JP3113296B2 - 光ファイバユニット - Google Patents
光ファイバユニットInfo
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- JP3113296B2 JP3113296B2 JP3628291A JP3628291A JP3113296B2 JP 3113296 B2 JP3113296 B2 JP 3113296B2 JP 3628291 A JP3628291 A JP 3628291A JP 3628291 A JP3628291 A JP 3628291A JP 3113296 B2 JP3113296 B2 JP 3113296B2
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- fiber unit
- layer
- foamed
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- Electric Cable Installation (AREA)
Description
空気の流圧を利用して圧送する方式(以下、エアブロー
ファイバシステムという。)における光ファイバユニッ
トに係り、特に圧送特性の優れた光ファイバユニットに
関する。
ン(PE)等のパイプの中に光ファイバユニットを挿通す
る方法として、光ファイバの損傷が少ないエアブローフ
ァイバシステムが提案され、引き綱による方法に代わっ
て採用されつつある。
おいては、光ファイバユニットは空気の流れに沿ってパ
イプ中を圧送するためできるだけ軽くかつ空気の流れ抵
抗を大きくし、さらにはパイプ内面との滑りを良くする
ことが好ましい。
軽くし空気の流れ抵抗を大きくするために、光ファイバ
ユニットの外側被覆を発泡率の高い発泡プラスチック層
で形成するとともに、この被覆層の表面に凹凸をつけて
表面積を大きくする試みがなされている。なお、被覆層
の表面を粗くすることは帯電防止効果もある。
さを得るために、上記発泡層を形成する発泡剤入り樹脂
の押出し条件をいろいろ変えて、光ファイバユニットの
圧送特性の向上を計ってきた。
うな押出し条件によって発泡層を調整する方法では、均
一に荒れた表面状態を安定して得ることは難しく、光フ
ァイバユニットの生産性も低いという問題がある。
もので、外観表面が均一に荒れた発泡プラスチック層を
安定して生産性よく形成することができ、プラスチック
パイプ中に空気圧にて挿通するのに好適な圧送特性の優
れた光ファイバユニットを提供することを目的とする。
ットは、複数の光ファイバ心線に共通被覆層を介して発
泡プラスチック層を設けてなる光ファイバユニットにお
いて、前記発泡プラスチック層の表面は、該発泡プラス
チック層を構成する発泡プラスチック材料へフィラー材
料を添加することにより、粗面とされていることを特徴
とする。
m の範囲、特には5 〜100 μm の範囲が好ましい。また
発泡率は、20〜60%の範囲、好ましくは30〜50%の範囲
が適当である。20%未満では比重が大きくなり、60%を
越えると剛性が低下していずれも本発明の効果が定減す
る。
の範囲としたのは、1PHR 未満では本発明の効果が認め
られず、30PHR を越えると被覆層の機械的特性や加工性
等の物性が劣化するためである。
ラスチック材料にフィラーを添加し、これを用いて通常
の押出しにより発泡層を形成するものであり、所望の均
一な表面粗さの発泡被覆層を安定して形成することがで
き、圧送特性の向上したエアブローファイバシステム用
光ファイバユニットを得ることができる。
出し作業に要する時間が従来より大幅に短縮され、した
がって光ファイバユニットの生産性が向上し、コストを
低減させることができる。
発明の実施例の光ファイバユニットの構造を示すもので
あり、6心の光フアイバ心線1と引き裂き用のポリエス
テルひも2を撚り合わせて、これにナイロン樹脂による
被覆を施し、この共通被覆層3の上にプラスチックを発
泡させた発泡被覆層4を形成している。
層4の材料は、それぞれ発泡剤を含有する融点 135℃の
高密度ポリエチレン(HDPE)、および融点 158℃のポリ
プロピレン(PP)100 重量部と融点80℃のエチレン−酢
酸ビニル共重合体(EVA )10重量部からなる混合樹脂の
いずれかをベースに、表1に示すフィラーを表2のごと
く配合して調製した。ついで、このように調製した各発
泡被覆材料を共通被覆層3の上に発泡押出し被覆した。
6mm、外径8mmのPEパイプを500m巻き付け、
この中に一定圧力の空気を用いて上記発泡被覆層を形成
した光ユニットを圧送して、500m挿通するのに要し
た時間を圧送特性として測定した。また、比較例として
フィラーを含まないベース樹脂のみからなる発泡層を形
成した光ユニットについても同様にして圧送特性を測定
した。その結果を表2に示す。
樹脂に微粉末状のフィラー粒子を配合したものはいずれ
も、配合しないものに比べて圧送特性が向上した。
りも20℃以上高い融点を持つものを選定することが必要
で、このような非発泡性のフイラーを配合することで発
泡層の外観が均一に荒れた状態となるとともに、滑性が
向上する。
発泡プラスチック材料は、通常の押出し条件で均一に荒
れた凹凸表面を有する被覆層を安定して発泡押出し成形
することができ、そのため従来の押出し作業と比較して
その速度は 4〜5 倍速くすることが可能となり、光ファ
イバユニットの生産性が向上してコストを大幅に低下さ
せるという効果ももたらす。
えば 2.2kV〜 6.6kV使用のCVトリプレックスケーブルに
3本撚り合わせられているような内径 6mmのPEパイプ
中にエアブローファイバシステムにより迅速に布設する
ことができる。
均一な表面粗さを有する発泡被覆層を通常の押出し条件
で安定して形成することができ、圧送特性および生産性
に優れたエアブローファイバシステム用光ファイバユニ
ットを提供することができる。
示す斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の光ファイバ心線に共通被覆層を介
して発泡プラスチック層を設けてなる光ファイバユニッ
トにおいて、前記発泡プラスチック層の表面は、該 発泡プラスチック
層を構成する発泡プラスチック材料へフィラー材料を添
加することにより、粗面とされていることを特徴とする
光ファイバユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3628291A JP3113296B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 光ファイバユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3628291A JP3113296B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 光ファイバユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588057A JPH0588057A (ja) | 1993-04-09 |
JP3113296B2 true JP3113296B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=12465433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3628291A Expired - Lifetime JP3113296B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 光ファイバユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113296B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010044254A (ja) * | 2008-08-14 | 2010-02-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光インドアケーブル及び光インドアケーブル敷設方法 |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3628291A patent/JP3113296B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0588057A (ja) | 1993-04-09 |
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