JP3108470U - 眼鏡フレーム用テンプル - Google Patents

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武彦 吉田
充久 植梶
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Abstract

【課題】 取り替え作業に伴う眼鏡ユーザーの負担が少なく、ユーザー自らが手軽に且つ安価に取り替え可能である眼鏡フレーム用テンプルを提供する。
【解決手段】 耳掛部材110,210と芯金部材120,220とを備えた眼鏡フレーム用テンプル2A,2Bにおいて、耳掛部材110,210は、内側面110a,220aに設けられた第1開口部111a,211aを有する第1長穴111,211と、外側面110b,210bに設けられた第2開口部112a,212aを有する第2長穴112,212とを備え、芯金部材120,220は、長穴111,211に内挿される第1芯金部121,221と、長穴112,212に内挿される第2芯金部122,222と、これらを連結する連結部123,223とを備えている。
【選択図】 図14

Description

本考案は、眼鏡フレーム用テンプルに関する。
眼鏡フレームは、前枠、テンプル、丁番等のフレーム部材が連結されて構成されている。この眼鏡フレームを構成する部材の中でも、ユーザーの皮膚に直接接触するテンプルは、使用に伴って劣化し易いため、比較的取り替える必要性の高い部材である。また、近年の眼鏡フレームに対するファッション性、デザイン性等の装飾機能重視の傾向に鑑みれば、予め用意された各種の装飾されたテンプルの中からTPO(時(Time)、所(Place)、場合(Occasion))に併せて選択された好みのテンプルに取り替えることも考えられる。
眼鏡フレームを構成する従来のテンプルとして、プラスチック製の耳掛部材に金属製の芯金を内挿したテンプル、所謂プラスチックテンプルと呼ばれるもの(以下、プラスチックテンプルという)や、主要部が金属で形成されていて先端部にプラスチック製の先セルが取り付けられたテンプル、所謂メタルテンプルと呼ばれるもの(以下、メタルテンプルという)が知られている。
ところが、前記したような従来の眼鏡フレームでは、ユーザー自らがテンプルを取り替えることは困難であり、またテンプルを構成する部材の一部、例えば、テンプルを構成する部材のうち特に劣化し易い部材のみをユーザー自らが取り替えることも困難である。いずれにしても店舗に足を運んで取り替えを依頼する必要がある。
また、店舗に足を運んで取り替えを依頼する場合であっても、テンプルを構成する部材の一部について、例えば、プラスチックテンプルを構成する耳掛部材のみを取り替えることはできず、テンプル全体を取り替える必要があるため、コストが掛かってしまう。
本考案は、斯かる従来技術の問題点を解決するべくなされたものであり、取り替え作業に伴う眼鏡ユーザーの負担が少なく、ユーザー自らが手軽に且つ安価に取り替え可能である眼鏡フレーム用テンプルを提供することを課題とする。
前記課題を解決するべく、本考案は、耳掛部材と芯金部材とを備えた眼鏡フレーム用テンプルであって、前記耳掛部材は、基端部側の内側面に設けられた第1開口部に連通し、該第1開口部から内部に先端部側に向けて軸方向に延びるように形成された第1長穴と、前記第1開口部に対して先端部側に離間した位置の外側面に設けられた第2開口部に連通し、該第2開口部から内部に先端部側に向けて軸方向に延びるように形成された第2長穴とを備え、前記芯金部材は、前記第1長穴に内挿される第1芯金部と、前記第2長穴に内挿される第2芯金部と、前記第1芯金部と前記第2芯金部とを連結する連結部とを備えることを特徴とする眼鏡フレーム用テンプルを提供するものである。
本考案の眼鏡フレーム用テンプルは、所謂プラスチックテンプルタイプの如く構成されていてもよいし、所謂メタルテンプルタイプの如く構成されていてもよい。後者のように所謂メタルテンプルタイプの如く構成される場合、前記耳掛部材は先セルを構成し得る。なお、本考案の眼鏡フレーム用テンプルにおいて「基端部」とは眼鏡フレームを構成した場合のレンズを保持する前枠側の端部をいい、「先端部」とは前記前枠側とは反対側の端部をいう。
本考案に係る眼鏡フレーム用テンプルでは、前記耳掛部材が前記芯金部材に取り付けられる際には、前記芯金部材における前記第2芯金部が前記耳掛部材における前記第2長穴に、前記第1開口部に対して先端部側に離間した位置の外側面に設けられた前記第2開口部から先端部側に向けて挿入されると共に、前記芯金部材における前記第1芯金部が前記耳掛部材における前記第1長穴に、基端部側の内側面に設けられた前記第1開口部から先端部側に向けて挿入される。このとき、前記耳掛部材の先端部側が前記芯金部材の前記第2芯金部に支持される一方、前記耳掛部材の基端部側が前記芯金部材の前記第1芯金部に支持されるので、該耳掛部材が該芯金部材に簡単に取り付けられ得る。また、前記耳掛部材が前記芯金部材から取り外される際には、前記耳掛部材における前記第1長穴に挿入されている前記芯金部材における前記第1芯金部が前記第1開口部を介して基端部側に向けて引き抜かれ、該第1開口部から離脱されると共に、前記耳掛部材における前記第2長穴に挿入されている前記芯金部材における前記第2芯金部が前記第2開口部を介して基端部側に向けて引き抜かれ、該第2開口部から離脱される。こうして前記耳掛部材が前記芯金部材から簡単に取り外され得る。
このように本考案に係る眼鏡フレーム用テンプルによると、該テンプルを構成する前記耳掛部材が、同じく該テンプルを構成する前記芯金部材に対して簡単に取り付け、取り外しできるので、ユーザー自らが前記耳掛部材を取り替えることが可能となり、従って、テンプル全体を取り替える必要がないため、それだけコストを低く抑えることができる。これにより、取り替え作業に伴う眼鏡ユーザーの負担が少なく、ユーザー自らが手軽に且つ安価に取り替えを行うことができる。
なお、前記耳掛部材において、前記第1長穴が前記第1開口部から先端部側に向けて軸方向に延びるように深くなっており、前記第2長穴が前記第2開口部から先端部側に向けて軸方向に延びるように深くなっているが、これら第1及び第2長穴が互いに連通していてもよい。
本考案に係る眼鏡フレーム用テンプルにおいて、前記第1開口部及び前記第2開口部がいずれも軸方向に沿って長尺に形成されていて、前記連結部材が、一端部の内側で前記第1芯金部の一端部が先端部側を向くように該第1芯金部を基端部側で支持すると共に、他端部の内側で前記第2芯金部の一端部が先端部側を向くように該第2芯金部の他端部を基端部側で支持し、前記第1芯金部の先端部側端と前記連結部の先端部側端との距離をA、前記第1芯金部の先端部側端と前記第2芯金部の基端部側端との距離をB、前記第1開口部の先端部側端と前記第2開口部の先端部側端との距離をA’、前記第1開口部の先端部側端と前記第2開口部の基端部側端との距離をB’とすると、A<A’、且つ、B≧B’>B−(A’−A)の関係を満たすように構成されていてもよい。
この構成の眼鏡フレーム用テンプルでは、前記耳掛部材が前記芯金部材に取り付けられる際に、前記芯金部材における前記第2芯金部が前記耳掛部材における前記第2長穴に前記第2開口部から先端部側に向けて挿入され、該第2芯金部全体が該第2長穴に内挿される。このとき、少なくとも前記耳掛部材の前記第2開口部の基端部側端が前記第2芯金部の基端部側端位置に配置されると、前記第2開口部の先端部側において遊びができると共に、前記第1芯金部の先端部側端が前記第1開口部の先端部側端位置又は該第1開口部先端部側端位置より基端部側に配置されることになる。この状態から前記第1芯金部を前記第1長穴に挿入できるように前記耳掛部材を基端部側に向けて相対移動させると、該第1芯金部が該第1長穴に挿入される。こうすることで、前記耳掛部材が、先端部側で前記第2芯金部全体を内挿する一方、基端部側で前記第1芯金部を保持することができ、これにより前記耳掛部材が該芯金部材に簡単且つ確実に取り付けられ得る。また、前記耳掛部材が前記芯金部材から取り外される際に、前記耳掛部材を先端部側に向けて相対移動させると、前記第1長穴に挿入されている前記第1芯金部が前記第1開口部から外れ、さらに前記第2長穴に挿入されている前記第2芯金部が引き抜かれ、軸方向に沿って長尺の前記第2開口部から離脱することで、前記耳掛部材の前記芯金部材に対する取り外しがさらに簡単に行われ得る。
また、この場合、前記第2開口部の先端部側端と前記第1長穴の最深部との距離をCとすると、C≦Aの関係を満たすように構成することで、前記耳掛部材が前記芯金部材に取り付けられる際に、前記耳掛部材を基端部側に向けて相対移動させると、前記第2開口部の先端部側にできる空間を前記連結部材の先端部側部分で閉塞することができる。このとき、前記第2開口部の基端部側にできる空間は前記連結部によって隠蔽することができる。これにより、外観上の見栄えをよくすることができる。さらに、前記第1開口部が前記耳掛部材の基端部側端縁を含むように形成されていてもよい。こうすることで、前記耳掛部材を基端部側に向けて相対移動させる際に、該第1開口部が前記第1芯金部を前記第1長穴に向けて軸方向に沿って案内することができ、これにより前記第1芯金部を前記第1長穴に挿入し易くすることができる。この場合、前記第1開口部には、軸方向に沿って延び、前記第1長穴に連通すると共に、前記第1芯金部を前記第1長穴に向けて軸方向に沿って案内可能に係合する係合溝が形成されていてもよい。このように前記第1開口部に前記係合溝が形成されていると、前記耳掛部材を基端部側に向けて相対移動させる際に、前記第1芯金部が前記係合溝に係合した状態で、前記第1長穴に案内されるので、該第1芯金部を該第1長穴に確実に挿入することができる。
本考案に係る眼鏡フレーム用テンプルにおいて、眼鏡フレームを構成したときに、前記連結部が外方に湾曲するように形成されていてもよい。このように前記連結部が外方に湾曲するように形成されることで、眼鏡を装着した際に適度に左右テンプルの閉じる方向に力が加わり易く、安定した装着性を実現することができる。また、前記耳掛部材が先端部側において、ユーザーの耳の形状に沿うように形成された湾曲部を有している場合、該湾曲部では、湾曲の度合いによっては、前記第2芯金部を挿入し難いことがある。そこで、前記第2芯金部を前記湾曲部に届かない程度に短くするようにしてもよいし、前記第2芯金部を前記湾曲部に届かない程度に短くし、さらに前記第2芯金部より先端部側に前記第2芯金部とは別の芯金部材を設けるようにしてもよい。
以上説明したように本考案によると、取り替え作業に伴う眼鏡ユーザーの負担が少なく、ユーザー自らが手軽に且つ安価に取り替え可能である眼鏡フレーム用テンプルを提供することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施の形態について説明する。図1は本考案の実施形態に係る眼鏡フレーム用テンプルを備えた眼鏡フレームの概略構成を示す斜視図であり、図1(A)に第1実施形態に係る眼鏡フレーム用テンプルであって、所謂プラスチックテンプルタイプの如く構成したテンプル2Aを備えた眼鏡フレーム10Aを、図1(B)に第2実施形態に係る眼鏡フレーム用テンプルであって、所謂メタルテンプルタイプの如く構成したテンプル2Bを備えた眼鏡フレーム10Bを示す。なお、図1において実質的に同様の構成、作用を有する部材には同じの参照符号を付してある。また、テンプル2A,2Bにおいて、以下に記述する「基端部」とは眼鏡フレーム10A,10Bを構成した場合の前枠1側の端部2aをいい、「先端部」とは前記前枠側1とは反対側の端部2bをいう。
(第1実施形態)
図1(A)に示すように、眼鏡フレーム10Aは、レンズを保持する前枠1と、該前枠1の両端からそれぞれ先端部2b側に延出する左右一対のテンプル2Aと、前枠1の両端部でテンプル2Aを開閉させるための蝶番3とを具備するものである。
図2は図1(A)に示すテンプル2Aにおいて芯金部材120から耳掛部材110を取り外した状態の該耳掛部材110及び該芯金部材120を示す概略構成図であり、図2(A)にその平面図を、図2(B)にその内側面図を、図2(C)にその外側面図を、また図2(D)にその底面図を示す。また、図3から図6は、ぞれぞれ図2(A)から図2(D)に示す芯金部材120と耳掛部材110との取り付け部分の拡大図を示している。なお、図2から図6では左テンプルを示している。この左テンプルは右テンプルとは左右対称になっているだけで、該右テンプルと実質的に同様の構成をしており、ここでは、右テンプルについては図示を省略し、左テンプルに代表させて示している。後述する図8から図15についても同様である。
テンプル2Aは、本例では、所謂プラスチックテンプルタイプの如く構成されており、耳掛部材110と芯金部材120とを備えている。このテンプル2Aにおいて、耳掛部材110は芯金部材120に対して着脱可能となっている。
耳掛部材110は、本例では、樹脂材料からなっており、先端部2b側から蝶番3付近まで延びていて、基端部2b側の内側面110aには第1開口部111aが、また第1開口部111aに対して先端部2b側に離間した位置の外側面110bには第2開口部112aが配設されており、該第1及び第2開口部111a,112aをそれぞれ含む第1及び第2長穴111,112が設けられている。
第1長穴111は、第1開口部111aに連通し、該第1開口部111aから内部に先端部2b側に向けて軸方向(図中X方向)に延びるように形成されている。この第1長穴111の第1開口部111aは、耳掛部材110の基端部2a側端縁110cを含むように、軸方向Xに沿って長尺に形成されている。
第1開口部111aには、軸方向Xに沿って延び、第1長穴111に連通すると共に、後述する第1芯金部121を第1長穴111に向けて軸方向Xに沿って案内可能に係合する係合溝113が形成されている(図7参照)。なお、図7はテンプル2Aにおける耳掛部材110の基端部側2a部分及び第1芯金部121の先端部2b側部分を拡大した図を示している。後述する第2実施形態のテンプル2Bについても同様であり、同じ図で示している。
第2長穴112は、第2開口部112aに連通し、該第2開口部112aから内部に先端部2b側に向けて軸方向Xに延びるように形成されている。この第2長穴112の第2開口部112aは、軸方向Xに沿って長尺に形成されている。なお、第1及び第2長穴111a,112aは、互いに連通していてもよい。
芯金部材120は、本例では、金属材料からなっており、第1長穴111に内挿される第1芯金部121と、第2長穴112に内挿される第2芯金部122と、第1芯金部121と第2芯金部122とを連結する連結部123とを備えている。第1芯金部121は、先端部2b側が第1長穴111に挿入できるように、少なくとも先端部2b側挿入部分の径が該第1長穴111の径より若干小さくなるように形成されている。第2芯金部122は、全体が第2長穴112に挿入できるように、全体の径が該第2長穴112の径より若干小さくなるように形成されている。
連結部材123は、一端部123aの内側で第1芯金部121の一端部121aが先端部2b側を向くように該第1芯金部121の他端部121bを基端部2a側で支持すると共に、他端部123bの内側で第2芯金部122の一端部122aが先端部2b側を向くように該第2芯金部122の他端部122bを基端部2a側で支持している。
そして、第1芯金部121の先端部2b側端121a’と連結部123の先端部2b側端123b’との距離をA、第1芯金部121の先端部2b側端121a’と第2芯金部122の基端部2a側端122b’との距離をB、第1開口部111aの先端部2b側端111a’と第2開口部112aの先端部2b側端112a’との距離をA’、第1開口部111aの先端部2b側端111a’と第2開口部112aの基端部2a側端112a”との距離をB’とした場合、距離A’が距離Aより大きくなっていて、距離B’が距離Bに等しいか又は距離Bより小さくなっていないと、耳掛部材110の第2開口部112aの基端部2a側端112a”が第2芯金部122の基端部2a側端122b’位置に配置されたときに、第1芯金部121の先端部2b側端121a’を第1開口部111aの先端部2b側端111a’位置又は該第1開口部111a先端部2b側端111a’位置より基端部2a側に配置することができない。また距離B’は、距離Bから遊び(A’−A)を引いた距離より大きくなっていないと、第2芯金部122を第2長穴112に挿入した状態で第1芯金部121を第1長穴111に挿入することができない。従って、このテンプル2Aでは、A<A’、且つ、B≧B’>B−(A’−A)の関係を満たしている。なお、本例では、第2開口部112aの先端部2b側端112a’と第1長穴111の最深部111a”との距離をCとした場合、C≦Aの関係も満たしている。
