JP3105461B2 - 植栽構築体 - Google Patents

植栽構築体

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JP3105461B2
JP3105461B2 JP08340621A JP34062196A JP3105461B2 JP 3105461 B2 JP3105461 B2 JP 3105461B2 JP 08340621 A JP08340621 A JP 08340621A JP 34062196 A JP34062196 A JP 34062196A JP 3105461 B2 JP3105461 B2 JP 3105461B2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/32Roof garden systems

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物の屋上、ベ
ランダなどの緑化に適用する植栽構築体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の植栽構築体として、建造物の屋上
やベランダなどの人工地盤の被施工面に、防水層、防水
保護層、排水層及び透水性防根層を順次積層し、該透水
性防根層の上面に適当な厚さに土を盛り、盛土層を形成
して構成する形式のものがあり、その盛土層に、芝、草
木、立木などを植えて屋上やベランダなどの緑化を図る
ものは公知である。この形式の植栽構築体とし、出願人
は、先の出願により、その改良案を提示した。(実願平
4−23229号、実用新案登録第2516715号参
照)。この改良案において透水性防根層の形成を次のよ
うに行ったものである。即ち、該排水層の上面に織布又
は不織布から成る透水性防根シートの複数枚を敷設して
該透水性防根層を形成する場合、相隣るシート同士の端
縁部を重ね合わせ、その上位のシートの端縁を跨ぎ、そ
の両端縁部の全長に亘り粘着テープを貼着してその重ね
合わせた上下両端縁部間の間隙を封口したもので、これ
によりその上面の盛土層に植生した植物の生長する根の
細い先端が、該重ね合わせ端縁部間から該シートの裏側
に侵入し、その下面の排水層の透水孔を塞ぎ、更には、
その下面の防水層を損傷せしめることを未然に防止した
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように形成した
植栽構築体は、その透水性防根層を形成する夫々の透水
性防根シート自体の防根性は長期に亘り良好に維持され
るが、上記の重ね合わせられた上下両端縁部間を封口す
る粘着剤は、生長する根の先端により突き破られてしま
い、該シート下層を形成する排水層の透水孔を塞ぎ、該
排水層の排水機能を低下せしめ、更には、該排水層の下
層を形成する防水層に達しこれを損傷せしめ、防水機能
を低下させる惧れがあることが認められた。従って、か
ゝる危惧を解消することが望まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の植
栽構築体の課題を解消し、長期に亘り防根機能を維持
し、良好な排水機能と防水機能を維持し得る信頼性の高
い植栽構築体を提供するもので、その解決手段の第1
は、被施工面に、防水層、防水層保護層、排水層及び透
水性防根層を順次積層し、その上面に盛土層を形成して
成る植栽構築体において、該透水性防根層を複数枚の透
水性防根シートを敷設して形成するに当たり、相隣る透
水性防根シート同士の端縁部を重ね合わせ、その重ね合
わせた上下端縁部間を、防根剤含有接着剤で封口結着し
たことを特徴とする植栽構築体に存する。その第2の解
決手段は、被施工面に、防水層、防水層保護層、排水層
及び透水性防根層を順次積層し、その上面に盛土層を形
成して成る植栽構築体において、該透水性防根層を複数
枚の透水性防根シートを敷設して形成するに当たり、相
