JP3115104B2 - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JP3115104B2 JP3115104B2 JP04155006A JP15500692A JP3115104B2 JP 3115104 B2 JP3115104 B2 JP 3115104B2 JP 04155006 A JP04155006 A JP 04155006A JP 15500692 A JP15500692 A JP 15500692A JP 3115104 B2 JP3115104 B2 JP 3115104B2
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- JP
- Japan
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- static electricity
- conductor
- fpc
- print head
- insulating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
- H05K1/0254—High voltage adaptations; Electrical insulation details; Overvoltage or electrostatic discharge protection ; Arrangements for regulating voltages or for using plural voltages
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
- H05K3/281—Applying non-metallic protective coatings by means of a preformed insulating foil
Description
ルムの破損を防止したフレキシブルプリント配線板(以
下、FPCと省略する)を備えた印字装置に関する。
るが、その一つに印字装置がある。この印字装置には、
可動部である印字ヘッド部と印字コントロール回路部と
を接続するため、屈曲性を有した圧廷銅箔の信号線を媒
体としてなるFPCのケーブルが一般に広く使用されて
いる。
FPC1では、ベースフィルム2上に所定のパターンで
配置された信号線用の導体3が載置され、その上からカ
バーフィルム4が被覆されており、ベースフィルム2と
カバーフィルム4とは貼り合わされている。また、ベー
スフィルム2とカバーフィルム4は屈曲性を有する圧廷
銅箔によって構成された信号線用の導体3を外部から絶
縁するための絶縁フィルムであって、ポリエステルやポ
リイミド等の材質が使用されている。
たとき、ベースフィルム2とカバーフィルム4からなる
絶縁フィルムが薄いと、高電圧の静電気が飛ぶことによ
りこの絶縁フィルムが破損し、媒体となっている圧廷銅
箔の信号線の導体3が露出する。このFPC1が例えば
印字装置に使用されて印字ヘッド部と印字コントロール
回路部を接続している場合、信号線用の導体3の露出部
に静電気が飛ぶことにより、印字ヘッドおよび印字コン
トロール回路部が破壊される。この破壊を防ぐために、
FPC1の絶縁フィルムを厚く(例えば、約2mil)
することが行なわれているが、そうするとFPC1の曲
げ応力が増大し、それに伴って印字装置部に無駄なスペ
ースが生じるなど別の問題が生じた。
装置5では、シャーシ6上に支持板7を介してキャリッ
ジシャフト8が設けられており、このキャリッジシャフ
ト8に沿って印字ヘッド部9が搭載されたキャリッジ1
0が矢印方向に移動する。上記印字ヘッド部9にはサー
マルプリンタ、インクジェットプリンタ等の各種方式の
ものが使用され、この印字ヘッド部9に組込まれた印字
回路部には、印字コントロール回路部(図示せず)から
信号が送られる。このため、印字コントロール回路部か
ら導出されたFPC1がキャリッジシャフト8の下方を
伸びており、シャフト先端部で上方に円弧状1aに曲げ
られた後、印字ヘッド部9に接続されている。キャリッ
ジシャフト8の先端部の近傍には、キャリッジ駆動モー
タ11が設けられている。
移動に伴って可動されるが、このFPC1は静電気によ
る破損を防ぐため、上述のように絶縁フィルム層が厚く
構成されているため、FPC1の曲げ応力によるキャリ
ッジ走行への悪影響を防ぐため、図6に示すようにたわ
み間隔Lを十分に大きくとっている。すなわち、FPC
1の曲げ応力が大きいと、このFPC1の応力によるキ
ャリッジ負荷変動により、キャリッジ走行中の速度変化
が発生し、印字品質が低下する。それを無くするため、
キャリッジ10の最大移動距離(図6の状態)+FPC
1のたわみ間隔Lを十分に大きく設けているのである。
可動部と固定部の間を接続する信号ケーブルとして使用
されることが多いが、静電気による絶縁フィルムの破損
を防ぐために、この絶縁フィルムを厚くした場合、例え
ば図6に示したようにFPC1の大きいたわみ間隔Lが
必要となり、この間隔Lを確保するために駆動モータ1
1をキャリッジ10に近づけて配置することができず、
装置の小型化への障害となっていた。
PCの絶縁フィルムが薄くても、静電気による破損を防
ぐことができ、それゆえにFPCの応力が小さく、たわ
みを最小限にできる印字装置を提供することを目的とす
る。
め、本発明は、シャーシ上に移動可能に設けられた印字
ヘッド部と、印字コントロール回路部から導出して印字
ヘッド部に向かって延び、シャーシの先端側で曲げられ
た状態で印字ヘッド部に接続されたフレキシブルプリン
ト配線板とを備えた印字装置において、フレキシブルプ
リント配線板は、印字コントロール回路部の信号を印字
ヘッド部に送るための信号線用の導体と、信号線用の導
体とともに絶縁フィルムにより被覆され、シャーシに接
続された静電気吸収用の導体とを有し、静電気吸収用の
導体の一部が絶縁フィルムから露出して設けられている
ことを特徴とする。
ルムとカバーフィルムを貼り合わせて構成され、カバー
フィルムには、静電気吸収用の導体の一部を露出させる
複数の穴が設けられ、この穴は、カバーフィルムにおい
て印字ヘッド部との接続部の手前部分を避けて設けられ
ている。
て飛ぶ性質がある。したがって、静電気が飛ぶとき、F
PCの絶縁フィルムよりも、電位の低い静電気吸収用の
導体の露出部に飛び、この導体を通って接地側に落ち
る。したがって、FPCの絶縁フィルムには静電気が飛
ばないから、この絶縁フィルムが薄くて可撓性に富むF
PCを形成でき、FPCのたわみ間隔を小さくできる。
る。なお、従来例と同一要素には同一符号を付して説明
する。
図、図2は図1の長手方向に沿う要部の拡大断面図、図
3は図1の幅方向に沿う要部の拡大断面図である。
ム2上に信号線用の導体3とともに、静電気吸収用の導
