JP3104105U - 歩行補助車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 座席部を使用できる形態にしたときでも、収納袋を開閉することのできる歩行補助車を提供することである。
【解決手段】 歩行補助車1は、前輪を有する1対の前脚2と、後輪を有する1対の後脚3と、1対の前脚2に回動可能に支持され、起立状態と水平状態とに位置変更可能な回動枠4と、回動枠4の前面側に収納空間を形成するように、回動枠4に取り付けられた物品収納袋5と、回動枠4の背面側に位置するように、回動枠4に取り付けられた座板6とを備える。座板6は、物品収納袋5の背面の一部を形成し、かつ収納空間を閉鎖する位置と、開放する位置との間を変位可能に設けられている。
【選択図】 図7
【解決手段】 歩行補助車1は、前輪を有する1対の前脚2と、後輪を有する1対の後脚3と、1対の前脚2に回動可能に支持され、起立状態と水平状態とに位置変更可能な回動枠4と、回動枠4の前面側に収納空間を形成するように、回動枠4に取り付けられた物品収納袋5と、回動枠4の背面側に位置するように、回動枠4に取り付けられた座板6とを備える。座板6は、物品収納袋5の背面の一部を形成し、かつ収納空間を閉鎖する位置と、開放する位置との間を変位可能に設けられている。
【選択図】 図7
Description
この考案は、ショッピング用の手押し車を兼ねた歩行補助車に関するものである。
この種の歩行補助車は、主に老人が使用するものであり、車体フレームと、物品を収納するための収納袋と、疲れたときに座ることのできる座板とを備えている。
特開2001−46452号公報(特許文献1)は、老人者的形態を有しない歩行補助車を開示している。この公報に開示された歩行補助車は、上端にハンドルを下端に前輪を有する左右1対の前脚杆と、この前脚杆に連結されると共に、下端に後輪を有する左右1対の後脚杆と、左右の前脚杆にわたり起倒自在に取り付けられた枠杆とを備える。枠杆は、その前面に袋部を着脱自在に取り付け、その後面に座席部を有している。
上記公報に開示された歩行補助車においては、ショッピング用の手押し車として使用するとき、枠杆は起立状態に保持され、袋部が枠杆の前方に位置するようにされる。袋部の前面部分には、収納空間を開閉するための開閉部材が設けられているので、必要に応じて袋部の前面部分を開いて物品を内部の収納空間に入れることができる。
例えば、歩行補助車を押している老人が疲れてきたときには、枠杆を水平状態に保持し、座席部が枠杆の後部で水平に位置するようにする。この状態では、袋部は、枠杆の下に位置している。老人は、水平状態になった座席部上に腰掛けて休憩することができる。
特開2001−46452号公報(図1、図5、図6)
特開2001−46452号公報に開示された歩行補助車の場合、座席部を使うために枠杆を水平状態に保持すると、袋部の収納空間開閉部材が座席部の下に位置するようになるので、袋部を開くことができなくなる。このように座席部を使用できる形態にしたとき、袋部の開閉ができなくなるのは、使用者である老人にとって不便である。
この考案の目的は、座席部を使用できる形態にしたときでも、収納袋を開閉することのできる歩行補助車を提供することである。
この考案に従った歩行補助車は、前輪を有する1対の前脚と、後輪を有する1対の後脚と、1対の前脚に回動可能に支持され、起立状態と水平状態とに位置変更可能な回動枠と、回動枠の前面側に収納空間を形成するように、回動枠に取り付けられた物品収納袋と、回動枠の背面側に位置するように、回動枠に取り付けられた座板とを備える。座板は、物品収納袋の背面の一部を形成し、かつ収納空間を閉鎖する位置と、開放する位置との間を変位可能に設けられている。
上記構成の歩行補助車によれば、座板が物品収納袋の収納空間開閉部材を兼ねているので、座板を水平にして使用できる形態にしたときでも、座板を動かして収納空間を開放することができる。
物品収納袋は、好ましくは、その前面側に収納空間を開閉するための開閉手段を備えている。このようにすれば、回動枠を起立させてショッピング用の手押し車の形態にしたとき、収納空間を簡単に開放することができる。
歩行補助車をコンパクトに折畳めるようにするために、好ましくは、歩行補助車は、1対の前脚と1対の後脚とを連結するように前後方向に延びる1対のリンク機構を備える。各リンク機構は、その前方部分が前脚に回動可能に連結された前リンク部材と、その前方部分が前リンク部材の後方部分に回動可能に連結され、その後方部分が後脚に回動可能に連結された後リンク部材とを含む。歩行補助車の折畳み状態においては、前脚と後脚とが互いに近づいている。
図1〜図9は、この考案の一実施形態である歩行補助車を示している。図1〜図3は、座席部を使用できる形態を示し、図4は、ショッピング用の手押し車としての形態を示し、図5は、折畳まれている形態を示している。また、図6〜図9は、種々の形態の図解的側面図である。
歩行補助車1は、下端に前輪を有する1対の前脚2と、下端に後輪を有し軸31を介して1対の前脚2に回動可能に連結された1対の後脚3と、軸32を介して1対の前脚2に回動可能に支持された回動枠4と、1対の前脚2と1対の後脚3とを連結するように前後方向に延びる1対のリンク機構20とを備える。
図1に示すように、1対の前脚2の上方端はハンドル部材7によって連結されている。ハンドル部材7に沿って位置するブレーキ操作部材8を操作することにより、後輪に対してブレーキをかけることが可能である。後脚連結部材9は1対の後脚3の上方部分を連結し、前脚連結部材10は、1対の前脚2の中間部分を連結している。また、前輪連結部材11は、1対の前輪キャスタを連結している。
回動枠4には、物品を収納するための物品収納袋5が取り付けられている。物品収納袋5は、回動枠4の前面側に収納空間を形成する。回動枠4は、図4および図8に示す起立状態と、図1、図2および図6に示す水平状態とに位置変更可能である。
各リンク機構20は、その前方部分が軸32を介して前脚2に回動可能に連結された前リンク部材21と、その前方部分が軸34を介して前リンク部材21の後方部分に回動可能に連結され、その後方部分が軸33を介して後脚3に回動可能に連結された後リンク部材22とを含む。前リンク部材21と後リンク部材22とは、図6に示す直線状態および図9に示す屈曲状態において互いに係合してそれらの位置関係を固定するロック手段を有している。開閉状態ロック解除レバー24は、前リンク部材21と後リンク部材22との係合状態を解除するためのものである。
