JP3105222B2 - 光分岐結合器の製造装置 - Google Patents

光分岐結合器の製造装置

Info

Publication number
JP3105222B2
JP3105222B2 JP4832890A JP4832890A JP3105222B2 JP 3105222 B2 JP3105222 B2 JP 3105222B2 JP 4832890 A JP4832890 A JP 4832890A JP 4832890 A JP4832890 A JP 4832890A JP 3105222 B2 JP3105222 B2 JP 3105222B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
light source
manufacturing
optical fiber
optical fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4832890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03249708A (ja
Inventor
浩二 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP4832890A priority Critical patent/JP3105222B2/ja
Publication of JPH03249708A publication Critical patent/JPH03249708A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3105222B2 publication Critical patent/JP3105222B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、光ファイバ通信や光計測などに用いられる
光分岐結合器の製造装置に関するもので、さらに詳しく
は、インラインでの光パワーの測定を安定的に行い、工
程を減少させることにより、歩留り改善、製造時間の削
減を図り、生産性を向上させる光分岐結合器の製造装置
に関するものである。
「従来の技術」 従来の光分岐結合器の製造方法を、2本の光ファイバ
を融着などにより結合部を形成してなる光分岐結合器に
より説明する。
まず、第1工程として、作製しようとする光分岐結合
器のピグテール長に応じた光ファイバを、巻装したリー
ルより取り出して切り出す。
次に、第2工程として、切り出した2本の光ファイバ
の両端および結合部を形成する中央部の被覆を所定の長
さ除去し、除去部分をアルコールなどで拭き取る。
さらに、第3工程として、被覆を除去した両端部の端
面を、平滑で光ファイバ軸線に対して直角になるように
処理する。
第4工程として、第3図に示すように、その光ファイ
バ301・302を製造治具112にセットし、一方を安定化光
源1に接続されたクラッドモード除去装置303に接続
し、他方を光パワーメータ2に簡易コネクタなどを介在
させて接続する。なお、符号2′・2′はセンサであ
る。
第5工程として、安定化光源1を発光させ、光パワー
メータ2でモニタしながら結合部3を作製する。
ここでの結合部の作製方法としは融着のみのもの、融
着延伸のもの、撚り延伸のものなどが含まれる。
また、本出願人が平成2年1月27日付で提出した「光
分岐結合器の製造装置」のように、インラインで光パワ
ーをモニタしながら製造を行うために手作業工程が多
く、非常に時間がかかっていたのを、長尺の光ファイバ
終端に安定化光源または光パワーメータを接続し、接続
工程を簡便化することにより加工時間の短縮化を図り生
産性を高めるものもある。
それを、第4図に示す2本の光ファイバを融着などに
より結合部を形成した光分岐結合器により作製する手順
に従って説明する。
2個のリール11・11にそれぞれ巻かれた光ファイバ10
1・102の終端をリール11・11とともに回転可能な光パワ
ーメータ2・2(または受光センサ部のみが回転可能な
光パワーメータ)に接続する。この光ファイバ101・102
とリール11・11との接続にコネクタを用いてもよいが、
より簡便に光ファイバ101・102の被覆を除去し端面処理
を行うだけで使用できる簡易コネクタを用いてもよい。
光ファイバ101・102が巻装されたリール11・11から、
作製する光分岐結合器のピグテール長さが1mのときは約
2m程度の長さの光ファイバ101・102を引き出し、その一
端を被覆を除去し、端面処理を行い、クラッドモード除
去装置303に接続する。結合部3を形成する部分の被覆
の除去を行い、製造治具12に固定する。
こうして、製造治具12にセットした2本の光ファイバ
101・102を、光パワーメータ2をモニタしながら融着な
どにより結合部3を形成する。
所定の分岐比が得られたところで加工を止め、クラッ
ドモード除去装置303との接続を切り、光パワーメータ
2側(リール11側)は所定長さで切断する。
以上の工程をリール11・11の光ファイバ101・102が1
〜2m程度ぐらいになるまで繰り返すことにより、一個製
造するごとに端面処理を行って光パワーメータ2に接続
するという作業がなくなり大幅に加工時間が減少する。
「発明が解決しようとする課題」 第3図に示す従来の製造装置において、光ファイバの
所定長切断、被覆除去、端面処理の第1〜3工程、特
に、光ファイバ端面を直角に処理する第3工程は自動化
が難しく手作業で行うことが多い。これはこの端面処理
の良否が測定値に直接影響するばかりでなく、製品の歩
留りに多大な影響を与えてしまうからである。
第4工程の簡易コネクタを用いて接続する場合におい
ても、光ファイバ端面と受発光素子の位置関係により結
合効率が大きく変化してしまい、ダイナミックレンジが
大きくとれない場合には測定精度が悪く、製品の歩留り
に影響をおよぼすという欠点があった。
また、安定化光源1と結合部3との間にはクラッドモ
ード除去装置303を入れる必要があった。
さらに、第4図に示す製造装置では、融着される光フ
ァイバ101・102のうちの一方側のみに安定化光源1が設
けられて分岐比のモニタを行うため、他方側の光ファイ
バ102に破損などの異常が生じても、それが判明しない
ままで製品化されることがある。
「課題を解決するための手段および作用」 そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、従来インライ
ンで光パワーをモニタしながら製造を行うために手作業
の工程が多く、非常に時間がかかっていたが、長尺の光
ファイバ始端にモニタ用光パワーメータを接続すること
により、接続工程を簡便化することにより加工時間の短
縮など生産性を高め得る。
「実施例」 本発明を、2本のファイバを融着などにより結合部を
形成し、光分岐結号器を作製する手順により説明する。
第1図に示すように、2個のリール21・21に各々巻か
れた光ファイバ201・202の始端(光ファイバ201・202を
巻き始めてある端部)をリール21・21とともに回転可能
な安定化光源1に接続すする。この光ファイバ201・202
と安定化光源1の接続にはコネクタを用いる。
光ファイバ201・202が巻装されたリール21・21から各
々作製する光分岐結合器のピグテール長さが1mのときは
約2m程度の長さの光ファイバ201・202を引き出し、その
一端を従来技術の項で述べたのと同様に、被覆を除去
し、端面処理を行い簡易コネクタを介して光パワーメー
タ2に接続する。なお、符号2′・2′はセンサであ
る。また、結合部3を形成する部分の被覆の除去を行い
製造治具12に固定する。
こうして製造治具12にセットした2本の光ファイバ20
1・202に各々安定化光源1より光を入射し、光パワーメ
ータ2で測定を行う。同様の測定を再現がとれたところ
で製造を開始する。なお、2回目以降は再現確認は不要
である。
一方の安定化光源1を消し、光パワーをモニタしなが
ら融着などにより結合部3を形成する所定の分岐比が得
られたところで加工を止め、光パワーメータ2側の簡易
コネクタを外し、安定化光源1側は所定長さで切断す
る。
以上の工程をリール21・21の光ファイバ201・202が5m
程度ぐらいになるまで繰り返すことにより安定化光源1
との接続、クラッドモード除去装置との接続を行うこと
なく、しかも分岐される側の光ファイバ201・202が工程
中に破損したり端面処理が不十分であった場合すぐに検
出されるため歩留りが向上する。
また、安定化光源は高価なため、第2図に示すよう
に、光スイッチ31を用いて1台から多分岐切り換え式に
することにより装置を安価にできる。また、入射端子を
変えてそのときのパワーを検出しておけば各入射ポート
に対する分岐比も同時に測定できる。
「発明の効果」 本発明は、光ファイバリールから複数の光ファイバを
供給する際や、結合部製造治具に複数の光ファイバを設
置する際に、光ファイバに生じた不都合、例えば、光フ
ァイバの破損や端面処理が良好に行われていない場合、
結合部作製前に確認を行うことができるために、製品の
歩留りが向上する。
また、本発明は安定化光源との接続を1リールに対し
て1度だけ行えばよいため、工程が簡便になるだけでな
く安定化光源との結合状態が維持されるため安定化した
測定を行うことができ、ダイナミックレンジが確保でき
る。
その上、本発明は安定化光源と作製する結合部までの
距離が十分長くとれるため、リールに巻装してある光フ
ァイバをクラッドモード除去装置と兼用できるため工程
が簡便となる。
さらにその上、本発明は光ファイバの本数が多い場
合、多数の出力端子をもった光スイッチを経由して光フ
ァイバリール始端に接続することにより光源を1台で構
成できる。また、インラインで任意の入力端子に対する
分岐比、過剰損失を瞬時に測定することができるので、
光スターカプラを作製する場合、最もばらつきの少ない
入力端子を選択することにより製品の歩留りを向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光分岐結合器の製造装置の模式図、第
2図は本発明の他の実施例の光分岐結合器の製造装置の
模式図、第3図および第4図は従来の光分岐結合器の製
造装置の模式図である。 201・202……光ファイバ、2……パワーメータ 3……結合部、31……光スイッチ 1……安定化光源

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の光ファイバを融着などにより結合
    するための光分岐結合器の製造装置において、結合部よ
    り一方側の複数の光ファイバを各々複数のリールに巻装
    するとともに、上記各光ファイバの始端に、一つの安定
    化光源から光スィッチを経由して分岐したモニタ用光源
    を接続し、結合部より他方側の光ファイバの他端にモニ
    タ用のパワーメータを接続したことを特徴とする光分岐
    結合器の製造装置。
JP4832890A 1990-02-28 1990-02-28 光分岐結合器の製造装置 Expired - Fee Related JP3105222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4832890A JP3105222B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 光分岐結合器の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4832890A JP3105222B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 光分岐結合器の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03249708A JPH03249708A (ja) 1991-11-07
JP3105222B2 true JP3105222B2 (ja) 2000-10-30

Family

ID=12800352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4832890A Expired - Fee Related JP3105222B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 光分岐結合器の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3105222B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03249708A (ja) 1991-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7699541B2 (en) Optical fiber fusion splicer and method for estimating a shape of beam discharged by the optical fiber fusion splicer
JPH0659154A (ja) 偏波カプラの製造方法及び偏波カプラ
EP0821252B1 (en) Optical-fiber coupler and manufacturing process therefor
JPH01169408A (ja) シングルモード光ファイバ接続部の判定法
JPS6080806A (ja) 光分岐器及びその製造方法
US5217517A (en) Method of manufacturing a fused fiber coupler
JP3105222B2 (ja) 光分岐結合器の製造装置
KR960005283B1 (ko) 광파이버커플러의 제조 및 평가방법, 그리고 제조장치.
JP2918949B2 (ja) 光分岐結合器の製造装置
JP3084375B2 (ja) 広帯域光ファイバカプラ及びその製造方法
JPH026908A (ja) 光ファイバの融着接続法
JPH04174405A (ja) ファイバ形カプラの製造方法
JP2603016B2 (ja) 光ファイバカプラの製造方法
JP2572978B2 (ja) 多心光ファイバの接続方法
JPH03168710A (ja) 光カプラの製造装置
JPH06281840A (ja) 光ファイバカプラ及びその製造方法
JPH04234008A (ja) 光ファイバカプラ及びその製造方法
JPH03102304A (ja) 光ファイバの軸合わせ方法
JPH06265750A (ja) 光ファイバ型カプラの連続製造方法および連続製造装置
JPH045604A (ja) 光分岐結合器の製造装置
JPH0234809A (ja) 光ファイバカップラ
JPH04204703A (ja) 光ファイバカプラの製造方法
JPH08271754A (ja) 1×3不等分岐カプラおよびその製造方法
JPH07198983A (ja) 光ファイバカプラ及びその製造方法
JPH1123887A (ja) マッハツエンダー型カプラの補強方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees