JP3105298B2 - 紙幣搬送装置 - Google Patents

紙幣搬送装置

Info

Publication number
JP3105298B2
JP3105298B2 JP03170181A JP17018191A JP3105298B2 JP 3105298 B2 JP3105298 B2 JP 3105298B2 JP 03170181 A JP03170181 A JP 03170181A JP 17018191 A JP17018191 A JP 17018191A JP 3105298 B2 JP3105298 B2 JP 3105298B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
jam
unit
bill
transport unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03170181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0517049A (ja
Inventor
本 弥 宏 岡
本 康 博 岸
Original Assignee
グローリー工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グローリー工業株式会社 filed Critical グローリー工業株式会社
Priority to JP03170181A priority Critical patent/JP3105298B2/ja
Publication of JPH0517049A publication Critical patent/JPH0517049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3105298B2 publication Critical patent/JP3105298B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ台等の遊技台
間に並設された台間玉貸機に投入された紙幣を搬送回収
する紙幣搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙幣搬送装置としては特
開昭64−28146号公報に記載された紙幣搬送装置
が存在する。この装置は紙幣を厚み方向から挟持して搬
送する搬送系を複数のユニットに分割し、これら各分割
ユニットに紙幣搬送装置により搬送される紙幣の詰まり
を検出する検出手段と、この検出手段から出力される詰
まり時の検出信号に基づいて作動する第1表示装置を各
分割ユニットに対応して設けると共に、複数の遊技台を
横方向に列状に取付けるフレームの外部に別途第2表示
装置を設ける構成としている。そして、紙幣の詰りが検
出手段により検出されるとフレームの外部に設けた第2
表示装置を表示動作させることにより、遊技場のいたる
ところからも詰りが発生したことを容易に判断すること
が出来るようにし、また、詰りの解除に際しては各ユニ
ット毎に設けられた第1表示装置を見ればどの分割ユニ
ットが詰まっているかを一目で確認することができるよ
うになっている。従って、詰りが発生した箇所を直ぐに
発見することができ紙幣詰りの解消を迅速に行える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
紙幣搬送装置では一旦搬送系にジャム等の搬送異常が発
生すると、その搬送系の総てを停止し、異常を解除した
後再度搬送を開始するようになっていたので、搬送異常
が発生した後異常解除までの間全く装置を稼働すること
が出来ないという問題があった。そこで、ジャムの発生
が検出された際には、ジャム発生位置より上流側の搬送
ユニットのみを停止させ、下流側の搬送ユニットについ
ては搬送を継続させることが考えられる。しかし、ジャ
ム発生位置より上流側の複数の搬送ユニットを停止させ
る際に、それらの複数の搬送ユニットに対し同時に停止
指令を与えると、各搬送ユニットの慣性力の相違によ
り、実際に停止するタイミングにバラツキが生ずる。そ
の結果、搬送ユニットの接続位置近傍でさらに紙幣ジャ
ムが発生し得るという問題点がある。また、停止させた
複数の搬送ユニットの搬送を再開させる際においても、
それらの複数の搬送ユニットに対し同時に搬送再開の指
令を与えると、各搬送ユニットの駆動系が独立している
ために必ずしも同時に起動しないので、上流側が下流側
よりも早いタイミングで起動してしまうと更にジャムを
誘発してしまうおそれがある。
【0004】そこで、本発明は、詰まり紙幣の除去等の
ための紙幣搬送効率の低下を可及的に抑制すると共に、
搬送停止指令時及び搬送再開指令時における指令対象ユ
ニット間におけるジャムを防止し得る紙幣搬送装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の構成に係る紙幣搬送装置は、所定距
離の搬送を担う搬送ユニットを連結して構成された搬送
路によって台間玉貸機に受け入れた紙幣を紙幣収納部に
搬送する紙幣搬送装置であって、上記搬送ユニットの搬
送路における紙幣のジャムを検出するジャム検出手段
と、上記ジャム検出手段によるジャム検出に応答して、
ジャムの発生したジャム発生搬送ユニット及びこのジャ
ム発生搬送ユニットよりも上流側の搬送ユニットの搬送
を最上流の搬送ユニットから下流に向けて順番に停止さ
せるとともに、上記ジャム発生搬送ユニットより下流の
