JP3110672U - 疑似餌 - Google Patents
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Abstract
【課題】取付けた糸付き釣り針が道糸に絡み付きにくいだけでなく、しっかりと針掛りさせることができる疑似餌を提供する。
【解決手段】鉛合金等の金属材料を用いて形成し、一端に道糸9を取付けるための環状部2を設け、少なくとも表面の一部に、道糸9とともに環状部2に取付けたアシストフック(糸付き釣り針)10の糸10aの途中に配したU字管(磁性体)10eを吸着させるためのネオジウム磁石6(磁石)を、環状部2と距離を設けて配設する。
【選択図】図2
【解決手段】鉛合金等の金属材料を用いて形成し、一端に道糸9を取付けるための環状部2を設け、少なくとも表面の一部に、道糸9とともに環状部2に取付けたアシストフック(糸付き釣り針)10の糸10aの途中に配したU字管(磁性体)10eを吸着させるためのネオジウム磁石6(磁石)を、環状部2と距離を設けて配設する。
【選択図】図2
Description
本考案は、水中に沈めた状態で使用され、魚を喰い付かせることによって釣り上げる疑似餌(ジグとも呼ばれている)に関するものである。
従来ジグとも呼ばれている疑似餌は、鉛合金などの金属材料を、魚を模した形状に形成し、その表面に塗料で魚のような模様を施したり、オーロラシートと呼ばれる光沢のあるシートを貼付けたり、目玉模様のアイシールを貼り付けたりしたのちにウレタンやセルロースなどでコーティングしたもので、長さ方向の両端には針金の環状部が設けられている。
このようなジグは、一方の端部にある環状部に道糸やアシストフックとも呼ばれている糸付き釣り針を取付けて使用される。アシストフックは、一本針にアラミド繊維などで編み上げた短い糸の一端部を取付けたもので、糸の他端部が環状部に直接結び付けられるか、或は、金属製のリングを介して取付けられる。
このジグに取付けられたアシストフックは、道糸に絡み付きジグ本来の動きを阻害することがあるため、本発明者は、ジグ表面に磁石を設け、この磁石にアシストフックの一本針を吸着させることによって、アシストフックをジグ表面で保持し道糸への絡み付きを防止するジグを提案している。
特開平2003−79278号公報(第2〜4頁、第1〜3図)
しかしながら、上記のようにアシストフックの一本針が磁石に吸着されていると、一本針自体の動きが拘束されるため魚への針掛りが不十分となり、ジグに喰いついた魚から一本針が外れて魚を逃がしてしまうことがある。
そこで本考案は、取付けた糸付き釣り針が道糸に絡み付きにくいだけでなく、しっかりと針掛りさせることができる疑似餌の提供を目的としている。
上記の課題を解決するため請求項1に記載の疑似餌は、鉛合金等の金属材料を用いて形成し、一端に道糸を取付けるための環状部を設け、少なくとも表面の一部に、前記道糸とともに前記環状部に取付けた糸付釣り針の糸の途中に配した磁性体を吸着可能させるための磁石を、前記環状部と距離を設けて配設することを特徴としている。
請求項1の疑似餌によると、前記環状部に取付けた前記糸付き釣り針の前記磁性体を、前記環状部と距離を設けて配設している前記磁石に吸着させることによって、前記糸付き釣り針を疑似餌表面で保持することができ、前記環状部に取付けた前記道糸に前記糸付き釣り針が絡み付きにくくなる。しかも前記磁石には、前記糸の途中に配した前記磁性体を吸着させるため、前記糸付き釣り針の針は前記磁石に拘束されることなく自在に動ける状態になっているので、喰い付いてきた魚の口にしっかりと針掛りさせることができる。
なお、前記磁石は前記疑似餌表面との段差を極力無くした状態にするのが好ましく、その位置は疑似餌の動きに影響を与えにくい前記環状部により近い方が好ましい。つまり、前記環状部が設けられている側は、前記環状部に前記道糸が取付けられると、この道糸によって動きが拘束されるために水流による影響を受けにくいが、前記疑似餌の後側は拘束されないため水流の影響を受けやすいからである。これは、前記道糸を引いている場合はもちろんのこと、前記道糸が弛んでいる場合でも、この道糸が受ける水流や水圧の影響によってある程度の抵抗力が前記疑似餌の前記環状部に作用するからである。
したがって、前記環状部とは反対側に前記磁石を設けていると、前記磁石や同磁石に吸着された前記磁性体によって生じる水流の乱れが前記疑似餌の動きに悪影響を及ぼし、前記疑似餌が横振れなどを起こすからである。
請求項2に記載の疑似餌は、細長い形状に形成して長手方向の一端に環状部を設け、一側方から見て厚みを薄くし、且つ、長手方向の両端から中間部に向かって漸次厚みが厚くなるように形成するとともに、厚み方向の中心部を境にして片側を他方よりも厚くし、前記中間部を境に前記環状部側の厚みを反対側よりも薄く形成し、別の一側方から見ると長手方向の両端から前記中間部に向かって漸次幅が広くなるように形成して、その幅方向の中心部を境に両側に向かって漸次厚みが薄くなるように形成することを特徴としている。
請求項2の疑似餌によると、細長い形状に形成して、前記一側方から見て厚みを薄くし、且つ、長手方向の両端から中間部に向かって漸次厚みが厚くなるようにして、前記中間部を境に前記環状部側の厚みが反対側よりも薄く形成することで、水中で動かした際の引き重りを軽くすることができる。
また、前記道糸を引いて力を加え前記疑似餌に推進力を与えると、前記一側方から見て厚み方向の中心部を境にして片側を他方よりも厚くした面が下方に向いた状態になり、幅広の面で水の抵抗を受けることができ、前記環状部が設けられている端部を前方に向けた状態で、水平方向に向かって真直ぐに進む動き(ダートとも呼ばれる)をさせることができ、しかもその移動距離を長くすることができる。
一方、推進力の無い状態では、その重量によって自然に水中を下降するが(この動作をフォールともいう)、その際、前記別の一側方から見て幅方向の中心部を境に両側に向かって漸次厚みが薄くなるように形成しているため、前記幅広の面で水の抵抗を受けつつ、前後左右斜め方向に揺れながらゆっくりと下降させることができる。
請求項3に記載の疑似餌は、水中に沈下させるための錘体を設けて形成し、一端に道糸を取付けるための環状部を設け、少なくとも表面の一部に、前記道糸とともに前記環状部に取付けた糸付釣り針の糸の途中に配した磁性体を吸着可能させるための磁石を、前記環状部と距離を設けて配設することを特徴としている。こうすると、水中に沈下させるための前記錘体を設けて疑似餌を形成する場合にも、請求項1の疑似餌と同様の作用を得ることができる。
請求項4に記載の疑似餌は、磁石を環状部が設けられている端部寄りに配設し、前記糸付き釣り針の取付け長さを疑似餌全長の約1/3にすることを特徴としている。
このように、前記磁石を前記環状部が設けられている端部に配設すると、前記磁石や同磁石に吸着された前記磁性体によって生じる水流の乱れによる影響をより一層受けにくくすることができ、前記疑似餌の動きを良くすることができるし、前記糸付き釣り針の取付け長さを疑似餌全長の約1/3の長さにすることで、魚への針掛りをさらに良くすることができる。これは、魚食性の魚がエサを頭部から、即ち、進行方向前側から飲み込む捕食動作をするためである。
請求項5に記載の疑似餌は、少なくとも環状部の反対側に位置する疑似餌表面に、細長い直線状の凸状部が、前記環状部とその反対側の端部とを結ぶ直線上に設けられていることを特徴としている。こうすると、左右の振れが減少し直進性を増すことができるため、ダート距離をより長くすることができる。
請求項6に記載の疑似餌は、磁石をネオジウム磁石にすることを特徴としている。こうすると、ネオジウム磁石は磁力が強いため前記磁石の大きさを小さくすることができ、疑似餌表面を流れる水流に対して前記磁石の影響をより少なくすることができる。
請求項7に記載の疑似餌は、磁性体を、断面U字型の細長い形状に形成し、その内側に糸付き釣り針の糸を挿通しかしめることにより前記糸付き釣り針に固定することを特徴としている。請求項6の疑似餌によれば、前記磁性体の取付けが簡単で、どのような前記糸付き釣り針でも前記疑似餌用の前記糸付き釣り針として用いることができるようになる。
上述のような手段をもって為される本考案の疑似餌は、糸付き釣り針が道糸に絡み付きにくいため疑似餌の動きを阻害せず、且つ、糸付き釣り針の針を魚の口にしっかりと針掛りさせることができるため、魚を逃がすことが減り良く釣れるようになる。また本考案の疑似餌は、直進性が安定しているためダート性能に優れ、且つ、水中をフォールする際の動きも良いため、魚の捕食欲を刺激して喰い付きを良くすることができる。また、引き重りが軽いため水中での操作性も良く、どのような糸付き釣り針でも用いることができるため、取り扱いも簡単便利である。
