JP3880784B2 - 上衣 - Google Patents

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JP3880784B2
JP3880784B2 JP2000237657A JP2000237657A JP3880784B2 JP 3880784 B2 JP3880784 B2 JP 3880784B2 JP 2000237657 A JP2000237657 A JP 2000237657A JP 2000237657 A JP2000237657 A JP 2000237657A JP 3880784 B2 JP3880784 B2 JP 3880784B2
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琢之 中島
友紀 西谷
優 谷渕
晋司 山本
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、袖部と身頃が取り外し可能なラグランタイプの上衣に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の袖部と身頃が取り外し可能なラグランタイプの上衣(以下「上衣」と省略する。)の構成として、実開昭56−160917号には、ラグランタイプの上衣の肩部の衿近傍の表側に、ボタン又はベルベット式ファスナー等の固定具を設けると共に、ラグラン袖の袖口の裏側上端にもボタン又はベルベット式ファスナー固定具を設けて相互に取り外し自在とした構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記実開昭56−160917号の構成では、ラグラン袖が着脱自在であるという効果はあるが、上衣の衿近傍の表側に設けた固定具とラグラン袖の肩側の裏側先端部に設けた固定具とが係合自在であることにより、ラグラン袖の肩側の先端部が上衣の表側に露出した構成となるため、雨が降った場合、衿から伝う雨水などが上衣と袖との係合部分から上衣の中へ入ってしまう恐れがあった。
【0004】
また、前記係合部分が上衣の表側であるため、袖部を外してベストの状態にした際には、肩部に固定具が露出されデザイン的に優れない上に、上衣本体に袖部を取り付けた際に袖部が上衣の肩部周辺で浮いた感じになり、外観的にも見栄えが良くないという欠点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る上衣は、ラグラン袖を取り外し自在とした上衣において、該袖部の肩側延長線上の先端には係止片を設けるとともに、該係止片を上衣本体と折返した衿部との間に挿入するようにしたものである。
このように、ラグラン袖の肩側延長線上の先端の係止片を上衣本体と折り返した衿との間に挿入すると、袖部の肩側先端が上衣本体の表側に露出することがなくなる。
【0006】
さらに、前記係止片と、上衣本体及び/又は折返した衿部とには係止具が取り付けられ、両者が係合自在となっている。
従って、袖部を取り外してベストの状態にしても、袖部との係止具は折返した衿部の内側に取り付けられているので、係止具が露出することもない。
【0007】
また、前記上衣の衿部は、外衿と内衿とから構成し、前記係止片を前記外衿と内衿との間に挿入するように構成することも可能である。
前記係止片と、前記外衿及び/又は前記内衿とには係止具が取り付けられ、両者は係合自在となっている。
また、前記上衣の外衿と内衿とは、前記係止片挿入部を除いて縫合しても良いい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する。
本発明に係る上衣は、ラグラン袖を取り外し自在とした上衣において、該袖部の肩側延長線上の先端には係止片を設けるとともに、該係止片を上衣本体と折返した衿部との間に挿入するようにしたものである。
また、別の形態として、ラグラン袖を取り外し自在とした上衣において、該袖部の肩側延長線上の先端には係止片を設けるとともに、前記上衣の衿部は、外衿と内衿とから構成し、前記係止片を前記外衿と内衿との間に挿入するようにしたものである。
【0009】
前記係止片は、袖部の肩側延長線上の先端部に縫着されるものである。該係止片は、上衣本体及び衿部を構成する生地と同素材であることが望ましい。
