JP7328435B1 - 釣用仕掛け及び揚力発生部材 - Google Patents
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Description
この揚力発生部材の本体には、前記ハリスが挿通可能な貫通孔が形成されており、前記本体は、水流が生じた際に、前記貫通孔を中心として、一方の面に揚力が生じるような表面形状を備えていることを特徴とする。
このような揚力発生部材を、釣針が締結されたハリスに装着することで、水流が生じた際、前記釣針を効果的に集魚部材に同調させることが可能となる。
なお、以下の実施形態では、釣用仕掛けとして、金属製のヘッド部分(以下、ヘッドと称する)が一体化された鯛ラバを例示して説明する。
本実施形態の鯛ラバ1は、錘となる略球体形状のヘッド2と、魚を掛ける釣針(フック)5と、集魚効果を有する集魚部材7と、集魚部材7を釣針5と共に保持する接続パーツ10とを備えている。
前記線材11は、円形、楕円、多角形、及び、これらの組み合わせ等、閉じた状態(各種の閉じた形態については環状と定義する)に形成されており、本実施形態の線材11は、図2(f)に示すように、半楕円形状の小径部11aと半円形状の大径部11bを備えた環状構造となっている。そして、小径部11aから大径部11bに移行する境界部分は、次第に広がるような湾曲形状の段差11cで構成されており、前記集魚部材7は、大径部11bに挿通させるようになっている。
また、前記線材11には、シリコン、ゴム等、伸縮性のある軟質樹脂や軟質ゴムによって形成された弾性部材15が被せられる。この弾性部材15は、線材11に被せることが可能なように、線材11が挿入される貫通孔15Aを備えている。上記したように、本実施形態の線材11は、小径部11aと大径部11bを備えた形状となっており、小径部11aから大径部11bに移行する部分が湾曲状の段差11cで構成されているため、このような形状に応じて貫通孔15Aが形成されている。
なお、以下の説明では、便宜上、膨出量が大きい面21を上面(上側)、膨出量が小さい面22を下面(下側)と定義する。また、本体20Aが水中(海中)に沈んだ状態において、水流の上流側を前方、水流の下流側を後方と称し、水流に対して直交する方向を左右方向と定義する。
最初、前記線材11の小径部11aに、一般的な釣糸の結び方であるノットを用いてリーダー3を接続する。なお、小径部11aにリーダー3を接続すると結び目3aが形成される。また、前記ハリス5Aには、揚力発生部材20が装着されており、この状態で線材11の大径部11bに接続される。この場合、ハリス5Aには、図2(b)で示したように、チチワ5Cが形成されていることから、チチワ5Cを大径部11bに挿通し、挿通したチチワ5Cに釣針5を通過させることで、線材11に対してハリス5Aを接続することが可能である。
ハリス5Aに対しては、その両端に釣針5のチモト5aが締結され、締結部5a´が形成される。この場合、ハリス5Aに、予め2つの揚力発生部材20を挿通、保持させておき、その状態でハリスの両端に各釣針5のチモト5aが締結される。そして、チモト5aにハリス5Aが締結された後、図6(a)の矢印に示すように、ハリス5Aを引き上げることで、揚力発生部材20を釣針のチモト領域に装着することが可能である。
上記したように、揚力発生部材20の本体20Aを弾性材料で形成することにより、先に締結作業を行ない、その後、釣針の先端5b側から揚力発生部材20を挿入して装着することができるので、釣針の組み付け作業を容易に行うことが可能となる。また、実釣時において、釣針の先端5b側から揚力発生部材20を外すこともできるので、揚力発生部材20の交換作業も容易に行えるようになる。
揚力発生部材が装着されていないと、釣針5と集魚部材7の重さの相違により、水中では釣針5と集魚部材7が分離してしまい、釣針を集魚部材内に同調させ難くなる。このため、魚が集魚部材7に興味を示して食い付いてもフッキングすることができない。
上記した実施形態では、釣用仕掛けとして鯛ラバを例示したが、本発明は、鯛ラバに限定されることはなく、様々な仕掛けに適用することが可能である。例えば、コマセカゴと錘を備えた天秤仕掛けでは、釣針が装着されたハリスが締結されるが、ハリスに上記した揚力発生部材を装着することで、釣竿をしゃくってコマセ(集魚部材)を放出した際、潮流が速くても浮遊するコマセ内に釣針を同調させることが可能となる。このように、本発明では、集魚部材は、人工的な構造物以外も含まれ、ハリスに釣針が締結されている各種の釣用仕掛けに適用することが可能である。
