JP2545412B2 - フレキシブル基板の穴明機 - Google Patents

フレキシブル基板の穴明機

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JP2545412B2
JP2545412B2 JP62260772A JP26077287A JP2545412B2 JP 2545412 B2 JP2545412 B2 JP 2545412B2 JP 62260772 A JP62260772 A JP 62260772A JP 26077287 A JP26077287 A JP 26077287A JP 2545412 B2 JP2545412 B2 JP 2545412B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フレキシブルプリント基板(以下、単にフ
レキシブル基板という)の穴明機に係り、特に、ロール
状に巻かれているフレキシブル基板を短く切断すること
なく穴明けするようにしたフレキシブル基板の穴明機に
関するものである。
〔従来技術〕
プリント基板の穴明機として、たとえば、特開昭57−
8007号に開示された穴明機である。
この穴明機においては、予じめ所要の大きさに切断さ
れたプリント基板の上下に当て板を重ね、基準ピンを圧
入して一体に固定したものをテーブル上に載置固定し、
テーブルとクロススライドに支持されたドリルを相対移
動させてX−Y方向の位置決めを行なつたのち、ドリル
をZ方向に移動させて穴明けを行なうようになつてい
る。
そして、フレキシブル基板の穴明けを行なう場合も、
フレキシブル基板を所要の大きさに切断しその上下に当
て板を当て、基準ピンを圧入して一体に固定することが
必要である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このため、ロール状に巻かれて供給されるフレキシブ
ル基板を所要の大きさに切断し、複数枚重ね、その上下
に当て板を当て、その周縁を粘着テープで仮止めしたの
ち、基準ピン用の穴を明け、この穴に基準ピンを圧入
し、周縁の粘着テープを剥す準備作業と、穴明け後、基
準ピンを抜取り、当て板を除去する後工程が必要にな
る。
そして、これらの作業は全て手作業であり、しかも、
フレキシブル基板が柔軟であるため、作業性が悪い。ま
た、穴明け後の加工工程は、フレキシブル基板が短く切
断されているため、自動化が難かしいなどの問題点があ
る。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、ロール状に巻
かれたフレキシブル基板を短かく切断することなく、そ
のまま穴明けするようにしたフレキシブル基板の穴明機
を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本発明の手段を、実施例
に対応する第1図および第2図に基づいて説明する。
同図において、A1は供給手段で、ロール状に巻かれた
フレキシブル基板1を支持している。A2は巻取手段で、
供給手段A1から引出されたフレキシブル基板1を巻取
る。
Bは固定装置で、供給手段A1から引出され、巻取手段
A2に向けて移送されるフレキシブル基板1に対向するよ
うに配置されたテーブル34と、ワーク押え35を備え、後
述する上板および下板と共にフレキシブル基板をテーブ
ル34上に固定する。
Cは穴明装置で、テーブル34の載置面と平行な平面内
で移動するスライダ50と、このスライダ50に垂直方向に
摺動可能に支持されたハウジング52を備え、このハウジ
ング52に回転可能にスピンドルを配置し、このスピンド
ルに工具を保持させている。
Dは給排装置で、テーブル34とフレキシブル基板1の
間に下板61を供給する下板給排装置D1と、フレキシブル
基板1の上に上板79を供給する上板供給手段D2から成
る。
そして、下板給排装置D1は、未使用の下板61を収容す
るマガジン59と、使用済みの下板61を収容するトレイ64
および、下板61を搬送するキヤリア70を備えている。
同様に、上板給排装置D2は、未使用の上板79を収容す
るマガジン77と、使用済みの上板79を収容するトレイ80
および、上板78を搬送するキヤリア86を備えている。
〔作 用〕
そして、穴明けが終了すると、ワーク押え35が回動し
て、上板79、フレキシブル基板1および下板61を解放す
る。すると、キヤリア86が移動して、フレキシブル基板
1上の上板79をトレイ80へ移送する。ついで、テーブル
34が下降すると、キヤリア70が移動して、テーブル34上
の下板61をトレイ64へ移送する。
ついで、巻取手段A2が作動して、フレキシブル基板1
を所定量引出して巻取る。すると、キヤリア70が移動し
て、マガジン59から下板61を取出し、テーブル34上に供
給する。ついで、テーブル34が上昇して、下板61をフレ
キシブル基板1の下面に接触させる。すると、キヤリア
86が移動して、マガジン77から上板79を取出し、フレキ
シブル基板1上に供給する。そして、ワーク押え35が回
動して、テーブル34上に下板61、フレキシブル基板1お
よび上板79を固定すると、穴明装置Cが作動して穴明け
を行なう。
このようにして、フレキシブル基板1を短く切断する
ことなく穴明けを行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づ
いて説明する。
同図において、穴明機は、フレキシブル基板1の供
給、巻取りを行なう移送装置Aと、加工時にフレキシブ
ル基板1を固定する固定装置Bと、固定されたフレキシ
ブル基板1に穴明けを行なう穴明装置Cと、フレキシブ
ル基板1の上下に当て板を供給、排出する給排装置Dか
ら成つている。
フレキシブル基板1は、中空の巻芯1aにロール状に巻
かれている。
前記移送装置Aは、第1図、第3図、第4図に示すよ
うに、フレキシブル基板1を支持する供給手段A1と、所
要量のフレキシブル基板を引出し、巻取る巻取手段A2
よつて構成されている。
前記供給手段A1は、所定の間隔で相対向する一対のブ
ラケツト2に支持されている。3は軸で、ブラケツト2
に回転可能に支持され、一端にテーパコーン4を支持し
ている。5はシリンダで、ブラケツト6を介してブラケ
ツト2に支持され、そのロツドの一端にテーパコーン7
を回転可能に支持している。そして、各テーパコーン4,
7を、巻心1aに嵌合させて、フレキシブル基板1を支持
する。8はブレーキ装置で、軸3の一端に結合され、軸
3が慣性で回転するのを防止している。9はガイドロー
ラで、ブラケツト2の間に回転可能に支持されている。
10はテンシヨンローラで、ガイドローラ9の間に位置す
るように、ブラケツト2の間に回転および摺動可能に支
持されている。
前記巻取手段A2は、フレキシブル基板1を引出す引出
部と、フレキシブル基板1を巻取る巻取部から成る。
前記引出部は、所定の間隔で配置されたガイド11に支
持されている。12は門形のブラケツトで、ガイド11の一
端に固定されている。13はモータで、ブラケツト12に支
持され、送りねじ14を結合している。15はスライダで、
ガイド11に摺動可能に支持され、かつ送りねじ14と螺合
するナツト16を固定している。17はシリンダで、スライ
ダ15の両端部に固定され、スライダ15との間でフレキシ
ブル基板1を挾持する。
したがつて、シリンダ17とスライダ15の間でフレキシ
ブル基板1を挾持させ、モータ13を作動させることによ
り、フレキシブル基板1を引張ることができる。
前記巻取部は、ブラケツト18に支持されている。19は
軸で、ブラケツト18に回転可能に支持され、一端にテー
パコーン20を支持し、他の一端にスプロケツト21を固定
している。22はシリンダで、ブラケツト23を介してブラ
ケツト18に支持され、そのロツドの一端にテーパコーン
24を回転可能に支持している。25はモータで、ブラケツ
ト18に支持され、その軸にスプロケツト26が固定されて
いる。27はチエーンで、スプロケツト21とスプロケツト
26の間に掛渡されている。
したがつて、モータ25を作動させることにより、フレ
キシブル基板1を巻取ることができる。
28はガイドローラで、ガイド11の間およびブラケツト
18の間に各々回転可能に支持されている。29はテンシヨ
ンローラで、ガイドローラ28の間に位置するように、ブ
ラケツト18の間に回転および摺動可能に支持されてい
る。
前記固定装置Bは、前記供給手段A1と巻取手段A2の間
に配置されたベース30に支持され、第5図に示すような
構成になつている。
31はガイドブツシユで、ベース30に固定されている。
32はガイドバーで、ガイドブツシユ31を摺動可能に慣通
している。33はシリンダで、ベース30に立設されてい
る。34はテーブルでシリンダ33のロツドとガイドバー32
に結合されている。35はワーク押えで、テーブル34のフ
レキシブル基板1の移送方向と平行な2辺に回動可能に
支持されている。36は減速器付のモータで、テーブル34
に支持され、ワーク押え35に結合されている。
したがつて、シリンダ33の作動によりテーブル34が上
下に移動し、モータ36の作動によりワーク押え35が回動
する。
前記穴明装置Cは、第1図に示すように、下板給排装
置D1および上板給排装置D2の上に配置されている。
40はガイド。41はベース。42はブラケツトで、ベース
41上に固定されている。43は送りねじで、ブラケツト42
の間に回転可能に支持されている。44はモータで、ブラ
ケツト42に固定され、送りねじ43に結合されている。45
はスライドベースで、ガイド40上に摺動可能に支持さ
れ、下面に送りねじ43と螺合するナツト(図示せず)が
設けられている。46はガイドでスライドベース45上に形
成されている。47はブラケツトで、スライドベース45上
に固定されている。48はモータで、ブラケツト47に固定
されている。49は送りねじで、ブラケツト47に回転可能
に支持され、かつモータ48に結合されている。50はスラ
イダで、ガイド46上に摺動可能に支持され、かつ送りね
じ49に螺合するナツト51を備えている。
したがつて、モータ44が作動すると、スライドベース
45が矢印X方向に移動し、モータ48が作動すると、スラ
イダ50が矢印Y方向に移動する。よつて、スライダ50
は、テーブル34の上面と平行な平面内で任意に移動する
ことができる。
52はハウジングで、スライダ50に矢印Z方向に移動可
能に嵌合している。53はモータで、スライダ50に支持さ
れている。このモータ53には、送りねじ(図示せず)が
結合され、ハウジング52に設けられたナツト(図示せ
ず)に螺合している。54はモータで、ハウジング53に支
持されている。
ハウジング52内には、モータ54によつて回転駆動され
るスピンドル(図示せず)が支持されこのスピンドルに
コレツトチヤツク(図示せず)を設け、工具を保持させ
るようになつている。
したがつて、モータ53を作動させると、ハウジング52
が矢印Z方向に移動して、穴明けを行なうことができ
る。
55は工具マガジンで、ガイド40とベース41の間に支持
され、複数の工具ポスト56を備えその中に工具57を保持
している。
前記給排装置Dは、第2図に示すように、フレキシブ
ル基板1の下に当てる下板を供給、排出する下板給排装
置D1と、フレキシブル基板1の上に当てる上板を供給排
出する上板給排装置D2とから成る。
前記下板給排装置D1は、ベース30に固定されたガイド
58の間に配置されている。
59はマガジンで、複数のピン60が立設されベース30上
に支持されている。61は下板で、マガジン59に収容され
ている。62はキヤリアで、車輪63を備え、移動可能に構
成され、ガイド58間に配置されている。64はトレイで、
キヤリア62に支持されている。65はモータで、ガイド58
の側面に支持されている。66は軸でガイド58に回転可能
に支持され、モータ65に結合されている。67はスプロケ
ツトで、軸66に固定されている。68はスプロケツトで、
ガイド58の一端に回転可能に支持されている。69はチエ
ーンで、スプロケツト67,68間に掛渡されている。70は
キヤリアで、ガイド58に摺動可能に支持され、チエーン
69に結合されている。したがつて、モータ65が作動する
と、キヤリア70がガイド58に沿つて摺動する。71はガイ
ドで、キヤリア70に固定されている。72はシリンダで、
キヤリア70に支持されている。73はガイドバーで、ガイ
ド71に摺動可能に嵌合している。74は保持プレートで、
シリンダ72のロツドおよびガイドバー73に結合支持され
ている。したがつて、シリンダ72の作動により上下(第
1図の矢印Z方向)に移動する。75は吸着パツトで、保
持プレート74に支持され、かつ真空供給源(図示せず)
に接続されている。
前記上板給排装置D2は、ガイド58上に固定されたガイ
ド76の間に配置されている。
77はマガジンで、複数のピン78が立設され、ガイド58
上に支持されている。79は上板で、マガジン77に収容さ
れている。80はトレイでキヤリア62に支持されている。
81はモータでガイド76の側面に支持されている。82は軸
でガイド76に回転可能に支持され、モータ81に結合され
ている。83はスプロケツトで、軸82に固定されている。
84はスプロケツトで、ガイド76の一端に回転可能に支持
されている。85はチエーンで、スプロケツト83,84の間
に掛渡されている。86はキヤリアで、ガイド76に摺動可
能に支持され、チエーン85に結合されている。したがつ
て、モータ81が作動すると、キヤリア86がガイド76に沿
つて移動する。87はガイドで、キヤリア86に固定されて
いる。88はシリンダで、キヤリア86に支持されている。
89はガイドバーで、ガイド87を摺動可能に嵌合してい
る。90は保持プレートで、シリンダ88のロツドおよびガ
イドバー89に結合支持されている。したがつて、シリン
ダ88の作動により上下(第1図の矢印Z方向)に移動す
る。91は吸着パツトで、保持プレート74に支持され、か
つ真空供給源(図示せず)に接続されている。
このような構成で、供給手段A1にロール状に巻かれた
フレキシブル基板を支持し、巻取手段A2に巻芯1aを支持
する。
そして、供給手段A1からフレキシブル基板1を引出
し、所要の径路を通して、フレキシブル基板1の先端を
巻取手段A2の巻芯1aに巻付ける。
また、シリンダ33を作動させ、テーブル34を下降端に
位置させておく。
そして、下板給排装置D1のモータ65を作動させ、キヤ
リア70をマガジン59の上方へ移動させて止める。つい
で、シリンダ72を作動させ、保持プレート74を下降させ
て、吸着パツド75を下板61に圧接させ、吸着パツド75に
真空圧を供給して下板61を吸着パツド75に吸着保持させ
る。ついで、シリンダ72を作動させ、保持プレート74を
上昇させ、下板61をマガジン59から取出す。すると、モ
ータ65が作動して、キヤリア70をテーブル34の上方へ移
動させ、下板61をテーブル34の上方へ移送する。つい
で、シリンダ72が作動して、保持プレート74を下降さ
せ、下板61をテーブル34上に接触させる。この状態で吸
着パツド75に供給されている真空圧を切り、吸着パツド
75内を大気圧に連通させて、下板61をテーブル34上に供
給する。ついで、シリンダ72が作動して、保持プレート
74を上昇させると、モータ65が作動して、キヤリア70を
待機位置へ移動させる。
すると、シリンダ33が作動して、テーブル34を下板61
がフレキシブル基板1に接するまで上昇させる。
ついで、上板給排装置D2のモータ81が作動して、キヤ
リア86をマガジン77の上方へ移動させて止める。する
と、シリンダ88が作動して、保持プレート90を下降さ
せ、吸着パツド91を上板79に圧接させている。すると、
吸着パツド91に真空圧が供給され、吸着パツド91が上板
79を吸着保持する。ついで、シリンダ88が作動して、保
持プレート90を上昇させると、上板79をマガジン77から
取出す。すると、モータ65が作動して、キヤリア86をテ
ーブル34の上方へ移動させ、上板79をテーブル34の上方
へ移送する。ついで、シリンダ88が作動して、保持プレ
ート90を下降させ、上板79をフレキシブル基板1上に接
触させる。この状態で、吸着パツド91に供給されている
真空圧を切り、吸着パツド91内を大気圧に連通させて上
板79をフレキシブル基板1上に供給する。ついで、シリ
ンダ88が作動して、保持プレート90を上昇させると、モ
ータ81が作動して、キヤリア86を待機位置へ移動させ
る。
ついで、固定装置Bのモータ36が作動して、ワーク押
え35を回動させ、上板79、フレキシブル基板1および下
板61をテーブル34に固定する。
すると、穴明装置Cのモータ54が作動して、スピンド
ルを回転させると共に、モータ44とモータ48が作動し
て、スライドベース45およびスライダ50を移動させ、ス
ピンドルを所要の位置に位置決めしたのち、モータ53が
作動してハウジング52を上下に移動させて穴明けを行な
う。
このようにして、所要の穴明けを行なうと、穴明装置
Cは待機位置へ戻る。
すると、固定装置Bのモータ36が作動して、ワーク押
え35を回動させ、上板79、フレキシブル基板1および下
板61を解放する。
ついで、上板給排装置D1のモータ81が作動して、キヤ
リア86を待機位置からテーブル34の上方へ移動させる。
すると、シリンダ88が作動して、保持プレート90を下降
させ、吸着パツド91を上板79に圧接させる。そして、吸
着パツド91内に真空圧を供給して、上板79を吸着パツド
91に保持させる。ついで、シリンダ72が作動して、保持
プレート90を上昇させ、上板79をフレキシブル基板1か
ら離間させる。するとモータ81が作動して、キヤリア86
をトレイ80の上方へ移動させ、上板79をトレイ80の上方
へ移送する。そして、シリンダ88を作動させ保持プレー
ト90を下降させたのち、吸着パツド91に供給されている
真空圧を切り、吸着パツド91内を大気圧に連通させて、
上板79をトレイ80内へ落下させる。すると、シリンダ88
が作動して、保持プレート90を上昇させたのち、モータ
81が作動して、キヤリア86を待機位置へ戻す。
一方、上板79がフレキシブル基板1から取外される
と、シリンダ33が作動して、テーブル34を下降させ、下
板61をフレキシブル基板1から離間させる。
すると、下板給排手段D1のモータ65が作動して、キヤ
リア70を待機位置からテーブル34の上方へ移動させる。
すると、シリンダ72が作動して、保持プレート74を下降
させ、吸着パツド75を下板61に圧接させる。そして、吸
着パツド75内に真空圧を供給して、下板61を吸着パツド
75に保持させる。ついで、シリンダ72が作動して、保持
プレート74を上昇させ、下板61をテーブル1から引上げ
る。すると、モータ65が作動して、キヤリア70をトレイ
64の上方へ移動させ、下板61をトレイ64の上方へ移送す
る。そして、シリンダ72を作動させ、保持プレート74を
下降させたのち、吸着パツド75に供給されている真空圧
を切り、吸着パツド75内を大気圧に連通させて、下板61
をトレイ64内へ落下させる。すると、シリンダ72が作動
して保持プレート74を上昇させたのち、モータ65が作動
して、キヤリア70を待機位置へ戻す。
テーブル34が下降し、下板61がフレキシブル基板1か
ら離れると、巻取手段A2のシリンダ17が作動して、スラ
イダ15との間でフレキシブル基板1を挾持する。つい
で、モータ13が作動して、スライダ15を移動させ、フレ
キシブル基板1を引張る。同時に、モータ25が作動し
て、巻芯1aを回転させ、フレキシブル基板1を巻取る。
スライダ15が所定量移動して、フレキシブル基板1を引
き出すと、モータ13とモータ25が止まる。そして、シリ
ンダ17が作動して、フレキシブル基板1を解放すると、
モータ13が作動して、スライダ15を元の位置に戻す。
このようにして、フレキシブル基板1を短く切断する
ことなく、連続して穴明けを行なうことができる。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、フレキシブル基板
を短く切断することなく穴明けを行なうことができるの
で、準備作業、後工程をなくすことができ、作業性を大
巾に向上することができる。
また、めつき、エツチング等の穴明け後の加工工程も
自動化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による穴明機の斜視図、第2図は、第
1図における給排装置を示す斜視図、第3図は、第1図
における供給手段の要部を示す側面図、第4図は、第1
図における巻取手段の巻取部の側面図、第5図は、第1
図における固定装置の側面図である。 A1……供給手段、A2……巻取手段、 B……固定装置、C……穴明装置、 D1……下板給排装置、D2……上板給排装置、 1……フレキシブル基板、61……下板、 79……上板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状に巻かれたフレキシブル基板を支
    持する供給手段と、供給手段から引出され、穴明けされ
    たフレキシブル基板を巻取る巻取手段を所定の間隔で配
    置した移送装置を設け、前記供給手段と巻取手段との間
    にフレキシブル基板と対向するように、その厚さ方向に
    移動可能に配置され、穴明け加工時にフレキシブル基板
    を支え固定する固定装置を設け、フレキシブル基板を挾
    んで固定装置と対向し、かつフレキシブル基板の穴明面
    と平行な平面内で移動可能に配置された穴明装置を設
    け、前記フレキシブル基板の上下に当て板を供給、排出
    する給排装置を設けたことを特徴とするフレキシブル基
    板の穴明機。
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