JP3105095B2 - ドリル準備装置 - Google Patents

ドリル準備装置

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JP3105095B2
JP3105095B2 JP04305520A JP30552092A JP3105095B2 JP 3105095 B2 JP3105095 B2 JP 3105095B2 JP 04305520 A JP04305520 A JP 04305520A JP 30552092 A JP30552092 A JP 30552092A JP 3105095 B2 JP3105095 B2 JP 3105095B2
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JP
Japan
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drill
ring
chuck
cassette
supply unit
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勝浩 長沢
民雄 大谷
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Via Mechanics Ltd
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Hitachi Via Mechanics Ltd
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  • Drilling And Boring (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板穴明機に
供給するドリルを準備するためのドリル準備装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板の実装密度の高密度化、回
路パターンの細線化等にともなって、プリント基板に形
成される穴も、直径が0、2から0、3mmの小径の穴
が多くなってきている。このような小径の穴をあけるド
リルは、その購入時に、たとえば、10本づつプラスチ
ック製のケース(以下、ドリルケースという)に刃先を
上に向けた状態で納入される。
【0003】これらのドリルをプリント基板穴明機に供
給する場合、穴明け機のスピンドルに取付けたとき、刃
先の位置が一定になるように、そのシャンク部にプラス
チック製のリングを圧入装着した状態で、刃先を下に向
けてドリルマガジンに収納することが必要になる。
【0004】このため、ドリルケースから一本づつ取り
出し、専用の治具を用いてドリルのシャンク部にリング
を圧入した後、プリント基板穴明機に供給するためのド
リルマガジンへ収納している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のような小径の穴
をあける直径が0、2から0、3mmのドリルは、高価
であり、しかも、曲げ方向の力に対して極めて弱く、ド
リルケースから取り出す際に、指先がドリルの切り刃部
に当たるだけでも折れてしまうことがある。このため、
ドリルの準備作業は、慎重に細心の注意を払いながら行
わなければならず、作業性が悪いものになっていた。
【0006】上記の事情に鑑み、本発明の目的は、ドリ
ルの準備作業を自動化し、作業性を向上させるドリルの
準備装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、ドリルケースに刃先が上向きに
配列されているドリルを、刃先が下向きになるように移
し換えるドリルカセットと、前記ドリルのシャンク部に
装着するリングを供給するリング供給ユニットと、シャ
ンク部にリングが装着されたドリルを収納し、プリント
基板穴明機に供給するドリルマガジンと、前記ドリルカ
セット、リング供給ユニットおよびドリルマガジンを着
脱可能に支持し、X方向に移動可能なテーブルと、この
テーブルの上方に、Y方向に移動可能に配置されたクロ
ススライドと、このクロススライドにZ方向に移動可能
に支持されたチャックとを設けた。
【0008】
【作用】そして、ドリルを移し換えたドリルカセット
と、ドリルのシャンク部に装着するリングを供給するリ
ング供給ユニットと、シャンク部にリングが装着された
ドリルを収納し、プリント基板穴明機に供給するドリル
マガジンを、それぞれテーブルの所定の位置に固定した
後、テーブルとクロススライドおよびチャックを相対移
動させて、ドリルのシャンク部にリングを装着しドリル
マガジンに収納させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1ないし図5
に基づいて説明する。◆同図において、1はベッド。2
は直線案内装置の軌道で、ベッド1に固定されている。
3はベアリングで、軌道2に移動可能に支持されてい
る。4はテーブルで、ベアリング3に支持され、矢印X
方向に移動する。5はモータで、ベッド1に支持されて
いる。6は送りねじで、テーブル4に固定されたナット
(図示せず)と螺合するようにベッド1に回転可能に支
持され、その一端がモータ5に結合されている。
【0010】7はコラムで、テーブル4を跨ようにベッ
ド1に固定されている。8は直線案内装置の軌道で、コ
ラム7に固定されている。9はベアリングで、軌道8に
移動可能に支持されている。10はクロススライドで、
ベアリング9に支持され、矢印Y方向に移動する。11
はモータで、コラム7に支持されている。12は送りね
じで、クロススライド10に固定されたナット(図示せ
ず)と螺合するようにコラム7に回転可能に支持され、
その一端がモータ11に結合されている。
【0011】13はシリンダで、クロススライド10に
支持されている。14はチャックシリンダで、シリンダ
13に支持され、矢印Z方向に移動する。15はチャッ
クで、チャックシリンダ14に支持され、チャックシリ
ンダ14の作動により開閉する。 16はリング供給ユ
ニット。この供給ユニット16は、図2に示すように、
リングを一列に並べて供給位置へ導くためのガイド溝1
7が形成されたベース18と、ばね性を有する支柱19
によって支えられた円板上の振動板20と、この振動板
20をその円周方向に振動させる加振器21と、前記ガ
イド溝17に連通する排出口が形成されたホッパー22
とを備えている。
【0012】23はドリルカセットで、図3および図4
に示すように、ドリルケース24に収納されたドリル2
5の間隔と同じ間隔の穴が形成されている。26はドリ
ルマガジンで、図5に示すように、ドリル25のシャン
ク部に挿入されたリング27を支えてドリル25を保持
するツールポスト28が、所定の間隔で配置されてい
る。
【0013】このような構成で、図4に示すように、ド
リルケース24に刃先が上を向くように収納されたドリ
ル25の上からドリルカセット23をかぶせて上下を反
転させ、ドリルケース24を取り去ることにより、ドリ
ル25の刃先を下向きにしてドリルカセット23に移し
替えることができる。
【0014】一方、リング供給ユニットのホッパー22
にリング27を投入して、加振器21を作動させる。す
ると、振動版21が振動して、ホッパー22内のリング
27を円周方向に移動させる。この時、ホッパー22に
形成された排出口を通過したリング27が、ガイド溝1
7に沿って供給位置へ滑り落ちる。
【0015】ドリル25を収納したドリルカセット23
と、ドリルマガジン25を、テーブル4上の所定の位置
に載置し、装置を起動する。すると、モータ5とモータ
11が作動して、チャック15とドリルカセット23内
の指定されたドリル25とが対向するように位置決めす
る。ついで、シリンダ13が作動して、チャック15を
ドリル25のシャンク部に嵌合する所定の位置まで下降
させると、チャックシリンダ14が作動して、チャック
15を閉じてドリル25を保持させる。すると、シリン
ダ13が逆方向に作動して、チャック15を上昇させ、
ドリルカセット23からドリル25を抜きとる。
【0016】モータ5とモータ11が作動して、チャッ
ク15に保持したドリル25を、リング供給ユニット1
6の供給位置に供給されたリング27と対向させる。そ
して、シリンダ13を作動させ、チャック15に保持し
たドリル25を下降させると、ドリル25がリング27
に挿入される。シリンダ13をその下降端まで移動させ
ると、リング27がドリル25のシャンク部の所定の位
置に圧入装着される。この状態で、シリンダ13を逆方
向に作動させ、ドリル25を上昇させる。すると、ドリ
ル25のシャンク部に圧入されたリング27が、ドリル
25のシャンク部にに圧入された状態でリング供給ユニ
ット16から取り出される。
【0017】モータ5とモータ11が作動して、チャッ
ク15に保持されたドリル25を、ドリルマガジン26
の収納位置と対向させる。そして、シリンダ13を作動
させて、ドリル25を所定の位置にあるツールポスト2
8に挿入する。すると、チャックシリンダ14が作動し
てチャック15を開き、保持していたドリル25を解放
する。この状態で、シリンダ13が作動して、チャック
15を上昇させる。◆このようにして、ドリルの準備作
業を自動化することができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、ド
リルケースに刃先が上向きに配列されているドリルを、
刃先が下向きになるように移し換えるドリルカセット
と、前記ドリルのシャンク部に装着するリングを供給す
るリング供給ユニットと、シャンク部にリングが装着さ
れたドリルを収納し、プリント基板穴明機に供給するド
リルマガジンと、前記ドリルカセット、リング供給ユニ
ットおよびドリルマガジンを着脱可能に支持し、X方向
に移動可能なテーブルと、このテーブルの上方に、Y方
向に移動可能に配置されたクロススライドと、このクロ
ススライドにZ方向に移動可能に支持されたチャックと
を設けたので、ドリルの準備作業を自動化し、作業性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドリル準備装置の斜視図。
【図2】リング供給ユニットの側面断面図。
【図3】ドリルケースとドリルカセットの斜視図。
【図4】ドリルケースからドリルカセットへの移し替え
手順を示す工程図。
【図5】ドリル準備作業の工程図。
【符号の説明】
4 テーブル 10 クロススライド 15 チャック 16 リング供給ユニット 23 ドリルカセット 24 ドリルケース 25 ドリル 26 ドリルマガジン 27 リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26F 1/16 B23B 41/00 B23Q 3/155 H05K 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドリルケースに刃先が上向きに配列されて
    いるドリルを、刃先が下向きになるように移し換えるド
    リルカセットと、前記ドリルのシャンク部に装着するリ
    ングを供給するリング供給ユニットと、シャンク部にリ
    ングが装着されたドリルを収納し、プリント基板穴明機
    に供給するドリルマガジンと、前記ドリルカセット、リ
    ング供給ユニットおよびドリルマガジンを着脱可能に支
    持し、X方向に移動可能なテーブルと、このテーブルの
    上方に、Y方向に移動可能に配置されたクロススライド
    と、このクロススライドにZ方向に移動可能に支持され
    たチャックとを設けたことを特徴とするドリル準備装
    置。
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