JP2011086322A - 電気機器装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気機器装置において、フレキシブルフラットケーブルが回路基板に実装された電子部品に接触するのを回避する。
【解決手段】電気機器装置である光ディスク読取装置1は、段違いに配置された第1の回路基板である中継基板2と第2の回路基板であるメイン基板3とがFFC(フレキシブルフラットケーブル)4により接続されている。FFC4は、3回折り曲げられており、FFC4と中継基板2との接続箇所を一端側接続点とし、FFC4とメイン基板3との接続箇所を他端側接続点とし、一端側接続点から辿って最初の折り曲げを第1折り曲げとし、一端側接続点から辿って最後の折り曲げを最終折り曲げとし、一端側接続点から第1折り曲げにおける折り目41に到るまでの部分を第1部分51とすると、最終折り曲げにおける折り目43の全体が、第1部分51における他端側接続点に近い方の側縁51aよりも、他端側接続点から離れた位置にある。
【選択図】図2
【解決手段】電気機器装置である光ディスク読取装置1は、段違いに配置された第1の回路基板である中継基板2と第2の回路基板であるメイン基板3とがFFC(フレキシブルフラットケーブル)4により接続されている。FFC4は、3回折り曲げられており、FFC4と中継基板2との接続箇所を一端側接続点とし、FFC4とメイン基板3との接続箇所を他端側接続点とし、一端側接続点から辿って最初の折り曲げを第1折り曲げとし、一端側接続点から辿って最後の折り曲げを最終折り曲げとし、一端側接続点から第1折り曲げにおける折り目41に到るまでの部分を第1部分51とすると、最終折り曲げにおける折り目43の全体が、第1部分51における他端側接続点に近い方の側縁51aよりも、他端側接続点から離れた位置にある。
【選択図】図2
Description
本発明は、段違いに配置された第1の回路基板と第2の回路基板がFFC(フレキシブルフラットケーブル)により接続された電気機器装置に関するものである。
従来から、電気機器装置の一種である光ディスク読取装置において、図9、図10(a)(b)に示すものがある。この光ディスク読取装置70は、第1の回路基板である中継基板71と第2の回路基板であるメイン基板72が段違いに配置されており、中継基板71とメイン基板72がFFC(フレキシブルフラットケーブル)73により接続された構成になっている。中継基板71とメイン基板72は、シャーシ74を間に挟んで段違いに配置されており、FFC73は、シャーシ74に形成されている開口74aを通って、中継基板71とメイン基板72とを接続している。
FFC73は、途中で1回折り曲げられており、FFC73の一端側は、中継基板71の中央部において、中継基板71と平行な状態で、中継基板71に接続されており、FFC73の他端側は、FFC73の一端側の延びている方向に対して直角方向に延びた状態で、メイン基板72に接続されている。FFC73の一端側は、中継基板71に設けられている接続部81に半田付けされて、中継基板71に接続されており、FFC73の他端側は、メイン基板72に設けられているコネクタ82に挿入されて、メイン基板72に接続されている。
シャーシ74で囲まれた空間には、光ディスク70aから記録データを読取るためのディスク駆動ユニット75が配置され、光ディスク70aは、中継基板71のFFC73接続側(メイン基板72側)と反対側の空間を通って、ディスク駆動ユニット75に挿入される。
中継基板71には、ディスク駆動ユニット75への光ディスク70aの挿入を光の投受光により検出するためのLED83及びPD84(電子部品)が実装されている。LED83及びPD84は、中継基板71のFFC73接続側と反対側の面に実装されており、LED83の端子83a及びPD84の端子84aが中継基板71のFFC73接続側の面に出ている。LED83は、FFC73の他端側の延びている部分(後述するFFC73の最終部分92)と重なる位置に実装されている。
また、中継基板71には、光ディスク70aの挿入、排出用のローディングモータ85に電源供給するためのリード線86が接続されている。リード線86は、中継基板71のFFC73接続側の面に接続されている。リード線86は、中継基板71に設けられているランド87に半田付けされて、中継基板71に接続されている。
光ディスク読取装置70の組立は、以下のようにして行われる。まず、接続部81及びランド87を設けると共にLED83及びPD84を実装した中継基板71をシャーシ74に取付け、また、コネクタ82が設けられたメイン基板72をシャーシ74に取付ける。次に、折り曲げた状態のFFC73の一端側を中継基板71の接続部81に半田付けすることにより、FFC73を中継基板71に接続し、続いて、リード線86を中継基板71のランド87に半田付けすることにより、リード線86を中継基板71に接続する。そして、FFC73の他端側をメイン基板72のコネクタ82に挿入することにより、FFC73をメイン基板72に接続する。光ディスク読取装置70は、このようにして組立てられる。
一方、2つのFFC同士が重なって接触しないように、2つのFFCを水平方向に間隔をおいて直角方向に折り曲げて配線した電気機器装置が知られている(例えば特許文献1参照)。また、直線状のFFCを1箇所又は複数個所で折り曲げてU字状又はV字状にして、その一端側を筐体部に接続すると共に、その他端側を筐体部に収納、引出し可能に保持されたトレイ部に接続した電気機器装置が知られている(例えば特許文献2参照)。また、DVD用制御回路基板の機器前方に配置したコネクタと操作ボタン制御回路基板上のコネクタとを、山折り及び谷折りによりZ状に折り曲げられたFFCによって接続した電気機器装置が知られている(例えば特許文献3参照)。
ところで、上述した従来の光ディスク読取装置70においては、図10(a)(b)に示すように、接続部81(FFC73の一端側と中継基板71との接続箇所)から折り目73aに到るまでのFFC73の部分を第1部分91とし、折り目73aからコネクタ82(FFC73の他端側とメイン基板72との接続箇所)に到るまでのFCC73の部分を最終部分92とすると、最終部分92における接続部81から遠い方の側縁92aは、第1部分91におけるコネクタ82に近い方の側縁91aから立上り、最終部分92における接続部81に近い方の側縁92bは、第1部分91におけるコネクタ82から遠い方の側縁91bから立上る。
このため、中継基板71とFFC73の最終部分92(特に、最終部分92の側縁92a)との間隔が狭く、FFC73を中継基板71に接続するときや、FFC73をメイン基板72に接続するときに、FFC73の最終部分92がLED83の端子83aと接触して、FFC73が傷づく可能性がある。また、FFC73を中継基板71及びメイン基板72に接続した後においても、何らかの物体(組立作業者の指や工具など)がFFC73に触れてしまうと、同様に、FFC73の最終部分92がLED83の端子83aと接触して、FFC73が傷つく可能性がある。なお、上述した特許文献1乃至特許文献3に開示の内容を適用したとしても、上記の問題を解決することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、フレキシブルフラットケーブルが回路基板に実装された電子部品に接触するのを回避することができる電気機器装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、第1の回路基板と、第1の回路基板と段違いに配置された第2の回路基板と、第1の回路基板と第2の回路基板とを接続するフレキシブルフラットケーブルとを備え、フレキシブルフラットケーブルは、一端側が第1の回路基板に接続されると共に、他端側が第2の回路基板に接続され、フレキシブルフラットケーブルの一端側は、第1の回路基板の中央部において、第1の回路基板と平行な状態で、第1の回路基板に接続され、フレキシブルフラットケーブルの他端側は、フレキシブルフラットケーブルの一端側の延びている方向と平行でない方向に延びた状態で、第2の回路基板に接続される電気機器装置において、フレキシブルフラットケーブルは、少なくとも2回以上折り曲げられ、該フレキシブルフラットケーブルの一端側と第1の回路基板との接続箇所を一端側接続点とし、該フレキシブルフラットケーブルの他端側と第2の回路基板との接続箇所を他端側接続点とし、一端側接続点から辿って最初の折り曲げを第1折り曲げとし、一端側接続点から辿って最後の折り曲げを最終折り曲げとし、一端側接続点から第1折り曲げにおける折り目に到るまでの部分を第1部分とすると、最終折り曲げにおける折り目の全体が、第1部分における他端側接続点に近い方の側縁よりも、他端側接続点から離れた位置にあるものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電気機器装置において、フレキシブルフラットケーブルは、少なくとも1回、他端側接続点に向かう方向と反対方向に折り曲げられ、最終折り曲げにおける折り目から他端側接続点に到るまでの部分を最終部分とすると、最終折り曲げにおける折り目が、最終部分の延びている方向と垂直であるものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載の電気機器装置において、フレキシブルフラットケーブルの他端側は、フレキシブルフラットケーブルの一端側の延びている方向に対して直角方向に延びた状態で、第2の回路基板に接続され、フレキシブルフラットケーブルは、少なくとも1回、他端側接続点に向かう方向と反対方向に折り曲げられ、第1折り曲げにおける折り目から最終折り曲げにおける折り目に到るまでの部分を中間部分とし、最終折り曲げにおける折り目から他端側接続点に到るまでの部分を最終部分とすると、中間部分の全体が、第1部分と重なる位置にあり、最終折り曲げにおける折り目が、最終部分の延びている方向と垂直であると共に、第1部分における他端側接続点から遠い方の側縁と重なる位置にあるものである。
請求項4の発明は、請求項1に記載の電気機器装置において、フレキシブルフラットケーブルは、最終折り曲げ以外の折り曲げによって折り重なった部分が、両面テープにより接着されているものである。
請求項1及び請求項2の発明によれば、フレキシブルフラットケーブルの最終部分の両側縁及び両側縁間の全ての箇所は、第1部分における他端側接続点に近い方の側縁よりも、他端側接続点から離れた位置から立ち上がる。従って、従来の構成と比較して、第1の回路基板とフレキシブルフラットケーブルの最終部分との間隔が広くなり、フレキシブルフラットケーブルの最終部分が第1の回路基板に実装された電子部品に接触するのを回避することができ、フレキシブルフラットケーブルが傷つくのを防止することができる。
請求項3の発明によれば、フレキシブルフラットケーブルの中間部分は、第1部分における両側縁間よりも外側の位置には存在せず、フレキシブルフラットケーブルの最終部分も、第1部分における他端側接続点から遠い方の側縁よりも、他端側接続点から離れた位置には存在しない。従って、フレキシブルフラットケーブルと第1の回路基板とが重なる面積を小さくすることができ、フレキシブルフラットケーブルの最終部分が第1の回路基板に実装された電子部品に接触するのを回避しつつ、第1の回路基板への電子部品の実装面積を広く確保することができる。
請求項4の発明によれば、フレキシブルフラットケーブルの折り重なった部分が浮き上がらない。従って、第1の回路基板に電子部品やリード線を半田付けするときに、フレキシブルフラットケーブルが邪魔にならず、半田付け工具がフレキシブルフラットケーブルに接触してフレキシブルフラットケーブルが傷つくのを防止することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態による電気機器装置について図面を参照して説明する。図1、図2(a)(b)は、本実施形態による電気機器装置である光ディスク読取装置の構成を示し、図3(a)(b)は、この光ディスク読取装置のフレキシブルフラットケーブルの折り曲げ構造を示す。なお、図3(a)はフレキシブルフラットケーブルを折り曲げた状態を示しており、図3(b)はフレキシブルフラットケーブルを展開した状態を示している。
光ディスク読取装置1は、第1の回路基板である中継基板2と、中継基板2と段違いに配置された第2の回路基板であるメイン基板3と、中継基板2とメイン基板3とを接続するFFC(フレキシブルフラットケーブル)4とを備えている。すなわち、光ディスク読取装置1は、段違いに配置された中継基板2とメイン基板3とがFFC4により接続された構成になっている。