搬送ユニットについては搬送を継続させる搬送制御手段
とを具備することを特徴とする。また、本発明の第2の
構成に係る紙幣搬送装置は、所定距離の搬送を担う搬送
ユニットを連結して構成された搬送路によって台間玉貸
機に受け入れた紙幣を紙幣収納部に搬送する紙幣搬送装
置であって、上記搬送ユニットの搬送路における紙幣の
ジャムを検出するジャム検出手段と、上記ジャム検出手
段によるジャム検出に応答して、ジャムの発生したジャ
ム発生搬送ユニット及びこのジャム発生搬送ユニットよ
りも上流側の搬送ユニットの搬送を停止させるととも
に、上記ジャム発生搬送ユニットより下流の搬送ユニッ
トについては搬送を継続させ、かつ、搬送再開の指令に
応答して、停止させられている搬送ユニットの搬送を最
下流の搬送ユニットから上流に向けて順番に再開させる
搬送制御手段とを具備することを特徴とする。
【0006】
【作用】上記本発明の第1の構成に係る紙幣搬送装置
は、ジャムが発生したジャム発生搬送ユニット及びこの
ジャム発生搬送ユニットよりも上流側の搬送ユニットを
停止させる際に、停止させるべき搬送ユニットのうち最
上流の搬送ユニットから下流に向けて順番に搬送を停止
させるとともに、ジャム発生搬送ユニットより下流側の
搬送ユニットについては搬送を継続させることとしたの
で、装置の稼働効率の低下を可及的に防止しながら、各
搬送ユニットの慣性力の相違による停止タイミングのバ
ラツキによって生じるさらなる紙幣ジャムを防止するこ
とができる。
【0007】また、上記本発明の第2の構成に係る紙幣
搬送装置は、停止させていたジャム発生搬送ユニット及
びこのジャム発生搬送ユニットよりも上流側の複数の搬
送ユニットの搬送を再開させる際に、搬送を再開すべき
搬送ユニットのうち最下流の搬送ユニットから上流に向
けて順番に搬送を再開させることとしたので、各搬送ユ
ニットの独立した駆動系により上流側が下流側よりも早
いタイミングで起動することによるジャムを防止するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は遊技台列(図では遊技台を1台だけ
示している)の後方に配置された紙幣搬送装置の斜視図
を示しており、図2はその機能ブロック図を示してい
る。遊技台1の2台毎に遊技台間に台間玉貸機2が配置
されている。台間玉貸機2に挿入された紙幣は真偽が判
別された後挿入搬送路を経て紙幣搬送装置20に搬送さ
れる。紙幣搬送装置20は遊技台の4台分について一台
設けられる搬送ユニットを連結して構成される。遊技台
列からなる島の一方端部には主制御部200が配置さ
れ、島の他方端部には紙幣収納部300が配置される。
紙幣搬送装置20は、主制御部200を上流とし、紙幣
収納部300を下流として各台間玉貸機2から集めた紙
幣を紙幣収納部300に搬送する。
【0009】各搬送ユニットには紙幣の搬送を適切に行
うために検知センサ21〜24が設けられて紙幣の搬送
状態が検出される。挿入検知センサ21及び22は台間
玉貸機2に紙幣が挿入され、挿入搬送路の入口に存在す
ることを検出する。主搬送入検知センサ23は搬送ユニ
ットの入口に紙幣が存在することを検出する。主搬送出
検知センサ24は搬送ユニットから紙幣が出たことを検
出するためのものである。各検知センサの出力は搬送ユ
ニット毎に設けられたサブコントローラ100に供給さ
れ、コントローラの機能を果たすマイクロプロセッサに
よりモニタされる。
【0010】搬送ユニットの一例を図7に示す。各ユニ
ットには搬送を駆動するモータ28が設けられている。
モータ28はサブコントローラ100によって制御され
る。搬送路は紙幣を運ぶベルトと、このベルトに紙幣を
押し付けるローラ群によって構成される。上記ローラ群
は扉体41,43に取り付けられている。扉体41及び
43は、支持部材44と係止金具42によって固定さ
れ、係止金具42を外すことにより支持部材44を支点
として搬送路の上側を開閉可能にしている。扉体41を
開いて紙幣のジャムを取り除くことが出来る。扉体41
の開閉は開閉検知センサ25によって検出され、検出結
果はサブコントローラ100に供給される。サブコント
ローラ100には図6に示されるようにエラー状態等を
表示する表示器30があり、エラー状態に対応した数値
によりエラー情報を提供する。この表示機30はサブコ
ントローラ100の前面及び背面の両方から視認できる
ように2つ設けられている。表示器の窓の下にはエラー
コード表31が張り付けられており、係員は表示エラー
の内容を知ることができる。搬送路の紙幣ジャムを処理
した後には、係員はサブコントローラ100の側面に設
けられたリセットスイッチ29を押す。リセットスイッ
チ29は内部に発光体を有し、これを押す必要があると
きには点灯して係員に知らせる。
【0011】サブコントローラ100は、搬送ユニット
内におけるジャム、扉体の開閉、モータの動き、台間玉
貸機2からの送り要求等を監視し、これらの情報をメイ
ンコントローラ200に提供する。また、メインコント
ローラ200からの指令に応じてモータの始動・停止等
の制御を行う。
【0012】各搬送ユニットに設けられたサブコントロ
ーラ100、101、…nからの制御情報は図3に示す
ようにメインコントローラ200にインタフェース20
1を介して集められる。
【0013】図4は、島の一端に設置されたメインコン
トローラ200の外観を示しており、装置正面の上側に
はメイン表示部203が設けられる。メイン表示部20
3は遊技台の配列を模擬的に表示するパネルになってお
り、異常発生部分がLEDの点灯により示される。該配
列の下部には異常の内容が示される。例えば、ジャム等
が生じたこと示す確認表示、紙幣が回収容器に一杯にな
っていることを示す紙幣回収表示、特に説明していない
硬貨搬送経路のひっかかりを示す確認表示、硬貨が回収
容器に一杯になっていることを示す硬貨回収表示、スト
ック容器に釣銭がないことを示す釣銭切れ表示、硬貨選
別部分におけるひっかかりを示す硬貨選別表示、台間玉
貸機におけるトラブルを示す台間玉貸機表示、台間玉貸
機の紙幣搬送機構における異常を示す紙幣搬送表示、硬
貨回収ベルトにおける異常を示す硬貨回収ベルト表示、
硬貨補給ベルトにおける異常を示す硬貨補給ベルト表
示、硬貨補給ゲートにおける異常を示す硬貨補給ゲート
表示等が行われる。メインコントローラ200がいずれ
かの異常を検出すると、筐体上部の異常報知ランプ20
6を点灯して係員に異常の発生を知らせる。メインコン
トローラ200の正面パネルを開くと、図5に示される
コントローラ表示パネルがある。この表示パネルには、
表示モードを示すモード表示器210、内容を5桁のセ
グメント表示器により示す内容表示器211、表示モー
ドを順送りで切替えさせる表示送りスイッチ212、テ
スト動作を指令するスイッチ213、始動時または異常
解除のときにリセットを指令するリセットスイッチ21
4、異常発生時に強制的に異常表示ランプを消灯するエ
ラー運用スイッチ215、エラー内容を番号で表示さ
せ、複数のエラーが発生しているときは押す度にエラー
内容を順番に表示させるエラー内容表示スイッチ216
等がある。
【0014】次に、紙幣搬送装置の動作について説明す
る。まず、係員がメインコントローラ200の図示しな
い主電源スイッチをオンにし、起動スイッチをオンにす
ると、メインコントローラ200からインタフェース2
01を介して連結された搬送ユニットに設置されたサブ
コントローラ100〜nに起動指令が同時あるいは順次
に発せられる。この起動指令に応答して各サブコントロ
ーラは主搬送駆動手段28を動作させる。主搬送駆動手
段28は、ベルト及びガイドローラ等からなる主搬送路
を駆動するモータ28を起動させる。これにより、モー
タ28が回転し、遊技台列からなる島の一方端側から他
方端側に向けて主搬送経路が形成される。 尚、いずれ
かの台間玉貸機2に紙幣が挿入されたときから主搬送経
路に紙幣が無くなったときまで各搬送ユニットの主搬送
駆動手段28を動作させることとすることができる。ま
た、紙幣が挿入された台間玉貸機2よりも下流の主搬送
経路のみを動作させることも可能である。更に、紙幣が
挿入された台間玉貸機2よりも下流側に所定数、例えば
3ユニットの主搬送経路のみを動作させ、紙幣の搬送位
置に応じて現在移動している搬送ユニットを含む下流側
の3つの搬送ユニットを順次起動することとしても良
い。
【0015】次に、サブコントローラは、挿入搬送駆動
手段1及び挿入搬送駆動手段2を動作させる。挿入搬送
駆動手段は台間玉貸機2から主搬送路に至る紙幣の副搬
送路を駆動する図示しないモータあるいは電磁クラッチ
を起動して台間玉貸機2に挿入された紙幣を搬送可能な
状態とする。尚、各サブコントローラが台間玉貸機2に
紙幣が挿入されたことを検出したときに副搬送路が起動
されるようにすることもできる。
【0016】主搬送路におけるジャム検知について図8
を参照して説明する。搬送ユニットのサブコントローラ
100のマイクロプロセッサは図8に示される主搬送路
のジャムモニタプロクラムを実行して主搬送路における
ジャムの発生を監視している。すなわち、主搬送路を形
成する搬送ユニットの主搬送入検知センサ23が紙幣の
通過を検出したどうか判別する(ステップS11)。
【0017】通過を検知しないときは、マイクロプロセ
ッサに内蔵のジャムタイマ1の計時時間T1 を読取る。
未だ搬送ユニットに紙幣が搬送されず、ジャムタイマ1
が紙幣の通過によって起動されない状態では計時時間は
0のままであり(ステップS14)、主搬送出検知セン
サ24も検知出力を発生しない(ステップS15)。
【0018】主搬送入検知センサ23が搬送ユニットに
紙幣が入ったことを検出すると、マイクロプロセッサは
搬送ユニット内の紙幣枚数を把握するマイクロプロセッ
サ内蔵の枚数カウンタに1を追加する。枚数カウンタの
初期値は0である(ステップS12)。内蔵のジャムタ
イマ1をリセットし、計時を開始する(ステップS1
3)。ジャムタイマ1の計時時間T1 が、紙幣が主搬送
入検知センサ23及び主搬送出検知センサ24間を通過
するのに要する基準時間T10を越えたかどうかを判別す
る(ステップS14)。越えていないときは、搬送出検
知センサ24が紙幣の通過を検知したかどうかを判別す
る(ステップS15)。基準時間T10を越ず、紙幣の搬
送ユニットの出を検出しない場合にはステップS11〜
S15を繰り返して、監視を継続する。
【0019】搬送出検知センサ24が紙幣の通過を検出
すると(ステップS15)、枚数カウンタの積算枚数を
1減らす(ステップS16)。これにより、枚数カウン
タの積算枚数が0になれば搬送ユニット内に紙幣は残っ
ていないから(ステップS17)、ジャムタイマ1をク
リアして0にセットする(ステップS18)。枚数カウ
ンタの積算枚数が0ではないときは搬送ユニット内を紙
幣が移動しているので、ステップS11〜S17を繰り
返してジャムのモニタを行う。
【0020】モニタ中に、紙幣が基準時間T10内に搬送
入検知センサ23及び搬送出検知センサ24間を通過せ
