JP3106558B2 - 映像記録再生装置 - Google Patents
映像記録再生装置Info
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- JP3106558B2 JP3106558B2 JP03163294A JP16329491A JP3106558B2 JP 3106558 B2 JP3106558 B2 JP 3106558B2 JP 03163294 A JP03163294 A JP 03163294A JP 16329491 A JP16329491 A JP 16329491A JP 3106558 B2 JP3106558 B2 JP 3106558B2
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/793—Processing of colour television signals in connection with recording for controlling the level of the chrominance signal, e.g. by means of automatic chroma control circuits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N17/00—Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
- H04N17/06—Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for recorders
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/93—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の記録再生を
行う映像記録再生装置に関し、特にアナログビデオ系に
おける映像信号の劣化を減少させるための調整を行うこ
とのできる映像記録再生装置に関するものである。
行う映像記録再生装置に関し、特にアナログビデオ系に
おける映像信号の劣化を減少させるための調整を行うこ
とのできる映像記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像信号を記録媒体に記録しこの記録媒
体に記録された映像信号を再生する映像記録再生装置に
おいては、当該記録や再生処理の際に、映像信号の劣化
が生ずる場合がある。この劣化は、再生される映像信号
において例えば、信号レベル,振幅,周波数,位相等の
誤差として現れるものである。また、この劣化の程度
は、上記映像記録再生装置の特性や、上記映像信号を送
出するために使用する他の装置の特性等の因子に依存し
ている。更に、これら装置を複数接続すると、各装置で
の劣化が累積されることになる。
体に記録された映像信号を再生する映像記録再生装置に
おいては、当該記録や再生処理の際に、映像信号の劣化
が生ずる場合がある。この劣化は、再生される映像信号
において例えば、信号レベル,振幅,周波数,位相等の
誤差として現れるものである。また、この劣化の程度
は、上記映像記録再生装置の特性や、上記映像信号を送
出するために使用する他の装置の特性等の因子に依存し
ている。更に、これら装置を複数接続すると、各装置で
の劣化が累積されることになる。
【0003】このようなことから、通常、上記装置の製
造時或いは出荷時等には、これら劣化を軽減するための
調整が施される場合が多い。また、当該装置には、上記
製造時或いは出荷時のみならず、最終的なユーザが上記
劣化軽減のための調整を行う(再調整を行う)ことがで
きるような再調整のための再調整手段も設けられている
ことが多い。
造時或いは出荷時等には、これら劣化を軽減するための
調整が施される場合が多い。また、当該装置には、上記
製造時或いは出荷時のみならず、最終的なユーザが上記
劣化軽減のための調整を行う(再調整を行う)ことがで
きるような再調整のための再調整手段も設けられている
ことが多い。
【0004】しかしながら、上記劣化軽減のための調整
や再調整は、例えば、映像信号が何回か記録及び再生さ
れるまでは誤調整として現れないものであるため、正確
な調整が困難で、かつ調整に長時間が必要となる。ま
た、上記信号レベル,振幅,周波数,位相等の各調整を
個別に行うためには、他の調整項目を適切に調整した後
でなければ、各個別の調整を正確に行うことができず、
このことも調整の困難性,長時間化の原因となってい
る。更に、各調整を行うために求める誤差量は、非常に
少ない場合が多く、この検出も困難な場合が多い。
や再調整は、例えば、映像信号が何回か記録及び再生さ
れるまでは誤調整として現れないものであるため、正確
な調整が困難で、かつ調整に長時間が必要となる。ま
た、上記信号レベル,振幅,周波数,位相等の各調整を
個別に行うためには、他の調整項目を適切に調整した後
でなければ、各個別の調整を正確に行うことができず、
このことも調整の困難性,長時間化の原因となってい
る。更に、各調整を行うために求める誤差量は、非常に
少ない場合が多く、この検出も困難な場合が多い。
【0005】上述のようなことから、昭和63年特許出
願公表第503111号公報には、ビデオ記録及び再生
装置を調節するための方法及び装置が提案されており、
この方法及び装置によって、上述のような調整(調節)
が容易にできるとされている。すなわち、当該公報記載
の方法及び装置は、それぞれの継続する再生及び引き続
く記録間で選択された遅延器を通されるカラービデオ信
号の期間を逐次的に記録及び再生することにより、上記
調節が急速かつ正確にしかも簡便になされることを可能
とするものである。
願公表第503111号公報には、ビデオ記録及び再生
装置を調節するための方法及び装置が提案されており、
この方法及び装置によって、上述のような調整(調節)
