JP2006248119A - ケーブル接続構造及び、該ケーブル接続構造を備えた操作ユニット、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents

ケーブル接続構造及び、該ケーブル接続構造を備えた操作ユニット、記録装置、液体噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 所定の間隔を有して配置される第1の板状部材と第2の板状部材を容易に接続できるケーブル接続構造及び、該ケーブル接続構造を備えた操作ユニット、記録装置及び、液体噴射装置を提供する。
【解決手段】
第1の回路が形成された第1の板状部材である液晶基板7と、液晶基板7と所定の間隔を有して組み立て配置される第2の回路が形成された第2の板状部材である操作基板6と、液晶基板7と操作基板6とを電気的に接続するFFC30とを有するケーブル接続構造において、FFC30を蛇腹状に構成した。これにより、液晶基板7及び、操作基板6が組み立て難い位置で配置された場合においても、容易に接続することができる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、所定の間隔を有して配置される第1の板状部材と第2の板状部材を容易に接続できるケーブル接続構造及び、該ケーブル接続構造を備えた操作ユニット、記録装置及び、液体噴射装置に関する。
近年、プリンタ、コピー、スキャナの3つの機能を併せ持ったインクジェット式複合機とも呼ばれる記録装置が多く用いられている。かかるインクジェット式複合機等の記録装置の筐体上部に、記録装置の機能を活用できるように、操作ユニットが設けられているものがある。この操作ユニットには、上記の記録装置の機能を操作者が操作する際に使用する操作ボタン及び、上記の記録装置の機能を表示する液晶表示装置が設けられている。操作ボタンの裏面には、操作者が操作ボタンで操作した操作内容を信号に変換して、インクジェット式複合機等の各装置を制御する主制御装置に送信する操作基板が設けられている。また、液晶表示装置には、2枚のガラス基板の間に液晶層を狭装した液晶セルと、主制御装置からの信号に対応して液晶セルを制御する液晶基板が設けられている。インクジェット式複合機等の中には、操作基板を介して、液晶基板と主制御基板とをケーブルで接続しているものがある。この場合、液晶基板と操作基板は狭小な間隔を有して配置されている。
一般的に、狭小な間隔を有して配置する回路基板と他の回路基板を接続するケーブル接続構造として、ボードトゥボードコネクタを使用した接続構造がある。(特許文献1参照。)図12にボードトゥボードコネクタを使用した接続構造を示す。図12は、狭小な間隔を有して略平行に配置される回路基板50と他の回路基板51をボードトゥボードコネクタ52で接続する場合の組み立て手順を示す断面図、(a)は組み立て前の断面図、(b)は組み立て後の断面図である。図12において、ボードトゥボードコネクタ52、IC24及びコンデンサ25が実装された回路基板50及び、同じくボードトゥボードコネクタ52、チップコンデンサ14が実装された回路基板51は、図12(b)のように狭小な間隔を有して略平行に配置されるため、ボードトゥボードコネクタ52同士の接続作業は著しく困難となっている。
また、他のケーブル接続構造として、FFC(フレキシブルフラットケーブル)を使用したケーブル接続構造もある。上記のFFCを使用したケーブル接続構造では、回路基板及び、他の回路基板上にコネクタを実装し、該コネクタにFFCを接続して、回路基板及び、他の回路基板を接続している。
特開2003−172863号公報
上述したボードトゥボードコネクタ52を使用したケーブル接続構造では、図12に示したように、回路基板50及び51が狭小な間隔を有して略平行に配置される場合、回路基板50及び51は各実装部品が実装される面と面が対向する向きで接続されるため、ボードトゥボードコネクタ52同士を接続し難くなる問題があった。特にボードトゥボードコネクタ52が回路基板50及び51の中央付近に実装されている場合、ボードトゥボードコネクタ52が見難く、著しく接続し難くなる問題があった。
また、略平行に配置される場合、ボードトゥボードコネクタ52同士を接続しているため、回路基板50及び51の間隔は、ボードトゥボードコネクタ52の背の高さの略2倍で決定される。図12に示したように、ボードトゥボードコネクタ52よりも背の高いコンデンサ25が、コンデンサ25が実装される回路基板50に対向する回路基板51又は、対向する回路基板51上に実装された実装部品、例えば、チップコンデンサ14等と干渉する虞があった。干渉した場合、ボードトゥボードコネクタ52を使用して接続できない。そこで、上記対向する回路基板51又は、上記対向する回路基板51上に実装された実装部品、例えば、チップコンデンサ14等がコンデンサ25と干渉しないように、コンデンサ25を回路基板50に対して寝かせて実装するか、又は、干渉しそうな実装部品を予め移動して配置するなどの対策を実施する必要があった。よって、以上のような回路基板上の実装部品の配置設計に影響を与えるといった問題があった。
