JP3110014B2 - 警備切替用識別装置 - Google Patents

警備切替用識別装置

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JP3110014B2
JP3110014B2 JP8715498A JP8715498A JP3110014B2 JP 3110014 B2 JP3110014 B2 JP 3110014B2 JP 8715498 A JP8715498 A JP 8715498A JP 8715498 A JP8715498 A JP 8715498A JP 3110014 B2 JP3110014 B2 JP 3110014B2
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SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は警備切替用識別装置
に係り、特に、操作者が入力した入力情報と予め設定さ
れた照合情報との一致、不一致により前記操作者が正規
の操作者であるか否かを識別する警備切替用識別装置に
関する。
【0002】
【従来技術】警備の切換え操作や機密事項を取り扱う部
屋への入退室管理を行う場合、操作者あるいは入退室者
が正規の者であることを確認する必要がある。そこで、
従来は警備の切換えや入退室に際して操作者あるいは入
退室者に暗証番号を入力させ、操作者が正規の者である
か否かを識別する識別装置が用いられている。
【0003】暗証番号を使用する識別装置では、長い
間、同じ暗証番号を使用していると、暗証番号を入力す
るためのテンキーの特定の数字の部分のみが摩耗し、第
三者がテンキーの摩耗状態を見ることにより容易に識別
番号を知られてしまう恐れがある。このため、ある期間
毎に暗証番号を変更する必要がある。従来の識別装置で
は、暗証番号を変更する場合には、使用者が警備会社等
の管理会社に連絡して管理会社から対処員を派遣しても
らい、暗証番号を変更してもらったり、あるいは、管理
会社が一定の期間毎に対処員を派遣し、暗証番号を変更
するようにしている。
【0004】また、使用者が暗証番号を忘れた場合、警
備会社等の管理会杜では、個々の使用者の暗証番号まで
は管理していないことが多く、使用者からの連絡を受け
た管理会社は、対処員を派遣し、一度、識別装置の電源
を切り、識別装置の機能を初期状態に戻し、暗証番号の
設定を行うようにしている。しかし、この場合、一度識
別装置の電源を切ってしまうと、暗証番号だけでなく、
この識別装置固有の各種設定情報が全て初期状態に戻っ
てしまうため、全ての設定を最初からやり直す必要があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の識別
装置では、暗証番号を変更する場合には、警備会社等の
管理会社に連絡し、対処員を派遣してもらわなければな
らず、また、暗証番号を忘れた場合は、対処員が識別装
置の設定を最初からやり直さなければならなかったた
め、対処に手間がかかり、コスト高となる等の問題点が
あった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みされたもので、暗
証番号などの識別情報の変更や登録を容易に行なうこと
ができる警備切替用識別装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作者の操作
に応じた識別情報を出力する操作手段と、照合情報を予
め記憶している照合情報記憶部を有し、該操作手段から
入力した該識別情報と該照合情報とを照合し、該操作者
が正規の操作者であるか否かを識別する制御手段を有す
る警備切替用識別装置において、 前記制御手段に前記
照合情報を変更する変更モードに切り換える変更モード
設定手段と、前記照合情報を初期値に変更する対処モー
ドに切り換える対処モード設定手段と、前記照合情報を
初期値に変更することを指示する初期化信号を出力する
初期化指示手段と、対処員情報を予め記憶している対処
員情報記憶部を設け、 前記変更モード設定手段により前
記変更モードに切り替えられた後、前記操作手段から入
力した識別情報と前記照合情報とが一致すると、変更用
識別情報の入力待機状態となり、変更用識別情報の入力
