JP3107873U - アルミ製台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】台車組立の生産性が高く、底コストの台車を提供すること。および剛性が高く、しかも美観にとんだ台車を提供すること。
【解決手段】異形状横断面のアルミニウム押出形材製辺部材2本を長手方向の部材として、L字形横断面のアルミニウム押出形材製辺部材2本を幅方向の部材として、これら長短2本ずつ計4本のアルミニウム押出形材製辺部材を井桁状に組み合わせて、この4隅に配置したキャスターをボルトとナットを介して締結することにより頑強に組み立てられる構造にした台車。
【選択図】 図3

Description

考案の詳細な説明
本考案は、たとえばプラスチックコンテナ等を載せて運搬する台車に関する。
従来、この種の台車としては、図7に示すように、長短2本ずつ計4本の横断面L字形のアルミニウム押出形材製辺部材(0)(1)を4つのプラスチック製コーナー部材(2)を介して連結することにより形成された平面視長方形の額縁状台(3)と、台(3)の各コーナー部材(2)の下面に取付けられた4つのキャスター(4)とよりなるものが知られている。
この台車を組み立てるには、先ず、台(3)の各辺部材(0)(1)の両端部をコーナー部材(2)上に乗せ、辺部材(0)(1)の水平面部(0a)(1a)を上方から貫通した皿ねじ(5)をコーナー部材(2)に形成されたねじ穴(6)にねじ締めすることにより、コーナー部材(2)に固定することによって台(3)を完成させる。
次に、この台(3)の4隅にキャスター(4)を4個取り付ける。個々の取り付けの方法は、辺部材(0)(1)およびコーナー部材(2)を上方から貫通した皿頭を有するボルト(7)2本と、コーナー部材(2)だけを上方から貫通した皿頭を有するボルト(8)2本の合計4本のボルトを利用して各4隅のコーナー部材(2)にキャスター(4)を取付ける。
辺部材(0)(1)およびコーナー部材(2)を貫通したボルト(7)は、辺部材(0)(1)とコーナー部材(2)とを連結する働きもしている。そして、台(3)の上面を平坦面とするために、辺部材(0)(1)の水平壁部(0a)(1a)の両端部は、その上面がコーナー部材(2)の上面と面一になるように、コーナー部材(2)の上面に形成された凹所(2a)内に嵌められている。また、辺部材(0)(1)における皿ねじ(5)や皿頭を有するボルト(7)が貫通した穴(9)(10)は皿状となされている。さらに、コーナー部材(2)における皿頭を有するボルト(8)が貫通した穴(11)の上端部も皿状となされている。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、従来の台車では、台(3)が4本の辺部材(0)(1)と4つのコーナー部材(2)とよりなり、これらがねじ(5)やボルト(7)(8)で連結されているので、主要な課題を2つ有していた。
第一の課題は、台(3)が4本の辺部材(0)(1)と4つのコーナー部材(2)とよりなり、これらをねじ(5)やボルト(7)(8)で締結したり、辺部材(0)(1)に皿穴(9)(10)を形成する必要があるのでので、その組立に手間がかかる。したがって、台車組立の生産性が高く、底コストの台車を提供することである。
第二の課題は、ねじ(5)やボルト(7)(8)など多数締結部材で締結しているので、これらがピンジョイントとなり、台車全体の剛性が低くなっている上に、多数締結部材が目障りで外観的に美観を得られていない。これらが解決課題である。
この考案の目的は、上記問題を解決した台車を提供することにある。
V=F/C=(機能)/(コスト)=(価値)・・すなわち、分子を大きくして、分母を小さくして、高付加価値の台車を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段
課題を解決するための手段として、本考案による台車は、図1に示す異形状横断面のアルミニウム押出形材製辺部材(A)2本を長手方向の部材として、図2に示すL字形横断面のアルミニウム押出形材製辺部材(B)2本を幅方向の部材として、これら長短2本ずつ計4本のアルミニウム押出形材製辺部材(A)(B)を図3図4図5に示すように4隅に配置したキャスター(C)とボルトとナットを介して締結することにより解決させた。
図5は、本考案の台車本体の正面図・正面横断面図であり、図6図5の右側に示した正面横断面図の要部拡大図である。この図6は長手方向の部材としての(A)と幅方向の部材としての(B)及びキャスター(C)が六角ボルト(61)と六角ナット(62)で締結された状態を明確に示している。
図1に示す異形状横断面のアルミニウム押出形材製辺部材(A)は、図に示す両矢印の方向に長さ方向に押出成形されており、下方開口部(11)を設けており、かつ六角ボルトが回転せず、しかも脱落しないように収容しうる2本の溝が形成されており、溝内に頭が収容されている六角ボルトを利用して、L字形横断面のアルミニウム押出形材製辺部材(B)に設けたボルト穴(22)とキャスターの取り付け穴を介して、これらをナット締めにより取付けられているものである。
上記の構造によれば、異形状横断面のアルミニウム押出形材製辺部材(A)とL字形横断面のアルミニウム押出形材製辺部材(B)及びキャスター(C)が一体的に、且つ、全体的に井桁状構造に組み立てられるので極めて剛性の高い頑強な台車を提供出来る。
しかも、組立時の締結作業は、六角ボルトの回転と脱落防止が2本の溝でなされるので六角ナットを締め付けるだけで出来るという簡単な作業で組み立てることができる。
このように、従来品に比べて構造が頑強で、部品点数が少なく、組立作業も簡単であることから、材料費・工費共に安価となり底コストの台車が得られる。
さらに異形状横断面のアルミニウム押出形材製辺部材(A)には、図1に示すように逆台形状の上方開口部(12)を設けているので、複数の台車を立体的に保管或いは輸送する場合に、この上方開口部(12)が安全性の面で威力を発揮する。
図6参照)
以下、この考案の実施の形態を、図面を参照して説明する。
本考案による台車は、図1に示す異形状横断面のアルミニウム押出形材製辺部材(A)2本を長手方向の部材として、図2に示すL字形横断面のアルミニウム押出形材製辺部材(B)2本を幅方向の部材として、これら長短2本ずつ計4本のアルミニウム押出形材製辺部材(A)(B)を図3図4図5に示すように4隅に配置したキャスター(C)とボルトとナットを介して連結することにより形成される。
図5は、本考案の台車本体の正面図・正面横断面図であり、図6図5の右側に示した正面横断面図の要部拡大図である。この図6は長手方向の部材としての(A)と幅方向の部材としての(B)及びキャスター(C)が六角ボルト(61)と六角ナット(62)で締結された状態を明確に示している。
作用・効果
この考案の台車は、上述のように、全体的に井桁状構造に組み立てられるので極めて剛性の高い頑強な台車が提供出来る。組立時の締結作業は、六角ボルトの回転と脱落防止が2本の溝でなされるので六角ナットを締め付けるだけで出来るという簡単な作業で組み立てることができる。従来品に比べて構造が頑強で、部品点数が少なく、組立作業も簡単であることから、材料費・工費共に安価となり底コストの台車が得られる。複数の台車を立体的に保管或いは輸送する場合に、上方開口部に溝を設けているので安全性が極め高い。アルミ製であることとボルトなどの締結部品が下面にしか見えない構造であるので未完成が高い。
総じて、「V=F/C=(機能)/(コスト)=(価値)」で表される機能性に優れた台車を底コストで得ることが出来る。
この考案の実施形態を示す分解斜視図である。 同じく部分拡大正面図である。 同じく台車本体の上面図・底面図である。 同じく台車本体の側面図である。 同じく台車本体の正面図・正面横断面図である。 図5の要部拡大図である。 従来例を示す分解平面図である。
符号の説明
(A)異形状横断面のアルミニウム押出形材製辺部材
(B)L字形横断面のアルミニウム押出形材製辺部材
(C)キャスター
(11)下部開口部
(12)上部開口部
(22)ボルト穴
(61)六角ボルト
(62)六角ナット
(1)キャスター
(3)底板
(4)側板
(5)台本体
(5A)(5B)(5C)構成部材
(6)端板
(7)六角ボルト
(7a)頭
(8)溝