ず、ジャムタイマ1が基準時間T10を越えたときは(ス
テップS14)、マイクロプロセッサは搬送ユニット内
で紙幣ジャムが生じたと判断し、サブコントローラの表
示器30にジャム表示を行う。また、メインコントロー
ラ200に後述の異常処理を開始させるべくジャムの発
生と位置を異常報知により知らせる(ステップS1
9)。紙幣ジャムの位置はメインコントローラ200の
ジャムメモリの紙幣搬送経路の位置に対応したアドレス
に記憶され、主搬送路異常検知フラグが設定される。
【0021】副搬送路におけるジャム検知について図9
を参照して説明する。マイクロプロセッサは台間玉貸機
2から副搬送路へ紙幣の繰出を挿入検知センサ21の出
力の有無をモニタすることにより(ステップS21)、
台間玉貸機2からの紙幣の送出を判別する(ステップS
22)。挿入検知センサ21が紙幣の送出を検出する
と、枚数カウンタの値を参照して搬送ユニット内を紙幣
が移動しているかどうかを判別する。図示しないが、搬
送速度等により必要があれば1つ上流側の搬送ユニット
内を移動している紙幣がないかどうかも判別する(ステ
ップS23)。
【0022】搬送ユニット内に紙幣があるときは、マイ
クロプロセッサは挿入駆動手段27に動作停止を指令
し、搬送ユニットから紙幣が全て搬出されるまで副搬送
経路の送りを停止してジャムを防止する(ステップS2
5)。
【0023】搬送ユニット内に紙幣がないと、副搬送路
の駆動を継続して挿入紙幣を副搬送路に取込む(ステッ
プS24)。搬送ユニット内に紙幣が無いときは、副搬
送路の駆動を継続して挿入紙幣を副搬送路に取込む(ス
テップS24)。マイクロプロセッサの内蔵タイマ2を
リセットして計時を開始し、枚数カウンタに1を追加す
る(ステップS25)。枚数カウンタに1を追加するの
は、副搬送経路から主搬送経路に送出された紙幣がユニ
ットの主搬送路を抜け出さないうちに上流の搬送ユニッ
トから紙幣が搬送された場合に主搬送路のモニタプログ
ラムにおいてユニット内の搬送紙幣数と枚数カウンタと
の値の不一致を防止するためである。
【0024】挿入紙幣が搬送出検知センサ24を通過す
るに要する基準時間T20をタイマ2の計時時間が経過す
る前に、紙幣が搬送出検知センサ24を通過を経過した
かどうかを判別する(ステップS27、S29)。通過
していれば、ジャムを起こさずに下流側の搬送ユニット
に搬送されたのでジャムタイマ2をクリアする(ステッ
プS30)。もし、通過していなければ(ステップS2
7)、マイクロプロセッサは搬送ユニット内で紙幣ジャ
ムが生じたと判断し、サブコントローラの表示器30に
ジャム表示を行う。また、メインコントローラ200に
後述の異常処理を開始させるべくジャムの発生と位置を
異常報知により知らせる(ステップS28)。挿入検知
センサ22が設けられた反対側の副搬送路を経由した紙
幣の異常搬送検出も同様である。紙幣ジャムの位置はメ
インコントローラ200のジャムメモリの紙幣搬送経路
の位置に対応したアドレスに記憶され、副搬送路異常検
知フラグが設定される。
【0025】搬送ユニット間におけるジャム検知につい
て図10を参照して説明する。搬送ユニット間における
ジャム検知の役割はメインコントローラ200が担って
いる。例えば、搬送ユニット1及び2間のジャム検知手
順について説明すると、メインコントローラ200には
サブコントローラ100及びインタフェース201を介
して搬送出検知センサ24の出力と、サブコントローラ
101及びインタフェース201を介して搬送入検知セ
ンサの出力とが供給され、マイクロプロセッサは搬送出
検知センサ24の出力を監視している(ステップS3
1)。
【0026】通過を検知しないときは、マイクロプロセ
ッサの内蔵のジャムタイマ3の計時時間T3 を読取る。
未だ搬送ユニットに紙幣が搬送されず、ジャムタイマ3
が紙幣の通過によって起動されない状態では計時時間T
3 は0のままであり(ステップS35)、下流側の主搬
送入検知センサも検知出力を発生しない(ステップS3
7)。
【0027】主搬送出検知センサ24が紙幣の上流搬送
ユニット1の通過を検出すると、マイクロプロセッサは
搬送ユニット間の紙幣枚数を把握するマイクロプロセッ
サ内蔵のユニット間枚数カウンタに1を追加する。枚数
カウンタの初期値は0である(ステップS33)。ジャ
ムタイマ3をリセットし、計時を開始する(ステップS
34)。ジャムタイマ3の計時時間T3 が、紙幣が主搬
送出検知センサ24及び次段の主搬送入検知センサ23
間を通過するのに要する基準時間T30を越えたかどうか
を判別する(ステップS35)。越えていないときは、
搬送入検知センサ23が紙幣の通過を検知したかどうか
を判別する(ステップS37)。基準時間T30を越え
ず、紙幣の下流搬送ユニットへの取込みを検出しない場
合には、ステップS31〜S37を繰り返して取込を待
つ。
【0028】搬送入検知センサ23が紙幣の通過を検出
すると(ステップS37)、ユニット間枚数カウンタの
積算枚数を1減らす(ステップS38)。これにより、
枚数カウンタの積算枚数が0になれば搬送ユニット間に
紙幣は残っていないから(ステップS39)、ジャムタ
イマ3をクリアして0にセットする(ステップS4
0)。枚数カウンタの積算枚数が0ではないときは搬送
ユニット間を紙幣が移動しているので(ステップS3
9)、ステップS31〜S39を繰り返してジャムのモ
ニタを行う。
【0029】モニタ中に、紙幣が基準時間T30内に搬送
出検知センサ24及びこの下流の搬送入検知センサ24
間を通過せず、ジャムタイマ3が基準時間T30を越えた
ときは(ステップS35)、マイクロプロセッサは搬送
ユニット1及び2間で紙幣ジャムが生じたと判断する
(ステップS36)。ユニット間ジャムの位置はジャム
メモリに記憶され、記憶アドレスは紙幣搬送経路におけ
るジャム位置に対応している。また、搬送ユニット間異
常検知フラグが設定される。尚、必要な信号を提供しプ
ログラムを修正することにより、搬送ユニット間ジャム
の検出をサブコントローラに行わさせることができる。
また、上記のジャム検出は一例にすぎず、ジャムの検出
は別の方法を用いても良く、上記例に限定されるもので
はない。
【0030】紙幣搬送装置における搬送異常検出時のシ
ステム動作について説明する。サブコントローラ100
〜nは、上述したように各々の搬送ユニットの主搬送路
及び副搬送路における搬送異常の発生を監視している
(ステップS41及び42)。サブコントローラ100
〜nは、主又は副搬送路において搬送の異常を検出する
と、サブ表示部の表示器30に異常の内容を表示し、異
常に関するデータをメインコントローラ200に送出す
る。これにより、既述フラグの設定が行われる(ステッ
プS47)。また、メインコントローラ200は搬送ユ
ニット間のジャムを監視している(ステップS44及び
S45)。メインコントローラ200のマイクロプロセ
ッサはいずれかの紙幣搬送異常を検出すると、ジャムメ
モリの内容をメイン表示部203に表示する。メイン表
示部203の上部には紙幣搬送経路に対応して配置され
たLED表示器が設けられており、異常の発生位置が直
観的に示される。メイン表示部203の下部の紙幣欄の
確認ランプが点灯して、紙幣ジャムの発生を表示する
(ステップS48)。
【0031】マイクロプロセッサは上記エラー表示を行
うと共に、異常の発生した搬送ユニット及びこの搬送ユ
ニットの上流にある全ての搬送ユニットのサブコントロ
ーラに搬送の停止指令を伝送する。この停止指令の伝送
は最上流搬送ユニットのサブコントローラから下流に向
けて順番に行われる(ステップS49)。停止指令を受
けたサブコントローラは各搬送ユニットの主搬送駆動手
段及び挿入搬送駆動手段に停止を指令する。この結果、
最上流から異常の発生した搬送ユニットまで順番に搬送
路が停止する(ステップS50)。 このように上流から順番に停止させると、各搬送ユニッ
トの慣性力の相違による停止タイミングのバラツキによ
って生じる紙幣ジャムを防止することができる。別言す
ると、仮に同時に各搬送ユニットに停止命令が与えられ
たとしても、搬送ユニットの停止にはばらつきがあり、
必ずしも同時に停止しない。下流側が上流側より早いタ
イミングで停止してしまうと、更にジャムを誘発してし
まう恐れがあり、これを防止するために上流から順番に
停止させる。また、異常が発生した搬送ユニットよりも
下流の搬送経路は搬送を継続するので装置の稼働効率の
低下が可及的に防止され、迷惑を与える顧客を減らすこ
とが可能になる。
【0032】次いでマイクロプロセッサは搬送異常の発
生した区間の台間玉貸機2の表示を受付表示から中止表
示に切換え、玉貸を中止する(ステップS51)。係員
は、異常メッセージを参照して、遊技台1を開き、搬送
ユニット20の扉体41を開いてジャムを取り除く。そ
の後、サブコントローラ100のリセットスイッチ29
またはメインコントローラ200のリセットスイッチ2
14を押す。リセット信号が発せられると、サブコント
ローラ100とメインコントローラ200間でジャム解
除に必要なデータの交換が行われる(ステップS5
3)。メインコントローラ200及びサブコントローラ
100は夫々メイン表示部203及び表示器30の異常
表示を消灯する(ステップS54)。
【0033】メインコントローラ200は、停止を指令
したサブコントローラに動作命令を伝送する。動作命令
の伝送は、異常を発生した搬送ユニットから上流に向け
て順番に行われる(ステップS56)。これにより、動
作命令を受けたサブコントローラは主搬送駆動手段2
8、挿入搬送駆動手段1及び2に動作を指令し、搬送が
開始され、起動のバラツキによるジャムの発生を回避し
つつ一連の長い搬送経路を再構築する(ステップS5
6)。すなわち、仮に同時に搬送ユニットに動作命令を
出しても駆動系が独立しているため必ずしも同時に起動
しないので、上流側が下流側よりも早いタイミングで起
動してしまうと更にジャムを誘発してしまう虞があるた
め下流側から順に起動する。マイクロプロセッサは対応
する台間玉貸機2の中止表示を消灯し、受付表示に切換
える(ステップS57)。
【0034】ところで、搬送経路中は紙幣が移動してい
るので搬送ユニットの扉体41はみだりに開けられては
ならない。そこで、メイン及びサブコントローラは扉体
41の開閉を監視している。図12は、かかる関し手順
を示しており、各搬送ユニットのサブコントローラ10
0〜nは扉体開閉検知手段25の出力をモニタしている
(ステップS61)。扉体41が開いていることを検知
すると(ステップS62)、サブ表示器30に扉体開放
の表示を行い(ステップS63)、扉体41が開放して
いることを表すデータ及びこの扉体位置を表すデータを
メインコントローラ200に伝送する(ステップS6
4)。メインコントローラ200はメイン表示部203
の搬送路表示器に開放扉体の位置をLEDを点灯して表
示する。また、図示しないが扉体開放という表示を行う
(ステップS65)。
【0035】メインコントローラ200のマイクロプロ
セッサは上記エラー表示を行うと共に、扉体41が開放