隣る透水性防根シート同士の端縁部を重ね合わせ、その
上位のシートの端縁を跨ぎ且つその両端縁部に沿い、全
長に亘り所定幅の帯状に施された防根剤含有接着剤を介
し上面にテープを貼着したことを特徴とする植栽構築体
に存する。その第3の解決手段は、被施工面に、防水
層、防水層保護層、排水層及び透水性防根層を順次積層
し、その上面に盛土層を形成して成る植栽構築体におい
て、該透水性防根層を複数枚の透水性防根シートを敷設
して形成するに当たり、相隣る透水性防根シート同士の
端縁部を突き合わせ、その突き合わせた端縁間を跨ぎ、
その突き合わせ端縁部に沿い全長に亘り所望幅の帯状に
施された防根剤含有接着剤を介し上面にテープを貼着し
たことを特徴とする植栽構築体に存する。上記の第1〜
第3の解決手段において、該防根剤含有接着剤は、該接
着剤100重量部に対し該防根剤を0.5〜5重量部含
有せしめて成ることが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、建造物の屋上やベラン
ダなどのコンクリートスラブなどから成る人工地盤を被
施工面とする。その施工面の上面に形成する防水層は、
防水シートの複数枚を該施工面に敷設貼着して形成す
る。該防水シートとしては、通常の防水工事に用いられ
るアスファルト系シートの他、非加硫ゴム系シート、加
硫ゴム系シートなどが挙げられる。アスファルト系シー
トとしては、耐水性、耐久性のあるポリエステル、ビニ
ロンなどの合成繊維、ガラス繊維又はこれらの混合繊維
から成る織布乃至不織布を芯材とし、これらの芯材にア
スファルトを含浸した後、該芯材の両面にアスファルト
又はゴムアスファルトを塗布し、更に、該塗覆面に粘着
防止のための硅砂、タルク、炭酸カルシウムなどの鉱物
質粉粒を全面に付着させて成り、被施工面に溶融アスフ
ァルトで貼着する形式のもの、或いは、芯材の両面にア
スファルトを塗覆した1側のアスファルト塗覆面の片側
端縁部10cm幅を除いた全面に、前記鉱物質粉粒を付
着させ、10cm幅の端縁部には帯状の剥離紙を仮着
し、他側のアスファルト塗覆面全面に、合成ゴム又はゴ
ムアスファルトから成る粘着剤を塗覆して粘着層を設
け、その上に剥離紙を仮着し、使用に際して、該剥離紙
を取り除き、露出した粘着剤塗覆面を被施工面に貼着す
る形式のものなどが挙げられる。塗覆アスファルトは、
通常のブローンアスファルト、五酸化燐などの触媒を用
いブローイングして作製されるキャッツブローンアスフ
ァルト、ストレートアスファルトにスチレン・ブタジエ
ンブロック共重合ゴム、スチレン・イソプレンブロック
共重合ゴムなどの合成ゴムをブレンドして作製されるゴ
ムアスファルトなどが用いられる。また、非加硫ゴム系
シートとしては、ブチルゴム、再生ブチルゴムなどや、
これらのゴムに天然ゴムをブレンドしたものが挙げられ
る。これらの非加硫ゴム系シートの芯材としては、アス
ファルト系シートと同じようなものを用いたもの、或い
は芯材を全く使用しないものもある。また、加硫ゴム系
シートとしては、エチレン・プロピレンゴムやエチレン
・プロピレンゴムにブチルゴムをブレンドしたものなど
が挙げられる。本発明では、これらの防水シートは何れ
も好適に用いることができるが、防水の信頼性と言う点
で、アスファルト系防水シートを用いることが特に好ま
しい。
【0006】次に、このように形成した防水層の上面
に、防水層保護層を形成する。防水層保護層は、文字通
り、防水層を保護することを目的とするものである。そ
の防水層保護層は、コンクリートブロックなどの無機質
成型板の多数枚を敷設することにより形成しても差し支
えないが、重量的に重くなるので、好ましくは、比較的
軽量であり、耐久性、耐水性が良好で経済的に製造する
ことができる瀝青質成型板が好ましい。この場合、持ち
運びなどの取扱いに便利な適度の大きさのもの、例え
ば、1m×50cm角又は1m×1m角、厚さ4〜6m