Claims (3)

  1. 異形状横断面のアルミニウム押出形材製辺部材2本を長手方向の部材として、L字形横断面のアルミニウム押出形材製辺部材2本を幅方向の部材として、これら長短2本ずつ計4本のアルミニウム押出形材製辺部材を井桁状に組み合わせて、この4隅に配置したキャスターをボルトとナットを介して締結することにより頑強に組み立てられる構造にした台車。
  2. 請求項1の台車であって、異形状横断面のアルミニウム押出形材製構成部材の下面開放部に設けた長さ方向に六角ボルトの頭を回転せず、しかも脱落しないように収容しうる2本の溝が形成されており、キャスターが、この溝内に頭が収容されている六角ボルトを利用して台車本体にナット締めにより取付けられている台車。
  3. 異形状横断面のアルミニウム押出形材製構成部材の上面開放部逆台形状の溝を設けているので、複数の台車を立体的に保管或いは輸送する場合に、この溝に車輪をはめ込むみ立体的に格納出来る用にした請求項1または2記載の台車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104835627A (zh) * 2015-06-02 2015-08-12 邹科寅 一种带导向滑块且使用链条传动的变压器
KR20160068768A (ko) 2013-10-09 2016-06-15 가부시키가이샤 닛폰 쇼쿠바이 흡수성 수지를 주성분으로 하는 입자상 흡수제 및 그의 제조 방법

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