JPH0234809A - 光ファイバカップラ - Google Patents
光ファイバカップラInfo
- Publication number
- JPH0234809A JPH0234809A JP18522588A JP18522588A JPH0234809A JP H0234809 A JPH0234809 A JP H0234809A JP 18522588 A JP18522588 A JP 18522588A JP 18522588 A JP18522588 A JP 18522588A JP H0234809 A JPH0234809 A JP H0234809A
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- optical
- fiber coupler
- manufacture
- fusion
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は光通信システム、光計測器、光センサー等にお
いて光信号の分岐や合分波に用いられる光ファイバカッ
プラに関するものである。
いて光信号の分岐や合分波に用いられる光ファイバカッ
プラに関するものである。
(従来の技術)
第2図(a) (b)に示すように、従来の2本以上の
光ファイバ1.2を融着延伸することにより作製される
光ファイバカップラは、その光結合部3の形状が2つの
円を一部だけ重ねた形をしている(特公昭60−516
85号)。
光ファイバ1.2を融着延伸することにより作製される
光ファイバカップラは、その光結合部3の形状が2つの
円を一部だけ重ねた形をしている(特公昭60−516
85号)。
(発明が解決しようとする課題)
従来の光ファイバカップラは光結合部3の断面形状がこ
のように複雑な形をしているため、光結合度の偏波依存
性を生じ易いという欠点を有していた。例えば、第5図
は従来の方法で作製した1、31μmでの3dB光フア
イバカツプラの光分岐比の偏波面角度依存性を示すもの
であり、角度により10%程度の光分岐比の変動がみら
れる。この結果、光信号の偏波面の変動により、光ファ
イバカップラの分岐特性が変化することになる。これと
同等の3dB光フアイバ力ツプラ10本の偏波特性を測
定した結果、偏波面の変動は15%以上であった。さら
に、−20℃から+80℃まで温度を変化させると、こ
の変動が20%を越えるカップラも存在した。また、過
剰損失は最大0.8dBであった。これは従来の光ファ
イバカップラの融着部の形状では特性が安定しなく製造
歩留りが悪いということを示しており、使用上および製
造上の問題になっていた。
のように複雑な形をしているため、光結合度の偏波依存
性を生じ易いという欠点を有していた。例えば、第5図
は従来の方法で作製した1、31μmでの3dB光フア
イバカツプラの光分岐比の偏波面角度依存性を示すもの
であり、角度により10%程度の光分岐比の変動がみら
れる。この結果、光信号の偏波面の変動により、光ファ
イバカップラの分岐特性が変化することになる。これと
同等の3dB光フアイバ力ツプラ10本の偏波特性を測
定した結果、偏波面の変動は15%以上であった。さら
に、−20℃から+80℃まで温度を変化させると、こ
の変動が20%を越えるカップラも存在した。また、過
剰損失は最大0.8dBであった。これは従来の光ファ
イバカップラの融着部の形状では特性が安定しなく製造
歩留りが悪いということを示しており、使用上および製
造上の問題になっていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は特性の安定した光ファイバカッブラを歩留り良
く安価に製造できる光ファイバカップラを提供すること
にある。
の目的は特性の安定した光ファイバカッブラを歩留り良
く安価に製造できる光ファイバカップラを提供すること
にある。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記の目的を達成するため、2本以上の光ファ
イバが融着延伸されてなる光結合部を有する光ファイバ
カップラにおいて、前記光結合部の断面形状が円形また
は楕円形であるようにした。
イバが融着延伸されてなる光結合部を有する光ファイバ
カップラにおいて、前記光結合部の断面形状が円形また
は楕円形であるようにした。
(作 用)
本発明によれば、光結合部における光伝搬が偏波面依存
性を示さなくなる。
性を示さなくなる。
(実施例1)
カットオフ波長1,2μm1△−0,3%ノ単一モード
光ファイバを後述の製造条件により2本融着延伸し3d
Bの光ファイバカップラを作製した。この光ファイバカ
ップラの光結合部3の断面を第1図に示す。3aは光フ
ァイバのクラッドに相当する部分、3bは光ファイバの
コアに相当する部分である。前述の如〈従来の方法で作
製した光ファイバカップラの光結合部は第4図に示した
様な断面となっていた。これは融着条件が本実施例の場
合と異なるためである。具体的には、従来は融着時にお
いて融着される光ファイバの温度を抑え、完全に溶融さ
せることなく、軟化する程度の温度で融着を行なってい
た。これは融着時に光ファイバの温度を融点付近まで上
げて行くと光ファイバに曲がりを生じ易くなり、これが
伝送損失の増加の原因となるからであった。本実施例に
おいては、この融着時の温度分布を正確に制御すること
により、光ファイバに曲がりを生じさせずに融着部の断
面形状が円形になるのに充分に温度を上げるようにした
。延伸は第1の光ファイバの一端より1.31μmの光
を入力し、第1の光ファイバの他端及びそれと同側の第
2の光ファイバの一端より光強度をモニターしながら行
ない、光出力強度比が1:1になったところで延伸を終
了した。この光ファイバカップラの特性は波長1,31
μmで光分岐比50%±1%、過剰損失0.1dB
以下であった。
光ファイバを後述の製造条件により2本融着延伸し3d
Bの光ファイバカップラを作製した。この光ファイバカ
ップラの光結合部3の断面を第1図に示す。3aは光フ
ァイバのクラッドに相当する部分、3bは光ファイバの
コアに相当する部分である。前述の如〈従来の方法で作
製した光ファイバカップラの光結合部は第4図に示した
様な断面となっていた。これは融着条件が本実施例の場
合と異なるためである。具体的には、従来は融着時にお
いて融着される光ファイバの温度を抑え、完全に溶融さ
せることなく、軟化する程度の温度で融着を行なってい
た。これは融着時に光ファイバの温度を融点付近まで上
げて行くと光ファイバに曲がりを生じ易くなり、これが
伝送損失の増加の原因となるからであった。本実施例に
おいては、この融着時の温度分布を正確に制御すること
により、光ファイバに曲がりを生じさせずに融着部の断
面形状が円形になるのに充分に温度を上げるようにした
。延伸は第1の光ファイバの一端より1.31μmの光
を入力し、第1の光ファイバの他端及びそれと同側の第
2の光ファイバの一端より光強度をモニターしながら行
ない、光出力強度比が1:1になったところで延伸を終
了した。この光ファイバカップラの特性は波長1,31
μmで光分岐比50%±1%、過剰損失0.1dB
以下であった。
この光ファイバカップラの偏波特性を測定した。
それに用いた光学系を第3図に示す。4は光ファイバカ
ップラ、5は光源、5a、6b、6c、6dはレンズ、
7a、7bは偏光子、8はl/4波長板、9は光検出器
である。光源5としては波長1.55μmのLD光源を
用いた。偏光子7aと1/4波長板8により円偏光化さ
れた光を光ファイバカップラ4の一端より入力し、光の
他端からの出力光強度を偏光子7bを回転させながら光
検出器8により検出することにより偏波特性の測定を行
なった。室温(約23℃)での光結合度の偏波特性のJ
IIJ定結果を第4図に示す。偏波面の変化による光分
岐比の変化は1%以下であった。さらに、20℃から+
80℃まで温度を変化させた場合、偏波面の変化による
光分岐比の変化は2%以下であった。本発明の光ファイ
バカップラを50本作製したところ、50%分岐比の変
動はすべて1.5%以内にあり、さらに過剰損失もすべ
て0.2dB以内であった。この値は、従来の光ファイ
バカップラが10本と少ない本数にも拘らず、過剰損失
の変動が0.8dBであったのとは大きく異なる点であ
る。
ップラ、5は光源、5a、6b、6c、6dはレンズ、
7a、7bは偏光子、8はl/4波長板、9は光検出器
である。光源5としては波長1.55μmのLD光源を
用いた。偏光子7aと1/4波長板8により円偏光化さ
れた光を光ファイバカップラ4の一端より入力し、光の
他端からの出力光強度を偏光子7bを回転させながら光
検出器8により検出することにより偏波特性の測定を行
なった。室温(約23℃)での光結合度の偏波特性のJ
IIJ定結果を第4図に示す。偏波面の変化による光分
岐比の変化は1%以下であった。さらに、20℃から+
80℃まで温度を変化させた場合、偏波面の変化による
光分岐比の変化は2%以下であった。本発明の光ファイ
バカップラを50本作製したところ、50%分岐比の変
動はすべて1.5%以内にあり、さらに過剰損失もすべ
て0.2dB以内であった。この値は、従来の光ファイ
バカップラが10本と少ない本数にも拘らず、過剰損失
の変動が0.8dBであったのとは大きく異なる点であ
る。
(実施例2)
カットオフ波長1.2μm1Δ−0,3%の単一モード
光ファイバを用いて広波長帯域単一モード光ファイバカ
ップラを作製した。第1の光ファイバを約6m11延伸
した後、その延伸部と延伸を行なっていない第2の光フ
ァイバとを融着し、その断面形状が円形になるようにし
た。続いて、実施例1と同様の方法により延伸を行ない
、第4図に示すと同様な光結合部3を有する広波長帯域
3dB光フアイバカツプラとした。この光ファイバカッ
プラの光分岐比は1,20μmから1.60μmの波長
範囲内で50%±5%、過剰損失は0.3dB以下であ
った。
光ファイバを用いて広波長帯域単一モード光ファイバカ
ップラを作製した。第1の光ファイバを約6m11延伸
した後、その延伸部と延伸を行なっていない第2の光フ
ァイバとを融着し、その断面形状が円形になるようにし
た。続いて、実施例1と同様の方法により延伸を行ない
、第4図に示すと同様な光結合部3を有する広波長帯域
3dB光フアイバカツプラとした。この光ファイバカッ
プラの光分岐比は1,20μmから1.60μmの波長
範囲内で50%±5%、過剰損失は0.3dB以下であ
った。
また、この光ファイバカップラについても実施例1と同
様な方法で偏波特性を測定したが、室温(約23℃)で
の偏波面での変化による光分岐比の変化は1%以下であ
った。また−20℃から+80℃までの温度範囲での偏
波面の変化による光分岐比の変化は3%以下であった。
様な方法で偏波特性を測定したが、室温(約23℃)で
の偏波面での変化による光分岐比の変化は1%以下であ
った。また−20℃から+80℃までの温度範囲での偏
波面の変化による光分岐比の変化は3%以下であった。
本実施例の条件で広波長帯域単一モード光ファイバカッ
プラを80本作製した結果、光分岐比のばらつきは1.
20μmからt、aOμmの波長範囲内で50%土7%
以内、最大の過剰損失は0.4dB以下であった。
プラを80本作製した結果、光分岐比のばらつきは1.
20μmからt、aOμmの波長範囲内で50%土7%
以内、最大の過剰損失は0.4dB以下であった。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明によれば光結合部における光
伝搬が偏波面依存性を示さなくなるため、光ファイ・く
カップラの特性が安定するという効果を存する、また、
従来のものと異なり、融着を断面形状な(円形または楕
円形になるまで行なえるため融着形状の再現性が格段に
向上し、製造歩留りが格段に向上するという効果を合す
る。
伝搬が偏波面依存性を示さなくなるため、光ファイ・く
カップラの特性が安定するという効果を存する、また、
従来のものと異なり、融着を断面形状な(円形または楕
円形になるまで行なえるため融着形状の再現性が格段に
向上し、製造歩留りが格段に向上するという効果を合す
る。
第1図は本発明による光ファイバカップラの光結合部の
断面図、第2図(a)は従来の光ファイバカップラの外
観を示す図、第2図(b)は同■−■線矢視方向の断面
図、第′3図は光″′7フイバカツプラの偏波特性測定
用光学系の説明図、第4図は本発明による光ファイバカ
ップラの光分岐比の偏波特性の測定結果を示す図、第5
図は従来の光ファイバカップラの光分岐比の偏波特性の
測定結果を示す図である。 3・・・光ファイバカップラの光結合部、3a・・・ク
ラッド相当部分、3b・・・コア相当部分、特許出願人
日本電信電話株式会ネ↑
断面図、第2図(a)は従来の光ファイバカップラの外
観を示す図、第2図(b)は同■−■線矢視方向の断面
図、第′3図は光″′7フイバカツプラの偏波特性測定
用光学系の説明図、第4図は本発明による光ファイバカ
ップラの光分岐比の偏波特性の測定結果を示す図、第5
図は従来の光ファイバカップラの光分岐比の偏波特性の
測定結果を示す図である。 3・・・光ファイバカップラの光結合部、3a・・・ク
ラッド相当部分、3b・・・コア相当部分、特許出願人
日本電信電話株式会ネ↑
Claims (1)
- 2本以上の光ファイバが融着延伸されてなる光結合部を
有する光ファイバカップラにおいて、前記光結合部の断
面形状が円形または楕円形であることを特徴とする光フ
ァイバカップラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18522588A JPH0234809A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 光ファイバカップラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18522588A JPH0234809A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 光ファイバカップラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0234809A true JPH0234809A (ja) | 1990-02-05 |
Family
ID=16167065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18522588A Pending JPH0234809A (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 光ファイバカップラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0234809A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100752147B1 (ko) * | 2007-03-23 | 2007-08-27 | 주식회사 다린이앤씨 | 고가도로 교각의 차량 충격 흡수시설 |
-
1988
- 1988-07-25 JP JP18522588A patent/JPH0234809A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100752147B1 (ko) * | 2007-03-23 | 2007-08-27 | 주식회사 다린이앤씨 | 고가도로 교각의 차량 충격 흡수시설 |
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