JP3109780U - ウエスト周囲長調整具付衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】衣服の使用中に使用者に不快感を生じさせうるゴムの折返し部分を形成することなくウエスト周囲長を調整することができるとともに、このゴムが使用者の身体に直接触れることがないウエスト周囲長調整具付衣服を提供する。
【解決手段】ズボン10のウエスト部分にはゴム20を収納可能なゴム通し部11が配設されている。ゴム通し部11の表面側には2つのゴム引出穴13,14が配設されている。所定間隔で複数個の係止穴20aが配設されているゴム20の両端部には、係止穴20aに係合可能な係合具31,32が配設されている。係合具31はゴム20の表面側に配設されており、係合具32はゴム20の裏面側に配設されている。
【選択図】図4

Description

本考案は、ウエスト部分に配設されたゴムの長さを使用者の身体に合わせて自由に調整
することができるズボン,パンツ,マタニティ用のワンピースドレス等のウエスト周囲長
調整具付衣服に関するものである。
従来、使用者のウエストサイズに応じて、ウエスト部分に配設されたゴムの長さを調節
できるズボンとして図8に示すズボン70が提案されている。(特開2004−1622
02号公報参照)。
このズボン70のウエスト部分には、環状のゴム80を収納するゴム通し部71が配設
されており、ゴム通し部71の裏面側には、ゴム引出穴72Aが配設されている。73は
、ゴム引出穴72Aから引き出されたゴム80が使用者の邪魔にならないように、この引
き出されたゴム80をウエスト回りに保持するためのゴム押さえループである。
環状に形成されたゴム80には、図9(a)に示すように所定間隔で複数個のボタン穴
80aが配設されている。図9(b)は、ボタン穴80aに係合するボタン90の構成を
示したものであり、このボタン90はボタン穴80aを貫通する中芯部90bで連結され
た2枚の挾持板部90aを有している。
使用者は、図10に示すように、所望のウエスト周囲長になるまでゴム通し部71の裏
面側のゴム引出穴72Aからゴム80を引き出して、所望のウエスト周囲長の位置で、ゴ
ム引出穴72A付近の相対向している2つのボタン穴80aにボタン90を係合させてそ
のウエスト周囲長を固定する。以上のようにしてウエスト周囲長を調整した後、使用者は
、ズボン70の裏面側に突出している2つ折り状にされたゴム80が邪魔にならないよう
に、この突出している部分を図8に示すゴム押さえループ73に通してウエスト長の調整
作業を終了する。
以上のように構成された従来例においては、このズボン70がパジャマのズボンである
ような場合には、使用者の通常の就寝姿勢がうつ伏せ状態であるとき、ズボン70の裏面
側に露出している2つ折りにされ厚みの増しているゴム80やボタン90が使用者の身体
に圧接してしまうために、使用者に不快感を生じさせてしまう。
そこで、この従来例においては、図11に示したように、ゴム通し部71の裏面側の異
なる位置に、複数個のゴム引出穴72A,72B,72Cを設け、使用者の通常の就寝姿
勢に応じて、ウエスト周囲長調整後のゴム80やボタン90が露出する位置を選ぶことが
できるように構成されている。
特開2004−162202号公報
しかしながら、以上説明した従来例においては、衣服の裏面側に、ウエスト周囲長調整
後の2つ折り状態にされ厚みの増したゴムやボタンが露出する構成となっているために、
使用者が寝返りをうったとき等にこのゴムやボタンが使用者の身体に圧接して使用者に不
快感を生じさせてしまうという問題があった。
以上の問題点を解決するために本考案は、ウエスト部分にゴムが収納可能なゴム通し部
が配設されている衣服であって、前記ゴム通し部の表面側に前記ゴムが引き出し可能なゴ
ム引出穴が配設され、前記ゴム通し部に収納されている両端部を有する1本の前記ゴムに
は、所定間隔をあけて複数個の係止穴が形成され、前記1本のゴムの一端の表面側には前
記係止穴に係合可能な表面側係合具が配設され、当該1本のゴムの他端の裏面側には前記
係止穴に係合可能な裏面側係合具が配設されていることを特徴とするものである。
ここで前記両端部を有する1本のゴムの一端の表面側に配設された表面側係合具と当該
表面側係合具に隣接する前記係止穴との距離は前記所定間隔であり、前記他端の裏面側に
配設された裏面側係合具と当該裏面側係合具に隣接する前記係止穴との距離は前記所定間
隔であってもよい。また、前記表面側係合具と前記裏面側係合具とは共に、前記ゴムの端
部に縫い付け固定されたボタンによってに構成してもよく、さらに、前記ゴム引出穴は、
前記ゴム通し部の表面側に、あらかじめ定められた距離を隔てて2個配設してもよい。
前記衣服はズボンであってもよいし、前記衣服はマタニティ用のワンピースドレスであ
ってもよい。