m程度の大きさの瀝青質成型板が好ましい。また、ロー
ル状に巻かれた厚さが2〜3mm程度の長尺のゴムアス
ファルト系シートで片面に粘着層を有するタイプのも
の、屋上の立上がり部に対しては、両面に粘着層を有す
るタイプのものが容易に貼り付けることができて施工作
業性がよく、且つ施工時及び施工後の耐衝撃層となり防
水層を良好に保護するので好ましい。
【0007】次に、このように形成した防水層保護層の
上面に、排水層を形成する。該排水層は、排水機能を有
し耐久性のある成型板を該防水層保護層の上面に互いに
突き合わせて敷設することにより形成する。その好まし
い成型板は、例えば、天然ゴム、スチレン・ブタジエン
ゴム、エチレン・プロピレンゴム、クロロブチレンゴ
ム、アクリロニトリルゴムなどの合成ゴム又はポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン
などの合成樹脂から成る成型板が挙げられ、これらの材
質のものは何れも好適に用いられる。そして、これらの
材質を用いて作製された成型板は、該成型板の下面を凸
凹面に形成してその凹部が成型板の四周端面に連通する
多数条の排水用通路空間と該成型板を上下に貫通する多
数の通水孔を設け、該通水孔を下面の排水用空間に連通
させて排水機能をもたせている。
【0008】次に、このように形成した排水層の上面
に、透水性防根層を形成する。該透水性防根層は透水性
を有するが、植物の根の先端の細根すら通さない織布又
は不織布シートを該防水層保護層の上面に敷設すること
により形成される。透水性防根シートとしては、例え
ば、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ナイロン、ビニロ
ンなどの耐水性、耐久性の良好な合成繊維のフィラメン
トを原料として平織りされた織布から成り、目付量60
g/m2 程度、厚さ0.1mm程度の極めて肉薄で、J
IS A 1218(土の透水試験方法)に規定する透
水係数が10-4cm/sec以上、目の寸法が30μm
以下とする理由は、植物の根の生長点が30μmである
ので、目の寸法がこれ以下であれば、植物の根のうち特
に髭根などの細根の通過を阻止できるからである。これ
によって、植物の細根がシートの目を通過するのを防止
できる一方、優れた透水性を保持することができる。
【0009】本発明は、上記の透水性防根シートの多数
枚を使用し、その相隣るシート同士の端縁部を重ね合わ
せて或いは突き合わせて敷設し、その重ね合わせ端縁部
間又は突き合わせ端部間から、生長する根が侵入するこ
とを防止するべく、先に提案の粘着剤或いは通常の接着
剤に代え、下記に詳述するように、防根剤含有接着剤を
用いて、その重ね合わせ端縁部間又は突き合わせ端部間
を封口結着することを特徴とするものである。その封口
結着の実施の形態は種々ある。次にその夫々について具
体例により説明する。
【0010】透水性防根層を形成するための透水性防根
シートを敷設するには、例えば、該前記の透水性防根シ
ートのロール状に巻かれたものを多数用意し、排水層の
上面に、隣合うシート同士の端縁部を、少なくとも10
0mm、好ましくは200mm程度重ね合わせるが、そ
の重ね合わせる端縁部において下位となるシートの端縁
部の上面全面に、且つその端縁に沿い全長に亘り防根剤
含有接着剤をその重ね合わせる幅に等しい幅で帯状に適
当な厚さに均一に塗布してからその上位となるシートの
端縁部を押圧貼着する。かくして、その上下のシートの
上下の端縁部間は、該防根剤含有接着剤を介して強固に
封口結着される。
【0011】図1及び図2は、本発明の植栽構築体の実
施例を示し、1はビルの屋上のコンクリートスラブから
成る人工地盤1aはその被施工面である。2は防水シー
ト2aの所要の複数枚を敷設して形成した防水層、3は
防水層保護シート3aの多数枚を敷設して形成した防水
層保護、4は排水機能を有する成型板4aの多数枚を敷