が容易にできるとされている。すなわち、当該公報記載
の方法及び装置は、それぞれの継続する再生及び引き続
く記録間で選択された遅延器を通されるカラービデオ信
号の期間を逐次的に記録及び再生することにより、上記
調節が急速かつ正確にしかも簡便になされることを可能
とするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報記
載の方法及び装置において、調節(調整)に用いられる
映像信号すなわち例えばカラーバー映像信号等の試験信
号は、映像記録再生装置内のテープ上に予め記録された
信号を再生することよって得るようにしている。
載の方法及び装置において、調節(調整)に用いられる
映像信号すなわち例えばカラーバー映像信号等の試験信
号は、映像記録再生装置内のテープ上に予め記録された
信号を再生することよって得るようにしている。
【0007】しかし、通常、上記調整においては1つの
項目の調整毎に例えば数分以上の時間(調整時間)が必
要であるため、上記テープ上には、全ての調整を行うの
に十分な時間だけ上記試験信号を記録しておく必要があ
る。このようなことから、例えば上記調整が上記テープ
上の試験信号の記録時間以上(試験信号の再生時間以
上)かかるようになった場合は調整が不完全なものとな
ると共に、完全な調整を行うためには当該テープを巻き
戻して再び上記試験信号を再生しなければならなくな
る。したがって、テープには、同一の試験信号を長時間
記録しておくことが必要となる。更に、例えば1本のテ
ープに複数種類の調整に応じた各種の試験信号を記録し
ておくようにした場合、当該テープの記録容量にもよる
が、上述のように1項目の調整毎に長時間の試験信号が
必要なことから、あまり多くの種類の調整に応じた試験
信号を記録しておくことができない。
項目の調整毎に例えば数分以上の時間(調整時間)が必
要であるため、上記テープ上には、全ての調整を行うの
に十分な時間だけ上記試験信号を記録しておく必要があ
る。このようなことから、例えば上記調整が上記テープ
上の試験信号の記録時間以上(試験信号の再生時間以
上)かかるようになった場合は調整が不完全なものとな
ると共に、完全な調整を行うためには当該テープを巻き
戻して再び上記試験信号を再生しなければならなくな
る。したがって、テープには、同一の試験信号を長時間
記録しておくことが必要となる。更に、例えば1本のテ
ープに複数種類の調整に応じた各種の試験信号を記録し
ておくようにした場合、当該テープの記録容量にもよる
が、上述のように1項目の調整毎に長時間の試験信号が
必要なことから、あまり多くの種類の調整に応じた試験
信号を記録しておくことができない。
【0008】また、調整に応じた試験信号を該装置内部
に設けられた試験信号発生手段から供給するような構成
も考えられるが、この場合、当該試験信号発生手段が必
要になり構成が大型化する虞れがある。
に設けられた試験信号発生手段から供給するような構成
も考えられるが、この場合、当該試験信号発生手段が必
要になり構成が大型化する虞れがある。
【0009】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、テープ等の記録媒体に複数種類
の調整に応じた各試験信号を長時間記録しておく必要が
なく、また、1本のテープに多数種類の試験信号を記録
することができると共に、試験信号発生手段等の構成も
不要で、各種調整を行うことができる映像記録再生装置
を提供することを目的とするものである。
案されるものであって、テープ等の記録媒体に複数種類
の調整に応じた各試験信号を長時間記録しておく必要が
なく、また、1本のテープに多数種類の試験信号を記録
することができると共に、試験信号発生手段等の構成も
不要で、各種調整を行うことができる映像記録再生装置
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の映像記録再生装
置は、上述の目的を達成するために提案されたものであ
り、映像信号を記録媒体に記録しこの記録媒体に記録さ
れた映像信号を再生してこの再生信号をフィールドメモ
リを介して出力すると共に、アナログ入出力端子を備
え、当該出力端子から出力した信号を入力端子に供給す
る巡回処理を行い、当該巡回処理によって得られた信号
の変化分に基づいて映像信号の調整を行う映像記録再生
装置であって、上記記録媒体上には複数種類の調整に応
じた試験信号をそれぞれ少なくとも1フィールド分記録
しておき、当該記録媒体からの再生信号を上記フィール
ドメモリに記憶させると共に書き込みを停止させて、当
該フィールドメモリから読み出された信号を上記巡回処
理で巡回させる信号として用いるようにしたものであ
る。
置は、上述の目的を達成するために提案されたものであ
り、映像信号を記録媒体に記録しこの記録媒体に記録さ
れた映像信号を再生してこの再生信号をフィールドメモ
リを介して出力すると共に、アナログ入出力端子を備
え、当該出力端子から出力した信号を入力端子に供給す
る巡回処理を行い、当該巡回処理によって得られた信号
の変化分に基づいて映像信号の調整を行う映像記録再生
装置であって、上記記録媒体上には複数種類の調整に応
じた試験信号をそれぞれ少なくとも1フィールド分記録
しておき、当該記録媒体からの再生信号を上記フィール
ドメモリに記憶させると共に書き込みを停止させて、当
該フィールドメモリから読み出された信号を上記巡回処
理で巡回させる信号として用いるようにしたものであ
る。
【0011】
【作用】本発明の映像記録再生装置によれば、記録媒体
からの再生信号を再生系のフィールドメモリに記憶させ
て、このフィールドメモリから読み出した信号を試験信
号として繰り返し読み出すようにすれば、記録媒体に記
録しておく試験信号は少なくとも1フィールド分あれば
よい。
からの再生信号を再生系のフィールドメモリに記憶させ
て、このフィールドメモリから読み出した信号を試験信
号として繰り返し読み出すようにすれば、記録媒体に記