中継基板2は、シャーシ5により隔てられた空間の一方の側に配置されており、メイン基板3は、シャーシ5により隔てられた空間の他方の側に配置されている。すなわち、中継基板2とメイン基板3は、シャーシ5を間に挟んで、互いに段違いに配置されている。また、中継基板2とメイン基板3は、互いに平行に配置されている。
FFC4は、シャーシ5に形成されている開口5aを通って、中継基板2とメイン基板3とを接続しており、一端側が中継基板2に接続されていると共に、他端側がメイン基板3に接続されている。FFC4は、途中で折り曲げられている。FFC4の一端側は、中継基板2のメイン基板3側の面の中央部において、中継基板2と平行な状態で、中継基板2に接続されている。FFC4の他端側は、メイン基板3の中継基板2側と反対側の面の周辺部において、FFC4の一端側の延びている方向と平行でない方向(本実施形態では、FFC4の一端側の延びている方向に対して直角方向)に延びた状態で、メイン基板3に接続されている。FFC4の一端側は、中継基板2に設けられている接続部21に半田付けされて、中継基板2に接続されており、FFC4の他端側は、メイン基板3に設けられているコネクタ31に挿入されて、メイン基板3に接続されている。FFC4の折り曲げ構造の詳細については後述する。
シャーシ5で囲まれた空間には、光ディスク1aから記録データを読取るためのディスク駆動ユニット6が配置され、光ディスク1aは、中継基板2のFFC4接続側(メイン基板3側)と反対側の空間を通って、ディスク駆動ユニット6に挿入される。
中継基板2には、ディスク駆動ユニット6への光ディスク1aの挿入を光の投受光により検出するためのLED22及びPD23(電子部品)が実装されている。LED22及びPD23は、中継基板2のFFC4接続側と反対側の面に実装されており、LED22の端子22a及びPD23の端子23aが中継基板2のFFC4接続側の面に出ている。LED22は、FFC4の他端側の延びている部分(後述するFFC4の最終部分53)と重なる位置に実装されている。
また、中継基板2には、光ディスク1aの挿入、排出用のローディングモータ24に電源供給するためのリード線25が接続されている。リード線25は、中継基板2のFFC4接続側の面に接続されている。リード線25は、中継基板2に設けられているランド26に半田付けされて、中継基板2に接続されている。
次に、FFC4の折り曲げ構造について説明する。FFC4は、一端側の延びている方向に対して直角方向に他端側が延びた状態で、一端側が中継基板2の接続部21に接続されると共に他端側がメイン基板3のコネクタ31に接続され得るように、途中で3回折り曲げられている。
ここで、FFC4の一端側と中継基板2との接続箇所を一端側接続点とし、FFC4の他端側とメイン基板3との接続箇所を他端側接続点とする。また、一端側接続点から辿って最初の折り曲げを第1折り曲げとし、一端側接続点から辿って2番目の折り曲げ(第1折り曲げの次の折り曲げ)を第2折り曲げとし、一端側接続点から辿って最後の折り曲げを最終折り曲げとする。
そして、図2(a)(b)、図3(a)(b)に示すように、一端側接続点から第1折り曲げにおける折り目41に到るまでの部分を第1部分51とし、第1折り曲げにおける折り目41から最終折り曲げにおける折り目43に到るまでの部分を中間部分52(第1折り曲げにおける折り目41から第2折り曲げにおける折り目42に到るまでの部分を中間部分52−1、第2折り曲げにおける折り目42から最終折り曲げにおける折り目43に到るまでの部分を中間部分52−2)とし、最終折り曲げにおける折り目43から他端側接続点に到るまでの部分を最終部分53とする。
FFC4は、最終折り曲げにおける折り目43の全体が、第1部分51における他端側接続点に近い方(メイン基板3のコネクタ31に近い方)の側縁51aよりも、他端側接続点から離れた位置(メイン基板3のコネクタ31から離れた位置)にあるように、折り曲げられている。
しかも、FFC4は、1回(第2折り曲げにおいて)、他端側接続点に向かう方向(メイン基板3のコネクタ31に向かう方向)と反対方向に折り曲げられており、最終折り曲げにおける折り目43が、最終部分53の延びている方向と垂直であると共に、第1部分51における他端側接続点から遠い方(メイン基板3のコネクタ31から遠い方)の側縁51bと重なる位置にあるように、折り曲げられている。さらに、FFC4は、中間部分52(52−1、52−2)の全体が、第1部分51と重なる位置にあるように折り曲げられている。
また、FFC4は、最終折り曲げ以外の折り曲げによって折り重なった部分が、両面テープ60により接着されている。本実施形態では、第1折り曲げによって折り重なった部分(第1部分51の一部と中間部分52−1)が両面テープ60により接着されている。
次に、光ディスク読取装置1の組立方法について説明する。光ディスク読取装置1の組立は、以下のようにして行われる。まず、接続部21及びランド26を設けると共にLED22及びPD23を実装した中継基板2をシャーシ5に取付け、また、コネクタ31が設けられたメイン基板3をシャーシ5に取付ける。次に、折り曲げた状態のFFC4の一端側を中継基板2の接続部21に半田付けすることにより、FFC4を中継基板2に接続し、続いて、リード線25を中継基板2のランド26に半田付けすることにより、リード線25を中継基板2に接続する。そして、FFC4の他端側をメイン基板3のコネクタ31に挿入することにより、FFC4をメイン基板3に接続する。光ディスク読取装置1は、このようにして組立てられる。
このような構成の光ディスク読取装置1によれば、FFC4の最終折り曲げにおける折り目43の全体は、FFC4の第1部分51における他端側接続点に近い方の側縁51aよりも、他端側接続点から離れた位置にある。すなわち、FFC4の最終部分53の両側縁53a、53b(接続部21から遠い方の側縁53a、接続部21に近い方の側縁53b)及び両側縁53a、53b間の全ての箇所は、第1部分51における他端側接続点に近い方の側縁51aよりも、他端側接続点から離れた位置から立ち上がる。従って、従来の構成と比較して、中継基板2とFFC4の最終部分53との間隔が広くなり、FFC4の最終部分53が中継基板2に実装された(FFC4の最終部分53と重なる位置に実装された)電子部品であるLED22の端子22aに接触するのを回避することができ、FFC4が傷つくのを防止することができる。
しかも、FFC4の中間部分52の全体は、FFC4の第1部分51と重なる位置にあり、最終折り曲げにおける折り目43は、FFC4の最終部分53の延びている方向と垂直であると共に、FFC4の第1部分51における他端側接続点から遠い方の側縁51bと重なる位置にある。すなわち、FFC4の中間部分52は、FFC4の第1部分51における両側縁51a、51b間よりも外側の位置には存在せず、FFC4の最終部分53も、FFC4の第1部分51における他端側接続点から遠い方の側縁51bよりも、他端側接続点から離れた位置には存在しない。従って、FFC4と中継基板2とが重なる面積を小さくすることができ、FFC4の最終部分53が中継基板2に実装されたLED22の端子22aに接触するのを回避しつつ、中継基板2への他の電子部品(LED22以外の電子部品)の実装面積を広く確保することができる。
また、FFC4の第1折り曲げによって折り重なった部分(第1部分51の一部と中間部分52−1)は、両面テープ60により接着されている。これにより、FFC4の折り重なった部分が浮き上がらない。従って、中継基板2にリード線25を半田付けするときに、FFC4が邪魔にならず、半田付け工具がFFC4に接触してFFC4が傷つくのを防止することができる。
図4(a)(b)は、FFC4の別の折り曲げ構造を示す。なお、図4(a)はFFC4を折り曲げた状態を示しており、図4(b)はFFC4を展開した状態を示している。
図4(a)(b)に示すFFC4は、上記実施形態と同様に、一端側の延びている方向に対して直角方向に他端側が延びた状態で、一端側が中継基板2の接続部21に接続されると共に他端側がメイン基板3のコネクタ31に接続され得るように、折り曲げられている。また、上記実施形態と同様に、最終折り曲げにおける折り目43の全体が、第1部分51における他端側接続点に近い方の側縁51aよりも、他端側接続点から離れた位置にあり、しかも、最終折り曲げにおける折り目43が、最終部分53の延びている方向と垂直であると共に、第1部分51における他端側接続点から遠い方の側縁51bと重なる位置にあり、さらに、中間部分52の全体が、第1部分51と重なる位置にあるように、折り曲げられている。また、上記実施形態と同様に、途中で3回折り曲げられている。
但し、図4(a)(b)に示すFFC4は、折り曲げ方が上記実施形態と異なっている。すなわち、図4(a)(b)に示すFFC4は、第1折り曲げにおける折り目41、及び第2折り曲げにおける折り目42が上記実施形態と異なっており、第1部分51に対する中間部分52−1の折り曲げ角度、及び中間部分52−1に対する中間部分52−2の折り曲げ角度が上記実施形態と異なっている。FFC4は、このように折り曲げられていてもよい。
図5(a)(b)は、FFC4のさらに別の折り曲げ構造を示す。なお、図5(a)はFFC4を折り曲げた状態を示しており、図5(b)はFFC4を展開した状態を示している。
図5(a)(b)に示すFFC4は、上記実施形態と同様に、一端側の延びている方向に対して直角方向に他端側が延びた状態で、一端側が中継基板2の接続部21に接続されると共に他端側がメイン基板3のコネクタ31に接続され得るように、折り曲げられている。また、上記実施形態と同様に、最終折り曲げにおける折り目43の全体が、第1部分51における他端側接続点に近い方の側縁51aよりも、他端側接続点から離れた位置にあり、しかも、最終折り曲げにおける折り目43が、最終部分53の延びている方向と垂直であると共に、第1部分51における他端側接続点から遠い方の側縁51bと重なる位置にあり、さらに、中間部分52の全体が、第1部分51と重なる位置にあるように、折り曲げられている。
但し、図5(a)(b)に示すFFC4は、折り曲げ方が上記実施形態と異なっている。すなわち、図5(a)(b)に示すFFC4は、折り曲げ回数が上記実施形態と異なっており、途中で2回折り曲げられている。FFC4の折り曲げは、第1折り曲げと最終折り曲げだけであり、FFC4の折り目は、第1折り曲げにおける折り目41と最終折り曲げにおける折り目43だけとなっている。FFC4は、このように折り曲げられていてもよい。
図6(a)(b)は、FFC4のさらに別の折り曲げ構造を示す。なお、図6(a)はFFC4を折り曲げた状態を示しており、図6(b)はFFC4を展開した状態を示している。
図6(a)(b)に示すFFC4は、上記実施形態と同様に、一端側の延びている方向に対して直角方向に他端側が延びた状態で、一端側が中継基板2の接続部21に接続されると共に他端側がメイン基板3のコネクタ31に接続され得るように、折り曲げられている。また、上記実施形態と同様に、最終折り曲げにおける折り目43の全体が、第1部分51における他端側接続点に近い方の側縁51aよりも、他端側接続点から離れた位置にあるように、折り曲げられている。
但し、図6(a)(b)に示すFFC4は、折り曲げ方が上記実施形態と異なっている。すなわち、図6(a)(b)に示すFFC4は、第1折り曲げにおける折り目41、第2折り曲げにおける折り目42、及び最終折り曲げにおける折り目43が上記実施形態と異なっており、第1部分51に対する中間部分52−1の折り曲げ角度、中間部分52−1に対する中間部分52−2の折り曲げ角度、及び中間部分52−2に対する最終部分53の折り曲げ角度が上記実施形態と異なっている。FFC4は、このように折り曲げられていてもよい。
図7(a)(b)は、FFC4のさらに別の折り曲げ構造を示す。図7(a)(b)に示すFFC4は、上記実施形態と異なり、一端側の延びている方向に対して直角より小さい角度方向に他端側が延びた状態で、中継基板2及びメイン基板3に接続される構成において適用されるものである。なお、図7(a)はFFC4を折り曲げた状態を示しており、図7(b)はFFC4を展開した状態を示している。
図7(a)(b)に示すFFC4は、一端側の延びている方向に対して直角より小さい角度方向に他端側が延びた状態で、中継基板2及びメイン基板3に接続され得るように、途中で3回折り曲げられている。また、FFC4は、最終折り曲げにおける折り目43の全体が、第1部分51における他端側接続点に近い方の側縁51aよりも、他端側接続点から離れた位置にあり、しかも、最終折り曲げにおける折り目43が、最終部分53の延びている方向と垂直であるように、折り曲げられている。一端側の延びている方向に対して直角より小さい角度方向に他端側が延びた状態で、FFC4が中継基板2及びメイン基板3に接続される構成においては、FFC4は、このように折り曲げればよい。