以下に、本考案にかかる疑似餌の実施形態について図1〜5を参照しつつ説明する。
図1(a)は本実施形態にかかる疑似餌(以下、ジグともいう)の平面図で、図1(b)はその側面図、図1(c)は図1(b)におけるA―A方向矢視断面図を示している。また図2(a)はジグに道糸と糸付き釣り針とを取付けた状態を示すジグの前端部の部分拡大であり、図2(b)は磁性体を示す斜視図である。図3(a)はジグのダート中の状態を示す説明図で、図3(b)はダート終了後のジグがフォールしている状態を示す説明図である。
ジグ1は、溶融した鉛合金を鋳型に注入して細長い形状に形成されており、長さ方向の一端には道糸を取付けるための針金の環状部2が設けられている。また他端には釣り針を取付けることができる針金の環状部3も設けられている。以下、環状部2が設けられている方をジグ1の前側とし、反対側を後側として説明する。
このジグ1は、一側方から見て厚みを薄く形成し、且つ、長手方向の両端から中間部に向かって漸次厚みが厚くなるように形成されるとともに、厚み方向の中心部を境にして片側を他方よりも厚くし、長手方向の中間部を境に環状部2側の厚みが反対側よりも薄く形成されている。また、別の一側方から見て長手方向の両端から中間部に向かって漸次幅が広くなるように形成されており、その幅方向の中心部を境に両側に向かって漸次厚みが薄くなるように形成されている。
そして、一側方から見て厚み方向の中心部を境にして厚みの薄い面(以下、上面ともいう)には、前端から中間部までの中央部に平らな面を設けている。一方、厚みを厚くした面(以下、下面ともいう)の中間部から後端にかけて、断面が四角形状の長手方向に細長い直線状の凸状部4(以下キール4ともいう)が形成されている。キール4の前部は、水流による抵抗を少なくするため、その高さが前側に向かって漸次低くなるように形成されている。
そしてジグ1の上面には、前端部の幅方向中心部に、断面U字状の長手方向に細長い溝が形成されて磁石の取付部5が設けられており、前端部を除く上面と下面との幅方向両側の傾斜面には、菱形の凹凸模様が連続した状態で形成されている。そして、表面全体にオーロラシートを貼り付けて、前端部と上面と下面との片側の傾斜面を半透明の塗料で塗装したのちに、取付部5に細長いネオジウム磁石6を嵌め込むとともに、このネオジウム磁石6よりも少し後側の位置の上下両面に、アイシール7をそれぞれ貼り付けたあとウレタン樹脂でコーティングしている。
このように形成されたジグ1は、前端の環状部2に道糸を取付けて水中を引いた場合の抵抗を小さくして引き重りが軽く、キール4を設けることで横振れを抑え直進性を向上させている。また、自重で水中を自然にフォールする際には、揺れながらゆっくりとフォールするようになっている。そしてネオジウム磁石6をジグ1の前端部に設けることで、ネオジウム磁石6やネオジウム磁石6に吸着させる糸付き釣り針の磁性体が、ジグ1の動きに影響を及ぼさないようにしている。
このジグの前端の環状部2(以下、ラインアイ2ともいう)に、スプリットリング8を取付け、このスプリットリング8に、道糸9と糸付き釣り針10(以下、アシストフック10ともいう)とを結び付けた継ぎ目の無いソリッドリング11を連結する。こうしてソリッドリング11を介して道糸9やアシストフック10をラインアイ2に取付けると、道糸9やアシストフック10をそのままにして、スプリットリング8からラインアイ2を外すだけで簡単にジグ1の交換ができる。
アシストフック10は、アラミド繊維で編み上げた糸10aの一端部を、一本針10bの鉤元の穴を通した状態で一本針10bの軸に沿わせ、その糸10aの一端部と一本針10bの軸とを束ねるようにセキ糸10cを一本針10bの軸に巻き付けたうえで、一本針の軸を熱収縮チューブ10dでカバーしたものである。
アシストフック10の糸10aの長さは、アシストフック10の取付け長さがジグ全長の約1/3になるように設定されており、糸10aの中間部には金属製の磁性体10eが取付けられている。
この磁性体10eは、断面U字型の細長い形状に形成され、表面には防錆のための亜鉛メッキによる表面処理がなされており、内側に糸10aを挿通した状態でかしめることにより固定している。この糸10aに固定した磁性体10e(以下、U字管10eともいう)を、ジグ1のネオジウム磁石6に吸着させ、アシストフック10をジグ1の表面に保持させている。
なお、後端部の環状部3にも、アシストフックや一本針や三本針の釣り針を取付けることができるが、ダート性能が低下するなどの不都合が生じる場合があり取付けないことも多い。
次に、このジグ1の水中での動きについて説明する。
図3に示すように、道糸9とアシストフック10とを取付けたジグ1を目的とする棚まで沈めてから、ロッドを瞬間的に大きくあおって道糸9を引きジグ1に強い力を与える。この際、ジグ1は引き重りが軽くなるように形成されているため、ロッドをあおる動作も大きな力は必要なく楽に行える。
ロッドをあおってジグ1に強い力を加えたあと、ロッドを元に戻して道糸9を弛ませる。するとジグ1は与えられた力によって推進力を得て、ネオジウム磁石6が取付けられている上面を上にし、前側を進行方向に向けて、水平方向に向かってスライドするように真直ぐにダートする。ダートの際、ジグ1はキール4によって横振れが抑えられているため直進性が良く、ダート距離をかせぐことができる。
ダート中、アシストフック10のU字管10eは、ジグ1のネオジウム磁石6に吸着された状態になっており、一本針10bは水流によってジグ1の進行方向とは逆方向になびいた状態になっている。
そして、道糸9に弛みがなくなってテンションがかかるとダートしているジグ1の動きが停止し、そのあと自重によって水中をフォールする。その際、ジグ1は上面を上に向けた状態のままで前後左右に揺れながらゆっくりとフォールする。フォール中のアシストフック10のU字管10eは、ジグ1のネオジウム磁石6に吸着されており、アシストフック10の一本針10bは水の抵抗を受けて、上方になびいた状態になっている。
このように、ジグ1のダート中およびフォール中にアシストフック10は道糸9に絡み付きにくく、ジグ1に本来の動きをさせることができる。また、アシストフック10の一本針10bは自在に動くことができ、魚がアタックしてくる確率の高いジグ1のフォール中においては、ジグ1から少し離れた位置で上方になびいた状態になっているため、喰い付いてきた魚の口にしっかりとフッキングさせることができる。
本実施形態のジグは、アシストフックを1本だけ取付けているが、これに限らず複数本取付けることもできる。しかしながら、その数はバランス等を考慮すると2本ぐらいまでが好ましい。またキールは、直進性を向上させる効果が高いジグの後側にだけ設けているが、図4(a)に示すようにジグ全長にわたって設けても良い。
そして、磁石(本実施形態ではネオジウム磁石)をジグの表面の一部にだけ設けるのではなく、他の部分にも設けて複数の部分に磁石が配置されている状態にすることもでき、また、キールをジグ全長に設け、キールのジグの前側に位置する部分を磁石にして、U字管を吸着させるようにすることもできる。
それから、図4(b)に示すように磁石の大きさやU字管の大きさ、数などを変えることにより、吸着力を調節することが可能で、例えば、ロッドをより強い力であおって、大きな推進力をジグに与える釣り方をする場合に、U字管がネオジウム磁石から容易に外れないようにして、アシストフックの道糸への絡み付きを防止することができる。
また別の実施形態として図5に示すように、沈下させるための錘体を内部に備えているジグを挙げることができる。このジグ1’は、ABS樹脂(アクリルニトリル―ブタジエン―スチレン樹脂)などの樹脂材料を用いてインジェクション成形等により成形したもので、魚の胴体を模した細長い形状になっている。そして、両端部をリング状に曲げて環状部2’・3’を形成した針金が、両側の環状部2’・3’を外側に突出させた状態で、長手方向に挿通されている。
ジグ1’の長手方向中間部から環状部2’側の内部は中空形状になっており、錘体の収納部1a’が設けられている。この収納部1a’が設けられている範囲は長手方向で、ジグ1’全長の50〜70%の範囲となっており、鉛合金やタングステンなどの比重の重い材料で形成された錘体Wが収納されている。そして、環状部2’寄りの表面の一部にナオジウム磁石6’が固着され、ネオジウム磁石6’とは反対側に位置するジグ1’の表面には、長手方向に細長い線状の凸状部4’が設けられている。
このように形成されているジグ1’の環状部2’に、上記実施形態のジグ1と同様にして、道糸9とアシストフック10とを取付け、ネオジウム磁石6’にアシストフック10のU字管10eを吸着させるのである。
このジグ1’は、錘体Wによって重心が環状部2’寄りにあるため、環状部2’を進行方向に向けた動きをする場合の直進性能に優れている。