録しておく試験信号は少なくとも1フィールド分あれば
よい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の映像記録再生装置の実施例を
図面を参照しながら説明する。図1には、本発明実施例
の映像記録再生装置10の概略構成のブロック図を示
す。この図1の映像記録再生装置10は、映像信号を記
録媒体(例えば磁気テープ17)に記録しこのテープ1
7に記録された映像信号を再生してこの再生信号を再生
系のフィールドメモリ20を介して出力すると共に、ア
ナログ入出力端子(入力端子11,出力端子26)を備
え、当該出力端子26から出力した信号を当該入力端子
11に供給する巡回処理を行い、当該巡回処理によって
得られた信号の変化分に基づいて映像信号の調整(いわ
ゆるマルチループテストと呼ばれる)を行うことのでき
る映像記録再生装置であって、上記磁気テープ17上に
は複数種類の後述する調整に応じた試験信号をそれぞれ
少なくとも1フィールド分記録しておき、当該磁気テー
プ17からの再生信号(再生試験信号)を上記再生系の
フィールドメモリ20に記憶させると共に書き込みを停
止させ、当該再生系のフィールドメモリ20から読み出
された信号を上記巡回処理で巡回させる信号(試験信
号)として用いるようにしたものである。
図面を参照しながら説明する。図1には、本発明実施例
の映像記録再生装置10の概略構成のブロック図を示
す。この図1の映像記録再生装置10は、映像信号を記
録媒体(例えば磁気テープ17)に記録しこのテープ1
7に記録された映像信号を再生してこの再生信号を再生
系のフィールドメモリ20を介して出力すると共に、ア
ナログ入出力端子(入力端子11,出力端子26)を備
え、当該出力端子26から出力した信号を当該入力端子
11に供給する巡回処理を行い、当該巡回処理によって
得られた信号の変化分に基づいて映像信号の調整(いわ
ゆるマルチループテストと呼ばれる)を行うことのでき
る映像記録再生装置であって、上記磁気テープ17上に
は複数種類の後述する調整に応じた試験信号をそれぞれ
少なくとも1フィールド分記録しておき、当該磁気テー
プ17からの再生信号(再生試験信号)を上記再生系の
フィールドメモリ20に記憶させると共に書き込みを停
止させ、当該再生系のフィールドメモリ20から読み出
された信号を上記巡回処理で巡回させる信号(試験信
号)として用いるようにしたものである。
【0013】ここで、上述したフィールドメモリ20
は、再生系に通常用いられているメモリであって、再生
ヘッド29から再生された映像信号をフィールド単位で
書込/読出して後段の回路系に供給するようにしている
ものである。これに対し、本実施例では、後述するよう
に、当該再生系のフィールドメモリ20を、いわゆるフ
リーズメモリとして代用するようにしており、このよう
に、再生系のフィールドメモリ20をフリーズメモリに
代用することより、上記テープ17上に記録された任意
の信号(試験信号)をフリーズし、それを源信号として
上記巡回処理に用いるようにしている。
は、再生系に通常用いられているメモリであって、再生
ヘッド29から再生された映像信号をフィールド単位で
書込/読出して後段の回路系に供給するようにしている
ものである。これに対し、本実施例では、後述するよう
に、当該再生系のフィールドメモリ20を、いわゆるフ
リーズメモリとして代用するようにしており、このよう
に、再生系のフィールドメモリ20をフリーズメモリに
代用することより、上記テープ17上に記録された任意
の信号(試験信号)をフリーズし、それを源信号として
上記巡回処理に用いるようにしている。
【0014】本実施例では、上記映像記録再生装置とし
てディジタルビデオテープレコーダ(ディジタルVT
R)を例に挙げており、図1においては、アナログ/デ
ィジタル(A/D)変換器12,再生用ヘッド29,ア
ンプ28,ディジタル/アナログ(D/A)変換器24
等が、当該記録再生装置10の再生系の主要構成要素と
なっている。上記ヘッド29によって、上記磁気テープ
17からの再生が行われる。また、図示は省略するが、
当該再生系にはデコーダ等も配され、更に、信号記録系
としてエンコーダ,記録用ヘッド等も有するものであ
る。なお、図1の例では、出力端子26が更に他の外部
機器(例えばアナログスイッチャ等)40と接続され、
この外部機器40の出力端子と上記入力端子11とを接
続してループを構成している。すなわち、上記アナログ
出力端子26からのアナログビデオ信号を、アナログ入
力端子11に戻すことで、例えば、編集におけるアナロ
グダビング系を擬似的に構成し、当該アナログビデオ信
号を巡回させることで、いわゆるマルチダビングを行う
ようにしている。
てディジタルビデオテープレコーダ(ディジタルVT
R)を例に挙げており、図1においては、アナログ/デ
ィジタル(A/D)変換器12,再生用ヘッド29,ア
ンプ28,ディジタル/アナログ(D/A)変換器24
等が、当該記録再生装置10の再生系の主要構成要素と
なっている。上記ヘッド29によって、上記磁気テープ
17からの再生が行われる。また、図示は省略するが、
当該再生系にはデコーダ等も配され、更に、信号記録系
としてエンコーダ,記録用ヘッド等も有するものであ
る。なお、図1の例では、出力端子26が更に他の外部
機器(例えばアナログスイッチャ等)40と接続され、
この外部機器40の出力端子と上記入力端子11とを接
続してループを構成している。すなわち、上記アナログ
出力端子26からのアナログビデオ信号を、アナログ入
力端子11に戻すことで、例えば、編集におけるアナロ
グダビング系を擬似的に構成し、当該アナログビデオ信
号を巡回させることで、いわゆるマルチダビングを行う
ようにしている。
【0015】ここで、本実施例映像記録再生装置は、当
該ディジタルVTRのアナログビデオ系での映像信号の
劣化に対する調整(例えば上記編集時におけるマルチダ
ビング特性の調整)を行っている。本実施例において