また、第1実施形態のテンプル2Aにおいて、眼鏡フレーム10Aを構成したときに、第1芯金部121と第2芯金部122とを連結する連結部123が外方に湾曲するように形成されている。
なお、第1実施形態のテンプル2Aでは、耳掛部材110が先端部2b側において、ユーザーの耳の形状に沿うように形成された湾曲部2cを有している。この湾曲部2cでは、湾曲の度合いによっては、第2芯金部122を挿入し難いことがある。そこで、図8に示すように、第2芯金部122を湾曲部2cに届かない程度に短くし、さらに第2芯金部122より先端部2b側に第2芯金部122とは別の芯金部材122’を設けるようにしてもよい。
(第2実施形態)
図1(B)に示すように、眼鏡フレーム10Bは、レンズを保持する前枠1と、該前枠1の両端からそれぞれ先端部2b側に延出する左右一対のテンプル2Bと、前枠1の両端部でテンプル2Bを開閉させるための蝶番3とを具備するものである。
図9は図1(B)に示すテンプル2Bにおいて芯金部材220から耳掛部材210を取り外した状態の該耳掛部材210及び該芯金部材220を示す概略構成図であり、図9(A)にその平面図を、図9(B)にその内側面図を、図9(C)にその外側面図を、また図9(D)にその底面図を示す。また、図10から図13は、ぞれぞれ図9(A)から図9(D)に示す芯金部材220と耳掛部材210との取り付け部分の拡大図を示している。
テンプル2Bは、本例では、所謂メタルテンプルタイプの如く構成されており、先セルを構成する耳掛部材(以下先セルということがある)210と芯金部材220とを備えている。このテンプル2Bにおいて、先セル210は芯金部材220に対して着脱可能となっている。
先セル210は、本例では、樹脂材料からなっており、基端部2a側の内側面210aには第1開口部211aが、また第1開口部211aに対して先端部2b側に離間した位置の外側面210bには第2開口部212aが配設されており、該第1及び第2開口部211a,212aをそれぞれ含む第1及び第2長穴211,212が設けられている。
第1長穴211は、第1開口部211aに連通し、該第1開口部211aから内部に先端部2b側に向けて軸方向(図中X方向)に延びるように形成されている。この第1長穴211の第1開口部211aは、先セル210の基端部2a側端縁210cを含むように、軸方向Xに沿って長尺に形成されている。
第1開口部211aには、軸方向Xに沿って延び、第1長穴211に連通すると共に、後述する第1芯金部221を第1長穴211に向けて軸方向Xに沿って案内可能に係合する係合溝213が形成されている(図7参照)。
第2長穴212は、第2開口部212aに連通し、該第2開口部212aから内部に先端部2b側に向けて軸方向Xに延びるように形成されている。この第2長穴212の第2開口部212aは、軸方向Xに沿って長尺に形成されている。なお、第1及び第2長穴211a,212aは、互いに連通していてもよい。
芯金部材220は、本例では、金属材料からなっており、第1長穴211に内挿される第1芯金部221と、第2長穴212に内挿される第2芯金部222と、第1芯金部221と第2芯金部222とを連結する連結部223とを備えている。第1芯金部221は、先端部2b側が第1長穴211に挿入できるように、少なくとも先端部2b側挿入部分の径が該第1長穴211の径より若干小さくなるように形成されている。第2芯金部222は、全体が第2長穴212に挿入できるように、全体の径が該第2長穴212の径より若干小さくなるように形成されている。
連結部材223は、一端部223aの内側で第1芯金部221の一端部221aが先端部2b側を向くように該第1芯金部221を基端部2a側で支持すると共に、他端部223bの内側で第2芯金部222の一端部222aが先端部2b側を向くように該第2芯金部222の他端部222bを基端部2a側で支持している。
そして、第1芯金部221の先端部2b側端221a’と連結部223の先端部2b側端223b’との距離をA、第1芯金部221の先端部2b側端221a’と第2芯金部222の基端部2a側端222b’との距離をB、第1開口部211aの先端部2b側端211a’と第2開口部212aの先端部2b側端212a’との距離をA’、第1開口部211aの先端部2b側端211a’と第2開口部212aの基端部2a側端212a”との距離をB’とした場合、距離A’が距離Aより大きくなっていて、距離B’が距離Bに等しいか又は距離Bより小さくなっていないと、耳掛部材210の第2開口部212aの基端部2a側端212a”が第2芯金部222の基端部2a側端222b’位置に配置されたときに、第1芯金部221の先端部2b側端221a’を第1開口部211aの先端部2b側端211a’位置又は該第1開口部211a先端部2b側端211a’位置より基端部2a側に配置することができない。また距離B’は、距離Bから遊び(A’−A)を引いた距離より大きくなっていないと、第2芯金部222を第2長穴212に挿入した状態で第1芯金部221を第1長穴211に挿入することができない。従って、このテンプル2Bでは、A<A’、且つ、B≧B’>B−(A’−A)の関係を満たしている。なお、本例では、第2開口部212aの先端部2b側端212a’と第1長穴211の最深部211a”との距離をCとした場合、C≦Aの関係も満たしている。
また、第2実施形態のテンプル2Bにおいて、眼鏡フレーム10Bを構成したときに、第1芯金部221と第2芯金部222とを連結する連結部223が外方に湾曲するように形成されている。
また、第1及び第2実施形態のテンプル2A,2Bにおける耳掛部材110,210には図16に示すような耳当て部材43が設けられていてもよい。
図16は図1(A)及び図1(B)に示すテンプル2A,2Bにおける耳掛部材110,210の先端部2b側部分を拡大した概略側面図である。
図16に示すように、耳掛部材110,210の先端部2b側には、耳の裏側に当接可能な耳当て部材43が着脱可能に設けられている。さらに説明すると、耳掛部材110,210には、耳当接側部分の幅方向両端部において耳当接側に延びる左右一対の支持部44が設けられており、該左右一対の支持部44には、耳当て部材43をビス8により固定するためのビス穴44aがそれぞれ形成されている。
耳当て部材43には、軸方向Xの略中央部において耳当接側とは反対側から延設される延設部43aが設けられている。この延設部43aには、前記ビス8が貫通する貫通孔が形成されている。これにより、ビス8を延設部43aの前記貫通孔を通して支持部44のビス穴44aに取り付けることで、耳当て部材43を先セル110,210に着脱可能に固着することができる。
また、第1及び第2実施形態のテンプル2A,2Bでは、スポーツ等の激しい運動を行う際に適用できる耳掛部材110,210として、例えば、図17に示すような耳掛部材及び図18に示すような耳掛部材にも容易に取り替えることができる。
図17に示すテンプル2A,2Bは、耳の裏側に当接可能な耳当接部23a及びテンプル本体の後部と該耳当接部23aとを揺動可能に取り付けるためのピン又はネジ等の軸部材7が取り付けられた揺動部23bを有する耳当て部材23と、テンプル本体の耳当て部材23が取り付けられた部位22aより基端部2a側にある所定部22bと耳当接部23aの基端部2a側端部23cとを連結する可撓性の絡み防止部材4とを具備している。
このテンプル2A,2Bが取り付けられた眼鏡フレームでは、前枠1に取り付けられた鼻当て用のパッド6(図1参照)を鼻に掛けるとともに、湾曲した耳当て部材23の耳当接部23aを耳の裏側(耳と頭との間)の湾曲部に掛けることによって着用される。
この眼鏡フレームにおいては、眼鏡を掛けた状態で、前枠1がずれ落ちようとすると、前枠1から延出されたテンプル2A,2Bの後部はずれ上がろうとし、テンプル本体の後部に取り付けられた耳当て部材23の耳当接部23aを上方へ移動させようとする。そして、耳当て部材23の耳当接部23aが上方へ移動しようとすると、耳当て部材23のテンプル本体に取り付けられる部位である揺動部23b(テンプル本体の耳当て部材23が取り付けられる部位22a)に挿通された軸部材7を中心として耳当接部23aは、図17において左回りへ回転しようとする。このとき、耳当接部23aの基端部2a側端部23cが耳の裏側を押圧する力が大きくなり、その結果、耳当接部23aと耳の裏側との相対的な移動が阻止され、テンプル2A,2Bの後部のずれ上がりが阻止される。このようにして、眼鏡のずれ落ちを防止することができる。
また、耳当接部23aの長手方向の略中間部に揺動部23bが設けられるように構成されており、耳当て部材23のテンプル本体に取り付けられる部位である揺動部23b及びテンプル本体の耳当て部材23が取り付けられる部位22aには、揺動部23bの揺動範囲を規制する規制機構18が設けられるように構成されるとともに、テンプル本体と耳当て部材23の揺動部23bとの取り付けには、ピン又はねじ等の軸部材7が用いられるように構成される。規制機構18は、テンプル本体の耳当て部材が取り付けられる部位22aに設けられた当接面28に耳当て部材23の揺動部23bの支持片38が当接することにより揺動を規制する構成となっている。
このような規制機構18を設けることにより、耳当て部材23の揺動範囲が規制されるため、使用者が眼鏡を掛ける際に、耳の裏側の適所に耳当て部材23の耳当接部23aを容易に当接させることができ、使用者の眼鏡の着用をより容易にすることができる。また、軸部材7を介して耳当て部材23がテンプル本体の取り付け部位22aに取り付けられる構成であるため、力の損失が少なく、スムーズな揺動を容易かつ安価に達成することができる。また、軸部材7の軸回りに規制機構18を設けることにより、規制機構18を容易に構成することができる。なお、耳当て部材23に取り付けられた揺動部23bが軸部材7に揺動可能に取り付けられているが、耳当て部材23自体(耳当接部23a)に孔を開けて軸部材7を介して耳当て部材23がテンプル本体に対して揺動可能に取り付けてもよい。また、テンプル本体の耳当て部材23が取り付けられた部位22aは、テンプル2A,2Bの先端部2bであるように構成される。この場合、眼鏡フレームのテンプル2A,2Bと耳当て部材23とが一体ではない構造を有しているにも関わらず、一般的な形状の眼鏡フレームを用いてきた使用者であっても違和感なく着用することができる。
また、図17に示すように、可撓性の絡み防止部材4がテンプル本体の耳当て部材23が取り付けられた部位22aより基端部2a側にある所定部22bと耳当て部材23の耳当接部23aの基端部2a側端部23cとを連結するように取り付けられている。こうすることで、眼鏡を外す際に、テンプル2A,2Bを上方へ持ち上げた場合であっても、テンプル本体と耳当接部23aの基端部2a側端部23cとの間が絡み防止部材4で塞がれているため、髪の毛がz方向からテンプル本体と耳当接部23aとの取り付け部分(揺動部23b)に入り込みにくく、これに絡まることが抑制される。また、絡み防止部材4は、可撓性を有しているため、眼鏡フレームのずれ落ち抑制の機能を阻害することもない。このように、可撓性の絡み防止部材4によってテンプル本体の耳当て部材23が取り付けられた部位22aより基端部2a側にある所定部22bと耳当接部23aの基端部2a側端部23cとを連結することにより、鼻に掛かる負担を大きくすることなく眼鏡のずれ落ちを防止できるとともに、眼鏡を外す際に髪の毛の眼鏡への絡みを抑制することができる。
図18に示すテンプル2A,2Bは、眼鏡取り付け具30を具備しているものである。この眼鏡取り付け具30は、眼鏡フレームに着脱可能な眼鏡取り付け具であって、図1に示すようなテンプル2A,2Bの先端部2b側所定部位20aに着脱可能なクリップ部30dと、耳の裏側に当接可能な耳当接部30aと、クリップ部30dと耳当接部30aとを揺動可能に取り付けるためのピン又はねじ等の軸部材7が取り付けられた揺動部30bとを具備するものである。また、クリップ部30dと耳当接部30aとは、揺動部30bにより、ピン又はねじ等の軸部材7を用いて揺動可能に取り付けられる。これにより、テンプル2A,2Bと眼鏡取り付け具30の耳当接部30aとは、揺動可能に取り付けられる。また、テンプル2A,2Bが先端部2bに向けて次第に分厚くなるような形状の場合は、クリップ部30dの内径に所定の余裕を持たせてもクリップ部30dがテンプル2A,2Bの先端部2b側から抜け落ちることを防止することができる。
また、図18に示すように、一端が耳当接部30aの基端部2a側端部30cに連結され、他端がテンプル2A,2Bのクリップ部30dが取り付けられた部位20aより基端部2a側にある所定部20bに着脱可能な可撓性の絡み防止部材4をさらに具備するように構成されている。この可撓性の絡み防止部材4によってテンプル2A,2Bのクリップ部30dが取り付けられた部位20aより基端部2a側にある所定部20bと眼鏡取り付け具30の耳当接部30aの基端部2a側端部30cとを連結することにより、鼻に掛かる負担を大きくすることなく眼鏡のずれ落ちを防止できるとともに、眼鏡を外す際に髪の毛の眼鏡への絡みを抑制することができる。さらに、絡み防止部材4の他端をテンプル2A,2Bに着脱可能に取り付けるための構成として、図18(a)に示すような、可撓性部材で形成されたクリップ部4aを用いている。
以上説明した眼鏡フレーム用テンプル2A,2Bでは、耳掛部材110,210が芯金部材120,220に取り付けられる際には、芯金部材120,220における第2芯金部122,222が耳掛部材110,210における第2長穴112,212に、第1開口部111a,211aに対して先端部2b側に離間した位置の外側面110b、210bに設けられた第2開口部112a,212aから先端部2b側に向けて挿入されると共に、芯金部材120,220における第1芯金部121,221が耳掛部材110,210における第1長穴111,211に、基端部2a側の内側面110a,210aに設けられた第1開口部111a,211aから先端部2b側に向けて挿入される。このとき、耳掛部材110,210の先端部2b側が芯金部材120,220の第2芯金部122,222に支持される一方、耳掛部材110,210の基端部2a側が芯金部材120,220の第1芯金部121,221に支持されるので、該耳掛部材110,210が該芯金部材120,220に簡単に取り付けられ得る。また、耳掛部材110,210が芯金部材120,220から取り外される際には、耳掛部材110,210における第1長穴111,211に挿入されている芯金部材120,220における第1芯金部121,221が第1開口部111a,211aを介して基端部2a側に向けて引き抜かれ、該第1開口部111a,211aから離脱されると共に、耳掛部材110,210における第2長穴112,212に挿入されている芯金部材120,220における第2芯金部122,222が第2開口部112a,212aを介して基端部2a側に向けて引き抜かれ、該第2開口部112a,212aから離脱される。こうして耳掛部材110,210が芯金部材120,220から簡単に取り外され得る。
このように眼鏡フレーム用テンプル2A,2Bによると、該テンプル2A,2Bを構成する耳掛部材110,210が、同じく該テンプル2A,2Bを構成する芯金部材120,220に対して簡単に取り付け、取り外しできるので、ユーザー自らが耳掛部材110,210を取り替えることが可能となり、従って、テンプル全体を取り替える必要がないため、それだけコストを低く抑えることができる。これにより、取り替え作業に伴う眼鏡ユーザーの負担が少なく、ユーザー自らが手軽に且つ安価に取り替えを行うことができる。