なお、ジグ1’の収納部1a’を環状部3’側へ延長したり、環状部3’寄りの内部を中空にするなどして別の収納部を設け、この収納部に空気やガスを充填したり、比重の軽い材料を収納するなどしてバランスを調節することもできる。
1 ジグ(疑似餌)
2・3 環状部
4 キール(凸状部)
5 取付部
6 ネオジウム磁石(磁石)
9 道糸
10 アシストフック(糸付き釣り針)
10a 糸
10b 一本針
10e U字管(磁性体)
2・3 環状部
4 キール(凸状部)
5 取付部
6 ネオジウム磁石(磁石)
9 道糸
10 アシストフック(糸付き釣り針)
10a 糸
10b 一本針
10e U字管(磁性体)
Claims (7)
- 鉛合金等の金属材料を用いて形成され、一端に道糸を取付けるための環状部が設けられており、少なくとも表面の一部に、前記道糸とともに前記環状部に取付けた糸付釣り針の糸の途中に配した磁性体を吸着させるための磁石が、前記環状部と距離を設けて配設されていることを特徴とする疑似餌。
- 細長い形状に形成され長手方向の一端に前記環状部が設けられており、一側方から見て厚みが薄く、且つ、長手方向の両端から中間部に向かって漸次厚みが厚くなるように形成されるとともに、厚み方向の中心部を境にして片側を他方よりも厚くし、前記中間部を境に前記環状部側の厚みが反対側よりも薄く形成され、別の一側方から見ると長手方向の両端から前記中間部に向かって漸次幅が広くなるように形成されており、その幅方向の中心部を境に両側に向かって漸次厚みが薄くなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の疑似餌。
- 水中に沈下させるための錘体を設けて形成され、一端に道糸を取付けるための環状部が設けられており、少なくとも表面の一部に、前記道糸とともに前記環状部に取付けた糸付釣り針の糸の途中に配した磁性体を吸着させるための磁石が、前記環状部と距離を設けて配設されていることを特徴とする疑似餌。
- 前記磁石が前記環状部が設けられている端部寄りに配設されており、前記糸付き釣り針の取付け長さを疑似餌全長の約1/3にしていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の疑似餌。
- 少なくとも前記環状部の反対側に位置する疑似餌表面に、細長い直線状の凸状部が、前記環状部とその反対側の端部とを結ぶ直線上に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の疑似餌。
- 前記磁石がネオジウム磁石であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の疑似餌。
- 前記磁性体が、断面U字型の細長い形状に形成され、その内側に前記糸付き釣り針の糸を挿通しかしめることにより前記糸付き釣り針に固定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の疑似餌。
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JP2005000950U JP3110672U (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 疑似餌 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108283166A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-07-17 | 翟凤平 | 磁力旋转感应驱动仿生鱼饵装置 |
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2005
- 2005-02-25 JP JP2005000950U patent/JP3110672U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN108283166A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-07-17 | 翟凤平 | 磁力旋转感应驱动仿生鱼饵装置 |
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