は、ディジタルVTRへのアナログ入力映像信号をディ
ジタル信号に変換する上記A/D変換器12と、ディジ
タル出力映像信号をアナログ信号に変換する上記D/A
変換器24とが、上記アナログビデオ系(上記外部機器
40による劣化も含む)に該当している。
該ディジタルVTRのアナログビデオ系での映像信号の
劣化に対する調整(例えば上記編集時におけるマルチダ
ビング特性の調整)を行っている。本実施例において
は、ディジタルVTRへのアナログ入力映像信号をディ
ジタル信号に変換する上記A/D変換器12と、ディジ
タル出力映像信号をアナログ信号に変換する上記D/A
変換器24とが、上記アナログビデオ系(上記外部機器
40による劣化も含む)に該当している。
【0016】また、本実施例では、上記アナログビデオ
系の上記A/D,D/A変換による劣化(上記外部機器
40による劣化も含む)の調整を、ディジタルビデオ系
で行っており、このため、本実施例の映像記録再生装置
には、複数種類の調整に応じた試験信号が少なくとも1
フィールド分記録されている上記テープ17から再生さ
れた当該試験信号が、上記巡回処理で変化した上記変化
分(ディジタル領域での変化分)を検出すると共に当該
変化分に応じた調整値(ディジタル領域での調整値)を
出力する上記プロセッサ25と、このプロセッサ25か
らの調整値に基づいて上記映像信号の調整を行う調整回
路(ディジタル信号処理回路)23とを有している。
系の上記A/D,D/A変換による劣化(上記外部機器
40による劣化も含む)の調整を、ディジタルビデオ系
で行っており、このため、本実施例の映像記録再生装置
には、複数種類の調整に応じた試験信号が少なくとも1
フィールド分記録されている上記テープ17から再生さ
れた当該試験信号が、上記巡回処理で変化した上記変化
分(ディジタル領域での変化分)を検出すると共に当該
変化分に応じた調整値(ディジタル領域での調整値)を
出力する上記プロセッサ25と、このプロセッサ25か
らの調整値に基づいて上記映像信号の調整を行う調整回
路(ディジタル信号処理回路)23とを有している。
【0017】更に、図1の操作ブロック50は、上記映
像記録再生装置10における巡回処理を制御するための
構成であって、例えば、上記巡回処理と調整とを行うモ
ード(テストモード)を起動させたり、この巡回のルー
プ回数を指定したり、ビデオゲイン調整や位相調整等の
各種調整を選択して実行させるための制御命令を指定す
る際に用いられるものである。ここで、上記巡回処理モ
ードの起動や調整の選択等は、当該操作ブロック50の
操作パネル52を操作することより行われる。すなわ
ち、この操作パネル52では、上記巡回処理モードの起
動やループ回数指定、或いはビデオゲイン調整,クロマ
ゲイン調整,色相(HUE)調整,セットアップ調整,
ビデオ位相調整等の各種調整の指定、その他、上記試験
信号発生回路27から発生させる試験信号の選択(信号
パターン選択)等を行うための入力(或いは選択)が行
われる。この操作パネル52からの出力は、システムコ
ントローラ(いわゆるシスコン)のメインCPU51に
送られる。当該メインCPU51では、この操作パネル
52からの制御データを、上記プロセッサ25で認識で
きるデータに変換する処理がなされる。
像記録再生装置10における巡回処理を制御するための
構成であって、例えば、上記巡回処理と調整とを行うモ
ード(テストモード)を起動させたり、この巡回のルー
プ回数を指定したり、ビデオゲイン調整や位相調整等の
各種調整を選択して実行させるための制御命令を指定す
る際に用いられるものである。ここで、上記巡回処理モ
ードの起動や調整の選択等は、当該操作ブロック50の
操作パネル52を操作することより行われる。すなわ
ち、この操作パネル52では、上記巡回処理モードの起
動やループ回数指定、或いはビデオゲイン調整,クロマ
ゲイン調整,色相(HUE)調整,セットアップ調整,
ビデオ位相調整等の各種調整の指定、その他、上記試験
信号発生回路27から発生させる試験信号の選択(信号
パターン選択)等を行うための入力(或いは選択)が行
われる。この操作パネル52からの出力は、システムコ
ントローラ(いわゆるシスコン)のメインCPU51に
送られる。当該メインCPU51では、この操作パネル
52からの制御データを、上記プロセッサ25で認識で
きるデータに変換する処理がなされる。
【0018】ただし、当該テストモードで使用する試験
信号は、上記テープ17上に記録された信号を用いるた
め、該装置10に設けられるいわゆるジョグダイヤル
(図示は省略)或いは再生ボタン(PLAYボタン)等
を操作して、図2に示すような任意の調整に対応する試
験信号TPが記録されている部分の頭出しを予め行って
おく。
信号は、上記テープ17上に記録された信号を用いるた
め、該装置10に設けられるいわゆるジョグダイヤル
(図示は省略)或いは再生ボタン(PLAYボタン)等
を操作して、図2に示すような任意の調整に対応する試
験信号TPが記録されている部分の頭出しを予め行って
おく。
【0019】再び図1に戻って、上記操作パネル52で
は、複数種類の調整の中から任意の調整を選択し、この
選択された調整に応じた上記テストモードを起動させ
る。この操作パネル52から出力される調整の種類とテ
ストモード起動の制御データは、上記メインCPU51
を介してプロセッサ25へ送られる。
は、複数種類の調整の中から任意の調整を選択し、この
選択された調整に応じた上記テストモードを起動させ
る。この操作パネル52から出力される調整の種類とテ
ストモード起動の制御データは、上記メインCPU51
を介してプロセッサ25へ送られる。
【0020】当該プロセッサ51は、上記メインCPU
51からのテストモード起動の指令(図2のテストモー
ド開始タイミングst)を受けて当該テストモードを起
動させる。この時、当該プロセッサ25は、このテスト
モード起動の制御データが供給されると、通常の再生時
に行われている上記再生系のフィールドメモリ20にお
ける書き込み動作を停止させる。例えば、上記プロセッ
サ25は、上記フィールドメモリ20に対して図2に示
すようにHレベル(ハイレベル)となることで書き込み
を禁止する書込禁止信号CFMを出力し、当該フィールド
メモリ20は、この書込禁止信号CFM(Hレベル)を受
けて書き込みを停止して上記再生用ヘッド29からの再
生信号をフリーズするようになされる。したがって、上
記再生用ヘッド29で上記テープから再生されると共に
上記フィールドメモリ20に書き込まれた試験信号TP
は、上記書込禁止信号CFM(Hレベル)で当該フィール
ドメモリ20にフリーズされるようになる。
51からのテストモード起動の指令(図2のテストモー
ド開始タイミングst)を受けて当該テストモードを起
動させる。この時、当該プロセッサ25は、このテスト
モード起動の制御データが供給されると、通常の再生時
に行われている上記再生系のフィールドメモリ20にお
ける書き込み動作を停止させる。例えば、上記プロセッ
サ25は、上記フィールドメモリ20に対して図2に示
すようにHレベル(ハイレベル)となることで書き込み
を禁止する書込禁止信号CFMを出力し、当該フィールド
メモリ20は、この書込禁止信号CFM(Hレベル)を受
けて書き込みを停止して上記再生用ヘッド29からの再
生信号をフリーズするようになされる。したがって、上
記再生用ヘッド29で上記テープから再生されると共に
上記フィールドメモリ20に書き込まれた試験信号TP
は、上記書込禁止信号CFM(Hレベル)で当該フィール
ドメモリ20にフリーズされるようになる。
【0021】また、このフィールドメモリ20における
フリーズ状態は、上記テストモードが終了するまで継続
されるようになされている。すなわち、図2の書込禁止
信号CFMに示すように、テストモード終了タイミングe
nまでHレベルとされることでフリーズ状態が継続され
る。当該フィールドメモリ20における読み出し等も上
記プロセッサ25によって制御される。ここで、当該フ
ィールドメモリ20から出力されるデータ(図2のデー
タFM)は、上記試験信号TPと等化のデータとなる。
フリーズ状態は、上記テストモードが終了するまで継続
されるようになされている。すなわち、図2の書込禁止
信号CFMに示すように、テストモード終了タイミングe
nまでHレベルとされることでフリーズ状態が継続され
る。当該フィールドメモリ20における読み出し等も上
記プロセッサ25によって制御される。ここで、当該フ
ィールドメモリ20から出力されるデータ(図2のデー
タFM)は、上記試験信号TPと等化のデータとなる。
【0022】上記フィールドメモリ20から読み出され
た試験信号TP(フィールドメモリ出力FM)は、切換
スイッチ22の被切換端子aに送られるようになってい
る。また、この切換スイッチ22は、図2に示すよう
に、当該操作パネル52での入力に基づいて上記プロセ
ッサ25から出力される切換信号SW22によって切り換
えられるものであり、Hレベル(ハイレベル)で被切換
端子aに切り換えられ、Lレベル(ローレベル)で被切
換端子bに切り換えられるものである。上記プロセッサ
25からの切換信号SW22は、テストモードが起動され
た時に、Hレベルとなり、したがって、切換スイッチ2
2では上記被切換端子aが選ばれるようになる。
た試験信号TP(フィールドメモリ出力FM)は、切換
スイッチ22の被切換端子aに送られるようになってい
る。また、この切換スイッチ22は、図2に示すよう
に、当該操作パネル52での入力に基づいて上記プロセ
ッサ25から出力される切換信号SW22によって切り換
えられるものであり、Hレベル(ハイレベル)で被切換
端子aに切り換えられ、Lレベル(ローレベル)で被切
換端子bに切り換えられるものである。上記プロセッサ
25からの切換信号SW22は、テストモードが起動され
た時に、Hレベルとなり、したがって、切換スイッチ2
2では上記被切換端子aが選ばれるようになる。
【0023】この切換スイッチ22を介した上記フィー
ルドメモリ出力FMは、ディジタルビデオ信号の調整を
行うための調整回路23に送られる。当該調整回路23
では、上記各種調整(上記選択された調整)に応じた調
整が行われるようになる。
ルドメモリ出力FMは、ディジタルビデオ信号の調整を
行うための調整回路23に送られる。当該調整回路23
では、上記各種調整(上記選択された調整)に応じた調
整が行われるようになる。
【0024】この調整回路23で調整処理が行われた信
号は、ディジタル/アナログ変換器24でアナログ信号
に変換された後、出力端子26から出力される。この出
力端子26は、例えばBNCコネクタ等によって上記外
部機器40の入力端子と接続されており、更に、この外
部端子40を介した信号は、当該映像記録再生装置10
の入力端子11に送られるようになっている。
号は、ディジタル/アナログ変換器24でアナログ信号
に変換された後、出力端子26から出力される。この出
力端子26は、例えばBNCコネクタ等によって上記外
部機器40の入力端子と接続されており、更に、この外
部端子40を介した信号は、当該映像記録再生装置10
の入力端子11に送られるようになっている。
【0025】当該入力端子11に循環されてきた信号
は、アナログ/ディジタル変換器12に送られ、当該A
/D変換器12で再びディジタル信号に変換される。こ
のように、先ず、テープ17から再生された上記試験信
号TP(フィールドメモリ出力FM)が各主要構成要素
とD/A変換,A/D変換の構成を通ることで1回目の
巡回処理がなされる。
は、アナログ/ディジタル変換器12に送られ、当該A
/D変換器12で再びディジタル信号に変換される。こ
のように、先ず、テープ17から再生された上記試験信
号TP(フィールドメモリ出力FM)が各主要構成要素
とD/A変換,A/D変換の構成を通ることで1回目の
巡回処理がなされる。
【0026】この1回目の巡回の後、上記A/D変換器
12を介したデータは、バッファメモリ21に送られ
る。この時の、上記バッファメモリ21は、上記データ
を1フィールド分遅延させるために用いられる。すなわ
ち、このバッファメモリ12を1フィールド遅延用メモ
リとして用いることで、上記巡回処理によって信号が発
振することを防止するようにしている。
12を介したデータは、バッファメモリ21に送られ
る。この時の、上記バッファメモリ21は、上記データ
を1フィールド分遅延させるために用いられる。すなわ
ち、このバッファメモリ12を1フィールド遅延用メモ
リとして用いることで、上記巡回処理によって信号が発
振することを防止するようにしている。
【0027】このバッファメモリ12を介したデータ
(すなわち1フィールド遅延されたデータ)は、上記切
換スイッチ22の被切換端子bに送られる。ここで、上
記1回目の巡回後の2回目以降の巡回の際の上記切換信
号SW22は、プロセッサ25により制御されることで、
図2に示すようにLレベル(ローレベル)となされ、し
たがって、切換スイッチ22の被切換端子bが選択され
るようになる。この切換スイッチ22を介したデータ
が、再び上記調整回路23によって調整されるようにな
る。
(すなわち1フィールド遅延されたデータ)は、上記切
換スイッチ22の被切換端子bに送られる。ここで、上
記1回目の巡回後の2回目以降の巡回の際の上記切換信
号SW22は、プロセッサ25により制御されることで、
図2に示すようにLレベル(ローレベル)となされ、し
たがって、切換スイッチ22の被切換端子bが選択され
るようになる。この切換スイッチ22を介したデータ
が、再び上記調整回路23によって調整されるようにな
る。
【0028】このように、上記2回目以降のデータは、
上記A/D変換器12,バッファメモリ21,切換スイ
ッチ22,調整回路23,D/A変換器24の経路を通
るループで巡回するようになる。
上記A/D変換器12,バッファメモリ21,切換スイ
ッチ22,調整回路23,D/A変換器24の経路を通
るループで巡回するようになる。
【0029】また、この巡回の回数(ループ回数)は、
上記操作パネル52で予め選択されており、当該ループ
回数は、プロセッサ25でのソフトウェアでカウントア
ップされてカウントされている。更に、当該プロセッサ
25は、このカウントが上記操作パネル52で指定した
ループ回数nに達すると、図2の切換信号SW22に示す
ように、上記切換スイッチ22を被切換端子aが選択さ
れるように切り換える(Hレベル)ように制御し、再び
当該ループ経路に上記フィールドメモリ20に格納され
ている上記データFM(試験信号TPのデータ)を送る
ようにする。これにより、図2に示すように、出力端子
26からは、ループ回数がn回毎に上記試験信号TP
(FM)とされると共に各巡回毎に調整がなされたアナ
ログビデオ信号OUTが出力されるようになる。
上記操作パネル52で予め選択されており、当該ループ
回数は、プロセッサ25でのソフトウェアでカウントア
ップされてカウントされている。更に、当該プロセッサ
25は、このカウントが上記操作パネル52で指定した
ループ回数nに達すると、図2の切換信号SW22に示す
ように、上記切換スイッチ22を被切換端子aが選択さ
れるように切り換える(Hレベル)ように制御し、再び
当該ループ経路に上記フィールドメモリ20に格納され
ている上記データFM(試験信号TPのデータ)を送る
ようにする。これにより、図2に示すように、出力端子
26からは、ループ回数がn回毎に上記試験信号TP
(FM)とされると共に各巡回毎に調整がなされたアナ
ログビデオ信号OUTが出力されるようになる。
【0030】なお、上記記録媒体としては、テープ17
の代わりにいわゆる磁気ディスク,光磁気ディスク等の
ディスク状記録媒体を用いることも可能であり、更に、
メモリ等の記録媒体であっても良い。
の代わりにいわゆる磁気ディスク,光磁気ディスク等の
ディスク状記録媒体を用いることも可能であり、更に、
メモリ等の記録媒体であっても良い。
【0031】次に、操作パネル52において、上記テス
トモードの終了を指定すると、プロセッサ25からは、
上記フィールドメモリ20におけるフリーズ状態を解除
する制御信号が出力されると共に、上記切換スイッチ2
2を被切換端子bが選択されるような切換信号(Lレベ
ル)が出力され、これにより、図2のテストモード終了
タイミングenで当該テストモードが終了する。
トモードの終了を指定すると、プロセッサ25からは、
上記フィールドメモリ20におけるフリーズ状態を解除
する制御信号が出力されると共に、上記切換スイッチ2
2を被切換端子bが選択されるような切換信号(Lレベ
ル)が出力され、これにより、図2のテストモード終了
タイミングenで当該テストモードが終了する。
【0032】以上のような巡回処理によるアナログビデ
オスイッチャ等の外部機器40を含めたアナログダビン
グ特性(A/D,D/A変換の繰り返しによる信号劣
化)を、波形管30等で観測し、この観測結果に基づい
て、操作パネル52の操作でビデオゲインや位相等の調
整を行うようにする。
オスイッチャ等の外部機器40を含めたアナログダビン
グ特性(A/D,D/A変換の繰り返しによる信号劣
化)を、波形管30等で観測し、この観測結果に基づい
て、操作パネル52の操作でビデオゲインや位相等の調
整を行うようにする。
【0033】上述したように、本実施例の映像記録再生
装置においては、上記磁気テープ17上に複数種類の調
整に応じた試験信号をそれぞれ少なくとも1フィールド
分記録し、当該磁気テープ17から再生された試験信号
TPを上記再生系のフィールドメモリ20に記憶させる
と共に書き込みを停止させて、当該再生系のフィールド
メモリ20から読み出された試験信号(フィールドメモ
リ出力FM)を上記巡回処理で巡回させるようにしたこ
とにより、1つの項目の調整毎に例えば数分以上の調整
時間が必要であっても、テープ17上には、各項目の調
整毎にそれぞれ少なくとも1フィールド分の試験信号T
Pのみが記録されていればよく、したがって、全ての調
整が、テープの巻き戻し等を行わなくても完全に行える
ようになる。更に、1項目の調整に対応する試験信号の
記録時間が短いため、1本のテープに多数の試験信号を
記録することができるようになる。また、装置内部に複
数の調整項目に応じた試験信号を発生するような試験信
号発生手段等の構成も不要であり、したがって、構成が
大型化する虞れがなく、当該試験信号発生手段を持たな
い装置においても、調整が可能となる。
装置においては、上記磁気テープ17上に複数種類の調
整に応じた試験信号をそれぞれ少なくとも1フィールド
分記録し、当該磁気テープ17から再生された試験信号
TPを上記再生系のフィールドメモリ20に記憶させる
と共に書き込みを停止させて、当該再生系のフィールド
メモリ20から読み出された試験信号(フィールドメモ
リ出力FM)を上記巡回処理で巡回させるようにしたこ
とにより、1つの項目の調整毎に例えば数分以上の調整
時間が必要であっても、テープ17上には、各項目の調
整毎にそれぞれ少なくとも1フィールド分の試験信号T
Pのみが記録されていればよく、したがって、全ての調
整が、テープの巻き戻し等を行わなくても完全に行える
ようになる。更に、1項目の調整に対応する試験信号の
記録時間が短いため、1本のテープに多数の試験信号を
記録することができるようになる。また、装置内部に複
数の調整項目に応じた試験信号を発生するような試験信
号発生手段等の構成も不要であり、したがって、構成が
大型化する虞れがなく、当該試験信号発生手段を持たな
い装置においても、調整が可能となる。
【0034】
【発明の効果】上述のように、本発明の映像記録再生装
置においては、上記記録媒体に複数種類の調整に応じた
試験信号をそれぞれ少なくとも1フィールド分記録し、
この記録媒体からの再生信号をフィールドメモリに記憶
させると共に書き込みを停止させ、このフィールドメモ
リから読み出された信号を巡回処理で巡回させる信号と
して用いるようにしたことにより、記録媒体に複数種類
の調整に応じた各試験信号を長時間記録しておく必要が
なく、また、記録媒体に多数の試験信号を記録すること
ができると共に、試験信号発生手段等の構成も不要で、
各種調整を正確に行うことが可能となる。
置においては、上記記録媒体に複数種類の調整に応じた
試験信号をそれぞれ少なくとも1フィールド分記録し、
この記録媒体からの再生信号をフィールドメモリに記憶
させると共に書き込みを停止させ、このフィールドメモ
リから読み出された信号を巡回処理で巡回させる信号と
して用いるようにしたことにより、記録媒体に複数種類
の調整に応じた各試験信号を長時間記録しておく必要が
なく、また、記録媒体に多数の試験信号を記録すること
ができると共に、試験信号発生手段等の構成も不要で、
各種調整を正確に行うことが可能となる。
【図1】実施例の映像記録再生装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本実施例装置の各部のタイミングを示す波形図
である。
である。
10・・・・・・映像記録再生装置 12・・・・・・アナログ/ディジタル変換器 17・・・・・・テープ 20・・・・・・フィールドメモリ 21・・・・・・バッファメモリ 22・・・・・・切換スイッチ 23・・・・・・調整回路 24・・・・・・ディジタル/アナログ変換器 25・・・・・・プロセッサ 29・・・・・・再生用ヘッド 40・・・・・・外部機器 50・・・・・・操作ブロック 51・・・・・・メインCPU 52・・・・・・操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 17/06
Claims (1)
- 【請求項1】 映像信号を記録媒体に記録しこの記録媒
体に記録された映像信号を再生してこの再生信号をフィ
ールドメモリを介して出力すると共に、アナログ入出力
端子を備え、当該出力端子から出力した信号を入力端子
に供給する巡回処理を行い、当該巡回処理によって得ら
れた信号の変化分に基づいて映像信号の調整を行う映像
記録再生装置であって、上記記録媒体上には複数種類の
調整に応じた試験信号をそれぞれ少なくとも1フィール
ド分記録しておき、当該記録媒体からの再生信号を上記
フィールドメモリに記憶させると共に書き込みを停止さ
せて、当該フィールドメモリから読み出された信号を上
記巡回処理で巡回させる信号として用いることを特徴と
する映像記録再生装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03163294A JP3106558B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 映像記録再生装置 |
EP92303151A EP0508770B1 (en) | 1991-04-11 | 1992-04-09 | Apparatus for adjusting a reproduced signal |
KR1019920005888A KR100236368B1 (ko) | 1991-04-11 | 1992-04-09 | 영상기록재생장치 |
US07/865,943 US5260784A (en) | 1991-04-11 | 1992-04-09 | Multi-loop testing apparatus with field memory |
DE69221194T DE69221194T2 (de) | 1991-04-11 | 1992-04-09 | Gerät zur Einstellung eines Wiedergabesignals |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03163294A JP3106558B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 映像記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04313994A JPH04313994A (ja) | 1992-11-05 |
JP3106558B2 true JP3106558B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=15771095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03163294A Expired - Fee Related JP3106558B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 映像記録再生装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5260784A (ja) |
EP (1) | EP0508770B1 (ja) |
JP (1) | JP3106558B2 (ja) |
KR (1) | KR100236368B1 (ja) |
DE (1) | DE69221194T2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2918388B2 (ja) * | 1992-04-24 | 1999-07-12 | オリオン電機株式会社 | アナログ制御部の自動調整回路 |
JPH0612606A (ja) * | 1992-06-29 | 1994-01-21 | Sony Corp | 長時間記録可能なvtr装置 |
US5625463A (en) * | 1994-07-20 | 1997-04-29 | Ha-Ngoc; Tuan | Video recorder with background audio |
US5742403A (en) * | 1995-06-29 | 1998-04-21 | Eastman Kodak Company | Test apparatus and methods for a digital image scanning system |
JP2004064549A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Funai Electric Co Ltd | 受信性能測定装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4682246A (en) * | 1982-01-12 | 1987-07-21 | Discovision Associates | Characterizing the information transfer characteristics of a recording medium |
GB2198907B (en) * | 1986-04-11 | 1990-02-14 | Ampex | Method and apparatus for adjusting video record and reproduce systems |
JPS63238723A (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-04 | Yamaha Corp | デイジタル信号処理回路 |
US5045950A (en) * | 1987-05-01 | 1991-09-03 | Sharp Kabushiki Kaisha | Circuit for detecting and compensating for jitter produced by a recording/reproducing apparatus |
SU1503017A1 (ru) * | 1987-08-18 | 1989-08-23 | Предприятие П/Я Г-4367 | Стробоскопический цифровой преобразователь |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP03163294A patent/JP3106558B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-04-09 EP EP92303151A patent/EP0508770B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-09 US US07/865,943 patent/US5260784A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-09 KR KR1019920005888A patent/KR100236368B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-04-09 DE DE69221194T patent/DE69221194T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0508770A2 (en) | 1992-10-14 |
DE69221194T2 (de) | 1997-11-27 |
DE69221194D1 (de) | 1997-09-04 |
EP0508770B1 (en) | 1997-07-30 |
US5260784A (en) | 1993-11-09 |
KR100236368B1 (ko) | 1999-12-15 |
KR920020465A (ko) | 1992-11-21 |
JPH04313994A (ja) | 1992-11-05 |
EP0508770A3 (en) | 1993-12-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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