本考案によれば、衣服の使用中に使用者に不快感を生じさせうるゴムの折返し部分を形
成することなくウエスト周囲長を調整することができるとともに、このゴムが使用者の身
体に直接触れることがないウエスト周囲長調整具付衣服を提供することができる。
以下、図面を用いて本考案の実施例について説明する。
図1は、本考案の実施例1に係るズボン10のウエスト部の構成を示した斜視図であり
、図1(a)はウエスト周囲長調整前の状態を示したものであり、図1(b)はウエスト
周囲長調整中の状態を示したものである。
図1(a),(b)において、ズボン10のウエスト部分には、ゴム20の収納が可能
なゴム通し部11が配設されている。このゴム通し部11の表面側には、ゴム20を引き
出すゴム引出穴12が配設されている。
図2(a)に示したように、本実施例1に使用されているゴム20には、従来のこの種
のゴム(図9(a)参照)と同様に所定間隔で複数個の係止穴20aが配設されている。
本実施例1に使用されているゴム20と従来のこの種のゴムとの差異は、従来のゴムが環
状に形成されているのに対して、このゴム20は両端部を有する1本のゴムの形態に形成
されているところである。
このゴム20の両端部には、それぞれゴム20の係止穴20aに係合可能な係合具31
,32が配設されている。ここで、31は、ゴム20の一端の表面側に配設される表面側
係合具であり、32は、ゴム20の他端の裏面側に配設される裏面側係合具である。本実
施例1においては、この係合具31,32は、ゴム20の端部に縫い付け固定されたボタ
ンによって構成されている。
この係合具31,32の取付位置は、図2(b),(c)に示したように、ゴム20の
両端部を互いに密着するように重ね合わせた状態で、2つの係合具31,32のそれぞれ
が、対向する係止穴20aに係合することができるような位置に選ばれている。本実施例
1においては、係合具31とそれに隣接している係止穴20aとの距離が係止穴20a同
士の前述した所定間隔となるように係合具31が取り付けられており、且つ、係合具32
とそれに隣接している係止穴20aとの距離が係止穴20a同士の所定間隔となるように
係合具32が取り付けられている。
従って、図2(b),(c)に示したように、どのようなウエスト周囲長に調整した場
合にも、ゴム20の両端部は互いに密着して重ね合わされた状態となり、この重ね合わさ
れた部分の厚みが他の部分に比して著しく厚くなるようなことはない。すなわち、本実施
例1においては、ウエスト周囲長調整後に、従来例で厚みを増す原因となっていたゴムの
2つ折り部分が形成されるようなことはない。
以上のように構成された本実施例1においては、図1(a)に示したようにゴム20の
両端部を表面側のゴム引出穴12から引き出し、使用者の所望のウエスト周囲長にした後
、図1(b)に示したようにゴム20の両端部を重ね合わせた状態にして、ゴム20の両
端部に配設されている係合具31,32を、それぞれが対向している係止穴20aに係合
させる。その後、図3に示したように、ゴム通し部11を左右に引っ張り、ゴム20を全
てゴム通し部11内に収納してウエスト周囲長の調整を終了する。
このように本実施例1においては、下の厚みを増す原因となるゴムの2つ折り部分が形
成されていないので、衣服の使用中に、使用者に不快感を与えるようなことはない。また
、ゴム20がズボン10の裏側に露出していないので、ゴム20が使用者の身体に直接触
れるようなこともない。
図4は、本考案の実施例2の構成を示した斜視図であり、図4(a)はウエスト周囲長
調整前の状態を示し、図4(b)はウエスト周囲長調整後の状態を示したものである。
図4(a),(b)において、実施例1の構成を示した図1(a),(b)と同一符号
のものは同一のものを示しているのでその説明は省略する。
本実施例2と、先に説明した実施例1との差異は、本実施例2においては、図4(a)
,(b)に示したように、あらかじめ定められた距離を隔てて2つのゴム引出穴13,1
4が、ゴム通し部11の表面側に配設されているところである。
このように構成されている本実施例2では、図4(b)に示したように通常の使用状態
において、ゴム20がゴム通し部11の表面側に常に露出した状態となる。
本実施例2においては、ウエスト周囲長の調整が必要になった場合には、図5(a),
(b)に示したように、ズボン10の表面側に露出しているゴム20を引っ張り、図5(
c)に示したように係合具31,32をそれぞれ係合している係止穴20aから外し、ウ
エスト周囲長を調整して、図6(a)に示したように、再び係合具31,32をそれぞれ
が対向する係止穴20aに係合させ、図6(b)に示したようにゴム通し部11を左右に
引っ張ることによりウエスト周囲長の調整を行なうことができる。
すなわち、本実施例2によれば、ウエスト周囲長の調整を行なう際、実施例1に比して
、より容易にゴム20をゴム引出穴13,14から外に引っ張り出すことができる。