待機状態にあるときに前記操作手段から入力する識別情
報を変更用識別情報とし、該変更用識別情報を照合情報
として前記照合情報記憶部に記憶し、前記対処モード設
定手段により前記対処モードに切り替えられた後、前記
操作手段から入力した識別情報と前記対処員情報とが一
致すると、前記初期化信号の入力待機状態になり、初期
化信号の入力待機状態にあるときに前記初期化指示手段
から初期化信号が入力すると、前記照合情報記憶部に記
憶している照合情報を初期値に変更するようにする。
【0008】本発明によれば、操作者が変更する前の暗
証番号を入力することにより、照合用暗証番号を容易に
変更することができ、警備会社等の管理会社から対処員
を派遣する必要がなくなり、コストや手間をかけずに暗
証番号を変更することができる。また、対処モード時に
対処員暗証番号を入力すると、照合用暗証番号を初期値
に変更できるので、初期化後、初期値にしたがって、暗
証番号の変更を行なうことができる。このため、例え
ば、操作者が暗証番号を忘れてしまった場合は、対処員
により暗証番号が初期値に変更されるので、初期値に設
定された暗証番号をもとに使用者が新たに暗証番号の登
録を行なうことができる。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】図1に本発明の第1実施例のブロ
ック構成図を示す。本実施例では、識別装置を機密事項
を取り扱う部屋への入退室者が入力した暗証番号と予め
記憶している照合番号との一致・不一致に応じて電気錠
2を施解錠制御する出入管理装置として使用する場合に
ついて説明するが、これに限定されるものではなく、機
械警備システムの警備状態の切換え、照明や空調機器等
の被制御装置のスイッチのオン/オフ等に使用してもよ
い。
【0012】識別装置1は、操作手段11と制御手段1
2とから構成される。操作手段11は、モード選択を行
うためのモード選択部21、暗証番号を入力するための
暗証番号入力部22、注意や警告を音声として発生する
スピーカ23から構成される。モード選択部21は、暗
証番号を変更するためのモードである変更モードを選択
すると、変更モード選択信号を制御手段12に出力す
る。暗証番号入力部22は、テンキーなどから構成さ
れ、操作者が入力した暗証番号を制御手段12に出力す
る。スピーカ23は、制御手段12からメッセージ信号
が入力すると、メッセージ信号に応じて音声を出力す
る。
【0013】なお、モード選択部21および暗証番号入
力部22は、テンキーなど押ボタン式のものに限らず、
タッチパネル等を使用してもよい。タッチパネルを使用
する場合は、制御手段12によりタッチパネルを制御す
ることにより各種情報を表示するようにしてもよい。制
御手段12は、操作手段11に接続され、操作手段11
での操作に応じて各種制御を行う制御部31、タイマ3
2、照合用暗証番号を記憶する暗証番号記憶部33、カ
ウンタ34とから構成されている。タイマ32は、計時
を開始してから10秒を計時する10秒タイマ32aと
計時を開始してから1分を計時する1分タイマ32bか
ら構成される。
【0014】タイマ32には、制御部31からの10秒
計時開始信号、又は、1分計時開始信号が供給される。
タイマ32は、制御部31から10秒計時開始信号が入
力すると、10秒タイマ32aを起動する。10秒タイ
マ32aは、10秒計時開始信号が供給されてから10
秒経過すると、10秒計時終了信号を制御部31に供給
する。
【0015】また、タイマ32は、制御部31から1分
計時開始信号が入力すると、1分タイマ32bを起動す
る。1分タイマ32bは、1分計時開始信号が供給され
てから1分経過すると、1分計時終了信号を制御部31
に供給する。暗証番号記憶部33は、機密事項を取り扱
う部屋への入室が許可されている者の暗証番号を照合用
暗証番号として記憶し、制御部31から暗証番号が入力
すると、当該暗証番号を照合用暗証番号として記憶す
る。暗証番号記憶部33に記憶された暗証番号は、通常
の識別処理、すなわち、電気錠2の制御を行う場合に制
御部31により参照されるとともに、暗証番号を変更す
る場合にも制御部31により参照される。
【0016】カウンタ34は、制御部31からのカウン
ト信号が入力すると、カウント値に「1」を加算し、制
御部31からのクリア信号が入力されるとカウント値を
「0」にクリアする。制御部31は、暗証番号入力部2
2からの暗証番号が入力すると暗証番号記憶部33に記
憶している照合用暗証番号を参照し、両者が一致すると
電気錠2に解錠信号を出力する。また、制御部31は、
モード選択部21より変更モード選択信号が入力する
と、変更モードに切り換わるとともに、タイマ32に1
0秒計時開始信号を出力する。そして、変更モード時
に、暗証番号入力部22より暗証番号が入力すると、暗
証番号記憶部33に記憶している照合用暗証番号を参照
し、両者が一致すると、変更用暗証番号の入力待機状態
となるとともに、タイマ32に再度10秒計時開始信号
を出力する。変更用暗証番号の入力待機状態にある時
に、暗証番号入力部32から暗証番号が入力すると当該
暗証番号を暗証番号記憶部33に出力する。これによ
り、暗証番号の変更が可能となる。
【0017】次に、本実施例の識別装置1の動作を図面
とともに説明する。図2に本発明の第1実施例の制御部
の変更モードにおける処理フローチャートを示す。モー
ド選択部21は、使用者の操作により暗証番号記憶部3
3に記憶している照合用暗証番号を変更するための変更
モードが選択されると、制御手段12の制御部31に対
して変更モード選択信号を供給する。制御部31では、
モード選択部21から変更モード選択信号が供給される
と、タイマ32に対して10秒計時開始信号を出力し、
10秒タイマ32aを起動する。そして、暗証番号入力
部22からの暗証番号の入力待機状態となる(ステップ
S1−1,S1−2)。
【0018】使用者は、制御部31が暗証番号の入力待
機状態にあるとき、つまり、10秒タイマ32aが起動
してから10秒以内に暗証番号入力部22から暗証番号
を入力する。すると、暗証番号入力部22から制御部3
1に対して当該暗証番号が出力される。制御部31は、
暗証番号入力部22からの暗証番号が入力すると(ステ
ップS1−3)、暗証番号記憶部33に記憶した照合用
暗証番号を参照し、入力した暗証番号と照合用暗証番号
との一致、不一致を判定する(ステップS1−4)。
【0019】制御部31は、ステップS1−4で、暗証
番号入力部22から入力した暗証番号が照合用暗証番号
と一致しないときには、カウンタ34に対してカウント
信号を出力し、カウンタ34のカウント値に「1」を加
算する。そして、カウンタ34のカウント値が「3」に
達したか否かを判定する(ステップS1−10、S1−
11)。
【0020】ステップS1−11で、カウンタ34のカ
ウント値が「3」に達していない、すなわち、暗証番号
入力部22から入力した暗証番号と暗証番号記憶部33
に記憶した照合用暗証番号との不一致が3回に達してい
ない場合には、ステップS1−3に戻って、暗証番号入
力部22からの暗証番号の入力待機状態となる。また、
ステップS1−11で、カウンタ34のカウント値が
「3」となる、すなわち、暗証番号入力部22から入力
した暗証番号と暗証番号記憶部33に記憶した照合用暗
証番号との不一致が3回以上続いた場合には、タイマ3
2に対し1分計時開始信号を出力し、タイマ32の1分
タイマ32bを起動するとともに(ステップS1−1
2)、スピーカ23からエラーメッセージを音声出力す
るためのメッセージ信号をスピーカ23に供給する(ス
テップS1−13)。
【0021】制御部31は、ステップS1−12,S1
−13で、1分タイマ32bを起動してから1分タイマ
32bから1分計時終了信号が入力するまで、つまり、
エラーメッセージをスピーカ23から出力してから1分
が経過すると(ステップS1−14)、次回入力に備え
てカウンタ34にクリア信号を出力し、カウンタ34の
カウント値をクリアした後(ステップS1−8)、変更
モードを終了する。
【0022】また、制御部31は、ステップS1−4
で、暗証番号入力部22から入力した暗証番号が暗証番
号記憶部33に記憶した照合用暗証番号と一致したとき
には、暗証番号の変更が許可され、変更用暗証番号の入
力待機状態となるとともに、再度タイマ32に10秒計
時開始信号を出力し、タイマ32の10秒タイマ32a
をリセットし、再起動する(ステップS1−5)。
【0023】使用者は、制御部31が変更用暗証番号の
入力待機応対にあるとき、ステップS1−5で10秒タ