また、上記のケーブル接続構造では、ボードトゥボードコネクタ52同士を接続しているため、回路基板50と51が相互に所定の角度を有して配置された場合、接続できないといった問題もあった。更に、回路基板50と51が垂直に配置された場合でも、回路基板50及び51の何れか一方の回路基板の端部にボードトゥボードコネクタ52を実装する必要があった。そのため、回路基板上の実装部品の配置設計に影響を与えるといった問題もあった。
また、上述したFFCを使用したケーブル接続構造では、ボードトゥボードコネクタ52を使用したケーブル接続構造と異なり、回路基板と他の回路基板が略平行に配置される場合でも、回路基板と他の回路基板の間隔を自由に決定することができる。また、相互に所定の角度を有して配置される場合でも接続できる。更に、垂直に配置される場合でも、何れか一方の回路基板の端部にコネクタを設ける必要が無く、回路基板上の実装部品の配置設計に影響を与えることはない。しかし、通常FFCの長さは、FFCが通過する経路の道のりに略等しいため、回路基板のコネクタと他の回路基板のコネクタが狭小な間隔を有して配置された場合、FFCの長さが短く、コネクタとFFCを接続し難いといった問題があった。
また、コネクタとFFCの接続作業性を考慮し、FFCの長さを作業スペース分長くするケーブル接続構造もあった。しかし、FFCの長さを長くすると、外部から進入する静電気又は、インクジェット式複合機等に設けられた他の装置(例えばIC又は、モータ等)から輻射される電磁波により、FFCを通過する信号にノイズが発生し易いといった問題もあった。更に、上記のFFCの長さを作業スペース分長くするケーブル接続構造では、回路基板及び、他の回路基板を狭小な間隔を有して筐体等に固定した後、FFCは長さが余り、両コネクタに張力が働かない状態になる。すると、インクジェット式複合機等に設けられた図示しないキャリッジの移動、又は、図示しないモータの回転・停止等により発生する振動で、FFCが揺動し易くなり、該揺動によって、回路基板上の他の実装部品、又は、インクジェット式複合機等に設けられた他の装置に接触し、FFCが損傷する虞を否定できないといった問題もあった。
本発明は、上記のような種々の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、所定の間隔を有して配置される第1の板状部材と第2の板状部材を容易に接続できるケーブル接続構造及び、該ケーブル接続構造を備えた操作ユニット、記録装置及び、液体噴射装置を提供することにある。
また、他の目的は、ケーブルの揺動を防止し、ケーブルが損傷することを防止できるケーブル接続構造及び、該ケーブル接続構造を備えた操作ユニット、記録装置及び、液体噴射装置を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明のケーブル接続構造では、第1の回路が形成された第1の板状部材と、前記第1の板状部材と所定の間隔を有して組み立て配置される第2の回路が形成された第2の板状部材と、前記第1の回路と前記第2の回路とを電気的に接続するケーブルとを有するケーブル接続構造において、前記ケーブルを蛇腹状に構成したことを特徴としている。これにより、上記第1の板状部材及び、上記第2の板状部材が組み立て難い位置で配置された場合においても、容易に接続することができる。
また、本発明のケーブル接続構造では、前記第1の板状部材と前記第2の板状部材とは、前記組み立て配置されるのが困難な程度に狭小な間隔を有して配置されることを特徴としている。これにより、上記第1の板状部材と上記第2の板状部材が組み立て配置されるのが困難な程度に狭小な間隔を有して配置された場合でも、上記のケーブルを引き伸ばすことで、上記第1の板状部材及び、上記第2の板状部材上の配置設計に影響を与えること無く、作業性を向上させつつ容易に、上記第1の板状部材と上記第2の板状部材を接続することができる。その後、上記ケーブルを折りたたむことで、従来のようにケーブルの長さが余ること無く、上記第1の板状部材及び、上記第2の板状部材上の配置設計に影響を与えること無く、上記第1の板状部材と上記第2の板状部材を狭小な間隔を有して配置して固定することができる。よって、従来のようにケーブルの長さが余ることが無いので、外部から進入する静電気又は、他の装置から輻射される電磁波によって、ケーブルを通過する信号に発生するノイズを最小限にすることもできる。
また、本発明のケーブル接続構造では、前記第1の板状部材及び、前記第2の板状部材は、前記ケーブルの帯状面と略平行に配置されることを特徴としている。これにより、上記ケーブルが上記第1の板状部材及び、上記第2の板状部材に挟まれた状態で、上記第1の板状部材及び、上記第2の板状部材が筐体等に固定される。よって、上記ケーブルは、当該ケーブルの持つ反発力により上記第1の板状部材及び、上記第2の板状部材に押さえ付けられるため、上記ケーブルが揺動することを防止することができる。これから、上記ケーブルが損傷することを防止することができる。