された搬送ユニット及びこの搬送ユニットの上流にある
全ての搬送ユニットのサブコントローラに搬送の停止指
令を伝送する。この停止指令の各サブコントローラへの
伝送は最上流の搬送ユニットから下流側に向けて順番に
かつ短時間に行われ、紙幣のジャムと開放された搬送ユ
ニットへの紙幣の搬送とを防止する(ステップS6
6)。停止指令を受けたサブコントローラは各搬送ユニ
ットの主搬送駆動手段及び挿入搬送駆動手段に停止を指
令する。この結果、最上流から異常の発生した搬送ユニ
ットまで順番に搬送路が停止する(ステップS67)。
これはジャムの停止の際と同様に、停止時のばらつきに
よりジャムの誘発を防止するためである。また、扉体4
1が開放された搬送ユニットよりも下流の搬送経路は搬
送を継続する。
【0036】次いでマイクロプロセッサは搬送経路に異
常の発生した区間の台間玉貸機2の表示を受付表示から
中止表示に切換え、紙幣による玉貸を中止する(ステッ
プS68)。硬貨による玉貸に異常がなければ硬貨によ
る玉貸は継続して受け付ける。係員が搬送ユニット20
の扉体41を閉めると、扉体開閉検知センサ25は閉成
出力を発生し、サブコントローラは扉体41のクローズ
を判別する(ステップS69)。扉体41の閉鎖が一定
時間継続するとサブコントローラは完全に閉められたと
判断し(ステップS70)、扉体が閉じたことを表すデ
ータをメインコントローラ200に伝送する(ステップ
S71)。メインコントローラ200はサブコントロー
ラ100との間で搬送路の起動に必要なデータの交換を
行ない、メインコントローラ200及びサブコントロー
ラ100は夫々メイン表示部203及び30の異常表示
を消灯する(ステップS72)。
【0037】メインコントローラ200は、停止を指令
したサブコントローラに動作命令を伝送する。動作命令
の伝送は、扉体41が開放された搬送ユニットから上流
に向けて順番に行われる(ステップS73)。これによ
り、動作命令を受けた各サブコントローラは主搬送駆動
手段28、挿入搬送駆動手段1及び2に動作を指令し、
搬送が開始され、起動のバラツキによるジャムの発生を
回避しつつ一連の長い搬送経路を再構築する(ステップ
S74)。メインコントローラ200のマイクロプロセ
ッサは対応する台間玉貸機2の中止表示を消灯し、受付
表示に切換えて本ルーチンを終了する(ステップS7
5)。
【0038】次に、メインコントローラ200における
リセット動作について説明する。まず、本ルーチンによ
る処理をブロック図で示せば図13のようになる。図1
3は図3に示されたブロック図に内在する搬送異常検出
手段及びリセット手段等を明確化しており、サブコント
ローラ100〜nには前述した主及び副搬送路における
異常を監視するモニタが搬送異常検出手段として存在し
ている。また、メインコントローラ200には搬送ユニ
ット間におけるジャム等を監視するモニタが搬送異常検
出手段として存在している。メインコントローラ200
は異常の内容をインタフェース202を介してメイン表
示器203に表示し、リセット操作に応答して表示され
たエラー部分を再起動させる個別リセット手段及び複数
のエラー部分を再起動させる一括リセット手段からなる
メイン制御部リセット手段204を備えている。
【0039】図14は、メインコントローラ200にお
けるリセット手順を示しており、紙幣搬送装置に紙幣ジ
ャム等の異常が発生すると、メインコントローラ200
の正面パネル上のメイン表示部203に異常表示がなさ
れる。この正面パネルを開くとコントロールボックスの
表示器211が現われ、例えば数値によってより詳しい
エラーの内容を表示している(ステップS81)。メイ
ンコントローラ200のマイクロプロセッサはコントロ
ールボックス上のリセットスイッチ214が押された
か、エラー内容表示スイッチが押されたかどうかを監視
している(ステップS82及びS83)。エラー内容表
示スイッチ216が押されると(ステップS83)、発
生している異常状態を文字、例えば数値によって図15
に示すように表示する。複数の異常状態が存在する場合
にはエラー内容表示スイッチ216が押される度に次の
エラーを表示する。例えば主搬送路における紙幣ジャム
の場合には「E−211」を表示器211に表示する。
更に、副搬送路にも紙幣ジャムが生じていると、次のエ
ラー内容表示スイッチ216の押圧に応答して「E−2
13」を表示器211に表示する。全てのエラー内容が
表示されると、「ALL」が表示器211に表示される
(ステップS84)。
【0040】係員がジャム処理等のエラー処理を行っ
て、リセットスイッチ214を押すと(ステップS8
2)、現在の表示器211の表示状態を判別する(ステ
ップS85)。「ALL」以外の個別のエラーが表示さ
れていると、個別のエラー表示に対応した再始動を行う
(ステップS86)。例えば、「E−211」が表示さ
れているときには、リセット指令に応じてメインコント
ローラ200から各サブコントローラを介して主搬送駆
動手段28に起動が指令される。ステップS86は個別
リセット手段に対応する。また、表示器211が「AL
L」を表示していると、各エラーが処理されたものとし
てエラー検知によって停止している部分に再始動を指令
する。もし、エラー処理が正しく行われていないと、コ
ントローラによる異常監視によって再度エラーが検出さ
れて当該部分の停止等が行われる(ステップS87)。
ステップS87は一括リセット手段に対応する。
【0041】こうして、リセット動作が行われると、装
置は紙幣搬送を再開する。
【0042】
【発明の効果】本発明の第1の構成に係る紙幣搬送装置
によれば、所定距離の搬送を担う搬送ユニットを連結し
て構成された搬送路によって台間玉貸機に受け入れた紙
幣を紙幣収納部に搬送する紙幣搬送装置であって、上記
搬送ユニットの搬送路における紙幣のジャムを検出する
ジャム検出手段と、上記ジャム検出手段によるジャム検
出に応答して、ジャムの発生したジャム発生搬送ユニッ
ト及びこのジャム発生搬送ユニットよりも上流側の搬送
ユニットの搬送を最上流の搬送ユニットから下流に向け
て順番に停止させるとともに、上記ジャム発生搬送ユニ
ットより下流の搬送ユニットについては搬送を継続させ
る搬送制御手段とを具備するので、装置の稼働効率の低
下を可及的に防止しながら、各搬送ユニットの慣性力の
相違による停止タイミングのバラツキによって生じるさ
らなる紙幣ジャムを防止することができる。また、本発
明の第2の構成に係る紙幣搬送装置によれば、所定距離
の搬送を担う搬送ユニットを連結して構成された搬送路
によって台間玉貸機に受け入れた紙幣を紙幣収納部に搬
送する紙幣搬送装置であって、上記搬送ユニットの搬送
路における紙幣のジャムを検出するジャム検出手段と、
上記ジャム検出手段によるジャム検出に応答して、ジャ
ムの発生したジャム発生搬送ユニット及びこのジャム発
生搬送ユニットよりも上流側の搬送ユニットの搬送を停
止させるとともに、上記ジャム発生搬送ユニットより下
流の搬送ユニットについては搬送を継続させ、かつ、搬
送再開の指令に応答して、停止させられている搬送ユニ
ットの搬送を最下流の搬送ユニットから上流に向けて順
番に再開させる搬送制御手段とを具備するので、各搬送
ユニットの独立した駆動系により上流側が下流側よりも
早いタイミングで起動することによるジャムを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙幣搬送装置の外観を示す斜視図。
【図2】紙幣搬送装置の機械的構造の概要を示す機能ブ
ロック図。
【図3】紙幣搬送装置のコントロール系の概要を示す機
能ブロック図。
【図4】メインコントローラ200の外観を示す説明
図。
【図5】メインコントローラ200内のコントロールボ
ックスを示す説明図。
【図6】サブコントローラ100を示す正面図及び上面
図。
【図7】搬送ユニットの例を示す説明図。
【図8】主搬送路における異常監視手順を示すフローチ
ャート。
【図9】副搬送路における異常監視手順を示すフローチ
ャート。
【図10】搬送ユニット間の異常監視手順を示すフロー
チャート。
【図11】異常検知の際における制御手順を示すフロー
チャート。
【図12】搬送ユニットの扉体が開放された場合の制御
手順を示すフローチャート。
【図13】異常検出後のリセット動作を説明する機能ブ
ロック図。
【図14】リセット動作の手順を示すフローチャート。
【図15】エラー表示態様を示す説明図。
【符号の説明】
1 遊技台 2 台間玉貸機 20 搬送ユニット 25 扉体開閉検知手段 100 サブコントローラ 200 メインコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 7/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定距離の搬送を担う搬送ユニットを連結
    して構成された搬送路によって台間玉貸機に受け入れた
    紙幣を紙幣収納部に搬送する紙幣搬送装置であって、 前記搬送ユニットの搬送路における紙幣のジャムを検出
    するジャム検出手段と、 前記ジャム検出手段によるジャム検出に応答して、ジャ
    ムの発生したジャム発生搬送ユニット及びこのジャム発
    生搬送ユニットよりも上流側の搬送ユニットの搬送を最
    上流の搬送ユニットから下流に向けて順番に停止させる
    とともに、前記ジャム発生搬送ユニットより下流の搬送
    ユニットについては搬送を継続させる搬送制御手段と、 を具備することを特徴とする紙幣搬送装置。
  2. 【請求項2】所定距離の搬送を担う搬送ユニットを連結
    して構成された搬送路によって台間玉貸機に受け入れた
    紙幣を紙幣収納部に搬送する紙幣搬送装置であって、 前記搬送ユニットの搬送路における紙幣のジャムを検出
    するジャム検出手段と、 前記ジャム検出手段によるジャム検出に応答して、ジャ
    ムの発生したジャム発生搬送ユニット及びこのジャム発
    生搬送ユニットよりも上流側の搬送ユニットの搬送を停
    止させるとともに、前記ジャム発生搬送ユニットより下
    流の搬送ユニットについては搬送を継続させ、かつ、搬
    送再開の指令に応答して、停止させられている搬送ユニ
    ットの搬送を最下流の搬送ユニットから上流に向けて順
    番に再開させる搬送制御手段と、 を具備することを特徴とする紙幣搬送装置。
JP03170181A 1991-07-10 1991-07-10 紙幣搬送装置 Expired - Fee Related JP3105298B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03170181A JP3105298B2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 紙幣搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03170181A JP3105298B2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 紙幣搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0517049A JPH0517049A (ja) 1993-01-26
