JPH05347460A - フレキシブルプリント配線板とこれを用いた電気機器 - Google Patents
フレキシブルプリント配線板とこれを用いた電気機器Info
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- JPH05347460A JPH05347460A JP4155006A JP15500692A JPH05347460A JP H05347460 A JPH05347460 A JP H05347460A JP 4155006 A JP4155006 A JP 4155006A JP 15500692 A JP15500692 A JP 15500692A JP H05347460 A JPH05347460 A JP H05347460A
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
- H05K1/0254—High voltage adaptations; Electrical insulation details; Overvoltage or electrostatic discharge protection ; Arrangements for regulating voltages or for using plural voltages
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
- H05K3/281—Applying non-metallic protective coatings by means of a preformed insulating foil
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Abstract
ず、したがって、薄くて可撓性に富むプリント配線板の
実用化を可能とする。 【構成】 静電気吸収用の導体13が信号線用の導体3
とともに、ベースフィルム2とカバーフィルム4を貼り
合わせてなる絶縁フィルムにより被覆されている。上記
カバーフィルム4の導体13と同じ位置に複数の小径の
穴14が設けられており、導体13はこの穴14によっ
てカバーフィルム4から露出している。
Description
ムの破損を防止したフレキシブルプリント配線板(以下
FPCと省略する)と、これを用いた電気機器に関す
る。
るが、その一つに印字装置がある。この印字装置には、
可動部である印字ヘッド部と印字コントロール回路部と
を接続するため、屈曲性を有した圧廷銅箔の信号線を媒
体としてなるFPCのケーブルが一般に広く使用されて
いる。
FPC1では、ベースフィルム2上に所定のパターンで
配置された信号線用の導体3が載置され、その上からカ
バーフィルム4が被覆されており、ベースフィルム2と
カバーフィルム4とは貼り合わされている。また、ベー
スフィルム2とカバーフィルム4は屈曲性を有する圧廷
銅箔によって構成された信号線用の導体3を外部から絶
縁するための絶縁フィルムであって、ポリエステルやポ
リイミド等の材質が使用されている。
たとき、ベースフィルム2とカバーフィルム4からなる
絶縁フィルムが薄いと、高電圧の静電気が飛ぶことによ
りこの絶縁フィルムが破損し、媒体となっている圧廷銅
箔の信号線の導体3が露出する。このFPC1が例えば
印字装置に使用されて印字ヘッド部と印字コントロール
回路部を接続している場合、信号線用の導体3の露出部
に静電気が飛ぶことにより、印字ヘッドおよび印字コン
トロール回路部が破壊される。この破壊を防ぐために、
FPC1の絶縁フィルムを厚く(例えば、約2mil)
することが行なわれているが、そうするとFPC1の曲
げ応力が増大し、それに伴って印字装置部に無駄なスペ
ースが生じるなど別の問題が生じた。
装置5では、シャーシ6上に支持板7を介してキャリッ
ジシャフト8が設けられており、このキャリッジシャフ
ト8に沿って印字ヘッド部9が搭載されたキャリッジ1
0が矢印方向に移動する。上記印字ヘッド部9にはサー
マルプリンタ、インクジェットプリンタ等の各種方式の
ものが使用され、この印字ヘッド部9に組込まれた印字
回路部には、印字コントロール回路部(図示せず)から
信号が送られる。このため、印字コントロール回路部か
ら導出されたFPC1がキャリッジシャフト8の下方を
伸びており、シャフト先端部で上方に円弧状1aに曲げ
られた後、印字ヘッド部9に接続されている。キャリッ
ジシャフト8の先端部の近傍には、キャリッジ駆動モー
タ11が設けられている。
移動に伴って可動されるが、このFPC1は静電気によ
る破損を防ぐため、上述のように絶縁フィルム層が厚く
構成されているため、FPC1の曲げ応力によるキャリ
