JP3105893U - 電子レンジを使用した焼き料理器具 - Google Patents
電子レンジを使用した焼き料理器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3105893U JP3105893U JP2004003414U JP2004003414U JP3105893U JP 3105893 U JP3105893 U JP 3105893U JP 2004003414 U JP2004003414 U JP 2004003414U JP 2004003414 U JP2004003414 U JP 2004003414U JP 3105893 U JP3105893 U JP 3105893U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat source
- heat
- microwave
- microwave oven
- microwaves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
【課題】 ガスバーナや炭等を使用しなくても電子レンジを使って焼き料理が容易に行えるようにする。
【解決手段】 電子レンジPのマイクロ波を吸収して高熱を発生可能にした熱源12と、該熱源12を収容可能とし、上側に金属製の焼きプレート4を載置可能としたマイクロ波透過可能で且つ蓄熱可能な材質から成る熱源容器3とを備える。熱源12は、熱源容器3内に収容したマイクロ波透過可能な遮熱板10の上面に形成してある穴部11に載置可能とする。熱源容器3は、底部開口側にマイクロ波透過可能な遮熱板6を配して成るマイクロ波反射可能な金属製の受け皿2の上部開口側に載置可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 電子レンジPのマイクロ波を吸収して高熱を発生可能にした熱源12と、該熱源12を収容可能とし、上側に金属製の焼きプレート4を載置可能としたマイクロ波透過可能で且つ蓄熱可能な材質から成る熱源容器3とを備える。熱源12は、熱源容器3内に収容したマイクロ波透過可能な遮熱板10の上面に形成してある穴部11に載置可能とする。熱源容器3は、底部開口側にマイクロ波透過可能な遮熱板6を配して成るマイクロ波反射可能な金属製の受け皿2の上部開口側に載置可能とする。
【選択図】 図1
Description
本考案は、例えば肉、野菜、魚その他の食材を電子レンジによって焼き料理できるようにした電子レンジを使用した焼き料理器具に関するものである。
従来、電子レンジを使って料理する場合、電子レンジ内で発生するマイクロ波が食材を透過して食材内部の水分を振動させて熱を発生させる原理を使用することにより食材は蒸した状態に加熱調理されるのである。
特になし
しかしながら従来においては、電子レンジによる料理の場合、上記マイクロ波によって食材は蒸した状態に仕上がるだけで、焦げ目のあるように焼いた状態には仕上がらないのがほとんどであり、焼き料理する場合には従来からあるガスバーナや炭等を使用する必要があり、電子レンジでは焼き料理ができないのであった。
そこで本考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、従来からあるガスバーナや炭等を使用しなくても電子レンジを使って焼き料理が容易に行えるものとした電子レンジを使用した焼き料理器具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本考案にあっては、電子レンジP内に収容して食材の焼き料理を行う焼き料理器具であって、電子レンジPのマイクロ波を吸収して高熱を発生可能にした熱源12と、該熱源12を収容可能とし、上側に金属製の焼きプレート4を載置可能としたマイクロ波透過可能で且つ蓄熱可能な材質から成る熱源容器3とを備えることで、焼き料理器具1としたものである。
また熱源12は、熱源容器3内に収容されたマイクロ波透過可能な遮熱板10の上面に形成されている穴部11に載置可能にしたものとできる。
さらに熱源容器3は、底部開口側にマイクロ波透過可能な遮熱板6を配して成るマイクロ波反射可能な金属製の受け皿2の上部開口側に載置可能としたものとできる。
また熱源12は、熱源容器3内に収容されたマイクロ波透過可能な遮熱板10の上面に形成されている穴部11に載置可能にしたものとできる。
さらに熱源容器3は、底部開口側にマイクロ波透過可能な遮熱板6を配して成るマイクロ波反射可能な金属製の受け皿2の上部開口側に載置可能としたものとできる。
以上のように構成された本考案に係る電子レンジPを使用した焼き料理器具1にあって、電子レンジPのマイクロ波が熱源容器3底部から遮熱板10を通って熱源12に照射吸収されて高熱を発生させ、熱源容器3上側に載置された金属製の焼きプレート4上に載せてある食材を焦げ目のある状態に焼かせる。
熱源容器3内に収容された遮熱板10は、これの穴部11に熱源12が載置され、下方側からマイクロ波が透過されることで熱源12自体が加熱されると共に、遮熱板10下方側への熱の拡散を防止させる。
金属製の受け皿2は、この底部開口側に配された遮熱板6によってマイクロ波を透過させ、受け皿2の上部開口側に載置された熱源容器3底部の遮熱板10を通って熱源12にマイクロ波を照射させる。
熱源容器3内に収容された遮熱板10は、これの穴部11に熱源12が載置され、下方側からマイクロ波が透過されることで熱源12自体が加熱されると共に、遮熱板10下方側への熱の拡散を防止させる。
金属製の受け皿2は、この底部開口側に配された遮熱板6によってマイクロ波を透過させ、受け皿2の上部開口側に載置された熱源容器3底部の遮熱板10を通って熱源12にマイクロ波を照射させる。
本考案によれば、従来からあるガスバーナや炭等を使用しなくても電子レンジPを使って焼き料理が容易に行える。
すなわちこれは本考案が、電子レンジPのマイクロ波を吸収して高熱を発生可能にした熱源12と、該熱源12を収容可能とし、上側に金属製の焼きプレート4を載置可能としたマイクロ波透過可能で且つ蓄熱可能な材質から成る熱源容器3とを備えたからであり、これにより、電子レンジPのみで任意の焦げ目を生じさせた焼き料理が可能となる。
また熱源12は、熱源容器3内に収容されたマイクロ波透過可能な遮熱板10の上面に形成されている穴部11に載置可能にしてあるので、遮熱板10下方側からマイクロ波が透過されて熱源12自体を容易、確実に加熱させると共に、遮熱板10下方側への熱の拡散を未然に防止させる。
さらに熱源容器3は、底部開口側にマイクロ波透過可能な遮熱板6を配して成るマイクロ波反射可能な金属製の受け皿2の上部開口側に載置可能としてあるので、受け皿2の底部開口側の遮熱板6によって透過されたマイクロ波を、熱源容器3底部の遮熱板10に向けて確実に照射できると共に、受け皿2によって熱源容器3自体の長時間にわたる保温性を確保することができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項夫々において付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本考案が限定されるものではない。
以下図面を参照して本考案を実施するための最良の一形態を説明すると、図において示される符号1は、例えば業務用の電子レンジP、または一般家庭等で使用される電子レンジPによって種々の食材を任意の焦げ目状態に焼き料理できるようにした焼き料理器具である。この焼き料理器具1は、図1に示すように、電子レンジP内の加熱部に収容される金属製の受け皿2と、受け皿2の上部開口側に載せられるセラミック製の熱源容器3と、熱源容器3の上部開口側に載せられる金属製の焼きプレート4と、焼きプレート4を閉蓋する金属製の蓋体5とから概ね構成されている。
図2に示すように、受け皿2は、電子レンジPのマイクロ波を反射可能とした例えばステンレス等の金属製部材を深底の鍋型に加工して成り、底部に形成された円形状の開口部には、電子レンジPのマイクロ波を透過可能とした薄肉円板状の遮熱板6を配し、上部開口側の周縁部には環状のシリコンゴム材等の緩衝材7が嵌合されている。また、円形状の開口部の周縁部3箇所には、シリコンゴム材製の半円状の脚部8が円周上に沿って等間隔に取り付けられている。
熱源容器3は、熱を蓄積し易く、しかも電子レンジPのマイクロ波を透過可能とした例えば陶磁器等のセラミック製部材を鍋型に加工して成り、内底部側には内周壁面に形成された環状の段差部3Aによって、電子レンジPのマイクロ波を透過させる厚肉円板状の遮熱板10が若干浮いた状態に係止配置されている。また、遮熱板10の上面には、円周状に沿って等間隔毎に例えば5個の円形状の穴部11を設け、電子レンジPのマイクロ波を吸収して高熱を発生可能にした熱源12として、略円盤状に成形された例えば遠赤外線発生体等を収容可能としてある。この遠赤外線発生体は、加熱によって炭素系粉体をほぼドーナツ状に焼結して固形化したもので、図例のように例えば計5個にして遮熱板10上に配列してある。
焼きプレート4は、電子レンジPのマイクロ波が食材に直接届かないようにマイクロ波反射可能な例えばステンレス等の金属製部材を浅底鍋型に加工して成り、焼きプレート4内底面は、フラット面であったり波型面であったり等しても良い。また、上部開口側の周縁部には環状の緩衝材7が嵌合されている。
蓋体5は、電子レンジPのマイクロ波が食材に直接届かないようにマイクロ波反射可能な例えばステンレス等の金属製部材によって形成され、上面中央の取っ手5A部分、および蓋体5の周縁部は、シリコンゴム材製等の緩衝材7によって形成されている。
次に、本考案に係る焼き料理器具の使用、動作について説明すれば、先ず、遮熱板の穴部に熱源12を載せてから、遮熱板を熱源容器3内に収容する。そして、受け皿2の上部開口側に熱源容器3を載せ、熱源容器3の上部開口側に焼きプレート4を載せてから、この焼きプレート4内に食材を載せる。次に、蓋体5でもって焼きプレート4を閉蓋してから、図3に示すように電子レンジP内に収容してスイッチを入れる。
図2に示すように、電子レンジP内に発生するマイクロ波は、電子レンジPの内部底面を反射した後、受け皿2下部の遮熱板を透過して熱源容器3下部を透過する。そして、マイクロ波は熱源容器3内の遮熱板を通って、当該遮熱板に収容されているセラコール等の熱源12の下面側を照射する。このとき、熱源12は、電子レンジPのマイクロ波を吸収して高熱を発生し、熱源容器3の上部開口側に載せてある焼きプレート4内の食材を焼くのである。
P…電子レンジ
1…焼き料理器具 2…受け皿
3…熱源容器 3A…段差部
4…焼きプレート 5…蓋体
5A…取っ手 6…遮熱板
7…緩衝材 8…脚部
10…遮熱板 11…穴部
12…熱源
1…焼き料理器具 2…受け皿
3…熱源容器 3A…段差部
4…焼きプレート 5…蓋体
5A…取っ手 6…遮熱板
7…緩衝材 8…脚部
10…遮熱板 11…穴部
12…熱源
Claims (4)
- 電子レンジ内に収容して食材の焼き料理を行う焼き料理器具であって、電子レンジのマイクロ波を吸収して高熱を発生可能にした熱源と、該熱源を収容可能とし、上側に金属製の焼きプレートを載置可能としたマイクロ波透過可能で且つ蓄熱可能な材質から成る熱源容器とを備えたことを特徴とする電子レンジを使用した焼き料理器具。
- 熱源は、熱源容器内に収容されたマイクロ波透過可能な遮熱板の上面に形成されている穴部に載置可能にしてある請求項1記載の電子レンジを使用した焼き料理器具。
- 熱源容器は、底部開口側にマイクロ波透過可能な遮熱板を配して成るマイクロ波反射可能な金属製の受け皿の上部開口側に載置可能としてある請求項1または2記載の電子レンジを使用した焼き料理器具。
- 電子レンジ内に収容して食材の焼き料理を行う焼き料理器具であって、電子レンジのマイクロ波を吸収して高熱を発生可能にした熱源と、該熱源を収容可能としたマイクロ波透過可能な遮熱板を備え、上側に金属製の焼きプレートを載置可能としたマイクロ波透過可能で且つ蓄熱可能な材質から成る熱源容器と、底部開口側にマイクロ波透過可能な遮熱板を配し、上部開口側に前記熱源容器を載置可能にして成るマイクロ波反射可能な金属製の受け皿とを備えたことを特徴とする電子レンジを使用した焼き料理器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003414U JP3105893U (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 電子レンジを使用した焼き料理器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003414U JP3105893U (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 電子レンジを使用した焼き料理器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3105893U true JP3105893U (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=43259243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004003414U Expired - Fee Related JP3105893U (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 電子レンジを使用した焼き料理器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105893U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013146794A1 (ja) * | 2012-03-26 | 2015-12-14 | 有限会社エフ・テイ・イノベーション | 電磁誘導加熱調理用受け皿と電磁誘導加熱皿セット |
-
2004
- 2004-06-14 JP JP2004003414U patent/JP3105893U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013146794A1 (ja) * | 2012-03-26 | 2015-12-14 | 有限会社エフ・テイ・イノベーション | 電磁誘導加熱調理用受け皿と電磁誘導加熱皿セット |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR200436173Y1 (ko) | 오븐형 간편 조리기 | |
JP2014200627A (ja) | 加熱調理容器 | |
US20130213242A1 (en) | Infrared charcoal grill | |
JP6467570B2 (ja) | ガスコンロのグリル庫用陶磁器製調理器 | |
JP3105893U (ja) | 電子レンジを使用した焼き料理器具 | |
JP2004245426A (ja) | 蒸し調理具 | |
JP2010172351A (ja) | 輻射鍋 | |
JP2008054893A (ja) | 陶器製調理具 | |
KR101713432B1 (ko) | 다기능 불판 | |
KR100606462B1 (ko) | 고기구이기 | |
KR101582772B1 (ko) | 휴대용 가스레인지를 이용한 회전조리기 | |
JP6016832B2 (ja) | マイクロ波調理器具 | |
JPH1014776A (ja) | 焼き物調理器具 | |
KR102677104B1 (ko) | 전자레인지용 일회용 훈연용기 | |
JP2006087854A (ja) | オーブン機能を備えた引き出し付きバーベキュウ用コンロ | |
KR102188704B1 (ko) | 스마트 팔각불판 시스템 | |
KR200375308Y1 (ko) | 고기구이기 | |
JP7236139B2 (ja) | 電子レンジ用調理器具 | |
KR200473141Y1 (ko) | 가스 오븐 찜기 | |
JP6748752B1 (ja) | 輻射鍋 | |
JP3236563U (ja) | 生卵調理容器 | |
KR102485949B1 (ko) | 다용도 조리용기 | |
KR200464310Y1 (ko) | 조리 용기 | |
CA3091425C (en) | A multi-purpose cooking set | |
KR200305101Y1 (ko) | 양면 요리판 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |