JP3108881U - 付箋紙 - Google Patents

Abstract

【課題】付箋紙における無駄ない十分な利用を促進する構造を具有する付箋紙を提供する。
【解決手段】付箋紙１上に折線３等を設け、正面Aにメモを書いた後でも該折線３を折ることにより、背面Bにメモが書けるようにする。
【選択図】 図３

Description

本考案は付箋紙に係り、特に粘着剤が設けられており、且つ付箋紙の裏表のスペースが無駄なく十分に利用されるための構造を具有する付箋紙に関わる。

特殊な材質による粘着剤の設けられた付箋紙は、その適度な粘着性により、貼るのが便利で、且つ剥がすのが容易で跡が残らないことから、簡単なメッセージやメモを残すのに様々な場所で重宝されている。

上述のような従来における付箋紙における欠点として、メモの役割を終えるとゴミとなり捨てられるが、付箋紙上のスペース（特に裏面）が十分に利用される工夫がなされておらず、資源の無駄遣いに繋がっている。
そこで付箋紙における無駄のない十分な利用を促進するべく本考案の付箋紙を提供する。

付箋紙上に折線等を設け、正面にメモを書いた後でも該折線を折ることにより、背面にメモが書けるようにする。

本考案によると、簡単な折線構造により付箋紙が折りやすくなり、且つ使用者に背面にメモを書くこと行為が促され、消費者の負担及び資源の無駄遣いを低減させる効果が提供された。

図１，２に示すように、本考案の付箋紙１の片側には粘着剤２が設けられ、該粘着剤２下方に位置する付箋紙１上には少なくとも一本の折線３が設けられ、該付箋紙１背面の空間を十分に利用されるようにする。該折線３の最適な位置は該粘着剤２最下部に最も接近した個所、且つ該粘着剤２の粘着を妨げない個所とする。該折線３の形成においては、機械により連続した（或いは連続していない）凹型の窪みを設けて折線をプレスする方式、或いは機械によりミシン目を形成する方式、及びその他の方式とし、基本的には該付箋紙１が該折線３により180度折り曲げることができるものであればよいとする。

図３に示すように、通常で該付箋紙１を使用する際は、従来の使用方法同様に、使用者が正面Aの空白個所にメモを記し、背面Bの粘着剤２で物体４の所望の個所に貼り付ける。図４，５に示すように、例えば正面Aのメモが一杯になり、背面Bにメモを記すべく該付箋紙１の背面を使用する際は、先ず該折線３の位置に沿って該粘着剤２（或いは付箋紙１）の個所を180度折り曲げ、貼り合せるようにすることにより、背面Bが表に現れ、該背面Bの空白個所にメモを加えることができるようにする。即ち該折線３の設置により、折るのが容易になっている他、使用者に背面の利用を促す効果を提供することで、ゴミの量を減らすのに役立つようにする。

本考案の正面図である。 本考案の背面図である。 本考案使用時における断面拡大図である。 本考案を折った状態を示す図である。 本考案におけるもう一つの実施状態を示す断面拡大図である。

符号の説明

１ 付箋紙
２ 粘着剤
３ 折線
４ 物体
A 正面
B 背面

Claims (6)

1. 片側に粘着剤が設けられた付箋紙において、
   該粘着剤下方の適当な位置には少なくとも一つの折線が設けられていることを特徴とする付箋紙。
2. 該折線を設ける位置は、該粘着剤の最下部に隣接した個所であることを特徴とする請求項１記載の付箋紙。
3. 該折線とは付箋紙上にて凹型に窪み、且つ連続した直線であることを特徴とする請求項１記載の付箋紙。
4. 該折線とは付箋紙上にて凹型に窪み、且つ連続していない直線であることを特徴とする請求項１記載の付箋紙。
5. 該折線はミシン目であることを特徴とする請求項１記載の付箋紙。
6. 該折線は、付箋紙における粘着剤の施されていない一面の下方に形成させることを特徴とする請求項１記載の付箋紙。

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