イマ32aが起動してから10秒以内に暗証番号入力部
22から変更用暗証番号を入力する。すると、暗証番号
入力部22から制御部31に対して当該暗証番号が出力
される。制御部31は、暗証番号入力部22からの暗証
番号が入力すると(ステップS1−6)、当該変更用の
暗証番号を暗証番号記憶部33に出力する。
【0024】暗証番号記憶部33は、制御部31から変
更用の暗証番号が入力すると、当該暗証番号を新しい照
合用暗証番号として記憶し、照合用暗証番号を変更する
(ステップS1−7)。制御部31は、ステップS1−
7で暗証番号変更後は、次回入力に備えてカウンタ34
にクリア信号を出力し、カウンタ34にクリア信号を出
力し、カウンタ34のカウント値をクリアした後(ステ
ップS1−8)、変更モードを終了する。
【0025】また、制御部31は、ステップS1−6で
暗証番号入力部22から変更用の暗証番号が入力せず、
10秒タイマ32aから10秒計時終了信号が入力す
る、つまり、変更用の暗証番号の入力待機状態になって
から10秒経過する間に変更用の暗証番号が入力されな
ければ(ステップS1−15)、暗証番号の変更の意志
がないと判断して、次回入力時のためにカウンタ34に
クリア信号を出力し、カウンタ34のカウント値をクリ
アした後(ステップS1−8)変更モードを終了する。
【0026】なお、本実施例では、変更する前の暗証番
号により照合用暗証番号を新規の暗証番号に容易に変更
できるようになったが、変更する前の暗証番号を忘れて
しまった場合には、警備会社などの管理会社から対処員
を呼んで、対処する必要がある。このとき、対処員によ
る照合用暗証番号の変更を容易に行えるようにする必要
がある。
【0027】対処員による照合用暗証番号の変更を容易
に行えるようにした実施例を第2実施例に示す。図3に
本発明の第2実施例のブロック図を示す。同図中、図1
と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。本実施例の識別装置100は、操作手段101及び
制御手段102から構成される。操作手段101は、暗
証番号入力部22、スピーカ23に加えて、モード選択
を行うためのモード選択部106と暗証番号を初期値に
設定する初期値設定要求信号を制御手段102に供給す
る初期値設定要求手段103とを有する。
【0028】モード選択部106は、対処員が各種の設
定を行うための対処モードを選択すると、対処モード選
択信号を制御手段102に出力する。初期値設定要求手
段103は、使用者の操作に応じて制御手段102の暗
証番号記憶部33に記憶する照合用暗証番号を使用者な
どが容易に認識できる初期値に戻すための初期値設定要
求信号を制御手段102に出力する。
【0029】制御手段102は、使用者が用いる暗証番
号を照合用暗証番号として記憶する暗証番号記憶部33
に加えて、対処員が使用する対処員暗証番号を照合用暗
証番号として記憶する対処員暗証番号記憶部104を有
し、また、制御部105には図1の制御部31の処理に
加えて、対処員による対処モード処理が付加されてい
る。
【0030】次に、本実施例の特徴となる対処モード処
理の詳細を図面とともに説明する。図4に本発明の第2
実施例の対処モード処理の処理フローチャートを示す。
使用者が自分の暗証番号を忘れてしまった場合、まず、
警備会社等の管理会社に連絡する。連絡を受けた管理会
社では、対処員を派遣する。現場に到着した対処員は、
まず、モード選択部106により、各種の設定を行うた
めの対処モードを選択する。
【0031】モード選択部106は、対処モードが選択
されると、制御手段102に対して対処モード選択信号
を出力する。制御手段102では、モード選択部21か
ら出力された対処モード選択信号を制御部105に供給
する。制御部105では、モード選択部106から対処
モード選択信号が供給されると(ステップS2−1)、
まず、対処員により各種の設定を行う対処モードに移行
するとともに、タイマ32に対し10秒計時開始信号を
出力し、10秒タイマ32aを起動させ(ステップS2
−2)、暗証番号入力部22からの対処員用暗証番号の
入力待機状態となる。対処員は、制御部105が対処員
用暗証番号の入力待機状態にあるとき、つまり、ステッ
プS2−2で10秒タイマ32aが起動してから10秒
以内に暗証番号入力部22から対処員用の暗証番号を入
力する。すると、暗証番号入力部22から制御部105
に対して当該暗証番号が出力される。制御部105は、
暗証番号入力部22から暗証番号が入力されると、対処
員暗証番号記憶部104に記憶している照合用暗証番号
を参照して、入力された暗証番号と対処員用暗証番号記
憶部104に記憶されたされた照合用暗証番号とが一致
するか否かを判定する(ステップS2−6)。
【0032】なお、制御部105はステップS2−4
で、暗証番号入力部22から暗証番号が入力すると、1
0秒タイマ32aから10秒計時終了信号が入力する、
すなわち、暗証番号入力待機状態になってから10秒間
に暗証番号入力部22から暗証番号が入力されないと、
暗証番号照合回数をカウントするカウンタ34にクリア
信号を出力し、カウンタ34のカウント値を「0」にリ
セットして処理を終了する(ステップS2−5)。
【0033】制御部105はステップS2−6で、暗証
番号入力部22から入力した暗証番号と対処員暗証番号
記憶部104に記憶した対処員暗証番号が不一致の場合
には、暗証番号の照合回数をカウントするカウンタ34
にカウント信号を出力し、カウンタ34のカウント値に
「1」を加算する(ステップS2−7)。次に、カウン
タ34のカウント値が「3」になったか、否か、すなわ
ち、対処員暗証番号とは異なる暗証番号が3回入力され
たか、否かを判定する(ステップS2−8)。
【0034】ステップS2−8で、カウンタ34のカウ
ント値が「3」に達していない場合には、ステップS2
−3に戻って、再度の対処員暗証番号の入力を待機す
る。また、ステップS2−8で、カウンタ34のカウン
ト値が「3」になると、まず、タイマ32に対して1分
計時開始信号を供給して、1分タイマ32bを起動させ
る(ステップS2−9)。
【0035】次に、制御部105は、エラーメッセージ
をスピーカ23から音声出力するためのメッセージ信号
をスピーカ23に出力し(ステップS2−10)、1分
タイマ32bを起動してから1分計時終了信号が入力す
るまで、つまり、エラーメッセージをスピーカ23から
出力してから1分経過後(ステップS2−11)、カウ
ンタ34にクリア信号を出力し、カウンタ34のカウン
ト値を「0」にリセットして、対処モード処理を終了す
る(ステップS2−5)。
【0036】また、制御部105は、ステップS2−6
で、暗証番号入力部22から入力した暗証番号と対処員
暗証番号記憶部104に記憶した照合用暗証番号とが一
致した場合には、タイマ32の10秒タイマ32aにリ
セット信号を供給し、10秒タイマ32aをリセットし
た後、10秒計時開始信号を供給し、10秒タイマ32
aを再起動させ(ステップS2−12)、10秒間、初
期値設定要求手段103からの初期値設定要求信号の入
力待機状態となる。
【0037】制御部105は、初期値設定要求手段10
3からの初期値設定要求信号の入力待機状態が10秒間
連続し、10秒タイマ32aから10秒計時終了信号が
入力すると、暗証番号を初期化する意志がないものと判
断して、カウンタ34にクリア信号を出力し、カウンタ
34のカウント値を「0」にリセットして、対処モード
処理を終了する(ステップS2−5)。
【0038】対処員は、制御部105が初期値設定要求
手段103からの初期値設定要求信号の入力待機状態に
あるとき、つまり、ステップS2−12で10秒タイマ
32aが起動してから10秒以内に初期値設定要求手段
103を操作し、制御部105に初期値設定要求信号を
入力する。すると、制御部105は、暗証番号記憶部3
3に記憶される暗証番号を使用者などにも認識できる初
期値に変更する(ステップS2−15)。
【0039】制御部105は、ステップS2−15で、
暗証番号記憶部33に記憶される暗証番号が初期値に変
更されると、カウンタ34にクリア信号出力し、カウン
タ34のカウント値を「0」にリセットして、対処モー
ド処理を終了する(ステップS2−5)。上記処理の
後、初期値に設定された暗証番号をもとに第1実施例と
同様の方法により、使用者が暗証番号を設定できる。こ
れにより、使用者が暗証番号を忘れた場合であっても、
対処員が暗証番号の設定を容易にする対処モードで暗証
番号記憶部23に記憶している暗証番号を使用者にも容
易に認識できる初期値に設定することができ、これを元