図9に示すように、歩行補助車の折畳み状態においては、前リンク部材21と後リンク部材22とが下方に屈曲し、前脚2と後脚3とは互いに近づいている。
回動枠4が図1、図2および図6に示す水平状態にあるとき、回動枠4と前リンク部材21とは係合手段を介して固定される。回動枠ロック解除レバー23は、回動枠4と前リンク部材21との係合状態を解除するためのものである。
座板6は、回動枠4の背面側に位置するように、回動枠4に取り付けられている。この座板6は、物品収納袋5の背面の一部を形成し、かつ収納空間を閉鎖する位置(図1、図2、図6)と、収納空間を開放する位置(図3、図7)との間を変位可能に設けられている。
物品収納袋5は、その前面側に収納空間を開閉するための開閉手段40を備えている。開閉手段40は、例えば、スライドファスナーである。
次に歩行補助車1の各形態について説明する。
図1、図2および図6は、座板6を使用できる形態を示している。歩行補助車1を操作している老人等は、疲れたときに、座板6上に腰掛けることができる。この状態では、回動枠4は、前リンク部材21に係合して水平状態の位置で固定されている。物品収納袋5は、回動枠4の下方に位置しているので、その前面に設けられているスライドファスナー40を使用することができない。
図3および図7は、物品収納袋5の背面の一部を形成する座板6を上方に回動させた形態を示している。座板6をこのように回動させると、内部の収納空間が露出するので、この露出開口から物品を出し入れすることができる。なお、座板6と物品収納袋5とを例えば面ファスナー等の接合手段を介して脱離可能に接合しておくのが好ましい。
図1、図2および図6に示す状態において、回動枠ロック解除レバー23を操作して回動枠4を回動し得る状態にする。図4および図8は、回動枠4を起立状態にした形態を示している。回動枠4の起立状態は、適当な手段を用いて安定に維持される。例えば、起立状態にある回動枠4と前脚2とを係合状態にして回動枠4の起立状態を維持するようにしてもよいし、前脚連結部材10と座板6とを係合状態にして回動枠4の起立状態を維持するようにしてもよい。
図4および図8は、ショッピング用の手押し車としての形態である。物品の出し入れは、物品収納袋5の前面に設けられたスライドファスナー40を開いて行なう。
歩行補助車1を折畳む際には、図4および図8の状態において、開閉状態ロック解除レバー24を操作してリンク機構20のロック状態を解除する。図5および図9は歩行補助車1の折畳み状態を示しており、前リンク部材21と後リンク部材22とが下方に屈曲し、前脚2と後脚3とが互いに近づいている。
以上、図面を参照してこの考案の実施形態を説明したが、この考案は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この考案と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この考案は、ショッピング用の手押し車を兼ねた歩行補助車に有利に適用され得る。
1 歩行補助車、2 前脚、3 後脚、4 回動枠、5 物品収納袋、6 座板、7 ハンドル部材、8 ブレーキ操作部材、9 後脚連結部材、10 前脚連結部材、11 前輪連結部材、20 リンク機構、21 前リンク部材、22 後リンク部材、23 回動枠ロック解除レバー、24 開閉状態ロック解除レバー、31,32,33,34 軸。
Claims (3)
- 前輪を有する1対の前脚と、
後輪を有する1対の後脚と、
前記1対の前脚に回動可能に支持され、起立状態と水平状態とに位置変更可能な回動枠と、
前記回動枠の前面側に収納空間を形成するように、回動枠に取り付けられた物品収納袋と、
前記回動枠の背面側に位置するように、回動枠に取り付けられた座板とを備え、
前記座板は、前記物品収納袋の背面の一部を形成し、かつ前記収納空間を閉鎖する位置と、開放する位置との間を変位可能に設けられている、歩行補助車。 - 前記物品収納袋は、その前面側に前記収納空間を開閉するための開閉手段を備えている、請求項1に記載の歩行補助車。
- 前記1対の前脚と前記1対の後脚とを連結するように前後方向に延びる1対のリンク機構を備え、
前記各リンク機構は、その前方部分が前記前脚に回動可能に連結された前リンク部材と、その前方部分が前記前リンク部材の後方部分に回動可能に連結され、その後方部分が前記後脚に回動可能に連結された後リンク部材とを含み、
当該歩行補助車の折畳み状態においては、前記前脚と前記後脚とが互いに近づいている、請求項2に記載の歩行補助車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001400U JP3104105U (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 歩行補助車 |
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JP3104105U true JP3104105U (ja) | 2004-09-02 |
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Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010111289A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Nakabayashi Co Ltd | シート収納型シルバーカーのフレーム構造 |
JP2016010501A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 株式会社幸和製作所 | 手押し車 |
CN110524520A (zh) * | 2019-09-03 | 2019-12-03 | 安徽理工大学 | 一种多功能助力机械 |
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- 2004-03-18 JP JP2004001400U patent/JP3104105U/ja not_active Expired - Fee Related
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