体13が設けられ、これら信号線用の導体3と静電気吸
収用の導体13はベースフィルム2に貼着したカバーフ
ィルム4によって被覆されている。静電気吸収用の導体
13は信号線用の導体3と同じ圧延銅箔によって形成さ
れ、かつ信号線用の導体3の近くに絶縁されて配設され
ており、しかも信号線用の導体3とほぼ同じパターンで
配設されている。本実施例のFPC12では、多数の信
号線の内の4本の信号線の導体3と3本の静電気吸収用
の導体13が図示されているが、FPC12の幅により
静電気吸収用の導体13の数は増減できる。
置のカバーフィルム4に一定間隔で複数の小径の穴14
が形成されており、この穴4により静電気吸収用の導体
13が部分的に露出されている。この静電気吸収用の導
体13の露出部の表面には酸化防止処理が施されてい
る。
は、電位の低い所へ空気放電して飛ぶ性質が利用されて
いる。すなわち、FPC12に静電気が飛んだとき、絶
縁フィルムであるカバーフィルム4よりも、シャーシ等
を介して接地されていて電位の低い静電気吸収用の導体
13の露出部に飛び、この導体13を通って接地部に落
ちる。つまり、絶縁フィルムであるカバーフィルム4に
は高電圧の静電気が飛ばないため、絶縁フィルムの破損
を防ぐことができる。このためFPC12の絶縁フィル
ムが薄く(約1mil)ても静電気による絶縁フィルム
の破損を防ぐことができる。
た印字装置5を示し、キャリッジ10が最大移動したと
きの状態を示している。また、この場合FPC12の絶
縁フィルムは静電気による破損のおそれがないので、十
分に薄くしてフレキビリティに富んだものが使用されて
いる。
キャリッジ10に対するFPC12の応力が減少し、F
PC12のたわみ間隔L1 を最少限にすることができ
る。したがって、図4に示すようにキャリッジ駆動モー
タ11をキャリッジ10の最大移動位置に近づけて設け
ることができ、これにより空いたスペースを有効利用
し、装置の小型化がなされている。
く屈曲するため、このA部には穴14を設けないで、静
電気吸収用の導体13の露出部を避けており、これによ
りFPC12の穴14による耐久低下を防いでいる。ま
た、印字ヘッド部9の保護のために、キャリッジ10に
は導電性プラスチック材が混入されており、印字ヘッド
部9に万一高電圧の静電気が流れても、キャリッジ10
を通って接地側に落ちるように設けられてる。
装置に限らず、FPCが使用されるあるゆる装置に適用
することができる。
では、フレキシブルプリント配線板の絶縁フィルムが薄
くても、静電気による絶縁フィルムの破損を防ぎ、信号
線用の導体に静電気が流れる不具合をなくすことができ
る。したがって、本発明によると薄くて可撓性に富むプ
リント配線板の実用化が可能となるため、このプリント
配線板が接続された印字ヘッド部へ与える応力を従来よ
り少なくできる。よって、フレキシブルプリント配線板
のたわみのための間隙を最小限にすることができ、スペ
ースの有効利用による印字装置の小型化が実現できる。
既存技術をそのまま使って作成できるので、従来のフレ
キシブルプリント配線板とほぼ同じコストで供給でき
る。しかも、静電気吸収用の導体に露出部を形成するた
めの穴の最小加工穴径をφ1程度とすることにより、従
来のものとほぼ同等の耐久性を維持することができる。
ルプリント配線板をコストアップすることなく、その性
能を維持しながら静電気対策ができ、装置の小型化がで
きるという効果がある。
断説明図である。
る。
印字装置の説明図である。
ある。
印字装置の説明図である。
フィルム、12…フレキシブルプリント配線板(FP
C)、13…静電気吸収用の導体、14…穴。
Claims (2)
- 【請求項1】 シャーシ上に移動可能に設けられた印字
ヘッド部と、 印字コントロール回路部から導出して前記印字ヘッド部
に向かって延び、前記シャーシの先端側で曲げられた状
態で前記印字ヘッド部に接続されたフレキシブルプリン
ト配線板とを備えた印字装置において、 前記フレキシブルプリント配線板は、前記印字コントロ
ール回路部の信号を前記印字ヘッド部に送るための信号
線用の導体と、前記信号線用の導体とともに絶縁フィル
ムにより被覆され、前記シャーシに接続された静電気吸
収用の導体とを有し、 前記静電気吸収用の導体の一部が前記絶縁フィルムから
露出して設けられていることを特徴とする印字装置。 - 【請求項2】 前記絶縁フィルムは、ベースフィルムと
カバーフィルムを貼り合わせて構成され、前記カバーフ
ィルムには、前記静電気吸収用の導体の一部を露出させ
る複数の穴が設けられ、この穴は、前記カバーフィルム
において前記印字ヘッド部との接続部の手前部分を避け
て設けられていることを特徴とする請求項1記載の印字
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04155006A JP3115104B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04155006A JP3115104B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05347460A JPH05347460A (ja) | 1993-12-27 |
JP3115104B2 true JP3115104B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=15596637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04155006A Expired - Lifetime JP3115104B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3115104B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003158351A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-30 | Nec Kagoshima Ltd | フレキシブル回路基板 |
JP2009158808A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Kyocera Corp | フレキシブル基板及びこれを用いた携帯電子機器 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP04155006A patent/JP3115104B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05347460A (ja) | 1993-12-27 |
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