また、第1開口部111a,211a及び第2開口部112a,212aがいずれも軸方向Xに沿って長尺に形成されていて、連結部材123,223が、一端部123a,223aの内側で第1芯金部121,221の一端部121a,221aが先端部2b側を向くように該第1芯金部121,221を基端部2a側で支持すると共に、他端部123b,223bの内側で第2芯金部122,222の一端部122a,222aが先端部2b側を向くように該第2芯金部122,222の他端部122b,222bを基端部2a側で支持し、A<A’、且つ、B≧B’>B−(A’−A)の関係を満たすように構成されているので、図14(A)及び図15(A)に示すように、耳掛部材110,210が芯金部材120,220に取り付けられる際に、芯金部材120,220における第2芯金部122,222が耳掛部材110,210における第2長穴112,212に第2開口部112a,212aから先端部2b側に向けて挿入され、該第2芯金部122,222全体が該第2長穴112,212に内挿され、このとき、少なくとも耳掛部材110,210の第2開口部112a,212aの基端部2a側端112a”,212a”が第2芯金部122,222の基端部2a側端122b’,222b’位置に配置されると、第2開口部112a,212aの先端部2b側において遊びPができると共に、第1芯金部121,221の先端部2b側端121a’,221a’が第1開口部111a,211aの先端部2b側端111a’,211a’位置又は該第1開口部111a,211a先端部2b側端111a’,211a’位置より基端部2a側に配置されることになり、この状態から第1芯金部121,221を第1長穴111,211に挿入できるように耳掛部材110,210を基端部2a側に向けて相対移動させると、図14(B)及び図15(B)に示すように、該第1芯金部121,221が該第1長穴111,211に挿入され、そうすると、耳掛部材110,210が、先端部2b側で第2芯金部122,222全体を内挿する一方、基端部2a側で第1芯金部121,221を保持することができ、これにより耳掛部材110,210が該芯金部材120,220に簡単且つ確実に取り付けられ得る。また、耳掛部材120,220が芯金部材120,220から取り外される際に、耳掛部材120,220を先端部2b側に向けて相対移動させると、第1長穴111,211に挿入されている第1芯金部121,221が第1開口部111a,211aから外れ、さらに第2長穴112,212に挿入されている第2芯金部122,222が引き抜かれ、軸方向Xに沿って長尺の第2開口部112a,212aから離脱することで、耳掛部材120,220の芯金部材120,220に対する取り外しがさらに簡単に行われ得る。
また、C≦Aの関係を満たすように構成されているので、耳掛部材120,220が芯金部材120,220に取り付けられる際に、耳掛部材120,220を基端部2a側に向けて相対移動させると、第2開口部112a,212aの先端部2b側にできる遊びPを連結部材123,223の先端部2b側部分で閉塞することができ、このとき、第2開口部112a,212aの基端部2a側にできる空間P’は連結部123,223によって隠蔽することができる。これにより、外観上の見栄えをよくすることができる。さらに、第1開口部111a,211aが耳掛部材120,220の基端部2a側端縁110c,210cを含むように形成されているので、図7に示すように、耳掛部材120,220を基端部2a側に向けて相対移動させる際に、該第1開口部111a,211aが第1芯金部121,221を第1長穴111,211に向けて軸方向Xに沿って案内することができ、これにより第1芯金部121,221を第1長穴111,211に挿入し易くすることができる。さらに、第1開口部111a,211aには、軸方向Xに沿って延び、第1長穴111,211に連通すると共に、第1芯金部121,221を第1長穴111,211に向けて軸方向Xに沿って案内可能に係合する係合溝113,213が形成されているので、耳掛部材120,220を基端部2a側に向けて相対移動させる際に、第1芯金部121,221が係合溝113,213に係合した状態で、第1長穴111,211に案内され、これにより該第1芯金部121,221を該第1長穴111,211に確実に挿入することができる。
また、眼鏡フレーム10A,10Bを構成したときに、連結部123,223が外方に湾曲するように形成されているので、眼鏡を装着した際に適度に左右テンプル2A,2Bの閉じる方向に力が加わり易く、安定した装着性を実現することができる。