設して形成した排水層、4a1は排水用通路空間、4a
2は通水孔、4a3は下面に突出させた突起、4a4は
排水用凹溝、5は透水性防根シート5aの所要の複数枚
を敷設して形成した透水性防根層を示す。これらの構成
部材の構成は、先に開示の実願平4−23229号の構
成部材の構成と同じである。本発明によれば、その各相
隣るシート5a,5a同士の端縁部5a1,5a2を、
図2に明示のように、その一方のシート5aの端縁部5
a1を該排水層4の上面に載置し、その端縁部5a1に
所望の幅で且つその端縁部の全長に亘り防根剤含有接着
剤6を帯状に塗布し、その上から、他方のシート5aの
端縁部5a2を重ねて押圧貼着することによりその上下
の端縁部5a1及び5a2間を該防根剤含有接着剤6に
よりは封口結着されるようにした。上記の相隣るシート
5a,5aの端縁部5a1と5a2は、少なくとも10
0mm、好ましくは200mm程度重ねることが好まし
いので、該防根剤含有接着剤6は、塗布幅もこれに応じ
た幅の帯状に塗布する。その塗布量は、300〜500
g/m2 程度あれば充分である。塗布作業には、毛刷
毛、櫛ごてなどが用いられるが、接着剤の種類により適
宜選択使用すればよい。また、各透水性防根シート5a
の位置ずれを防止するため、図示しないが、部分的に、
通常の接着剤、両面接着テープの小片、又はその他の適
当な固定部材を介して該排水機能を有する排水層4など
の敷設面に固定することが好ましい。また、透水性防根
シート5aの屋上の側壁立上がり面に対する固定は、防
水層保護層3として、粘着層を有するシートを用い、該
粘着層を介して行うのが好ましい。
【0012】かくして、形成された透水性防根層5の上
面に、所望の厚さに土を盛り盛土層7を形成して本発明
の植栽構築体を構成し、その盛土層7の表層に、芝生、
草木、木立などの植物8を植えて緑化を完成する。
【0013】上記の本発明の植栽構築体により、良好な
排水機能と防根機能を長期に亘り維持できる。該盛土層
8中の過剰な水は、該透水性防根シート5a,5a,…
から成る透水性防根層5を通過し、その下層の排水層4
を構成する機能を有する成型板4a,4a,…の夫々の
該排水用凹溝4a4に落下し案内されて通水孔4a2よ
り、該成型板4a,4a,…の下面の相互に縦横に連通
する排水用通路空間4a1に排出され、該排水層4の外
部に設けたドレーンに排出される。このように、該盛土
層8中に過剰に水が溜まり植物の根腐れを起こすことを
防止する。
【0014】一方、該透水性防根層5を構成する該透水
性防根シート5a,5a,…のシート面自体は、植物の
根の先端の細根の径より小さい透水性、通気性の微孔が
全面に開いているので、その細根の通過は防止される。
本発明によれば、上記の実施例のように、この各相隣る
シート5a,5a同士の重ね合わせ端縁部5a1及び5
a2間を防根剤含有接着剤6で封口結着したので、根の
先端の細根は、該接着剤に含有する防根剤、換言すれば
植物根忌避剤に接触することによって、該根の先端は該
防根剤含有接着剤の封口結着部6への侵入を回避し、該
封口結着部6を貫通し、該シート5aの裏側に侵入する
ことがない。かくして、長期に亘り安定良好な透水性防
根層が形成される。従って、その下層の排水層及び防水
層を根から保護し、良好な排水機能と防水機能を長期に
亘り維持し、排水機能と防根機能において信頼性の向上
した安定堅牢な植栽構築体をもたらす。
【0015】図3及び図4は、本発明の他の実施の形態
を示す。この実施例では、先の実施例のように、各相隣
るシート5a,5a同士の端縁部5a1,5a2を重ね
合わすことは変わりないが、その重ね合わせ端縁部5a
1,5a2間には防根剤含有接着剤6を施さない。その
代わりに、その重ね合わせる端縁部5a1,5a2間
に、その上位となるシートの端縁部5a2の端縁を跨い
で両端縁部5a1,5a2の外面にその両端縁に沿って
全長に亘り所定の広幅、例えば200mmの幅に帯状に
防根剤含有接着剤6を塗布などにより施し、その上か
ら、防水性基材から成る幅200mmのテープ9を貼着
し、相隣るシート5a,5aの端縁部5a2間の該防根
剤含有接着剤6による封口結着を行ったものであり、こ
れにより、該テープ9とその下面のシート5a,5aの
両端部5a1,5a2間からの根の先端による侵入が防
止される。また同時に該防根剤含有接着剤6層は、その
外面のそのテープ9により外界から保護され、長期に亘
り安定良好に維持される。
【0016】図5は、本発明の更に他の実施の形態を示
す。この実施例では、各相隣るシート5a,5aの端縁
部5a1,5a2を重ね合わせることに代え、その対向
する端縁で突き合わせたもので、その平坦な突き合わせ
端縁部5a1,5a2の端縁を跨ぎ、所定の幅に且つそ
の突き合わせ端縁部5a1,5a2のの外面に、これに
添いその全長に亘り防根剤含有接着剤6を所望の幅の帯
状に塗布し、この防根含有接着剤6を介し、その上面か
らテープ9を該両端縁部5a1,5a2に貼着し、該テ
ープ9と該シート5a,5aの突き合わせ端縁部5a
1,5a2との間を該防根含有接着剤6により封口結着
したものである。この場合も、上記の実施例と同様に、
該防根剤含有接着剤6により、テープ9と該シート5
a,5aの端縁部5a1,5a2との間からの根の侵入
を防止することができ、安定堅牢な本発明の植栽構築体
を構成する。
【0017】本発明に用いる防根剤含有接着剤は、接着
剤に防根剤(植物忌避剤)を適量含有せしめたものであ
る。後記に明らかにするように、接着剤に対する含有量
は、接着剤100重量%に対し防根剤0.5〜5重量%
含有させることが好ましい。
【0018】接着剤としては、JIS K 2207に
規定する防水工事用アスファルトを溶融したもの、アス
ファルト系コーティング、反応硬化型のウレタン系樹
脂、エポキシ系樹脂などが挙げられる。これらのアスフ
ァルトや反応硬化型の樹脂は、何れも防根シート同士の
重ね合わせ部又は突き合わせ部の結着に好適に用いるこ
とができる。アスファルト系コーティングは、例えば、
ブローンアスファルトに、再生ブチルゴム、プロセス
油、炭酸カルシウムなどの充填剤、少量の石油系溶剤な
どを加えて均一に混合して作られたものである。反応硬
化型ウレタン系樹脂は、例えば、TDI(トリレンジイ
ソシアネート)、MDI(メチレンジフェニルイソシア
ネート)などのポリイソシアネートとポリオールとの付
加重合によって得られるNCO末端プレポリマーを主剤
とし、これにPPG(ポリオキシプロピレングリコー
ル)、PTMG(ポリテトラメチレングリコール)など
のポリオール、更に、必要に応じて、MOCA(4,4
−メチレン−ビス−2−クロロアニリン)などのポリア
ミンを併用し、これにシリカ、炭酸カルシウムなどの充
填剤、フタル酸エステル、塩素化パラフィンなどの可塑
剤、反応を制御するための各種の触媒などを加え硬化剤
として、使用直前に両者を混合して使用するものであ
る。この他、硬化剤に可塑剤としてストレートアスファ
ルトを加えて、前記主剤と反応硬化させて成るアスファ
ルトウレタンや硬化後の塗布被膜の強度向上を目的とし
て、硬化剤の中にカーボンブラックを改質剤として加え
て成るカーボンウレタンなどが挙げられる。また、反応
硬化型エポキシ系樹脂は、例えば、ビスフェノールAジ
グリシジルエーテル、ビスフェノールFジグリシジルエ
ーテルなどの汎用のエポキシ樹脂を主剤とし、これにジ
エチレントリアミン、トリエチレンテトラミンなどの脂
肪属ポリアミン、メタキシレンジアミン、ジアミノジフ
ェニルメタンなどの芳香族ポリアミン、又はその他のア
ミンを硬化剤として、使用直前に両者を混合して使用す
るものである。更に、上記の汎用エポキシ樹脂をウレタ
ン変性、ゴム変性、或いはプロピレンオキサイドなどを
加えて鎖状変性して成る変性エポキシ樹脂を使用するこ
ともできる。
【0019】接着剤に添加される防根剤としては、例え
