JP3114725U - 消音ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】 組み立て作業が容易で、且つ工数および部品点数の少ない、シンプルな構造の消音ボックスを提供することを目的とする。
【解決手段】 空調設備等の気体配送管路の途中あるいは終端部に配設される消音ボックスAが、六面体の各面をなす外形が四方形の板材からなる壁部材1と、この壁部材1の内面1cに内装される実質上該壁部材と同じ外形および所定厚みを有する消音材3とを有し、各壁部材1が、前記四方形の4辺の内の対向する2辺に、7字状に屈曲されその開口が対向するよう形成された係止片1aを備え、この係止片1aの開口厚L2が、実質上前記消音材3の厚みD1に等しくなっており、ボックス状に組み立てる際に、前記壁部材1の係止片1aが形成されていない辺に、隣接する壁部材1の係止片1aが形成されている辺が接合するような状態で、組み立てられる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、空調設備の吹き出し口等に配置される消音ボックスに関する。
空調設備の吹き出し口には、一般に、消音ボックスが配置される。この消音ボックスには、ダクトの上流端から冷気あるいは暖気又はフレッシュエアが供給され、この消音ボックスを経て、室内へこれら冷気等が吹き出す。
従来、前記消音ボックスは、メッキ鋼板を所定寸法の方形に切断することによって壁部材を形成し、この壁部材の接合部分に軽量アングルとを配置して隣接する壁部材を接合することによって、六面体が形成されていた(実用新案登録文献1参照)。
そして、前記六面体の各壁部材の内面には、織布あるいは不織布等からなるシートで周囲を被覆された消音材(断熱材としても機能する)が、帯鋼等を介してボルト等により、一体に固定される。そして、前記隣接する消音材の境界部分には、シール材によってシール処理される。つまり、両面をシートで被覆された消音材が該シートのない切断面から、通過する気体によって、一緒に飛び出すことがないように被覆するとともに、隣接する消音材の境界がシールされることによって、十分な消音効果が得られるよう、あるいは結露現象が発生しないように、配慮されている。
しかしながら、前記六面体に組み立てた後に、前記消音材を内装し、且つ隣接する消音材の間にシール材を充填することは、極めて厄介な手間のかかる作業となっていた。つまり、六面体に組み立てられた後は、該六面体のうちの少なくとも2面に形成されている円形の開口部分から、殆ど目視できない状態(手さぐりの状態)で、消音材を挿入し、また前記帯鋼等を挿入して手を入れて固定し、さらに、継ぎ目の部分にシール材の充填作業をおこなわなければならないのが現状であった。
実用新案登録第2506840号公報
本考案は、このような状況に鑑みて行われたもので、より作業が容易で、且つ工数および部品点数の少ない、シンプルな構造の消音ボックスを提供することを目的とする。
前記本考案の目的は、以下の構成からなる消音ボックスによって解決することができる。
本第1の考案にかかる消音ボックスは、空調設備等の気体配送管路の途中あるいは終端部に配設される消音ボックスであって、
前記消音ボックスが、
六面体の各面をなす外形が四方形の板材からなる壁部材と、
この壁部材の内面に内装され実質上該壁部材と同じ外形および所定厚みを有する消音材と、
を有し、
前記各壁部材が、前記四方形の4辺の内の対向する2辺に、7字状に屈曲されその開口が対向するよう形成された係止片を備え、
前記係止片の開口厚が、実質上前記消音材の厚みに等しくなっており、
ボックス状に組み立てる際に、前記壁部材の係止片が形成されていない辺に、隣接する壁部材の係止片が形成されている辺が位置するような状態で、組み立てられることを特徴とする。
前述のように構成された消音ボックスによれば、六面体に組み立てる前の、各壁部材の内面に、該壁部材と同じ形状に切断した消音材の両端部を、内装しようとする壁部材の両端に形成された係止片で、固定する。その固定に際し、必要であれば、接着剤を使用してもよい。そして、このように内面に消音材が固定された各壁部材を、該各壁部材の係止片が形成されている辺が、隣り合う壁部材の係止辺が形成されている辺と、隣接しないように組み立てる。つまり、接合しようとする一方の壁部材の係止片が形成されている辺には、隣接する壁部材の係止片が形成されている辺が接合するような状態で、各壁部材を六面体に組み立てる。
このように組み立てると、各壁部材の係止片同士が物理的に干渉することがない。
そして、前記消音ボックスにおいて、前記係止片の先端が、該係止片が形成されている壁部材の内面に対して、遠ざかる方向に実質上直交するよう、さらに、屈曲されており、前記先端の屈曲部とその基端側の屈曲部までの寸法が、実質上消音材の厚さに等しく構成されるとともに、
前記係止片が、該係止片が形成されている壁部材の辺に、各両端に、該壁部材の縁から係止片の先端までの寸法に等しい寸法分だけ除いて、形成されていると、
前述のように六面体に組み立てる際に、各壁部材の内面に内装されている消音材は、その壁部材自体の係止片によって対向する2辺が係止され、残りの1辺は、一方の隣接する壁部材の係止片によって、また、残りの他の1辺は他方の隣接する壁部材の係止片によって、それぞれ係止される。つまり、消音材はその四辺から係止片によって係止・固定されることになる。
そして、前述のように各壁部材の内面に内装される消音材と、それに隣接する消音材との間には、壁部材と一体になった係止片が介装されるため、シール材によってシールすることなく、シール効果が得られる。
前記消音ボックスにおいて、前記四方形の各辺が等しい長さの正方形であって、前記各壁部材が全て同じ形態のものからなると、六面体を形成する各壁部材は、物理的に等しい壁部材で構成することができ、量産効果を得ることができる。
前記消音ボックスにおいて、前記壁部材のうち少なくとも1つの壁部材に、円形の管路を接続するための円形の開口を有し、この円形の開口が少なくとも一部を残してその壁部材を切断することによって形成されていると、前記一部を残して壁部材から切り離されている円形状のものを、該開口に対して適宜閉塞状態に位置せしめると、該開口を介して流れる気体の流量調節弁として役立てることができる。
また、前記消音ボックスにおいて、前記各壁部材が、隣接する壁部材に形成されている係止片部分にボルト止めされることによって、六面体の形態に固定されていると好ましい実施形態となる。つまり、前記各壁部材間は、内方に、隣接する壁部材の前記係止片が存在する位置で、ボルト止めすると、その壁部材と隣接する壁部材間がボルト止めされ、各壁部材間において同様にボルト止めされる結果、簡単に六面体の形態にすることができる。しかし、前記ボルト止めに代えて、リベット止め、スポット溶接、あるいはろう付け、又は金属接着材等によって接着してもよい。
また、前記消音ボックスにおいて、前記各壁部材は、隣接する壁部材に形成されている係止片に当接する部分に開口を有するとともに、該隣接する壁部材の係止部分の前記開口に対応する部位に舌片が形成されており、該開口に該隣接する壁部材の舌片が挿通することによって、各壁部材が六面体の形態に固定されていると、各壁部材を六面体に組み立てる際に、舌片を、対応する開口にそれぞれ挿入して折り曲げると、容易に六面体が形成できる。そして、より強固に六面体の形態を維持させる場合には、前述のようにボルト等による固定を併用すれば、各壁部材間を固定すればよい。
以下、本願考案の実施例にかかる消音ボックスを、図面を参照しながら、以下、具体的に説明する。
図1は本考案の一実施例にかかる消音ボックスを構成する1枚の壁部材の構成を示す概略斜視図、図2は図1と異なる形態の壁部材の構成を示す概略斜視図である。
図1,図2において、1は消音ボックスAの一部を構成する壁部材で、この実施例では、2種類の壁部材1(1A,1B)が使用されている。各壁部材1(1A,1B)は、いずれも、材質的にはメッキ鋼板が使用されており、このメッキ鋼板を所定の形状に切断し、係止片1aとなる部分を屈曲加工することによって壁部材1が形成されている。なお、材質的には、メッキ鋼板に限定されるものでなく、他の材質、例えば、ステンレススチール板あるいはアルミニューム板等であってもよい。
この実施例では、各壁部材1(1A,1B)は、いずれも、壁部材1の壁部1jとなる正方形(消音ボックスが立方体の場合には「正方形」となり、直方体の場合にはこの「正方形」が「長方形」となる)の対向する辺1g,1hに、係止片1aとなる部分が一体に形成されるよう、この係止片1aの展開形状に等しい形状のものが、該正方形の壁部1jの対向する2辺(図1の実施例では、上辺と、下辺)から突設されている。