また、本発明のケーブル接続構造では、前記第1の板状部材及び、前記第2の板状部材は、前記ケーブルの帯状面と略平行に配置される補強板を備えることを特徴としている。これにより、上記第1の板状部材に設けられた補強板及び、上記第2の板状部材に設けられた補強板に上記ケーブルを挟んだ状態で、上記第1の板状部材及び、上記第2の板状部材は固定される。よって、上記ケーブルを補強板間に確実に固定することができる。
また、本発明の操作ユニットでは、液晶表示装置を含む操作ユニットであって、上記の各ケーブル接続構造を備えたことを特徴としている。これにより、上記のケーブル接続構造を備えた操作ユニットを提供することができる。
また、本発明の記録装置では、被記録媒体に記録する記録装置であって、上記の各ケーブル接続構造を備えたことを特徴としている。これにより、上記のケーブル接続構造を備えた記録装置を提供することができる。
また、本発明の液体噴射装置では、被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射装置であって、上記の各ケーブル接続構造を備えたことを特徴としている。これにより、上記のケーブル接続構造を備えた液体噴射装置を提供することができる。
本発明の実施形態の一つについて、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
はじめに、本発明の実施形態に係る記録装置に配置される操作ユニットの構成について図1乃至図7を参照して説明する。
図1は、本発明の一の実施形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式複合機1の外観構成の全体を示す斜視図である。図1に示す記録装置は、プリンタ、スキャナ及びコピー等の機能を有する、いわゆる複合機であり、図1には、そのインクジェット式複合機1の外観が示され、インクジェット式複合機1の上部手前側には、本発明の実施形態に係る操作ユニット2が示されている。更に操作ユニット2の中央部には、液晶表示装置3が示されている。
図2は、図1のインクジェット式複合機1に配置された操作ユニット2を正面から見た斜視図である。図2に示す操作ユニット2は、上述したように中央に液晶表示装置3を備えている。この操作ユニット2はインクジェット式複合機1の外観寸法を小さくするため、液晶表示装置3を操作ユニット2に組み込み、操作ユニット2の高さを低くしている。ここで、液晶表示装置3は、操作者の嗜好に合わせて、液晶表示装置3の角度を変更できる構造になっている。操作ユニット2のフレーム10の中央部に液晶表示装置回動軸穴15(図4参照)が形成されており、液晶表示装置回動軸穴15に図示しない回動軸の付いた液晶表示装置3を組み込むことで、液晶表示装置3は図示しない回動軸を中心に回動可能となり、図2では、上記の回動軸を中心として手前側に起き上がる方向に回動させることができる。
また、操作ユニット2には、図示しない各種の操作ボタンが設けられており、各種操作ボタンの操作に応答して、操作画面が液晶表示装置3に表示される。更に、図2ではシールドプレート4(図3参照)の接地部材5が示されている。詳細は後述するが、この接地部材5は、図示しない主制御基板のシールドプレートと接触し、シールドプレート4(図3参照)と図示しない主制御基板用シールドプレートを導通させている。図示しない主制御基板用シールドプレートは、インクジェット式複合機1の図示しない接地端子に導通され、外部から進入する静電気やインクジェット式複合機1に設けられた他の装置(例えばIC又は、モータ等)から輻射される電磁波により、発生する不要なノイズを、接地線を通して外部に放出している。
図3は、図2の操作ユニット2を背面から見た斜視図である。図3では、操作ユニット2を構成する複数のパーツを示している。また、操作ユニット2には、操作基板6が配置されていて、操作基板6を覆うようにシールドプレート4が固定されている。シールドプレート4は、後述するが、外部から進入する静電気に起因するノイズ又は、インクジェット式複合機1に設けられた他の装置(例えばIC又は、モータ等)から輻射される電磁波より発生するノイズから、操作基板6を保護するために配置されている。また、シールドプレート4には、接地部材5が固定されており、接地部材5と図示しない主制御基板のシールドプレートが接触し、上記のノイズを外部に放出している。