以上説明した、実施例1と実施例2とにおいては、ゴム20の係止穴20aに係合する
表面側係合具31および裏面側係合具32は、共に、ゴムの両端部に縫い付け固定されて
いるボタンによって構成されているが、この係合具31,32は、例えば、図7(a)に
示すような係合部材40、すなわちゴム20の係止穴20aを貫通する中芯部41と、そ
の両端に配設された2つの係止部42,43とからなる係合部材40によって構成しても
よい。このように構成された2個の係合部材40を、係合具31,32として用いる場合
には、図7(b),(c)に示したように、ゴム20の両端部分を重ね合わせた状態にし
て、それぞれの端部に位置する係止穴20aと、その係止穴20aと対向している係止穴
20aとに係合部材40を係合させることにより、ウエスト周囲長の調整を行なうことが
できる。勿論、ゴム20の両端部に位置する係止穴20aのそれぞれに係合部材40をあ
らかじめ係合させた状態にしておいて、ウエスト周囲長の調整をするようにしてもよい。
このように実施例1および実施例2においては、ゴム20の両端部の係合部材40が対
向している部分の係止穴20aと係合する構成となっている。従って、従来例では1ヶ所
であった係合部分が実施例1,2においては2ヶ所となるために、この係合部分の負荷を
従来例に比して半減させることができる。
さらに、以上説明した実施例1,2においては、衣服をズボン10として説明したが、
このズボン10とは特に限定されたズボンではなく、パジャマのズボンであってもよいし
、パンツ,スエットパンツ,トランクス等の名称で呼ばれるズボンであってもよい。また
、本考案に係る衣服は上述したズボンに限られるものではなく、ウエスト部分にゴム通し
部が配設されている衣服であればどのような衣服であってもよい。例えばこの衣服は、ス
カートやマタニティ用のワンピースドレスであってもよい。
本考案の実施例1の構成を示した斜視図である。 本考案の実施例1の構成の説明図である。 本考案の実施例1の動作説明図である。 本考案の実施例2の構成を示した斜視図である。 本考案の実施例2の動作説明図である。 本考案の実施例2の動作説明図である。 本考案に係る係合部材の説明図である。 従来例の構成を示す斜視図である。 従来例の構成の説明図である。 従来例の構成の説明図である。 従来例の構成を示す斜視図である。
符号の説明
10 ズボン
11 ゴム通し部
12,13,14 ゴム引出穴
20 ゴム
20a 係止穴
31 表面側係合具
32 裏面側係合具
40 係合部材
41 中芯部
42,43 係止部

Claims (6)

  1. ウエスト部分にゴムが収納可能なゴム通し部が配設されている衣服であって、
    前記ゴム通し部の表面側に前記ゴムが引き出し可能なゴム引出穴が配設され、
    前記ゴム通し部に収納されている両端部を有する1本の前記ゴムには、所定間隔をあけ
    て複数個の係止穴が形成され、
    前記1本のゴムの一端の表面側には前記係止穴に係合可能な表面側係合具が配設され、
    当該1本のゴムの他端の裏面側には前記係止穴に係合可能な裏面側係合具が配設されてい
    ることを特徴とするウエスト周囲長調整具付衣服。
  2. 前記両端部を有する1本のゴムの一端の表面側に配設された表面側係合具と当該表面側
    係合具に隣接する前記係止穴との距離は前記所定間隔であり、前記他端の裏面側に配設さ
    れた裏面側係合具と当該裏面側係合具に隣接する前記係止穴との距離は前記所定間隔であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のウエスト周囲長調整具付衣服。
  3. 前記表面側係合具と前記裏面側係合具とは共に、前記ゴムの端部に縫い付け固定された
    ボタンによって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のウエスト周囲
    長調整付衣服。
  4. 前記ゴム引出穴は、前記ゴム通し部の表面側に、あらかじめ定められた距離を隔てて2
    個配設されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの項に記載のウエスト周
    囲長調整具付衣服。
  5. 前記衣服はズボンであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかの項に記載のウ
    エスト周囲長調整具付衣服。
  6. 前記衣服はマタニティ用のワンピースドレスであることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかの項に記載のウエスト周囲長調整具付衣服。
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