JP3106002U - ゼリー状食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水素を長期間保持できる食品を開発し、これを食することで胃腸などより水素を体内に取り込み、活性酸素を除去できるようにする。
【解決手段】 ゼリー状食品の中に多数の水素ガス気泡を分散させる。ゼリー状本体は、水と異なり流動性が低く、気密性もあるので、気泡状の水素ガスを長期的に保持できる。本考案においてゼリー状とは、寒天、ゼラチン又はコンニャクを主成分とし、これら成分に特有の弾力がある状態をいう。
【選択図】 図2

Description

本考案は健康増進に寄与するゼリー状食品に関する。
従来から、菓子やデザート用食品として、寒天、ゼラチン、コンニャクを主成分とするゼリー状食品が知られている。寒天はミネラルを豊富に含み、ゼラチンは遊動タンパク質の一種でコラーゲンを含み、コンニャクはノンカロリーで腸内をきれいにする働きがあり、いずれも健康志向の食品である。一方、下記の特許文献に開示されているように、水素溶存水は、DNAの損傷防止・修復作用を有し、有害な活性酸素を除去するとされている。
特開平10−118653号公報 特開2001−86963号公報 特開2003−175390号公報
体内の活性酸素除去方法としては、抗酸化物質などを摂取すればよいが、標準的な現在の生活では、余剰の活性酸素を除去するほど抗酸化物質を摂取することができない。余剰の活性酸素を無害化して体外に排出する有効な方法としては、水素を体内に吸収して血管に流し、体内の異常な働きをしている部分の活性酸素と反応させ、無害な水とする方法がある。例えばメキシコのトラコテの水、フランスのルルドの泉の水など、病気を治す奇跡の水といわれる水には水素が含まれていることが判明している。
水素は気体の中で最も軽く、水には非常に溶け込みにくい。したがって、上記特許文献の水素溶存水は溶存水素量が不十分であり、また、時間の経過に伴って溶存水素は減少していくので、長期間水中に水素を溶存させることは困難である、という問題がある。
そこで、本考案は、水素を長期間保持する食品を開発し、これを食することで胃腸などより水素を体内に取り込み、活性酸素を除去できるようにすることを課題としてなされたものである。
本考案は、成形したゼリー状食品であって、ゼリー状本体内に水素気泡が分散して含まれていることを特徴とするゼリー状食品である。
ゼリー状本体は、水と異なり流動性が低く、気密性もあるので、気泡状の水素を長期的に保持できる。本考案においてゼリー状とは、寒天、ゼラチン又はコンニャクを主成分とし、これら成分に特有の弾力がある状態をいう。
本考案のゼリー状食品は、ゼリー状食品自体の健康志向に加え、ゼリー状本体内に含まれる水素が体内に取り込まれることで、体内の余剰の活性酸素を除去することができる。
本考案において、ゼリー状本体としては、寒天と水飴を混合したものを主成分とするのが望ましい。製造時に適度の粘性を有し、水素気泡を混ぜ込みやすいからである。また、ゼリー状本体内には添加物として澱粉、糖類、ゲル化剤を添加し、粘性を調整するとともに味を調えることができる。また、他の添加剤として香料、果汁、果肉、着色料などを加えることもできる。更に、ゼリー状本体の周囲に糖衣を形成することで、気密性を増すとともに、異なる味、食感を付与できる。
以下、実施例に関する図面に基づいて本考案を詳細に説明する。図1は実施例のゼリー状食品の斜視図、図2はゼリー状食品1Aの断面図、図3はゼリー状本体の製造方法の一例の説明図である。
本考案のゼリー状食品の成形形状は自由に選択できる。例えば、図1においてゼリー状食品1Aは円柱形、1Bはキャラメル形、1Cは球形に成形している。また、プリン菓子のように、カップに入れて成形し、市場に供給することもできる。
図2に示すように、ゼリー状食品1Aはゼリー状本体2とその外周部全体に形成した糖衣3とからなる。ゼリー状本体2の内部には、きわめて小さい(例えば直径1/100mm以下の)水素気体の気泡が無数に分散して含まれている。ゼリー状本体2の原料は寒天、水飴及び澱粉である。寒天は、乾燥テングサに水を加えて煮込み、その後冷やしてやや固まった状態とする。このときの水の量及び煮詰める程度によってゼリー状本体の硬さが左右される。水飴は蒸気窯で煮詰め、その後適当な粘度となるまで冷やす。このときの煮詰め具合によってもゼリー状本体の硬さが左右される。以上のように下準備した寒天と水飴、及び澱粉を図3の攪拌機4に投入する。
攪拌機4はタンク5及び撹拌部7からなる。タンク5は開閉自在の蓋6を有し、蓋6を閉めることによって密閉される。タンク5の下部は撹拌部7に連通している。撹拌部7は筒状をなし、一端に出口11を有し、内部に螺旋羽根8が設けられている。螺旋羽根8の外周部には多数の水素吹出孔10が有り、水素タンク(図示せず)からシャフト9内に供給された水素ガスが水素吹出孔10から吹き出すようになっている。螺旋羽根8は駆動装置(図示せず)からシャフト9に回転力が伝達されることで回転する。
原料(寒天と水飴、及び澱粉)をタンク5内に投入した後、蓋6を閉めて密封する。その後、水素吹出孔10から水素ガスを吹き出して撹拌機4内の空気を水素ガスに置換し、水素ガスを吹き出しながら螺旋羽根8を回転させる。タンク5内の原料は重力で撹拌部7内に進入した後、螺旋羽根8によって撹拌されると共に細かい水素気泡が混入され、次第に出口11方向に移動し、出口11から押し出される。押し出された原料は十分に水素気泡が混入されているため、白濁色を呈している。押し出された原料はカッター12で所望の長さにカットされ、ゼリー状本体2の成形が完了する。なお、ゼリー状本体の成形は、上記の方法及び攪拌機に限るものではなく、種々の方法、攪拌機を採用できる。
成形が完了したゼリー状本体2の外周部に糖衣を形成するのは、例えば回転釜法により行うことができる。これは、回転軸を傾斜して設けた回転釜の中にゼリー状本体2と、糖衣の材料(澱粉、糖類など)を入れ、送風しながら釜を回転させるもので、小粒チョコレートに糖衣を施す場合などに使用されている方法である。
本考案のゼリー状食品は、いわゆる健康食品として利用されるばかりでなく、味や食感に優れた菓子やデザート用食品としても利用することができる。
実施例のゼリー状食品の斜視図である。 ゼリー状食品1Aの断面図である。 ゼリー状本体の製造方法の一例の説明図である。
符号の説明
1A ゼリー状食品
1B ゼリー状食品
1C ゼリー状食品
2 ゼリー状本体
3 糖衣
4 攪拌機
5 タンク
6 蓋
7 撹拌部
8 螺旋羽根
9 シャフト
10 水素吹出孔
11 出口
12 カッター

Claims (4)

  1. 成形したゼリー状食品であって、ゼリー状本体内に水素気泡が分散して含まれていることを特徴とするゼリー状食品。
  2. 請求項1のゼリー状食品において、前記ゼリー状本体の主成分が寒天及び水飴であることを特徴とするゼリー状食品。
  3. 請求項1又は2のゼリー状食品において、前記ゼリー状本体が添加物として澱粉、糖類、ゲル化剤のうちの1種又は2種以上を含むことを特徴とするゼリー状食品。
  4. 請求項1、2又は3のゼリー状食品において、前記ゼリー状本体の周囲に糖衣を形成したことを特徴とするゼリー状食品。
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