ッジ走行への悪影響を防ぐため、図6に示すようにたわ
み間隔Lを十分に大きくとっている。すなわち、FPC
1の曲げ応力が大きいと、このFPC1の応力によるキ
ャリッジ負荷変動により、キャリッジ走行中の速度変化
が発生し、印字品質が低下する。それを無くするため、
キャリッジ10の最大移動距離(図6の状態)+FPC
1のたわみ間隔Lを十分に大きく設けているのである。
可動部と固定部の間を接続する信号ケーブルとして使用
されることが多いが、静電気による絶縁フィルムの破損
を防ぐために、この絶縁フィルムを厚くした場合、例え
ば図6に示したようにFPC1の大きいたわみ間隔Lが
必要となり、この間隔Lを確保するために駆動モータ1
1をキャリッジ10に近づけて配置することができず、
装置の小型化への障害となっていた。
PCの絶縁フィルムが薄くても、静電気による破損を防
ぐことができ、それゆえにFPCの応力が小さく、たわ
みを最小限にできるFPCを提供することを目的とす
る。
め、本発明に係るフレキシブルプリント配線板は、静電
気吸収用の導体が信号線用の導体とともに絶縁フィルム
により被覆されており、静電気吸収用の導体の一部が絶
縁フィルムから露出して設けられた構成を特徴とする。
バーフィルムを貼り合わせて構成し、上記カバーフィル
ムに設けた複数の穴により上記静電気吸収用の導体がカ
バーフィルムから露出するように設けるとよい。
リント配線板を用いて電気機器の可動部に搭載された電
磁作動部と、この電磁作動部に信号を送るコントロール
回路部とを接続し、かつ上記静電気吸収用の導体をシャ
ーシに接続して構成するとよい。
て飛ぶ性質がある。したがって、静電気が飛ぶとき、F
PCの絶縁フィルムよりも、電位の低い静電気吸収用の
導体の露出部に飛び、この導体を通って接地側に落ち
る。したがって、FPCの絶縁フィルムには静電気が飛
ばないから、この絶縁フィルムが薄くて可撓性に富むF
PCを形成でき、このFPCを可動部を有する電機機器
に組み込むときFPCのたわみ間隔を小さくできる。
る。なお、従来例と同一要素には同一符号を付して説明
する。
図、図2は図1の長手方向に沿う要部の拡大断面図、図
3は図1の幅方向に沿う要部の拡大断面図である。
ム2上に信号線用の導体3とともに、静電気吸収用の導
体13が設けられ、これら信号線用の導体3と静電気吸
収用の導体13はベースフィルム2に貼着したカバーフ
ィルム4によって被覆されている。静電気吸収用の導体
13は信号線用の導体3と同じ圧延銅箔によって形成さ
れ、かつ信号線用の導体3の近くに絶縁されて配設され
ており、しかも信号線用の導体3とほぼ同じパターンで
配設されている。本実施例のFPC12では、多数の信
号線の内の4本の信号線の導体3と3本の静電気吸収用
の導体13が図示されているが、FPC12の幅により
静電気吸収用の導体13の数は増減できる。
置のカバーフィルム4に一定間隔で複数の小径の穴14
が形成されており、この穴4により静電気吸収用の導体
13が部分的に露出されている。この静電気吸収用の導
体13の露出部の表面には酸化防止処理が施されてい
る。
は、電位の低い所へ空気放電して飛ぶ性質が利用されて
いる。すなわち、FPC12に静電気が飛んだとき、絶
縁フィルムであるカバーフィルム4よりも、シャーシ等
を介して接地されていて電位の低い静電気吸収用の導体
13の露出部に飛び、この導体13を通って接地部に落
ちる。つまり、絶縁フィルムであるカバーフィルム4に
は高電圧の静電気が飛ばないため、絶縁フィルムの破損
を防ぐことができる。このためFPC12の絶縁フィル
ムが薄く(約1mil)ても静電気による絶縁フィルム
の破損を防ぐことができる。
た印字装置5を示し、キャリッジ10が最大移動したと
きの状態を示している。また、この場合FPC12の絶
縁フィルムは静電気による破損のおそれがないので、十
分に薄くしてフレキビリティに富んだものが使用されて
いる。
キャリッジ10に対するFPC12の応力が減少し、F
PC12のたわみ間隔L1 を最少限にすることができ
る。したがって、図4に示すようにキャリッジ駆動モー
タ11をキャリッジ10の最大移動位置に近づけて設け
ることができ、これにより空いたスペースを有効利用
し、装置の小型化がなされている。
く屈曲するため、このA部には穴14を設けないで、静
電気吸収用の導体13の露出部を避けており、これによ
りFPC12の穴14による耐久低下を防いでいる。ま
た、印字ヘッド部9の保護のために、キャリッジ10に
は導電性プラスチック材が混入されており、印字ヘッド
部9に万一高電圧の静電気が流れても、キャリッジ10
を通って接地側に落ちるように設けられてる。
装置に限らず、FPCが使用されるあるゆる装置に適用
することができる。
ブルプリント配線板は絶縁フィルムが薄くても、静電気