図8(a)(b)は、FFC4のさらに別の折り曲げ構造を示す。図8(a)(b)に示すFFC4は、上記実施形態と異なり、一端側の延びている方向に対して方向より大きい角度方向に他端側が延びた状態で、中継基板2及びメイン基板3に接続される構成において適用されるものである。なお、図8(a)はFFC4を折り曲げた状態を示しており、図8(b)はFFC4を展開した状態を示している。
図8(a)(b)に示すFFC4は、一端側の延びている方向に対して方向より大きい角度方向に他端側が延びた状態で、中継基板2及びメイン基板3に接続され得るように、途中で3回折り曲げられている。また、FFC4は、最終折り曲げにおける折り目43の全体が、第1部分51における他端側接続点に近い方の側縁51aよりも、他端側接続点から離れた位置にあり、しかも、最終折り曲げにおける折り目43が、最終部分53の延びている方向と垂直であるように、折り曲げられている。一端側の延びている方向に対して直角より大きい角度方向に他端側が延びた状態で、FFC4が中継基板2及びメイン基板3に接続される構成においては、FFC4は、このように折り曲げればよい。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、FFCは、4回以上折り曲げられていてもよい。また、FFCの他端側は、メイン基板の中継基板側の面に接続されていてもよく、また、メイン基板に垂直に接続されていてもよい。また、FFCの最終折り曲げ以外の全ての折り曲げによって折り重なった部分を両面テープで接着してもよい。また、本発明は、光ディスク読取装置に限られず、段違いに配置された中継基板とメイン基板とがFFCにより接続された構成の電子機器であれば、どのような電子機器にも適用可能である。
1 光ディスク読取装置(電気機器装置)
1a 光ディスク
2 中継基板(第1の回路基板)
3 メイン基板(第2の回路基板
4 FFC(フレキシブルフラットケーブル)
5 シャーシ
5a 開口
6 ディスク駆動ユニット
21 接続部
22 LED
22a LEDの端子
23 PD
23a PDの端子
24 ローディングモータ
25 リード線
26 ランド
31 コネクタ
41、42、43 FFCの折り目
51 FFCの第1部分
51a、51b 第1部分の側縁
52、52−1、52−2 FFCの中間部分
53 FFCの最終部分
53a、53b 最終部分の側縁
60 両面テープ
1a 光ディスク
2 中継基板(第1の回路基板)
3 メイン基板(第2の回路基板
4 FFC(フレキシブルフラットケーブル)
5 シャーシ
5a 開口
6 ディスク駆動ユニット
21 接続部
22 LED
22a LEDの端子
23 PD
23a PDの端子
24 ローディングモータ
25 リード線
26 ランド
31 コネクタ
41、42、43 FFCの折り目
51 FFCの第1部分
51a、51b 第1部分の側縁
52、52−1、52−2 FFCの中間部分
53 FFCの最終部分
53a、53b 最終部分の側縁
60 両面テープ
Claims (4)
- 第1の回路基板と、前記第1の回路基板と段違いに配置された第2の回路基板と、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを接続するフレキシブルフラットケーブルとを備え、
前記フレキシブルフラットケーブルは、一端側が前記第1の回路基板に接続されると共に、他端側が前記第2の回路基板に接続され、
前記フレキシブルフラットケーブルの一端側は、前記第1の回路基板の中央部において、前記第1の回路基板と平行な状態で、前記第1の回路基板に接続され、
前記フレキシブルフラットケーブルの他端側は、前記フレキシブルフラットケーブルの一端側の延びている方向と平行でない方向に延びた状態で、前記第2の回路基板に接続される電気機器装置において、
前記フレキシブルフラットケーブルは、
少なくとも2回以上折り曲げられ、
該フレキシブルフラットケーブルの一端側と前記第1の回路基板との接続箇所を一端側接続点とし、該フレキシブルフラットケーブルの他端側と前記第2の回路基板との接続箇所を他端側接続点とし、前記一端側接続点から辿って最初の折り曲げを第1折り曲げとし、前記一端側接続点から辿って最後の折り曲げを最終折り曲げとし、前記一端側接続点から前記第1折り曲げにおける折り目に到るまでの部分を第1部分とすると、
前記最終折り曲げにおける折り目の全体が、前記第1部分における前記他端側接続点に近い方の側縁よりも、前記他端側接続点から離れた位置にある、
ことを特徴とする電気機器装置。 - 前記フレキシブルフラットケーブルは、
少なくとも1回、前記他端側接続点に向かう方向と反対方向に折り曲げられ、
前記最終折り曲げにおける折り目から前記他端側接続点に到るまでの部分を最終部分とすると、
前記最終折り曲げにおける折り目が、前記最終部分の延びている方向と垂直である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気機器装置。 - 前記フレキシブルフラットケーブルの他端側は、前記フレキシブルフラットケーブルの一端側の延びている方向に対して直角方向に延びた状態で、前記第2の回路基板に接続され、
前記フレキシブルフラットケーブルは、
少なくとも1回、前記他端側接続点に向かう方向と反対方向に折り曲げられ、
前記第1折り曲げにおける折り目から前記最終折り曲げにおける折り目に到るまでの部分を中間部分とし、前記最終折り曲げにおける折り目から前記他端側接続点に到るまでの部分を最終部分とすると、
前記中間部分の全体が、前記第1部分と重なる位置にあり、
前記最終折り曲げにおける折り目が、前記最終部分の延びている方向と垂直であると共に、前記第1部分における前記他端側接続点から遠い方の側縁と重なる位置にある、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気機器装置。 - 前記フレキシブルフラットケーブルは、
前記最終折り曲げ以外の折り曲げによって折り重なった部分が、両面テープにより接着されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気機器装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009236601A JP2011086322A (ja) | 2009-10-13 | 2009-10-13 | 電気機器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009236601A JP2011086322A (ja) | 2009-10-13 | 2009-10-13 | 電気機器装置 |
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JP2011086322A true JP2011086322A (ja) | 2011-04-28 |
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ID=44079155
Family Applications (1)
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JP2009236601A Pending JP2011086322A (ja) | 2009-10-13 | 2009-10-13 | 電気機器装置 |
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JP (1) | JP2011086322A (ja) |
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- 2009-10-13 JP JP2009236601A patent/JP2011086322A/ja active Pending
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