JP2011215493A - 眼鏡のモダン - Google Patents

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Abstract

【課題】耳当て部材とモダン本体との連結部分に髪の毛が絡まるのを防止しつつ、可動耳当て部が比較的小さな力で揺動できるようにする。
【解決手段】モダンは、下方に曲げられた形状を有するモダン本体20と、耳の裏側に沿った細長形状を有する可動耳当て部30と、モダン本体20と可動耳当て部30の間に渡された絡み防止部材40とを備える。可動耳当て部30は、その中途部がモダン本体20の下端20Uに揺動可能に連結する。絡み防止部材40は、可動耳当て部30に連設し、可動耳当て部30とともに揺動する。絡み防止部材40は、可動耳当て部30の上記中途部と一端30Tの間の位置から、モダン本体20の下端20Uより上側であって下端20Uに近接する位置に向けて延出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、眼鏡がずれ落ちることを防止することが可能な眼鏡のモダンに関する。
眼鏡のテンプルの後部には、下方に折り曲げられた形状のモダンが設けられるのが一般的である。従来、眼鏡のずれ落ちを防止するために、モダンに別体の耳当て部材が設けられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。耳当て部材は、耳の裏側の形状に沿った所定の長さを有するとともに、モダン前方に配置され、その中途部がモダンの下端部に揺動可能に連結されている。このような可動耳当て部は、眼鏡がずれ落ちようとすると回転しようとして耳裏側に作用される力を大きくし、それにより、眼鏡のずれ落ちが防止される。
しかし、このような耳当て部材を備えた眼鏡は、取り外される際テンプルが持ち上げられると、モダンと耳当て部材の間に髪の毛が入り込み、これらの連結部に髪の毛が絡まって使用者に不快な思いをさせることがある。そのため、髪の毛の侵入を防止するために、耳当て部材の上端部と、モダンの前端部近傍とを連結する絡み防止部材が設けられることがある。絡み防止部材は、例えば弾性部材で形成されており、その絡み防止部材によって、可動耳当て部は、テンプル側へ押し付けられた姿勢、またはテンプルから離間させられた姿勢のいずれかに保持される(特許文献2参照)。
特開平07−056124号公報 特許第3526571号公報
しかし、特許文献2の構成では、絡み防止部材の一端がモダンに固定されているため、耳当て部材の移動が絡み防止部材によって規制されることになる。そのため、可動耳当て部は小さい力で自由に揺動できず、揺動する際に使用者の耳の裏側に比較的大きな力を作用させることになり、使用者に不快な思いをさせることがある。また、耳の形状に合わせて可動耳当て部が自由に揺動できなくなるおそれもある。特に、絡み防止部材によって可動耳当て部が2つの姿勢のいずれかに保持される場合、可動耳当て部の移動はさらに規制されることになる。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、耳当て部材とモダン本体との連結部分に髪の毛が絡まるのを防止しつつ、可動耳当て部が比較的小さな力で揺動できるようにした眼鏡の耳当て構造を提供することを目的とする。
本発明に係る眼鏡のモダンは、下方に曲げられた形状を有するモダン本体と、耳の裏側に沿った細長形状を有し、少なくとも一端側がモダン本体前方に配置されるとともに、中途部がモダン本体の下端に揺動可能に連結される可動耳当て部と、可動耳当て部に連設されて可動耳当て部とともに揺動し、かつ可動耳当て部の中途部と一端の間の位置から、モダン本体の下端より上側であって下端に近接する位置に向けて延出し、先端部が少なくともモダン本体の前面より後方に配置される絡み防止部材とを備えることを特徴とする。
絡み防止部材は、モダン本体の側面に沿って揺動することが好ましい。また、絡み防止部材は、可動耳当て部からモダン本体に向けて延出し、モダン本体を挟み込むように配置される第1及び第2の延出部を備えていたほうが良い。例えば、第1及び第2の延出部それぞれは、モダン本体の両側面それぞれに沿って揺動する。絡み防止部材は、第1及び第2の延出部の先端同士を連結し、モダン本体の背面より後方に配置される保持部をさらに備えていても良い。