そして、前記壁部材1の前記突設されている係止片1aは、側面視である図4に図示するように、該壁部1jから略7字状に屈曲(90度に屈曲し再び90度に屈曲)され、且つその先端をさらに、壁部材1の内面1cから遠ざかる方向へ直角に、先端に屈曲部1dを形成するよう、さらに屈曲している。そして、前記先端の屈曲部1dからその基端側に離間して形成されている屈曲部1eまでの寸法L1は、内面1cに内装しようとする図3,図4に二点鎖線で示す消音材3の厚み寸法D1に等しく構成されている。なお、この寸法L1は、隣接する壁部材1の消音材3の押圧に機能する。
また、前記屈曲部1eからその基端側の屈曲部1fまでの寸法L2も、図3,図4に二点鎖線で示す消音材3の厚み寸法D1に実質上等しく構成されている。正確には、前記寸法L1、L2は、前記寸法D1よりやや小さくなっている。
また、前記壁部材1Aと前記壁部材1Bの外形的な寸法は、この実施例では全く等しく構成されている。
しかし、前記壁部材1Bの中央には、円筒形のダクト4(図5、図8参照)の外径に等しい直径を有する円形状の開口1Rとなる部分が形成されている。また、この開口1Rとなる部分は、無端状に円形に切断されず、つまり、両側の一部(つながっている部分1w)は切断されず、壁部材1Bの壁部1jととつながっている。さらに、開口1Rとなる部分の、中央位置で、切断線Yによって、両側の前記つながっている部分1wを左右に分断する方向(開口1Rの直径方向)に切断されている。
このため、前記つながっている部分1wがヒンジ部分となって、前記切断線Yの部分があたかも扉の開口端となって、両開き式の扉となって、該開口1R部分を、任意の程度で、閉塞しあるいは開放することができるように構成されている。
一方、前記壁部材1Aには、前述のような開口1R部分は形成されない。
しかして、このように構成された壁部材1(1A、1B)を使用して、図5に図示するような、消音ボックスAを簡単に組み立てることができる。以下、消音ボックスAの組み立ての手順を説明すると、
まず、前記壁部材1の内面1cに、消音材3を内装する。この際、前記係止片1aによって、消音材3の対向する2辺(図3、図4において、上下の2辺)は挟持・固定される。
かかる場合、前記消音材3は、従来のように織布等によって包まなくとも、単に切断したままの状態で使用することができる。つまり、前記消音材3の両面(表面と裏面)は金属フィルム製等のシートが貼着されているが、前記壁部材1の壁部1jの正方形の寸法に対応させて切断した4辺の切断面(端面)は、グラスウールが露呈している状態で使用することができる。なお、消音材3の寸法は、長さ方向(図3において上下方向)においては壁部1jと同じ寸法に、幅方向(図3において左右方向)においては壁部1jの寸法より、該消音材3の厚さ寸法D1の2倍程度小さく、切断することが望ましい。また、前記開口1Rとなる部分の消音材3は、内装する前に該開口1Rに等しい径の円形穴が形成(開口)される。
前述のように、各壁部材1の内面1cに消音材3が内装されると、前記開口1Rとなる部分が消音ボックスAを配置した状態において所望の位置状態になるように、6つの壁部材1を使用して、図5に図示するように組み立てる。
前記組み立てに際して、隣接する壁部材1、1の各係止片1aが形成されている辺同士が接合しないような配置状態で組み立てる。具体的には、図6に図示するように、1の壁部材1Aの壁部1jのフラットな面を床面上に配置すると、この壁部材1Aの係止片1aが設けられていない辺に、隣接する立設されている壁部材1Aの係止片1aが設けられている辺1aが接合するように配置する。また、床面上に配置した壁部材1Aの係止片1aが設けられている辺に、隣接する立設されている壁部材1Aの係止片1aが設けられていない辺1aが位置するように組み立てる。
このような配置状態で組み立てると、図6に図示するように、床面上に配置されている壁部材1Aの内面1cに内装されている消音材3は、当該内装している壁部材1Aの係止片1aにより対向する2辺が挟持・保持されるとともに、消音材3の前記2辺に隣接する各辺では、隣接して立設して配置される壁部材1Aの係止辺1aにより押圧(係止)・保持される。つまり、床面上に配置されている壁部材1Aの内面1cに内装されている消音材3は、4つの全ての辺で、係止片1aが覆いかぶさるような状態で、押圧(係止)・保持される。