に第1実施例と同様に使用者が暗証番号を設定すること
ができるようになる。
【0040】
【発明の効果】上述の如く、本実施例の識別装置では、
使用者が変更する前の暗証番号を入力することにより、
照合用暗証番号を容易に変更することができ、警備会社
等の管理会社から対処員を派遣する必要がなくなり、コ
ストや手間をかけずに暗証番号を変更することができ
る。
【0041】また、使用者は変更する前の暗証番号に応
じて照合用暗証番号の変更を容易に行うことができるた
め、使用者が定期的に照合用暗証番号を変更することに
より、長い間、同じ暗証番号を使用して特定の数字の部
分のみが摩耗することがなく、第三者に暗証番号を容易
に読取られてしまう可能性も低くなる。さらに、暗証番
号を忘れた場合であっても、対処員は対処モードで暗証
番号を初期値に設定し直すだけでよく、識別装置自体の
設定を最初からやり直す必要がなく、また、対処員によ
り初期値に設定された暗証番号をもとに使用者が暗証番
号を設定することができ、手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の制御手段の処理フローチ
ャートである。
【図3】本発明の第2実施例のブロック構成図である。
【図4】本発明の第2実施例の制御手段の処理フローチ
ャートである。
【符号の説明】
1,100識別装置 2 被制御装置 11,101 操作手段 12,102 制御手段 21、106 モード選択部 22 暗証番号入力部 23 スピーカ 31、105 制御部 32 タイマ 32a 10秒タイマ 32b 1分タイマ 33 暗証番号記憶部 34 カウンタ 103 初期値設定要求手段 104 対処員暗証番号記憶部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−153480(JP,A) 特開 平5−71258(JP,A) 特開 平5−334253(JP,A) 特開 平9−305540(JP,A) 特開 平1−287381(JP,A) 特開 平6−193321(JP,A) 特開 平4−315678(JP,A) 特開 平9−265455(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 49/00 - 49/08 G06F 12/14 G06F 15/00 G06F 15/21 G06K 17/00 G08B 13/00 - 15/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者の操作に応じた識別情報を出力す
    る操作手段と、照合情報を予め記憶している照合情報記
    憶部を有し、該操作手段から入力した該識別情報と該照
    合情報とを照合し、該操作者が正規の操作者であるか否
    かを識別する制御手段を有する警備切替用識別装置にお
    いて、 前記制御手段は 記照合情報を変更する変更モードに切り換える変更モ
    ード設定手段と、 前記照合情報を初期値に変更する対処モードに切り換え
    る対処モード設定手段と、 前記照合情報を初期値に変更することを指示する初期化
    信号を出力する初期化指示手段と、 対処員情報を予め記憶している対処員情報記憶部を有
    し、 前記変更モード設定手段により前記変更モードに切り替
    えられた後、前記操作手段から入力した識別情報と前記
    照合情報とが一致すると、変更用識別情報の入力待機状
    態となり、変更用識別情報の入力待機状態にあるときに
    前記操作手段から入力する識別情報を変更用識別情報と
    し、該変更用識別情報を照合情報として前記照合情報記
    憶部に記憶し、 前記対処モード設定手段により前記対処モードに切り替
    えられた後、前記操作手段から入力した識別情報と前記
    対処員情報とが一致すると、前記初期化信号の入力待機
    状態になり、初期化信号の入力待機状態にあるときに前
    記初期化指示手段から初期化信号が入力すると、前記照
    合情報記憶部に記憶している照合情報を初期値に変更す
    ることを特徴とする警備切替用識別装置。
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