図4は、図2の操作ユニット2を構成するフレーム10に操作パッド16を配置した状態を背面から見た斜視図である。図4では、操作基板6に対応した操作パッド16a及び16bとフレーム10が示されている。上述したように、操作ユニット2はインクジェット式複合機1の外観寸法を小さくするため、液晶表示装置3を操作ユニット2に組み込み、操作ユニット2の高さを低くしている。この操作パッド16を使用することで、更に低くすることが可能となっている。図4に示す方向から見て、液晶表示装置3の下側にある全ての図示しない操作ボタンを図示しないラバープレートに取り付けて操作パッド16aが形成されている。同様に、液晶表示装置3の上側にある全ての図示しない操作ボタンを図示しないラバープレートに取り付けて操作パッド16bが形成されている。更に、操作パッド16a及び16bは、図4に示したように複数の接点17を有している。これら接点17は、本実施形態では、カーボンで形成されていて、図示しない各種操作ボタンが押されると、上記の押された操作ボタンに対応する接点が、操作基板6に形成されている図示しない配線パターンと接触し導通する。これら接点17と図示しない配線パターンとはスイッチの機能を構成し、これにより、従来のスイッチを使用するより操作パッドの高さを低くでき、よって、操作ユニット2の高さも低くすることができる。また、接点17と図示しない配線パターンとの接触により、各種操作ボタンが操作されたことを検出し、操作基板6から図示しない信号ケーブルによって、他の関係する各回路基板に、上記の検出信号を出力している。
また、上述したように、操作ユニット2はインクジェット式複合機1の外観寸法を小さくするため、操作ユニット2に液晶表示装置3を組み込んでいる。操作ユニット2のフレーム10を背面から見た場合に、フレーム10の中央部は台形状に突起し、この台形状の突起部に液晶表示装置3が組み込まれる。そこで、操作パッド16は2分割して、台形状の突起を避けるように左右に配置されている。
更に、図4では、上述した液晶表示装置回動軸穴15、フレーム開口部20及び、フレーム係止部21が示されている。液晶表示装置回動軸穴15は、上述したように、図示しない回動軸の付いた液晶表示装置3を組み込むために形成されている。これにより、液晶表示装置3が図示しない回動軸を中心に回動することができる。また、フレーム10に形成されたフレーム開口部20は、液晶表示装置3に設けられている液晶基板7と操作基板6を接続するFFC30を通す開口穴である。本実施形態では、後述するが、液晶表示装置3を制御する液晶基板7と操作基板6をFFC30で接続し、操作基板6と図示しない主制御基板を接続している。フレーム開口部20を通して、液晶基板7と操作基板6とをFFC30で接続することで、液晶表示装置3が液晶表示装置回動軸穴15を中心に回動しても、FFC30が外れないような構造になっている。また、フレーム係止部21は、シールドプレート4を固定するために、フレーム10に形成されている。
図5は、図2の操作ユニット2を構成する操作基板6を背面から見た斜視図である。図5では、操作基板6の背面が示されている。本実施形態の操作基板6は片面回路基板であるので、図6はパターン非形成面13を示している。ここで、本実施形態の操作ユニット2は、上述したように高さを低くする必要があったため、操作基板6に実装される実装部品にリード部品を使用せず、上記の実装部品は全て面実装されている。上記の実装部品の内、LEDのように操作ユニット2の表面(図2参照)に表示される必要のある部品もあり、操作基板6の実装部品が実装される面、すなわち、図示しないパターン形成面は、操作ユニット2の表面に設けられている。操作基板6のパターン非形成面13はシールドプレート4と接している。
なお、図5に示すパターン非形成面13にはパターンは存在せず、ジャンパー線19が示されている。ジャンパー線19は、操作基板6に形成された図示しない貫通穴に誘導されて、パターン非形成面13から図示しないパターン形成面に向かって取り付けられた後、図示しないパターン形成面側で図示しないグラウンドパターンと半田付けされて、操作基板6に強固に固定されている。また、図示しないネジ等の固定手段は、操作基板6に形成された貫通穴23を貫通して、シールドプレート固定部22及び、フレーム係止部21を固定している。これにより、上記のジャンパー線19は、シールドプレート固定部22と接触し、操作基板6に進入したノイズをシールドプレート固定部22からシールドプレート4に放出している。本実施形態では、シールドプレート固定部22の1ヶ所に対して、2本のジャンパー線19を接触させている。なお、他に貫通穴が複数示されているが、これらの貫通穴は操作基板6を固定するために設けられているので、各貫通穴の説明は省略する。
図6は、図2の操作ユニット2を構成するシールドプレート4を背面から見た斜視図である。シールドプレート4は5ヶ所のシールドプレート固定部22と接地部材5を備えている。シールドプレート固定部22は、ジャンパー線19と接触するだけでなく、シールドプレート4を固定する役目も有している。ノイズ対策の観点から見れば、このシールドプレート固定部22はより多く備えていたほうが有利である。しかし、ジャンパー線19を半田付けする操作基板6の配置スペースには限界があるので、本実施形態では5ヶ所設けられている。
また、シールドプレート4の接地部材5は、上述したように、図示しない主制御基板の図示しないシールドプレートと接触し、シールドプレート4と図示しない主制御基板用シールドプレートを導通させている。更に、図示しない主制御基板用シールドプレートは、インクジェット式複合機1の図示しない接地端子に導通され、外部から進入する静電気又は、インクジェット式複合機1に設けられた他の装置(例えばIC又は、モータ等)から輻射される電磁波より、発生するノイズなどの不要なノイズを、接地線を通して外部に放出している。よって、液晶基板7及び、操作基板6に外部から進入した静電気又は、他の装置から輻射される電磁波より、発生するノイズは、液晶基板7−FFC30−操作基板6−図示しないグラウンドパターン−ジャンパー線19−シールドプレート固定部22−シールドプレート4−接地部材5−図示しない主制御基板用シールドプレート−インクジェット式複合機1の図示しない接地端子−図示しない接地線を通過して外部に放出される。これにより、ノイズを削減している。
図7は、図2に示す液晶表示装置3の液晶セル11及び、液晶基板7を示す図である。本実施形態の液晶表示装置3は、2枚のガラス基板の間に液晶層を挟装した液晶セル11、液晶を制御する液晶基板7、及び、液晶を駆動するための液晶駆動用半導体チップ8を搭載したTCP(テープキャリアパッケージ)9から構成されている。液晶表示装置3とTCP9は異方性導電膜により直接接続されている。TCP9と液晶基板7は半田付けにより接続されている。具体的には、液晶セル11の一方の側辺部12に沿って設けた図示しない入力端子と、液晶駆動用半導体チップ8を搭載したTCP9の図示しない出力端子とが、異方性導電膜により直接接続されている。また、TCP9の図示しない入力端子と、液晶駆動用半導体チップ8以外の実装部品、例えば、チップコンデンサ14、図示しない抵抗、コネクタ18(図9参照)、図示しないコントローラ等を搭載した液晶基板7が、はんだ付けにより接続されている。更に、液晶基板7には、入力用ケーブルであるFFC30がコネクタ18(図9参照)に接続されている。液晶表示装置3はFFC30を介して、操作基板6と接続し、電源及び信号を入力するようになっている。また、液晶セル11及び、液晶基板7はTCP9の部分で2つ折りされ、液晶表示装置3の図示しないケースに格納されている。
図8は、本発明の特徴部分である蛇腹状に形成されたFFC30を示す斜視図である。図8に示すFFC30は、折り部31及び、端子部32から構成されている。本実施形態の折り部31は、折り線34をFFC30の長手方向と直交する向きにして、形成されている。端子部32には、被覆のない信号線33が形成されている。端子部32がコネクタ18(図9参照)と接続すると、信号線33とコネクタ18(図9参照)が導通する。また、図8には、FFC30の帯状面35が示されている。後述するが、帯状面35が補強板26(図9参照)と略平行に配置され、補強板26(図9参照)に押し付けられることで、FFC30が揺動しないように固定される。
図9は、本発明の特徴部分である、蛇腹状に形成されたFFC30を適用した液晶基板7と操作基板6のケーブル接続構造を示す組み立て手順の矢視AAから見た断面図である。図9では、上述した液晶表示装置3に設けられた液晶基板7と操作基板6を接続している。液晶基板7には、FFC30を接続するコネクタ18及び、チップコンデンサ14が実装されている。また、操作基板6には、FFC30を接続するコネクタ18及び、IC24が実装されている。なお、液晶基板7及び、操作基板6には、例えば、抵抗等の他の実装部品も実装されているが、ここでは省略している。
本実施形態の操作ユニット2の組み立て手順を説明すると、まず、フレーム10の液晶表示装置回動軸穴15に液晶表示装置3を組み込む。その際、液晶表示装置3を構成する液晶基板7に接続されているFFC30をフレーム10のフレーム開口部20に通しておく。その後、フレーム10を裏返しにして、操作パッド16を配置する。次に、フレーム開口部20に通しておいたFFC30と操作基板6とを接続する。次に操作基板6をフレーム10に、図示しないネジ等の固定手段で固定する。次に、シールドプレート4のシールドプレート固定部22をフレーム10のフレーム係止部21に図示しないネジ等の固定手段で固定する。以上の手順より、本実施形態の操作ユニット2は組み立てられる。ここで、本発明の特徴部分であるFFC30を適用した本実施形態の液晶基板7と操作基板6を接続するケーブル接続構造について説明する前に、従来のFFC40による本実施形態の液晶基板7と操作基板6を接続するケーブル接続構造について説明する。
図10は、従来のFFC40を使用した図9相当の組み立て手順を示す断面図である。図10(a)は、フレーム開口部20に通しておいたFFC40と操作基板6上のコネクタ18とを接続する前の状態を、図10(b)はFFC40と操作基板6上のコネクタ18を接続した後、操作基板6をフレーム10に固定した状態を示している。なお、図10は矢視AAから見た断面図なので、操作パッド16は現れていない。
図10(a)及び(b)に示したように、従来のFFC40は液晶基板7上のコネクタ18と操作基板6上のコネクタ18を接続しているが、FFC40が短いため、FFC40と操作基板6上のコネクタ18を接続するのが困難であった。特に、フレーム開口部20が狭い場合、フレーム開口部20の縁にFFC40が接触しないように、FFC40をコネクタ18に接続しなければならず、作業が著しく困難になった。また、FFC40が短いため、フレーム開口部20に通しておいたFFC40が接続の際に、図10(b)から見て、下側、すなわち液晶基板7側に落ちている場合があった。この場合、液晶表示装置3を回動して、FFC40をフレーム開口部20に通した後、接続しなければならなかった。
図11は、作業性向上のため、従来のFFC40に余長を設けた場合の図9相当の組み立て手順を示す断面図である。図11(a)は、フレーム開口部20に通しておいたFFC40と操作基板6上のコネクタ18とを接続する前の状態を、図10(b)はFFC40と操作基板6上のコネクタ18を接続した後の状態を、図10(c)は操作基板6をフレーム10に固定した状態を示している。なお、図11も矢視AAから見た断面図なので、操作パッド16は現れていない。
図11(a)〜(c)に示すように、図11では、作業性を考慮して、FFC40に余長を設け、長さを長くしている。これにより、FFC40を操作基板6上のコネクタ18に容易に接続できる。また、FFC40の長さを長くしたことで、図10(b)と異なり、フレーム開口部20に通しておいたFFC40が接続の際に、下側、すなわち液晶基板7側に落ちることを防止でき、作業性が向上している。しかし、図11(c)に示すように、操作基板6をフレーム10に固定すると、FFC40の長さを長くしたため、フレーム開口部20の縁にFFC40が接触し易く、FFC40が損傷し易くなってしまった。また、FFC40の長さが長いので、外部から進入する静電気又は、インクジェット式複合機1に設けられた他の装置(例えばIC又は、モータ等)から輻射される電磁波により、FFC40を通過する信号にノイズが発生し易くなった。
また、FFC40の長さが長いので、インクジェット式複合機1に設けられた図示しないキャリッジの移動、又は、図示しないモータの回転・停止等により発生する振動で、FFC40が揺動し易くなり、該揺動によって、液晶基板7又は、操作基板6上の他の実装部品、又は、操作ユニット2のフレーム10に接触し、FFC40が損傷する可能性があった。
また、本実施形態では、フレーム10があるため、液晶基板7と操作基板6は離れて配置されていることから、従来のボードトゥボードコネクタを使用して、液晶基板7と操作基板6を接続することはできなかった。
そこで、図8に示した本発明の特徴部分である蛇腹状のFFC30を使用することで、上記の問題を解決している。図9(a)はフレーム開口部20に通しておいたFFC30と操作基板6上のコネクタ18とを接続する前の状態を、図9(b)はFFC30と操作基板6上のコネクタ18を接続した後の状態を、図9(c)は操作基板6をフレーム10に固定した状態を示している。なお、図9も矢視AAから見た断面図なので、操作パッド16は現れていない。
図9(a)〜(c)に示すように、図9では、蛇腹状のFFC30を使用して、液晶基板7と操作基板6を接続している。図9(b)に示したように、蛇腹状のFFC30の折り部31を引き伸ばすことで、FFC30を操作基板6上のコネクタ18に容易に接続できる。また、FFC30を蛇腹状にしたことで、図10(b)と異なり、フレーム開口部20に通しておいたFFC30が接続の際に、下側、すなわち液晶基板7側に落ちることを防止でき、作業性が向上している。更に、図9(c)に示すように、操作基板6をフレーム10に固定した後でも、図11(c)と異なり、折り部31を折りたたむことで、フレーム開口部20の縁にFFC30が接触することを防止している。よって、FFC30が損傷することを防止している。また、本実施形態のFFC30は、図8に示したように、長手方向に直交して折り線34が形成されているため、折り部31内の信号線33は、同じ信号線が折り返されていることから、互いに打ち消しあい、ノイズの影響を受け難くなっている。よって、FFC30は図10のFFC40に比べて、長さが長くなっているものの、図11と異なり、FFC30を通過する信号にノイズが発生し難くなっている。
また、図9では、液晶基板7及び、操作基板6のコネクタ18に補強板26を設けている。これにより、FFC30は液晶基板7上の補強板26と操作基板6上の補強板26に挟まれている。インクジェット式複合機1に設けられた図示しないキャリッジの移動、及び、図示しないモータの駆動により、FFC30が揺動することを防止している。よって、液晶基板7又は、操作基板6上の他の実装部品、又は、操作ユニット2のフレーム10にFFC30が接触し、FFC30が損傷することを防止している。