そして、図6では図示していないが、6つの壁部材1の内面1cに内装されている全ての消音材3は、前記説明と同じように、該消音材3のの4辺の全てが、係止片1aが覆いかぶさるような状態で、挟持・保持あるいは押圧(係止)・保持される。
従って、消音材3の切断面は、グラスウールが露出しているまま(切りぱなし)にしておいても、係止片1aによって切り口部分は係止辺1aによって、完全に覆われることになる。
また、消音材3の端部は、前記係止片1aによって、厚み方向にやや押圧された状態にすることによってシールされた状態となり、また、消音材3と隣接する消音材3の間は、壁部材1の壁部1jと一体につながっている各係止片1aによって、シールされた状態となる。このため、従来のように、消音材3の接合部を、シール材(コーキング剤)によって、シールする必要はない。
強いて言えば、六面体に組み立てた状態において、係止片1aと当該係止片1aと直交する状態で接合する係止片1aの間K(図6参照)の部分にのみ、シール材でシールすれば、完璧にシールされた状態となる。
そして、各壁部材1とそれに隣接する壁部材1との間は、図5に図示するように、当該隣接する壁部材1の係止片1aが内方に位置している位置で、その上方に重なって位置する壁部材1の外面からボルト(例えば、タッピングネジ)7でもって複数箇所で止めれば、6つの壁部材1からなる六面体は、強固にその形態を維持できる状態、つまり消音ボックスAとなる。
また、図7(a),(b)に図示するように、一方の壁部材1の係止片1aの一部に舌片1nを屈曲自在にパンチ加工等によって形成するとともに、接合しようとする隣接する壁部材1の前記舌片1n対応する位置に開口1pをパンチ加工等によって形成しておいて、この舌片1nを周囲の面に対して直交するような状態に折り曲げて、もう一方の壁部材1の開口1pを貫通させ、その後、図7(a)にように上方に折り曲げることによって、二つの壁部材1を係止するようにしてもよい。そして、前記舌片1nと開口1pとによって係止がなされた状態で、さらに別の部位をボルト7(あるいはスポット溶接、又は、リベット等)で強固に取着してもよい。
また、前記消音ボックスAには、図8に図示するように、該消音ボックスAに接続する円筒状のダクト10の端に、周囲2箇所で径方向に所定寸法切断(図8において、切断された箇所を符号13で示す)され当該切断された内径端部分で周方向に切欠き14を設けたリング状部材11を一体に形成しておいて、このリング状部材11の前記切断し切り欠いた自由端11Aを、消音ボックスAの開口1Rした部分の前記つながっている部分1wに係止させて、消音ボックスAとダクト10を接続するように構成してもよい。つまり、前記自由端11Aを前記開口R部分のつながっている部分1wの手前側にそれぞれ位置させて、時計方向に回転させれば、前記切欠き14した部分が前記つながっている部分1wに係止される。このため、前記ダクト10を消音ボックスAに係着することができ、かかる係着状態で、必要に応じて、リベットあるいはボルト等によって固定し、またシール材でシールすればよい。
そして、前述のように構成された消音ボックスAは、空調設備の吹き出し口部分に配設された場合には、前記開口1R部分を前記つながっている部分1wを中心に屈曲させて、開口1Rを形成のために切断した部分1mを流量調整板として、簡単に吹き出しの流量を調節することができる。また、開口1Rを利用して流量調整板を形成する他に、図9に図示するように、消音ボックスに接続されるダクト10の開口端に流量調整板16を別途付着して、図9の実線で示す状態から二点鎖線で示す状態のように、該流量調整板16の開閉程度を変化させて、消音ボックスに入るあるいは出る流量を調整するように構成してもよい。図9に示す実施例の場合には、ダクト10の開口端につば部10Aを形成して、このつば部10Aに前記流量調整板16の係止部分16bをリベット止めによって固定している。しかし、リベット止めに代えて、他の止め手段、例えば、スポット溶接やボルト等によって止めるような構成であってもよい。
この明細書では、「空調設備」という文言は、狭義の意味の空調(エアコンディション)の他に、気体を配送するような設備等をも含む広い意味で使用している。
また、前記開口1Rは、円形に限定されるものでなく、方形であっても、同様の構成によって、つながって部分を中心に開口のために切断した部分を流量調整板として利用できることは言うまでもない。
本願考案にかかる消音ボックスは、組み立てにおいてより作業が容易で、且つ工数および部品点数の少ない、シンプルな構造の消音ボックスとなり、空調設備の吹き出し口等に使用することができる。
本考案の一実施例にかかる消音ボックスを構成する1枚の壁部材の構成を示す概略斜視図である。 図1と中央に開口を有する点において異なる壁部材の構成を示す概略斜視図であるである。 図2に図示する壁部材の内面に二点鎖線で示す消音材を内装した状態の概略斜視図である。 図3に示す壁部材を図3のIV−IV矢視方向から見た図である。 図1と図2に示す壁部材を使用して組み立てた状態の本考案の実施例にかかる消音ボックスおよび該消音ボックスに接続されたダクトを示す図である。 消音ボックスの底板として配置された壁部材の内面に内装される消音材を、当該壁部材とそれに隣接する壁部材の各係止片による係止状態を表した部分斜視図である。 本考案の別の実施例にかかる隣接する2つの壁部材を、一方の壁部材に設けた舌片ともう一方の壁部材の対応する位置に形成した開口によって、係止した状態を示す図で、(a)は係止後の状態を示す部分斜視図、(b)は係止前の状態を示す部分拡大斜視図である。 消音ボックスと円筒状のダクトの接合形態を示す斜視図である。 円筒形のダクトの開口端に流量調整用の調整板を配置した構成を示す部分斜視図である。
符号の説明
A…消音ボックス
1…壁部材
1a…係止片
1c…内面
3…消音材
L2…係止片の開口厚
D1…消音材の厚み

Claims (6)

  1. 空調設備等の気体配送管路の途中あるいは終端部に配設される消音ボックスであって、
    前記消音ボックスが、
    六面体の各面をなす外形が四方形の板材からなる壁部材と、
    この壁部材の内面に内装され実質上該壁部材と同じ外形および所定厚みを有する消音材と、
    を有し、
    前記各壁部材が、前記四方形の4辺の内の対向する2辺に、7字状に屈曲されその開口が対向するよう形成された係止片を備え、
    前記係止片の開口厚が、実質上前記消音材の厚みに等しくなっており、
    ボックス状に組み立てる際に、前記壁部材の係止片が形成されていない辺に、隣接する壁部材の係止片が形成されている辺が位置するような状態で、組み立てられることを特徴とする消音ボックス。
  2. 前記係止片の先端が、該係止片が形成されている壁部材の内面に対して、遠ざかる方向に実質上直交するよう、さらに、屈曲されており、前記先端の屈曲部とその基端側の屈曲部までの寸法が、実質上消音材の厚さに等しく構成されるとともに、
    前記係止片が、該係止片が形成されている壁部材の辺に、各両端に、該壁部材の縁から係止片の先端までの寸法に等しい寸法分だけ除いて、形成されていることを特徴とする請求項1記載の消音ボックス。
  3. 前記四方形の各辺が等しい長さの正方形であって、前記各壁部材が全て同じ形態のものからなることを特徴とする請求項1又は2記載の消音ボックス。
  4. 前記壁部材のうち少なくとも1つの壁部材に、円形の管路を接続するための円形の開口を有し、この円形の開口が少なくとも一部を残してその壁部材を切断することによって形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の項に記載の消音ボックス。
  5. 前記各壁部材が、隣接する壁部材に形成されている係止片部分にボルト止めされることによって、六面体の形態に固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の項に記載の消音ボックス。
  6. 前記各壁部材は、隣接する壁部材に形成されている係止片に当接する部分に開口を有するとともに、該隣接する壁部材の係止部分の前記開口に対応する部位に舌片が形成されており、該開口に該隣接する壁部材の舌片が挿通することによって、各壁部材が六面体の形態に固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の項に記載の消音ボックス。
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