2 ヘッド
3 リーダー
5 釣針
5A ハリス(アシストライン)
7 集魚部材
7a ネクタイ
7b スカート
10 接続パーツ
20 揚力発生部材
21,22 面(上面、下面)
Claims (7)
- 釣針のチモトと締結されたハリスを備えた釣用仕掛けにおいて、
前記ハリスに挿通され、釣針のチモト領域に装着される揚力発生部材を有し、
前記揚力発生部材は、水流によって一方側に揚力が生じるように、前記一方側に膨出量が大きい面を含み、他方側に膨出量が小さい面を含んだ形状の本体を有し、
前記本体には、前記ハリスを挿通した貫通孔が、前記他方側にオフセットして形成されていることを特徴とする釣用仕掛け。 - 前記本体は、弾性を有する素材で一体形成されており、
前記貫通孔の端部が、前記釣針のチモト部分を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の釣用仕掛け。 - 釣針のチモトと締結されたハリスを備えた釣用仕掛けにおいて、
前記ハリスに挿通され、釣針のチモト領域に装着される揚力発生部材を有し、
前記揚力発生部材は、水流によって一方側に揚力が生じるように、前記一方側に膨出量が大きい面を含み、他方側に膨出量が小さい面を含んだ形状の本体を有し、
前記本体には、前記ハリスを挿通した貫通孔が、前記他方側にオフセットして形成されており、
前記本体は、弾性を有する素材で一体形成されており、
前記貫通孔の端部が、前記釣針のチモト部分を覆っており、
前記貫通孔は、ハリスに挿通された状態で、前記釣針側が次第に拡径するテーパ形状に形成されていることを特徴とする釣用仕掛け。 - リーダーに錘を挿通させ、錘を挿通した前記リーダーの先端に、前記釣針が締結されたハリスと集魚部材を設けており、
前記ハリスに締結された釣針は、水流が生じた際に、前記揚力発生部材に生じる揚力によって前記集魚部材に接近して同調可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の釣用仕掛け。 - 釣針のチモトと締結されたハリスに装着可能な本体を有する揚力発生部材であって、
前記本体には、前記ハリスが挿通可能な貫通孔が形成されており、
前記本体は、水流によって一方側に揚力が生じるように、前記一方側に膨出量が大きい面を含み、他方側に膨出量が小さい面を含んだ形状を備え、
前記本体には、前記ハリスを挿通した貫通孔が、前記他方側にオフセットして形成されていることを特徴とする揚力発生部材。 - 前記本体は、弾性を有する素材で一体形成されていることを特徴とする請求項5に記載の揚力発生部材。
- 前記貫通孔は、軸方向に沿って次第に拡径するテーパ形状に形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の揚力発生部材。
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JP2022179268A JP7328435B1 (ja) | 2022-11-09 | 2022-11-09 | 釣用仕掛け及び揚力発生部材 |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3225979U (ja) | 2020-01-12 | 2020-04-16 | 株式会社クロノコーポレーション | ルアー、ルアー部品、ヘッド |
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2022
- 2022-11-09 JP JP2022179268A patent/JP7328435B1/ja active Active
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JP3225979U (ja) | 2020-01-12 | 2020-04-16 | 株式会社クロノコーポレーション | ルアー、ルアー部品、ヘッド |
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