図1は、本考案の実施形態に係る眼鏡フレーム用テンプルを備えた眼鏡フレームの概略構成を示す斜視図であり、図1(A)に第1実施形態に係る眼鏡フレーム用テンプルであって、所謂プラスチックテンプルタイプの如く構成したテンプルを備えた眼鏡フレームを、図1(B)に第2実施形態に係る眼鏡フレーム用テンプルであって、所謂メタルテンプルタイプの如く構成したテンプルを備えた眼鏡フレームを示す。 図2は、図1(A)に示すテンプルにおいて芯金部材から耳掛部材を取り外した状態の該耳掛部材及び該芯金部材を示す概略構成図であり、図2(A)にその平面図を、図2(B)にその内側面図を、図2(C)にその外側面図を、また図2(D)にその底面図を示す。 図3は、図2(A)に示す芯金部材と耳掛部材との取り付け部分を示す拡大平面図である。 図4は、図2(B)に示す芯金部材と耳掛部材との取り付け部分を示す拡大内側面図である。 図5は、図2(C)に示す芯金部材と耳掛部材との取り付け部分を示す拡大外側面図である。 図6は、図2(D)に示す芯金部材と耳掛部材との取り付け部分を示す拡大底面図である。 図7は、図1(A)及び図1(B)に示すテンプルにおける耳掛部材の基端部側部分及び第1芯金部の先端部側部分を拡大した概略斜視図を示す。 図8は、図1(A)に示すテンプルにおいて、第1芯金部を湾曲部に届かない程度に短くし、さらに第1芯金部より先端部側に第1芯金部とは別の芯金部材を設けるように構成した一例を示す概略平面図である。 図9は、図1(B)に示すテンプルにおいて芯金部材から耳掛部材を取り外した状態の該耳掛部材及び該芯金部材を示す概略構成図であり、図9(A)にその平面図を、図9(B)にその内側面図を、図9(C)にその外側面図を、また図9(D)にその底面図を示す。 図10は、図9(A)に示す芯金部材と耳掛部材との取り付け部分を示す拡大平面図である。 図11は、図9(B)に示す芯金部材と耳掛部材との取り付け部分を示す拡大内側面図である。 図12は、図9(C)に示す芯金部材と耳掛部材との取り付け部分を示す拡大外側面図である。 図13は、図9(D)に示す芯金部材と耳掛部材との取り付け部分を示す拡大底面図である。 図14は、第1実施形態に係る眼鏡フレーム用テンプルにおける芯金部材及び耳掛部材の取り付け状態を説明するための図であり、図14(A)に耳掛部材の第2開口部の先端部側において遊びができている状態を、図14(B)に遊びが隠蔽されている状態を示す。 図15は、第2実施形態に係る眼鏡フレーム用テンプルにおける芯金部材及び耳掛部材の取り付け状態を説明するための図であり、図15(A)に耳掛部材の第2開口部の先端部側において遊びができている状態を、図15(B)に遊びが隠蔽されている状態を示す。 図16は、図1(A)及び図1(B)に示すテンプルにおける耳掛部材の先端部側部分を拡大した概略側面図である。 図17は、図1(A)及び図1(B)に示すテンプルのさらに他の例を示す図であって、該テンプルにおける耳掛部材の先端部側部分を拡大した概略側面図である。 図18は、図17に示すテンプルの変形例を示す概略側面図であり、図18(A)に眼鏡取り付け具を、図18(B)にそれを装着したテンプルを示す。
符号の説明
2a…基端部 2b…先端部 2A,2B…眼鏡フレーム用テンプル
10A,10B…眼鏡フレーム 110…耳掛部材 210…耳掛部材(先セル)
110a,220a…内側面 110b,210b…外側面
111,211…第1長穴 111a,211a…第1開口部
111a’,211a’…第1開口部の先端部側端 112,212…第2長穴
112a,212a…第2開口部 112a’,212a’…第2開口部の先端部側端
112a”,212a”…第2開口部の基端部側端 120,220…芯金部材
121,221…第1芯金部 121a,221a…第1芯金部の一端部
121a’,221a’…第1芯金部の先端部側端
121b、221b…第1芯金部の他端部 122,222…第2芯金部
122a,222a…第2芯金部の一端部 122b,222b…第2芯金部の他端部
122b’,222b’…第2芯金部の基端部側端 123,223…連結部
123a,223a…連結部材の一端部 123b,223b…連結部材の他端部
123b’,223b’…連結部の先端部側端 X…軸方向

Claims (3)

  1. 耳掛部材と芯金部材とを備えた眼鏡フレーム用テンプルであって、
    前記耳掛部材は、基端部側の内側面に設けられた第1開口部に連通し、該第1開口部から内部に先端部側に向けて軸方向に延びるように形成された第1長穴と、前記第1開口部に対して先端部側に離間した位置の外側面に設けられた第2開口部に連通し、該第2開口部から内部に先端部側に向けて軸方向に延びるように形成された第2長穴とを備え、
    前記芯金部材は、前記第1長穴に内挿される第1芯金部と、前記第2長穴に内挿される第2芯金部と、前記第1芯金部と前記第2芯金部とを連結する連結部とを備えることを特徴とする眼鏡フレーム用テンプル。
  2. 前記第1開口部及び前記第2開口部はいずれも軸方向に沿って長尺に形成されており、
    前記連結部材は、一端部の内側で前記第1芯金部の一端部が先端部側を向くように該第1芯金部を基端部側で支持すると共に、他端部の内側で前記第2芯金部の一端部が先端部側を向くように該第2芯金部の他端部を基端部側で支持し、
    前記第1芯金部の先端部側端と前記連結部の先端部側端との距離をA、前記第1芯金部の先端部側端と前記第2芯金部の基端部側端との距離をB、前記第1開口部の先端部側端と前記第2開口部の先端部側端との距離をA’、前記第1開口部の先端部側端と前記第2開口部の基端部側端との距離をB’とすると、
    A<A’、且つ、B≧B’>B−(A’−A)
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の眼鏡フレーム用テンプル。
  3. 眼鏡フレームを構成したときに、前記連結部が外方に湾曲するように形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の眼鏡フレーム用テンプル。
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