絡み防止部材、例えば第1及び第2の延出部の一部は、モダン本体の側面等に摩擦係合することが好ましい。絡み防止部材は、例えば第1及び第2の延出部に設けられ、モダン本体の側面等に摩擦係合する突起を有することがより好ましい。モダン本体には、絡み防止部材の揺動軌跡に沿って延在する溝が設けられていたほうが良い。この場合上記突起は、溝内部に沿って移動されるとともに、溝外部に出されてモダン本体に摩擦係合される。
可動耳当て部は、一端側がモダン本体に近接する第1の位置から、一端側がモダン本体から離間する第2の位置の間で揺動されるように、揺動範囲が規制されていたほうが良い。可動耳当て部は、第1及び第2の位置の少なくとも一方の位置に配置されるとき、上記突起は溝外部に配置されて、モダン本体に摩擦係合するとともに、可動耳当て部が第1及び第2の位置の間に位置するとき、上記突起は溝内部に挿入されている。なお、モダン本体には孔が設けられていても良い。この場合絡み防止部材は、モダン本体の側面に沿って揺動する代わりに、孔に摺動可能に挿通される。
本発明によれば、絡み防止部材によって耳当て部材とモダン本体との連結部分に髪の毛が絡まることが防止されるとともに、可動耳当て部を比較的小さな力で揺動させることができる。
第1の実施形態のモダンを備えた眼鏡を示す斜視図である。 第1の実施形態のモダン本体を示す斜視図である。 第1の実施形態の可動耳当て部を示す斜視図である。 第1の実施形態において、可動耳当て部が第1の位置に配置されたときのモダンの斜視図である。 第1の実施形態において、可動耳当て部が第2の位置に配置されたときのモダンの斜視図である。 第2の実施形態のモダンを示す斜視図である。
以下図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
図1は、第1の実施形態の眼鏡を示す。第1の実施形態の眼鏡10は、レンズ11、11と、レンズ11、11を保持する前枠13と、前枠13の左右両端にヨロイ部16、16を介して連結されるテンプル17、17と、テンプル17、17の後方に設けられたモダン18、18を備える。モダン18それぞれは、テンプル17の後端に連結されるモダン本体20と、モダン本体20に取り付けられた可動耳当て部30と、モダン本体20と可動耳当て部30との間を掛け渡すように設けられた絡み防止部材40とを有する。
次に、図2〜5を用いてモダンの構造についてさらに詳細に説明する。なお、以下の説明においては、眼鏡10の前方側から見て右側のモダン18について説明するが、左側のモダン18の構造も同様であるので、その説明を省略する。
図2に示すように、モダン本体20は、テンプル17の後端に連結され、後方側が下方に折り曲げられた形状を有する。モダン本体20は、眼鏡10の前方及び後方それぞれに向けられた前面20A及び背面20B、並びにこれらを接続し眼鏡10の前後方向に平行な側面20C、20Dによって外周面が構成され、断面四角形に形成される。モダン本体20の下端20Uには、側面20Cから側面20Dに貫通された貫通孔21が設けられる。貫通孔21は、後述するように、軸部材29(図4参照)の軸受け部を構成する。
モダン本体20において、前面20Aの下端部は、曲面状に滑らかに背面20B側に向けて傾斜し、曲面から成る下端面20Eに滑らかに接続される。モダン本体20の下端20Uには、前面20Aの下端部から下端面20Eの後側にわたって開口し、かつ貫通孔21に連通する溝22が設けられる。
モダン本体20の両側面20C、20Dそれぞれには、ガイド溝23、23が設けられる。ガイド溝23は、下端20U(すなわち、貫通孔21)の僅かに上方であって下端20Uに近接する位置に配置される。ガイド溝23は、前後に延在しかつ上方に膨らんだ円弧状を呈し、絡み防止部材40(図3参照)が揺動する軌跡に沿った形状を有する。
図3に示すように、可動耳当て部30は、耳の裏側に沿った形状を有する湾曲状の細長部材であって、後述する図4の状態で一端30Tが上端、他端30Uが下端を構成する。可動耳当て部30は、図4の状態で眼鏡10の前方及び後方それぞれに向けられる前面30A及び背面30B、並びにこれらを接続し眼鏡10の前後方向に平行な側面30C、30Dによって外周面が構成され、断面四角形に形成される。ただし、モダン本体20及び可動耳当て部30は、断面四角形でなくても良く、例えば前面20A、30A、背面20B、30Bの中央が膨らみ、断面樽形等でも良い。
可動耳当て部30の中途部(可動耳当て部30の中心より他端30U側の部分)には、貫通孔31を有する連結片32が連設固定される。連結片32は、背面30Bから突出するように形成される。図4、5に示すように、貫通孔31がモダン本体20の貫通孔21に重ねなられるように、連結片32はモダン本体20の溝22内部に挿入され、これら貫通孔21、31に軸部材29が挿入される。これにより、可動耳当て部30は、その中途部が連結片32を介してモダン本体20の下端20Uに連結され、軸部材29(すなわち、モダン本体の下端20U)を中心に揺動可能となる。
連結片32は、溝22内部を前後に揺動し、その揺動に合わせて、可動耳当て部30も揺動する。図4に示すように、連結片32が、溝22の上端面22Aに当接すると、連結片32及び可動耳当て部30は図4の状態より時計回りに回転できなくなる。図4の状態において、可動耳当て部30は、その全体がモダン本体20の前方に配置されて上下に延在し、一端30Tがモダン本体に最も近接する。
一方、図5に示すように、連結片32が溝22の後端面22Bに当接すると、連結片32及び可動耳当て部30は図5の状態より反時計回りに回転できなくなる。図5の状態において、可動耳当て部30は、モダン本体20の下方において、一端30Tがモダン本体20より前方側に、他端30Uが後方側に配置されて前後に延在する。また、一端30Tはモダン本体20から最も離間する。このように、可動耳当て部30は、一端30Tがモダン本体20に近接する所定の位置(第1の位置;図4参照)から、離間する所定の位置(第2の位置;図5参照)の間でのみ揺動できるように、揺動範囲が規制される。
図3に示すように、絡み防止部材40は、第1及び第2の延出部41、42と、保持部43とによって一体に形成される。第1及び第2の延出部41、42は、可動耳当て部30の両側面30C、30Dそれぞれに連設固定しており、これにより、絡み防止部材40は可動耳当て部30とともに揺動する。一方、絡み防止部材40は、モダン本体20に固定しておらず、揺動するときモダン本体20に対して相対的に移動する。
第1及び第2の延出部41、42が連設される両側面30C、30Dの位置は、可動耳当て部30の略中央位置であって、連結片32が連設された中途部と一端30Tの間である。絡み防止部材40は、例えば硬質樹脂等の可撓性を実質的に有さない材料によって、可動耳当て部30と一体に形成される。
第1及び第2の延出部41、42は、他端30U側に傾斜しつつ耳当て部30の背面側に張り出しており、図4、5に示すように、モダン本体20の側面20C、20Dのガイド溝23、23が設けられた部分に向けて延出する。延出部41、42は、ガイド溝23、23の少なくとも一部を覆うように配置され、モダン本体20を両側から挟み込む。
延出部41、42は、それぞれ側面20C、20D、30C、30Dに平行な板状の部材であって、その一面(対向面41A、42A)が互いに対向するように配置される。そして、対向面41A、42Aそれぞれは、両側面20C、20Dに沿うように配置される。これにより、延出部41、42は、可動耳当て部30が揺動するとき、両側面20C、20Dに沿って移動し、可動耳当て部30の揺動をガイドする。
第1及び第2の延出部41、42は、それぞれ中途部が基端部及び先端部より幅が細くなった形状を有し、これにより、延出部41、42の上縁部41S、42S(一端30T側の縁部)は、曲線状に滑らかに他端30U側に傾きつつ背面側に延びる。
保持部43は、延出部41、42の先端部41T、42Tの下縁部側(他端30U側)の隅部同士を連結し、延出部41、42間の間隔を一定に保持する。第1及び第2の延出部41、42の先端部41T、42Tは、モダン本体20より後方に配置され、保持部43はモダン本体20の背面20Bよりさらに後方に配置される。すなわち、モダン本体20は、対向面41A、42Aと、背面30Bと、保持部43によって区画された挿入通路35に挿入される。保持部43は、可動耳当て部30が第2の位置(図5の状態)に配置されるとき、背面20Bに当接し、溝22の後端面22Bと共に揺動を規制する部材となっても良い。
第1及び第2の延出部41、42の対向面41A、42Aそれぞれには、半円状の突起44、44が設けられる。可動耳当て部30が、第1及び第2の位置以外の位置に配置されるとき、すなわち、第1及び第2の位置の間に配置されるとき、突起44、44は、ガイド溝23、23内部に挿入される。突起44、44は、可動耳当て部30の揺動に合わせて、ガイド溝23、23内部を前後に移動する。このとき、突起44、44は、ガイド溝23、23内部に摩擦係合されず、モダン本体20に殆ど力を作用させないため、絡み防止部材40は小さな力で揺動可能である。
一方、可動耳当て部30が第1及び第2の位置に配置されるとき、突起44、44は、ガイド溝23、23外部に配置される。すなわち図4に示すように、可動耳当て部30が第1の位置に配置されるとき、突起44、44はガイド溝23、23の後端よりさらに後方に配置され、突起44、44の先端が側面20C、20Dに当接する。図5に示すように、第2の位置に配置されるときも同様に、突起44、44は、ガイド溝23、23の前端よりもさらに前方側に配置され、突起44、44の先端が側面20C、20Dに当接する。
したがって、可動耳当て部30が第1及び第2の位置に配置されるとき、突起44、44は側面20C、20Dそれぞれに摩擦係合される。そのため、可動耳当て部30が、第1及び第2の位置に配置されるとき、その他の位置に配置されるときに比べて、突起44、44からモダン本体20に作用される押圧力は大きくなる。これにより、可動耳当て部30は、第1及び第2の位置で、突起44、44によってクリックストップさせられ、その他の位置に移動させるために比較的大きな力が必要になる。
以上のように本実施形態では、可動耳当て部30は、第2の位置に配置されることにより前後に延在し、また、この状態でクリックストップさせられており、不意に揺動することもない。したがって、眼鏡10は、可動耳当て部30が第2の位置に配置された状態で(図5の状態)、使用者にストレスなく装着される。
眼鏡10が使用者に装着され、モダン18が耳の裏側に取り付けられると、可動耳当て部30は一端30T側が耳の裏側によって上方に押され、クリックストップが解除される。すなわち、眼鏡10が一旦使用者に装着されると、可動耳当て部30は、第1及び第2の位置の間に配置され、小さな力で揺動可能となる。したがって、可動耳当て部30は、耳に大きな力を作用させることなく、様々な形状の耳にフィットすることが可能になり、また前枠13のずれ落ちも比較的小さな力で防止することができる。
また、モダン本体20及び可動耳当て部30の連結部分(連結片32)の上方は、絡み防止部材40によって塞がれる。これにより、テンプル17が持ち上げられて眼鏡10が取り外される際、モダン本体20と可動耳当て部30の間に髪の毛が入り込んでも、その髪の毛の連結部分への侵入は、絡み防止部材40によって防止される。
さらに、眼鏡10は、可動耳当て部30が第1の位置(図4の状態)に配置されると、通常の眼鏡と形状や見栄えが略同一となるため、図4の状態で眼鏡ケース等に収納され、或いは商品展示させられることが多くなるが、この状態で可動耳当て部30は、クリックストップさせられる。そのため本実施形態では、可動耳当て部30が、商品展示中や収納時に、不意に揺動することも防止される。
なお、本実施形態では、絡み防止部材40は、軸中心である下端20U近傍に配置され、その揺動距離が短くなるため、絡み防止部材40の長さを短くでき、図4の状態でも絡み防止部材40を背面20Bより大きく後方に突出させる必要がない。また、絡み防止部材の上縁部41S、42Sは、滑らかな曲線状であり、かつ他端30U側に傾いているので、モダン本体20と可動耳当て部30の間に入った髪の毛を外側に逃がしやすい。
図6は、第2の実施形態に係るモダンを示す斜視図である。第2の実施形態が第1の実施形態と相違する点は、絡み防止部材及びモダン本体の形状である。以下、第2の実施形態について、相違点を中心に説明する。
本実施形態におけるモダン本体20には、貫通孔21の上側であって下端20Uに近接する位置に、前面20Aから背面20Bに貫通する貫通孔50が設けられる。貫通孔50は、長辺が上下に延在する断面矩形の孔である。
一方、絡み防止部材60は、側面20C、20D、30C、30Dと略平行に配置される板状部材であって、可動耳当て部30の背面30Bから他端30U側に傾きつつその背面側に延出する部材である。絡み防止部材60は、第1の実施形態と同様に可動耳当て部30の略中央位置に配置される。絡み防止部材60は、貫通孔50に向けて延出し、前面20A側から貫通孔50に挿入され、その先端部60Tが背面20Bから突出する。絡み防止部材60の先端部60Tには、円柱形の当接部63が連設される。当接部63は、その幅(直径)及び高さが、貫通孔50の幅及び高さより大きく、貫通孔50内部に挿入できないが、可動耳当て部30が第2の位置(図6の状態)に配置されたとき、背面20Bに当接して、溝22の後端面22Bと共に揺動を規制する部材になる。
第1の実施形態と同様に、絡み防止部材60は、モダン本体20に固定されずに、可動耳当て部30に固定されており、可動耳当て部30とともに揺動可能である。絡み防止部材60は、揺動するとき貫通孔50内部を摺動し、背面20Bから突出する部分の長さを変化させる。
本実施形態でも、絡み防止部材60は、中途部の幅が基端部及び先端部の幅より細くなった形状を有する。そのため、可動耳当て部30が第1又は第2の位置に配置されるとき、絡み防止部材60の外周面(両縁部60S、60U)は、貫通孔の内周面に摩擦係合される。一方、可動耳当て部30が第1及び第2の位置の間に配置されるとき、両縁部60T、60Uは貫通孔の内周面に摩擦係合しない。したがって本実施形態でも、可動耳当て部30は、第1又は第2の位置に配置されるとき揺動させるのに大きな力が必要となるが、第1及び第2の位置の間に配置されるときには、小さな力で揺動させることが可能である。
なお、第1及び第2の実施形態において、絡み防止部材40、60の先端部41T、42T、60Tは、髪の毛の絡みを防止できれば、背面20Bより後方に配置される必要はなく、最も前方側に配置された状態(すなわち、図5、6の状態)において、前面20Aより後方に配置されていれば良い。但し、絡み防止部材40、60の先端部41T、42T、60Tが、背面20Bより前方に配置される場合、保持部43や当接部63は省略される。
10 眼鏡
17 テンプル
18 モダン
20 モダン本体
30 可動耳当て部
40、60 絡み防止部材
44 突起
41、42 第1及び第2の延出部

Claims (12)

  1. 下方に曲げられた形状を有するモダン本体と、
    耳の裏側に沿った細長形状を有し、少なくとも一端側が前記モダン本体前方に配置されるとともに、中途部が前記モダン本体の下端に揺動可能に連結される可動耳当て部と、
    前記可動耳当て部に連設されて前記可動耳当て部とともに揺動し、かつ前記可動耳当て部の前記中途部と前記一端の間の位置から、前記モダン本体の前記下端より上側であって前記下端に近接する位置に向けて延出し、先端部が少なくとも前記モダン本体の前面より後方に配置される絡み防止部材と
    を備えることを特徴とする眼鏡のモダン。
  2. 前記絡み防止部材は、前記モダン本体の側面に沿って揺動することを特徴とする請求項1に記載の眼鏡のモダン。
  3. 前記絡み防止部材は、前記可動耳当て部から前記モダン本体に向けて延出し、前記モダン本体を挟み込むように配置される第1及び第2の延出部を備えることを特徴する請求項1に記載の眼鏡のモダン。
  4. 前記第1及び第2の延出部それぞれは、前記モダン本体の両側面それぞれに沿って揺動することを特徴とする請求項3に記載の眼鏡のモダン。
  5. 前記絡み防止部材は、前記第1及び第2の延出部の先端同士を連結し、前記モダン本体の背面より後方に配置される保持部を備えることを特徴する請求項3に記載の眼鏡のモダン。
  6. 前記第1及び第2の延出部の少なくとも一方は、前記モダン本体の側面に摩擦係合する突起を有することを特徴とする請求項3に記載の眼鏡のモダン。
  7. 前記絡み防止部材の一部が前記モダン本体に摩擦係合することを特徴とする請求項1に記載の眼鏡のモダン。
  8. 前記絡み防止部材は、前記モダン本体に摩擦係合する突起を有することを特徴とする請求項7に記載の眼鏡のモダン。
  9. 前記モダン本体には、前記絡み防止部材の揺動軌跡に沿って延在する溝が設けられており、
    前記突起は、溝内部に沿って移動されるとともに、溝外部に出されて前記モダン本体に摩擦係合されることを特徴とする請求項6又は8に記載の眼鏡のモダン。
  10. 前記可動耳当て部は、前記一端側が前記モダン本体に近接する第1の位置から、前記一端側が前記モダン本体から離間する第2の位置の間で揺動されるように、揺動範囲が規制されており、
    前記可動耳当て部が、前記第1及び第2の位置の少なくとも一方の位置に配置されるとき、前記突起は前記溝外部に配置されて、前記モダン本体に摩擦係合するとともに、
    前記可動耳当て部が前記第1及び第2の位置の間に位置するとき、前記突起が前記溝内部に挿入されていることを特徴とする請求項9に記載の眼鏡のモダン。
  11. 前記モダン本体には孔が設けられており、前記絡み防止部材が前記孔に摺動可能に挿通されていることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡のモダン。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のモダンを有する眼鏡。


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