また、従来のボードトゥボードコネクタを使用していないので、液晶基板7と操作基板6が略平行に配置される場合でも、液晶基板7と操作基板6の間隔を自由に決定することができる。また、相互に所定の角度を有して配置される場合でも接続できる。更に、垂直に配置される場合でも、何れか一方の回路基板の端部にコネクタ18を設ける必要が無く、液晶基板7又は、操作基板6上の実装部品の配置設計に影響を与えることはない。
更に、液晶表示装置3は、図示しない回動軸を中心に回動するため、液晶表示装置3に格納されている液晶基板7も図示しない回動軸を中心に回動する、しかし、本発明の特徴部分であるFFC30は蛇腹状になっているので、液晶基板7を回動させた際に、FFC30を引き伸ばし、又は、折りたたむことで、FFC30がコネクタ18から外れることも防止している。
以上のように、本実施形態のケーブル接続構造によれば、第1の回路が形成された第1の板状部材である液晶基板7と、液晶基板7と所定の間隔を有して組み立て配置される第2の回路が形成された第2の板状部材である操作基板6と、液晶基板7と操作基板6とを電気的に接続するFFC30とを備えている。更に、FFC30を蛇腹状に構成している。これにより、液晶基板7及び、操作基板6が組み立て難い位置で配置された場合においても、容易に接続することができる。
また、本実施形態のケーブル接続構造によれば、液晶基板7と操作基板6とは、組み立て配置されるのが困難な程度に狭小な間隔を有して配置されている。これにより、液晶基板7と操作基板6が組み立て配置されるのが困難な程度に狭小な間隔を有して相互に略平行、略垂直及び、所定の角度を有して配置された場合でも、FFC30を引き伸ばすことで、液晶基板7及び、操作基板6上の実装部品の配置設計に影響を与えること無く、作業性を向上させつつ容易に、液晶基板7と操作基板6を接続することができる。その後、FFC30を折りたたむことで、従来のようにケーブルの長さが余ること無く、液晶基板7及び、操作基板6上の実装部品の配置設計に影響を与えること無く、液晶基板7と操作基板6を狭小な間隔を有して配置して固定することができる。よって、従来のようにケーブルの長さが余ること無いので、外部から進入する静電気又は、インクジェット式複合機1に設けられた他の装置(例えばIC又は、モータ等)から輻射される電磁波により、FFC30を通過する信号に発生するノイズを最小限にすることもできる。
また、本実施形態のケーブル接続構造によれば、液晶基板7及び、操作基板6は、FFC30の帯状面35と略平行に配置されている。これにより、FFC30が液晶基板7及び、操作基板6に挟まれた状態で、液晶基板7及び、操作基板6が操作ユニット2に固定される。よって、FFC30は、FFC30の持つ反発力により液晶基板7及び、操作基板6に押さえ付けられるため、インクジェット式複合機1に設けられた図示しないキャリッジの移動、又は、図示しないモータの回転・停止等により発生する振動でFFC30が揺動することを防止することができる。これから、液晶基板7及び、操作基板6上の他の実装部品、又は、操作ユニット2のフレーム10に接触することも防止でき、FFC30が損傷することを防止することができる。
また、本実施形態のケーブル接続構造によれば、液晶基板7及び、操作基板6は、FFC30の帯状面35と略平行に配置される補強板26を備えている。これにより、液晶基板7に設けられた補強板26及び、操作基板6に設けられた補強板26にFFC30を挟んだ状態で、液晶基板7及び、操作基板6は固定される。よって、FFC30を補強板26間に確実に固定することができる。
なお、本発明の範囲は上述した実施形態に限られず、特許請求の範囲の記載に反しない限り、他の様々な実施形態に適用可能である。例えば、本発明の実施形態では、略平行に配置される液晶基板7及び、操作基板6に本発明の特徴部分であるFFC30を適用しているが、特にこれに限定されるものでなく、所定の間隔を有して接続される回路基板であれば、略平行、略垂直、及び、所定の角度を有して配置される回路基板でも適用可能である。例えば、液晶セルと液晶基板7、主制御基板と中継基板、及び、中継基板とセンサ基板等にも適用可能である。更に、インクジェット式複合機1に適用しているが、特にこれに限定されるものでなく、他の記録装置にも適用可能である。
また、本実施形態では、液晶基板7と操作基板6の間に操作ユニット2のフレーム10が配置され、フレーム10のフレーム開口部20にFFC30を通過させて、液晶基板7と操作基板6を接続しているが、特にこれに限定されるものでなく、フレーム10は無くても良い。また、フレーム開口部20の位置を、図4に示しているが、特にこれに限定されるものでなく、液晶基板7と操作基板6が接続できれば、何れでも良い。
また、本実施形態では、コネクタ18とFFC30の接続部に補強板26を設けているが、特にこれに限定されるものでなく、補強板26は無くても良い。ただし、補強板26を設けた方が、FFC30をより強固に固定することができる。
また、本実施形態では、コネクタ18の位置を図9に示しているが、特にこれに限定されるものでなく、液晶基板7及び、操作基板6上であれば、何れでも良い。