によるこの絶縁フィルムの破損を防ぎ、信号線用の導体
に静電気が流れる不具合をなくすことができる。したが
って、本発明によると薄くて可撓性に富むプリント配線
板の実用化が可能となり、このプリント配線板を電気信
号用のケーブルとして電気機器の印字用の可動部に接続
して使用するとき、この可動部へ与える応力を従来より
少なくできる。よって、フレキシブルプリント配線板の
たわみのための間隙を最少限にすることができ、スペー
スの有効利用による装置の小型化が実現できる。
線板は、既存技術をそのまま使って作成できるので、従
来のフレキシブルプリント配線板とほぼ同じコストで供
給できる。しかも、静電気吸収用の導体に露出部を形成
するための穴の最少加工穴径をφ1程度とすることによ
り、従来のものとほぼ同等の耐久性を維持することがで
きる。
ルプリント配線板をコストアップすることなく、その性
能を維持しながら静電気対策ができ、装置の小型化がで
きるという効果がある。
断説明図である。
る。
印字装置の説明図である。
ある。
印字装置の説明図である。
フィルム、12…フレキシブルプリント配線板(FP
C)、13…静電気吸収用の導体、14…穴。
Claims (3)
- 【請求項1】 静電気吸収用の導体が信号線用の導体と
ともに絶縁フィルムにより被覆されており、前記静電気
吸収用の導体の一部が前記絶縁フィルムから露出して設
けられた構成を特徴とするフレキシブルプリント配線
板。 - 【請求項2】 前記絶縁フィルムはベースフィルムとカ
バーフィルムを貼り合わせて構成され、前記カバーフィ
ルムに設けた複数の穴により前記静電気吸収用の導体が
カバーフィルムから露出して設けられた請求項1に記載
のフレキシブルプリント配線板。 - 【請求項3】 請求項1または2のフレキシブルプリン
ト配線板の前記信号線用の導体によって、電気機器の可
動部に搭載された電磁作動部と、この電磁作動部に信号
を送るコントロール回路部が接続され、前記静電気吸収
用の導体は電気機器のシャーシに接続された構成を特徴
とする電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04155006A JP3115104B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04155006A JP3115104B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05347460A true JPH05347460A (ja) | 1993-12-27 |
JP3115104B2 JP3115104B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=15596637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04155006A Expired - Lifetime JP3115104B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3115104B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003158351A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-30 | Nec Kagoshima Ltd | フレキシブル回路基板 |
JP2009158808A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Kyocera Corp | フレキシブル基板及びこれを用いた携帯電子機器 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP04155006A patent/JP3115104B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003158351A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-30 | Nec Kagoshima Ltd | フレキシブル回路基板 |
JP2009158808A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Kyocera Corp | フレキシブル基板及びこれを用いた携帯電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3115104B2 (ja) | 2000-12-04 |
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