ば、クロロトリルプロピオン酸ポリグリコールエステル
やトリフルラリン(α,α,α−トリフルオル−2,6
−ジニトロ−N,N−ジブロビル−パラ−トルイジン)
などが挙げられる。クロロトリルプロピオン酸ポリグリ
コールエステルは、水に不溶性のもので、蒸発すること
もしみ出すこともなく効力の持続性があり、溶融したア
スファルトなどによく溶解し、高温状態でも有効成分が
失われることがなく、200℃までは安定であり、短時
間であれば250℃まで安定している。従って、アスフ
ァルトなどの加熱溶融を要する接着剤に添加混練して防
根剤含有接着剤とする場合に特に適用される。一方、ト
リフルラリンは、高温状態では分解し易く、溶融アスフ
ァルトには添加できないが、常温又は比較的低温で加熱
溶融した各種の接着剤に添加混練して防根剤含有接着剤
を作製でき、また水に極めて溶け難いので有利である。
かくして、本発明の防根剤含有接着剤による封口部に根
の細い生長端が接触するときは、接触を回避し、またそ
の生長が抑制され、該封口部を破り該シート5aの裏面
に侵入することが未然に防止される。
【0020】上記の防根剤は、接着剤の製造の最終段階
で添加するか、又は反応硬化型の接着剤においては、製
造の段階で主剤、硬化剤の何れかに添加しておいてもよ
いが、使用直前に、主剤と硬化剤を混合する際に添加し
てもよい。接着剤に防根剤を添加し均一に混合される
が、防根剤の添加量は、前記したように、接着剤全量1
00重量部に対して、0.5〜5重量部、好ましくは1
〜5重量部である。防根剤の添加量が0.5重量部未満
では防根性能が不充分であり、また、6重量部を越えて
添加しても防根性能は変わらないが、不経済である点か
ら、この程度にとゞめることが好ましい。
【0021】次に、本発明の更に詳細な実施例について
説明する。実施例1 周囲をコンクリートブロックで高さ35cm以上に積み
上げて区劃された1.9m平方のコンクリート下地面か
ら成る被施工面に、厚さ4mmの改質アスファルトルー
フィング(日新工業社製、商品名メルタン21)を、ル
ーフィング裏面をトーチバーナーで加熱溶融し下地面及
び周囲の立上がり面に貼着して防水層を作製した。尚、
予めコンクリートブロックで作製された側壁から、外側
へ排水するためのドレーンを1個所に設けておき、防水
層の上に溜った水を排水できるようにした。次で、該防
水層の上面に、片面に粘着層を施し、その上に剥離紙を
仮着した厚さ2.5mmの改質アスファルトルーフィン
グ(日新工業社製、商品名カナートベース)を、剥離紙
を剥がし粘着層側の面を前記の防水層の上に貼り付け、
また、側壁立上がり部においては、両面に粘着層を有し
剥離紙を仮着した同じ厚さの改質アスファルトルーフィ
ングを使用し、その片側のみ剥離紙を剥がして粘着層が
露出した面を、前記の防水層の上面に貼り付けて防水層
保護層を作製した。更に、その上に、厚さ15mmで1
m×50cm角の大きさの排水機能を有する成型板(日
新工業社製、商品名カナートマット1号)の他数枚を載
置敷設して排水層を形成した。次に、該排水層の上面
に、厚さが0.1mm、目付量が61g/m2 で、幅が
1.2mを有するポリエステル繊維製フィラメントで織
製された織布から成る透水性防根シート(東洋紡績社
製、商品名コスモアングラス)を、長さ2.5mに裁断
して調整した複数枚を用意し、相隣るシート同士の端縁
部を、夫々10cm幅で重ね合わせて敷設し、予め、加
熱溶融した防水工事用アスファルト(日新工業社製、商
品名マルエスコンパウンド3号)から成る接着剤100
重量部に、クロロトリルプロピオン酸ポリグリコールエ
ステルから成る防根剤(バイエル社製、商品名プリベン
トールB2)0.5重量部を加えて均一に混合して調整
した防根剤含有接着剤を、200℃程度に溶融した状態
で用いて、前記相隣るシート同士の重ね合わせ部端縁部
間に施し、押圧し封口結着した。更に、周囲のコンクリ
ートブロックで形成された側壁立上がり部にも透水性防
根シートを敷設したが、該透水性防根シートは、側壁立
上がり部の防水層保護層の上面に、該側壁立上がり部用
防水層保護層に用いた両面貼着層付き改質アスファルト
ルーフィングの表側の面に仮着されている剥離紙を剥が
し乍ら貼着した。また、区劃された側壁立上がり部の4
個所の入隅部では、防根シートを折り込んで納め、接着
テープの小片を用いて適宜固定した。最後に、黒土にパ
ーライト、バーミキュライトを加えて混合した軽量土壌
を盛土し、30cmの厚さの盛土層を形成した。このよ
うにして完成した植栽構築体に、オカメザサ、紅カナメ
モチ、黄金甲の手ヒバ各1本づつを夫々植栽した。植栽
してから定期的に散水し、特に、夏の期間は毎日散水し
て植物の生長を促した。18ヶ月経過後、前記の透水性
防根シート同士の端縁部の重ね部間からの植物の根の侵
入の有無を調べたが、その間に介在する該防根剤含有接
着剤により全くその侵入は認められなかった。実施例2 実施例1と同じ方法で植栽したが、防根剤含有接着剤と
しては、次のものを使用した。即ち、ビスフェノールA
タイプのエポキシ樹脂(エー・シー・アール社製、商品
名ACRエポキシR−82)を主剤とし、これら効果剤
としてウレタン変性アミン(エー・シー・アール社製、
商品名ACRハードナーH−4024)を混合して成る
接着剤100重量部に対し、トリフルラリン系防根剤
(塩野義製薬社製、商品名トレファノサイド)0.5重
量部を、使用直前に均一に混合して使用した。18ヶ月
経過後、防根シート同士の端縁部の重ね部間への植物の
根の侵入の有無を調べたが、全くその侵入は認められな
かった。実施例3〜8及び比較例1〜4 接着剤に対する防根剤の添加量、即ち、含有量を変えた
以外は、実施例1と同じ構成の植栽構築体を構成し、夫
々の植栽18ヶ月経過後の根の侵入の有無を調べた。そ
の結果を下記表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】試験結果が示すように、実施例1〜8が示
すように、接着剤に防根剤を1〜5重量%含有せしめた
場合は、該防根剤含有接着剤封口結着部からの根の侵入
が全く認められなかった。防根剤の含有量が0.3重量
%と少ないと、比較例3及び4が示すように、該封口部
内に細い根が2〜3本侵入し、その防根性があるが未だ
充分でないことが認められた。防根剤を含有しない接着
剤のみの封口結着部では、無数に細い根がその封口結着
部を破壊して侵入し、防根性がないことが認められた。
また、以上の実施例1〜8及び比較例1〜4から明らか
なように、接着剤全量100重量部に対し、防根剤を
0.5〜5重量部含有して成る防根剤含有接着剤を使用
した場合は、防根シート同士の重ね合わせ端縁部を封口
結着した場合にのみ、長期に亘り、植物の根の侵入が全
く防止できることが判明した。
【0024】比較例5 更に比較のため、防根剤トリフルラリンを包埋したポリ
エステルなどの合成繊維により作製した織布から成る透
水性防根シートの多数枚を上記の排水層の上面に、その
各相隣るシート同士の端縁部を200mm重ね合わせ、
その重ね合わせた端縁部間に、実施例1に使用したと同
じ溶融した防水工事用アスファルトから成る接着剤を施
して封口結着した以外は、実施例1と同じ構成の植栽構
築体を構成し、植栽後、18ヶ月経過後の調べた所、細
い根の多数本が該封口部を貫通してシート裏側に侵入し
ていた。このことから、防根剤を含有する透水性防根シ
ートを用いて敷設した透水性防根層を形成しても、その
相隣るシートの接合部からの根の侵入が防止できないこ
とが判明した。
【0025】
【発明の効果】このように本発明によるときは、被施工
面に、防水層、防水層保護層、排水層及び透水性防根層
を順次積層して排水機能と防根機能を具備する植栽構築
体を構築する場合、該透水性防根層を透水性防根シート
の多数枚を敷設して形成するに当たり、その相隣る透水
性防根シートの端縁部を重ね合わせ或いは突き合わせ、
その重ね合わせ端縁部間或いは突き合わせ端縁間を、防
根剤含有接着剤を介して封口結着するときは、透水性防
根層の全面に亘り防根性をもたらし、従って、全面に亘
り常に良好な排水機能を維持することができる。而も、
該防根剤含有接着剤の外面にテープを貼着する場合は、
該防根剤含有接着剤層は保護され、長期に亘り有効寿命
が保護され、従って、安定堅牢な透水性防根層が得られ
る。この場合、特に、該接着剤に対し防根剤を0.5〜
5重量%含有せしめて成る防根剤含有接着剤を使用する
ときは、防根性が確実に得られ、且つ経済的であり、そ
の下層の排水層及び防水層を長期に亘り良好に保護する
透水性防根層をもつ植栽構築体をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の1例の植栽構築体の一部を裁
除した斜視図。
【図2】 図1のII−II線裁断面図。
【図3】 本発明の他の実施例の植栽構築体の一部を裁
除した平面図。
【図4】 図3のIV−IV線裁断面図。
【図5】 本発明の更に他の実施例の植栽構築体の一部
を裁除した図4に類似の断面図。
【符号の説明】
1 施工されるコンクリートスラブ 1a 被施工面 2 防水層 3 防水層保護
層 4 排水層 4a 排水機能
を有する成型板 4a1 排水用通路空間 4a2 通水孔 4a3 突起 4a4 排水用
凹溝 5 透水性防根層 5a 透水性防
根シート 5a1 一方の透水性防根シートの端縁部 5a2 他方の透水性防根シートの他方の端縁部 6 防根剤含有接着剤 7 盛土層 8 植栽された芝など 9 テープ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 7/00 602 E04D 11/00 E04D 13/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被施工面に、防水層、防水層保護層、排
    水層及び透水性防根層を順次積層し、その上面に盛土層
    を形成して成る植栽構築体において、該透水性防根層を
    複数枚の透水性防根シートを敷設して形成するに当た
    り、相隣る透水性防根シート同士の端縁部を重ね合わ
    せ、その重ね合わせた上下端縁部間を、防根剤含有接着
    剤で封口結着したことを特徴とする植栽構築体。
  2. 【請求項2】 被施工面に、防水層、防水層保護層、排
    水層及び透水性防根層を順次積層し、その上面に盛土層
    を形成して成る植栽構築体において、該透水性防根層を
    複数枚の透水性防根シートを敷設して形成するに当た
    り、相隣る透水性防根シート同士の端縁部を重ね合わ
    せ、その上位のシートの端縁を跨ぎ且つその両端縁部に
    沿い、全長に亘り所望幅の帯状に施された防根剤含有接
    着剤を介しテープを貼着したことを特徴とする植栽構築
    体。
  3. 【請求項3】 被施工面に、防水層、防水層保護層、排
    水層及び透水性防根層を順次積層し、その上面に盛土層
    を形成して成る植栽構築体において、該透水性防根層を
    複数枚の透水性防根シートを敷設して形成するに当た
    り、相隣る透水性防根シート同士の端縁部の端縁を突き
    合わせ、その突き合わせた端縁間を跨ぎ、その突き合わ
    せ端縁部に沿い全長に亘り所望幅の帯状に施された防根
    剤含有接着剤を介しテープを貼着したことを特徴とする
    植栽構築体。
  4. 【請求項4】 該防根剤含有接着剤は、該接着剤100
    重量部に対し該防根剤を0.5〜5重量部含有せしめて
    成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに
    記載の植栽構築体。
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