また、本実施形態では、FFCを蛇腹状に形成しているが、特にこれに限定されるものでなく、例えば、FPC(フレキシブルプリントサーキット)にも適用可能である。
また、本実施形態では、回路を形成した板状部材として回路基板について説明したが、特にこれに限定されるものでなく、例えば、液晶セルと液晶セルにも適用可能である。
また、本実施形態では、FFC30の折り線34は、FFC30の長手方向と直交する向きで形成されているが、特にこれに限定されるものでなく、例えば、長手方向と所定の角度を有して形成されていても良い。
液晶基板と操作基板のように、所定の間隔を有して略平行に配置される板状部材を備える記録装置等であれば、例えば、プリンタ、ファクシミリ装置、コピー装置等であっても適用可能である。また、記録装置や読取装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を液体噴射ヘッドから被噴射媒体に噴射して液体を被噴射媒体に付着させる液体噴射装置の意味として、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等を備えた装置にも適用可能である。
本発明の一の実施形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式複合機の外観構成の全体を示す斜視図である。 図1のインクジェット式複合機に配置された操作ユニットを正面から見た斜視図である。 図2の操作ユニットを背面から見た斜視図である。 図2の操作ユニットを構成するフレームに操作パッドを配置した状態を背面から見た斜視図である。 図2の操作ユニットを構成する操作基板を背面から見た斜視図である。 図2の操作ユニットを構成するシールドプレートを背面から見た斜視図である。 図2に示す液晶表示装置の液晶セル及び、液晶基板を示す図である。 本発明の特徴部分である蛇腹状に形成されたFFCを示す斜視図である。 本発明の特徴部分である、蛇腹状に形成されたFFCを適用した液晶基板と操作基板のケーブル接続構造を示す組み立て手順の矢視AAから見た断面図である。 従来のFFCを使用した図9相当の組み立て手順を示す断面図である。 作業性向上にため、従来のFFCに余長を設けた場合の図9相当の組み立て手順を示す断面図である。 狭小な間隔を有して略平行に配置される回路基板と他の回路基板をボードトゥボードコネクタで接続する場合の組み立て手順を示す断面図である。
符号の説明
1 インクジェット式複合機、2 操作ユニット、3 液晶表示装置、4 シールドプレート、5 接地部材、6 操作基板、7 液晶基板、8 液晶駆動用半導体チップ、
9 TCP(テープキャリアパッケージ)、10 フレーム、11 液晶セル、12 側辺部、13 パターン非形成面、14 チップコンデンサ、15 液晶表示装置回動軸穴、16、16a、16b 操作パッド、17 接点、18 コネクタ、19 ジャンパー線、
20 フレーム開口部、21 フレーム係止部、22 シールドプレート固定部、
23 貫通穴、24 IC、25 コンデンサ、26 補強板、
30 FFC(フレキシブルフラットケーブル)、31 折り部、
32 端子部、33 信号線、34 折り線、35 帯状面、
40 従来のFFC、
50、51 回路基板、52 ボードトゥボードコネクタ、

Claims (7)

  1. 第1の回路が形成された第1の板状部材と、前記第1の板状部材と所定の間隔を有して組み立て配置される第2の回路が形成された第2の板状部材と、前記第1の回路と前記第2の回路とを電気的に接続するケーブルとを有するケーブル接続構造において、
    前記ケーブルを蛇腹状に構成したことを特徴とするケーブル接続構造。
  2. 前記第1の板状部材と前記第2の板状部材とは、前記組み立て配置されるのが困難な程度に狭小な間隔を有して配置されることを特徴とする請求項1に記載のケーブル接続構造。
  3. 前記第1の板状部材及び、前記第2の板状部材は、前記ケーブルの帯状面と略平行に配置されることを特徴とする請求項1乃至2に記載のケーブル接続構造。
  4. 前記第1の板状部材及び、前記第2の板状部材は、前記ケーブルの帯状面と略平行に配置される補強板を備えることを特徴とする請求項3に記載のケーブル接続構造。
  5. 液晶表示装置を含む操作ユニットであって、請求項1〜4の何れか一項に記載のケーブル接続構造を備えたことを特徴とする操作ユニット。
  6. 被記録媒体に記録する記録装置であって、請求項1〜4の何れか一項に記載のケーブル接続構造を備えたことを特徴とする記録装置。
  7. 被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射装置であって、請求項1〜4の何れか一項に記載のケーブル接続構造を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
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