JP3105298B2 true JP3105298B2 (ja) 2000-10-30

Family

ID=15900192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03170181A Expired - Fee Related JP3105298B2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 紙幣搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3105298B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4516278B2 (ja) * 2003-02-24 2010-08-04 シルバー電研株式会社 紙幣搬送ユニット
JP4475972B2 (ja) * 2004-02-10 2010-06-09 沖電気工業株式会社 現金処理装置
JP4664647B2 (ja) * 2004-10-20 2011-04-06 Jcmシステムズ株式会社 遊技場管理装置
JP4381999B2 (ja) * 2005-03-10 2009-12-09 株式会社エース電研 遊技設備機器の異常表示装置
JP4970772B2 (ja) * 2005-11-16 2012-07-11 株式会社メイセイ 遊技場における有価媒体搬送装置
JP5058049B2 (ja) * 2008-04-07 2012-10-24 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類搬送装置、および紙幣処理機
JP4756612B2 (ja) * 2009-08-12 2011-08-24 株式会社エース電研 遊技設備機器の異常表示装置
JP5595715B2 (ja) * 2009-11-17 2014-09-24 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 紙幣搬送システム
JP6935661B2 (ja) * 2016-06-30 2021-09-15 株式会社エース電研 動作状態表示装置
JP6826644B1 (ja) * 2019-09-19 2021-02-03 日本金銭機械株式会社 情報処理装置及び情報処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0517049A (ja) 1993-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0215169Y2 (ja)
EP0616963B1 (en) Sheet handling apparatus
JP3105298B2 (ja) 紙幣搬送装置
EP0565254A1 (en) Apparatus for loading sheets into a receptacle
EP0334309B1 (en) Printed paper dispensing apparatus and method of controlling said apparatus
JP3105297B2 (ja) 紙幣搬送装置
JP2995538B2 (ja) 紙葉類取扱装置
JP3215144B2 (ja) 紙葉類搬送装置
JPH04308992A (ja) 硬貨処理装置
US20210261363A1 (en) Paper sheet storage device and paper sheet processing device
JP2600058B2 (ja) 遊技場の電子管理方式
JP2938621B2 (ja) 遊技設備のトラブル管理装置
JPH0967036A (ja) 分離ローラ調整装置および調整方法
JPH1069557A (ja) 紙幣出金装置
JP3363556B2 (ja) 薄板状物体収納装置
JPS62274390A (ja) 入出金口のシヤツタ装置
JP2604196Y2 (ja) 現金カセットからの連続入金処理装置
JP2523477Y2 (ja) コイン搬送装置
JPH0816893A (ja) 紙幣識別装置
JP2005332131A (ja) 自動販売機
JP3831286B2 (ja) メダルの返却機構及びこのメダルの返却機構を備えたスロットマシン
JPH0462114B2 (ja)
JP3225989B2 (ja) 紙幣処理装置
JP3064745B2 (ja) 自動販売機における硬貨投入部の詰まり除去機構
JP2940701B2 (ja) 自動販売機の硬貨搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080901

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080901

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100901

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees