ34、33を設置する。中棒22の最小外径部の外に固定管27を設け、該固定管27の管孔は中棒の最大外径部を収容できるようにし、固定管27上端とトップ骨25を枢設する上ろくろ23を固接する。中ろくろ20、下ろくろ24を合わせて固定管27の外に通して設置し、中ろくろ20、下ろくろ24が固定管27に沿って上下に摺動できるようにする。
上述の固定管27の横断面は、必要に応じて異なる形状に設けることができ、例えば円形、矩形、楕円形、多角形などであってよい。
図4に示すように、該固定管27の下端周縁に弧面リブ271を形成して、これにより端部で使用者が手を傷つけることがないように、使用者を保護する。
以上を総合し、図5では、上ろくろ23と固定管27とを一体成型としている。
本考案の実施例1の変形を図6に示す。
実施例1の変形が上述の図5に示す実施方法と異なる点は、上述の実施方法で固定管27と上ろくろ23を一体成型としたものを、本実施例では固定管27は上ろくろ23と分離状態の構造を採用したところである。該上ろくろ23に下向きに結合部231を形成し、この結合部231に結合孔232を設け、固定管27上に結合孔232に対応する挿入結合孔274を設け、鋲276を挿入して、かしめられるようにして、上ろくろ23と固定管27を接続する。
本実施例の使用過程では、傘2が閉じた状態では中棒22が一つに圧縮されて、手元29内のロック装置によってその収縮状態を保持し、同時に中ろくろ20と下ろくろ24の間の圧縮バネ33は圧縮された状態にある。手元29上の作動ボタンを触発すると、ロック装置がはずれ、多段中棒22は管状体内の圧縮バネ34の弾力作用によって即座に広がり、それと同時に下ろくろ24は圧縮バネ33の作用によって上向きに中ろくろ20に接近することにより、傘1が開くようにし、閉じるときは外力によって圧縮バネ31、32の弾力を克服して傘1を閉じればよい。
本考案の実施例2を図7に示すが、実施例2は、牽引ケーブル式自動開閉傘2Aにも適用でき、同様に中棒22の最小外径部の外に固定管27を設け、該固定管27上端とトップ骨25を枢設した上ろくろ23を固接或いは一体成型し、且つ下ろくろ24を合わせて固定管27の外に通して設けると、下ろくろ24は固定管27に沿って上下に摺動することができる。中棒22の最小外径部の上端を上ろくろ23に固定し、開傘時には手元29上の作動ボタンを触発すると、ロック装置がはずれ、多段中棒22がその管状体内の圧縮バネ30の弾力作用により即座に伸張し、この時内部に配置した牽引ケーブル4の下端はロック装置が手元29内にロックされて動かないため、中棒22の外の下ろくろ24と滑車の間の牽引ケーブル部分が短くなっていき、下ろくろ24が上昇して上ろくろ23下方に接近し、傘が開く。閉傘時には、手元29上のボタンを動かすと牽引ケーブル4下端のロック装置がはずれ、中棒22内の牽引ケーブル4が緩んで下ろくろ24は受骨26に対する支持を失い、閉傘バネ262の収縮により受骨26が下ろくろ24を下へ押し動かし、自動閉傘の目的を達成する。
本考案の実施例3を図8に示して説明するが、実施例3は実施例1の構造と類似し、全体としては一般の自動式傘であり、異なるのは実施例の中棒22の最小外径部の上端が上ろくろ23に直接固定されていないことである。本実施例で採用した構造は、該傘2Bは同様に傘時21、多段中棒22、上ろくろ23、中ろくろ20、下ろくろ24、トップ骨25、受骨26により構成する。該上ろくろ23周縁に若干のトップ骨25を枢設する。中ろくろ20の上周縁に若干の受骨26を枢設してトップ骨25を支持する。下ろくろ24の周縁に若干の引張骨261を枢設する。
多段中棒22の内部、及び中ろくろ20と下ろくろ24の間に圧縮バネ34、33を設置し、中棒22の最小外径部の外に固定管27を設け、該固定管27上端とトップ骨25を枢設した上ろくろ23を固接或いは一体とし、中ろくろ20、下ろくろ24を合わせて固定管27の外に通して設置すると、中ろくろ20、下ろくろ24は固定管27に沿って上下に摺動することができる。中棒22の最小外径部の上端に結合スライドパッキング28を固設し、該結合スライドパッキング28は固定管27内に設置し、結合スライドパッキング28が固定管27内で上下摺動できるようにする。
図9及び図10に示すように、実施例3では上ろくろ23と固定管27の間の接続構造は実施例1の構造と同様で、同じく上ろくろ23と固定管27の一体成型及び上ろくろ23と固定管27の分離状態の二種の構造を含む。本実施例では結合スライドパッキング28を鋲固定部材2841を使って中棒22と結合している。中棒22の最小外径部上端で適当に組み合わせた結合スライドパッキング28上に結合孔284をあけ、鋲固定部材2841を中棒22の最小外径部上端及び結合孔284に挿入して結合スライドスプリング28と中棒22の最小外径部上端を結合する。結合スライドパッキング28上に玉バネ孔281と係止凹部285を設け、該玉バネ孔281内にバネ281と係止玉283を収容する。固定管27上に、係止玉283及び係止凹部285と係合する係止孔272及び係止ブロック290、或いは係止当接部275を設け、係止孔272は必要に応じて固定管27の適当な位置に設ける。中棒22が伸張すると、固定管27上の係止ブロック290、或いは係止当接部275と結合スライドパッキング28上の係止凹部285が相互に係合して位置決めされ、係止玉283は固定管27上の係止孔272に飛び出て圧接し、結合スライドパッキング28と固定管27を堅固に一体に結合する。更に係止ブロックの側面に固定ピン291を設け、固定管27上に固定ピン291に対応した固定孔273を設け、固定ピン291は固定孔273内に挿入設置でき、係止ブロック290を堅固に固定管27下端内に、かしめるか或いは粘着接続する。
本実施例で固定管27内に結合スライドパッキング28を設置し、傘2Bが開くと該固定管27は多段中棒22の長さを増加分となる。傘2Bを閉じる時、該多段中棒22は全部上ろくろ23下方の固定管27内に収縮し、傘2Bの体積と長さは最短最小を達成する。
上述の実施例で結合スライドパッキング28と固定管27は別の構造を採用することもできる。図11に示すように、該実施例では結合スライドパッキング28上部2801を固定管27の管孔断面に対応して正六角形体とし、その下部2802は上部2801の正六角形を切除した円柱体とする。上部2801上に玉バネ孔281をあけ、該玉バネ孔281内にバネ282と係止玉283を収容し、該固定管27に係止玉283と係合する係止孔272を設け、固定管27の下端に結合スライドパッキング28下部2802柱状体に対応した収束管270を形成し、収束管270下端周縁に弧面リブ271を形成する。また、結合スライドパッキング28はここでも鋲固定部材2841(図10に示す)を使用して中棒22の最小外径部の上端と結合してよい。中棒22が伸張すると、結合スライドパッキング28は中棒22が開くことにより固定管27下端にスライドし、この時結合スライドパッキング28の下部2802は、固定管27の収束管270の中に落ち込み、上部2801内の係止玉283は、固定管27の係止孔272から飛び出て圧接し、結合スライドパッキング28と固定管27を堅固に一体に結合する。組み立ての過程では、上ろくろ23上に固定管27と通じる通孔233を設けて、結合スライドパッキング28を先にこの通孔233から固定管27の中にスライドさせてから、中棒22上端と結合させる。
また、本実施例の固定管27上端とトップ骨25を枢設した上ろくろ23は、一体として(図11に示す)よく、或いは固接する方式(図12に示し、具体的な説明は前述)を採用してもよい。固接方式を採用した場合、図12に示すように、組み立ての過程では、先に結合スライドパッキング28を固定管27上端の開口部から固定管27の中にスライドさせて入れてから、上ろくろ23と固定管27を固接する。
図13に示す本考案の実施例四では、牽引ケーブル式自動開閉傘2Cとし、同様に固定管27内に結合スライドパッキング28を設置し、及び中棒22上端と結合スライドパッキング28を固接する方式を採用し、具体的構造の説明は上述の実施例二と実施例三を総合し、ここでは述べない。
以上から、本考案の各実施例は、前述したような構造を採用して、多段折畳自動式傘の下ろくろ24と中ろくろ20は堅固に固定管27上をスライドし、ガタツキは起こらずに、中棒22が傘を堅固に支持して開くことができ、同時に本考案の中棒22の最大外径の管状体を下方に位置させて手元29と固接しているため、強度が高く、中棒の彎曲が防止され、傘の使用寿命が延びる。更に傘を閉じると多段中棒22を全部上ろくろ23下方の固定管27内に収容できるため、傘の体積と長さが最小になり、従来の傘と比較してより実用価値と経済価値そ具えるようになった。
公知の自動折畳傘の略図である。 公知の別の一種の自動折畳傘の略図である。 本考案の実施例一の構造略図である。 図3のA箇所の局部拡大図である。 図3の上ろくろと固定管のアセンブリ立体図である。 図3の上ろくろと固定管の別の実施方法の立体図である。 本考案の実施例二の構造略図である。 本考案の実施例三の構造略図である。 図8の上ろくろと固定管のアセンブリ立体図である。 図8の上ろくろと固定管の別の実施方法の立体図である。 図8のもう一つの実施方法の立体図である。 図11の更に別の実施方法の立体図である。 本考案の実施例四の構造略図である。
符号の説明
1 傘
1A 傘
10 中ろくろ
11 傘地
12 多段中棒
13 上ろくろ
131 滑車
132 滑車
133 滑車
14 下ろくろ
15 トップ骨
16 受骨
161 バネ
18 引張骨
19 手元
2 傘
2A 傘
2B 傘
20 中ろくろ
21 傘地
22 多段中棒
23 上ろくろ
231 結合部
232 結合孔
233 通孔
24 下ろくろ
25 トップ骨
26 受骨
261 引張骨
262 閉傘バネ
27 固定管
270 収束管
271 弧面リブ
272 係止孔
273 固定孔
274 挿入結合孔
275 係止当接部
276 鋲
28 結合スライドパッキング
2801 上部
2802 下部
281 玉バネ孔
282 バネ
283 係止玉
284 結合孔
2841 鋲固定部材
285 係止凹部
29 手元
290 係止ブロック
291 固定ピン
3 圧縮バネ
30 圧縮バネ
31 圧縮バネ
32 圧縮バネ
33 圧縮バネ
34 圧縮バネ
4 牽引ケーブル

Claims (9)

  1. 堅固な多段折畳自動式傘において、傘は、傘地、中棒、上ろくろ、下ろくろ、トップ骨、受骨及び他の相互に組み合う多段の傘骨を具え、或いは更に、中ろくろ及び中・下ろくろの間に設置する圧縮バネ及び複数個の引線を具え、その内で該上ろくろ周縁に傘地を支持するトップ骨を複数個枢設し、下ろくろ周縁にトップ骨を支持する受骨を複数個枢設し、中棒は伸縮可能な多段嵌挿構造とし、且つ中棒内に圧縮バネを設置し、
    トップ骨を枢設する上ろくろの下に固定管を設け、該固定管の上端と上ろくろを接続固定し、更に下ろくろを固定管の外側に通して設けて成ることを特徴とする堅固な多段折畳自動式傘の構造。
  2. 前記固定管と上ろくろは、二つの部材を接続して構成してよく、一体成型としてもよいようにして成ることを特徴とする請求項1記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造。
  3. 前記固定管の横断面は円形、矩形、楕円形或いは多角形の中の任意の一種の形状とするようにして成ることを特徴とする請求項1記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造。
  4. 前記固定管の下端周縁に弧面リブを設けて成ることを特徴とする請求項1記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造。
  5. 前記中棒の最小外径部の上端と上ろくろを固接して成ることを特徴とする請求項1記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造。
  6. 前記中棒の最小外径部の上端に結合スライドパッキングを固設し、且つ該結合スライドパッキングを固定管内に設置するようにして成ることを特徴とする請求項1記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造。
  7. 前記結合スライドパッキング上に玉バネ孔と係止凹部を設け、該玉バネ孔内にバネと係止玉を収容し、該固定管には結合スライドパッキング係止凹部と係合する係止ブロック或いは係止当接部、及び係止玉と係合する係止孔をそれぞれ設け、係止ブロック或いは係止当接部は中棒を引き伸ばした状態で結合スライドパッキングの係止凹部と相互に係合して位置決めし、且つ該係止玉は固定管の係止孔に弾力で飛び出し圧接するようにして成ることを特徴とする請求項6記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造。
  8. 前記結合スライドパッキングの上部を固定管の管孔断面に対応した多角形体とし、下部は上部多角形体に適合した柱状体とし、その上部に玉バネ孔をあけ、該玉バネ孔内にバネと係止玉を収容し、また該固定管に係止玉と係合する係止孔を設け、固定管の下端に結合スライドパッキング下部の柱状体を覆う収束管を形成して成ることを特徴とする請求項6記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造。
  9. 前記収束管の下端周縁に弧面リブを形成して成ることを特徴とする請求項6記載の堅固な多段折畳自動式傘の構造。
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