また、該係止片には、ある程度の屈曲性のある芯材を入れたほうが好ましい。
【0010】
前記折返した衿部の構成としては、1枚の生地を折り返したものや2枚の生地を縫合したものを折返したもの等も実施可能である。
別の形態の衿部の構成としては、外衿と内衿を縫合したものが実施できるが、外衿は表生地と裏生地、内衿は表生地と裏生地からそれぞれ構成することが望ましい。
【0011】
さらに、前記係止片と、前記衿部とには係止具が取り付けられ、両者が係合自在となっている。
係合自在な係止具として、面ファスナー、ボタン、ホック等の中から適宜選択したものが使用できる。
【0012】
【実施例】
本発明に係る上衣1の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ファスナー11によってラグラン袖3を取り外し自在とした上衣1において、該ラグラン袖3の肩側延長線上の先端に係止片4を縫着し、該係止片4を外衿6と内衿7との間(係止片挿入部9)に挿入する。
【0013】
図2、図3に示すように、ラグラン袖3の構成は、ラグラン袖3の肩側延長線上の先端に、表生地4aと裏生地4bからなる上衣本体2と同素材である係止片4を縫着した。
係止片4は、ラグラン袖3を裁断する際に、係止片4部分を見込んで一体に裁断するようにしても良い。
係止片4の表生地4aと裏生地4bの間には、芯材8を介在しておけば、生地がしっかりとしたものになり好ましい。
【0014】
図3に示すように、衿部5の構成は、表生地6aと裏生地6bからなる外衿6と、表生地7aと裏生地7bからなる内衿7を縫合し、衿部5と上衣本体2とは、係止片4が挿入される係止片挿入部9を除いて全て縫合した。
さらに、係止片4の表生地4aと、外衿6の裏生地6bには、一対の面ファスナー10を縫着した。
【0015】
従って、上衣本体2にラグラン袖3を取り付けた際に、ラグラン袖3の肩側延長線上の先端の係止片4を、外衿6と内衿7の間に形成された係止片挿入部9に挿入して、係止片4の表生地4aの面ファスナー10と外衿6の裏生地6bの面ファスナー10を係合させることにより、ラグラン袖3と上衣本体2が一体化されるものである。
【0016】
面ファスナー10は、前記のように、ラグラン袖3の係止片4の片面に設けても良いし、両面に設けても良い。両面に設けた場合は、対応する衿部5においてもその内側両面に面ファスナー10を設けるものである。
また、衿部5の形状は、図面に示すような外衿6と内衿7からなる衿に限らず、通常のシャツのような上衣本体と折返した衿部とからなる上衣に実施することも可能である。
【0017】
【発明の効果】
本発明の上衣は、取り外し自在であるラグラン袖の肩側先端に設けた係止片が、衿部の中へ挿入されるため、上衣本体と袖部が一体化したものになる。
従って、袖部を取り付けた際に、上衣の肩周辺のシルエットにおいて、袖部が浮いた感じは無くなり、取り外しを感じさせない自然なシルエットとなるため、外観的に優れたものとなる。
【0018】
さらに、袖部を取り外してベストの状態にしても、係止具は衿の内側に取り付けられているので、係止具が露出することがなく、外観的に見栄えが良い。
また、袖部を取り付けた状態において、衿から伝う雨水などが上衣内へ入ってくるようなことも減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明上衣の正面図である。
【図2】本発明上衣の袖部の説明図である。
【図3】本発明上衣の衿部周辺の説明図である。
【符号の説明】
1 上衣
2 上衣本体
3 ラグラン袖
4 係止片
4a 表生地
4b 裏生地
5 衿部
6 外衿
6a 表生地
6b 裏生地
7 内衿
7a 表生地
7b 裏生地
8 芯材
9 係止片挿入部
10 面ファスナー
11 ファスナー

Claims (2)

  1. ラグラン袖を取り外し自在とした上衣において、該袖部の肩側延長線上の先端には係止片を設けるとともに、前記上衣の衿部は、外衿と内衿とから構成し、前記係止片を前記外衿と内衿との間に挿入するようにし、前記上衣の外衿と内衿とは、前記係止片挿入部を除いて縫合されてなる上衣。
  2. 前記係止片と、前記外衿及び/又は前記内衿とには係止具が取り付けられ、両者が係合自在となっている請求項記載の上衣。
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